JP2001087477A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001087477A
JP2001087477A JP27206899A JP27206899A JP2001087477A JP 2001087477 A JP2001087477 A JP 2001087477A JP 27206899 A JP27206899 A JP 27206899A JP 27206899 A JP27206899 A JP 27206899A JP 2001087477 A JP2001087477 A JP 2001087477A
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Hajime Fukushima
肇 福島
Hidehisa Takahashi
秀久 高橋
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が1つの機種においてより多様な遊技
形態を楽しむことができるパチンコ機を提供する。 【解決手段】 振分け装置47の回転盤49に2つの保
持部49a,49bを備えて、その回転盤49を一方向
に回転させる。そして、パチンコ球が振分け装置47の
空隙51aに到達した場合に、回転盤49の回転変位に
よって、パチンコ球を役物装置16に誘導するための経
路入口24に誘導したり、普通図柄表示装置25の通過
口53に誘導するように、何れか一方に確実に振分ける
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面上に射出
させたパチンコ球を、始動口に入賞させたり通過口に通
過させることで、遊技機能部を始動させるパチンコ機に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記パチンコ機には、
1台の遊技盤面上に図柄表示装置また羽物などの遊技機
能部を1つだけ装着した構成のものがある。この場合、
遊技者が長時間遊技を続けた場合に、遊技形態が単調と
なり次第に興味が殺がれてしまうという問題があった。
【0003】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、遊技者が1つの機種においてより多
様な遊技形態を楽しむことができるパチンコ機を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のパチンコ機は、1つの遊技盤面に配
置される複数の遊技機能部と、前記遊技盤面上に射出さ
れた結果、自身に導入されたパチンコ球を、前記複数の
遊技機能部の何れか1つに誘導するように振分ける振分
け手段とを備えてなることを特徴とする。
【0005】斯様に構成すれば、パチンコ球が振分け手
段に導入された場合には、当該パチンコ球が何れかの遊
技機能部に確実に振分けられる。このため、遊技者が1
つの機種において多様な遊技形態を楽しむことができ
る。しかも、振分け手段に導入されたパチンコ球は、遊
技機能部に振分けられずに終わることがないので、遊技
者は、何らかの遊技形態の発生を確実に期待することが
できる。
【0006】この場合、請求項2に記載したように、前
記振分け手段に、前記パチンコ球を受け止めて保持する
保持部を備えて、その保持部を回動可能に構成すると良
い。斯様に構成すれば、遊技者は、保持部に保持,停留
されたパチンコ球が回転或いは回動する間に何らかの遊
技形態の発生を期待することができるので、遊技者の興
味を一層高めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図3は、パチンコ機1の正面
図である。パチンコ機1の基本的な機構部分は周知のも
のと同一であり、以下、その概略を説明する。パチンコ
機1の下端部には、横長な下板部2が配置されており、
その下板部2の上方に位置して、中枠3が左側辺部を中
心に回動可能に装着されている。この中枠3は、図3で
は図示しないが、その背後に配置され、前後方向に短尺
な角筒状をなす外枠に取り付けられている。
【0008】また、中枠3の後面には、額縁状の取付枠
(図示せず)が固定されており、その取付枠には遊技盤
4が保持されている。遊技盤4の前面は、取付枠及び中
枠3を通して前方に露出している。
【0009】中枠3の内周面には矩形状の保持枠5が固
定されており、保持枠5内には矩形状の金枠6が左側辺
部を中心に回動可能に装着されている。この金枠6には
透明なガラス窓(図示せず)が組込まれており、遊技盤
4の前面はガラス窓によって前方から覆われている。ま
た、中枠3の前面には右側部に位置して枠鍵7が装着さ
れており、枠鍵7は中枠3及び金枠6を閉鎖状態にロッ
クしている。
【0010】中枠3の下端部には下皿8が固定されてい
る。この下皿8の右下部には発射ハンドル9が回動可能
に装着されており、発射ハンドル9の後方には発射モー
タ(図示せず)が装着されている。その発射モータの回
転軸にはクランク機構(図示せず)を介して打球槌10
が連結されており、発射ハンドル9が図3の時計回り方
向へ回動操作されると、発射モータに電源が与えられ、
打球槌10が軸11を中心に繰り返し回動するようにな
っている。
【0011】中枠3内には下端部に位置して横長な皿板
12が左側辺部を中心に回動可能に装着されており、皿
板12には上皿13が固定されている。この上皿13内
にはパチンコ球(図示せず)が貯溜されており、打球槌
10が回動すると、上皿13内のパチンコ球が打球槌1
0によって弾かれる。
【0012】図1は、遊技盤4の詳細構成を示すもので
ある。遊技盤4の前面には外レール14及び内レール1
5が固定されており、打球槌10によって弾かれたパチ
ンコ球は外レール14及び内レール15間を通して遊技
盤4の上部に案内され、複数の障害釘(図示せず)に当
りながら落下する。尚、複数の障害釘は遊技盤4の前面
に打込まれている。
【0013】遊技盤4の中央部には、役物装置(遊技機
能部,挙動変化型役物)16が配置されている。この役
物装置16は、遊技盤4の奥行き方向に広がる空間部1
6aが形成されており、その空間部16a内部には、遊
技盤4の奥行き方向から手前側にかけて僅かな傾斜を有
する平面状のステージ17を有している。そのステージ
17の中央部分には回転盤18が配置されている。
【0014】回転盤18は、図示しないモータによって
一方向に回転されるようになっており、ステージ17の
面よりも僅かに高くなるように台形状に形成された表面
には、複数の突起19が配置されている。尚、図1にお
いて、回転盤18については、空間部16a及びステー
ジ17の奥行き感を表現するため斜視図的に描画してい
る。
【0015】また、回転盤18の手前側で遊技盤4の中
央に位置する部位には、パチンコ球の直径よりも僅かに
大なる幅を有するガイド20が配置されており、そのガ
イド20の中には、権利発生用の特定入賞口(始動口)
21が設けられている。
【0016】役物装置16の空間部16a上方には、破
線で示すように遊技盤4の裏面に配置されている誘導経
路(裏樋)22の経路出口23が設けられている。この
誘導経路22には、後述する経路入口24よりパチンコ
球が導入されるようになっており、誘導経路22を介し
て経路出口23より排出されたパチンコ球は、回転盤1
8の略中央に落下するようになっている。
【0017】そして、落下したパチンコ球は、回転盤1
8が回転することにより突起19に衝突することで、そ
の挙動を変化させながらステージ17の手前側へと移動
し、ある場合は、ガイド20を介して特定入賞口21に
入賞する。また、その他の場合は、ステージ17より、
ステージ17の端面17aと遊技盤4との間に形成され
ている空間部16bに落下するようになっている。空間
部16bは、通常の入賞口として設けられており、ここ
にパチンコ球が落下した場合には、賞球が払い出される
ようになっている。
【0018】役物装置16の上方には、普通図柄表示装
置(遊技機能部,図柄変動型役物)25が配設されてい
る。この普通図柄表示装置25は、例えば3桁の数字を
表示する液晶表示部26を有している。そして、遊技盤
4の前面には役物装置16の下方に位置して、普通図柄
表示装置25を始動させるゲート状の通過口27が固定
されている。
【0019】図4は、パチンコ機1の要部の電気的構成
を示す機能ブロック図である。特定入賞口21内及び通
過口27内には、図4に示すように、夫々特定入賞口セ
ンサ28及び通過口センサ29aが配設されており、各
センサ28及び29aは、特定入賞口21内及び通過口
27内にパチンコ球が入球したことを例えば電磁的に検
出することに基づいて、メイン制御装置30に入球信号
を出力するようになっている。メイン制御装置30は、
マイクロコンピュータを主体に構成されており、通過口
センサ29a及び後述する通過口センサ29bから入球
信号が入力される時間的なタイミングに基づいて大当り
及び外れを判別したり、大当り数字パターン及び外れ数
字パターンを設定するようになっている。
【0020】また、メイン制御装置30には、表示制御
装置31及びドライブ回路32を介して液晶表示部26
が接続されている。表示制御装置31もまたマイクロコ
ンピュータを主体に構成されており、メイン制御装置3
0からの数字表示指令に基づいて液晶表示部26に各種
の数字パターンを表示させるようになっている。
【0021】通過口27の図1中左側には、普通図柄表
示装置25に対応する権利発生装置33が配置されてい
る。この権利発生装置33は、扉34を有するものであ
り、その扉34は、図4に示す権利発生装置ソレノイド
35のプランジャに連結されている。そのソレノイド3
5は、ドライブ回路36を介してメイン制御装置30に
接続されており、メイン制御装置30は、大当りの判定
に基づいて権利発生装置ソレノイド35に電源を与える
ようになっている。すると、権利発生装置ソレノイド3
5のプランジャの移動に基づいて扉34を回動させ、権
利発生装置33が開放される。
【0022】権利発生装置33が開放されると、扉34
の内側中央部に配置されているVゾーン37が現れるよ
うになっている。そのVゾーン37の内部には権利発生
センサ38が配置されており、センサ38は、Vゾーン
37内にパチンコ球が入球することに基づいてメイン制
御装置30に入球信号を出力するようになっている。
【0023】また、通過口27の下方には、大入賞口3
9が設けられている。大入賞口39の構成は権利発生装
置33と同様で、扉40を有するものであり、その扉4
0は、大入賞口ソレノイド41のプランジャに連結され
ている。そのソレノイド41は、ドライブ回路42を介
してメイン制御装置30に接続されており、メイン制御
装置30は、特定入賞口センサ28からの入球信号の出
力、または、権利発生センサ38からの入球信号の出力
に基づいて大入賞口ソレノイド41に電源を与えるよう
になっている。すると、大入賞口ソレノイド41のプラ
ンジャの移動に基づいて扉40が回動され、大入賞口3
9が開放されるようになる。
【0024】大入賞口39内には大入賞口センサ43が
配設されている。この大入賞口センサ43は大入賞口3
9内にパチンコ球が入球することに基づいて入球信号を
出力するものであり、賞球制御装置44に接続されてい
る。この賞球制御装置44はマイクロコンピュータを主
体に構成されており、大入賞口センサ43からの入球信
号をカウントすることに基づいてパチンコ球の入球個数
を計測するようになっている。
【0025】そして、賞球制御装置44は、入球個数の
計測結果に基づいて、ドライブ回路45を介して図示し
ない賞球払出し機構の球払出しソレノイド46を駆動制
御し、球払出しケース内から計測結果に応じた個数のパ
チンコ球を上皿13に払出すようになっている。
【0026】また、普通図柄表示装置25の上方には、
振分け装置(振分け手段)47が配設されている。図2
(a)は、振分け装置47を拡大して示す正面図であ
り、図2(b)は、遊技盤4の裏面側に配置されている
機構部をも示す側面図である。振分け装置47は、基板
48に回転盤49が配置され、その回転盤49には、切
欠きによって球受け部49a,49bが2か所に形成さ
れている。球受け部49aは、切欠きが比較的浅めに形
成されており、それに対して、球受け部49bは、切欠
きが深めに形成されている。
【0027】回転盤49の周辺には、その外周部分を覆
うようにして、円弧状をなす2つの外周壁50a,50
bがあり、これらの外周壁50a,50bは、回転盤4
9の上方及び下方、即ち、回転盤49の回転中心に対し
て12時方向及び6時方向に、パチンコ球の直径よりも
やや大なる空隙51a及び51bを形成するように配置
されている。
【0028】そして、回転盤49は、遊技盤4の裏面側
に配置されたモータ52によって図1中時計回り方向に
一定速度で回転するようになっており、遊技盤4上に射
出されたパチンコ球が落下して空隙51aに飛び込んだ
場合に、球受け部49a,49bの何れか一方が12時
方向に位置した時に、パチンコ球はその球受け部49
a,49bの何れかに受け止められて回転盤49と共に
回転するようになっている。
【0029】また、外周壁50bの内側であり、回転盤
49の回転中心に対して3時方向には、前述した誘導経
路22の経路入口24が設けられている。その経路入口
24は、球受け部49aの切欠きの深さに合わせて穴位
置が設けられている。更に、空隙51bの下方には、普
通図柄表示装置25を始動させるゲート状の通過口53
が配置されている。その通過口53の内部には、前述し
た通過口センサ29bが配置されている。尚、通過口2
7及び53は、遊技機能部としての普通図柄表示装置2
5の一部を構成するものである。
【0030】以上の構成から、振分け装置47の動作は
以下のようになる。上述のように、遊技盤4上に射出さ
れたパチンコ球が空隙51aに飛び込んだ場合に、切欠
きが浅い球受け部49aが12時方向に位置すると、パ
チンコ球は、その球受け部49aに受け止められて、回
転盤49の回転に伴って時計回りに回転する。そして、
球受け部49aが3時方向に到達すると、パチンコ球は
経路入口24に導入される。
【0031】一方、遊技盤4上に射出されたパチンコ球
が空隙51aに飛び込んだ場合に、切欠きが深い球受け
部49bが12時方向に位置すると、パチンコ球は、そ
の球受け部49bに受け止められて回転する。そして、
球受け部49bが3時方向に到達しても、球受け部49
bの切欠きが深いためパチンコ球が経路入口24に導入
されることはない。それから、更に、球受け部49bが
6時方向に到達すると、パチンコ球は、空隙51bより
下方へ落下して、通過口53を確実に通過するようにな
る。
【0032】次に、本実施例の作用について説明する。
遊技者が発射ハンドル9を時計回り方向へ回動操作する
と、上皿13内のパチンコ球が打球槌10により弾かれ
て、外レール14及び内レール15間を通して遊技盤4
の上部に射出される。そして、その内の何れかのパチン
コ球が振分け装置47の空隙51aに飛び込むと、回転
盤49の回転状態に応じて遊技の状態も異なる。
【0033】例えば、パチンコ球が球受け部49aに受
け止められて時計回りに回転し、経路入口24に導入さ
れると、パチンコ球は、誘導経路22を介して経路出口
23より排出され、役物装置16に導かれる。経路出口
23より排出されたパチンコ球は回転盤18の略中央に
落下し、その後は、回転盤18の回転により挙動が変化
して、ある場合は特定入賞口21に入賞し一定数の賞球
が払い出されると共に大入賞口39の扉40が開放され
る。また別の場合は、空間部16bに落下して一定数の
賞球が払い出される、という遊技形態となる。
【0034】また、パチンコ球が球受け部49bに受け
止められて回転すると、空隙51bより下方へ落下して
通過口53を通過する。すると、通過口センサ29bが
入球信号をメイン制御装置30に出力するので、メイン
制御装置30は、その出力タイミングに基づいて大当り
及び外れを判別して各数字パターンを設定し、表示制御
装置31を介して液晶表示部26に各種の数字パターン
を表示させる。
【0035】そして、大当たりを判別した場合には、メ
イン制御装置30は、表示制御装置31によって例えば
“777”等の数字パターンを液晶表示部26に表示さ
せると共に、権利発生装置33の扉34を開放させる。
その状態でVゾーン37にパチンコ球が入球すると大入
賞口39の扉40を開放させる、という遊技形態とな
る。
【0036】尚、請求項において振分け手段に「導入さ
れる」と表現している文言は、実施例上では、パチンコ
球が振分け装置47の球受け部49a,49bの何れか
一方に受け止められることに対応している。
【0037】以上のように本実施例によれば、振分け装
置47の回転盤49に2つの保持部49a,49bを備
えて、その保持部49a,49bを一方向に回転させる
ようにした。そして、パチンコ球が振分け装置47の空
隙51aに到達した場合に、回転盤49の回転変位によ
ってパチンコ球を役物装置16に誘導したり、普通図柄
表示装置25の通過口53に誘導するように構成した。
【0038】従って、従来とは異なり、場合に応じて2
つの遊技機能部の何れか一方を始動させることができる
ので、遊技者は、パチンコ球が振分けられた結果によっ
て、役物装置16に導入されたパチンコ球の挙動によ
り、或いは、普通図柄表示装置25において“777”
等の特定図柄の組合せが揃うことで大入賞口39が開放
されることを期待するような遊技状態を楽しむことがで
き、遊技の形態をより多様にして遊技者の興味を高める
ことができる。
【0039】そして、振分け装置47に導入されたパチ
ンコ球は、確実に、役物装置16に導入されるかまたは
普通図柄表示装置25を始動させるので、遊技者は、何
らかの遊技形態が発生することを確実に期待することが
できる。また、遊技者は、保持部49aまたは49bに
保持,停留されたパチンコ球が回転する間に、何れかの
遊技形態の発生を期待することができるので、遊技者の
興味を一層高めることができる。
【0040】また、振分け装置47を、役物装置16の
特定入賞口21または空間部16bと、普通図柄表示装
置25の通過口53との何れか一方に択一的に振分ける
ように構成した。従って、振分け装置47による振分け
の結果によって、賞球が払い出されたり払い出されなか
ったりするようになり、遊技者側と店側との利益のバラ
ンスをとることができると共に遊技形態にも一層変化を
与えることができるので、遊技者の興味をより高めるこ
とができる。
【0041】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、以下のような変形また
は拡張が可能である。パチンコ球が役物装置16の特定
入賞口21に入った場合と、権利発生装置33のVゾー
ン37に入球した場合とで、異なる大入賞口を開放させ
るように構成しても良い。また、役物装置16の特定入
賞口21に入った場合に直接大入賞口39を開放させる
ものに代えて、普通図柄表示装置25で大当たりした場
合と同様に権利発生装置33の扉34を開放し、Vゾー
ン37に入球すると大入賞口39を開放させるように構
成しても良い。遊技機能部は、3つ以上配置しても良
い。そして、図示したものに限らず、特定図柄が表示さ
れ大当たりになることで直ちに大入賞口が開放される所
謂第1種役物や、羽物と称する所謂第2種役物を配置し
ても良い。また、同種類のものを複数配置しても良い。
【0042】振分け手段は、振分け装置47のように保
持部49a,49bを一方向に回転させるものに限ら
ず、例えば、経路入口24と回転盤49の回転中心を挟
んで反対側に遊技機能部の始動口または通過口を配置し
て、回転盤49を両方向に例えば180度ずつ回動させ
るようにしても良い。また、振分け手段は、振分け装置
47のような構成に限らず、例えば、入口が1つで出口
が2つ以上あるような樹脂製のケース内部に障害釘を配
置することで、パチンコ球を各出口に振分けるように構
成しても良く、各出口に対応する部位に、夫々遊技機能
部を配置すれば良い。また、振分け手段は、パチンコ球
を必ずしも始動口または入賞口と通過口とに択一的に振
分けるものに限らず、何れも始動口または入賞口となる
ように振分けたり、何れも通過口となるように振分けて
も良い。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであり、以下
の効果を奏する。請求項1記載のパチンコ機によれば、
パチンコ球が振分け手段に導入された場合には、当該パ
チンコ球が誘導される遊技機能部がその時の状況などに
応じて変化する。その結果として始動する遊技機能部が
複数の内何れか1つに決定されるようになるので、従来
とは異なり、遊技形態をより多様にして遊技者の興味を
高めることができる。しかも、振分け手段に導入された
パチンコ球は、遊技機能部に振分けられずに終わること
がないので、遊技者は、何らかの遊技形態の発生を確実
に期待することができる。
【0044】請求項2記載のパチンコ機によれば、振分
け手段に保持,停留されたパチンコ球が誘導される始動
口や通過口が、その振分け手段の回転や回動の状態に応
じて変化するようになる。その結果、遊技者は、保持部
に保持,停留されたパチンコ球が回転或いは回動する間
に何らかの遊技形態が発生することを期待できるので、
遊技者の興味を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、遊技盤の
詳細構成を示す図
【図2】(a)は、振分け装置を拡大して示す正面図、
(b)は、遊技盤の裏面側に配置されている機構部をも
示す側面図
【図3】パチンコ機の正面図
【図4】電気的構成を示す機能ブロック図
【符号の説明】
1はパチンコ機、4は遊技盤、16は役物装置(遊技機
能部)、16bは開口部(始動口)、21は特定始動
口、25は普通図柄表示装置(遊技機能部)、47は振
分け装置(振分け手段)、49a,49bは球受け部、
53は通過口を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの遊技盤面に配置される複数の遊技
    機能部と、 前記遊技盤面上に射出された結果、自身に導入されたパ
    チンコ球を、前記複数の遊技機能部の何れか1つに確実
    に誘導するように振分ける振分け手段とを備えてなるこ
    とを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記振分け手段は、パチンコ球を受け止
    めて保持する保持部を備え、その保持部を回動可能に構
    成されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ
    機。
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