JP2001090861A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2001090861A
JP2001090861A JP27093099A JP27093099A JP2001090861A JP 2001090861 A JP2001090861 A JP 2001090861A JP 27093099 A JP27093099 A JP 27093099A JP 27093099 A JP27093099 A JP 27093099A JP 2001090861 A JP2001090861 A JP 2001090861A
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Takeshi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイロット電磁弁の交換を容易に行い得るよ
うにし、タイプが相違した複数のコネクターを取り付け
ることができるようにする。 【解決手段】 電磁弁は主弁組立体15とパイロット組
立体16とを有し、主弁組立体15には、両端にピスト
ン23,24が設けられた主弁軸22を軸方向に摺動自
在に収容する弁孔21と、弁孔21に開口して形成され
た給気孔25からの流体が流出する複数の出力ポート
A,Bが形成されている。パイロット組立体16内に
は、パイロット電磁弁37を収容する収容空間43が形
成され、パイロット組立体16に設けられたカバー41
を開くことにより、パイロット電磁弁37の取付け、取
外しおよび交換などの作業を行うことができる。カバー
41には、手動操作ボタンに対応させて蓋部材85が開
閉自在に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイロット電磁弁の
作動によって主弁軸を軸方向に移動させて流路の切り換
えを行うようにした間接作動形の電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】流路の切り換えを行うための間接作動形
の電磁弁は、主弁軸が設けられた主弁組立体とパイロッ
ト電磁弁が組み込まれたパイロット組立体とを有し、単
一の電磁弁として使用されるだけでなく、複数の電磁弁
を組み合わせてマニホールド化したマニホールド電磁弁
としても使用されることがある。
【0003】マニホールド電磁弁としては、共通の給気
流路と排気流路とが形成されたマニホールドブロックに
複数の電磁弁を搭載して、それぞれの電磁弁の給気孔と
排気孔とをそれぞれマニホールドブロックの給気流路と
排気流路とに連通させるようにしたブロックタイプと、
電磁弁の主弁ブロックに給気孔に連通する給気連通孔と
排気孔に連通する排気連通孔とが形成され、複数の電磁
弁を積層することによって各々の主弁ブロックの給気連
通孔と排気連通孔とにより共通の給気流路と排気流路と
が形成されるようにしたスタッキングタイプとがある。
【0004】間接作動形の電磁弁にあっては、単一の電
磁弁として使用される場合でも、マニホールド電磁弁と
して複数個使用される場合でも、電磁弁の主弁軸の切換
位置を自己保持タイプと自己復帰タイプのいずれにも使
用者が任意に切り換えることができるようにしたもの
が、たとえば、特開平7-198054号公報に示されるように
開発されている。
【0005】自己保持タイプは2つのパイロット電磁弁
を作動させるようにしており、ダブルソレノイドタイプ
とも言われ、主弁軸の両端に設けられた空気圧室に対し
てパイロット流体を給排制御するようにし、一方のパイ
ロット電磁弁を作動させると主弁軸は一方の位置に切り
換わり、作動を停止してもその位置を保持し、他方のパ
イロット電磁弁を作動させると主弁軸は他方の位置に切
り換わり、作動を停止してもその位置を保持する。
【0006】これに対して、自己復帰タイプは一方の空
気圧室に常時パイロット流体を供給させた状態とし、1
つのパイロット電磁弁の作動により主弁軸を駆動させる
ようにしており、シングルソレノイドタイプとも言わ
れ、パイロット電磁弁を作動させて他方の空気圧室にパ
イロット流体を供給すると主弁軸は切り換わり、作動を
停止させると一方の空気圧室に供給されているパイロッ
ト流体により主弁軸は元の位置に復帰することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような両方のタイ
プに切り換えることができるようにした従来の電磁弁に
あっては、2つのパイロット電磁弁をパイロット組立体
の中にモールドするようにしており、1つのパイロット
電磁弁のみが使用されるときには、他のパイロット電磁
弁を取り外すことができない。
【0008】パイロット電磁弁に対して電力を供給する
ために、パイロット電磁弁にはコネクターが接続される
ようになっているが、コネクターのタイプには、たとえ
ば、グロメット式、キャブタイヤケーブル式、DINコ
ネクター式、プラグイン式など種々のものがある。
【0009】従来では、それぞれのコネクターのタイプ
に合わせて、複数の種類のパイロット組立体を用意して
おり、部品点数が多くなるという問題点がある。
【0010】本発明の目的は、パイロット電磁弁の交換
を容易に行い得るようにすることにある。
【0011】本発明の他の目的は、タイプが相違した複
数のコネクターを取り付けることができるようにするこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁弁は、両端
部がシリンダ室内に配置された主弁軸を軸方向に摺動自
在に収容する弁孔が形成され、該弁孔に開口して形成さ
れた給気孔からの流体が流出する複数の出力ポートが形
成された主弁組立体と、前記主弁組立体に取り付けら
れ、収容空間が設けられたパイロット組立体と、前記収
容空間内に装着され、少なくとも一方の前記ピストンに
パイロット流体を供給する少なくとも1つのパイロット
電磁弁と、前記パイロット組立体の表面に開閉自在に設
けられたカバーとを有し、前記パイロット電磁弁を前記
カバーを開いた状態で着脱し得るようにしたことを特徴
する。本発明の電磁弁においては、前記パイロット電磁
弁に設けられた手動操作ボタンに対応させて前記カバー
に蓋部材を開閉自在に装着し、前記手動操作ボタンが蓋
部材により覆われるようにしたことを特徴とする。ま
た、前記カバーにより前記パイロット電磁弁を前記収容
空間内に固定するようにしたことを特徴とする。
【0013】本発明の電磁弁は、両端部がシリンダ室内
に配置された主弁軸を軸方向に摺動自在に収容する弁孔
が形成され、該弁孔に開口して形成された給気孔からの
流体が流出する複数の出力ポートが形成された主弁組立
体と、前記主弁組立体に取り付けられ、収容空間が設け
られたパイロット組立体と、前記収容空間内に装着さ
れ、少なくとも一方の前記ピストンにパイロット流体を
供給する少なくとも1つのパイロット電磁弁と、前記パ
イロット組立体に設けられた第1係合部とそれぞれ嵌合
する第2係合部が設けられた複数のコネクター組立体と
を有し、複数の前記コネクター組立体のいずれをも前記
パイロット組立体に装着し得るようにしたことを特徴と
する。本発明の電磁弁においては、型番などを表示する
名板が着脱自在に装着される名板装着部を前記コネクタ
ー組立体に設けたことを特徴する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施の形態である電磁弁
を示す斜視図であり、図2は図1の正面図であり、図3
(A)は図2の平面図である。
【0016】本発明の電磁弁は単一で使用することもで
き、マニホールドブロックに複数の電磁弁を搭載したブ
ロックタイプのマニホールド電磁弁として使用すること
もでき、さらには、複数の電磁弁を積層して形成された
電磁弁積層体の両側にエンドブロックを配置したスタッ
キングタイプのマニホールド電磁弁としても使用するこ
とができる。
【0017】図1は本発明の電磁弁10を複数個マニホ
ールドブロック11に搭載したブロックタイプのマニホ
ールド電磁弁を示す。
【0018】図2に示すように、それぞれの電磁弁10
は主弁ブロック12を有し、これの一端には密閉プレー
ト13が取り付けられ、主弁ブロック12の他端にはア
ダプター14が取り付けられ、これらの部材により主弁
組立体15が構成されている。主弁組立体15のアダプ
ター14にはパイロット組立体16が取り付けられ、パ
イロット組立体16にはコネクター組立体17aが着脱
自在に取り付けられるようになっており、図1に示すよ
うに、それぞれの電磁弁10の全体形状はほぼ直方体と
なっている。
【0019】それぞれの電磁弁10はソレノイドにより
作動する直動弁からなるパイロット電磁弁と、このパイ
ロット電磁弁からの圧縮空気により作動する主弁軸を有
する間接作動形切換弁とから構成されており、図4に示
すように、主弁ブロック12に形成された弁孔21には
主弁軸22が軸方向に往復動自在に装着され、この主弁
軸22の一端には大径の第1ピストン23が設けられ、
他端には小径の第2ピストン24が設けられている。
【0020】主弁ブロック12にはその長手方向中央部
に位置させて給気孔25が弁孔21に連通して形成され
ており、給気孔25の両側に位置させて弁孔21に連通
させて2つの出力孔26,27が形成され、一方の出力
孔26は出力ポートAに連通し、他方の出力孔27は出
力ポートBに連通している。それぞれの出力ポートA,
Bには空気圧シリンダなどの空気圧機器に接続された配
管がねじ結合されることになる。
【0021】主弁ブロック12には弁孔21に連通する
2つの排気孔28,29が形成されており、図4に示す
ように、主弁軸22が図において左側に移動したときに
は、給気孔25から弁孔21内に流入した空気が出力ポ
ートAに流出し、出力ポートBから戻った空気は排気孔
28に流出することになる。一方、主弁軸22が右側に
移動したときには、給気孔25から流入した空気は出力
ポートBに流出し、出力ポートAから戻った空気は排気
孔29に流出することになる。
【0022】マニホールドブロック11には、全ての電
磁弁10の給気孔25に連通する共通の給気流路が形成
され、この給気流路の端部には図1に示すように、給気
ポート31が設けられている。さらに、マニホールドブ
ロック11にはそれぞれの排気孔28,29に連通する
共通の排気流路が形成され、それぞれの排気流路の端部
には排気ポート32,33が設けられている。
【0023】主弁軸22の一端に設けられた第1ピスト
ン23はアダプター14に形成された大径の第1空気圧
室34に配置され、他端に設けられた第2ピストン24
は主弁ブロック12に形成された小径の第2空気圧室3
5に配置されている。
【0024】給気孔25に流入し出力ポートA,Bに供
給される圧縮空気をパイロット流体としてもパイロット
電磁弁に供給するために、主弁ブロック12にはパイロ
ット流路36が形成されている。このパイロット流路3
6から供給されたパイロット流体を一方の第1空気圧室
34に対して給排制御するために、パイロット組立体1
6内には第1パイロット電磁弁37が着脱自在に装着さ
れ、パイロット流体を他方の第2空気圧室35に対して
給排制御するために、パイロット組立体16内には、図
3(B)に示すように、第2パイロット電磁弁38が着
脱自在に装着されている。
【0025】パイロット組立体16は、図2および図3
に示すように、その表面に開閉式のカバー41が設けら
れたケース部42を有し、このケース部42内には第1
と第2の2つのパイロット電磁弁37,38が装着され
る収容空間43が形成されている。図3(B)は開閉式
のカバー41を開いた状態を示し、カバー41を開く
と、収容空間43内に収容された2つのパイロット電磁
弁37,38の表面が外部から目視される。
【0026】それぞれのパイロット電磁弁37、38
は、ソレノイドに対する通電によって開閉作動する弁体
を有する3ポート型の直動弁となっており、パイロット
流体を案内するパイロット圧入力路に接続された入力流
路と、パイロット圧出力路に接続され弁体の作動時に前
記入力流路に連通状態となる出力流路と、排気路に接続
され入力流路と出力流路との連通を解いたときに不要な
パイロット流体を排出する排気流路とを有している。
【0027】パイロット組立体16には、図4に示すよ
うに、パイロット圧入力路44の入力ポート44aが収
容空間43に開口して形成され、パイロット圧出力路4
5の出力ポート45aが収容空間43に開口して形成さ
れ、排気路46の排気ポート46aが収容空間43に開
口して形成されている。
【0028】図5はパイロット組立体16の収容空間4
3内に装着された第1パイロット電磁弁37を示す拡大
平面図であり、図6は図5の断面図である。
【0029】パイロット組立体16に組み込まれる第1
パイロット電磁弁37は、図6に示すように、パイロッ
ト組立体16に形成された第1パイロット圧入力路44
の入力ポート44aに接続される入力流路44bと、第
1パイロット圧出力路45の出力ポート45aに接続さ
れる出力流路45bと、排気ポート46aに接続される
排気流路46bとを有している。
【0030】パイロット組立体16に装着される第2パ
イロット電磁弁38も第1パイロット電磁弁37と同様
の構造であり、第2パイロット電磁弁38に対応させ
て、パイロット組立体16には、図示しない第2パイロ
ット圧入力路の入力ポートと第2パイロット圧出力路の
出力ポートと第2排気路の排気ポートとがそれぞれ収容
空間43に開口して形成されており、第2パイロット電
磁弁38は、それぞれのポートに対応する入力流路と出
力流路と排気流路とを有している。
【0031】第1パイロット電磁弁37に対応した第1
パイロット圧入力路44は、図4において矢印で示す連
通路36aによりパイロット流路36に接続され、第2
パイロット電磁弁38に対応した第2パイロット圧入力
路もパイロット流路36に図示しない連通路により接続
されている。
【0032】第1パイロット電磁弁37の第1パイロッ
ト圧出力路45は連通孔47により第1空気圧室34に
連通され、第2パイロット電磁弁38の第2パイロット
圧出力路は、主弁ブロック12に形成されたパイロット
圧出力路48に連通しており、このパイロット圧出力路
48は第2空気圧室35に連通している。
【0033】図4に示すように、第1パイロット圧出力
路45には、出力ポート45aから第1空気圧室34に
向かう空気の流れを許容し、逆方向の流れを阻止すると
ともに、逆方向に流れる空気を急速排気路51に案内す
るために、急速排気弁52が組み込まれている。この急
速排気路51は第1ピストン23が図4において左側の
位置から右側に移動するときに第1ピストン23の内面
側の空気を外部に排出するための排気連通口53に連通
してお、排気を流して逆方向の流れを阻止するための逆
止弁54が急速排気路51に設けられるとともに、急速
排気路51は図1に示すように、マニホールドブロック
11に形成された排気孔55に連通している。
【0034】第2パイロット圧出力路48にも、第1パ
イロット圧出力路45と同様に、急速排気弁が組み込ま
れるとともに、急速排気路に逆止弁が設けられている。
【0035】このように、主弁軸22の両端にのピスト
ン23,24が配置される2つの空気圧室34,35に
は、それぞれのパイロット電磁弁37,38の駆動によ
ってパイロット流体が供給されるようになっているの
で、この電磁弁10は、自己保持タイプつまりダブルソ
レノイドタイプの電磁弁となる。
【0036】この場合には、パイロット流路36からは
それぞれのパイロット電磁弁37,38のパイロット圧
入力路にパイロット流体が供給されることになり、第1
パイロット電磁弁37を作動させてその出力流路にパイ
ロット流体を流すと、そのパイロット流体は第1空気圧
室34に供給され、主弁軸22は図4において右方向の
移動し、給気ポート31からの圧縮空気つまり作動流体
は出力ポートBに流出することになる。そして、第1パ
イロット電磁弁37の作動を停止しても、主弁軸22は
作動時の状態を保持することになる。
【0037】一方、第2パイロット電磁弁38を作動さ
せてその出力ポートにパイロット流体を流すと、そのパ
イロット流体は第2パイロット圧出力路48を介して第
2空気圧室35に供給され、主弁軸22は図4において
実線で示すように左側の位置となり、給気ポート31か
らの圧縮空気は出力ポートAから流出することになる。
そして、第2パイロット電磁弁38の作動を停止して
も、主弁軸22は作動時の状態を保持することになる。
【0038】ただし、第2空気圧室35に常時パイロッ
ト流体を供給するようにし、パイロット組立体16内に
1つのパイロット電磁弁37を装着するようにすると、
電磁弁10は1つのパイロット電磁弁37により主弁軸
22を作動させる自己復帰タイプつまりシングルソレノ
イドタイプの電磁弁となる。
【0039】この場合には、第2空気圧室35には常に
パイロット流体が供給されることになり、パイロット流
体によって主弁軸22には図4に示すように、左側の位
置に向かう推力が常時加えられることになる。パイロッ
ト電磁弁37を作動させて第1空気圧室34にパイロッ
ト流体を供給すると、第1ピストン23の方が第2ピス
トン24よりも大径となっているので、主弁軸22は図
4において右方向に向けて移動する。これにより、給気
ポート31からの圧縮空気は出力ポートBから流出する
ことになる。
【0040】一方、パイロット電磁弁37に対する通電
を解くと、第1空気圧室34内の空気は外部に排出さ
れ、第2空気圧室35内に供給されるパイロット流体に
よって主弁軸22は図4において実線で示すように左側
の位置となる。これにより、給気ポート31からの圧縮
空気は出力ポートAから流出することになる。
【0041】同じパイロット組立体16に、2つのパイ
ロット電磁弁37,38あるいは1つのパイロット電磁
弁37を装着するようにしても良く、2つのパイロット
電磁弁37,38を装着するパイロット組立体16と、
1つのパイロット電磁弁37を装着するパイロット組立
体16とを用意するようにしても良い。ただし、外観寸
法はそれぞれ同一とすることが好ましい。
【0042】主弁ブロック12の底面に開口してそれぞ
れの出力ポートA,Bに対応した出力流路26b,27
bが形成されており、マニホールドブロック11にそれ
ぞれの出力流路26a,27aに対応させて出力ポート
を設けるようにすることもできる。
【0043】図6に示すように、第1パイロット電磁弁
37の弁ハウジング60内にはコイル61が巻き付けら
れたボビン62が組み込まれ、このボビン62には固定
鉄心63が固定され、可動鉄心64が軸方向に摺動自在
となっている。可動鉄心64の先端には、入力流路44
bと出力流路45bとの間の連通孔65を開閉する弁体
66が設けられ、この弁体66に対して連通孔65を閉
じる方向のばね力がコイルばね67により加えられてい
る。出力流路45bと排気流路46bとの間の連通孔6
8が連通孔65と同心の位置に設けられ、この連通孔6
8を開閉するフラッパ弁69が図示しない連動ロッドに
よって弁体66と同期して作動するようになっている。
したがって、コイル61に通電すると、弁体66が連通
孔65を開いてフラッパ弁69が連通孔68を閉じるこ
とにより、入力流路44bから流入したパイロット流体
が出力流路45bに供給される。一方、通電を解くと、
弁体66が連通孔65を閉じてフラッパ弁69が連通孔
68を開いて出力流路45b内の流体は排気流路46b
から外部に排出される。
【0044】弁ハウジング60内に組み込まれた制御基
板71には、図5および図6に示すように、コイル61
に通電がなされたときに、その状態を点灯表示するため
のLED素子72が設けられ、コイル61およびLED
素子72に対して電力を供給するためのソケット部73
が第1パイロット電磁弁37の底面から突出している。
第2パイロット電磁弁38の底面からもソケット部73
が突出している。
【0045】ソケット部73は、図4に示すように、パ
イロット組立体16の底面に着脱自在に取り付けられる
コネクター組立体17aの中に組み込まれた通電プラグ
74に嵌合されるようになっており、通電プラグ74に
は通電ケーブル75が接続されている。
【0046】弁体66およびフラッパ弁69をそれぞれ
手動によって作動させるために、図6に示すように、弁
ハウジング60には可動鉄心64の先端部に接触する手
動操作ボタン76が可動鉄心64の移動方向に対して直
角の方向に移動自在に設けられており、手動操作ボタン
76にはコイルばね77によって可動鉄心64から離れ
る方向のばね力が加えられている。手動操作ボタン76
の後端面は弁ハウジング60の表面に露出されており、
手動操作ボタン76を工具などを用いて押し込むことに
より手動操作ボタン76を介して可動鉄心64を手動で
操作することができ、電磁弁10のメンテナンス時など
において通電することなく電磁弁10を手動で作動させ
ることができる。
【0047】手動操作ボタン76は固定ピン78によっ
て抜け止めされるとともに、手動操作ボタン76を押し
込んだ状態で90度程度回転させると、固定ピン78に
形成された係合溝に固定ピン78が係合して、手動操作
ボタン76を押し込んだ状態に保持することができる。
【0048】このように、第2パイロット電磁弁38の
手動操作ボタン76を押し込んだ状態とし、第1パイロ
ット電磁弁37のみを作動させるようにすると、常時、
第2空気圧室35にパイロット流体を供給し続けること
ができるので、シングルソレノイドタイプの電磁弁に設
定することができる。
【0049】パイロット電磁弁37,38は、図5に示
すように、ねじ部材79によってパイロット組立体16
のケース部42内に固定されるようになっている。図3
(B)および図4に示すように、ケース部42にはカバ
ー41が開閉自在に設けられており、パイロット電磁弁
37,38をパイロット組立体16に着脱する際には、
カバー41を開くことによってその作業を行うことがで
きる。これにより、電磁弁10の組立時やパイロット電
磁弁の交換時やダブルソレノイドタイプとシングルソレ
ノイドタイプとに切り換える際には、その作業が容易と
なる。
【0050】図7はカバー41を示す図であり、カバー
41にはケース部42に嵌合されるヒンジ部81が設け
られている。カバー41にはケース部42の表面に形成
された係合爪82と係合する係合凹部83が形成され、
これらの係合によってカバー41は閉じた状態に保持さ
れる。
【0051】カバー41が閉じられた状態をねじ部材な
どを用いて強固に保持するようにするとともに、カバー
41がパイロット電磁弁37,38を押し付けるように
することにより、パイロット電磁弁37,38はケース
部42にねじ部材79を用いて締結することなく、ケー
ス部42内に固定させることができる。
【0052】カバー41には、図7に示すように、パイ
ロット電磁弁37,38の手動操作ボタン76に対応さ
せて開口窓84が形成されており、この開口窓84には
蓋部材85が開閉自在に設けられている。蓋部材85は
ヒンジ部86を中心に揺動自在となっており、図7
(A)は蓋部材85が閉じた状態を示し、図7(B)は
開いた状態を示す。蓋部材85の先端部の両側には係合
突起87が設けられ、蓋部材85を閉じると、係合突起
87はカバー41に設けられた係合凹部88に係合して
閉じた状態を保持することになる。
【0053】このように、パイロット電磁弁37,38
の手動操作ボタン76はカバー41に設けられた蓋部材
85により覆われており、作業者が不用意に手動操作ボ
タン76に触れてこれを誤動作することが防止される。
操作する場合には、蓋部材85を開くことによって容易
に手動操作ボタン76を操作することができる。なお、
カバー41にはLED素子72の位置に対応させて透明
ないし半透明となった透光部89が設けられ、LED素
子72が点灯すると、その光を透光部89を介して外部
から目視することができる。
【0054】図8(A)は図4に示されたコネクター組
立体17aの底面図であり、図8(B)はコネクター組
立体17aを取外した状態におけるパイロット組立体1
6の底面図であり、図8(C)はパイロット組立体16
とコネクター組立体17aの端面を示す左側面図であ
る。
【0055】コネクター組立体17aはストレート形の
グロメット式となっており、コネクター組立体17aを
パイロット組立体16に対して着脱自在に装着するため
に、パイロット組立体16の底面には図8(B)に示す
ように、第1係合部91が突出している。この第1係合
部91は外側辺91aと内側辺91bと2つの側辺91
c,91dとを有し、ほぼ四辺形となっている。コネク
ター組立体17aには、図4に示すように、第1係合部
91の外側に嵌合する第2係合部92が設けられ、第2
係合部92を外側辺91aとの間で挟み込む突起部93
と、第2係合部92を内側辺91bとの間で挟み込む突
起部94とがそれぞれパイロット組立体16の底面に設
けられている。これにより、電磁弁10を組み立てる時
には、コネクター組立体17aをパイロット組立体16
に押し付けることにより容易にこれらを組み立てること
ができる。
【0056】コネクター組立体17aの底面には、図8
(A),(C)に示すように、名板収容溝95が形成さ
れており、この名板収容溝95には電磁弁の型番、ワー
クの名称、使用者の目的に応じた種々の文字や記号など
を表示する名板が着脱自在に装着されるようになってい
る。
【0057】パイロット組立体16には、前述したコネ
クター組立体17a以外に、複数のタイプのコネクター
組立体をそのまま装着することができる。
【0058】図9はエル形グロメット式のコネクター組
立体17bを示す図であり、コネクター組立体17aの
端面から通電ケーブル75を繰り出しているのに対し
て、コネクター組立体17bはその底面から通電ケーブ
ル75を繰り出すようにしている。
【0059】図10はキャブタイヤケーブル式のコネク
ター組立体17cを示す図であり、この場合にもコネク
ター組立体17cの底面から通電ケーブル75を繰り出
すようにしている。
【0060】図9および図10に示すタイプのコネクタ
ー組立体17b,17cはコネクター組立体17aとほ
ぼ同様の構造のものを使用することができ、パイロット
組立体16の第1係合部91に対応してこれに係合する
第2係合部92が設けられ、底面には名板収容溝95が
形成されている。
【0061】図11はDIN式コネクター組立体17d
を示す図であり、この場合にはコネクター組立体17d
にはパイロット組立体16の表面方向に向けて通電ケー
ブル75を案内するためのガイド筒96が設けられてい
る。
【0062】図12はプラグイン式のコネクター組立体
17eを示す図であり、このコネクター組立体17eは
スタッキングタイプのマニホールド電磁弁とする場合に
使用され、ケーブル収容孔97を有している。電磁弁1
0を積層すると、ケーブル収容孔97によって共通のケ
ーブル配線用の通路が形成されることになる。
【0063】図11および図12に示すタイプのコネク
ター組立体17d,17eにあっても、第1係合部に係
合する第2係合部92が設けられている。
【0064】このように、グロメット式、DIN式およ
びプラグイン式のいずれのタイプのコネクターをも装着
することができる。
【0065】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0066】たとえば、図1は本発明の電磁弁10を複
数個マニホールドブロック11に搭載するようにしたブ
ロックタイプのマニホールド電磁弁を示すが、複数の電
磁弁を積層するようにしたスタッキングタイプの電磁弁
とするようにしても良く、電磁弁10を単体として使用
するようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、パイ
ロット組立体の内部に収容空間を形成し、その中に着脱
自在にパイロット電磁弁を装着し得るようにし、パイロ
ット組立体に開閉自在にカバーを設けたので、パイロッ
ト電磁弁の取付け、取外しおよび交換作業をカバーを開
くことによって容易に行うことができる。パイロット電
磁弁に設けられた手動操作ボタンを操作する際には、カ
バーに開閉自在に設けられた蓋部材を開くことにより容
易にその操作を行うことができるとともに、蓋部材を閉
じておくことによって不用意に手動操作ボタンが操作さ
れることを防止することができる。カバーがパイロット
組立体の中に収容されたパイロット電磁弁を締結するよ
うにすることにより、パイロット電磁弁の取付け作業を
容易に行うことができる。パイロット組立体に装着され
るコネクター組立体を複数種類用意しておき、それぞれ
のコネクター組立体にパイロット組立体に設けられた第
1係合部に係合する共通の第2係合部を形成しておくこ
とにより、複数の種類のコネクター組立体をパイロット
組立体に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電磁弁を積層した
マニホールド電磁弁を示す斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】(A)は図2の平面図であり、(B)はカバー
開いた状態における同図(A)の一部を示す平面図であ
る。
【図4】電磁弁の内部構造を示す断面図である。
【図5】パイロット電磁弁を示す拡大平面図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】(A)はパイロット組立体に設けられ、蓋部材
が閉じた状態におけるカバーを示す斜視図であり、
(B)は蓋部材が開いた状態におけるカバーを示す斜視
図である。
【図8】(A)は図4に示されたコネクター組立体の底
面図であり、(B)はパイロット組立体の底面図であ
り、(C)は図4の左側面図である。
【図9】他のタイプのコネクター組立体を示す断面図で
ある。
【図10】さらに他のタイプのコネクター組立体を示す
断面図である。
【図11】さらに他のタイプのコネクター組立体を示す
断面図である。
【図12】さらに他のタイプのコネクター組立体を示す
断面図である。
【符号の説明】
10 電磁弁 11 マニホールドブロック 12 主弁ブロック 15 主弁組立体 16 パイロット組立体 17a〜17e コネクター組立体 22 主弁軸 23 第1ピストン 24 第2ピストン 31 給気ポート 32,33 排気ポート 34 第1空気圧室 35 第2空気圧室 36 パイロット流路 37 第1パイロット電磁弁 38 第2パイロット電磁弁 41 カバー 42 ケース部 43 収容空間 73 ソケット部 74 通電プラグ 75 通電ケーブル 76 手動操作ボタン 85 蓋部材 91 第1係合部 92 第2係合部 95 名板収容溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部がシリンダ室内に配置された主弁
    軸を軸方向に摺動自在に収容する弁孔が形成され、該弁
    孔に開口して形成された給気孔からの流体が流出する複
    数の出力ポートが形成された主弁組立体と、 前記主弁組立体に取り付けられ、収容空間が設けられた
    パイロット組立体と、 前記収容空間内に装着され、少なくとも一方の前記シリ
    ンダ室にパイロット流体を供給する少なくとも1つのパ
    イロット電磁弁と、 前記パイロット組立体の表面に開閉自在に設けられたカ
    バーとを有し、 前記パイロット電磁弁を前記カバーを開いた状態で着脱
    し得るようにしたことを特徴する電磁弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁弁において、前記パ
    イロット電磁弁に設けられた手動操作ボタンに対応させ
    て前記カバーに蓋部材を開閉自在に装着し、前記手動操
    作ボタンが蓋部材により覆われるようにしたことを特徴
    とする電磁弁。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電磁弁におい
    て、前記カバーにより前記パイロット電磁弁を前記収容
    空間内に固定するようにしたことを特徴とする電磁弁。
  4. 【請求項4】 両端部がシリンダ室内に配置された主弁
    軸を軸方向に摺動自在に収容する弁孔が形成され、該弁
    孔に開口して形成された給気孔からの流体が流出する複
    数の出力ポートが形成された主弁組立体と、 前記主弁組立体に取り付けられ、収容空間が設けられた
    パイロット組立体と、 前記収容空間内に装着され、少なくとも一方の前記シリ
    ンダ室内にパイロット流体を供給する少なくとも1つの
    パイロット電磁弁と、 前記パイロット組立体に設けられた第1係合部とそれぞ
    れ嵌合する第2係合部が設けられた複数のコネクター組
    立体とを有し、 複数の前記コネクター組立体のいずれをも前記パイロッ
    ト組立体に装着し得るようにしたことを特徴とする電磁
    弁。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電磁弁において、型番な
    どを表示する名板が着脱自在に装着される名板装着部を
    前記コネクター組立体に設けたことを特徴する電磁弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100386545C (zh) * 2004-04-22 2008-05-07 Smc株式会社 带手动按钮的电磁阀

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