JP2001088886A - 情報記録用カートリッジの包装構造 - Google Patents

情報記録用カートリッジの包装構造

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JP2001088886A
JP2001088886A JP26295799A JP26295799A JP2001088886A JP 2001088886 A JP2001088886 A JP 2001088886A JP 26295799 A JP26295799 A JP 26295799A JP 26295799 A JP26295799 A JP 26295799A JP 2001088886 A JP2001088886 A JP 2001088886A
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JP
Japan
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film
packaging
information recording
opening
recording cartridge
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Withdrawn
Application number
JP26295799A
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English (en)
Inventor
Masashi Adachi
政志 安達
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープカートリッジを収納する収納ケー
スの外面の全体をシュリンクフィルムで包装するについ
て、包装フィルムの破断除去が容易に行えるようにす
る。 【解決手段】 磁気テープカートリッジ1を収容する収
納ケース2の外面全体を、包装フィルム3で覆い包む。
包装フィルム3は、収納ケース2の前および左右の周側
面2a・2b・2cにおいて熱接着して封止する。この
周側面2a〜2cのそれぞれの封止縁に、包装フィルム
3を開封し破断するための開封部5を設ける。複数個所
に開封部5を設けてあるので、ひとつの開封部5が破断
途中に千切れても、残りの開封部5で包装フィルム3を
確実に破断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気テープや磁
気ディスク、あるいは光ディスク等の各種の情報記録媒
体がカートリッジケース内に収容してある情報記録用カ
ートリッジのフィルム包装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の情報記録用カートリッジは、収
納ケースに収容し、その外面をシュリンクフィルムで包
装した状態で販売に供される。包装フィルムは、角箱状
の収納ケースの全周面を被覆しており、例えば、四周側
面のうちの三個の周側面において熱溶着され、そのいず
れかひとつの周面に開封用のテアテープの始端や、開封
用のフラップが設けてある。この種のフィルム包装構造
は、特開平8−217179号公報、実開平5−543
25号公報、実開平4−97093号公報に見ることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように開封端に
テアテープやフラップを設けておけば、これらの開封部
を剥がすようにして、包装フィルムの一部を周回状に破
ることにより、簡単に包装フィルムを除去できる。しか
し、開封部の引き剥がし方が不適切であると、テアテー
プが途中で千切れ、あるいはフラップのみが包装フィル
ムから千切れることがある。そうなると、刃物を用いて
包装フィルムを切断するか、爪先を破断線に引っ掛けて
半ば強引に包装フィルムを破断する以外になく、包装フ
ィルムの除去に手間取ってしまう。
【0004】この発明の目的は、開封部を複数個所に設
けておくことにより、ひとつの開封部が開封途中に千切
れたとしても、他の開封部によって包装フィルムを破断
できるようにし、包装フィルムの除去が確実に、しかも
簡単に行えるようにすることにある。この発明の他の目
的は、複数の開封部の剥離に失敗したとしても、フィル
ム包装面に複数の破断個所が形成されることにより、そ
のフィルム部分を破りやすくし、各破断個所を手掛かり
にして包装フィルムをより簡単に破断し除去できるよう
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、情報記録用
カートリッジ1と、情報記録用カートリッジ1を収容す
る収納ケース2と、収納ケース2の外面を覆い包む包装
フィルム3とからなる。包装フィルム3は、収納ケース
2の四周側面のうち、連続する三個の周側面2a・2b
・2cにおいて、フィルム端縁どうしが熱接着して封止
されている。連続する三個の周側面の2a〜2cの少な
くとも二個の周側面には、包装フィルム3を破断する開
封部5がそれぞれ設けられている。
【0006】上記の開封部5は、図2に示すごとく熱接
着部の一部に設けた切り込み6と、この切り込み6に隣
接する非接着部7とで形成することができる。または、
図4に示すごとく開封部5のひとつをテアテープ9で形
成することができる。
【0007】
【作用および発明の効果】熱接着された三個の周側面2
a・2b・2cのうち、少なくとも二個の周側面のそれ
ぞれに開封部5を設けてあるので、ひとつの開封部5の
剥離開封に失敗しても、他の個所の開封部5で包装フィ
ルム3を破断することができる。隣接する二個の周側面
に開封部5を配置する場合には、一方の開封部5で破断
した包装フィルム3を、他方の開封部5でさらに破断で
きるので、包装フィルム3をさらに簡単に除去できる。
殆どの場合には、包装フィルム3をシュリンク包装する
が、シュリンクフィルムの延伸方向との関係で開封部5
を配置して、包装フィルム3の破断を確実化できる。
【0008】熱接着部の一部に設けた切り込み6と、こ
の切り込みに隣接する非接着部7とで開封部5を形成す
ると、包装フィルム3を例えばシュリンクフィルムのみ
で形成できるので、別にテアテープを用いる場合に比べ
て、情報記録用カートリッジの包装コストを減らすこと
ができる。
【0009】尤も、開封部5のひとつをテアテープ9で
形成すると、包装フィルム3をテアテープ9で左右、あ
るいは前後に二分したうえで、分断されたフィルム包装
部分を別の開封部5でさらに破断できるので、包装フィ
ルム3の破断と除去に要する手間を減少できる。
【0010】
【実施例】図1ないし図3はこの発明に係る情報記録用
カートリッジの包装構造の実施例を示す。この実施例に
おいては、対象の情報記録用カートリッジが磁気テープ
カートリッジになっている。すなわち、図1において符
号1は磁気テープカートリッジ、2はその収納ケースで
あって、薄い角箱状の収納ケース2の全周面が包装フィ
ルム3で覆い包まれている。
【0011】包装フィルム3は、シュリンクフィルムの
片面に商品名や製造者名、あるいは磁気テープの仕様等
を印刷したブランクシートを前段材にして形成する。こ
のブランクシートを自動包装装置で所定形状に折り込
み、フィルム端縁どうしを熱接着したのち全体を熱収縮
させることにより、収納ケース2の前面および左右の各
周側面2a・2b・2cに熱接着部4が位置する状態で
封止される。この熱接着部4を点描によって表した。
【0012】包装フィルム3の破断除去を容易化するた
めに、上記の各周側面2a・2b・2cに設けた熱接着
部4には、それぞれ開封部5を設ける。この各開封部5
は、図2に示すごとく熱接着部4の外面側に被さるフィ
ルム端縁に一対の切り込み6を入れ、これら切り込み6
・6間の領域を、熱接着されない状態のまま残して非接
着部7としたものである。切り込み6の上下長さはフィ
ルム端縁から熱溶着部4の上下幅より僅かに大きく設定
しておく。開封部5の外表面には、開封始端である旨の
文字や絵文字等を印刷しておく。
【0013】このように、前および左右の各周側面2a
・2b・2cにそれぞれ開封部5が設けられていると、
いずれかひとつの開封部5が破断途中に千切れても、他
の開封部5によってフィルム包装を破断できるので、包
装フィルム3の除去を確実に行える。さらに図3に示す
ように、三個の開封部5のすべてが破断途中に千切れた
としても、上面のフィルム包装面の前部および左右に破
断跡を形成して、その面を破断しやすくすることができ
るので、破断個所に爪先を引っ掛けて、フィルム包装面
を破りとることができる。
【0014】上記の実施例においては、三個の開封部5
のそれぞれを上面側へ向かって引き剥がすようにした
が、例えば、ブランクシートの折り込み手順を変更して
左右の周側面2b・2cのどちらかを下面側へ向かって
引き剥がすように形成してもよい。必要があれば、図4
に示すように、三個の開封部5のうち、前部の周側面2
aの開封部5をテアテープ9で形成することができる。
テアテープ9は収納ケース2を一周するように配置して
ある。従って、テアテープ9で包装フィルム3を左右に
分断した後、さらに左右の開封部5でフィルム包装面の
上面を前後方向に分断すると、包装フィルム3の上面に
おける張力を殆ど解消できるので、その除去を容易に行
える。
【0015】上記以外に、開封部5は隣接する周側面の
二個所に限って設けてあってもよい。図2において、開
封部5は一個の切り込み6と、この切り込み6に隣接し
て設けた非接着部7とで形成することができる。フィル
ム接着端縁から突出するフラップで開封部5を形成して
もよい。包装フィルム3は、シュリンクフィルム以外の
プラスチックフィルムで形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報記録用カートリッジの包装状態を示す一部
破断斜視図である。
【図2】開封部の要部の斜視図である。
【図3】開封部の破断状態を示す全体の斜視図である。
【図4】包装フィルムの別実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 情報記録用カートリッジ 2 収納ケース 3 包装フィルム 2a〜2c 周側面 4 熱接着部 5 開封部 6 切り込み 7 非接着部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録用カートリッジ1と、情報記録
    用カートリッジ1を収容する収納ケース2と、収納ケー
    ス2の外面を覆い包む包装フィルム3とを有し、 包装フィルム3は、収納ケース2の四周側面のうち、連
    続する三個の周側面2a・2b・2cにおいて、フィル
    ム端縁どうしを熱接着して封止されており、 連続する三個の周側面の2a〜2cの少なくとも二個の
    周側面に、包装フィルム3を破断する開封部5がそれぞ
    れ設けてあることを特徴とする情報記録用カートリッジ
    の包装構造。
  2. 【請求項2】 開封部5が熱接着部の一部に設けた切り
    込み6と、この切り込み6に隣接する非接着部7とで形
    成してある請求項1記載の情報記録用カートリッジの包
    装構造。
  3. 【請求項3】 開封部5のひとつがテアテープ9で形成
    してある請求項1記載の情報記録用カートリッジの包装
    構造。
JP26295799A 1999-09-17 1999-09-17 情報記録用カートリッジの包装構造 Withdrawn JP2001088886A (ja)

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JP26295799A JP2001088886A (ja) 1999-09-17 1999-09-17 情報記録用カートリッジの包装構造

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JP2001088886A true JP2001088886A (ja) 2001-04-03

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ID=17382906

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JP26295799A Withdrawn JP2001088886A (ja) 1999-09-17 1999-09-17 情報記録用カートリッジの包装構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242624A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205