JP2001085886A - 電磁妨害を遮蔽する電力母線 - Google Patents

電磁妨害を遮蔽する電力母線

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JP2001085886A
JP2001085886A JP2000191960A JP2000191960A JP2001085886A JP 2001085886 A JP2001085886 A JP 2001085886A JP 2000191960 A JP2000191960 A JP 2000191960A JP 2000191960 A JP2000191960 A JP 2000191960A JP 2001085886 A JP2001085886 A JP 2001085886A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H1/0007Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network of radio frequency interference filters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】EMI信号がコンピュータ・サブシステムから
漏れ、従来の母線を介して電源サブシステムに入るのを
防ぐための装置および方法を提供する。 【解決手段】本発明の一実施例によれば、コンピュータ
・サブシステムと電源サブシステムとの間の不要な雑音
信号を電気的にフィルタリングする装置および方法が提
供される。コンピュータ・サブシステムと電源サブシス
テムとは、これらの間に隔壁を有する導電体ハウジング
内に収容される。本発明による装置は、電源サブシステ
ムとコンピュータ・サブシステムとの間に接続されてこ
れらの間に直流エネルギーを提供する母線を有する。誘
電体材料が母線を取り囲み、導電体材料が、誘電体材料
を取り囲み、導電体ハウジングに接続される。これによ
り、仮想キャパシタが母線とハウジングとの間に形成さ
れ、不要な雑音信号に対して抵抗のほとんど無い経路を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気シス
テム内の電磁妨害の抑制に関し、より詳細には、コンピ
ュータ・システムなどのシステム全体内部のサブシステ
ムと電力サブシステムの間で伝達される高周波電磁雑音
信号の抑制に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、コンピュータ・システムなど
の任意の電気または電子システムに適用される。コンピ
ュータ・ハードウェア技術の分野の熟練者には、コンピ
ュータ・システムが、電源サブシステムとコンピュータ
・サブシステムを含むことを理解されよう。コンピュー
タ・サブシステムは、電源サブシステムに含まれるもの
を除くすべてのハードウェア構成要素を含む。2つのサ
ブシステムは、一般に、隔壁によってハウジング内で物
理的に分離されている。この分野の熟練者には知られて
いる母線は、電源サブシステムからコンピュータ・サブ
システムへの直流電力の流路を構成する。母線は、通
常、コンピュータ・サブシステムが適切に動作するよう
にコンピュータ・サブシステムに大量の電流を送る。
【0003】従来技術のコンピュータ・システムに特有
の問題は、コンピュータ・サブシステムにおいて発生す
る高周波交流雑音信号として説明することができる電磁
妨害(EMI)が、コンピュータ・サブシステムから電
源サブシステムに、母線によって伝達されることであ
る。したがって、電源サブシステムをコンピュータ・サ
ブシステムから電気的に分離し、それにより望ましくな
いEMI信号が電源サブシステムに達するのを防ぐこと
が重要になってきている。本出願において、本明細書で
使用されるような電気的分離は、無線周波数(RF)の
分離としてのみ定義される。この定義において、直流
(DC)の分離を含めることは実際的ではなくまた望ま
しくない。コンピュータ・サブシステムから電源サブシ
ステムを電気的に分離する1つの方法は、コンピュータ
・サブシステムから別の場所(電源サブシステム以外
の)まで、電源サブシステムとコンピュータ・サブシス
テムどちらよりも低い高周波インピーダンスを有する高
周波電気経路を提供することによるものである。当技術
分野で周知のように、電流は、抵抗値が最も小さい経路
をたどる。関連する問題は、母線のいくつかが大電流低
電圧降下要件を有する複数の母線で構成された商用サー
バ用途に見られる。この種の商用サーバ構成では、それ
ぞれの母線は、望ましくないEMI信号の流路を提供す
る。
【0004】前に考察したEMI関連の問題の従来の解
決策は、一般に、ある種の貫通フィルタ(feed-through
filter)を含む。開発された1つの独特の解決策は、リ
ード形キャパシタの利用することであり、このリード形
キャパシタは、キャパシタの外部の回路に接続するため
の複数のリードを有するキャパシタである。この解決策
では、母線と、コンピュータ・サブシステムと電源サブ
システムとを囲むハウジングとの間にリード形キャパシ
タを接続する。これにより、望ましくないEMI信号
は、電源に伝達されずにリード形キャパシタを介してハ
ウジングにバイパスされる。しかしながら、この構成で
リード形キャパシタを使用する欠点は、このようなタイ
プの構成要素との関連が避けられない寄生インダクタン
スのために、高周波の解決策として十分でないことであ
る。特に、リード形キャパシタは、100メガヘルツを
超える周波数では動作しなくなる。したがって、リード
形キャパシタは、100メガヘルツを超える高周波EM
I信号を適切に抑制しない。
【0005】以上考察した問題の第2の独特の解決策
は、貫通コンデンサを使用することである。貫通コンデ
ンサは、EMI信号を物理的に抑制することができる
が、高価な部品でありコンピュータ・システムに組み込
む費用が高いため、実行可能な解決策ではない。貫通コ
ンデンサは、一般にスタッドまたはボルトの外観を有
し、そのため、コンピュータ・ハウジングに穴をあけ、
貫通コンデンサの両側にアタッチメントを設ける必要が
ある。貫通コンデンサの両側のこのような貫通接続は、
接続によって高い直流インピーダンスが生成されるため
に問題が生じる。貫通コンデンサを介して直流接続が提
供されることを保証するのはロジスティックな問題であ
る。さらに、貫通コンデンサは、非常に脆くきわめて高
価な誘電性セラミックスからなる。セラミックは、壊れ
てキャパシタの内部短絡を引き起こすことがある。極端
な例では、キャパシタが加熱して燃え始めることがあ
る。したがって、EMI信号がコンピュータ・サブシス
テムから漏れ、従来の母線を介して電源サブシステムに
入るのを防ぐための装置および方法が必要である。構成
要素の信頼性が高く価格が安価で実現にあまり費用がか
からない装置および方法を有することが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、EM
I信号がコンピュータ・サブシステムから漏れ、従来の
母線を介して電源サブシステムに入るのを防ぐための装
置および方法を提供することにある。本発明の別の課題
は、上記装置および方法において、構成要素の信頼性が
高く価格が安価で実現にあまり費用がかからない装置お
よび方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の機器は、電力サ
ブシステムとコンピュータ・サブシステムの間に接続さ
れ、電力サブシステムとコンピュータ・サブシステム間
で直流信号を提供する母線を含む。誘電体材料が母線を
取り囲み、導電体材料が、誘電体材料を取り囲み、導電
体ハウジングに接続される。コンピュータ・サブシステ
ムからの電磁妨害は、導電体ハウジングに伝達され、母
線と導電体材料との間に配置された誘電体材料によって
構成された仮想キャパシタを介してコンピュータ・サブ
システムを囲むハウジングの部分に返される。
【0008】本発明の1つの実施形態において、母線
は、四角形の銅合金材料からなり、誘電体材料はマイラ
ー合成物からなり、導電体材料は銅箔材料である。さら
に、使用する材料とキャパシタの構成により、キャパシ
タは、1500ピコファラッドを超えるキャパシタンス
を有し、200メガヘルツを超える周波数で動作する。
【0009】本発明のもう1つの実施形態において、電
力サブシステムとコンピュータ・サブシステムの間に複
数の母線が使用される。各母線は、単一の誘電体層か、
2つの誘電体層の間に配置された単一の導電体層の結合
物かのどちらかによって、それぞれの隣り合った母線か
ら分離される。したがって、本発明は、1つまたは複数
の母線からのEMI信号の抑制を含む。
【0010】本発明の1つの態様は、ハウジングの隔壁
に穴を形成することである。この隔壁は、電力サブシス
テム用のサブハウジングとコンピュータ・サブシステム
用のサブハウジングの2つのサブハウジングを作成す
る。母線と導電体材料の間に配置された誘電体材料から
なるキャパシタは、隔壁の穴を介して突出するように位
置決めされる。導電性ガスケットが導電体材料のまわり
の穴を封止してハウジングに導電体材料を電気的に接続
する。
【0011】本発明のさらにもう1つの実施形態におい
て、コンピュータ・サブシステムと電力サブシステムの
間の電磁妨害信号をフィルタリングする方法が開示され
る。この方法は、母線を誘電体材料で取り囲む段階を含
む。次に、誘電体材料は、導電体材料で取り囲まれる。
導電体材料は、導電体ハウジングと電気接続する。それ
により、母線とハウジングの間に仮想キャパシタが形成
され、望ましくない雑音信号に最小抵抗の経路を提供す
る。
【0012】本発明は、コンピュータ・サブシステムの
筐体から漏れて電源サブシステムの筐体に入る高周波交
流雑音である電磁妨害信号の問題の解決策を提供する機
器および方法を提供する。この機器は、コンピュータ・
サブシステムと電力サブシステムの間の望ましくないE
MI信号を電気的に抑制またはフィルタリングし、それ
によりコンピュータ・サブシステムと電力サブシステム
の間で望ましくない雑音信号が伝達されるのを防ぐ。導
電体ハウジングは、コンピュータ・サブシステムと電力
サブシステムの両方を取り囲み、コンピュータ・サブシ
ステムと電力サブシステムの間の隔壁を含む。
【0013】
【発明の実施の形態】好ましい実施形態の以下の詳細な
説明では、説明の一部分を構成し、本発明を実施するこ
とができる特定の実施形態を示す添付図面を参照する。
図面の全体を通して、同じ数字は、類似または同一の部
分を指す。本発明を逸脱することなく他の実施形態を利
用することができ、また構造的または論理的な変更を行
うことができることを理解されたい。したがって、以下
の詳細な説明は、制限の意味に取られるべきではなく、
本発明の範囲は、併記の特許請求の範囲によって定義さ
れる。
【0014】本発明は、任意の電気または電子システム
に適用される。しかしながら、明瞭にするために、本出
願は、特に、コンピュータ・システムを取り扱う。本発
明は、電磁妨害(EMI)がコンピュータ・システムの
筐体から漏れて電源に干渉するのを防ぐ問題に取り組
む。無線周波数(RF)交流雑音信号としても知られる
EMI信号の抑制に役立つ一般的な方法は、電源サブシ
ステムを物理的な隔壁によってコンピュータ・サブシス
テムから分離することである。この隔壁は、コンピュー
タ・サブシステムの重要な格納容器のサイズを、システ
ム・ボードと入出力部を取り囲む部分に縮小する。電源
の筐体は、かなり低い電磁気閉じ込め要件で設計するこ
とができる。電源の隔離は、従来の電力線の他に48ボ
ルトの直流線が使用できなければならない通信用途とし
て複数の電源を考慮しなければならないときに特に有効
である。さらに、電力サブシステムの冷却通風口を制限
する必要がなくなる。
【0015】電源サブシステムをコンピュータ・サブシ
ステムから電気的に分離し、それによりEMI信号の伝
達を防ぐ方法は、重要な課題である。図1は、コンピュ
ータ・システム50の断面図を示す。コンピュータ・シ
ステム50は、電源サブシステム52とコンピュータ・
サブシステム54を含む。電源サブシステム52は電源
領域62に収容され、コンピュータ・サブシステム54
は、コンピュータ領域64に収容される。両方のサブシ
ステムは、ハウジング56で囲まれ、隔壁58によって
互いに物理的に分離される。ハウジング56と隔壁58
は、導電体材料からなる。
【0016】このコンピュータの設計は、電源領域62
をコンピュータ領域64から隔壁58によって分離す
る。図1に示したように、母線60は、電源サブシステ
ム52とコンピュータ・サブシステム54の間の直流電
力の流路となる。一般に、母線60は、コンピュータ・
サブシステム54内で、電子構成要素57や59などの
様々な電気構成要素に電力供給するために低電圧の比較
的大きい電流を提供する。図1は、EMI信号をバイパ
スする設備のない従来技術の低性能システムを示す。
【0017】このコンピュータ・ハードウェア・システ
ムの設計の1つの問題は、コンピュータ領域64に収容
されたコンピュータ・サブシステム54から望ましくな
い電磁妨害(EMI)信号が漏れるのを防ぐことであ
る。高周波交流雑音信号であるEMI信号が、電源領域
62に収容された電源サブシステム52に伝わることに
よって、コンピュータ・システム50の全体的な性能が
制限されることがある。したがって、コンピュータ領域
54内にEMI信号を閉じ込め、EMI信号が電源領域
62に入るのを防ぐことが望ましい。
【0018】コンピュータ・システム50が規制上の放
射要件を満たすためには、EMI信号がコンピュータ・
サブシステム54から隔壁58を介して電源領域62に
伝わるのを防がなければならいことは当業者に理解され
よう。したがって、望ましくないEMI信号をフィルタ
リングし、それにより望ましくない信号が電源サブシス
テム52に入るのを防ぐフィルタ構成が必要である。内
部領域間でフィルタリングが行われない従来技術のシス
テムでは、回線コード・フィルタリング法などの代替手
法が使用される。
【0019】従来の解決策は、また、母線60とハウジ
ング56または隔壁58との間に配置された実際のキャ
パシタを利用する。本出願の従来技術の節で考察したよ
うな従来の設計は、これまで貫通コンデンサまたはリー
ド形キャパシタを利用してきた。
【0020】図2Aと図2Bは、2つの従来技術の解決
策を含む断面図を示す。図2Aと図2Bに示したよう
に、電源サブシステム52が電源領域62に収容され、
コンピュータ・サブシステム54がコンピュータ領域6
4に収容される。母線60は、電源サブシステム52と
コンピュータ・サブシステム54を電気的に相互接続す
る。隔壁58は、母線60を位置決めする穴66を有す
る。図2Aに示したキャパシタ68Aは、貫通コンデン
サであり、隔壁58と母線60に接続される。図2Bに
示したキャパシタ68Bは、リード形キャパシタであ
り、母線60とハウジング56の間に接続される。図2
Bに示したように、リード形キャパシタは、使用される
とき、通常、システムのプリント回路基板上または電力
システム・アセンブリ内にある。
【0021】リード形キャパシタと貫通コンデンサはそ
れぞれ、いくつかの欠点を有する。リード形キャパシタ
は、高い周波数で不適切なために十分な解決策ではな
い。この種のキャパシタは、リード形キャパシタのリー
ドと関連する寄生インダクタンスによって、高周波で適
切に動作することができない。したがって、リード形キ
ャパシタは、高周波EMI信号を適切に抑制しない。
【0022】貫通コンデンサは必要な周波数で適切に動
作するが、これらの個々の構成要素は高価でありコンピ
ュータ50内の取り付けにも費用がかかる。貫通コンデ
ンサは、全体がスタッドまたはボルトの外観を有する。
隔壁58に穴をあけ、母線60を貫通コンデンサの端子
に接続しなければならない。さらに、貫通コンデンサの
両側の端部接続は、高い直流インピーダンスを示すため
問題となる。したがって、必要要件を備えた貫通コンデ
ンサに直流接続を得ることがロジスティック問題にな
る。また、現在製造されているタイプのコンピュータ・
システムに必要な高い電流範囲で動作するためには、貫
通コンデンサの実寸法はかなり大きくなる。さらに、貫
通コンデンサは、非常に脆くきわめて高い誘電性のセラ
ミックスからなる。セラミックは、壊れてキャパシタの
内部短絡を引き起こすことがある。極端な例では、キャ
パシタが加熱し燃え始めることがある。
【0023】本発明は、電源サブシステム52とコンピ
ュータ・サブシステム54の間で必要な電流を送り、望
ましくないEMI信号がコンピュータ・サブシステム5
4から電源サブシステム52に送られるのを防ぐ。本発
明は、隔壁58と母線60の両方に取り付けなければな
らない実際の容量性装置を利用せず、隔壁58と母線6
0の間に仮想的なキャパシタを形成する。
【0024】図3は、本発明の基本概念を示す断面図で
ある。図3は、矢印Aの方向に電源サブシステム52と
接続し、矢印Bの方向にコンピュータ・サブシステム5
4と接続する母線60の一部分の断面図である。母線6
0は、導電体材料からなり、それにより電力信号が電源
サブシステム52からコンピュータ・サブシステム54
に送られることを理解されたい。図3に示したように、
母線60は、母線60の上と下に配置された誘電体材料
70を有する。実際には、誘電体材料70は、母線60
のまわりを取り囲む。また、図3には、誘電体材料70
の上と下に配置された導電体材料72が示されている。
導電体材料72が誘電体材料70のまわりを取り囲むこ
とを理解されたい。これにより、導電体層60と72が
誘電体材料70によって分離された仮想キャパシタが形
成される。
【0025】1つの実施形態において、本発明の母線6
0は、幅が約12.7〜25.4ミリメートル(約0.
50〜1.00インチ)の範囲で、厚さが約6.4〜
3.81ミリメートル(約0.025〜0.150イン
チ)の範囲の四角形構造を有するように形成される。1
つの実施形態において、母線60は、銅材からなるが、
母線60には、電気信号を送ることができる任意の材料
を利用することができることを理解されたい。母線60
は、たとえば約0.013〜0.25ミリメートル(約
0.00050〜0.0010インチ)の範囲の比較的
薄い断面を有する誘電体または絶縁体材料によって直に
取り囲まれる。1つの実施形態において、誘電体70は
マイラ・テープから形成される。もう1つの実施形態に
おいて、誘電体70は、Kaptonテープから形成さ
れる。しかしながら、誘電体70には誘電体の特性を有
する任意の材料を利用することができることを理解され
たい。
【0026】誘電体70は、導電体材料72によってま
わりが完全に取り囲まれる。1つの実施形態において、
導電体材料72は、銅箔材料からなる。しかしながら、
材料72には、導電体の特性を有する任意の材料を利用
することができることを理解されたい。母線60、誘電
体材料70、および導電体材料72は、誘電体材料70
と導電体材料72によって取り囲まれた母線60の長さ
全体にわたって仮想の分散キャパシタを形成する。コン
ピュータ・サブシステム54内で生成されるEMI信号
に応じた所望のキャパシタンスを達成するために、誘電
体材料70と導電体材料72によって取り囲まれた母線
60の長さを変更し決定することができる。代替とし
て、コンピュータ・サブシステム54で使用される特定
の構成要素の知識により、EMI雑音の量を計算するこ
とができる。したがって、EMI雑音をフィルタリング
するのに必要なキャパシタンスを計算することができ、
この基準を満たす仮想キャパシタンスを設計することが
できる。デフォルトとして、母線60は、電源サブシス
テム52とコンピュータ・サブシステム54の間の長さ
全体にわたって誘電体材料70と導電体材料72で取り
囲まれていてもよい。
【0027】図4は、隔壁58と母線60の関係を示す
断面図である。母線60は、それぞれ矢印AとBによっ
て示された方向に電源サブシステム52とコンピュータ
・サブシステム54との間で相互接続される。母線60
は、誘電体材料70と導電体材料72と共に隔壁58の
穴66内に位置決めされる。導電性ガスケット74が穴
66を物理的かつ電気的に封止して、母線60が隔壁5
8と電気接続する。導電性ガスケット74は、任意のタ
イプの導電体材料からなり、穴66のまわりのすべての
点と導電体材料72のまわりのすべての点で隔壁58と
直接接触するように構成される。母線60は、穴66の
中を物理的に貫通するが、導電性ガスケット74で埋め
られない目に見える穴はない。したがって、母線60
は、EMI信号の問題に対する高周波の解決策を提供す
るように低インピーダンス構成で隔壁58に接続され
る。
【0028】図4は、隔壁58と電気接続した導電体材
料72を示しているが、当業者は、導電体材料72を様
々な位置でハウジング56または隔壁58に接続するこ
とができることを理解されたい。電気接続の数が多くな
るほど、それぞれの経路のインピーダンスは低くなる。
換言すると、母線60とハウジング56の間に様々な代
替経路を提供することによって、多数の並列経路が使用
可能になるため、1つの経路のインピーダンスは低くな
る。本発明は、図3と図4に関して説明したように、そ
れぞれの代替経路に約1500ピコファラッドを超える
キャパシタンスを有し、200メガヘルツよりも高く好
ましくは最高3.0ギガヘルツまでの周波数で動作する
仮想キャパシタを開示する。
【0029】図3と図4に示した本発明の実施形態は、
導電材料72である1つの極板が、隔壁58とハウジン
グ56である帰還経路に密接に接続され、一方仮想キャ
パシタの別の極板が、コンピュータ・サブシステム54
から電力システム52に望ましくないEMI雑音信号を
常に伝達する母線60である、仮想キャパシタを開示す
る。しかしながら、EMI信号は、最小のインピーダン
スの経路をたどる。したがって、仮想キャパシタを介し
たハウジング56までのインピーダンスが、母線60と
電源サブシステム52のインピーダンスよりも低いた
め、高周波EMI信号は、仮想キャパシタを介してハウ
ジング56までの経路をたどる。次に、EMI信号は、
ハウジング56を介してその供給源まで無害に戻り、電
源サブシステム52に達することはない。
【0030】図3と図4のコンピュータ・システム50
は、電源サブシステム52とコンピュータ・サブシステ
ム54の間で相互接続された単一の母線を示す。しかし
ながら、今日のコンピュータ・システムには複数の母線
が利用されることがある。したがって、図5は、複数の
母線が電源サブシステムとコンピュータ・サブシステム
の間で相互接続されたコンピュータ・システム100の
一部分の断面図である。図5に示したようなコンピュー
タ・システム100は、母線102および104、誘電
体材料106、108および110、導電体材料112
および114、導電性ガスケット116、ならびに隔壁
120を含む。母線102および104は、それぞれ矢
印AとBで方向を示されたように、図3と図4に示した
ものと同じように電源サブシステムとコンピュータ・サ
ブシステムに接続される。
【0031】図5には、母線102と104の2つの母
線だけを示したが、当業者は、誘電体材料106が各対
の母線の間に配置されているような誘電体材料を有する
複数の母線を積み重ねることができることを理解された
い。この実施形態において、フィルタリングされる母線
のうちの1つは、たとえば5.0ボルトや3.3ボルト
の様々な電圧の直流電位を帯びていてもよい。第2のフ
ィルタ母線は、別の直流電圧を帯び、一方、第3のフィ
ルタ母線は大地帰還してもよい。母線の長さに沿って形
成された仮想キャパシタの概念は、積み重ねた母線の数
と関係なく望ましくかつ適用可能である。この場合も、
1つまたは複数の仮想の分散したキャパシタが、各母線
と隔壁120の間に形成され、それにより高周波EMI
信号の最小抵抗の経路を提供する。
【0032】図6は、本発明の第2の代替実施形態を示
す断面図である。図6に示した断面図は、誘電体材料1
06が各対の母線の間に配置されたような単一の誘電体
材料を有する代わりに、図6に導電体材料124などの
導電体材料によって分離された誘電体材料106および
122として示された2つの誘電体材料が、各対の母線
間に配置されている点を除き図5に示した断面図と似て
いる。この場合も、図6に示した概念により、構造全体
は、望ましくないEMI雑音信号を電源サブシステムに
送るのではなく、望ましくないEMI雑音信号をハウジ
ングを介してフィルタリングする分散キャパシタとして
はたらく。図6には2つの母線だけを示したが、当業者
は、各母線間に配置された導電体材料によって分離され
た2つの誘電体材料を有する複数の母線を積み重ねるこ
とができることを理解されたい。
【0033】図7は、図6に示した第2の代替実施形態
の端面断面図である。図7の端部の図は、母線102お
よび104、誘電体材料106、108、110および
122、導電体材料112、114および124、導電
性ガスケット116、ならびに隔壁120を含む。図7
に示したように、誘電体材料106と110が母線10
2を取り囲み、誘電体材料108と122が母線104
を取り込む。また、導電体材料112、114、および
124は、他の層よりも横方向に延び、他のすべての層
を取り囲む。次に、これらの3つの導電体材料は、つづ
ら形またはコイル形に巻かれる。また、図7に示したよ
うに、導電性ガスケット116は、多層設計のものが貫
通する隔壁120に前に形成された穴を完全に閉じる。
【0034】図8は、望ましくないEMI雑音信号の減
衰と動作周波数との関係を示すグラフである。本発明の
構成により、雑音信号の減衰は、130と132に示し
たようなある一定周波数において大きくなる。図8は、
また、134と136で示したような減衰のくぼみを示
す。しかしながら、図8のグラフから分かるように、こ
の減衰のくぼみは、減衰が良好なグラフ上の部分と比較
するときわめて短い期間である。したがって、図8のグ
ラフは、図3ないし図7に示した設計が、所望の用途に
許容可能な減衰を提供することを示す。
【0035】本発明は、コンピュータ・サブシステムか
ら漏れて電源サブシステムに入るEMI信号の問題の解
決策を提供する。母線とコンピュータ・システムのハウ
ジングとの間に仮想キャパシタが作成される。仮想キャ
パシタは、従来技術の設計の欠点による影響を受けな
い。具体的には、本発明は、高周波で動作することがで
き、従来技術の設計よりも信頼性が高く費用効果が高
い。
【0036】本明細書では、好ましい実施形態を説明す
るために、特定の実施形態を示し説明したが、当業者
は、本発明の範囲を逸脱することなしに、示し説明した
特定の実施形態に、同じ目的を達成するために意図され
た様々な代替および/または等価な実施態様を代用する
ことができることを理解されよう。電気機械、電気、お
よびコンピュータ技術の熟練者は、本発明を様々の実施
形態で実現することができることを容易に理解されよ
う。本出願は、本明細書で考察した好ましい実施形態の
任意の適応または変形を含むものである。
【0037】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0038】[実施態様1]電源サブシステムと、電気構
成要素サブシステムと、前記電源サブシステムと前記電
気構成要素サブシステムとの間に接続され、前記電源サ
ブシステムと前記電気構成要素サブシステムとの間で電
力信号を提供する母線と、前記母線を取り囲む誘電体材
料と、前記誘電体材料を取り囲む導電体材料と、前記導
電体材料に電気的に接続された導電体ハウジングと、を
備えて成るシステム。
【0039】[実施態様2]前記システムが、コンピュー
タ・システムであることを特徴とする、実施態様1に記
載のシステム。
【0040】[実施態様3]サブシステムとコンピュータ
・サブシステムとの間で直流エネルギーを提供し、電源
サブシステムとコンピュータ・サブシステムとの間の交
流を電気的にフィルタリングする装置であって、前記電
源サブシステムと前記コンピュータ・サブシステムと
は、前記電源サブシステムと前記コンピュータ・サブシ
ステムとの間の隔壁を含む導電体ハウジング内に収容さ
れ、前記電源サブシステムと前記コンピュータ・サブシ
ステムの間に接続され、前記電源サブシステムと前記コ
ンピュータ・サブシステムとの間に直流エネルギーを提
供する母線と、前記母線を取り囲む誘電体材料と、前記
誘電体材料を取り囲み、前記導電体ハウジングに接続さ
れた導電体材料と、を備えて成る装置。
【0041】[実施態様4]前記電源サブシステムと前記
コンピュータ・サブシステムとの間に接続された前記母
線が、四角形構造を有する銅合金母線をさらに備えて成
ることを特徴とする、実施態様3に記載の装置。
【0042】[実施態様5]前記母線を取り囲む前記誘電
体材料が、前記母線を取り囲むマイラー・テープ誘電体
をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様3に記
載の装置。
【0043】[実施態様6]前記誘電体材料を取り囲む前
記導電体材料が、前記誘電体材料を取り囲み、電気的に
接続するハウジングに接続された銅箔材料をさらに備え
て成ることを特徴とする、実施態様3に記載の装置。
【0044】[実施態様7]前記誘電体材料を取り囲む前
記導電体材料が、隔壁の穴を貫通し、前記導電体材料を
囲む前記隔壁の穴を完全に埋める導電性ガスケットを介
して前記隔壁に電気的に接続されることを特徴とする、
実施態様3に記載の装置。
【0045】[実施態様8]前記母線と前記導電体材料と
の間に配置された前記誘電体材料からなるキャパシタ
が、1500ピコファラッドを超えるキャパシタンスを
有することを特徴とする、実施態様3に記載の装置。
【0046】[実施態様9]前記キャパシタが、200メ
ガヘルツを超える周波数で動作することを特徴とする、
実施態様8に記載の装置。
【0047】[実施態様10]コンピュータ・サブシステ
ムと電源サブシステムとの間の望ましくない雑音をフィ
ルタリングするシステムであって、前記電源サブシステ
ムと前記コンピュータ・サブシステムとの間に接続さ
れ、前記電源サブシステムと前記コンピュータ・サブシ
ステムとの間で直流信号を提供する母線と、前記母線を
取り囲む誘電体材料と、前記誘電体材料を取り囲む導電
体材料と、前記コンピュータ・サブシステムと前記電源
サブシステムとを取り囲み、前記電源サブシステムと前
記コンピュータ・サブシステムとの間の導電体隔壁と、
前記隔壁の穴を介して前記隔壁を貫通する前記母線、前
記誘電体および前記導電体材料を有する導電体ハウジン
グと、前記導電体材料と前記導電体隔壁との間に配置さ
れ、それにより前記隔壁の穴を電気的かつ機械的に封止
する導電体ガスケットと、を備えて成る装置。
【0048】[実施態様11]前記電源サブシステムと前
記コンピュータ・サブシステムとの間に接続された前記
母線が、四角形構造を有する銅合金母線をさらに備えて
成ることを特徴とする、実施態様10に記載の装置。
【0049】[実施態様12]前記母線を取り囲む前記誘
電体材料が、前記母線を取り囲むマイラー・テープ誘電
体をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様10
に記載の装置。
【0050】[実施態様13]前記誘電体材料を取り囲む
前記導電体材料が、前記誘電体材料を取り囲む銅箔材料
をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様10に
記載の装置。
【0051】[実施態様14]前記母線と前記導電体材料
との間に配置された前記誘電体材料からなるキャパシタ
が、1500ピコファラッドを超えるキャパシタンスを
有することを特徴とする、実施態様10に記載の装置。
【0052】[実施態様15]前記キャパシタが、200
メガヘルツを超える周波数で動作することを特徴とす
る、実施態様14に記載の装置。
【0053】[実施態様16]コンピュータ・サブシステ
ムと電源サブシステムとの間の望ましくない雑音をフィ
ルタリングするシステムであって、導電体ハウジングと
電気接続した第1の導電体材料と、前記導電体ハウジン
グと電気接続した第2の導電体材料と、前記第1の導電
体材料に隣接して配置された第1の外側誘電体材料と、
前記第2の導電体材料に隣接して配置された第2の外側
誘電体材料と、前記電源サブシステムと前記コンピュー
タ・サブシステムとを接続する前記第1と第2の外側誘
電体材料の間に配置され、前記電源サブシステムと前記
コンピュータ・サブシステムとの間に直流信号を提供す
る複数の母線と、各対の母線間に配置された少なくとも
1つの内側誘電体材料と、を備えて成るシステム。
【0054】[実施態様17]前記複数の母線がそれぞ
れ、四角形構造で形成された銅材から成ることを特徴と
する、実施態様16に記載のシステム。
【0055】[実施態様18]前記第1の内側誘電体材料
ならびに前記第1および第2の外側誘電体材料が、マイ
ラー材料から成ることを特徴とする、実施態様16に記
載のシステム。
【0056】[実施態様19]前記第1と第2の導電体材
料が、銅箔材料から成ることを特徴とする、実施態様1
6に記載のシステム。
【0057】[実施態様20]コンピュータ・サブシステ
ムと電源サブシステムとの間で、前記電源サブシステム
から前記コンピュータ・サブシステムに電力を提供する
母線上の望ましくない雑音をフィルタリングする方法で
あって、前記母線を誘電体材料で取り囲むステップと、
前記誘電体材料を導電体材料で取り囲むステップと、導
電体ハウジング内で前記ハウジングと電気接続した前記
導電体材料を囲むステップと、を備えて成る方法。
【0058】[実施態様21]前記母線を前記誘電体材料
で取り囲む前記ステップが、四角形構造を有する銅材を
誘電体材料で取り囲むステップ、をさらに備えて成るこ
とを特徴とする、実施態様20に記載の方法。
【0059】[実施態様22]前記母線を前記誘電体材料
で取り囲む前記ステップが、前記母線をマイラー・テー
プ材料で取り囲むステップ、をさらに備えて成ることを
特徴とする、実施態様20に記載の方法。
【0060】[実施態様23]前記誘電体材料を導電体材
料で取り囲む前記ステップが、前記誘電体材料を銅箔材
料で取り囲むステップ、をさらに備えて成ることを特徴
とする、実施態様20に記載の方法。
【0061】[実施態様24]前記導電体材料をハウジン
グの隔壁の穴を介して位置決めするステップをさらに備
えて成り、前記隔壁は、前記電源サブシステムから前記
コンピュータ・サブシステムを物理的に分離することを
特徴とする、実施態様23に記載の方法。
【0062】[実施態様25]前記隔壁の前記穴内に導電
性ガスケットを形成し、それにより前記導電体材料を前
記ハウジングと電気的に接続することを特徴とする、実
施態様24に記載の方法。
【0063】[実施態様26]前記母線と前記ハウジング
の間に1500ピコファラッドを超えるキャパシタンス
を有するキャパシタを形成するステップをさらに備えて
成ることを特徴とする、実施態様20に記載の方法。
【0064】[実施態様27]前記母線と前記ハウジング
の間に200メガヘルツを超える周波数で動作するキャ
パシタを形成するステップをさらに備えて成ることを特
徴とする、実施態様20に記載の方法。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、EMI信号がコンピュータ・サブシステムか
ら漏れ、従来の母線を介して電源サブシステムに入るの
を防止することができる。また、本発明では、構成要素
の信頼性が高く価格が安価で実現にあまり費用がかから
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のコンピュータ・システムの断面図で
ある。
【図2A】従来技術のコンピュータ・システムの断面図
である。
【図2B】従来技術のコンピュータ・システムの断面図
である。
【図3】本発明を組み込む母線の一部分の断面図であ
る。
【図4】本発明を具体化するハウジングの隔壁内の穴を
介して突出する母線の断面図である。
【図5】複数の母線を示す本発明の代替実施形態の断面
図である。
【図6】複数の母線を示す本発明の第2の代替実施形態
の断面図である。
【図7】本発明を組み込む第2の代替実施形態の端面断
面図である。
【図8】本発明の使用による電磁妨害の減衰を示す図で
ある。
【符号の説明】
50:コンピュータ・システム 52:電源サブシステム 54:電子構成要素サブシステム 56:ハウジング 58:隔壁 60:母線 70:誘電体材料 72:導電体材料 74:導電性ガスケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源サブシステムと、 電気構成要素サブシステムと、 前記電源サブシステムと前記電気構成要素サブシステム
    との間に接続され、前記電源サブシステムと前記電気構
    成要素サブシステムとの間で電力信号を提供する母線
    と、 前記母線を取り囲む誘電体材料と、 前記誘電体材料を取り囲む導電体材料と、 前記導電体材料に電気的に接続された導電体ハウジング
    と、 を備えて成るシステム。
JP2000191960A 1999-07-15 2000-06-27 電磁妨害を遮蔽する電力母線 Withdrawn JP2001085886A (ja)

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