JP2001086362A - 水平偏向装置 - Google Patents

水平偏向装置

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JP2001086362A
JP2001086362A JP30023099A JP30023099A JP2001086362A JP 2001086362 A JP2001086362 A JP 2001086362A JP 30023099 A JP30023099 A JP 30023099A JP 30023099 A JP30023099 A JP 30023099A JP 2001086362 A JP2001086362 A JP 2001086362A
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switch
diode
capacitor
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Jinkan Go
仁煥 呉
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Fairchild Korea Semiconductor Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平偏向装置のスイッチング損失を減少さ
せ、全体的に原価を節減することができる水平偏向装置
を提供する。 【解決手段】 外部から入力された信号の雑音を除去す
るスイッチング制御部と、定電流源と連結された第1ス
イッチと、一端は第1スイッチの他端と連結され他端は
接地された第2スイッチとを含み、前記のうちの1つの
スイッチのみがオンになるスイッチング部と、ダイオー
ドとキャパシタとを含み、第1スイッチがオンになるこ
とによって定電流源から定電流が供給されると、駆動用
トランジスタがオンになりキャパシタにダイオードの順
方向電圧降下分だけの電荷が充電され、第2スイッチが
オンになると、キャパシタに存在する電荷が放電される
と共に駆動用トランジスタをオフにするベース電流供給
部とを含む駆動用トランジスタの制御装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水平偏向装置に係
り、特に、水平偏向装置の駆動用トランジスタのスイッ
チング損失を減少させるための水平偏向装置の駆動用ト
ランジスタの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水平偏向装置はテレビ受像管やコンピュ
ーターモニターの電子ビームを横方向に走査させるため
に水平同期信号と同期を行って15.75KHzののこ
ぎり波を発生させて水平偏向コイルに加える装置であ
る。
【0003】図1は一般的な水平偏向装置の基本回路図
であり、図2は駆動用トランジスタの制御装置の等価回
路に対応する主要波形図である。このとき、駆動用トラ
ンジスタQ2の制御装置100は駆動用トランジスタQ
2にベース電流を印加するためのパルス変圧器の等価回
路である。図1に示されているように、スイッチQ1を
動作させるための駆動信号が内部のマイクロコンピュー
タからこのスイッチQ1に印加される。スイッチQ1が
オン(on)になると、このスイッチQ1の周辺はフォワ
ードコンバータ方式であるので、図2に示されているよ
うに、インダクタ電流iLBは時間に対してVB/LBの傾
きで増加するようになり、駆動用トランジスタQ2のベ
ース電流iB2は図2のようにベース層内のキャリヤが
(−)方向に移動するので、駆動用トランジスタQ2は
オフ(off)になり、インダクタンスLBにはエネルギー
が貯蔵される。
【0004】このとき、駆動用トランジスタQ2のベー
ス電流iB2はベース層内でキャリヤが消滅されると共に
完全にオフ状態になり、次いで駆動用トランジスタQ2
のベース電流iB2は零になる。
【0005】この状態でスイッチQ1がオフになると、
インダクタ電流iLBはインダクタンスLBの時間遅延に
よって時間に対して(−)の傾きで駆動用トランジスタ
Q2のベースを通して流れるので駆動用トランジスタQ
2をオンにするようになる。このとき、駆動用トランジ
スタQ2のベース電流iB2は最大値に印加されてからオ
ン状態を維持するが、次第に減少するようになる。
【0006】このように駆動トランジスタの制御装置1
00が動作する時、この水平偏向装置の共振スイッチ1
10は図3のような等価回路において4つの動作モード
で作動し、このとき、4つの動作モードにおける主要信
号波形図が図7のように示される。図3は共振スイッチ
の第1動作モードである。図3に示されているように、
第1動作モードは駆動用トランジスタQ2がオンになっ
て共振が発生せずに図7のt0時点からt2時点でヨー
クコイルLyのインダクタ電流iLyが増加するモードで
あって、まず、ヨークコイルLyを流れるインダクタ電
流iLyが駆動用トランジスタQ2の並列連結されたダイ
オードD2を通して流れ、駆動用トランジスタQ2はオ
フになっている状態であると仮定する。
【0007】この状態で、図7のようにt0時点でダイ
オードD2がオンになってダイオード電流iD2が流れる
と、駆動用トランジスタQ2のコレクタとエミッタとの
間の電圧は零である状態になり、図1のキャパシタ(ca
pacitor)Cxに電荷が充電されると共にキャパシタ電
圧Vxを形成する。
【0008】従って、零電圧(zero voltage)状態であ
るt1時点で駆動用トランジスタQ2をオンにすると、
即ち、スイッチQ1をオフにすると、零電圧スイッチン
グによって駆動用トランジスタQ2のスイッチング損失
は非常に少ない。
【0009】図4は共振スイッチの第2動作モードであ
る。図4に示されているように、共振スイッチの第2動
作モードは図7のt2からt3までの動作であって、キ
ャパシタ電圧Vxが印加されているので、ダイオードD
2がオフになると共にヨークインダクタLyの電流iLy
は−方向から+方向に増加し、駆動用トランジスタQ2
を通してコレクタ電流iC2が緩やかに流れ始める。
【0010】このとき、図7のように駆動用トランジス
タQ2のベース電流iB2は零電圧スイッチング状態で図
1のインダクタLBの時間遅延によって非常に大きな値
から小さな値に減少する反面、駆動用トランジスタQ2
のコレクタ電流iC2はヨークインダクタLyによって緩
やかに増加し、このとき、図7のベース電流iB2の波形
において、電流IBFは駆動用トランジスタQ2を導通さ
せるための順バイアス(forward bias)電流を示し、電
流IBRは駆動用トランジスタQ2を遮断させるための逆
バイアス(reverse bias)電流を示す。
【0011】コレクタ電流iC2は次第に増加して最大値
CPまで上昇し、ヨークコイルLyに流れる電流ILy
最大値であるILPに到達すると共に第2動作モードは終
了する。
【0012】図5は共振スイッチの第3動作モードであ
る。図5に示されているように、共振スイッチの第3動
作モードは図7のt3からt4までの動作であって、ス
イッチQ1がオンになると共に、即ち、駆動用トランジ
スタQ2がオフになると共に始まる。
【0013】第3動作モードは共振モードであって、駆
動用トランジスタQ2がオフになると駆動用トランジス
タQ2を通して流れているコレクタ電流iC2は減少し、
ヨークコイル電流iLyは駆動用トランジスタQ2と並列
に連結されたキャパシタCyを通して流れる。
【0014】従って、キャパシタCyが充電されながら
キャパシタCyの両端の電圧は正弦波状に急上昇して図
7の電圧VCE2も正弦波形態に急上昇するようになり、
駆動用トランジスタQ2を通して流れているコレクタ電
流iC2は急激に減少し、この状態で駆動条件が最適の状
態にならないと、即ち、コレクタ電流iC2が少しでも流
れるようになると非常に大きなスイッチング損失が発生
する。
【0015】ヨークコイルLyとキャパシタCyの直列
共振によってキャパシタCyは放電を行い、キャパシタ
Cyの両端の電圧は正弦波状に減少する。
【0016】図6は共振スイッチの第4動作モードであ
る。図6に示されているように、共振スイッチの第4動
作モードは図7のt4以降の動作であって、キャパシタ
Cyから放電する電流はキャパシタCyの両端の電圧が
(−)になる瞬間にキャパシタCyと並列に接続された
ダイオードD2がオンになると共に第4動作モードが終
了し、ヨークコイル電流iLyは再びダイオードD2を通
して流れると共に第1動作モードに復帰する。
【0017】次に、t3時点を前後としてスイッチング
損失特性をより詳しく説明する。図8は一般的な水平偏
向装置動作時に第1ベース駆動条件でのスイッチング損
失特性図であって、水平偏向周波数を変化させずにベー
ス電流の大きさを変化させるものである。ここで、太い
実線は基本ベース駆動条件を示し、点線は第1ベース駆
動条件を示す。
【0018】図8に示されているように、駆動用トラン
ジスタQ2の基本ベース駆動条件において、ベース電流
B2が順バイアスベース電流IBFから逆バイアスベース
電流IBRに減少すると、駆動用トランジスタQ2のコレ
クタとエミッタとの間の電圧VCE2とコレクタ電圧iC2
とはt3時点前後で太い実線で示される。
【0019】t3時点以後に逆バイアスベース電流IBR
が十分に小さくない場合、駆動用トランジスタQ2のオ
フスイッチングが迅速に行われないためコレクタ電流i
C2が流れ続け、このとき、電圧VCE2がt3時点で急激
に上昇することによって駆動用トランジスタQ2のスイ
ッチング損失が発生する。
【0020】このようなエネルギー損失を防止するため
に第1ベース駆動条件によって順バイアスベース電流
I’BFと逆バイアスベース電流I’BRとを、図8の点線
で表示されているように、その大きさを小さくすると、
今度は駆動用トランジスタQ2をオンにするための順バ
イアスベース電流I’BFが足りないため電圧V’CE2
増加し、このとき、コレクタ電流i’c2はt3以前時点
で最も大きな値に増加するのでスイッチング損失が発生
する。
【0021】図9は一般的な水平偏向装置動作時に第2
ベース駆動条件でのスイッチング損失特性図であって、
図8と同様に、水平偏向周波数を変化させずにベース電
流の大きさのみを変化させる。ここでも、太い実線は基
本ベース駆動条件を示し、点線は第2ベース駆動条件を
示す。
【0022】図9に示された点線のように、第2ベース
駆動条件を順バイアスベース電流I BFより大きな順バイ
アスベース電流I’BFとし、逆バイアスベース電流IBR
より小さな逆バイアスベース電流I’BRとすると、順バ
イアスベース電流I’BFは駆動用トランジスタQ2をオ
ンにすることに十分であるので、コレクタとエミッタと
の間の電圧V’CE2がほぼ0に減少するが、t3時点以
前にベース電流i’B2が急に減少することによってコレ
クタとエミッタとの間の電圧V’CE2は急に増加する。
従って、t3付近に至るとコレクタ電流i’C2は最大に
なるのでスイッチング損失が大きくなる。
【0023】従って、駆動用トランジスタの制御装置1
00の逆バイアスベース電流IBRはテレビやモニターの
特性に合わせて最適化されている。しかし、モニターは
解像度を合わせるために水平偏向周波数が変化しなけれ
ばならないので、これを最適化することが非常に難し
い。
【0024】図10は水平偏向周波数の大きい方に変化
する時の逆バイアスベース電流の波形である。図10に
示されているように、モニター解像度の変化によって水
平偏向周波数が増加してベース電流iBが0になる時点
がt3からt’3に変化すると、t3時点における逆バ
イアスベース電流IBRはt’3時点でI’BRに増加す
る。
【0025】従って、逆バイアスベース電流が増加し
て、駆動用トランジスタQ2をオフにするのに必要な逆
バイアスベース電流より大きくなると、完全に駆動用ト
ランジスタQ2をオフにすることができないため、t’
3時点で最大のコレクタ電流とコレクタとエミッタとの
間の電圧とによってスイッチング損失が発生する。
【0026】図11は水平偏向周波数の小さい方に変化
する時の順バイアスベース電流の波形である。図11に
示されているように、モニターの解像度が変化すること
によって水平偏向周波数が減少してベース電流iBが0
になる時点がt3からt’3に変化すると、t3時点に
おける逆バイアスベース電流IBRはt’3時点でI’BR
に減少する。
【0027】従って、逆バイアスベース電流が減少し
て、駆動用トランジスタQ2をオフにするのに必要な逆
バイアスベース電流より小さくなると、駆動用トランジ
スタQ2をオフにする時点がベース電流が完全に0にな
るt’3時点より早いt3時点になり、これによって
t’3時点より早くコレクタとエミッタとの間の電圧が
増加するのでスイッチング損失が発生する。
【0028】このように駆動用トランジスタQ2は零電
圧スイッチングによって損失のほとんどない無損失オン
になる反面、駆動用トランジスタQ2がオフになる場合
には非常に大きなスイッチング損失が発生する状態を反
復するようになる。特に、モニターなどの解像度を合わ
せるために水平偏向端周波数が変化することによってス
イッチング損失が発生する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】このように、カラーテ
レビのように水平偏向周波数が一定であったりコンピュ
ータのモニターのように水平偏向周波数が変化する水平
偏向装置の駆動用トランジスタを制御することにおい
て、従来の方法では電力用スイッチング素子の熱が多く
発生するのを許容しなくてはならず、これを主に大きな
電流及び電圧容量を有する素子を使用したり又は放熱板
を使用して解決しているが、放熱板は原価上昇の主要原
因になったり、信頼性を確保するのに多くの困難があ
る。
【0030】本発明はこのような問題点を解決するため
のものであって、その目的は、水平偏向装置のスイッチ
ング損失を減少させ、全体的に原価を節減することがで
きる水平偏向装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、パルス変圧器を使用せずに駆動用トランジ
スタが導通される間にこの駆動用トランジスタのベース
端に一定の電流を供給する水平偏向装置を提供する。
【0032】受像管の電子ビームを横方向に走査させる
ために駆動用トランジスタをスイッチングすることによ
って水平同期信号と同期を行って所定の周波数の信号を
発生させて水平偏向コイルに加える水平偏向装置におい
て、本発明による駆動用トランジスタの制御方法は、第
1信号が入力されると前記駆動用トランジスタに定電流
が供給されることによって前記駆動用トランジスタがオ
ンになる段階と;第2信号が入力されると前記駆動用ト
ランジスタに定電流が遮断されることによって前記駆動
用トランジスタがオフになる段階と;を含む。
【0033】このとき、第1信号が入力されると駆動用
トランジスタがオンになる段階は、定電流が供給される
と共に駆動用トランジスタのベース端に連結されたキャ
パシタに電荷を充電することを特徴とする。
【0034】また、第2信号が入力されると駆動用トラ
ンジスタがオフになる段階は、定電流が遮断されること
によってキャパシタに充電された電荷が放電されると共
に駆動用トランジスタをオフにすることを特徴とする。
【0035】本発明による駆動用トランジスタの制御装
置はスイッチング制御部、スイッチング部、ベース電流
供給部を含む。
【0036】スイッチング制御部は基準電圧と外部から
入力された信号とを比較して雑音を除去する。
【0037】スイッチング部は一端が定電流源と連結さ
れた第1スイッチと、一端は第1スイッチの他端と連結
され他端は接地された第2スイッチとを含み、スイッチ
ング制御部の出力によって前記第1スイッチと前記第2
スイッチとのうちの1つのスイッチのみがオンになる。
【0038】ベース電流供給部はダイオードとキャパシ
タとを含み、第1スイッチがオンになることによって前
記定電流源から定電流が供給されると、前記ダイオード
を通して駆動用トランジスタのベース端に定電流が供給
されることによって駆動用トランジスタが導通されると
同時にキャパシタにダイオードの順方向電圧降下分だけ
の電荷が充電され、第2スイッチがオンになると、キャ
パシタに存在する電荷が放電されると共に前記駆動用ト
ランジスタをオフにする。
【0039】このとき、ベース電流供給部はダイオード
のアノードが第1スイッチと第2スイッチとの共通端子
に連結されカソードは駆動用トランジスタのベース端に
連結され、キャパシタがダイオードに並列に連結される
ことを特徴とする。
【0040】また、ベース電流供給部のダイオードは、
1つのダイオードのカソードと次のダイオードのアノー
ドとが直列に連結される所定の個数のダイオードが直列
に連結されることを特徴とする。
【0041】本発明による水平偏向装置は駆動用トラン
ジスタの制御装置、共振スイッチ、水平偏向出力端を含
む。
【0042】共振スイッチは受像管の電子ビームを横方
向に走査させるために水平同期信号と同期を行ってスイ
ッチングする駆動用トランジスタと、カソードは駆動用
トランジスタのコレクタ端に連結されアノード端は接地
される第1ダイオードと、一端はダイオードのカソード
端に連結され他端は接地される第1キャパシタと、一端
はキャパシタの一端に連結されるインダクタと、一端は
インダクタの他端に連結され他端は接地される第2キャ
パシタとを含み、駆動用トランジスタの制御装置の出力
によって前記駆動用トランジスタがオンになる時に零電
圧スイッチングされる。
【0043】駆動用トランジスタの制御装置は、第1信
号が入力される間に駆動用トランジスタのベース端に定
電流を供給し、第2信号が入力されると定電流を遮断す
る。
【0044】水平偏向出力端は1次側が駆動用トランジ
スタのコレクタ端に連結される変圧器を含み、共振スイ
ッチにカップリングされてエネルギーを変圧器の2次側
に供給する。
【0045】このとき、駆動用トランジスタの制御装置
は前述した駆動用トランジスタの制御装置と同一である
ことを特徴とする。
【0046】また、ベース電流供給部は前述したベース
電流供給部と同一であることを特徴とする。
【0047】また、ベース電流供給部のダイオードは前
述したベース電流供給部のダイオードと同一であること
を特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳しく説明する。図12は本発明による水平偏向
装置の回路図である。図12に示されているように、本
発明の水平偏向装置は駆動用トランジスタの制御装置1
00、共振スイッチ110、水平偏向出力端120を含
む。
【0049】駆動用トランジスタの制御装置100は駆
動用トランジスタQ2がオンになる間に駆動用トランジ
スタQ2のベース端に定電流を供給し、この定電流を遮
断することによって駆動用トランジスタQ2をオフにす
るものであって、スイッチング制御部710、スイッチ
ング部720、ベース電流供給部730を含む。
【0050】スイッチング制御部710は比較器を含
み、非反転端子に連結された基準電圧と外部から反転端
子に入力される信号とを比較して外部から入力される一
定レベル以下の雑音を除去してから適正レベル以上の信
号でスイッチング部720のスイッチング動作を制御す
る。
【0051】スイッチング部720はスイッチQAとス
イッチQBとを含み、スイッチング制御部710の出力
によってスイッチQAとスイッチQBのうちの1つのスイ
ッチのみが作動する。
【0052】ベース電流供給部730はダイオードD
a、ダイオードDb、キャパシタCを含む。この時、ダ
イオードDaのカソードはダイオードDbのアノードに
連結され、ダイオードDaのアノードはキャパシタCの
一方の端子に連結され、ダイオードDbのカソードはキ
ャパシタCの他端に連結されて、全体的に並列構造をな
す。
【0053】従って、ベース電流iBがスイッチング部
720を通して入力されると、ダイオードDaとダイオ
ードDbとがターンオンされることによってキャパシタ
CにはダイオードDaとダイオードDbとの順方向電圧
降下に該当する電荷が充電される。この時、ベース電流
Bの大きさはVCC/Rxであって一定の大きさであ
る。
【0054】また、スイッチング部720から信号がな
いと、キャパシタCに存在する電荷が急激に放電される
と共に反対方向のベース電流iBが発生することによっ
て駆動用トランジスタQ2を迅速にオフにする。
【0055】以下は駆動用トランジスタの制御装置10
0の動作を説明する。外部から‘ハイ’信号がスイッチ
ング制御部710の反転端子に入力されると、スイッチ
ング制御部710は雑音と信号とを区分するために非反
転端子に連結された基準電圧Vrefと比較して適正レ
ベル以上の‘ハイ’信号であると判断されるとスイッチ
ング部720のスイッチQAを完全にオンにし、スイッ
チQBを完全にオフにする。
【0056】従って、電源電圧VCCから電流が直列に連
結された直列抵抗RXを経てスイッチング部720のス
イッチQAを通過してからベース電流供給部730の直
列に連結されたダイオードDaとダイオードDbとを通
過すると共に並列に連結されたキャパシタCに2つのダ
イオードに印加された順方向電圧降下分だけ充電させな
がら流れ、この電流は駆動用トランジスタQ2のベース
に流れて駆動用トランジスタQ2をオンにする。
【0057】このとき、駆動用トランジスタQ2をオン
にするためのベース電流iBの大きさは電源電圧VCC
抵抗RXとによって適切に調節することができる。こう
なると、ベース電流iBはオン期間の間に一定の大きさ
を続けて維持するようになる。即ち、駆動用トランジス
タQ2が導通し始める状態から遮断される直前の状態ま
で一定のベース電流iBが流れる。
【0058】その後、外部から‘ロー’信号がスイッチ
ング制御部710の反転端子に印加されると、スイッチ
ング制御部710はスイッチング部720のスイッチQ
Bをオンにし、スイッチQAをオフにすることによってキ
ャパシタCから2つの順方向電圧降下分だけ充電されて
いる電荷を放電させる。
【0059】このキャパシタCから放電された電荷によ
って図12の矢印と反対方向のベース電流iBが駆動用
トランジスタQ2からキャパシタCを通過してスイッチ
Bを通して流れると共に、ベース電流iBは初期には
(−)方向に大きな電流が流れて駆動用トランジスタQ
2をオフにし、その以後にベース電流iBはベース層の
キャリアが消滅されながら0になる。
【0060】このように駆動装置が作動することによっ
てスイッチング部720は完全にスイッチモードに動作
するためスイッチング損失を最少化することができるの
で、非常に小さなICのパッケージ化が可能である。
【0061】図13は本発明による駆動装置を動作させ
るためのベース電流の波形図であって、図13に示され
ているように、駆動用トランジスタQ2をオンにする初
期のベース電流値がオン期間の間に一定に維持され、オ
フになる直前の最大コレクター電流を電流増幅率で除し
た値のベース電流を流すことができる。
【0062】従って、コンピュータモニターの場合、使
用者が解像度を変化させると、水平偏向周波数が変化し
ても駆動用トランジスタQ2のオン期間の間にベース電
流i Bの大きさは一定であるので、コンピュータモニタ
ーの解像度が変化してもスイッチング損失を最少化する
ことができる。
【0063】共振スイッチ110は、ベース端が駆動用
トランジスタの制御装置100の出力端に連結されエミ
ッタ端は接地される駆動用トランジスタQ2、カソード
は駆動用トランジスタQ2のコレクタ端に連結されアノ
ード端は接地されるダイオードD2、一端はダイオード
D2のカソード端に連結され他端は接地される第1キャ
パシタCy、一端はキャパシタCyの一端に連結される
インダクタLy、一端はインダクタLyの他端に連結さ
れ他端は接地される第2キャパシタCxを含み、駆動用
トランジスタの制御装置100の出力によって駆動用ト
ランジスタQ2導通時に零電圧スイッチングされる。
【0064】水平偏向出力端120は1次側が駆動用ト
ランジスタQ2のコレクタ端に連結される変圧器Tを含
み、共振スイッチ110にカップリングされてエネルギ
ーを前記変圧器Tの2次側に連結されている負荷に供給
する。
【0065】従って、このような水平偏向装置は、駆動
用トランジスタのベース端に印加される電流が、駆動用
トランジスタがオンになる間に一定した電流が印加され
ることによって駆動用トランジスタのスイッチング損失
を最少化することができる。
【0066】以上で説明した本発明の実施例は1つの実
施例に過ぎず、本発明が前記実施例に限定されるのでは
なく、また、前記実施例以外にもいろいろに変更又は変
形することができるのは勿論である。
【0067】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の水平偏
向端出力用高圧トランジスタの駆動装置はパルス変圧器
を使用せずにトランジスタをスイッチモードに制御して
一定のベース電流を供給することによって、スイッチン
グ損失を減少させて放熱板の大きさを最小化することが
でき、これによって水平偏向装置の体積減少、信頼性増
加及び原価節減の効果を極大化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な水平偏向装置の基本回路図である。
【図2】駆動用トランジスタの制御装置の等価回路に対
する主要波形図である。
【図3】共振スイッチの第1動作モードである。
【図4】共振スイッチの第2動作モードである。
【図5】共振スイッチの第3動作モードである。
【図6】共振スイッチの第4動作モードである。
【図7】共振スイッチの動作モードによる主要信号波形
図である。
【図8】水平偏向装置動作時の第1ベース駆動条件での
スイッチング損失特性図である。
【図9】水平偏向装置動作時の第2ベース駆動条件での
スイッチング損失特性図である。
【図10】水平偏向周波数の大きい方に変化する時の逆
バイアスベース電流の波形である。
【図11】水平偏向周波数の小さい方に変化する時の順
バイアスベース電流の波形である。
【図12】本発明による水平偏向装置の回路図である。
【図13】本発明による水平偏向装置を動作させるため
のベース電流の波形図である。
【符号の説明】
Q2 駆動用トランジスタ 100 制御装置 110 共振スイッチ 120 水平偏向出力端 710 スイッチング制御部 720 スイッチング部 730 ベース電流供給部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受像管の電子ビームを横方向に走査させ
    るために駆動用トランジスタをスイッチングすることに
    よって水平同期信号と同期を取って所定の周波数の信号
    を発生させて水平偏向コイルに加える水平偏向装置にお
    いて、 第1信号が入力されると前記駆動用トランジスタに定電
    流が供給されることによって前記駆動用トランジスタが
    オンになる段階と、 第2信号が入力されると前記駆動用トランジスタに定電
    流が遮断されることによって前記駆動用トランジスタが
    オフになる段階と、 を含む駆動用トランジスタの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1信号が入力されると前記駆動用
    トランジスタがオンになる段階は、前記定電流が供給さ
    れると共に前記駆動用トランジスタのベース端に連結さ
    れたキャパシタに電荷を充電することを特徴とする請求
    項1に記載の駆動用トランジスタの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記第2信号が入力されると前記駆動用
    トランジスタがオフになる段階は、前記定電流が遮断さ
    れることによって前記キャパシタに充電された電荷が放
    電されると共に駆動用トランジスタをオフにすることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の駆動用トランジスタ
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 基準電圧と外部から入力された信号とを
    比較して雑音を除去するスイッチング制御部と、 一端が定電流源と連結された第1スイッチと、一端は前
    記第1スイッチの他端と連結され他端は接地された第2
    スイッチとを含み、前記スイッチング制御部の出力によ
    って前記第1スイッチと前記第2スイッチのうちの1つ
    のスイッチのみがオンになるスイッチング部と、 ダイオードとキャパシタとを含み、前記第1スイッチが
    オンになることによって前記定電流源から定電流が供給
    されると、前記ダイオードを通して駆動用トランジスタ
    のベース端に定電流が供給されることによって前記駆動
    用トランジスタがオンになると同時に前記キャパシタに
    前記ダイオードの順方向電圧降下分だけの電荷が充電さ
    れ、前記第2スイッチがオンになると、前記キャパシタ
    に存在する電荷が放電されると共に前記駆動用トランジ
    スタをオフにするベース電流供給部と、 を含む駆動用トランジスタの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ベース電流供給部は、 前記ダイオードのアノードが前記第1スイッチと前記第
    2スイッチとの共通端子に連結されカソードは前記駆動
    用トランジスタのベース端に連結され、前記キャパシタ
    が前記ダイオードに並列に連結されることを特徴とする
    請求項4に記載の駆動用トランジスタの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ベース電流供給部のダイオードは、
    1つのダイオードのカソードと次のダイオードのアノー
    ドとが直列に連結される所定の個数のダイオードが直列
    に連結されることを特徴とする請求項4又は5に記載の
    駆動用トランジスタの制御装置。
  7. 【請求項7】 受像管の電子ビームを横方向に走査させ
    るために水平同期信号と同期を行ってスイッチングする
    駆動用トランジスタと、カソードは前記駆動用トランジ
    スタのコレクタ端に連結されアノード端は接地される第
    1ダイオードと、一端は前記ダイオードのカソード端に
    連結され他端は接地される第1キャパシタと、一端は前
    記キャパシタの一端に連結されるインダクタと、一端は
    前記インダクタの他端に連結され他端は接地される第2
    キャパシタとを含み、前記駆動用トランジスタの制御装
    置の出力によって前記駆動用トランジスタ導通時に零電
    圧スイッチングされる共振スイッチと、 第1信号が入力される間に前記駆動用トランジスタのベ
    ース端に定電流を供給し、第2信号が入力されると前記
    定電流を遮断する駆動用トランジスタの制御装置と、 1次側が前記駆動用トランジスタのコレクタ端に連結さ
    れる変圧器を含み、前記共振スイッチにカップリングさ
    れてエネルギーを前記変圧器の2次側に供給する水平偏
    向出力端と、 を含む水平偏向装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動用トランジスタの制御装置は、 基準電圧と外部から入力される信号とを比較して雑音を
    除去するスイッチング制御部と、 一端は定電流源と連結された第1スイッチと、一端は前
    記第1スイッチの他端と連結され他端は接地された第2
    スイッチとを含み、前記スイッチング制御部の出力によ
    って前記第1スイッチと前記第2スイッチのうちの1つ
    のみがオンになるスイッチング部と、 第2ダイオードと第3キャパシタとを含み、前記第1ス
    イッチがオンになることによって前記定電流が供給され
    ると、前記第2ダイオードを通して駆動用トランジスタ
    のベース端に定電流が供給されることによって前記駆動
    用トランジスタがオンになると同時に前記第3キャパシ
    タに前記第2ダイオードの順方向電圧降下分だけの電荷
    が充電され、前記第2スイッチがオンになると、前記第
    3キャパシタに存在する電荷が放電されると共に前記駆
    動用トランジスタをオフにするベース電流供給部と、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の水平偏向装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ベース電流供給部は、 前記第2ダイオードのアノードが前記第1スイッチと前
    記第2スイッチとの共通端子に連結されカソードは前記
    駆動用トランジスタのベース端に連結され、前記第3キ
    ャパシタが前記第2ダイオードに並列に連結されること
    を特徴とする請求項8に記載の水平偏向装置。
  10. 【請求項10】 前記ベース電流供給部の第2ダイオー
    ドは、1つのダイオードのカソードと次のダイオードの
    アノードとが連結される所定の個数のダイオードを直列
    に連結するものに置き換えることができることを特徴と
    する請求項8又は9に記載の水平偏向装置。
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