JP2001090390A - 自立式テント - Google Patents

自立式テント

Info

Publication number
JP2001090390A
JP2001090390A JP26923599A JP26923599A JP2001090390A JP 2001090390 A JP2001090390 A JP 2001090390A JP 26923599 A JP26923599 A JP 26923599A JP 26923599 A JP26923599 A JP 26923599A JP 2001090390 A JP2001090390 A JP 2001090390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent
pole
poles
main body
attaching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26923599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3300689B2 (ja
Inventor
Tomomi Sato
友美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON YOHIN KK
Original Assignee
NIPPON YOHIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON YOHIN KK filed Critical NIPPON YOHIN KK
Priority to JP26923599A priority Critical patent/JP3300689B2/ja
Publication of JP2001090390A publication Critical patent/JP2001090390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3300689B2 publication Critical patent/JP3300689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テント本体とポールとの間に双方の器材を結
ぶどのような手段も介在させずにテントを張る。 【解決手段】 テントはテント本体1と、テント本体1
の内側にて互いに交差して配置され、テント本体1を内
面で支える、ポール2a、2bとからなる。テント本体
1はそれの裾部隅部にポール着脱部5を設け、ポール2
a、2bをポール着脱部5を通してテント外部から内部
に挿通してテント内部から張り上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓性ポールを円弧
状に曲げ、その張力を利用してテントを張設する自立式
テントに関する。
【0002】
【従来の技術】登山、キャンプ等で使用される携帯用テ
ントは、就寝、休憩などの他、たとえば悪天候の際に、
風雨を防いで人体を保護するために欠かせない用具であ
る。この種のテントでは、携帯の便を図る上で、軽量か
つコンパクト性が求められている。今日、軽量化および
コンパクト化は、テント生地、ポール材質等かなりの部
分で達成されている。
【0003】ところで、このテントは、設営場所を選ば
ず、誰でも簡単に組み立て設営することが要望される。
テントの設営において、時間を取らない迅速な組立て、
特に天候の急変など、緊急を要する場合には無駄な時間
を費やさず、スピーディに組み立てられるかが要望され
る。スピーディなテントの設営には、設営中にテントが
張り上がると同時に完成する自立式テントが好適であ
る。
【0004】この自立式テントはテントの緊張の仕方に
より3つの方式に大別される。1つは、吊り下げ式テン
トと呼ばれるものである。図6に示すように、テント1
1は張設したポール12からループなどの適当な支持要
素13を介して吊り下げた状態で張られる。他の1つ
は、ポール差し込み式テントと呼ばれるものである。図
7に示すように、テント11の外周にポール12が挿通
される細いチューブ状の筒体14が稜線に沿って備えら
れ、ポール12がこのチューブ状の筒体14を通ったと
きにテント11がポール12の弾性で張られるものであ
る。別の1つは、図8に示すドライエッケン式と呼ばれ
るものである。図8に示すように、緊張手段としてのロ
ープ15によってポール12とテント11とが結ばれ、
ロープ15の張力でテント11が支えられるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の各自立式テント
は、テントの緊張するために、テント外周面に支持要素
13、チューブ状の筒体14、ロープ15などの緊張手
段を必要とする。これらの緊張手段を用いてポール12
とテント11結ぶには、ポール12をチューブ状の筒体
14に通したり、ロープ15を巻くなどの作業を必要と
する。また、ポール12は、常にテント11の稜線上の
中心位置になく、ポール12を稜線上の中心位置に合わ
せてテント11を緊張するには、バランスがとり難く、
バランスの調整に手間が掛かる。したがって、テント張
設作業に細かい手間を要することになる。
【0006】また、上述の各自立式テントは、テント本
体の外周面にポール12を取付けてテントを張設するの
で、テントの支持のために支持要素13、チューブ状の
筒体14、ロープ15などの分だけ居住スペースを狭く
している。
【0007】さらに、上述の各自立式テントは、軽量化
のために、テント生地にナイロン生地などの合繊の薄手
の生地を使用している。また、ポールは軽く強度が強い
アルミ合金製のものを使用している。このように、薄手
の生地に、強力な弾性を有するアルミ製ポールを使用す
るので、テントを張設したとき、ポールの弾性で薄いテ
ント生地に弛い部分が生じ、この弛いだ生地の強度が弱
くなり、生地の破損、雨漏りの原因となるという問題が
ある。
【0008】また、従来の自立式の内ポールテントで
は、テント緊張時の稜線の長さと、張設するポールの長
さを調節が困難で、ポールがテント内の隅部に装着し難
く実用化に難点がある。
【0009】さらに、内ポール式の自立テントも考えら
れるが、内ポール式の自立テントは、張設するポールの
両端を係止する穴部をテント底面に開孔しなければなら
ず、この開孔部から水が侵入する恐れがある。一旦、テ
ント内に水が侵入すると、テントとしての実用性に欠け
る。
【0010】そこで、本発明の目的はテント本体と外部
ポールとの間に双方の器材を結ぶどのような手段も介在
させずに強力にテントを張ることを可能にした自立式テ
ントを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の自立式テントは、底面、前後面およ
び両側面をテント生地で囲ってなるテント本体と、該テ
ント本体の内側上部で互いに交差して配置され、該テン
ト本体を張力によって張設する2本のポールとを備え、
前記テント本体の稜線上の裾部隅部に前記ポールを前記
テントの外部より内部に挿通するためのポール着脱部を
形設してなり、前記テント本体を前記ポールの弾性によ
って張設するとき、前記ポール着脱部から前記ポールを
挿通してテントを張設する。
【0012】上記構成からなるテントにおいては、ポー
ル着脱部を通して、テント外部から内部にポールを挿通
させてテントを張設することができる。そして、ポール
の弾性でテント稜線に沿って湾曲しテント本体が張り上
がる。このとき、テント本体は円弧状に湾曲しているポ
ールの圧力で強く張られた状態となり、ポールによって
内側から支持される。
【0013】このように、ポール自体が内側でテントを
支えるので、従来のテント支持のための支持要素、チュ
ーブ状の筒体、ロープなどのテントを支持するための手
段は必要でなくなり、支持手段に関係するすべての作業
をなくすことができる。
【0014】請求項2の発明は、ポール着脱部が、前記
テント本体の稜線に沿った裾部隅部を切り欠き、該切り
欠き法面に上方を開放した内張材を張設してポール挿通
口を形成すると共に、前記切り欠いた三角形状の底面角
部にポール係止部を形成したことを特徴とする。
【0015】請求項2の発明によれば、テント稜線上の
裾部隅部を切り欠いて形成したポール着脱部に内張材を
張設して被覆しているので、内張材でてポール挿通口を
形成し、ポールをテント外部から内部に挿通することが
できると共に、内張材でテント内に雨水が侵入するのを
防止する。また、ポール係止部でポールを受け止め、テ
ント生地の伸縮と弛みをコントロールしてテント生地を
緊張させる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明による自立式テント
の実施の形態を示す斜視図、図2は図1に示されるポー
ル着脱部のポール挿通口の詳細を示す平面図、図3は本
発明に係るポール着脱部のポール口の詳細を示す断面
図、図4はポール挿通口を持たない、ポール口の詳細を
示す断面図である。
【0017】図1において、本発明の自立式テントは、
テント本体1と、このテント本体1内の上部で互いに交
差して配置され、テント本体を内面側で支える2本の弾
性ポール2a、2bとから構成されている。テント本体
1は底面、前後面および両側面をテント生地で囲って形
成され、ポールで形成されたとき多角形、四角形或いは
矩形の対角線上に形成される稜線3上の裾部に隅部4を
備えている。テント生地は、防水加工を施した例えばナ
イロン、テトロンなどの合繊生地を加工して製造されて
いる。また、ポール2a、2bは軽合金製、硬質合成樹
脂製などのパイプを継いだ折りたたみ式のものである。
このポール2a、2bは、テント内側で稜線に沿って円
弧状に湾曲する。
【0018】テント本体1は、図1に示すように、テン
ト生地を縫着して形成される稜線3上の裾部隅部4に、
ポール2a,2bをテント外部から内部に挿通するポー
ル着脱部5,5が形成されている。このポール着脱部
5,5は、テント本体1の稜線上の裾部隅部4部分を縦
に切り欠いて形成する。
【0019】このポール着脱部5の詳細を図2及び図3
を参照して説明する。ポール着脱部5の切り欠き法面に
は、ポール2a,2bを挿通するために内側上部を開放
した内張材7が張設され、ポール挿通口6が形成され
る。また、ポール着脱部5には、前記稜線3上の裾部隅
部4を縦に切り欠いたテント底面角部に、三角形状のポ
ール係止部9が形成されている。そして、このポール係
止部9には、張設するポール2a,2bの端部を受け止
めるポール受止穴8,8が穿設されている。このポール
受止穴8,8にポール2a,2bの先端が挿着される。
このポール係止部9,9で、ポール2a,2bを挿通し
たときにテント本体1の生地の伸縮と弛みをコントロー
ルする。
【0020】また、ポール着脱部5の切り欠き法面に
は、三角形のポール係合部9の一辺7aから立ち上げ、
両側7b,7bをテント本体1の内側に固着した内張材
7が、上方を開放した状態で張設されている。このよう
にテント内側で上方を開放した内張材7を張設すること
で、ポール着脱部5にポール2a,2bを挿通するポー
ル挿通口6が形成される。ポール2a,2bは、このポ
ール挿通口6を挿通してテント外部から内部に挿通され
る。図中、符号10はポール係合部9の先端に取り付け
られている固定具を示す。
【0021】この実施の態様では、ポール着脱部5は、
テント本体1の裾部隅部4を、上方を絞った三角形状に
切り欠いて開口し、かつ開口面のテント本体1の内側面
にこの開口面上面よりやや高い位置に内張材7の先端が
位置するように取付けられる。この内張材7で切り欠い
た開口面を覆い、水きりを構成する。ポール着脱部5
は、このような状態に形成されているので、ポール挿通
口6を地表面から十分に離すことができ、雨水等がポー
ル着脱部5のポール挿通口6を通って進入するのを防ぐ
ことができる。内張材7は、テント本体1と同質の素材
で構成するのが、好ましい。
【0022】図4は、ポール2a,2bの他端の一例を
示すものである。ポール着脱部5の対角線上で、稜線3
上の裾部隅部4の内側(角部)に、ポール挿通口6を挿
通したポール2a,2bの他端を受け止めるポール受け
部11が形成されている。ポール受け部11は、図4に
示すように、稜線3内側の裾部隅部4内側に袋状に形成
されているポール受け口12と、このポール受け口12
を通ってテント本体1の底面に延びているポール2a,
2bを止めるポール係合部13で構成されている。
【0023】このポール受け部11は、ポール挿通口6
を挿通したポール2a,2bを対角線上の対向する位置
で受け止めて係止するものである。挿通されたポール2
a,2bは、このポール受け部11を支点として稜線3
に沿って円弧状に湾曲し、テント本体1を内側から張設
する。このポール受け部11は、ポール着脱部5のよう
に切り欠きが無いので、この部分から雨水が侵入する心
配は無い。
【0024】次に、本発明に係る自立テントの設営方法
を説明する。初めに、折りたたまれたテント本体1を平
らな地面に広げる。次に、折りたたまれたポール2aの
単体を屈折部で継いで、テント本体1の底面対角線の長
さより長く伸張させる。更に、伸張させた1本目のポー
ル2aの一端をポール挿通口6からテント本体1内に挿
入し、テント本体1の対角線上にある他方のポール受け
部11のポール受け口12に届かせる。そして、ポール
2aの一端をポール係止部13に差し込み、この状態で
ポール受け部11を支点としてポール2aの弾性を利用
して、固定具10を引きながらポール2aを円弧状に湾
曲させ、その他端をポール係合部9のポール受止穴8に
差し込み、ポール2aを固定する。このときポール2a
は、テント本体1の内側対角線上に沿って円弧状に湾曲
して稜線を形成して自立する。
【0025】次に、2本目のポール2bを上記と同様
に、一端をポール挿通口6の開放部からテント本体1内
に挿入し、テントの対角線上にある他方のポール受け口
12に届かせる。このとき、ポール2bをテントの中央
付近で1本目のポール2aと交差させる。そして、ポー
ル2bの一端をポール係止部13に差し込み、ポール2
bをポール2aとテント本体上部で交差させて、テント
本体1の内側対角線上の稜線に沿って円弧状に湾曲して
テントを自立させる。
【0026】双方のポール2a、2bがポール受け部1
1とポール係止部13に装着されてテント本体1が張設
されたとき、テント本体の中心位置、すなわち稜線上で
バランス良く交差して、それぞれのポール2a、2bの
弾性により、テント本体1が図1に示す状態で張り上が
り、テントが設営される。このとき、テント本体1は、
内側で円弧状に湾曲するポール2a、2bと交差し、ポ
ール2a、2bの弾性で強く張られる。すなわち、テン
ト本体1は交差するポール2a、2bの弾性によって内
側から支持される。
【0027】このように、ポール2a、2b自体がテン
ト内側上部で交差し、テント本体1を支えるので、テン
ト本体1を自立させるための従来の支持手段などを使用
する必要はない。したがって、テントの設営に要する時
間を大きく短縮することが可能になる。
【0028】さらに、ポール2a、2bはポール挿通口
6から先の部分のみがテント本体1の外部に露出してお
り、ポール2a、2bを扱う際に、ポール2a、2bの
端部がつかみ易い。ポール2a、2bをテント内部に挿
通する場合、或いは取り外す場合、いずれの場合も容易
に扱うことができる。
【0029】また、この実施の態様では、テントが組み
上がったとき、ポール2a、2bはその一端がテント内
に留まり、一方、他端がテントの外に出る形となる。ま
たポール2a、2bを通すポール着脱部5は、三角形状
に開口された切り欠き法面をテントの内側から内張材7
で覆い、水きり状態に形成されているので、ポール挿通
口6を地表面から十分に離すことができ、雨水がポール
着脱部5のポール挿通口6を通って進入するのを防ぐこ
とができる。また、この三角形状をしたポール係止部
9,9で、テント本体1の生地の伸縮と弛みをコントロ
ールすることができる。
【0030】このように、本実施の形態においてはテン
ト本体1とポール2a、2bとの間に双方の器材を結ぶ
手段を介在させずにテントを張ることができ、かつテン
トの機能を失うことなく、テントの設営に要する時間を
格段に短縮することが可能になる。
【0031】さらに、本発明の異なる実施の形態を、図
5を参照して説明する。図5は、テント11の対角線上
の裾部隅部12にそれぞれ上記のポール着脱部5を形設
した例である。
【0032】図5において、テント本体11は、ポルで
形成される四角形或いは長方形の対角線上の裾部隅部1
2に、ポール2a,2bをテント外部から内部に挿通さ
せる前記同様のポール着脱部5を備えている。このよう
に本実施の形態のポール着脱部5は、テント本体11の
対角線上の4隅の裾部隅部に合わせて4個設けられてい
る。また、上記実施の形態と同様に、ポール着脱部5に
は、それぞれポール挿通口6とポール係止部9が形成さ
れ、ポール2a、2bはそれぞれポール挿通口6を通し
てテント外部から内部に送り込まれ、テント内側上部で
交差する。
【0033】本実施の形態におけるテントの設営方法
は、前記実施の態様と基本的に同一である。すなわち、
ポール2a,2bの一端をポール着脱部5,5のポール
挿通口6,6からテント本体1の対角線上にあるポール
挿通口6,6を通り、ポール2a,2bがポール係止部
9,9のポール受止穴8,8に挿着される。この状態で
まず、ポール係止部9のポール受止穴8を支点としてポ
ール2aの弾性を利用して、対角線上の他方の固定具1
0を引きながらポール2aを円弧状に湾曲させ、その他
端をポール係合部9のポール受止穴8に差し込み、ポー
ル2aを湾曲させた状態で固定する。続いて、ポール2
bをポール係止部9のポール受止穴8を支点としてその
弾性を利用して、対角線上の他方の固定具10を引きな
がらポール2bを円弧状に湾曲させ、その他端をポール
係合部9のポール受止穴8に差し込み、ポール2bを湾
曲させた状態で固定する。このとき、2本のポール2
a、2bはテント本体11の中央付近で交差し、稜線に
沿って弾性で湾曲する。また、前記同様、ポール係止部
9,9で、テント本体1の生地の伸縮と弛みをコントロ
ールする。
【0034】このように構成したテントにおいても上記
実施の形態と同様な効果を得ることができる。すなわ
ち、ポール2a、2b自身が内側でテント本体11を支
えるので、テント本体11を支持するための手段は必要
でなく、支持手段に関係するすべての作業をなくすこと
が可能になり、テントの設営に要する時間を大きく短縮
することができる。
【0035】さらに、ポール2a、2bはポール挿通口
6から先の部分が、テント外部に露出しており、ポール
2a、2bを扱うときにポール端部がつかみ易く、ポー
ル2a、2bを固定する等の場合に容易に扱うことがで
きる。
【0036】このように、本実施の形態においてはテン
ト本体11とポール2a、2bとの間に双方の器材を結
ぶ手段を介在させずにテントを張ることができ、テント
の設営に要する時間を格段に短縮することが可能にな
る。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、テント本体の稜線上の
裾部隅部にポール着脱部が形成され、ポールが、このポ
ール着脱部のポール挿通口を通して、テント外部から内
部に挿通される。交差する2本のポールの弾性で、稜線
に沿って湾曲してテント本体が張り上がり、テントが設
営される。このとき、テント本体は円弧状に湾曲してい
るポールの弾性で強く張られ、ポールによって内側から
支持される。そして、ポールの弾性で、テント生地の伸
縮と弛みが一定にコントロールされる。
【0038】また、ポールは、常にテントの稜線上の中
心に位置することになり、ポールを常に稜線上の中心位
置に合わせてテントを緊張することができるので、バラ
ンスが良く、テントを張設することができる。
【0039】また、ポール着脱部のポール挿通口からポ
ールを挿通させてテント内部から張り上げるようにした
ので、テント本体とポールとの間に双方の器材を結ぶ手
段を介在させずにテントを張ることができる。
【0040】このように、ポール自体がテント内側でテ
ントを支えるので、従来のテント支持のための支持要
素、チューブ状の筒体、ロープなどのテントを支持する
ための手段は必要でなくなり、支持手段に関係するすべ
ての作業をなくすことが可能になる。これにより、テン
トの設営に要する時間を短縮することができる。
【0041】さらに、従来の吊り下げ方式のテントの支
持要素、チューブ状の筒体、ロープなどを必要としない
ので、その分だけ居住スペースを広く取ることができ
る。
【0042】また、裾部隅部に形成されているポール着
脱部は、上部を開口した内張材で覆ってポール挿通口を
形成したので、水切りが形成され、このため雨天で使用
してもテント内に雨水が侵入することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自立式テントの実施の形態を示す
斜視図。
【図2】図1に示されるポール着脱部のポール挿通口の
詳細を示す平面図。
【図3】本発明に係るポール着脱部のポール口の詳細を
示す断面図。
【図4】ポール挿通口を持たない、ポール口の詳細を示
す断面図。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す斜視図。
【図6】従来の支持要素方式を示す実施の形態の斜視
図。
【図7】従来のチューブ状の筒体方式を示す実施の形態
の斜視図。
【図8】従来のドライエツケン方式を示す実施の形態の
斜視図。
【符号の説明】
1、11……テント本体 2a、2b…ポール 3……稜線 4……裾部隅部 5……ポール着脱部 6……ポール挿通口 7……内張材 8……ポール受止穴 9……ポール係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面、前後面および両側面をテント生地
    で囲ってなるテント本体と、該テント本体の内側上部で
    交差し、該テント本体を張力によって張設する2本のポ
    ールとを備え、 前記テント本体の稜線上の裾部隅部に前記ポールを前記
    テントの外部より内部に挿通するためのポール着脱部を
    形設してなり、 前記テント本体を前記ポールの弾性によって張設すると
    き、前記ポール着脱部から前記ポールを挿通してテント
    を張設することを特徴とする自立式テント。
  2. 【請求項2】 ポール着脱部が、前記テント本体の稜線
    に沿った裾部隅部を切り欠き、該切り欠き法面に上方を
    開放した内張材を固着してポール挿通口を形成すると共
    に、前記切り欠いた三角形状の底面角部にポール係止部
    を形成したことを特徴とする請求項1記載の自立式テン
    ト。
JP26923599A 1999-09-22 1999-09-22 自立式テント Expired - Fee Related JP3300689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26923599A JP3300689B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 自立式テント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26923599A JP3300689B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 自立式テント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001090390A true JP2001090390A (ja) 2001-04-03
JP3300689B2 JP3300689B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=17469552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26923599A Expired - Fee Related JP3300689B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 自立式テント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3300689B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7841356B2 (en) * 2008-11-19 2010-11-30 Shires Henry C Strut and arch structure for tent
JP2015231472A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 有限会社近江蚊帳 蚊帳
JP2019044464A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社ロゴスコーポレーション テントおよびテントの設営方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7841356B2 (en) * 2008-11-19 2010-11-30 Shires Henry C Strut and arch structure for tent
JP2015231472A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 有限会社近江蚊帳 蚊帳
JP2019044464A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社ロゴスコーポレーション テントおよびテントの設営方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3300689B2 (ja) 2002-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7350532B2 (en) Portable collapsible tent
US7178537B2 (en) Ring and pole connector assembly for a tent corner
US4827958A (en) Tent
KR200312123Y1 (ko) 보강구조를 갖는 접철식 천막
US5771912A (en) Attachment device for erecting a tent
US7353833B1 (en) Covering structure with soil anchors
US7841356B2 (en) Strut and arch structure for tent
US5261436A (en) Tent
GB2363619A (en) Dome tent construction
US20030084933A1 (en) Detachable means for instant setup foldable tent
JP3300689B2 (ja) 自立式テント
US6336465B1 (en) Clevis assembly and fly adaptor assembly for collapsible umbrella tent and frame therefor
US20020092555A1 (en) Reinforcement structure for sun tent extension canopy
FI65539C (fi) Ihopfaellbart taelt med utvaendigt stativ
JP3662830B2 (ja) テント
EP1905927B1 (en) Improvements in or relating to tents
JPH0322984Y2 (ja)
EP0842343A2 (en) Improved clevis assembly and fly adaptor assembly for collapsible umbrella tent and frame therefor
JP4201450B2 (ja) テントの取り付け構造
KR200359126Y1 (ko) 대형 차양막 프레임 구조체의 삼각 보강 지지수단
JPH0618999Y2 (ja) テント
KR200246527Y1 (ko) 텐트겸용 다관절 평면파라솔
JP2582815Y2 (ja) タープテント
GB2382358A (en) Tensioning bar for tent canopy
JP3784237B2 (ja) 支線取付具

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3300689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140419

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees