JP2001089768A - 廃プラスチック処理装置 - Google Patents

廃プラスチック処理装置

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JP2001089768A
JP2001089768A JP27260699A JP27260699A JP2001089768A JP 2001089768 A JP2001089768 A JP 2001089768A JP 27260699 A JP27260699 A JP 27260699A JP 27260699 A JP27260699 A JP 27260699A JP 2001089768 A JP2001089768 A JP 2001089768A
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gas
jet scrubber
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Hidekazu Sugiyama
山 英 一 杉
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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジェットスクラバ等の閉塞を防止することが
できる廃プラスチック処理装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の廃プラスチック処理装置10
は、投入される廃プラスチックを加熱して油ガスと残渣
とに熱分解する熱分解装置11を備える。熱分解装置1
1には、油ガスを排出するための油ガスライン15が設
けられ、油ガスライン15には、油ガスライン15にて
凝縮した油凝縮成分を一時的に貯留し、不純物を堆積さ
せるバッファタンク20が接続される。循環ライン22
が、バッファタンク20からジェットスクラバ17に油
凝縮成分を循環させる。洗浄媒体ライン24がジェット
スクラバ17に洗浄媒体を供給し、ジェットスクラバ1
7が、循環ライン22からの油凝縮成分と洗浄媒体ライ
ン24からの洗浄媒体とを切替えて、油ガスライン15
内に媒体として吹きかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱分解装置で発生
させた油ガスを分留して生成油等を得る廃プラスチック
処理装置に係り、とりわけ、熱分解装置から油ガスを排
出する油ガスラインにおける油凝縮性能に優れる廃プラ
スチック処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱分解装置から油ガスを排出する油ガス
ラインの上流部に、当該油ガスラインの下流部で凝縮し
た油分を環流させて、油ガスラインにおける油凝縮性能
を向上させることが、本件発明者らによって既に開発さ
れている。
【0003】油ガスラインの上流部への凝縮油の環流
は、ジェットスクラバを介して行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、油ガス
に含まれる残渣成分が凝縮油に混在して環流される場
合、ジェットスクラバ及びその近傍部分が徐々に閉塞す
るという問題がある。
【0005】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、ジェットスクラバ等の閉塞を防止するこ
とができる廃プラスチック処理装置を提供することを目
的とする。
【0006】一方、重質油成分ではなく、良質な中質油
成分の回収効率を向上させることのニーズが高まってい
る。
【0007】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、良質な中質油成分の回収効率を向上させ
ることができる廃プラスチック処理装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、投入される廃
プラスチックを加熱して油ガスと残渣とに熱分解する熱
分解装置と、熱分解装置から油ガスを排出するための油
ガスラインと、油ガスラインに接続され、油ガスライン
にて凝縮した油凝縮成分を貯留するバッファタンクと、
油ガスライン内に媒体を吹きかけるジェットスクラバ
と、バッファタンクからジェットスクラバに油凝縮成分
を循環させる循環ラインと、ジェットスクラバに洗浄媒
体を供給する洗浄媒体ラインと、を備え、ジェットスク
ラバは、循環ラインからの油凝縮成分と洗浄媒体ライン
からの洗浄媒体とを切替えて、油ガスライン内に媒体と
して吹きかけることができるようになっていることを特
徴とする廃プラスチック処理装置である。
【0009】本発明によれば、洗浄媒体ラインからの洗
浄媒体がジェットスクラバを通過することによって、ジ
ェットスクラバの閉塞を効果的に防止することができ
る。
【0010】また本発明は、投入される廃プラスチック
を加熱して油ガスと残渣とに熱分解する熱分解装置と、
熱分解装置から油ガスを排出するための油ガスライン
と、油ガスラインに接続され、油ガスラインにて凝縮し
た油凝縮成分を貯留するバッファタンクと、油ガスライ
ン内に油凝縮成分を吹きかける第1ジェットスクラバ
と、バッファタンクから第1ジェットスクラバに油凝縮
成分を循環させる循環ラインと、油ガスライン内に洗浄
媒体を吹きかける第2ジェットスクラバと、を備えたこ
とを特徴とする廃プラスチック処理装置である。
【0011】本発明によれば、第2ジェットスクラバが
油ガスライン内に洗浄媒体を吹きかけることにより、油
ガスライン内、とりわけ第1ジェットスクラバ近傍部分
の閉塞を効果的に防止することができる。
【0012】また、本発明は、投入される廃プラスチッ
クを加熱して油ガスと残渣とに熱分解する熱分解装置
と、熱分解装置から油ガスを排出するための油ガスライ
ンと、油ガスラインに設けられ、油ガスラインを通る油
ガス中の重量成分を熱分解装置に環流する環流塔と、環
流塔内に媒体を吹きかけるスプレーノズルと、を備えた
ことを特徴とする廃プラスチック処理装置である。
【0013】本発明によれば、油ガスラインに環流塔が
設けられ、当該環流塔内に媒体を吹きかけるスプレーノ
ズルが設けられることにより、油ガス中の重量成分を効
果的に熱分解装置に環流することができ、結果的に良質
な中質油成分の回収効率を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態による
廃プラスチック処理装置を示す構成概略図である。図1
に示すように、本発明の第1の実施の形態の廃プラスチ
ック処理装置10は、投入される廃プラスチックを加熱
して油ガスと残渣とに熱分解する熱分解装置11を備え
ている。この場合、熱分解装置11は、前工程で脱塩さ
れ溶融された廃プラスチックが投入されるようになって
いる。
【0016】熱分解装置11の下部壁には、残渣を排出
する残渣排出管12が設けられており、残渣排出管12
には、排出バルブ12vが取付けられている。
【0017】一方、熱分解装置11の上部壁には、油ガ
スを排出する油ガスラインの一部を構成する環流塔14
が接続されている。環流塔14は、鉛直方向に配置さ
れ、上部端において油ガス管15に接続されており、環
流塔14内を通る油ガス中の重量成分を熱分解装置11
に環流するようになっている。
【0018】油ガス管15は、当然に油ガスラインの一
部であり、環流塔14の上端部から側方に短い距離だけ
延出する延出部15aと、延出部15aに接続され鉛直
下方に延びる鉛直部15bと、鉛直部15bに接続され
バッファタンク20に至る第2延出部15cと、を有し
ている。
【0019】バッファタンク20は、油ガスラインを構
成する環流塔14、油ガス管15にて凝縮した油凝縮成
分を一時的に貯留し、不純物を堆積させるようになって
いる。バッファタンク20の内部には、バッフル板20
bが設置され、バッフル板20bの上流側領域に、沈降
する不純物を除去する排出ノズル20dが設置されてい
る。
【0020】油ガス管15の鉛直部15bの上端部に
は、鉛直部15bの内部下方側に向けられたノズル部1
7nを有するジェットスクラバ17が設けられている。
そして、バッファタンク20からジェットスクラバ17
に油凝縮成分を循環させる循環ライン22が設けられて
おり、これにより、ジェットスクラバ17は、鉛直部1
5b内に油凝縮成分を吹きかけるようになっている。
【0021】また、本実施の形態のジェットスクラバ1
7には、ジェットスクラバ17に洗浄媒体を供給する洗
浄媒体ライン24も接続されており、ジェットスクラバ
17は、循環ライン22からの油凝縮成分と洗浄媒体ラ
イン24からの洗浄媒体とを切替えて、鉛直部15b内
に媒体として吹きかけることができるようになってい
る。切替え動作は、切替え弁17bによって実現されて
いる。
【0022】次に、このような構成よりなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0023】熱分解装置11に、前工程で脱塩、溶融さ
れた廃プラスチックが投入される。熱分解装置11はこ
れを加熱して、油ガスと残渣とに熱分解する。残渣は残
渣排出管12から排出され、油ガスは環流塔14に排出
される。
【0024】環流塔14内を通る油ガス中の重量成分
は、重力の作用を受けて、熱分解装置11に環流され
る。環流塔14の上端部まで到達した油ガス成分は、油
ガス管15を経てバッファタンク20に至る。その途
中、油ガス管の鉛直部15bにおいて、ジェットスクラ
バ17から噴射される油凝縮成分によって、油ガス成分
は凝縮して油凝縮成分となる。
【0025】油凝縮成分は、バッファタンク20におい
て一時的に貯留され、不純物が堆積されて除去される。
一方、バッファタンク20から循環ライン22を介し
て、油凝縮成分がジェットスクラバ17に送られる。
【0026】ジェットスクラバ17は、適宜のタイミン
グで、循環ライン22からの油凝縮成分と洗浄媒体ライ
ン24からの洗浄媒体とを切替えて、鉛直部15b内に
噴射する。洗浄媒体の噴射により、ジェットスクラバ1
7の内部は勿論のこと、鉛直部15b及び第2延出部1
5cの内部が洗浄され、閉塞が効果的に防止される。
【0027】以上のように、本実施の形態によれば、ジ
ェットスクラバ17の内部、鉛直部15b及び第2延出
部15cの内部における閉塞を、効果的に防止すること
ができる。
【0028】なお、本件発明者により、洗浄媒体として
は、不活性ガスが有利であることが知見された。また、
閉塞防止の効果の程度は、不活性ガスがノズル17nの
内部温度近傍まで加熱されている場合に優れることも知
見された。ノズル17の内部温度とは、この場合110
℃乃至130℃である。この温度範囲内であれば、フタ
ル酸の析出などを効果的に防止することができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図2を用いて説明する。図
2は、第2の実施の形態の廃プラスチック処理装置の環
流塔上端部近傍を示す構成概略図である。
【0030】図2に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、鉛直部15bの上方端部近傍
に洗浄媒体を噴射させる第2ノズル27nを有する第2
ジェットスクラバ27を備えている。より具体的には、
第2ノズル27nは、ノズル部17nの近傍に配置され
て、噴射される洗浄媒体がノズル17nの付着物を除去
できるようになっている。
【0031】その他の構成は、図1に示す第1の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第2の実施の形態において、図1に示す第1の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0032】本実施の形態によれば、第2ジェットスク
ラバ27の第2ノズル27nから噴射される洗浄媒体に
よって、ノズル17nの近傍部分の付着物を除去するこ
とができ、付着物の成長による油ガス管15等の閉塞を
効果的に防止することができる。
【0033】第2ノズル27nから噴射される洗浄媒体
も、不活性ガス、特には、第2ノズル27nの内部温度
近傍まで加熱された不活性ガスが好ましい。不活性ガス
の第2ノズル27nへの供給は、例えば不活性ガスライ
ンを介してなされる。なお、ノズル17nと第2ノズル
27nとの内部温度は、通常略等しくなっている。
【0034】その他の洗浄媒体としては、凝縮油、好ま
しくは重合防止剤が添加された凝縮油、が利用され得
る。凝縮油を利用する場合の好適な実施の形態について
は、第3の実施の形態として後述する。
【0035】なお、第2ノズル27nは、ノズル17n
の全周を囲む円筒状に構成されると、ノズル17nの近
傍部分の洗浄効果が顕著に向上する。あるいは、第2ノ
ズル27nは、所定の角度範囲内で変位可能であって、
これによって洗浄媒体の噴射方向が可変となっているこ
とが好ましい。
【0036】次に、本発明の第3の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図3を用いて説明する。図
3は、第3の実施の形態の廃プラスチック処理装置の構
成概略図である。
【0037】図3に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、バッファタンク20から第2
ジェットスクラバ27に油凝縮成分を循環させる第2循
環ライン32を更に備え、第2ジェットスクラバ32
は、油凝縮成分を洗浄媒体として鉛直部15bの上方端
部近傍内に吹きかけるようになっている。
【0038】その他の構成は、図2に示す第2の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第2の実施の形態において、図2に示す第2の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0039】本実施の形態のように、洗浄媒体として油
凝縮成分を利用する場合も、顕著な洗浄効果が得られ
る。
【0040】さらには、第2循環ライン32に添加ライ
ンが接続されて、第2循環ライン32によってバッファ
タンク20から第2ジェットスクラバ27に循環する油
凝縮成分に重合防止剤を添加させることが好ましい。重
合防止剤が添加された油凝縮成分は、洗浄媒体として好
ましい他、閉塞防止及びワックス低減化のためにも好ま
しい。
【0041】さらには、第2循環ライン32の他に、第
2ジェットスクラバ27に不活性ガスを供給する不活性
ガスラインを同時に備えて、第2ジェットスクラバ27
が、第2循環ライン32からの油凝縮成分と不活性ガス
ラインからの不活性ガスとを適宜に切替えて洗浄媒体と
して利用するようになっている態様も好適である。
【0042】次に、本発明の第4の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図4を用いて説明する。図
4は、第4の実施の形態の廃プラスチック処理装置の構
成概略図である。
【0043】図4に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、環流塔14内に媒体を吹きか
けるスプレーノズル41が環流塔14の上端部から下方
に向けて設けられている他は、図1に示す第1の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第4の実施の形態において、図1に示す第1の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0044】本実施の形態によれば、スプレーノズル4
1が環流塔14内に媒体を吹きかけることにより、環流
塔14内を上昇してくる油ガス中の重量成分をより効果
的に熱分解装置11に環流させることができる。これ
は、結果的に、後の分留工程における良質な中質油成分
の回収効率の向上につながる。
【0045】次に、本発明の第5の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図5を用いて説明する。図
5は、第5の実施の形態の廃プラスチック処理装置の構
成概略図である。
【0046】図5に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、バッファタンク20からスプ
レーノズル41にバッファタンク20のボトム部の油凝
縮成分を循環させる第3循環ライン42を更に備え、ス
プレーノズル41は、当該油凝縮成分を環流塔14内に
吹きかけるようになっている。
【0047】その他の構成は、図4に示す第4の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第5の実施の形態において、図4に示す第4の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0048】本実施の形態によれば、バッファタンク2
0のボトム部に沈滞している比較的重質の油凝縮成分が
環流塔14内に環流されるため、バッファタンク20の
後工程における良質な中質油成分の回収効率の一層の向
上が期待できる。
【0049】さらには、第3循環ライン42に、第3循
環ライン42によってバッファタンク20からスプレー
ノズル41に循環する油凝縮成分に重合防止剤を添加さ
せる添加ラインが接続されることが好ましい。重合防止
剤が添加された油凝縮成分は、油ガス管15の閉塞防止
とワックス成分の低減化に有効である。重合防止剤の添
加量は、例えば環流塔14内の温度によって制御され得
る。
【0050】さらには、第3循環ライン42に加えて、
スプレーノズル41に不活性ガスを供給する不活性ガス
ラインを同時に備えて、スプレーノズルが、第3循環ラ
イン42からの油凝縮成分と不活性ガスラインからの不
活性ガスとを適宜に切替えて媒体とするようになってい
る態様も好適である。
【0051】なお、スプレーノズル41についても、所
定の角度範囲内で変位可能であって、これによって媒体
の噴射方向が可変となっていることが好ましい。
【0052】次に、本発明の第6の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図6を用いて説明する。図
6は、第6の実施の形態の廃プラスチック処理装置の構
成概略図である。
【0053】図6に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、バッファタンク20のボトム
部に溜まる重量油分の温度を測定するボトム部油温度測
定手段20tと、ボトム部油温度測定手段20tによっ
て測定された測定結果に基づいて、スプレーノズル41
が環流塔14内に吹きかける油凝縮成分の流量や温度を
制御する第1制御手段44と、を更に備えている。
【0054】その他の構成は、図5に示す第5の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第6の実施の形態において、図5に示す第5の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0055】本実施の形態においては、バッファタンク
20のボトム部に沈滞している比較的重質の油凝縮成分
の温度を利用して、環流塔14内への油凝縮成分の流量
や温度が制御される。具体的には、温度が高い時には流
量が絞られ、温度が低い時には流量が増大する。このた
め、安定した油凝縮性能が得られる。
【0056】次に、本発明の第7の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図7を用いて説明する。図
7は、第7の実施の形態の廃プラスチック処理装置の構
成概略図である。
【0057】図7に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、第3循環ライン42を流れる
油分の温度を測定する循環油温度測定手段42tと、循
環油温度測定手段42tによって測定された測定結果に
基づいて、スプレーノズル41が環流塔14内に吹きか
ける油凝縮成分の流量や温度を制御する第2制御手段4
5と、を更に備えている。
【0058】その他の構成は、図5に示す第5の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第7の実施の形態において、図5に示す第5の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0059】本実施の形態においては、環流塔14に環
流させる油分の温度を利用して、環流塔14内への油凝
縮成分の流量や温度が制御される。具体的には、温度が
高い時には流量が絞られ、温度が低い時には流量が増大
する。このため、安定した油凝縮性能が得られる。
【0060】次に、本発明の第8の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図8を用いて説明する。図
8は、第8の実施の形態の廃プラスチック処理装置の構
成概略図である。
【0061】図8に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、第3循環ライン42の代わり
に、バッファタンク20の後工程のために配置された生
成油回収塔50と、生成油回収塔50での分留によって
得られた重質油をスプレーノズル41に循環させる重質
油ライン52とを備え、スプレーノズル41は、当該重
質油を環流塔14内に吹きかけるようになっている。
【0062】その他の構成は、図4に示す第4の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第5の実施の形態において、図4に示す第4の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0063】本実施の形態によれば、生成油回収塔50
において得られた重質油が環流塔14内に環流されるた
め、処理工程全体において良質な中質油成分の回収効率
がより一層向上する。
【0064】次に、本発明の第9の実施の形態の廃プラ
スチック処理装置について、図9を用いて説明する。図
9は、第9の実施の形態の廃プラスチック処理装置の構
成概略図である。
【0065】図9に示すように、本実施の形態の廃プラ
スチック処理装置10は、重量油ライン52を流れる重
質油の温度を測定する重質油温度測定手段52tと、重
質油温度測定手段52tによって測定された測定結果に
基づいて、スプレーノズル41が環流塔14内に吹きか
ける油凝縮成分の流量や温度を制御する第3制御手段4
6と、を更に備えている。
【0066】その他の構成は、図8に示す第8の実施の
形態の廃プラスチック処理装置と略同様の構成である。
第9の実施の形態において、図8に示す第8の実施の形
態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0067】本実施の形態によれば、環流塔14内に環
流される重質油の温度を利用して、環流塔14内への重
質油の流量や温度が制御される。具体的には、温度が高
い時には流量が絞られ、温度が低い時には流量が増大す
る。このため、より安定した油凝縮性能が得られる。
【0068】なお、各実施の形態の構成要素の組合わせ
を変えることによって、さらに多くの実施の形態が提案
され得る。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄媒体ラインからの
洗浄媒体がジェットスクラバを通過することによって、
ジェットスクラバの閉塞を効果的に防止することができ
る。
【0070】また、本発明によれば、第2ジェットスク
ラバが油ガスライン内に洗浄媒体を吹きかけることによ
り、油ガスライン内、とりわけ第1ジェットスクラバ近
傍部分の閉塞を効果的に防止することができる。
【0071】また、本発明によれば、油ガスラインに環
流塔が設けられ、当該環流塔内に媒体を吹きかけるスプ
レーノズルが設けられることにより、油ガス中の重量成
分を効果的に熱分解装置に環流することができ、結果的
に良質な中質油成分の回収効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置の環流塔上端部近傍部分を示す構成概略図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【図4】本発明の第4の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【図5】本発明の第5の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【図6】本発明の第6の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【図7】本発明の第7の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【図8】本発明の第8の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【図9】本発明の第9の実施の形態による廃プラスチッ
ク処理装置を示す構成概略図。
【符号の説明】 10 廃プラスチック処理装置 11 熱分解装置 12 残渣排出管 12v 排出バルブ 14 環流塔 15 油ガス管 15a 延出部 15b 鉛直部 15c 第2演出部 17 ジェットスクラバ 17b 切替え弁 17n ノズル 20 バッファタンク 20b バッフル板 20d 排出ノズル 20t ボトム部油温度測定手段 22 循環ライン 27 第2ジェットスクラバ 27n 第2ノズル 32 第2循環ライン 41 スプレーノズル 42 第3循環ライン 42t 循環油温度測定手段 44 第1制御手段 45 第2制御手段 46 第3制御手段 50 生成油回収塔 52 重質油ライン 52t 重質油温度測定手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入される廃プラスチックを加熱して油ガ
    スと残渣とに熱分解する熱分解装置と、 熱分解装置から油ガスを排出するための油ガスライン
    と、 油ガスラインに接続され、油ガスラインにて凝縮した油
    凝縮成分を貯留するバッファタンクと、 油ガスライン内に媒体を吹きかけるジェットスクラバ
    と、 バッファタンクからジェットスクラバに油凝縮成分を循
    環させる循環ラインと、 ジェットスクラバに洗浄媒体を供給する洗浄媒体ライン
    と、を備えジェットスクラバは、循環ラインからの油凝
    縮成分と洗浄媒体ラインからの洗浄媒体とを切替えて、
    油ガスライン内に媒体として吹きかけることができるよ
    うになっていることを特徴とする廃プラスチック処理装
    置。
  2. 【請求項2】投入される廃プラスチックを加熱して油ガ
    スと残渣とに熱分解する熱分解装置と、 熱分解装置から油ガスを排出するための油ガスライン
    と、 油ガスラインに接続され、油ガスラインにて凝縮した油
    凝縮成分を貯留するバッファタンクと、 油ガスライン内に油凝縮成分を吹きかける第1ジェット
    スクラバと、 バッファタンクから第1ジェットスクラバに油凝縮成分
    を循環させる循環ラインと、 油ガスライン内に洗浄媒体を吹きかける第2ジェットス
    クラバと、を備えたことを特徴とする廃プラスチック処
    理装置。
  3. 【請求項3】第1ジェットスクラバは、油凝縮成分を噴
    射するための第1ノズルを有しており、 第2ジェットスクラバは、洗浄媒体を噴射するための第
    2ノズルを有しており、 第2ノズルは、第1ノズルの近傍に、噴射される洗浄媒
    体が第1ノズルの付着物を除去できるように配置されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の廃プラスチック
    処理装置。
  4. 【請求項4】バッファタンクから第2ジェットスクラバ
    に油凝縮成分を循環させる第2循環ラインを更に備え、 第2ジェットスクラバは、油凝縮成分を洗浄媒体として
    油ガスライン内に吹きかけるようになっていることを特
    徴とする請求項2または3に記載の廃プラスチック処理
    装置。
  5. 【請求項5】第2循環ラインによってバッファタンクか
    ら第2ジェットスクラバに循環する油凝縮成分に重合防
    止剤を添加させる添加ラインを更に備え、 第2ジェットスクラバは、重合防止剤が添加された油凝
    縮成分を洗浄媒体として油ガスライン内に吹きかけるよ
    うになっていることを特徴とする請求項8に記載の廃プ
    ラスチック処理装置。
  6. 【請求項6】第2ジェットスクラバに不活性ガスを供給
    する不活性ガスラインを更に備え、 第2ジェットスクラバは、不活性ガスを洗浄媒体として
    油ガスライン内に吹きかけるようになっていることを特
    徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の廃プラスチ
    ック処理装置。
  7. 【請求項7】バッファタンクから第2ジェットスクラバ
    に油凝縮成分を循環させる第2循環ラインと、 第2ジェットスクラバに不活性ガスを供給する不活性ガ
    スラインと、を更に備え、 第2ジェットスクラバは、第2循環ラインからの油凝縮
    成分と不活性ガスラインからの不活性ガスとを切替え
    て、油ガスライン内に洗浄媒体として吹きかけることが
    できるようになっていることを特徴とする請求項2乃至
    5のいずれかに記載の廃プラスチック処理装置。
  8. 【請求項8】バッファタンクの内部には、バッフル板が
    設置され、 バッフル板の上流側領域に、沈降する不純物を除去する
    排出ノズルが設置されたことを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれかに記載の廃プラスチック処理装置。
  9. 【請求項9】投入される廃プラスチックを加熱して油ガ
    スと残渣とに熱分解する熱分解装置と、 熱分解装置から油ガスを排出するための油ガスライン
    と、 油ガスラインに設けられ、油ガスラインを通る油ガス中
    の重量成分を熱分解装置に環流する環流塔と、 環流塔内に媒体を吹きかけるスプレーノズルと、を備え
    たことを特徴とする廃プラスチック処理装置。
  10. 【請求項10】油ガスラインに接続され、油ガスライン
    にて凝縮した油凝縮成分を一時的に貯留し、不純物を堆
    積させるバッファタンクと、 バッファタンクからスプレーノズルに油凝縮成分を循環
    させる第3循環ラインと、を更に備え、 スプレーノズルは、油凝縮成分を環流塔内に吹きかける
    ようになっている、ことを特徴とする請求項9に記載の
    廃プラスチック処理装置。
  11. 【請求項11】バッファタンクのボトム部に溜まる重量
    油分の温度を測定するボトム部油温度測定手段と、 ボトム部油温度測定手段によって測定された測定結果に
    基づいて、スプレーノズルが環流塔内に吹きかける油凝
    縮成分の流量を制御する第1制御手段とを更に備えたこ
    とを特徴とする請求項10に記載の廃プラスチック処理
    装置。
  12. 【請求項12】第3循環ラインを流れる油分の温度を測
    定する循環油温度測定手段と、 循環油温度測定手段によって測定された測定結果に基づ
    いて、スプレーノズルが環流塔内に吹きかける油凝縮成
    分の流量を制御する第2制御手段とを更に備えたことを
    特徴とする請求項10に記載の廃プラスチック処理装
    置。
  13. 【請求項13】油ガスラインに接続され、油ガスライン
    にて凝縮した油凝縮成分を分留する生成油回収塔と、 生成油回収塔での分留によって得られた重質油をスプレ
    ーノズルに送る重質油ラインと、を更に備え、 スプレーノズルは、重質油を環流塔内に吹きかけるよう
    になっている、ことを特徴とする請求項9に記載の廃プ
    ラスチック処理装置。
  14. 【請求項14】重質油ラインを流れる重質油の温度を測
    定する重質油温度測定手段と、 重質油温度測定手段によって測定された測定結果に基づ
    いて、スプレーノズルが環流塔内に吹きかける油凝縮成
    分の流量を制御する第3制御手段とを更に備えたことを
    特徴とする請求項13に記載の廃プラスチック処理装
    置。
  15. 【請求項15】スプレーノズルに重合防止剤を供給する
    重合防止剤ラインを更に備え スプレーノズルは、油凝縮成分または重質油に重合防止
    剤ラインからの重合防止剤を混入させて、環流塔内に吹
    きかけるようになっていることを特徴とする請求項10
    乃至14のいずれかに記載の廃プラスチック処理装置。
  16. 【請求項16】スプレーノズルに不活性ガスを供給する
    不活性ガスラインを更に備えスプレーノズルは、油凝縮
    成分または重質油と不活性ガスとを切り替えて、環流塔
    内に吹きかけるようになっていることを特徴とする請求
    項10乃至14のいずれかに記載の廃プラスチック処理
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017074993A (ja) * 2016-11-07 2017-04-20 三菱化学株式会社 易重合性化合物の貯蔵方法
JP7471311B2 (ja) 2018-10-18 2024-04-19 アルケマ フランス ポリマーの熱分解からのガス状流出物を処理するための方法

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