JP2001090897A - 折り畳み式チューブ - Google Patents

折り畳み式チューブ

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JP2001090897A
JP2001090897A JP27120299A JP27120299A JP2001090897A JP 2001090897 A JP2001090897 A JP 2001090897A JP 27120299 A JP27120299 A JP 27120299A JP 27120299 A JP27120299 A JP 27120299A JP 2001090897 A JP2001090897 A JP 2001090897A
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fold line
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line
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JP27120299A
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Yumi Senbokutani
由美 仙北谷
Hirochika Ishikawa
博規 石川
Yoshinori Nakasuga
好典 中須賀
Akihiro Miyasaka
明宏 宮坂
Hiroaki Tsunoda
博明 角田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インフレータブルチューブが折り畳まれた状態
で、ガスがインフレータブルチューブの長手方向の端か
ら一気に吹き出すと、インフレータブルチューブの長手
方向全体にガスが行きわたって、長手方向全体に膨らむ
前に、長手方向が折れ曲がってしまい、完全な伸長状態
とならない。折り畳み状態で長手方向にガスが容易に流
れるように構成されたインフレータブルチューブを提供
することを目的とする。 【解決手段】収納状態でインフレータブルチューブに穴
が開いているように、一枚の膜材料をもちいて、長手方
向に折り畳み可能で、かつ収納状態において両端に開口
を有する貫通孔が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟な膜材料等を
折り畳んで形成する折り畳み管状構造物に関し、より詳
しくは、収納時は体積が小さく、宇宙でガスを入れて膨
張させた際の形状で利用できる折り畳み可能なチューブ
構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスを流入して、宇宙で展開される柔軟
性の高い素材で作られたインフレータブルチューブと呼
ばれる図1に示すチューブ18は、ロケットフェアリン
グ内では、小さく収納されている。その収納形状は円筒
型のインフレータブルチューブが平たくつぶされ、イン
フレータブルチューブの端から少しの長さで谷折りと山
折りを繰り返す折り方で折られている状態である。宇宙
で展開する際にこのインフレータブルチューブの端から
ガスを入れて、インフレータブルチューブを展開させ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インフレータブルチュ
ーブが折り畳まれた状態で、ガスがインフレータブルチ
ューブの長手方向の端から一気に吹き出すと、インフレ
ータブルチューブの長手方向全体にガスが行きわたっ
て、長手方向全体に膨らむ前に、図1に示すように長手
方向が折れ曲がってしまい、チューブが完全な伸長(膨
張)状態にならなかったり、またその状態に到達するま
で時間がかかってしまう問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、収納状態に
あるインフレータブルチューブに一気にガスを流入した
時に、最初にインフレータブルチューブの長手方向に膨
張するように、インフレータブルチューブを収納状態に
折り畳んだ際に長手方向のガス流入口から見て、一番遠
い箇所が見えている、すなわち、収納状態でインフレー
タブルチューブ軸芯周辺にガスが一気に通り抜けられる
ような連通路(両端に開口を有する貫通孔)が形成され
るように構成する。
【0005】本発明によれば、前記管状構造物を長手方
向に複数個の管状部分に分割する複数の分割折線30
と、前記分割線の隣接するものの中間に位置し、該分割
折線と平行になるように、第一の組の平行な面に設けら
れた複数の第1の折線と、該一組の平行な面と異なる第
二の組の面に、隣接する分割折線で区画された方形領域
のそれぞれにおいて、該分割折線と平行に配置され、隣
接する分割折線の中間に設けられた、複数の直線(5)
と、前記方形領域のそれぞれにおける、前記直線(5)
の両端と、該方形領域の4つの頂点とを結ぶ複数の第2
の折線(9、10,11,12)と、を具備する折り畳
み可能な管状構造物であって、前記分割折線は管の外周
から見て山折りとし、前記複数の直線(5)は前記開口
の一辺の長さを定め、該直線(5)の長さは、前記方形
領域の該直線5と平行な辺(7)の長さの半分より短く
設定されることを特徴とする折り畳み式チューブが提供
される。
【0006】前記第1の平行な面は、後述のセグメント
、6に相当し、前記第1の折線は、後述のサブセ
グメント6’、6’内の折線に相当し、前記方形領
域は、後述のサブセグメントサブセグメント6’
6’に相当する。
【0007】前記直線(5)および前記複数の第2の折
線(9、10,11,12)を管の外周から見て谷折り
としても良いし、山折りとしてもよい。また、谷折りと
するパターンと、山折りとするパターンが菅長手方向に
おいて交互に繰り返されるようにしても良い。同一列に
属するサブセグメントの折り方は同じパターンで構成さ
れるようにしても良い。
【0008】また、本発明の別の実施形態によれば、柔
軟な膜材料(1)から折り畳み状態において開口を有す
る貫通孔が形成される折り畳み可能な管状構造物(2
4)を形成する方法であって、前記膜材料を、複数の第
1の平行折線(3)を引くことによって第1のセグメン
ト(6)および第2のセグメント(6)からなる複
数のセグメントに分割する工程と、複数の第1の平行折
線と交差する複数の第2の平行折線(30)を引くこと
によって、前記複数の第1および第2のセグメントを、
それぞれ複数の第1のサブセグメント(6’)と複数
の第2のサブセグメント(6’)に分割する工程と、
前記複数の第1のサブセグメントのそれぞれにおいて、
管長手方向中間に位置し、前記第2の平行折線と平行に
なるように、第1の折線を形成する工程と、前記複数の
第2のサブセグメントのそれぞれにおいて、管長手方向
中間に位置し、前記第2の平行折線と平行になるよう
に、第2の折線(5)を形成する工程と、前記複数の第
2のサブセグメントのそれぞれにおいて、第2の折線
(5)の両端と、該第2のサブセグメントの4つの頂点
とを結ぶ複数の(9、10,11,12)を形成する工
程と、複数の第1の平行折線(3)、複数の第2の平行
折線、第1の折線、第2の折線、第3の折線を折り曲げ
ることにより管状構造体を形成する工程と、を具備する
方法であって、前記複数の第1の平行折線、前記複数の
第2の平行折線は管外周から見て山折とされ、前記第2
の折線は前記開口の一辺の長さを定め、第2の折線の長
さは、前記第2のセグメントの該第2の折線と平行な辺
(7)の長さの半分より短く設定されることを特徴とす
る、折り畳み可能な管状構造物を形成する方法が提供さ
れる。
【0009】前記複数の第1の平行折線は、後述の直線
3に相当し、前記第2の平行折線は、後述の境目線30
に相当し、前記第1の折線は折線31に相当し、前記第
2の折線は後述の直線5に相当し、前記第3の折線は、
後述の直線、9,10、11、12に相当する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図11は、本発明にかかる折り畳み式チュ
ーブ(管状構造物24)であって、折り畳まれた状態
(たとえば、収納時)を示す斜視図である。図12は、
本発明にかかる折り畳み式チューブが、ガス等をチュー
ブ内に充填させることにより、該チューブが完全に伸長
された状態を示す斜視図である。本発明にかかるチュー
ブは、その収納状態(折りたたまれている状態)におい
て、開口32の形状が長方形乃至正方形(以下、単に
「長方形」とする)となるように、たとえばシート状の
材料を折り畳み、その端部を張り合わせることによって
形成される。以下にその折り畳み方法を詳述する。
【0012】まず、図2乃至図7を参照して、この発明
の第一の実施例にかかる折り畳み式チューブの作成方法
を説明する。図2は、該折り畳み式チューブを作成する
ための長方形の折り畳み可能な柔軟な膜材料1を示す。
図3に示すように、前記膜材料1から張り合わせ用の余
白部2を除いた部分からなる構造体部1’の一辺4を四
分割するように、3本の直線3を引く。なお、上記直線
3により分割された構造体部1’の一つ一つの箇所をそ
れぞれセグメント6乃至6と呼ぶこととする。該膜
材料1はその3本の直線3にそって山折り(紙面上から
見て凸形状に折り曲げる)にされることにより、長手方
向の断面が長方形または正方形である四角柱が形成され
る。なお、直線3のように山折りをしめす線は、図中実
線で表示するものとする。
【0013】次に図4を参照しながら、セグメント6
の折り方を説明する。セグメント6 にはその長手方向
に連続する複数のサブセグメント6’が構成される。
図4にはそのうちの一つのサブセグメントのみを例示的
に示す。サブセグメント6’ 内において、前記辺4が
四分割された一つ(セグメント6の短辺)の辺7と平
行に線5を引く。該線5は、図11に示される開口32
(長方形)の一辺の長さ(L)を定める直線である。
次に、辺7の頂点であるサブセグメント6’の一つの
頂点19と、その頂点19に近い側の直線5の端点20
を結んだ線9を引く。この線9の長さ(d)は辺7の長
さ(a)の半分以下になるように、サブセグメント6’
の辺8の長さ(b)を決める。辺7から距離(b×1
/2)にあるところに、長さ(c)となる直線5を引
く。直線5の中点はサブセグメント6’の中心に位置
するように配置されるのが好ましい。開口32(長方
形)の他の一辺の長さ(L)はセグメント6の隣の
セグメント6の辺21の長さ(e)から、直線5の長
さ(c)を引いたもの(L=e−c)になる。直線5
と直線9は谷折りとする(紙面上から見て凹形状に折り
曲げる)ので、点線で示す。
【0014】つぎに、図5に示すように、直線5の直線
9と接続していない方の端点20’と、直線7の直線9
が接続していない方の端点19’の間に直線10を描
く。直線10も谷折りになるので、点線で表す。
【0015】つぎに、図6に示すように、直線9と直線
10を直線5に対して線対称となるように左右反転させ
て直線11と直線12を描く。さらに、サブセグメント
の両端に接するまで直線5の両端部を伸長しておく。こ
の部分も谷折とするので、点線で表す。
【0016】つぎに、図7に示すように、前記の直線
5,9,10,11,12、直線5の両端伸長部を含む
サブセグメント6’がセグメント6内において長手
方向に繰り返される。サブセグメント6’間の境目線
30は、全てのセグメント6乃至6に渡って、山折
りとする。つぎに、セグメント6においては、前記境
目線30の隣接するものによってにサブセグメント6’
が形成される。各サブセグメント内において、前記境
目線30の中間にこれらと平行に谷折り線31を引く。
つぎに、セグメント6においては、セグメント6
同様に、前記サブセグメント6’と同一のサブセグメ
ント6’を長手方向に繰り返して設ける。最後に、ゼ
グメント6においては、前記セグメント6と同様
に、前記境目線30を両端とするサブセグメント6’4
が形成され、各サブセグメント6’において平行な谷
折り線31を引く。
【0017】前記のそれぞれの線のとおりに折ると折り
畳まれた収納状態で図11にしめすような形状となり、
展開状態で図12に示すような管状となる管状構造物2
4が形成される。図11に示す折り畳まれた収納状態で
管状構造物24を貫通し、両端に開口32を有する貫通
孔が形成され、また、収納状態にある該管状構造物24
の一端を塞ぎ、他端の塞がれていない開口からガスを管
状構造体1内に流入させると、管状構造物24が最初に
長手方向に膨らむようになる。後述する第2、第3の実
施例でも同様の効果が得られる。完全に管状構造物24
が膨張すると図12に示すようになる。
【0018】本発明の第2の実施例を図8に示す。第2
の実施例では、管状構造物24の折線パターンは、図8
に示すように、セグメント6、6における各サブセ
グメントの直線5(両端伸長部を除く),直線9,1
0,11,12とその繰り返しが山折り(実線)になる
点が、第1の実施例と異なるが、その他の点は同様であ
る。上記構成とすることによって、収納状態の開口32
の一辺の長さが直線5の長さとなり、開口32の他の一
辺の長さがセグメント6の短辺の長さとなる。
【0019】本発明の第3の実施例を図9に示す。図9
に示すように、セグメント6と6 のそれぞれで、サ
ブセグメント内の線5,9,10,11,12の折り方
が、第1の実施例のサブセグメント6’の折り方(谷
折パターン)と、第2の実施例のサブセグメント6’
の折り方(山折パターン)が交互に繰り替えされてい
る。第3の実施例の場合、同一の列14においては、セ
グメント6でサブセグメントが谷折りパターンであれ
ばセグメント6においてもサブセグメントは谷折パタ
ーン、反対にセグメント6で山折りパターンを使う場
合はセグメント6 においても山折りパターンとなるよ
うに構成する。
【0020】本発明の第3の実施例の変形例を図10に
示す。図10には、同一列において、2組の相対向する
サブセグメントのうちいずれか一組のみが、前記山折パ
ターンあるいには谷折パターンの折線が形成されている
ことを特徴とする。たとえば、列14ではサブセグメ
ント6’およびサブセグメント6’に谷折パターン
が形成されるが、サブセグメント6’およびサブセグ
メント6’には山折パターンあるいは谷折パターンの
いずれも形成されない。同様に、列14Bでは、サブセ
グメント6’およびサブセグメント6’に山折パタ
ーンが形成されるが、サブセグメント6’およびサブ
セグメント6’には山折パターンあるいは谷折パター
ンのいずれも形成されない。列14Cでは、サブセグメ
ント6’ およびサブセグメント6’にのみ山折パタ
ーンが形成され、列14Dでは、サブセグメント6’
およびサブセグメント6’にのみ谷折パターンが形成
される。本変形例では、これらの4列に代表される列方
向の4種の折線パターンが管長手方向に任意に組み合わ
せることにより、折り畳み式管状構造物を構成する。
【0021】なお、本発明の構成は上記実施例に限られ
るものでなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲で
種々変形が可能である。たとえば、セグメント61、
とセグメント62、は、図面縦方向においてその
位置を入れ替えても良く、また、各サブゼグメントの山
折パターン、谷折パターンを適宜混在させても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明においては、管状の構造物が収納
状態で貫通孔ができているので、管状の構造物の端の一
つを塞ぐと、塞いでいない端からガスを流入した時に、
構造物は長手方向にむかって膨らみ、途中で構造物が長
手方向に対して曲がってしまうことがない。更に、図中
の直線5とセグメント62、の横方向長さ(辺21
の長さ)を調整することで、収納時の貫通孔の開口の大
きさを任意に設定することができる。また、上記セグメ
ント6、6を紙面縦方向にむかって、任意の回数繰
り返して追加することにより、管断面形状が6角形や他
の多角形となる管状構造体を構成することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のインフレータブルチューブが進展した
状態を示す概念図。
【図2】第1の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の工程説明図。
【図3】第1の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の工程説明図。
【図4】第1の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の工程説明図。
【図5】第1の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の工程説明図。
【図6】第1の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の工程説明図。
【図7】第1の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の工程説明図。
【図8】第2の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の説明図。
【図9】第3の実施例にかかる折り畳み式チューブの折
り方の説明図。
【図10】第3の実施例の変形例にかかる折り畳み式チ
ューブの折り方の説明図。
【図11】本発明にかかる折り畳みチューブの収納状態
を示す斜視図。
【図12】本発明にかかる折り畳みチューブの進展状態
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 …膜材料 1’ …構造体部 2 …余白部 3 …構造体部を分割する直線 4 …構造体部の一辺 5 …収納状態の開口の一辺の長さとなる直線 6、6、6、6 … セグメント 6’、6’、6’、6’ …サブセグメント 7 …サブセグメント6’(セグメント6)の一
辺 8 …サブセグメント6’の他の一辺 9、10、11、12 …サブセグメント6’内に設
けられる折線 14 …サブセグメント6’、6’、6’、6’
で構成される同一列 18 …従来例のインフレータブルチューブ 19 …辺7の端点 20 …端点19に近い側の直線5の端点 21 …セグメント6の一辺 24 …管状構造体(チューブ) 32 …開口 L …開口の一辺の長さ L …開口の他の一辺の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中須賀 好典 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 宮坂 明宏 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 角田 博明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な膜材料(1)で形成された2組の
    平行な面からなり、長手方向の断面形状が矩形となり、
    折り畳み状態で開口(32)を有する貫通孔が形成され
    る、折り畳み式管状構造物(24)において、 前記管状構造物は:前記管状構造物を長手方向に複数個
    の管状部分に分割する複数の分割折線(30)と、 前記分割線の隣接するものの中間に位置し、該分割折線
    と平行になるように、第一の組の平行な面に設けられた
    複数の第1の折線(31)と、 該一組の平行な面と異なる第二の組の面に、隣接する分
    割折線で区画された方形領域のそれぞれにおいて、該分
    割折線と平行に配置され、隣接する分割折線の中間に設
    けられた、複数の第2の折線(5)と、 前記方形領域のそれぞれにおける、前記直第2の折線の
    両端と、該方形領域の4つの頂点とを結ぶ複数の第3の
    折線(9、10,11,12)と、を具備する折り畳み
    可能な管状構造物であって、 前記分割折線は管の外周から見て山折りとされ、 前記第1の折線は管の外周から見て谷折りとされ 前記複数の第2の折線は前記開口の一辺の長さを定め、 該第2の折線の長さは、前記方形領域の該第2の折線と
    平行な辺(7)の長さの半分より短く設定されることを
    特徴とする折り畳み式チューブ。
  2. 【請求項2】 前記複数の第2の折線(5)および前記
    複数の第3の折線(9、10,11,12)を管の外周
    から見て谷折りとすることを特徴とする、請求項1に記
    載の折り畳み式管状構造物。
  3. 【請求項3】 前記複数の第2の折線(5)および前記
    複数の第3の折線(9、10,11,12)を管の外周
    から見て山折りとすることを特徴とする、請求項1に記
    載の折り畳み式管状構造物。
  4. 【請求項4】 前記第二の組の面における複数の方形領
    域(6’、6’)において、前記複数の第2の折線
    (5)、および前記複数の第3の折線(9、10,1
    1,12)を管の外周から見て谷折りとするパターン
    と、前記複数の第2の折線(5)および前記複数の第3
    の折線(9、10,11,12)を管の外周から見て山
    折りとするパターンが菅長手方向において交互に繰り返
    され、同一の管状部分(14)を構成する方形領域は同
    じパターンで構成されることを特徴とする、請求項1に
    記載の折り畳み式管状構造物。
  5. 【請求項5】 柔軟な膜材料(1)から折り畳み状態に
    おいて開口(32)を有する貫通孔が形成される折り畳
    み可能な管状構造物(24)を形成する方法であって、 前記膜材料を、第1のセグメント(6)および第2の
    セグメント(6)からなる複数のセグメントに分割す
    る複数の第1の平行折線(3)を形成する工程と、 前記複数の第1および第2のセグメントを、それぞれ複
    数の第1のサブセグメント(6’)と複数の第2のサ
    ブセグメント(6’)に分割する、前記第1の平行折
    線と交差する複数の第2の平行折線(30)を形成する
    工程と、 前記複数の第1のサブセグメントのそれぞれにおいて、
    管長手方向中間に位置し、前記第2の平行折線と平行に
    なるように、第1の折線(31)を形成する工程と、 前記複数の第2のサブセグメントのそれぞれにおいて、
    管長手方向中間に位置し、前記第2の平行折線と平行に
    なるように、第2の折線(5)を形成する工程と、 前記複数の第2のサブセグメントのそれぞれにおいて、
    第2の折線(5)の両端と、該第2のサブセグメントの
    4つの頂点とを結ぶ複数の第3の折線(9、10,1
    1,12)を形成する工程と、 前記複数の第1の平行折線(3)、前記複数の第2の平
    行折線、前記第1の折線、前記第2の折線、前記第3の
    折線を折り曲げることにより管状構造体を形成する工程
    と、を具備する方法であって、 前記複数の第1の平行折線、前記複数の第2の平行折線
    は管外周から見て山折とされ、 前記第1の折線は管外周から見て谷折りとされ、 前記第2の折線は前記開口の一辺の長さを定め、 第2の折線の長さは、前記第2のセグメントの該第2の
    折線と平行な辺(7)の長さの半分より短く設定される
    ことを特徴とする、折り畳み可能な管状構造物を形成す
    る方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の第2の折線(5)および前記
    複数の第3の折線(9、10,11,12)を管の外周
    から見て谷折りとすることを特徴とする、請求項5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の第2の折線(5)および前記
    複数の第3の折線(9、10,11,12)を管の外周
    から見て山折りとすることを特徴とする、請求項5に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のセグメント(6)におい
    て、第2のサブセグメント(6’)の前記複数の第2
    の折線(5)、および前記複数の第3の折線(9、1
    0,11,12)を管の外周から見て谷折りとするパタ
    ーンと、これら折線を山折りとするパターンとが菅長手
    方向において交互に繰り返され、管周方向において同一
    列(14)に属する第2のサブセグメントは同一のパタ
    ーンで構成されることを特徴とする、請求項5に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 柔軟な膜材料(1)で形成された2組の
    平行な面からなり、長手方向の断面形状が矩形となり、
    折り畳み状態で開口(32)を有する貫通孔が形成され
    る、折り畳み式管状構造物(24)において、 前記管状構造物は,前記管状構造物を長手方向に複数個
    の管状部分に分割する複数の分割折線(30)を具備す
    る折り畳み式管状構造物であって、 前記複数個の管状部分のそれぞれは、互いに対面する第
    1組の方形領域(6'1,6'3)と、これらと隣接し互いに対
    面する第2組の方形領域(6'2,6'4)とからなり、 前記第1組の方形領域に第1の折線パターンと第2の折線
    パターンのいずれか一方が形成され、前記第2組の方形
    領域には前記第1の折線パターンと前記第2の折線パター
    ンの他方が形成され、 前記第1の折線パターンは、前記分割折線の隣接するも
    のの中間に位置し、該分割折線と平行になるように設け
    られた第1の折線(31)からなり、 前記第2の折線パターンは、山折パターンと谷折パター
    ンのいずれか一方で構成され、 前記山折パターンは該当方形領域において、該分割折線
    と平行に配置され、隣接する分割折線の中間に設けられ
    た第2の折線(5)と、該方形領域における前記第2の
    折線の両端と該方形領域の4つの頂点とを結ぶ複数の第
    3の折線(9、10,11,12)とを具備し、前記第
    2の折線(5)および前記複数の第3の折線(9、1
    0,11,12)を管の外周から見て山折りとする、折
    線パターンであり、 前記谷折パターンは該当方形領域において、該分割折線
    と平行に配置され、隣接する分割折線の中間に設けられ
    た、第2の折線と、前記方形領域における前記第2の折
    線の両端と該方形領域の4つの頂点とを結ぶ複数の第3
    の折線(9、10,11,12)とを具備し、前記第2
    の折線(5)および前記複数の第3の折線(9、10,
    11,12)を管の外周から見て谷折折りとする、折線
    パターンであり、前記分割折線は管の外周から見て山折
    りとされ、 前記第1の折線は管の外周から見て谷折りとされ、 前記第2の折線は前記開口の一辺の長さを定め、 該第2の折線の長さは、前記方形領域の該第2の折線と
    平行な辺(7)の長さの半分より短く設定される、こと
    を特徴とする、折り畳み式管状構造物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014008929A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Sakase Adtec Kk 伸展構造物
CN111361761A (zh) * 2020-03-17 2020-07-03 上海宇航系统工程研究所 一种柔性可折展的大舷窗航天器构型

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JP2014008929A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Sakase Adtec Kk 伸展構造物
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