JP2001087678A - 土砂分離装置のサイクロンポンプ管理システム - Google Patents

土砂分離装置のサイクロンポンプ管理システム

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JP2001087678A
JP2001087678A JP26739699A JP26739699A JP2001087678A JP 2001087678 A JP2001087678 A JP 2001087678A JP 26739699 A JP26739699 A JP 26739699A JP 26739699 A JP26739699 A JP 26739699A JP 2001087678 A JP2001087678 A JP 2001087678A
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Toshio Nakamura
俊男 中村
Yasushi Shigematsu
寧 重松
Michio Kawase
道雄 河瀬
Shigetaka Yoshimura
成孝 吉村
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HIROSAWA KIKAI HANBAI KK
KAWASE INDUSTRY KK
Obayashi Corp
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HIROSAWA KIKAI HANBAI KK
KAWASE INDUSTRY KK
Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】すべてのサイクロンポンプを均等に運転する。 【構成】本発明に係るサイクロンポンプ管理システム2
1は、排泥水を一時貯留する脱水受槽20と、該脱水受
槽内の排泥水を圧送する6台のサイクロンポンプ29a
〜29fと、該サイクロンポンプのそれぞれに接続され
た6台のサイクロン30a〜30fと、サイクロンポン
プ29a〜29fを駆動制御するポンプ制御部43と、
脱水受槽20内に一時貯留された排泥水の液面レベルを
計測する超音波レベル計41と、該超音波レベル計での
計測結果に基づいて運転すべきサイクロンポンプの台数
を必要運転台数として決定する演算処理部42と、サイ
クロンポンプ29a〜29fごとの運転時間を計測する
タイマー44とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として排泥水か
ら土砂を分離する土砂分離装置のサイクロンポンプ管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】水平多軸式掘削機等の泥水循環式掘削機
を用いて掘削を行う場合、掘削によって生じた排泥水
は、土砂分離装置によって掘削土砂を分離した後、所定
の処理を経て再び泥水として再利用される。
【0003】図6は、従来の土砂分離装置の一例を側面
図で示したものである。
【0004】同図に示す土砂分離装置は、加振体6が設
置された枠体5をばねからなる弾性支承7を介して架台
8に取り付けるとともに該枠体にスクリーン1、3、4
および盲板と呼ばれる鉄板2を取り付けてあり、加振体
6の加振方向を鉛直方向から所定の角度だけ傾けた状態
で該加振体を駆動することにより、スクリーン1、3、
4上の土砂を上下成分の振動で選別しつつ、水平成分の
振動で選別土砂を排出側に移送できるようになってい
る。
【0005】一方、スクリーン1の上方には3台のサイ
クロン11を備えてあり、該サイクロンに対応して脱水
受槽9内にそれぞれ設置された3台のサイクロンポンプ
10から供給される泥水をコーン壁に沿って旋回させる
ことにより、重い土粒子をアンダーフローとしてスクリ
ーン1に降下させるとともに、軽い土粒子や水をオーバ
ーフローとして上昇させるようになっている。
【0006】このような土砂分離装置を用いて土砂分離
を行う際には、まず、掘削現場から送られてきた排泥水
を投入シュート12を介してスクリーン3、4に順次投
入し、レキ、固結シルト等の数mmオーダー以上の土砂
を分離する。
【0007】一方、スクリーン4を通過したアンダー泥
水は、これをいったん脱水受槽9に貯留した後、サイク
ロンポンプ10によってサイクロン11に圧送し上述し
た遠心分離を行う。
【0008】次いで、サイクロンアンダー泥水をスクリ
ーン1に投入して数十μオーダー以上の細粒分を分離す
るとともに、スクリーン1で分離できない微粒分を含ん
だ泥水を盲板2に落とし、これを装置外へ排出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、処理すべき排
泥水の流量が変動した場合には、それに応じて運転され
るサイクロン11及びサイクロンポンプ10の台数も切
り換える必要があり、従来は、脱水受槽9内の泥水の貯
留状態に応じて運転すべきサイクロンポンプを予め設定
しておくことで上述した排泥水の流量変化に対応してい
た。
【0010】しかしながら、かかる方法では、あるサイ
クロンポンプは常時運転され、あるサイクロンポンプは
滅多に運転されないというように、サイクロンポンプご
とに運転時間ひいてはポンプ寿命が大きく偏ってしま
い、すべてのサイクロンポンプをバランスよく使用する
ことが困難な状況となっていた。
【0011】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、すべてのサイクロンポンプを均等に運転する
ことが可能な土砂分離装置のサイクロンポンプ管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る土砂分離装置のサイクロンポンプ管理
システムは請求項1に記載したように、排泥水等の流体
を一時貯留する脱水受槽と、該脱水受槽内の流体を圧送
する複数のサイクロンポンプと、該サイクロンポンプの
それぞれに接続された複数のサイクロンと、前記サイク
ロンポンプを駆動制御するポンプ制御部と、前記脱水受
槽内の流体の液面レベルを計測する液面計測手段と、該
液面計測手段での計測結果に基づいて運転すべきサイク
ロンポンプの台数を必要運転台数として決定する演算処
理部と、前記サイクロンポンプごとの運転時間を計測す
る計時手段とを備え、前記演算処理部を、前記サイクロ
ンポンプごとの運転時間が均等になるように運転すべき
サイクロンポンプを前記必要運転台数分だけ前記サイク
ロンポンプの中から選択するとともに、その選択情報を
前記ポンプ制御部に伝送するように構成したものであ
る。
【0013】本発明に係る土砂分離装置のサイクロンポ
ンプ管理システムにおいては、ポンプ制御部を介して複
数のサイクロンポンプを駆動制御することで、脱水受槽
に一時貯留されている排泥水等の流体を各サイクロンに
圧送し、各サイクロンにて細粒の土粒子を分級選別する
が、ポンプ制御部を介してサイクロンポンプを駆動制御
するにあたっては、液面計測手段で計測された脱水受槽
内の流体の液面レベルに応じて、運転すべきサイクロン
ポンプの台数を必要運転台数として演算制御部にて決定
するとともに、サイクロンポンプごとの運転時間を計時
手段で別途計測しておき、次いで、サイクロンポンプご
との運転時間が均等になるように運転すべきサイクロン
ポンプを必要運転台数分だけサイクロンポンプの中から
選択し、その選択情報をポンプ制御部に伝送する。
【0014】このようにすると、脱水受槽内に一時貯留
される流体の量が変動し、それに伴ってサイクロンポン
プの運転台数を変えなければならない場合でも、サイク
ロンポンプは、それぞれの運転時間が均等になるように
運転制御されることとなり、特定のサイクロンポンプだ
けが摩耗するといった事態が未然に回避される。
【0015】液面計測手段は、脱水受槽内の流体の液面
レベルが計測できるのであればどのようなものでもかま
わないが、例えば超音波レベル計を採用することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る土砂分離装置
のサイクロンポンプ管理システムの実施の形態につい
て、添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と実
質的に同一の部品等については同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0017】図1は、本実施形態に係る土砂分離装置の
サイクロンポンプ管理システム21を示したものであ
る。同図でわかるように、本実施形態に係るサイクロン
ポンプ管理システム21は、流体である排泥水を一時貯
留する脱水受槽20と、該脱水受槽内の排泥水を圧送す
る6台のサイクロンポンプ29a〜29fと、該サイク
ロンポンプのそれぞれに接続された6台のサイクロン3
0a〜30fと、サイクロンポンプ29a〜29fを駆
動制御するポンプ制御部43と、脱水受槽20内に一時
貯留された排泥水の液面レベルを計測する液面計測手段
としての超音波レベル計41と、該超音波レベル計での
計測結果に基づいて運転すべきサイクロンポンプの台数
を必要運転台数として決定する演算処理部42と、サイ
クロンポンプ29a〜29fごとの運転時間を計測する
計時手段としてのタイマー44とを備える。
【0018】ここで、演算処理部42は、サイクロンポ
ンプ29a〜29fごとの運転時間が均等になるように
運転すべきサイクロンポンプを上述した必要運転台数分
だけサイクロンポンプ29a〜29fの中から選択する
とともに、その選択情報をポンプ制御部43に伝送する
ようになっている。
【0019】なお、脱水受槽20の上方には、架台24
aの内部空間に二段配置された下段スクリーンである上
段網31及び下段網32と、枠体24bの内部空間に配
置された中段スクリーンである篩33と、枠体24cの
内部空間に配置された上段スクリーンである篩34とが
下から順に配置されるように図示しない架台に取り付け
てあり、上述したサイクロンポンプ29a〜29f及び
サイクロン30a〜30fとともに土砂分離装置を構成
する。そして、スクリーン31〜34は、排泥水に含ま
れる土粒子を振動によって分級選別するとともに、サイ
クロン30a〜30fは、スクリーン31〜34を通過
した排泥水に含まれる土粒子を遠心力で分級選別するよ
うになっている。
【0020】かかる土砂分離装置についてさらに補足説
明しておくと、枠体24aは、図2でよくわかるように
該枠体を両側から挟む対向位置に配置された一対のサイ
ドフレーム51、51及び弾性支承としてのコイルスプ
リング23aを介して架台22に設置され、その内部空
間に配置された上段網31は、20mm以上の礫分・固
形物を選別排出するための目開20mmのスクリーン、
下段網32は、3mm〜20mmの礫分・固形物を選別
排出するための目開3mmのスクリーンである。
【0021】枠体24bは図3でよくわかるように、弾
性支承としてのコイルスプリング23bを介して架台2
2に設置され、その内部空間に配置された篩33は、砂
分を選別排出するための目開0.45mmのスクリーン
である。同様に、枠体24cは図4でよくわかるよう
に、弾性支承としてのコイルスプリング23cを介して
架台22に設置され、その内部空間に配置された篩34
は、砂分を選別排出するための目開0.45mmのスク
リーンである。
【0022】なお、図1〜図4でわかるように、枠体2
4a、24b、24cにそれぞれ取り付けられた加振体
25a、25b、25cを、モータ27a、27b、2
7cでそれぞれ駆動することにより、各スクリーン31
〜34上の土砂を上下成分の振動で選別しつつ、水平成
分の振動で選別土砂を排出側に移送するようになってい
る。
【0023】なお、加振体25bと加振体25c、ひい
ては篩33と篩34とが逆位相でかつ同一加振周波数で
振動するようにモータ27b、27cを駆動制御するこ
とにより、篩33及び篩34から発生する低周波音を相
殺して近隣への低周波騒音を低減することができる。
【0024】本実施形態に係るサイクロンポンプ管理シ
ステム21においては、ポンプ制御部43を介して複数
のサイクロンポンプ29a〜29fを駆動制御すること
で、脱水受槽20に一時貯留されている排泥水を各サイ
クロン30a〜30fに圧送し、各サイクロン30a〜
30fにて細粒の土粒子を分級選別するが、ポンプ制御
部43を介してサイクロンポンプ29a〜29fを駆動
制御するにあたっては、超音波レベル計41で計測され
た脱水受槽20内の排泥水の液面レベルに応じて、運転
すべきサイクロンポンプ29a〜29fの台数を必要運
転台数として演算制御部42にて決定するとともに、サ
イクロンポンプ29a〜29fごとの運転時間をタイマ
ー44で別途計測しておき、次いで、サイクロンポンプ
29a〜29fごとの運転時間が均等になるように運転
すべきサイクロンポンプを必要運転台数分だけサイクロ
ンポンプ29a〜29fの中から選択し、その選択情報
をポンプ制御部43に伝送する。
【0025】これを脱水受槽20の貯水量に応じて具体
的に説明する。なお、サイクロンポンプ29a〜29f
ごとの運転時間については、例えば土砂分離装置の供用
を開始した時点からの累積時間としてタイマー44で計
測するものとする。
【0026】まず、脱水受槽20が図5(a)に示すよう
な満水状態である場合、超音波レベル計41からは、満
水であることを示す計測データが演算処理部42に伝送
され、かかるデータを受け取った演算処理部42は、内
部に持っているテーブルを参照することによって、満水
に対応する必要運転台数を例えば6台と決定する。この
場合には、運転すべきサイクロンポンプをすべてのサイ
クロンポンプ29a〜29fとして選択し、この選択情
報をポンプ制御部43に伝送する。
【0027】すると、サイクロンポンプ29a〜29f
は、ポンプ制御部43を介してすべて駆動される。かか
る状況は、超音波レベル計41からの計測データが満水
であることを示すデータである限り、継続する。
【0028】次に、例えば掘削機等からの排泥水の流入
量が減少することによって脱水受槽20が図5(b)に示
すような状態である場合、超音波レベル計41からは、
水位が半分になっていることを示す計測データが演算処
理部42に伝送され、かかるデータを受け取った演算処
理部42は、内部に持っているテーブルを参照すること
によって、2分の1水位に対応する必要運転台数を例え
ば3台と決定する。
【0029】さらに、演算処理部42は、タイマー44
で計測されたサイクロンポンプ29a〜29fごとの運
転時間を比較して運転時間の少ないものを探し、例えば
サイクロンポンプ29a、29c、29eを運転すべき
サイクロンポンプとして選択する。
【0030】次に、かかる選択情報をポンプ制御部43
に伝送し、ポンプ制御部43は、サイクロンポンプ29
a、29c、29eだけを運転する、言い換えれば運転
中だったサイクロンポンプ29b、29d、29fの運
転を停止する。
【0031】次に、脱水受槽20の貯水量が図5(c)に
示すようにさらに減少した場合、超音波レベル計41か
らは、水位が4分の1になっていることを示す計測デー
タが演算処理部42に伝送され、かかるデータを受け取
った演算処理部42は、内部に持っているテーブルを参
照することによって、4分の1水位に対応する必要運転
台数を例えば1台と決定する。
【0032】さらに、演算処理部42は、タイマー44
で計測されたサイクロンポンプ29a〜29fごとの運
転時間を比較して運転時間が最も少ないものを探し、例
えばサイクロンポンプ29aを運転すべきサイクロンポ
ンプとして選択する。
【0033】次に、かかる選択情報をポンプ制御部43
に伝送し、ポンプ制御部43は、サイクロンポンプ29
aだけを運転する、言い換えれば運転中だったサイクロ
ンポンプ29c、29eの運転を停止する。
【0034】このようにすると、脱水受槽20内に一時
貯留される排泥水の量が変動し、それに伴ってサイクロ
ンポンプ29a〜29fの運転台数を変えなければなら
ない場合でも、サイクロンポンプ29a〜29fは、そ
れぞれの運転時間が均等になるように運転制御される。
【0035】ここで、本実施形態に係るサイクロンポン
プ管理システム21が適用される土砂分離装置における
排泥水フローを図1を参照して説明しておくと、掘削機
等から圧送されてきた排泥水は、最初、枠体24aに設
置された下段スクリーンに投入され、該下段スクリーン
の上段網31で20mm以上の礫分・固形物が、下段網
32で3mm〜20mmの礫分・固形物がそれぞれ選別
されて排土ピット28に貯留される。また、これらが除
去された排泥水は、脱水受槽20で一時貯留された後、
サイクロンポンプ29a〜29fのうち、演算処理部4
2で選択されたサイクロンポンプで圧送されるととも
に、対応するサイクロンに打ち込まれる。そして、それ
らのアンダー泥水は、中段スクリーンである篩33、上
段スクリーンである篩34にそれぞれ投入されて砂分が
選別され、排土ピット28に貯留されるとともに、砂分
が除去された排泥水は、再び脱水受槽20で一時貯留さ
れる。
【0036】なお、中段スクリーンである篩33、上段
スクリーンである篩34は、いずれも砂分を分級除去た
めのスクリーンであるという意味で区別はなく、サイク
ロン30a〜30cのアンダー泥水は、中段スクリーン
である篩33に、サイクロン30d〜30fのアンダー
泥水は、上段スクリーンである篩34にそれぞれ投入さ
れる。
【0037】以上説明したように、本実施形態に係る土
砂分離装置のサイクロンポンプ管理システム21によれ
ば、超音波レベル計41で計測された脱水受槽20内の
排泥水の液面レベルに応じて、運転すべきサイクロンポ
ンプ29a〜29fの台数を必要運転台数として演算制
御部42にて決定するとともに、サイクロンポンプ29
a〜29fごとの運転時間をタイマー44で別途計測し
ておき、サイクロンポンプ29a〜29fごとの運転時
間が均等になるように運転すべきサイクロンポンプを必
要運転台数分だけサイクロンポンプ29a〜29fの中
から選択し、その選択情報をポンプ制御部43に伝送す
るようにしたので、脱水受槽20内に一時貯留される排
泥水の量が変動し、それに伴ってサイクロンポンプ29
a〜29fの運転台数を変えなければならない場合で
も、サイクロンポンプ29a〜29fは、それぞれの運
転時間が均等になるように運転制御されることとなり、
特定のサイクロンポンプだけが摩耗するといった事態を
未然に回避することが可能となる。
【0038】したがって、サイクロンポンプ29a〜2
9fの保守点検が容易になるとともに、サイクロン30
a〜30fについても必然的に均等な稼働状態となって
やはり保守点検が容易となる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る土砂分
離装置のサイクロンポンプ管理システムによれば、脱水
受槽内に一時貯留される排泥水の量が変動し、それに伴
ってサイクロンポンプの運転台数を変えなければならな
い場合でも、サイクロンポンプは、それぞれの運転時間
が均等になるように運転制御されることとなり、特定の
サイクロンポンプだけが摩耗するといった事態を未然に
回避することが可能となる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る土砂分離装置のサイクロンポ
ンプ管理システムの全体図。
【図2】本実施形態に係るサイクロンポンプ管理システ
ムが適用される土砂分離装置のうち、下段スクリーンを
示した詳細図であり、(a)は平面図、(b)はA―A線方向
から見た矢視図。
【図3】同じく中段スクリーンの詳細図であり、(a)は
平面図、(b)はB―B線方向から見た矢視図。
【図4】上段スクリーンの詳細図であり、(a)は平面
図、(b)はC―C線方向から見た矢視図。
【図5】脱水受槽の水位変化を示した図。
【図6】従来技術に係る土砂分離装置の側面図。
【符号の説明】
20 脱水受槽 21 土砂分離装置のサイクロン
ポンプ管理システム 29a〜29f サイクロンポンプ 30a〜30f サイクロン 31 上段網(スクリーン) 32 下段網(スクリーン) 33 篩(スクリーン) 34 篩(スクリーン) 41 超音波レベル計(液面計測
手段) 42 演算処理部 43 ポンプ制御部 44 タイマー(計時手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 俊男 東京都港区港南2丁目15番2号 株式会社 大林組東京本社内 (72)発明者 重松 寧 東京都港区港南2丁目15番2号 株式会社 大林組東京本社内 (72)発明者 河瀬 道雄 岐阜県不破郡垂井町表佐326番地の2 カ ワセインダストリィー株式会社内 (72)発明者 吉村 成孝 大阪市北区西天満5丁目10番17号 西天満 パークビル ヒロサワ機械販売株式会社内 Fターム(参考) 4D053 AA03 AB04 BA04 BB02 BC03 BD04 CG10 DA10 4D059 AA09 BE39 BK30 CB01 CB27 EA20 EB20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排泥水等の流体を一時貯留する脱水受槽
    と、該脱水受槽内の流体を圧送する複数のサイクロンポ
    ンプと、該サイクロンポンプのそれぞれに接続された複
    数のサイクロンと、前記サイクロンポンプを駆動制御す
    るポンプ制御部と、前記脱水受槽内の流体の液面レベル
    を計測する液面計測手段と、該液面計測手段での計測結
    果に基づいて運転すべきサイクロンポンプの台数を必要
    運転台数として決定する演算処理部と、前記サイクロン
    ポンプごとの運転時間を計測する計時手段とを備え、前
    記演算処理部を、前記サイクロンポンプごとの運転時間
    が均等になるように運転すべきサイクロンポンプを前記
    必要運転台数分だけ前記サイクロンポンプの中から選択
    するとともに、その選択情報を前記ポンプ制御部に伝送
    するように構成したことを特徴とする土砂分離装置のサ
    イクロンポンプ管理システム。
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