JP2001086007A - 通信装置および通信方法 - Google Patents
通信装置および通信方法Info
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- JP2001086007A JP2001086007A JP26324399A JP26324399A JP2001086007A JP 2001086007 A JP2001086007 A JP 2001086007A JP 26324399 A JP26324399 A JP 26324399A JP 26324399 A JP26324399 A JP 26324399A JP 2001086007 A JP2001086007 A JP 2001086007A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 適切なエラー訂正処理を行うことができ、か
つ伝送効率よくデータを通信することを実現する。 【解決手段】 送信側で、各コードワードをノイズの少
ない期間とノイズの多い期間との比に合わせて分け、そ
れぞれノイズの少ない期間とノイズの多い期間とに収ま
るように並び替えを行い、受信側でその逆の並び替えを
行うものである。
つ伝送効率よくデータを通信することを実現する。 【解決手段】 送信側で、各コードワードをノイズの少
ない期間とノイズの多い期間との比に合わせて分け、そ
れぞれノイズの少ない期間とノイズの多い期間とに収ま
るように並び替えを行い、受信側でその逆の並び替えを
行うものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信装置間
でデータ通信を行い、データ誤りが生じた場合、エラー
訂正を行う通信装置に関するものである。
でデータ通信を行い、データ誤りが生じた場合、エラー
訂正を行う通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置では、データを受信した
際にエラー訂正処理を行っているが、エラー訂正処理
は、所定の単位時間毎に行い、その単位時間内に所定の
割合以下のエラーが発生した場合、エラーした部分を訂
正することにより行っていた。
際にエラー訂正処理を行っているが、エラー訂正処理
は、所定の単位時間毎に行い、その単位時間内に所定の
割合以下のエラーが発生した場合、エラーした部分を訂
正することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、所定の単位時
間内に所定の割合以上のエラーが発生した場合は、エラ
ーを訂正することができず、更に、所定の単位時間内全
てのデータがエラーとなってしまっていた。
間内に所定の割合以上のエラーが発生した場合は、エラ
ーを訂正することができず、更に、所定の単位時間内全
てのデータがエラーとなってしまっていた。
【0004】例えば、自通信装置と他の通信装置との間
の干渉ノイズ等の影響により、ノイズの影響の大きい、
すなわちノイズの多いデータ通信期間と、ノイズの影響
の少ない、すなわちノイズの少ないデータ通信期間とが
存在する場合、ノイズの多いデータ通信期間はエラーが
発生する確率が高く、ノイズの少ないデータ通信期間は
エラーが発生する確率が低い。したがって、ノイズの少
ないデータ通信期間では所定単位時間内に所定の割合以
上のエラーが発生することは少なく、正常にエラー訂正
処理が行うことができる。しかし、一方ノイズの多いデ
ータ通信期間では所定単位時間内に所定の割合以上のエ
ラーが発生することが頻繁に起こり、所定単位時間内の
全てのデータがエラーとなり、逆にエラーが多くなって
しまうという問題があった。
の干渉ノイズ等の影響により、ノイズの影響の大きい、
すなわちノイズの多いデータ通信期間と、ノイズの影響
の少ない、すなわちノイズの少ないデータ通信期間とが
存在する場合、ノイズの多いデータ通信期間はエラーが
発生する確率が高く、ノイズの少ないデータ通信期間は
エラーが発生する確率が低い。したがって、ノイズの少
ないデータ通信期間では所定単位時間内に所定の割合以
上のエラーが発生することは少なく、正常にエラー訂正
処理が行うことができる。しかし、一方ノイズの多いデ
ータ通信期間では所定単位時間内に所定の割合以上のエ
ラーが発生することが頻繁に起こり、所定単位時間内の
全てのデータがエラーとなり、逆にエラーが多くなって
しまうという問題があった。
【0005】また、ノイズの多いデータ通信期間でも所
定の割合以上のエラーが発生しないようにエラー訂正能
力を上げることにより、ノイズの多いデータ通信期間で
も正常にエラー訂正処理を行うこともできる。しかし、
エラー訂正能力を上げると、伝送データに対するパリテ
ィビットの割合が増えてしまい、エラー訂正処理は正常
に行うことができるが、伝送効率が悪化してしまうとい
う新たな問題が生じる。
定の割合以上のエラーが発生しないようにエラー訂正能
力を上げることにより、ノイズの多いデータ通信期間で
も正常にエラー訂正処理を行うこともできる。しかし、
エラー訂正能力を上げると、伝送データに対するパリテ
ィビットの割合が増えてしまい、エラー訂正処理は正常
に行うことができるが、伝送効率が悪化してしまうとい
う新たな問題が生じる。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、適切なエラー訂正処理を行うことがで
き、かつ伝送効率のよい通信装置を提供することを目的
とする。
なされたもので、適切なエラー訂正処理を行うことがで
き、かつ伝送効率のよい通信装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信装置
は、データ通信の際エラーの少ない期間とエラーの多い
期間とが周期的に現われる通信環境下で、所定の単位時
間毎にフォワードエラーコレクション処理をした後、デ
ータを送信する通信装置であって、前記所定の単位時間
のデータを前記エラーの少ない期間と前記エラーの多い
期間との比に合わせて分割し、前記エラーの少ない期間
の比に合わせて分割されたデータを前記エラーの少ない
期間に並び替え、前記エラーの多い期間の比に合わせて
分割されたデータを前記エラーの多い期間に並び替える
並び替え手段と、前記並び替え手段により並び替えられ
たデータを送信する送信手段とを備えるものである。
は、データ通信の際エラーの少ない期間とエラーの多い
期間とが周期的に現われる通信環境下で、所定の単位時
間毎にフォワードエラーコレクション処理をした後、デ
ータを送信する通信装置であって、前記所定の単位時間
のデータを前記エラーの少ない期間と前記エラーの多い
期間との比に合わせて分割し、前記エラーの少ない期間
の比に合わせて分割されたデータを前記エラーの少ない
期間に並び替え、前記エラーの多い期間の比に合わせて
分割されたデータを前記エラーの多い期間に並び替える
並び替え手段と、前記並び替え手段により並び替えられ
たデータを送信する送信手段とを備えるものである。
【0008】本発明に係る通信装置は、データ通信の際
エラーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現
われる通信環境下で、受信したデータにおいて所定の単
位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した場合、フ
ォワードエラーコレクション処理を行ってエラーした部
分を訂正する通信装置であって、前記所定の単位時間の
データを前記エラーの少ない期間と前記エラーの多い期
間との比に合わせて分割され、前記エラーの少ない期間
の比に合わせて分割されたデータを前記エラーの少ない
期間に並び替えられ、前記エラーの多い期間の比に合わ
せて分割されたデータを前記エラーの多い期間に並び替
えられて送信されたデータを受信する受信手段と、前記
受信手段により受信したデータに対して送信前に行われ
た並び替えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置す
る再配置手段と、前記所定の単位時間内に所定の割合以
下のエラーが発生した場合、フォワードエラーコレクシ
ョン処理を行ってエラーした部分を訂正するエラー訂正
処理手段とを備えるものである。
エラーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現
われる通信環境下で、受信したデータにおいて所定の単
位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した場合、フ
ォワードエラーコレクション処理を行ってエラーした部
分を訂正する通信装置であって、前記所定の単位時間の
データを前記エラーの少ない期間と前記エラーの多い期
間との比に合わせて分割され、前記エラーの少ない期間
の比に合わせて分割されたデータを前記エラーの少ない
期間に並び替えられ、前記エラーの多い期間の比に合わ
せて分割されたデータを前記エラーの多い期間に並び替
えられて送信されたデータを受信する受信手段と、前記
受信手段により受信したデータに対して送信前に行われ
た並び替えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置す
る再配置手段と、前記所定の単位時間内に所定の割合以
下のエラーが発生した場合、フォワードエラーコレクシ
ョン処理を行ってエラーした部分を訂正するエラー訂正
処理手段とを備えるものである。
【0009】本発明に係る通信方法は、データ通信の際
エラーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現
われる通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエ
ラーコレクション処理をした後、データを送信し、送信
されたデータにおいて所定の単位時間内に所定の割合以
下のエラーが発生した場合、フォワードエラーコレクシ
ョン処理を行ってエラーした部分を訂正する通信方法で
あって、前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少
ない期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割
し、前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割された
データを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラ
ーの多い期間の比に合わせて分割されたデータを前記エ
ラーの多い期間に並び替え、並び替えられたデータを送
信し、送信されたデータに対して送信前に行われた並び
替えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置し、前記
所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した
場合、フォワードエラーコレクション処理を行ってエラ
ーした部分を訂正するものである。
エラーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現
われる通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエ
ラーコレクション処理をした後、データを送信し、送信
されたデータにおいて所定の単位時間内に所定の割合以
下のエラーが発生した場合、フォワードエラーコレクシ
ョン処理を行ってエラーした部分を訂正する通信方法で
あって、前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少
ない期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割
し、前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割された
データを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラ
ーの多い期間の比に合わせて分割されたデータを前記エ
ラーの多い期間に並び替え、並び替えられたデータを送
信し、送信されたデータに対して送信前に行われた並び
替えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置し、前記
所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した
場合、フォワードエラーコレクション処理を行ってエラ
ーした部分を訂正するものである。
【0010】また、データ通信はxDSL通信である。
【0011】また、データ通信は電力線通信である。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明に係
る通信装置の実施の形態1を図面に基づき説明する。な
お、以下の実施の形態では、通信装置はxDSL通信方
式の1つであるADSL(Asymmetric Digital Subscri
ber Line)通信を行うものとして説明するが、エラー訂
正処理を、所定の単位時間毎に行い、その単位時間内に
所定の割合以下のエラーが発生した場合、エラーした部
分を訂正することにより行う通信装置であればよく、こ
れに限られない。
る通信装置の実施の形態1を図面に基づき説明する。な
お、以下の実施の形態では、通信装置はxDSL通信方
式の1つであるADSL(Asymmetric Digital Subscri
ber Line)通信を行うものとして説明するが、エラー訂
正処理を、所定の単位時間毎に行い、その単位時間内に
所定の割合以下のエラーが発生した場合、エラーした部
分を訂正することにより行う通信装置であればよく、こ
れに限られない。
【0013】ここでxDSL通信方式とは、近年、有線
系ディジタル通信方式として注目されている通信方式
で、既設の電話用銅線ケーブルを使用して高速ディジタ
ル通信を行うADSL通信方式や、HDSL(high-bit
-rate Digital Subscriber Line)通信方式、VDSL
(Very-high-bit-rate Digital Subscriber Line)通信
方式等がある。これに用いられている主な変復調方式に
は、DMT(Discrete MultiTone)変復調方式やOFD
M(Orthogonal Frequency Division Multiplex)変復
調方式等のマルチキャリア変復調方式がある。
系ディジタル通信方式として注目されている通信方式
で、既設の電話用銅線ケーブルを使用して高速ディジタ
ル通信を行うADSL通信方式や、HDSL(high-bit
-rate Digital Subscriber Line)通信方式、VDSL
(Very-high-bit-rate Digital Subscriber Line)通信
方式等がある。これに用いられている主な変復調方式に
は、DMT(Discrete MultiTone)変復調方式やOFD
M(Orthogonal Frequency Division Multiplex)変復
調方式等のマルチキャリア変復調方式がある。
【0014】図1は、本発明に係る通信装置の実施の形
態1であるADSL通信装置の通信モデム等の送信部な
いしは送信専用機(以下、送信系という。)の構成の一
例を具体的に示した説明図である。図1において、1は
マルチプレックス/シンクコントロール(Mux/Sync Cont
rol)、2,3はサイクリックリダンダンシィチェック(c
rc)、4,5は並び替え手段としてのスクランブル・フ
ォワードエラーコレクション(Scram and FEC)、6はイ
ンターリーブ、7はトーンオーダリング(Tone orderin
g)、8はコンステレーションエンコーダ・ゲインスケー
リング(Constellation encoder and gain scaling)、9
は逆離散フーリエ変換部(IDFT)、10は入力パラレル/
シリアルバッファ(Input Parallel/Serial Buffer)、1
1は送信手段としてのアナログプロセッシング・D/A
コンバータ(Analog Processing and DAC)である。
態1であるADSL通信装置の通信モデム等の送信部な
いしは送信専用機(以下、送信系という。)の構成の一
例を具体的に示した説明図である。図1において、1は
マルチプレックス/シンクコントロール(Mux/Sync Cont
rol)、2,3はサイクリックリダンダンシィチェック(c
rc)、4,5は並び替え手段としてのスクランブル・フ
ォワードエラーコレクション(Scram and FEC)、6はイ
ンターリーブ、7はトーンオーダリング(Tone orderin
g)、8はコンステレーションエンコーダ・ゲインスケー
リング(Constellation encoder and gain scaling)、9
は逆離散フーリエ変換部(IDFT)、10は入力パラレル/
シリアルバッファ(Input Parallel/Serial Buffer)、1
1は送信手段としてのアナログプロセッシング・D/A
コンバータ(Analog Processing and DAC)である。
【0015】図2は、本発明に係る通信装置の実施の形
態1であるADSL通信装置の通信モデム等の受信部な
いしは受信専用機(以下、受信系という。)の構成の一
例を具体的に示した説明図である。図2において、21
は受信手段としてのアナログプロセッシング・A/Dコ
ンバータ(Analog Processing And ADC)、22は時間
領域の適応等価処理を行うタイムドメンイコライザ(TE
Q;Time domain Equalizer)、23は入力シリアル/パ
ラレルバッファ、24は離散フーリエ変換部(DFT)、
25は周波数ドメインイコライザ(FEQ;Frequency dom
ain Equalizer)、26はコンステレーションエンコー
ダ・ゲインスケーリング( Constellation encoder and
gain scaling )、27はトンオーダリング(Tone ord
ering)、28はデインターリーブ(Deinterleave)、
29,30は再配置手段及びエラー訂正処理手段として
のデスクランブル・フォワードエラーコレクション(De
scram and FEC)、31,32はサイクリックリダンダ
ンシィチェック(crc)、33はミュックス/シンクコン
トロール(Mux/Sync Control)である。
態1であるADSL通信装置の通信モデム等の受信部な
いしは受信専用機(以下、受信系という。)の構成の一
例を具体的に示した説明図である。図2において、21
は受信手段としてのアナログプロセッシング・A/Dコ
ンバータ(Analog Processing And ADC)、22は時間
領域の適応等価処理を行うタイムドメンイコライザ(TE
Q;Time domain Equalizer)、23は入力シリアル/パ
ラレルバッファ、24は離散フーリエ変換部(DFT)、
25は周波数ドメインイコライザ(FEQ;Frequency dom
ain Equalizer)、26はコンステレーションエンコー
ダ・ゲインスケーリング( Constellation encoder and
gain scaling )、27はトンオーダリング(Tone ord
ering)、28はデインターリーブ(Deinterleave)、
29,30は再配置手段及びエラー訂正処理手段として
のデスクランブル・フォワードエラーコレクション(De
scram and FEC)、31,32はサイクリックリダンダ
ンシィチェック(crc)、33はミュックス/シンクコン
トロール(Mux/Sync Control)である。
【0016】次に、図1及び図2を用いて動作を説明す
る。まず、送信系の動作を説明すると、図1において送
信データをマルチプレックス/シンクコントロール(Mux
/Sync Control)1により多重化し、サイクリックリダン
ダンシィチェック2,3により誤り検出用コードを付加
し、フォワードエラーコレクション4,5でFEC用コ
ードの付加およびスクランブル処理し、場合によっては
インターリーブ6をかける。その後、トーンオーダリン
グ7でトーンオーダリング処理し、コンステレーション
エンコーダ・ゲインスケーリング8によりコンステレー
ションデータを作成し、逆離散フーリエ変換部9にて逆
離散フーリエ変換し、入力パラレル/シリアルバッファ
10にてパラレル/シリアル変換し、D/Aコンバータ
を通してディジタル波形をアナログ波形に変換し、続い
てローパスフィルタをかける。
る。まず、送信系の動作を説明すると、図1において送
信データをマルチプレックス/シンクコントロール(Mux
/Sync Control)1により多重化し、サイクリックリダン
ダンシィチェック2,3により誤り検出用コードを付加
し、フォワードエラーコレクション4,5でFEC用コ
ードの付加およびスクランブル処理し、場合によっては
インターリーブ6をかける。その後、トーンオーダリン
グ7でトーンオーダリング処理し、コンステレーション
エンコーダ・ゲインスケーリング8によりコンステレー
ションデータを作成し、逆離散フーリエ変換部9にて逆
離散フーリエ変換し、入力パラレル/シリアルバッファ
10にてパラレル/シリアル変換し、D/Aコンバータ
を通してディジタル波形をアナログ波形に変換し、続い
てローパスフィルタをかける。
【0017】一方、受信系の動作を説明すると、アナロ
グプロセッシング・A/Dコンバータ21が受信波に対
しLPFをかけ、A/Dコンバータを通してアナログ波
形をディジタル波形に変換し、続いてタイムドメンイコ
ライザ(TEQ)22を通して時間領域の適応等化処理
を行う。次に、その時間領域の適応等化処理がされたデ
ータは、入力シリアル/パラレルバッファ23を経由し
て、シリアルデータからパラレルデータに変換され、離
散フーリエ変換部(DFT)24で離散フーリエ変換さ
れ、周波数ドメンイコライザ(FEQ)25により周波
数領域の適応等化処理が行われる。そして、コンステレ
ーションエンコーダ・ゲインスケーリング26によりCo
nstellationデータを再生し、トンオーダリング27で
シリアルデータに変換し、デスクランブル・フォワード
エラーコレクション29でFECやデスクランブル処理
し、場合によっては、デインターリーブ28をかけてデ
スクランブル・フォワードエラーコレクション30でF
ECやデスクランブル処理し、その後、サイクリックリ
ダンダンシィチェック31,32を行なって、ミュック
ス/シンクコントロール(Mux/Sync Control)33によ
りデータを再生する。
グプロセッシング・A/Dコンバータ21が受信波に対
しLPFをかけ、A/Dコンバータを通してアナログ波
形をディジタル波形に変換し、続いてタイムドメンイコ
ライザ(TEQ)22を通して時間領域の適応等化処理
を行う。次に、その時間領域の適応等化処理がされたデ
ータは、入力シリアル/パラレルバッファ23を経由し
て、シリアルデータからパラレルデータに変換され、離
散フーリエ変換部(DFT)24で離散フーリエ変換さ
れ、周波数ドメンイコライザ(FEQ)25により周波
数領域の適応等化処理が行われる。そして、コンステレ
ーションエンコーダ・ゲインスケーリング26によりCo
nstellationデータを再生し、トンオーダリング27で
シリアルデータに変換し、デスクランブル・フォワード
エラーコレクション29でFECやデスクランブル処理
し、場合によっては、デインターリーブ28をかけてデ
スクランブル・フォワードエラーコレクション30でF
ECやデスクランブル処理し、その後、サイクリックリ
ダンダンシィチェック31,32を行なって、ミュック
ス/シンクコントロール(Mux/Sync Control)33によ
りデータを再生する。
【0018】次に、エラー訂正処理を行う動作について
送信側と受信側とを分けて詳細に説明する。図3は、実
施の形態1におけるエラー訂正処理の動作を示す説明図
である。図3において、図3(a)はスクランブル・フ
ォワードエラーコレクション4,5におけるFEC処理
前、例えばリードソロモン(以後、R−Sと呼ぶ)多項
式によるエラー訂正処理前のデータ、図3(b)はスク
ランブル・フォワードエラーコレクション4,5におけ
るFEC処理後のデータ、図3(c)はスクランブル・
フォワードエラーコレクション4,5における並び替え
後すなわちコンバート処理後のデータ、図3(d)は伝
送路を介して受信したデスクランブル・フォワードエラ
ーコレクション29,30に入力されるデータ、図3
(e)はデスクランブル・フォワードエラーコレクショ
ン29,30における再配置後すなわちコンバート処理
後のデータ、図3(f)はデスクランブル・フォワード
エラーコレクション29,30におけるFEC処理後の
データである。
送信側と受信側とを分けて詳細に説明する。図3は、実
施の形態1におけるエラー訂正処理の動作を示す説明図
である。図3において、図3(a)はスクランブル・フ
ォワードエラーコレクション4,5におけるFEC処理
前、例えばリードソロモン(以後、R−Sと呼ぶ)多項
式によるエラー訂正処理前のデータ、図3(b)はスク
ランブル・フォワードエラーコレクション4,5におけ
るFEC処理後のデータ、図3(c)はスクランブル・
フォワードエラーコレクション4,5における並び替え
後すなわちコンバート処理後のデータ、図3(d)は伝
送路を介して受信したデスクランブル・フォワードエラ
ーコレクション29,30に入力されるデータ、図3
(e)はデスクランブル・フォワードエラーコレクショ
ン29,30における再配置後すなわちコンバート処理
後のデータ、図3(f)はデスクランブル・フォワード
エラーコレクション29,30におけるFEC処理後の
データである。
【0019】図3は、自通信装置と他の通信装置との間
の干渉ノイズ等の影響により、エラーの少ない期間であ
るノイズの少ないデータ通信期間とエラーの多い期間で
あるノイズの多いデータ通信期間とが存在する場合を示
している。例えば、ADSL通信装置とTCM−ISD
N通信装置との間の干渉ノイズの影響により、ノイズの
少ないデータ通信期間であるFEXT(Far-end cross
talk)期間と、ノイズの多いデータ通信期間であるNE
XT(Near-end cross talk)とが存在する場合であ
る。このような場合に、例えば10シンボル毎にノイズ
が少ない期間とノイズが多い期間とが含まれており、所
定の単位時間である1コードワードを2シンボルとした
例を用いて説明する。
の干渉ノイズ等の影響により、エラーの少ない期間であ
るノイズの少ないデータ通信期間とエラーの多い期間で
あるノイズの多いデータ通信期間とが存在する場合を示
している。例えば、ADSL通信装置とTCM−ISD
N通信装置との間の干渉ノイズの影響により、ノイズの
少ないデータ通信期間であるFEXT(Far-end cross
talk)期間と、ノイズの多いデータ通信期間であるNE
XT(Near-end cross talk)とが存在する場合であ
る。このような場合に、例えば10シンボル毎にノイズ
が少ない期間とノイズが多い期間とが含まれており、所
定の単位時間である1コードワードを2シンボルとした
例を用いて説明する。
【0020】<送信側の動作>まず、マルチプレックス
/シンクコントロール(Mux/Sync Control)1による多重
化、サイクリックリダンダンシィチェック2,3による
誤り検出用コードの付加(図示しない)を行った後、図
3(a)に示されるようなノイズの少ない期間とノイズ
の多い期間とが4シンボルと6シンボル、3シンボルと
7シンボルという単位でデータが入力されると、スクラ
ンブル・フォワードエラーコレクション4,5は、R−
S多項式によるエラー訂正処理、すなわちFEC処理を
行う。FEC処理を行うと、各コードワードに対して図
3(b)に示すように、太線で示すパリティビットが付
加される。このときのFEC処理の所定の単位時間であ
る1コードワードは2シンボルである。
/シンクコントロール(Mux/Sync Control)1による多重
化、サイクリックリダンダンシィチェック2,3による
誤り検出用コードの付加(図示しない)を行った後、図
3(a)に示されるようなノイズの少ない期間とノイズ
の多い期間とが4シンボルと6シンボル、3シンボルと
7シンボルという単位でデータが入力されると、スクラ
ンブル・フォワードエラーコレクション4,5は、R−
S多項式によるエラー訂正処理、すなわちFEC処理を
行う。FEC処理を行うと、各コードワードに対して図
3(b)に示すように、太線で示すパリティビットが付
加される。このときのFEC処理の所定の単位時間であ
る1コードワードは2シンボルである。
【0021】次に、スクランブル・フォワードエラーコ
レクション4,5は、FEC処理後のデータの並び替
え、すなわちコンバート処理を行う。図3(c)に示す
ように、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比
が4対6である前半の10シンボルについては、各シン
ボルを4対6、つまり4/10シンボルと6/10シン
ボルとに分け、4/10シンボルはコンバート後のノイ
ズの少ない期間に相当する4シンボルに収まるように並
び替え、6/10シンボルはコンバート後のノイズの多
い期間に相当する6シンボルに収まるように並び替え
る。そして、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間と
の比が3対7である後半の10シンボルについては、各
シンボルを3対7、つまり3/10シンボルと7/10
シンボルとに分け、3/10シンボルはコンバート後の
ノイズの少ない期間に相当する3シンボルに収まるよう
に並び替え、7/10シンボルはコンバート後のノイズ
の多い期間に相当する7シンボルに収まるように並び替
える。
レクション4,5は、FEC処理後のデータの並び替
え、すなわちコンバート処理を行う。図3(c)に示す
ように、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比
が4対6である前半の10シンボルについては、各シン
ボルを4対6、つまり4/10シンボルと6/10シン
ボルとに分け、4/10シンボルはコンバート後のノイ
ズの少ない期間に相当する4シンボルに収まるように並
び替え、6/10シンボルはコンバート後のノイズの多
い期間に相当する6シンボルに収まるように並び替え
る。そして、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間と
の比が3対7である後半の10シンボルについては、各
シンボルを3対7、つまり3/10シンボルと7/10
シンボルとに分け、3/10シンボルはコンバート後の
ノイズの少ない期間に相当する3シンボルに収まるよう
に並び替え、7/10シンボルはコンバート後のノイズ
の多い期間に相当する7シンボルに収まるように並び替
える。
【0022】図3(c)に示すコンバート処理後のデー
タは、インターリーブ6、トーンオーダリング7、コン
ステレーションエンコーダ・ゲインスケーリング8、逆
離散フーリエ変換部9、入力パラレル/シリアルバッフ
ァ10、D/Aコンバータ11にて各処理を行った後、
受信側通信装置に対して伝送路を介して出力される。
タは、インターリーブ6、トーンオーダリング7、コン
ステレーションエンコーダ・ゲインスケーリング8、逆
離散フーリエ変換部9、入力パラレル/シリアルバッフ
ァ10、D/Aコンバータ11にて各処理を行った後、
受信側通信装置に対して伝送路を介して出力される。
【0023】<受信側の動作>伝送路を介して受信され
たデータは、アナログプロセッシング・A/Dコンバー
タ21、タイムドメンイコライザ(TEQ)22、入力
シリアル/パラレルバッファ23、離散フーリエ変換部
(DFT)24、周波数ドメンイコライザ(FEQ)2
5、コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリン
グ26、トンオーダリング27、デインターリーブ28
にて各処理が行われ、図3(d)に示すようなデータが
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30に入力される。図3(d)における斜線の部分は、
ノイズの影響によりエラーする確率が高くなっている部
分を示している。
たデータは、アナログプロセッシング・A/Dコンバー
タ21、タイムドメンイコライザ(TEQ)22、入力
シリアル/パラレルバッファ23、離散フーリエ変換部
(DFT)24、周波数ドメンイコライザ(FEQ)2
5、コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリン
グ26、トンオーダリング27、デインターリーブ28
にて各処理が行われ、図3(d)に示すようなデータが
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30に入力される。図3(d)における斜線の部分は、
ノイズの影響によりエラーする確率が高くなっている部
分を示している。
【0024】図3(d)に示すデータが入力されると、
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30はコンバート処理を行う。受信側で行うコンバート
処理では、送信側で行われたコンバート処理と逆の処理
を行う。つまり、ノイズの少ない期間とノイズの多い期
間との比が4対6である前半10シンボルについては、
ノイズの少ない期間を4/10シンボル10個に分け、
これら10個の4/10シンボルのデータを10個のシ
ンボルそれぞれに収まるよう並び替え、ノイズの多い期
間を6/10シンボル10個に分け、これら10個の6
/10シンボルのデータを10個のシンボルそれぞれに
収まるよう並び替えて、図3(e)に示すような状態に
する。そして、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間
との比が3対7である後半10シンボルについては、ノ
イズの少ない期間を3/10シンボル10個に分け、こ
れら10個の3/10シンボルのデータを10個のシン
ボルそれぞれに収まるよう並び替え、ノイズの多い期間
を7/10シンボル10個に分け、これら10個の7/
10シンボルのデータを10個のシンボルそれぞれに収
まるよう並び替えて、図3(e)に示すような状態にす
る。
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30はコンバート処理を行う。受信側で行うコンバート
処理では、送信側で行われたコンバート処理と逆の処理
を行う。つまり、ノイズの少ない期間とノイズの多い期
間との比が4対6である前半10シンボルについては、
ノイズの少ない期間を4/10シンボル10個に分け、
これら10個の4/10シンボルのデータを10個のシ
ンボルそれぞれに収まるよう並び替え、ノイズの多い期
間を6/10シンボル10個に分け、これら10個の6
/10シンボルのデータを10個のシンボルそれぞれに
収まるよう並び替えて、図3(e)に示すような状態に
する。そして、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間
との比が3対7である後半10シンボルについては、ノ
イズの少ない期間を3/10シンボル10個に分け、こ
れら10個の3/10シンボルのデータを10個のシン
ボルそれぞれに収まるよう並び替え、ノイズの多い期間
を7/10シンボル10個に分け、これら10個の7/
10シンボルのデータを10個のシンボルそれぞれに収
まるよう並び替えて、図3(e)に示すような状態にす
る。
【0025】上記のような処理を行うことにより、図3
(e)に示す通り、ノイズの少ない期間とノイズの多い
期間との比が4対6である前半10シンボルについて
は、2シンボルの各1コードワード中に、ノイズの少な
い期間のデータが4/10シンボル×2と、ノイズの多
い期間のデータが6/10シンボル×2とが含まれるこ
ととなり、各1コードワードにおいてエラーの起こる確
率、すなわちエラーの割合が均一化される。ノイズの少
ない期間とノイズの多い期間との比が3対7である後半
10シンボルについても同様に、各1コードワードにお
いてエラーの割合が均一化される。
(e)に示す通り、ノイズの少ない期間とノイズの多い
期間との比が4対6である前半10シンボルについて
は、2シンボルの各1コードワード中に、ノイズの少な
い期間のデータが4/10シンボル×2と、ノイズの多
い期間のデータが6/10シンボル×2とが含まれるこ
ととなり、各1コードワードにおいてエラーの起こる確
率、すなわちエラーの割合が均一化される。ノイズの少
ない期間とノイズの多い期間との比が3対7である後半
10シンボルについても同様に、各1コードワードにお
いてエラーの割合が均一化される。
【0026】そして、デスクランブル・フォワードエラ
ーコレクション29,30は、図3(e)に示すような
エラーの割合が均一化されたデータについてFEC処理
を行い、図3(f)に示すようなエラー訂正されたデー
タを得る。
ーコレクション29,30は、図3(e)に示すような
エラーの割合が均一化されたデータについてFEC処理
を行い、図3(f)に示すようなエラー訂正されたデー
タを得る。
【0027】その後、図3(f)に示すFEC処理後の
データについて、サイクリックリダンダンシィチェック
31,32による処理を行い、ミュックス/シンクコン
トロール(Mux/Sync Control)33によりデータを再生
する。
データについて、サイクリックリダンダンシィチェック
31,32による処理を行い、ミュックス/シンクコン
トロール(Mux/Sync Control)33によりデータを再生
する。
【0028】次に、適切なエラー訂正処理を行うことが
でき、かつ伝送効率よくデータを伝送できる理由につい
て、具体的な例をあげて説明する。図3(a)に示すス
クランブル・フォワードエラーコレクション4,5にお
けるFEC処理前のデータの1シンボルを80バイト、
所定の単位時間である1コードワードを2シンボル、ノ
イズの少ない期間の1コードワード中のエラーを2バイ
ト、ノイズの多い期間の1コードワード中のエラーを1
0バイト、付加するパリティビットを1コードワードに
対して16バイトとした場合について説明する。エラー
訂正能力は、パリティビットの半分となるので1コード
ワードに対して8バイトとなる。この所定の割合である
1コードワード中に8バイト以下のエラーについてはエ
ラー訂正をすることが可能である。
でき、かつ伝送効率よくデータを伝送できる理由につい
て、具体的な例をあげて説明する。図3(a)に示すス
クランブル・フォワードエラーコレクション4,5にお
けるFEC処理前のデータの1シンボルを80バイト、
所定の単位時間である1コードワードを2シンボル、ノ
イズの少ない期間の1コードワード中のエラーを2バイ
ト、ノイズの多い期間の1コードワード中のエラーを1
0バイト、付加するパリティビットを1コードワードに
対して16バイトとした場合について説明する。エラー
訂正能力は、パリティビットの半分となるので1コード
ワードに対して8バイトとなる。この所定の割合である
1コードワード中に8バイト以下のエラーについてはエ
ラー訂正をすることが可能である。
【0029】従来は、ノイズの少ない期間のデータにつ
いては、この期間の1コードワード中のエラーは所定の
割合である8バイト以下の2バイトであるためエラーを
訂正することが可能であるが、ノイズの多い期間のデー
タについては、この期間の1コードワード中のエラーは
所定の割合である8バイトを越える10バイトであるた
めエラーを訂正することができず、さらにこの期間の1
コードワード中の全てのデータ160バイトがエラーと
なってしまっていた。また、ノイズの多い期間のデータ
についてもエラーが訂正できるようにエラー訂正能力を
挙げて1コードワード中10バイト以下訂正可能とする
と、パリティビットはその倍の20バイトが1コードワ
ードに付加する必要がある。伝送路の状態等により伝送
可能な伝送レートは決まっているので、パリティビット
が増えると、その分実際に伝送可能なデータの割合は減
り、結果としてデータの伝送効率は悪化する。
いては、この期間の1コードワード中のエラーは所定の
割合である8バイト以下の2バイトであるためエラーを
訂正することが可能であるが、ノイズの多い期間のデー
タについては、この期間の1コードワード中のエラーは
所定の割合である8バイトを越える10バイトであるた
めエラーを訂正することができず、さらにこの期間の1
コードワード中の全てのデータ160バイトがエラーと
なってしまっていた。また、ノイズの多い期間のデータ
についてもエラーが訂正できるようにエラー訂正能力を
挙げて1コードワード中10バイト以下訂正可能とする
と、パリティビットはその倍の20バイトが1コードワ
ードに付加する必要がある。伝送路の状態等により伝送
可能な伝送レートは決まっているので、パリティビット
が増えると、その分実際に伝送可能なデータの割合は減
り、結果としてデータの伝送効率は悪化する。
【0030】これに対し、本実施の形態1における通信
装置では、上述のようなエラーの割合の均一化を行う。
送信側ではノイズの影響を受ける前であるため、説明は
省略する。受信側で、図3(d)に示すデスクランブル
・フォワードエラーコレクション29,30に入力され
るデータのエラーは、ノイズの少ない期間で2バイト、
ノイズの多い期間で10バイトである。これに上述のコ
ンバート処理を行った図3(e)に示すデータについ
て、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比が4
対6である前半の10シンボルと、3対7である後半の
10シンボルとに分けて、エラー訂正が可能か否かを以
下に説明する。
装置では、上述のようなエラーの割合の均一化を行う。
送信側ではノイズの影響を受ける前であるため、説明は
省略する。受信側で、図3(d)に示すデスクランブル
・フォワードエラーコレクション29,30に入力され
るデータのエラーは、ノイズの少ない期間で2バイト、
ノイズの多い期間で10バイトである。これに上述のコ
ンバート処理を行った図3(e)に示すデータについ
て、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比が4
対6である前半の10シンボルと、3対7である後半の
10シンボルとに分けて、エラー訂正が可能か否かを以
下に説明する。
【0031】<ノイズの少ない期間とノイズの多い期間
との比が4対6である場合>1コードワード中のエラー
を算出する。 (1コードワード中のエラー) =(ノイズの少ない期間のデータ中のエラー)+(ノイズの多い期間のデータ中 のエラー) =((ノイズの少ない期間の1コードワード中のエラー)×(1コードワード中 のノイズの少ない期間のデータの割合))+((ノイズの多い期間の1コードワ ード中のエラー)×(1コードワード中のノイズの多い期間のデータの割合)) =((2バイト)×(4/10シンボル×2個/2シンボル))+((10バイ ト)×(6/10シンボル×2個/2シンボル)) =0.8+6 =6.8バイト ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比が4対6
である場合、1コードワード中のエラーは6.8バイト
となり、エラー訂正可能な1コードワード中8バイト以
下であるため、エラーを訂正することができる。
との比が4対6である場合>1コードワード中のエラー
を算出する。 (1コードワード中のエラー) =(ノイズの少ない期間のデータ中のエラー)+(ノイズの多い期間のデータ中 のエラー) =((ノイズの少ない期間の1コードワード中のエラー)×(1コードワード中 のノイズの少ない期間のデータの割合))+((ノイズの多い期間の1コードワ ード中のエラー)×(1コードワード中のノイズの多い期間のデータの割合)) =((2バイト)×(4/10シンボル×2個/2シンボル))+((10バイ ト)×(6/10シンボル×2個/2シンボル)) =0.8+6 =6.8バイト ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比が4対6
である場合、1コードワード中のエラーは6.8バイト
となり、エラー訂正可能な1コードワード中8バイト以
下であるため、エラーを訂正することができる。
【0032】<ノイズの少ない期間とノイズの多い期間
との比が3対7である場合>1コードワード中のエラー
を算出する。 (1コードワード中のエラー) =(ノイズの少ない期間のデータ中のエラー)+(ノイズの多い期間のデータ中 のエラー) =((ノイズの少ない期間の1コードワード中のエラー)×(1コードワード中 のノイズの少ない期間のデータの割合))+((ノイズの多い期間の1コードワ ード中のエラー)×(1コードワード中のノイズの多い期間のデータの割合)) =((2バイト)×(3/10シンボル×2個/2シンボル))+((10バイ ト)×(7/10シンボル×2個/2シンボル)) =0.6+7 =7.6バイト ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比が3対7
である場合、1コードワード中のエラーは7.6バイト
となり、エラー訂正可能な1コードワード中8バイト以
下であるため、エラーを訂正することができる。
との比が3対7である場合>1コードワード中のエラー
を算出する。 (1コードワード中のエラー) =(ノイズの少ない期間のデータ中のエラー)+(ノイズの多い期間のデータ中 のエラー) =((ノイズの少ない期間の1コードワード中のエラー)×(1コードワード中 のノイズの少ない期間のデータの割合))+((ノイズの多い期間の1コードワ ード中のエラー)×(1コードワード中のノイズの多い期間のデータの割合)) =((2バイト)×(3/10シンボル×2個/2シンボル))+((10バイ ト)×(7/10シンボル×2個/2シンボル)) =0.6+7 =7.6バイト ノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比が3対7
である場合、1コードワード中のエラーは7.6バイト
となり、エラー訂正可能な1コードワード中8バイト以
下であるため、エラーを訂正することができる。
【0033】つまり、パリティビットを増加させること
なく、全てのコードワードにおいてエラーを訂正するこ
とができる。
なく、全てのコードワードにおいてエラーを訂正するこ
とができる。
【0034】また、上述の説明では、送信側で、各シン
ボルをノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比に
合わせて分け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの
多い期間とに収まるように並び替えを行い、受信側でそ
の逆の並び替えを行う場合について説明したが、受信側
のコンバート処理後の各コードワード内において、ノイ
ズの少ない期間とノイズの多い期間との比に合わせてそ
れぞれの期間のデータが収まるよう並び替えを行えれば
よく、これに限られない。図4は、実施の形態1におけ
るエラー訂正処理の別の動作を示す説明図である。図3
の例では、送信側で、各シンボルをノイズの少ない期間
とノイズの多い期間との比である4:6、あるいは3:
7に合わせて、4/10シンボルと6/10シンボル、
あるいは3/10シンボルと7/10シンボルとに分
け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの多い期間と
に収まるように並び替えを行い、受信側でその逆の並び
替えを行っていた。これに対し、図4の例では、送信側
で、各コードワード2シンボルをノイズの少ない期間と
ノイズの多い期間との比である4:6、あるいは3:7
に合わせて、8/10シンボルと12/10シンボル、
あるいは6/10シンボルと14/10シンボルとに分
け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの多い期間と
に収まるように並び替えを行い、受信側でその逆の並び
替えを行っている。図4の場合も、受信側のコンバート
処理後の各コードワード内において、ノイズの少ない期
間とノイズの多い期間との比に合わせてそれぞれの期間
のデータが収まっているため、1コードワード中のエラ
ーは上述で算出したエラーと同じ値となり、パリティビ
ットを増加させることなく、全てのコードワードにおい
てエラーを訂正することができる。
ボルをノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比に
合わせて分け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの
多い期間とに収まるように並び替えを行い、受信側でそ
の逆の並び替えを行う場合について説明したが、受信側
のコンバート処理後の各コードワード内において、ノイ
ズの少ない期間とノイズの多い期間との比に合わせてそ
れぞれの期間のデータが収まるよう並び替えを行えれば
よく、これに限られない。図4は、実施の形態1におけ
るエラー訂正処理の別の動作を示す説明図である。図3
の例では、送信側で、各シンボルをノイズの少ない期間
とノイズの多い期間との比である4:6、あるいは3:
7に合わせて、4/10シンボルと6/10シンボル、
あるいは3/10シンボルと7/10シンボルとに分
け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの多い期間と
に収まるように並び替えを行い、受信側でその逆の並び
替えを行っていた。これに対し、図4の例では、送信側
で、各コードワード2シンボルをノイズの少ない期間と
ノイズの多い期間との比である4:6、あるいは3:7
に合わせて、8/10シンボルと12/10シンボル、
あるいは6/10シンボルと14/10シンボルとに分
け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの多い期間と
に収まるように並び替えを行い、受信側でその逆の並び
替えを行っている。図4の場合も、受信側のコンバート
処理後の各コードワード内において、ノイズの少ない期
間とノイズの多い期間との比に合わせてそれぞれの期間
のデータが収まっているため、1コードワード中のエラ
ーは上述で算出したエラーと同じ値となり、パリティビ
ットを増加させることなく、全てのコードワードにおい
てエラーを訂正することができる。
【0035】以上説明したように、データ通信の際エラ
ーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現われ
る通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエラー
コレクション処理をした後、データを送信し、送信され
たデータにおいて所定の単位時間内に所定の割合以下の
エラーが発生した場合、フォワードエラーコレクション
処理を行ってエラーした部分を訂正する通信方法であっ
て、前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少ない
期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割し、
前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割されたデー
タを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラーの
多い期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラー
の多い期間に並び替え、並び替えられたデータを送信
し、送信されたデータに対して送信前に行われた並び替
えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置し、前記所
定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した場
合、フォワードエラーコレクション処理を行ってエラー
した部分を訂正することにより、適切なエラー訂正処理
を行うことができ、かつ伝送効率よくデータを伝送する
ことができる。
ーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現われ
る通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエラー
コレクション処理をした後、データを送信し、送信され
たデータにおいて所定の単位時間内に所定の割合以下の
エラーが発生した場合、フォワードエラーコレクション
処理を行ってエラーした部分を訂正する通信方法であっ
て、前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少ない
期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割し、
前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割されたデー
タを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラーの
多い期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラー
の多い期間に並び替え、並び替えられたデータを送信
し、送信されたデータに対して送信前に行われた並び替
えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置し、前記所
定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した場
合、フォワードエラーコレクション処理を行ってエラー
した部分を訂正することにより、適切なエラー訂正処理
を行うことができ、かつ伝送効率よくデータを伝送する
ことができる。
【0036】なお、実施の形態1では、並び替え及び再
配置、すなわちコンバート処理は、スクランブル・フォ
ワードエラーコレクション4,5及びデスクランブル・
フォワードエラーコレクション29,30が行っている
が、他の回路、例えばインターリーブ6、トーンオーダ
リング7、トーンオーダリング27、デインターリーブ
28で行ってもよいし、別の回路として、スクランブル
・フォワードエラーコレクション4,5の後段及びデス
クランブル・フォワードエラーコレクション29,30
の前段に設けて行っても同様の効果を得ることができ
る。
配置、すなわちコンバート処理は、スクランブル・フォ
ワードエラーコレクション4,5及びデスクランブル・
フォワードエラーコレクション29,30が行っている
が、他の回路、例えばインターリーブ6、トーンオーダ
リング7、トーンオーダリング27、デインターリーブ
28で行ってもよいし、別の回路として、スクランブル
・フォワードエラーコレクション4,5の後段及びデス
クランブル・フォワードエラーコレクション29,30
の前段に設けて行っても同様の効果を得ることができ
る。
【0037】また、実施の形態1では、インターリーブ
6及びデインターリーブ28を用いているが、ターボコ
ードエンコーダ及びターボコードデコーダを用いてもよ
い。図5は、実施の形態1におけるエラー訂正処理の1
つであるターボコードを使用した場合のADSL通信装
置の通信モデム等の送信系の構成の一例を具体的に示し
た説明図である。図6は、実施の形態1におけるターボ
コードを使用した場合のADSL通信装置の通信モデム
等の受信系の構成の一例を具体的に示した説明図であ
る。図5及び図6では、上述したようにインターリーブ
6及びデインターリーブ28の代わりに、ターボコード
エンコーダ41及びターボコードデコーダ42を用いて
おり、ターボコードエンコーダ41及びターボコードデ
コーダ42では、内部でデータの並び替えの処理を行っ
ているため、本実施の形態1におけるコンバート処理を
このターボコードエンコーダ41及びターボコードデコ
ーダ42内のデータの並び替えの処理に含めて処理する
ようにしても、同様の効果を得ることができる。
6及びデインターリーブ28を用いているが、ターボコ
ードエンコーダ及びターボコードデコーダを用いてもよ
い。図5は、実施の形態1におけるエラー訂正処理の1
つであるターボコードを使用した場合のADSL通信装
置の通信モデム等の送信系の構成の一例を具体的に示し
た説明図である。図6は、実施の形態1におけるターボ
コードを使用した場合のADSL通信装置の通信モデム
等の受信系の構成の一例を具体的に示した説明図であ
る。図5及び図6では、上述したようにインターリーブ
6及びデインターリーブ28の代わりに、ターボコード
エンコーダ41及びターボコードデコーダ42を用いて
おり、ターボコードエンコーダ41及びターボコードデ
コーダ42では、内部でデータの並び替えの処理を行っ
ているため、本実施の形態1におけるコンバート処理を
このターボコードエンコーダ41及びターボコードデコ
ーダ42内のデータの並び替えの処理に含めて処理する
ようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0038】また、実施の形態1では、10シンボル毎
にノイズが少ない期間とノイズが多い期間とが含まれて
おり、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間とが4シ
ンボルと6シンボル、3シンボルと7シンボルという単
位であり、FEC処理の所定の単位時間である1コード
ワードが2シンボルである場合について説明したが、処
理単位のシンボル数、ノイズの少ない期間のシンボル
数、ノイズの多い期間のシンボル数、1コードワードの
シンボル数に他の値を用いても同様の効果を得ることが
でき、これに限られない。図7は、実施の形態1におけ
る他の値を用いたエラー訂正処理の動作を示す説明図で
ある。図7は、10シンボル毎にノイズが少ない期間と
ノイズが多い期間とが含まれており、ノイズの少ない期
間とノイズの多い期間とが図4に示す場合と異なり4シ
ンボルと6シンボルという単位でのみ繰り返しており、
FEC処理の所定の単位時間である1コードワードが2
シンボルである場合を示しているが、図4に示す場合と
同様の効果を得ることができる。また、データの処理単
位にシンボルを用いているが、これに限られず、パケッ
トやセル等の処理単位を用いても同様の効果を得ること
ができる。
にノイズが少ない期間とノイズが多い期間とが含まれて
おり、ノイズの少ない期間とノイズの多い期間とが4シ
ンボルと6シンボル、3シンボルと7シンボルという単
位であり、FEC処理の所定の単位時間である1コード
ワードが2シンボルである場合について説明したが、処
理単位のシンボル数、ノイズの少ない期間のシンボル
数、ノイズの多い期間のシンボル数、1コードワードの
シンボル数に他の値を用いても同様の効果を得ることが
でき、これに限られない。図7は、実施の形態1におけ
る他の値を用いたエラー訂正処理の動作を示す説明図で
ある。図7は、10シンボル毎にノイズが少ない期間と
ノイズが多い期間とが含まれており、ノイズの少ない期
間とノイズの多い期間とが図4に示す場合と異なり4シ
ンボルと6シンボルという単位でのみ繰り返しており、
FEC処理の所定の単位時間である1コードワードが2
シンボルである場合を示しているが、図4に示す場合と
同様の効果を得ることができる。また、データの処理単
位にシンボルを用いているが、これに限られず、パケッ
トやセル等の処理単位を用いても同様の効果を得ること
ができる。
【0039】実施の形態2.上記実施の形態1では、A
DSL通信装置を用いた場合について説明したが、本実
施の形態2では、電力線通信装置を用いた場合について
説明する。本実施の形態では、電力線通信装置を用いた
場合について説明するが、エラー訂正処理を、所定の単
位時間毎に行い、その単位時間内に所定の割合以下のエ
ラーが発生した場合、エラーした部分を訂正することに
より行う通信装置であればよく、これに限られない。
DSL通信装置を用いた場合について説明したが、本実
施の形態2では、電力線通信装置を用いた場合について
説明する。本実施の形態では、電力線通信装置を用いた
場合について説明するが、エラー訂正処理を、所定の単
位時間毎に行い、その単位時間内に所定の割合以下のエ
ラーが発生した場合、エラーした部分を訂正することに
より行う通信装置であればよく、これに限られない。
【0040】ここで電力線通信装置とは、既存の電力線
を利用して通信を行い、電力線により接続されている家
庭内外、ビル、工場、店舗等の電気製品をネットワーク
化することにより、その製品の制御やデータ通信等の様
々な処理を行うことのできる通信装置である。
を利用して通信を行い、電力線により接続されている家
庭内外、ビル、工場、店舗等の電気製品をネットワーク
化することにより、その製品の制御やデータ通信等の様
々な処理を行うことのできる通信装置である。
【0041】なお、実施の形態1のADSL通信装置と
実施の形態2の電力線通信装置とでは、伝送媒体が異な
るだけであり、実施の形態2の構成は、上記実施の形態
1と同様であるため、構成及び全体の動作の説明は省略
する。図8は、実施の形態2におけるエラー訂正処理の
動作を示す説明図である。図8において、図8(a)は
スクランブル・フォワードエラーコレクション4,5に
おけるFEC処理前、例えばリードソロモン(以後、R
−Sと呼ぶ)多項式によるエラー訂正処理前のデータ、
図8(b)はスクランブル・フォワードエラーコレクシ
ョン4,5におけるFEC処理後のデータ、図8(c)
はスクランブル・フォワードエラーコレクション4,5
における並び替え後すなわちコンバート処理後のデー
タ、図8(d)は伝送路を介して受信したデスクランブ
ル・フォワードエラーコレクション29,30に入力さ
れるデータ、図8(e)はデスクランブル・フォワード
エラーコレクション29,30における再配置後すなわ
ちコンバート処理後のデータ、図8(f)はデスクラン
ブル・フォワードエラーコレクション29,30におけ
るFEC処理後のデータである。
実施の形態2の電力線通信装置とでは、伝送媒体が異な
るだけであり、実施の形態2の構成は、上記実施の形態
1と同様であるため、構成及び全体の動作の説明は省略
する。図8は、実施の形態2におけるエラー訂正処理の
動作を示す説明図である。図8において、図8(a)は
スクランブル・フォワードエラーコレクション4,5に
おけるFEC処理前、例えばリードソロモン(以後、R
−Sと呼ぶ)多項式によるエラー訂正処理前のデータ、
図8(b)はスクランブル・フォワードエラーコレクシ
ョン4,5におけるFEC処理後のデータ、図8(c)
はスクランブル・フォワードエラーコレクション4,5
における並び替え後すなわちコンバート処理後のデー
タ、図8(d)は伝送路を介して受信したデスクランブ
ル・フォワードエラーコレクション29,30に入力さ
れるデータ、図8(e)はデスクランブル・フォワード
エラーコレクション29,30における再配置後すなわ
ちコンバート処理後のデータ、図8(f)はデスクラン
ブル・フォワードエラーコレクション29,30におけ
るFEC処理後のデータである。
【0042】図8に示すように、ノイズが多い期間とノ
イズが少ない期間とが周期的に発生するのは、電力線通
信では、例えば電力線に接続された各種機器のインバー
タやスイッチング等の影響により、ノイズが周期的に発
生する場合が多いからである。ここでは、例えば10シ
ンボル毎にエラーの少ない期間であるノイズが少ない期
間とエラーの多い期間であるノイズが多い期間とが含ま
れており、所定の単位時間である1コードワードを1シ
ンボルとした例を用いて説明する。
イズが少ない期間とが周期的に発生するのは、電力線通
信では、例えば電力線に接続された各種機器のインバー
タやスイッチング等の影響により、ノイズが周期的に発
生する場合が多いからである。ここでは、例えば10シ
ンボル毎にエラーの少ない期間であるノイズが少ない期
間とエラーの多い期間であるノイズが多い期間とが含ま
れており、所定の単位時間である1コードワードを1シ
ンボルとした例を用いて説明する。
【0043】<送信側の動作>まず、マルチプレックス
/シンクコントロール(Mux/Sync Control)1による多重
化、サイクリックリダンダンシィチェック2,3による
誤り検出用コードを付加(図示しない)を行った後、図
8(a)に示されるようなノイズの多い期間とノイズの
少ない期間とが1シンボルと9シンボルという単位でデ
ータが入力されると、スクランブル・フォワードエラー
コレクション4,5は、R−S多項式によるエラー訂正
処理、すなわちFEC処理を行う。FEC処理を行う
と、各コードワードに対して図8(b)に示すように、
太線で示すパリティビットが付加される。このときのF
EC処理の所定の単位時間である1コードワードは1シ
ンボルである。
/シンクコントロール(Mux/Sync Control)1による多重
化、サイクリックリダンダンシィチェック2,3による
誤り検出用コードを付加(図示しない)を行った後、図
8(a)に示されるようなノイズの多い期間とノイズの
少ない期間とが1シンボルと9シンボルという単位でデ
ータが入力されると、スクランブル・フォワードエラー
コレクション4,5は、R−S多項式によるエラー訂正
処理、すなわちFEC処理を行う。FEC処理を行う
と、各コードワードに対して図8(b)に示すように、
太線で示すパリティビットが付加される。このときのF
EC処理の所定の単位時間である1コードワードは1シ
ンボルである。
【0044】次に、スクランブル・フォワードエラーコ
レクション4,5は、FEC処理後のデータの並び替
え、すなわちコンバート処理を行う。図8(c)に示す
ように、ノイズの多い期間とノイズの少ない期間との比
が1対9である10シンボルについて、各シンボルを1
対9、つまり1/10シンボルと9/10シンボルとに
分け、1/10シンボルはコンバート後のノイズの多い
期間に相当する1シンボルに収まるように並び替え、9
/10シンボルはコンバート後のノイズの少ない期間に
相当する9シンボルに収まるように並び替える。
レクション4,5は、FEC処理後のデータの並び替
え、すなわちコンバート処理を行う。図8(c)に示す
ように、ノイズの多い期間とノイズの少ない期間との比
が1対9である10シンボルについて、各シンボルを1
対9、つまり1/10シンボルと9/10シンボルとに
分け、1/10シンボルはコンバート後のノイズの多い
期間に相当する1シンボルに収まるように並び替え、9
/10シンボルはコンバート後のノイズの少ない期間に
相当する9シンボルに収まるように並び替える。
【0045】図8(c)に示すコンバート処理後のデー
タは、インターリーブ6、トーンオーダリング7、コン
ステレーションエンコーダ・ゲインスケーリング8、逆
離散フーリエ変換部9、入力パラレル/シリアルバッフ
ァ10、D/Aコンバータ11にて各処理を行った後、
受信側通信装置に対して伝送路を介して出力される。
タは、インターリーブ6、トーンオーダリング7、コン
ステレーションエンコーダ・ゲインスケーリング8、逆
離散フーリエ変換部9、入力パラレル/シリアルバッフ
ァ10、D/Aコンバータ11にて各処理を行った後、
受信側通信装置に対して伝送路を介して出力される。
【0046】<受信側の動作>伝送路を介して受信され
たデータは、アナログプロセッシング・A/Dコンバー
タ21、タイムドメンイコライザ(TEQ)22、入力
シリアル/パラレルバッファ23、離散フーリエ変換部
(DFT)24、周波数ドメンイコライザ(FEQ)2
5、コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリン
グ26、トンオーダリング27、デインターリーブ28
にて各処理が行われ、図8(d)に示すようなデータが
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30に入力される。図8(d)における斜線の部分は、
ノイズの影響によりエラーする確率が高くなっている部
分を示している。
たデータは、アナログプロセッシング・A/Dコンバー
タ21、タイムドメンイコライザ(TEQ)22、入力
シリアル/パラレルバッファ23、離散フーリエ変換部
(DFT)24、周波数ドメンイコライザ(FEQ)2
5、コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリン
グ26、トンオーダリング27、デインターリーブ28
にて各処理が行われ、図8(d)に示すようなデータが
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30に入力される。図8(d)における斜線の部分は、
ノイズの影響によりエラーする確率が高くなっている部
分を示している。
【0047】図8(d)に示すデータが入力されると、
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30はコンバート処理を行う。受信側で行うコンバート
処理では、送信側で行われたコンバート処理と逆の処理
を行う。つまり、ノイズの多い期間とノイズの少ない期
間との比が1対9である10シンボルについて、ノイズ
の多い期間を1/10シンボル10個に分け、これら1
0個の1/10シンボルのデータを10個のシンボルそ
れぞれに収まるよう並び替え、ノイズの少ない期間を9
/10シンボル10個に分け、これら10個の9/10
シンボルのデータを10個のシンボルそれぞれに収まる
よう並び替えて、図8(e)に示すような状態にする。
デスクランブル・フォワードエラーコレクション29,
30はコンバート処理を行う。受信側で行うコンバート
処理では、送信側で行われたコンバート処理と逆の処理
を行う。つまり、ノイズの多い期間とノイズの少ない期
間との比が1対9である10シンボルについて、ノイズ
の多い期間を1/10シンボル10個に分け、これら1
0個の1/10シンボルのデータを10個のシンボルそ
れぞれに収まるよう並び替え、ノイズの少ない期間を9
/10シンボル10個に分け、これら10個の9/10
シンボルのデータを10個のシンボルそれぞれに収まる
よう並び替えて、図8(e)に示すような状態にする。
【0048】上記のような処理を行うことにより、図8
(e)に示す通り、ノイズの多い期間とノイズの少ない
期間との比が1対9である10シンボルについて、1シ
ンボルの各1コードワード中に、ノイズの多い期間のデ
ータが1/10シンボルと、ノイズの少ない期間のデー
タが9/10シンボルとが含まれることとなり、各1コ
ードワードにおいてエラーの起こる確率、すなわちエラ
ーの割合が均一化される。
(e)に示す通り、ノイズの多い期間とノイズの少ない
期間との比が1対9である10シンボルについて、1シ
ンボルの各1コードワード中に、ノイズの多い期間のデ
ータが1/10シンボルと、ノイズの少ない期間のデー
タが9/10シンボルとが含まれることとなり、各1コ
ードワードにおいてエラーの起こる確率、すなわちエラ
ーの割合が均一化される。
【0049】そして、デスクランブル・フォワードエラ
ーコレクション29,30は、図8(e)に示すような
エラーの割合が均一化されたデータについてFEC処理
を行い、図8(f)に示すようなエラー訂正されたデー
タを得る。
ーコレクション29,30は、図8(e)に示すような
エラーの割合が均一化されたデータについてFEC処理
を行い、図8(f)に示すようなエラー訂正されたデー
タを得る。
【0050】その後、図8(f)に示すFEC処理後の
データについて、サイクリックリダンダンシィチェック
31,32による処理を行い、ミュックス/シンクコン
トロール(Mux/Sync Control)33によりデータを再生
する。
データについて、サイクリックリダンダンシィチェック
31,32による処理を行い、ミュックス/シンクコン
トロール(Mux/Sync Control)33によりデータを再生
する。
【0051】次に、適切なエラー訂正処理を行うことが
でき、かつ伝送効率よくデータを伝送できる理由につい
て、具体的な例をあげて説明する。図8(a)に示すス
クランブル・フォワードエラーコレクション4,5にお
けるFEC処理前のデータの1シンボルを80バイト、
所定の単位時間である1コードワードを1シンボル、ノ
イズの多い期間の1コードワード中のエラーを40バイ
ト、ノイズの少ない期間の1コードワード中のエラーを
2バイト、付加するパリティビットを1コードワードに
対して16バイトとした場合について説明する。エラー
訂正能力は、パリティビットの半分となるので1コード
ワードに対して8バイトとなる。この所定の割合である
1コードワード中に8バイト以下のエラーについてはエ
ラー訂正をすることが可能である。
でき、かつ伝送効率よくデータを伝送できる理由につい
て、具体的な例をあげて説明する。図8(a)に示すス
クランブル・フォワードエラーコレクション4,5にお
けるFEC処理前のデータの1シンボルを80バイト、
所定の単位時間である1コードワードを1シンボル、ノ
イズの多い期間の1コードワード中のエラーを40バイ
ト、ノイズの少ない期間の1コードワード中のエラーを
2バイト、付加するパリティビットを1コードワードに
対して16バイトとした場合について説明する。エラー
訂正能力は、パリティビットの半分となるので1コード
ワードに対して8バイトとなる。この所定の割合である
1コードワード中に8バイト以下のエラーについてはエ
ラー訂正をすることが可能である。
【0052】従来は、ノイズの少ない期間のデータにつ
いては、この期間の1コードワード中のエラーは所定の
割合である8バイト以下の2バイトであるためエラーを
訂正することが可能であるが、ノイズの多い期間のデー
タについては、この期間の1コードワード中のエラーは
所定の割合である8バイトを越える40バイトであるた
めエラーを訂正することができず、さらにこの期間の1
コードワード中の全てのデータ80バイトがエラーとな
ってしまっていた。また、ノイズの多い期間のデータに
ついてもエラーが訂正できるようにエラー訂正能力を挙
げて1コードワード中40バイト以下訂正可能とする
と、パリティビットはその倍の80バイトが1コードワ
ードに付加する必要がある。伝送路の状態等により伝送
可能な伝送レートは決まっているので、パリティビット
が増えると、その分実際に伝送可能なデータの割合は減
り、結果としてデータの伝送効率は悪化する。
いては、この期間の1コードワード中のエラーは所定の
割合である8バイト以下の2バイトであるためエラーを
訂正することが可能であるが、ノイズの多い期間のデー
タについては、この期間の1コードワード中のエラーは
所定の割合である8バイトを越える40バイトであるた
めエラーを訂正することができず、さらにこの期間の1
コードワード中の全てのデータ80バイトがエラーとな
ってしまっていた。また、ノイズの多い期間のデータに
ついてもエラーが訂正できるようにエラー訂正能力を挙
げて1コードワード中40バイト以下訂正可能とする
と、パリティビットはその倍の80バイトが1コードワ
ードに付加する必要がある。伝送路の状態等により伝送
可能な伝送レートは決まっているので、パリティビット
が増えると、その分実際に伝送可能なデータの割合は減
り、結果としてデータの伝送効率は悪化する。
【0053】これに対し、本実施の形態2における通信
装置では、上述のようなエラーの割合の均一化を行う。
送信側ではノイズの影響を受ける前であるため、説明は
省略する。受信側で、図8(d)に示すデスクランブル
・フォワードエラーコレクション29,30に入力され
るデータのエラーは、ノイズの多い期間で40バイト、
ノイズの少ない期間で2バイトである。これに上述のコ
ンバート処理を行った図8(e)に示すデータについ
て、ノイズの多い期間とノイズの少ない期間との比が1
対9である10シンボルについて、エラー訂正が可能か
否かを以下に説明する。
装置では、上述のようなエラーの割合の均一化を行う。
送信側ではノイズの影響を受ける前であるため、説明は
省略する。受信側で、図8(d)に示すデスクランブル
・フォワードエラーコレクション29,30に入力され
るデータのエラーは、ノイズの多い期間で40バイト、
ノイズの少ない期間で2バイトである。これに上述のコ
ンバート処理を行った図8(e)に示すデータについ
て、ノイズの多い期間とノイズの少ない期間との比が1
対9である10シンボルについて、エラー訂正が可能か
否かを以下に説明する。
【0054】1コードワード中のエラーを算出する。 (1コードワード中のエラー) =(ノイズの多い期間のデータ中のエラー)+(ノイズの少ない期間のデータ中 のエラー) =((ノイズの多い期間の1コードワード中のエラー)×(1コードワード中の ノイズの多い期間のデータの割合))+((ノイズの少ない期間の1コードワー ド中のエラー)×(1コードワード中のノイズの少ない期間のデータの割合)) =((40バイト)×(1/10シンボル))+((2バイト)×(9/10シ ンボル)) =4+1.8 =5.8バイト ノイズの多い期間とノイズの少ない期間との比が1対9
である場合、1コードワード中のエラーは5.8バイト
となり、エラー訂正可能な1コードワード中8バイト以
下であるため、エラーを訂正することができる。
である場合、1コードワード中のエラーは5.8バイト
となり、エラー訂正可能な1コードワード中8バイト以
下であるため、エラーを訂正することができる。
【0055】つまり、パリティビットを増加させること
なく、全てのコードワードにおいてエラーを訂正するこ
とができる。
なく、全てのコードワードにおいてエラーを訂正するこ
とができる。
【0056】また、上述の説明では、送信側で、各シン
ボルをノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比に
合わせて分け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの
多い期間とに収まるように並び替えを行い、受信側でそ
の逆の並び替えを行う場合について説明したが、受信側
のコンバート処理後の各コードワード内において、ノイ
ズの少ない期間とノイズの多い期間との比に合わせてそ
れぞれの期間のデータが収まるよう並び替えを行えれば
よく、これに限られない。
ボルをノイズの少ない期間とノイズの多い期間との比に
合わせて分け、それぞれノイズの少ない期間とノイズの
多い期間とに収まるように並び替えを行い、受信側でそ
の逆の並び替えを行う場合について説明したが、受信側
のコンバート処理後の各コードワード内において、ノイ
ズの少ない期間とノイズの多い期間との比に合わせてそ
れぞれの期間のデータが収まるよう並び替えを行えれば
よく、これに限られない。
【0057】以上説明したように、データ通信の際エラ
ーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現われ
る通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエラー
コレクション処理をした後、データを送信し、送信され
たデータにおいて所定の単位時間内に所定の割合以下の
エラーが発生した場合、フォワードエラーコレクション
処理を行ってエラーした部分を訂正する通信方法であっ
て、前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少ない
期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割し、
前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割されたデー
タを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラーの
多い期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラー
の多い期間に並び替え、並び替えられたデータを送信
し、送信されたデータに対して送信前に行われた並び替
えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置し、前記所
定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した場
合、フォワードエラーコレクション処理を行ってエラー
した部分を訂正することにより、適切なエラー訂正処理
を行うことができ、かつ伝送効率よくデータを伝送する
ことができる。
ーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現われ
る通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエラー
コレクション処理をした後、データを送信し、送信され
たデータにおいて所定の単位時間内に所定の割合以下の
エラーが発生した場合、フォワードエラーコレクション
処理を行ってエラーした部分を訂正する通信方法であっ
て、前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少ない
期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割し、
前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割されたデー
タを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラーの
多い期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラー
の多い期間に並び替え、並び替えられたデータを送信
し、送信されたデータに対して送信前に行われた並び替
えと逆の並び替えを行い元のデータに再配置し、前記所
定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した場
合、フォワードエラーコレクション処理を行ってエラー
した部分を訂正することにより、適切なエラー訂正処理
を行うことができ、かつ伝送効率よくデータを伝送する
ことができる。
【0058】なお、実施の形態2では、並び替え及び再
配置、すなわちコンバート処理は、スクランブル・フォ
ワードエラーコレクション4,5及びデスクランブル・
フォワードエラーコレクション29,30が行っている
が、他の回路、例えばインターリーブ6、トーンオーダ
リング7、トーンオーダリング27、デインターリーブ
28で行ってもよいし、別の回路として、スクランブル
・フォワードエラーコレクション4,5の後段及びデス
クランブル・フォワードエラーコレクション29,30
の前段に設けて行っても同様の効果を得ることができ
る。
配置、すなわちコンバート処理は、スクランブル・フォ
ワードエラーコレクション4,5及びデスクランブル・
フォワードエラーコレクション29,30が行っている
が、他の回路、例えばインターリーブ6、トーンオーダ
リング7、トーンオーダリング27、デインターリーブ
28で行ってもよいし、別の回路として、スクランブル
・フォワードエラーコレクション4,5の後段及びデス
クランブル・フォワードエラーコレクション29,30
の前段に設けて行っても同様の効果を得ることができ
る。
【0059】また、実施の形態1と同様に、図5及び図
6に示すように、インターリーブ6及びデインターリー
ブ28のの代わりに、ターボコードエンコーダ41及び
ターボコードデコーダ42を用いて、実施の形態2にお
けるコンバート処理をこのターボコードエンコーダ41
及びターボコードデコーダ42内のデータの並び替えの
処理に含めて処理するようにしても、同様の効果を得る
ことができる。
6に示すように、インターリーブ6及びデインターリー
ブ28のの代わりに、ターボコードエンコーダ41及び
ターボコードデコーダ42を用いて、実施の形態2にお
けるコンバート処理をこのターボコードエンコーダ41
及びターボコードデコーダ42内のデータの並び替えの
処理に含めて処理するようにしても、同様の効果を得る
ことができる。
【0060】また、実施の形態2では、10シンボル毎
にノイズが多い期間とノイズが少ない期間とが含まれて
おり、ノイズの多い期間とノイズの少ない期間とが1シ
ンボルと9シンボルという単位であり、FEC処理の所
定の単位時間である1コードワードが1シンボルである
場合について説明したが、処理単位のシンボル数、ノイ
ズの少ない期間のシンボル数、ノイズの多い期間のシン
ボル数、1コードワードのシンボル数に他の値を用いて
も同様の効果を得ることができ、これに限られない。ま
た、データの処理単位にシンボルを用いているが、これ
に限られず、パケットやセル等の処理単位を用いても同
様の効果を得ることができる。
にノイズが多い期間とノイズが少ない期間とが含まれて
おり、ノイズの多い期間とノイズの少ない期間とが1シ
ンボルと9シンボルという単位であり、FEC処理の所
定の単位時間である1コードワードが1シンボルである
場合について説明したが、処理単位のシンボル数、ノイ
ズの少ない期間のシンボル数、ノイズの多い期間のシン
ボル数、1コードワードのシンボル数に他の値を用いて
も同様の効果を得ることができ、これに限られない。ま
た、データの処理単位にシンボルを用いているが、これ
に限られず、パケットやセル等の処理単位を用いても同
様の効果を得ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、データ通信の際エ
ラーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現わ
れる通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエラ
ーコレクション処理をした後、データを送信する通信装
置であって、前記所定の単位時間のデータを前記エラー
の少ない期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて
分割し、前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割さ
れたデータを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記
エラーの多い期間の比に合わせて分割されたデータを前
記エラーの多い期間に並び替える並び替え手段と、前記
並び替え手段により並び替えられたデータを送信する送
信手段とを備えることにより、適切なエラー訂正処理を
行うことができ、かつ伝送効率よくデータを伝送するこ
とができる。
ラーの少ない期間とエラーの多い期間とが周期的に現わ
れる通信環境下で、所定の単位時間毎にフォワードエラ
ーコレクション処理をした後、データを送信する通信装
置であって、前記所定の単位時間のデータを前記エラー
の少ない期間と前記エラーの多い期間との比に合わせて
分割し、前記エラーの少ない期間の比に合わせて分割さ
れたデータを前記エラーの少ない期間に並び替え、前記
エラーの多い期間の比に合わせて分割されたデータを前
記エラーの多い期間に並び替える並び替え手段と、前記
並び替え手段により並び替えられたデータを送信する送
信手段とを備えることにより、適切なエラー訂正処理を
行うことができ、かつ伝送効率よくデータを伝送するこ
とができる。
【0062】また、データ通信の際エラーの少ない期間
とエラーの多い期間とが周期的に現われる通信環境下
で、受信したデータにおいて所定の単位時間内に所定の
割合以下のエラーが発生した場合、フォワードエラーコ
レクション処理を行ってエラーした部分を訂正する通信
装置であって、前記所定の単位時間のデータを前記エラ
ーの少ない期間と前記エラーの多い期間との比に合わせ
て分割され、前記エラーの少ない期間の比に合わせて分
割されたデータを前記エラーの少ない期間に並び替えら
れ、前記エラーの多い期間の比に合わせて分割されたデ
ータを前記エラーの多い期間に並び替えられて送信され
たデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受
信したデータに対して送信前に行われた並び替えと逆の
並び替えを行い元のデータに再配置する再配置手段と、
前記所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生
した場合、フォワードエラーコレクション処理を行って
エラーした部分を訂正するエラー訂正処理手段とを備え
ることにより、適切なエラー訂正処理を行うことがで
き、かつ伝送効率よくデータを伝送することができる。
とエラーの多い期間とが周期的に現われる通信環境下
で、受信したデータにおいて所定の単位時間内に所定の
割合以下のエラーが発生した場合、フォワードエラーコ
レクション処理を行ってエラーした部分を訂正する通信
装置であって、前記所定の単位時間のデータを前記エラ
ーの少ない期間と前記エラーの多い期間との比に合わせ
て分割され、前記エラーの少ない期間の比に合わせて分
割されたデータを前記エラーの少ない期間に並び替えら
れ、前記エラーの多い期間の比に合わせて分割されたデ
ータを前記エラーの多い期間に並び替えられて送信され
たデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受
信したデータに対して送信前に行われた並び替えと逆の
並び替えを行い元のデータに再配置する再配置手段と、
前記所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生
した場合、フォワードエラーコレクション処理を行って
エラーした部分を訂正するエラー訂正処理手段とを備え
ることにより、適切なエラー訂正処理を行うことがで
き、かつ伝送効率よくデータを伝送することができる。
【0063】また、データ通信の際エラーの少ない期間
とエラーの多い期間とが周期的に現われる通信環境下
で、所定の単位時間毎にフォワードエラーコレクション
処理をした後、データを送信し、送信されたデータにお
いて所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生
した場合、フォワードエラーコレクション処理を行って
エラーした部分を訂正する通信方法であって、前記所定
の単位時間のデータを前記エラーの少ない期間と前記エ
ラーの多い期間との比に合わせて分割し、前記エラーの
少ない期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラ
ーの少ない期間に並び替え、前記エラーの多い期間の比
に合わせて分割されたデータを前記エラーの多い期間に
並び替え、並び替えられたデータを送信し、送信された
データに対して送信前に行われた並び替えと逆の並び替
えを行い元のデータに再配置し、前記所定の単位時間内
に所定の割合以下のエラーが発生した場合、フォワード
エラーコレクション処理を行ってエラーした部分を訂正
することにより、適切なエラー訂正処理を行うことがで
き、かつ伝送効率よくデータを伝送することができる。
とエラーの多い期間とが周期的に現われる通信環境下
で、所定の単位時間毎にフォワードエラーコレクション
処理をした後、データを送信し、送信されたデータにお
いて所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生
した場合、フォワードエラーコレクション処理を行って
エラーした部分を訂正する通信方法であって、前記所定
の単位時間のデータを前記エラーの少ない期間と前記エ
ラーの多い期間との比に合わせて分割し、前記エラーの
少ない期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラ
ーの少ない期間に並び替え、前記エラーの多い期間の比
に合わせて分割されたデータを前記エラーの多い期間に
並び替え、並び替えられたデータを送信し、送信された
データに対して送信前に行われた並び替えと逆の並び替
えを行い元のデータに再配置し、前記所定の単位時間内
に所定の割合以下のエラーが発生した場合、フォワード
エラーコレクション処理を行ってエラーした部分を訂正
することにより、適切なエラー訂正処理を行うことがで
き、かつ伝送効率よくデータを伝送することができる。
【図1】 本発明に係る通信装置の実施の形態1である
ADSL通信装置の通信モデム等の送信系の構成の一例
を具体的に示した説明図である。
ADSL通信装置の通信モデム等の送信系の構成の一例
を具体的に示した説明図である。
【図2】 本発明に係る通信装置の実施の形態1である
ADSL通信装置の通信モデム等の受信系の構成の一例
を具体的に示した説明図である。
ADSL通信装置の通信モデム等の受信系の構成の一例
を具体的に示した説明図である。
【図3】 実施の形態1におけるエラー訂正処理の動作
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1におけるエラー訂正処理の別の
動作を示す説明図である。
動作を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1におけるエラー訂正処理の1つ
であるターボコードを使用した場合のADSL通信装置
の通信モデム等の送信系の構成の一例を具体的に示した
説明図である。
であるターボコードを使用した場合のADSL通信装置
の通信モデム等の送信系の構成の一例を具体的に示した
説明図である。
【図6】 実施の形態1におけるターボコードを使用し
た場合のADSL通信装置の通信モデム等の受信系の構
成の一例を具体的に示した説明図である。
た場合のADSL通信装置の通信モデム等の受信系の構
成の一例を具体的に示した説明図である。
【図7】 実施の形態1におけるエラー訂正処理の別の
動作を示す説明図である。
動作を示す説明図である。
【図8】 実施の形態2におけるエラー訂正処理の動作
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 マルチプレックス/シンクコントロール 2,3 サイクリックリダンダンシィチェック 4,5 スクランブル・フォワードエラーコレクション
(並び替え手段) 6 インターリーブ 7 トーンオーダリング 8 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリン
グ 9 逆離散フーリエ変換部 10 入力パラレル/シリアルバッファ 11 アナログプロセッシング・D/Aコンバータ(送
信手段) 21 アナログプロセッシング・A/Dコンバータ(受
信手段) 22 タイムドメンイコライザ 23 入力シリアル/パラレルバッファ 24 離散フーリエ変換部 25 周波数ドメインイコライザ 26 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリ
ング 27 トンオーダリング 28 デインターリーブ 29,30 デスクランブル・フォワードエラーコレク
ション(再配置手段、エラー訂正処理手段) 31,32 サイクリックリダンダンシィチェック 33 ミュックス/シンクコントロール 41 ターボコードエンコーダ 42 ターボコードデコーダ
(並び替え手段) 6 インターリーブ 7 トーンオーダリング 8 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリン
グ 9 逆離散フーリエ変換部 10 入力パラレル/シリアルバッファ 11 アナログプロセッシング・D/Aコンバータ(送
信手段) 21 アナログプロセッシング・A/Dコンバータ(受
信手段) 22 タイムドメンイコライザ 23 入力シリアル/パラレルバッファ 24 離散フーリエ変換部 25 周波数ドメインイコライザ 26 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリ
ング 27 トンオーダリング 28 デインターリーブ 29,30 デスクランブル・フォワードエラーコレク
ション(再配置手段、エラー訂正処理手段) 31,32 サイクリックリダンダンシィチェック 33 ミュックス/シンクコントロール 41 ターボコードエンコーダ 42 ターボコードデコーダ
Claims (5)
- 【請求項1】 データ通信の際エラーの少ない期間とエ
ラーの多い期間とが周期的に現われる通信環境下で、所
定の単位時間毎にフォワードエラーコレクション処理を
した後、データを送信する通信装置であって、 前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少ない期間
と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割し、前記
エラーの少ない期間の比に合わせて分割されたデータを
前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラーの多い
期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラーの多
い期間に並び替える並び替え手段と、 前記並び替え手段により並び替えられたデータを送信す
る送信手段とを備えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 データ通信の際エラーの少ない期間とエ
ラーの多い期間とが周期的に現われる通信環境下で、受
信したデータにおいて所定の単位時間内に所定の割合以
下のエラーが発生した場合、フォワードエラーコレクシ
ョン処理を行ってエラーした部分を訂正する通信装置で
あって、 前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少ない期間
と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割され、前
記エラーの少ない期間の比に合わせて分割されたデータ
を前記エラーの少ない期間に並び替えられ、前記エラー
の多い期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラ
ーの多い期間に並び替えられて送信されたデータを受信
する受信手段と、 前記受信手段により受信したデータに対して送信前に行
われた並び替えと逆の並び替えを行い元のデータに再配
置する再配置手段と、 前記所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生
した場合、フォワードエラーコレクション処理を行って
エラーした部分を訂正するエラー訂正処理手段とを備え
たことを特徴とする通信装置。 - 【請求項3】 データ通信の際エラーの少ない期間とエ
ラーの多い期間とが周期的に現われる通信環境下で、所
定の単位時間毎にフォワードエラーコレクション処理を
した後、データを送信し、送信されたデータにおいて所
定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生した場
合、フォワードエラーコレクション処理を行ってエラー
した部分を訂正する通信方法であって、 前記所定の単位時間のデータを前記エラーの少ない期間
と前記エラーの多い期間との比に合わせて分割し、前記
エラーの少ない期間の比に合わせて分割されたデータを
前記エラーの少ない期間に並び替え、前記エラーの多い
期間の比に合わせて分割されたデータを前記エラーの多
い期間に並び替え、 並び替えられたデータを送信し、 送信されたデータに対して送信前に行われた並び替えと
逆の並び替えを行い元のデータに再配置し、 前記所定の単位時間内に所定の割合以下のエラーが発生
した場合、フォワードエラーコレクション処理を行って
エラーした部分を訂正することを特徴とする通信方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の通信方法において、デ
ータ通信はxDSL通信であることを特徴とする通信方
法。 - 【請求項5】 請求項3に記載の通信方法において、デ
ータ通信は電力線通信であることを特徴とする通信方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26324399A JP2001086007A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 通信装置および通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26324399A JP2001086007A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 通信装置および通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001086007A true JP2001086007A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17386771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26324399A Pending JP2001086007A (ja) | 1999-09-17 | 1999-09-17 | 通信装置および通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001086007A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-09-17 JP JP26324399A patent/JP2001086007A/ja active Pending
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US8681897B2 (en) | 2001-06-01 | 2014-03-25 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Dynamic digital communication system control |
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Date | Code | Title | Description |
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RD01 | Notification of change of attorney |
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