JP2001087382A - 薬液注入装置 - Google Patents

薬液注入装置

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JP2001087382A
JP2001087382A JP26565099A JP26565099A JP2001087382A JP 2001087382 A JP2001087382 A JP 2001087382A JP 26565099 A JP26565099 A JP 26565099A JP 26565099 A JP26565099 A JP 26565099A JP 2001087382 A JP2001087382 A JP 2001087382A
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    • A61M5/31511Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
    • A61M5/31515Connection of piston with piston rod

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直接薬液瓶等より注入装置本体内へ薬液を充
填することができ、なおかつ、薬液残量も正確に把握す
ることのできる薬液注入装置を提供する。 【解決手段】 本発明の薬液注入装置は、バレル1と、
ガスケット2、連結部材3、プランジャ4およびコイル
バネ5を含んでなる。バレル1は基端が開放しており、
先端にポート部11を備えている。また、ガスケット2
はバレル1の内腔に液密かつ摺動自在に挿着されてい
る。連結部材3は先端と基端を有する円筒状部材であ
り、その先端部31にガスケット1が解除可能に連結さ
れ、基端部32にプランジャ4が着脱自在に係合されて
いる。そして、ガスケット1と連結部材3の間にはコイ
ルバネ5が圧縮収容されており、ガスケット2が連結部
材3から開放された時、コイルバネ5の弾発力により、
ガスケット2が前進して、薬液が吐出されるようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬液注入装置に関す
る。より詳しくは、コイルバネを利用して、薬液を、血
管や硬膜外、皮下、膀胱などに注入するための薬液注入
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、抗生物質や抗癌剤等の薬液を血管
や硬膜外などへ微量ずつ注入する手段として、ゴム弾性
材料からなるバルーンに薬液を充填し、このバルーンの
収縮力を利用して、比較的長時間にわたって薬液を血管
などに持続注入する薬液注入器具が使用されている(特
開平4−2360号公報など)。このものは、天然ゴム
製管状体の中空内面をシリコーン樹脂で覆ってなる、多
層構造のバルーンを用いた薬液注入器具であって、バル
ーンと、このバルーンを収容するハウジングと、バルー
ンに接続される流量制御手段をその構成要素として含む
ものであり、バルーンが薬液を貯蔵する容器であると共
に、薬液を注入するための動力源もかねている。
【0003】しかしながら、バルーンの収縮力を利用し
た薬液注入器具は、バルーンの形成材料による影響を免
れ得ないものである。すなわちバルーンがゴム弾性材料
から形成されているため、輸液中に薬液を注入する圧力
が経時的に変化し、正確な速度と量で薬液注入ができな
いという欠点を有しており、また薬液を収容する関係で
溶出の無いゴムを選択する必要があるなどの欠点をも有
している。
【0004】そこで、上記のような欠点を解消するもの
として、例えばコイルバネや低荷重バネ、ゴム線などの
弾性材料を駆動手段として利用した、シリンジタイプの
薬液注入装置が提案されている(特開平7−509号公
報など)。しかしながら、このものは、駆動手段でプラ
ンジャを前進させるようにしたものなので、手などが触
れてプランジャが押されることがないように、シリンジ
をカプセルに収容する必要があり、従って、その分装置
全体が大きくなるという欠点を有しており、携帯して使
用するのに適したものとは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、直接薬液瓶等より注入装置本体
内へ薬液を充填することができ、なおかつ、薬液残量も
正確に把握することのできる薬液注入装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決するために鋭意検討の結果、駆動手段で直接ガ
スケットを前進させるようにすることにより、装置全体
を小型化できることに想到し、本発明を完成した。すな
わち,本発明は、先端にポート部を備えた基端の開放し
たバレルと、このバレルの内腔に液密かつ摺動自在に挿
着されたガスケットと、先端と基端を有しており、先端
側に前記ガスケットが解除可能に連結され、基端側にプ
ランジャが着脱自在に係合された円筒状の連結部材と、
前記プランジャと、前記ガスケットと連結部材の間に圧
縮収容されたコイルバネとを含んでなり、このコイルバ
ネの弾発力により、連結部材から開放されたガスケット
が前進させられ、薬液が吐出されるようにされてなる薬
液注入装置に関する。
【0007】ここで、ガスケットと連結部材の間にコイ
ルバネを圧縮収容するためには、連結部材の先端部をバ
レルの内径より小さな外径を有する円筒状に形成し、こ
の先端部を巻回するようにコイルバネを収容してもよ
く、また、ガスケットに、長尺な柄を有するフックを設
け、このフックの柄を巻回するようにコイルバネを収容
してもよい。
【0008】連結部材の先端部をバレルの内径より小さ
な外径を有する円筒状に形成し、この先端部を巻回する
ようにコイルバネを収容した場合は、ガスケットと連結
部材の連結は、連結部材を軸の周りに回転させることに
より解除できるようにしてもよく、また、連結部材の先
端側に、軸上に円形の連結孔を有する閉鎖壁を設けると
ともに、ガスケットに、長尺な、可撓性を有する、前記
連結孔に挿着可能かつ係合可能なフックを設け、このフ
ックを内側に撓ませることにより解除できるようにして
もよい。
【0009】また、ガスケットに、長尺な柄を有するフ
ックを設け、このフックの柄を巻回するようにコイルバ
ネを収容した場合は、連結部材の先端に軸上に連結孔を
有する閉鎖壁を設け、この連結孔にフックを回動自在か
つ係合可能に挿着して、ガスケットと連結部材の連結
が、連結部材を軸の周りに回転させることにより解除さ
れるようにしても、連結孔を円形に形成するとともに、
フックを可撓性フックに形成して、ガスケットと連結部
材の連結が、前記フックを内側に撓ませることにより解
除されるようにしてもよい。また、連結部際の先端側の
内腔に横棒を張設し、この横棒にフックを係合させて、
ガスケットと連結部材の連結が、連結部材を軸の周りに
回転させることにより解除されるようにしてもよい。
尚、この場合、連結部材の先端にバレルの内径より小さ
な外径を有する円筒部を突設し、この円筒部の内腔に、
フックとこのフックの柄に巻回されたコイルバネを収容
してもよい。
【0010】連結部材の基端部とプランジャの係合は、
限定するものではないが、プランジャを軸の周りに回転
させることにより解除できるようにするのがよい。ま
た、ガスケットの外周面とバレルの内周面には、夫々、
ガスケットが軸の回りに回転するのを防止するための、
例えば複数の縦リブを設け、プランジャや連結部材を軸
の周りに回転させたときに、縦リブ同士が係合してガス
ケットが回転しないようにするのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す縦
断面図であり、図2〜図8は本発明の他の実施例を示す
縦断面図である。また、図9および図10は図1に示す
薬液注入装置の薬液充填及び薬液吐出の状態を示す説明
図であり、図11は本発明の薬液注入装置に流量制御手
段を備えたチューブを接続した状態を示す図である。図
1〜図8に示すように、本発明の薬液注入装置は、バレ
ル1と、ガスケット2、連結部材3、プランジャ4およ
びコイルバネ5を含んでなる。バレル1は基端が開放し
ており、先端にポート部11を備えている。また、ガス
ケット2はバレル1の内腔に液密かつ摺動自在に挿着さ
れている。連結部材3は先端と基端を有する円筒状部材
であり、その先端部31にガスケット1が解除可能に連
結され、基端部32にプランジャ4が着脱自在に係合さ
れている。そして、ガスケット1と連結部材3の間には
コイルバネ5が圧縮収容されており、ガスケット2が連
結部材3から開放された時、コイルバネ5の弾発力によ
り、ガスケット2が前進して、薬液が吐出されるように
なっている。
【0012】図1〜図4に示す薬液注入装置は、連結部
材3の先端部31がバレル1の内径より小さな外径を有
する円筒状に形成されたもので、先端部31の外周と基
端部32、ガスケット2、バレル1で囲まれる空間に、
この円筒状部分を取り巻くようにコイルバネ5が圧縮さ
れ収容されている。連結部材3の基端部32とプランジ
ャ4の係合は螺合が好ましく、また、このタイプの場
合、プランジャ4の被係合手段41はオス型が好まし
い。
【0013】図1に示すものは、連結部材3の先端部3
1先端に閉鎖壁33が設けられたもので、閉鎖壁33に
はガスケット2の被連結手段、例えばフック21を連結
するための連結孔331が設けられており、連結部材3
を軸の周りに回転させることにより、ガスケット2を連
結部材3から解除することができるようになっている。
具体的には、例えば図10に示すような構成が採用され
る。図10では、連結孔331は長方形に形成されてお
り、フック21は、連結孔331の短径より小さな径の
例えば円柱状の柄を有し(これによりフック21は連結
孔331の中で回動自在になる)、連結孔331と相似
形でこれよりやや小さなサイズに形成されている。フッ
ク21は、A−A断面図に示すように、連結孔331に
挿着され係合されており、連結部材3を軸の周りに回転
させ、B−B断面図に示すように、連結孔331とフッ
ク21の向きを一致させると、フック21が連結孔33
1から外れる。
【0014】図2に示すものは、連結部材3の先端部31
先端の内腔に軸対称に一対の平行な横棒34が設けられ
たもので、この一対の横棒34の間に、フック22が回
動自在に挿着され係合されており、連結部材3を軸の周
りに回転させることにより、ガスケット2を連結部材3か
ら解除することができるようになっている。フック22
は、横棒34の間隔より幅が狭く、横棒34の間隔より
長径であり、一対の横棒34の間隔より小さな径の例え
ば円柱状の柄を有している。この構成では、連結部材3
を軸の周りに回転させ、フック22の向きを横棒34の
向きと一致させると、フック22が横棒34から外れ
る。横棒34は1個または2個設けられるが、図に示す
ように、軸対称かつ平行に一対設けるのが好ましい。
【0015】図3に示すものは、連結部材3の先端部3
1側壁に、縦方向と横方向のスリットからなるL字状ス
リット35が設けられるとともに、ガスケット2に、L
字状スリット35の横方向のスリットで係合する被係合
手段、例えば図に示すような突起23が設けられてなる
もので、連結部材3を軸の周りに回転させることによ
り、ガスケット2を連結部材3から解除することができる
ようになっている。この構成では、連結部材3を軸の周
りに回転させ、突起23が縦方向のスリットの所に移動
させると、突起23がL字状スリット35から外れる。
L字状スリット35は1個または複数個設けることがで
きるが、図に示すように、軸対称に一対設けるのが好ま
しい。
【0016】図4に示すものは、連結部材3の先端部3
1基端に閉鎖壁36が設けられたもので、閉鎖壁36に
はその軸上にガスケット2の被連結手段、例えばフック
24を連結するための円形の連結孔361が設けられて
いる。フック24には長尺な可撓性を有する柄241が
設けられており、フック24を手などで内側に撓ませる
ことにより、ガスケット2を連結部材3から解除すること
ができるようになっている。フック24は1個または2
個設けられるが、図に示すように、軸対称に一対設ける
のが好ましい。
【0017】図5〜図7に示す薬液注入装置は、ガスケ
ット2に長尺な柄を有するフックが設けられたもので、
先端部31とガスケット2、バレル1で囲まれる空間
に、この柄を取り巻くようにコイルバネ5が圧縮され収
容されている。連結部材3の基端部32とプランジャ4
の係合は螺合が好ましく、また、このタイプの場合、プ
ランジャ4の被係合手段42はメス型が好ましい。
【0018】図5に示すものは、連結部材3の先端が閉
鎖壁37に形成されたもので、閉鎖壁37にはガスケッ
ト2の被連結手段、例えばフック25を連結するための
連結孔371が設けられており、連結部材3を軸の周り
に回転させることにより、ガスケット2を連結部材3から
解除することができるようになっている。連結孔371
は長方形に形成されており、フック25は、連結孔37
1の短径より小さな径の例えば円柱状の長尺な柄251
を有し(これによりフック25は連結孔371の中で回
動自在になる)、連結孔371と相似形でこれよりやや
小さなサイズに形成されている。フック25は連結孔3
71に挿着され係合されており、連結部材3を軸の周り
に回転させ、連結孔371とフック25の向きを一致さ
せると、フック25が連結孔371から外れる。
【0019】図6に示すものは、連結部材3の先端に閉
鎖壁38が設けられたもので、閉鎖壁38にはその軸上
にガスケット2の被連結手段、例えばフック26を連結
するための円形の連結孔381が設けられている。フッ
ク26には長尺な可撓性を有する柄261が設けられて
おり、フック26を手などで内側に撓ませることによ
り、ガスケット2を連結部材3から解除することができる
ようになっている。フック26は1個または2個設けら
れるが、図に示すように、軸対称に一対設けるのが好ま
しい。
【0020】図7に示すものは、連結部材3の先端内腔
に軸対称に一対の平行な横棒39が設けられたもので、
この一対の横棒39の間に、フック27が回動自在に挿
着され係合されており、連結部材3を軸の周りに回転さ
せることにより、ガスケット2を連結部材3から解除する
ことができるようになっている。フック27は、横棒3
9の間隔より幅が狭く、横棒39の間隔より長径であ
り、一対の横棒39の間隔より小さな径の例えば円柱状
の長尺な柄271を有している。この構成では、連結部
材3を軸の周りに回転させ、フック27の向きを横棒3
9の向きと一致させると、フック27が横棒39から外
れる。横棒39は1個または2個設けられるが、図に示
すように、軸対称かつ平行に一対設けるのが好ましい。
【0021】図8に示す薬液注入装置は、ガスケット2
の外周面とバレル1の内周面に、夫々ガスケット2が軸
の回りに回転するのを防止するための複数の縦リブ2
8、12を設けたものである。これにより、連結部材3
を回転させたときにガスケット2が一緒に回転するのを
防ぐことができるので、連結部材3からガスケット2を
確実に解除することができる。
【0022】次に本発明の薬液注入装置の使用について
図9〜11を用いて説明する。図1に示す薬液注入装置
Aは、始めは図9(a)のような状態になっている。図
9(b)のようにポート部11を薬液容器などに接続
し、薬液の中に入れてプランジャ4を引くと、バレル1
中に薬液が充填される。次に、図9(c)のようにプラ
ンジャ4を軸の周りに回転させてプランジャ4を連結部
材3から外す。このとき、連結部材3の連結孔331と
ガスケット2のフック21は、図10(a)に示すよう
な状態で係合している。薬液注入装置Aはこの状態で、
図11に示すように、流量制御装置16を備えたチュー
ブBに接続される。図中、15はクランプ、17はカテ
ーテル(図示していない)への接続手段であり、クラン
プ15は閉じられている。次に、図9(d)のように連
結部材3を手などで軸の周りに回転させ、図10(b)
のように連結部材3の連結孔331とガスケット2のフ
ック21の向きを一致させると、ガスケット2と連結部
材3の連結が解除される。図11においてクランプ15
を外すと、図10(c)に示すように、コイルバネ5の
弾発力によりガスケット2が前進させられ、バレル1に
充填された薬液が吐出される。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の薬液注入装置を採用することにより、プラ
ンジャを引くだけの簡単な操作で、注入器本体たるバレ
ル内に直接薬液を充填することができるので、操作者の
労力が軽減される。また、注入器本体が注射器状である
ため薬液残量を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例を示す縦断面図であ
る。
【図2】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図3】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図6】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図7】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図8】 本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図9】 図1に示す薬液注入装置の薬液充填及び薬液
吐出の状態を示す説明図である。
【図10】 図1に示す薬液注入装置の薬液充填及び薬
液吐出の状態を示す説明図である。
【図11】 本発明の薬液注入装置に流量制御手段を備
えたチューブを接続した状態を示す図である。本発明の
一実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 バレル 11 ポート部 2 ガスケット 21、22、24、25、26、27 フック 23 突起 241、251、261、271 柄 3 連結部材 31 先端部 32 基端部 33、36、37、38 閉鎖壁 331、361、371、381 連結孔 34、39 横棒 35 スリット 4 プランジャ 41 オス型被係合手段 42 メス型被係合手段 5 コイルバネ A 薬液注入装置 B チューブ
フロントページの続き Fターム(参考) 4C066 AA07 AA09 BB01 CC01 DD13 EE14 FF01 GG03 GG11 HH02 HH05 HH12 JJ02 JJ07 QQ21

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にポート部を備えた基端の開放した
    バレルと、該バレルの内腔に液密かつ摺動自在に挿着さ
    れたガスケットと、先端と基端を有しており,先端側に
    前記ガスケットが解除可能に連結され、基端側にプラン
    ジャが着脱自在に係合された円筒状の連結部材と、前記
    プランジャと、前記ガスケットと連結部材の間に圧縮収
    容されたコイルバネとを含んでなり、該コイルバネの弾
    発力により、前記連結部材から開放されたガスケットが
    前進させられ、薬液が吐出されるようにされてなる薬液
    注入装置。
  2. 【請求項2】 連結部材の先端側が、バレルの内径より
    小さな外径を有する円筒状に形成され、該円筒状部分を
    巻回するようにコイルバネが収容された請求項1に記載
    の薬液注入装置。
  3. 【請求項3】 ガスケットと連結部材の連結が、連結部
    材を軸の周りに回転させることにより解除できるように
    された請求項2に記載の薬液注入装置。
  4. 【請求項4】 連結部材の先端側に軸上に連結孔を有す
    る閉鎖壁が設けられるとともに、ガスケットに、前記連
    結孔に回動自在に挿着可能かつ係合可能なフックが設け
    られてなる請求項3に記載の薬液注入装置。
  5. 【請求項5】 連結部材の先端側の内腔に横棒が張設さ
    れるとともに、ガスケットに、該横棒に係合可能なフッ
    クが設けられてなる請求項3に記載の薬液注入装置。
  6. 【請求項6】 横棒が軸対称に一対設けられ、フックが
    該一対の横棒の間に回動自在に挿着された請求項5に記
    載の薬液注入装置。
  7. 【請求項7】 連結部材の先端側の側壁に、縦方向と横
    方向のスリットからなるL字状スリットが設けられると
    ともに、ガスケットに、前記横方向のスリット部分で係
    合する被係合手段が設けられてなる請求項3に記載の薬
    液注入装置。
  8. 【請求項8】 連結部材の先端側に、軸上に円形の連結
    孔を有する閉鎖壁が設けられるとともに、ガスケット
    に、長尺な、可撓性を有する、前記連結孔に挿着可能か
    つ係合可能なフックが設けられ、ガスケットと連結部材
    の連結が、前記フックを内側に撓ませることにより解除
    できるようにされた請求項2に記載の薬液注入装置。
  9. 【請求項9】 フックが軸対称に一対設けられてなる請
    求項8に記載の薬液注入装置。
  10. 【請求項10】 ガスケットに、長尺な柄を有するフッ
    クが設けられ、該フックの柄を巻回するようにコイルバ
    ネが収容された請求項1に記載の薬液注入装置。
  11. 【請求項11】 連結部材の先端に軸上に連結孔を有す
    る閉鎖壁が設けられ、該連結孔にフックが回動自在かつ
    係合可能に挿着された請求項10に記載の薬液注入装
    置。
  12. 【請求項12】 ガスケットとガスケット連結部の連結
    が、連結部材を軸の周りに回転させることにより解除で
    きるようにされた請求項11に記載の薬液注入装置。
  13. 【請求項13】 連結孔が円形に形成されるとともに、
    フックが可撓性フックに形成されており、ガスケットと
    連結部材の連結が、前記フックを内側に撓ませることに
    より解除できるようにされた請求項11に記載の薬液注
    入装置。
  14. 【請求項14】 フックが軸対称に一対設けられてなる
    請求項13に記載の薬液注入装置。
  15. 【請求項15】 連結部材の先端内腔に横棒が張設さ
    れ、該横棒にフックが係合され、ガスケットとガスケッ
    ト連結部の連結が、連結部材を軸の周りに回転させるこ
    とにより解除できるようにされた請求項10に記載の薬
    液注入装置。
  16. 【請求項16】 横棒が軸対称に一対設けられ、フック
    が該一対の横棒の間に回動自在に挿着された請求項15
    に記載の薬液注入装置。
  17. 【請求項17】 連結部材の先端にバレルの内径より小
    さな外径を有する円筒部が突設され、該円筒部の内腔
    に、フックと該フックの柄に巻回されたコイルバネが収
    容配置されてなる請求項11〜16に記載の薬液注入装
    置。
  18. 【請求項18】 連結部材の基端部とプランジャの係合
    が、プランジャを軸の周りに回転させることにより解除
    できるようにされた請求項1〜17のいずれかに記載の
    薬液注入装置。
  19. 【請求項19】 ガスケットの外周面とバレルの内周面
    に、夫々ガスケットが軸の回りに回転するのを防止する
    ための複数の縦リブを設けた請求項18に記載の薬液注
    入装置。
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