JP2001084446A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2001084446A
JP2001084446A JP25704799A JP25704799A JP2001084446A JP 2001084446 A JP2001084446 A JP 2001084446A JP 25704799 A JP25704799 A JP 25704799A JP 25704799 A JP25704799 A JP 25704799A JP 2001084446 A JP2001084446 A JP 2001084446A
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JP
Japan
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heat insulating
product
communication hole
door
product storage
Prior art date
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JP25704799A
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English (en)
Inventor
Shinji Tomie
新嗣 冨江
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機本体の断熱扉に関し、商品補充性
の向上や、表扉の取り付け精度等による商品収納室の気
密性の変動、商品補充時の商品投入時の騒音、金銭管理
時の熱ロスの減少を図る。 【解決手段】 商品収納室10内部に配置した販売商品
を収容するコラム7に設けた商品の投入口7aと相対す
る位置にあり、商品収容室10前面を覆う断熱扉12に
設けた連通穴13と、連通穴13を塞ぐ断熱蓋15とか
ら構成してあるので、商品の投入口7aに出っ張りが少
なくなり商品の補充性が向上する他、表扉2の取り付け
精度等による商品収納室10の気密性の変動、商品投入
時の騒音、金銭管理時の熱ロスの減少が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コラムの前面に取
付けられた断熱扉に商品投入口を有した自動販売機の断
熱扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】缶飲料等を販売する自動販売機において
は、その商品の補充は、専門業者の担当者が行う場合が
多く、一日に何台もの自動販売機に商品の補充を行う必
要性から、自動販売機の商品の補充作業性を向上させる
ことが要求されており、その一つとして断熱用断熱扉を
上下に分割し、その上側部分のみを表扉側に係止して、
表扉を開いたときに同時に断熱用断熱扉の上部も開い
て、商品を収納するコラムに、直接に商品の補充ができ
るようにする構成の自動販売機が増加する傾向にある。
【0003】また、このような構成とすることにより商
品の補充作業中に発生する商品とコラムとの衝突音を下
側断熱扉で遮蔽することになり、静音化も同時に図れ
る。
【0004】従来の自動販売機の断熱用断熱扉装置とし
ては、例えば実公昭58−47503号公報に開示され
ている。
【0005】以下に従来の自動販売機の断熱用断熱扉装
置について、図11,図12、および図13を用いて説
明する。
【0006】1は本体、2は表扉ヒンジ、3は表扉、4
は表扉3に係止された上部断熱扉、5は断熱扉ヒンジ、
6は断熱扉ヒンジ5に軸止された下部断熱扉、7は商品
を収納するコラムで、その前面上部に投入口7aが形成
されている。
【0007】8は一端を表扉3の下部に回動自在に挿入
し、他端を本体1の下部に固定したストッパー係合板9
の切り込み9a,9bと係合するストッパーである。
【0008】以上のように構成された従来の自動販売機
の断熱用断熱扉装置について、以下その動作を説明す
る。
【0009】商品の補充を行うときは、まず表扉3を開
いてストッパー8を、ストッパー係合板9のいずれかの
切り込み9a又は9bに係合させ、表扉3が動かないよ
うに保持する。図11は、表扉3が約90度開いて保持
された状態を示し、このとき、上部断熱扉4は表扉3に
係止されているため、収納コラム7の投入口7aは開放
されており、缶等の商品を収納コラム7に投入すること
が出来る。上部断熱扉4を閉じるときは前述の開くとき
の逆の操作を行うものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、上部断熱扉4は表扉3に係合し
て開くため、表扉3を充分に開放できない場所では、商
品の補充作業時に、上部断熱扉4が邪魔になって図8の
向かって左側すなわち表扉ヒンジ2の側のコラム7へ中
身商品を補充し難いという問題点を有している他、表扉
3の本体1への取り付け位置ばらつきによりコラム7を
収容している空間の気密性がばらつき、保温性能が安定
しない、また金銭管理等の作業をしている間、上部断熱
用の上部断熱扉4は開いたままになっているので、冷却
又は加温されているコラム7の冷気又は熱気が漏れて保
温効果が低下する、等の問題を有していた。
【0011】本発明は、商品の補充作業性を損なうこと
無く、表扉の取り付け位置バラツキにも影響されず、エ
ネルギー損失を最小限に抑えて保温効果の低下を防止し
するとともに、商品の補充作業中の静音化を実現する自
動販売機を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る発明は、本体と、前記本体の
内部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内部に設け
た販売商品を収容するコラムと、前記コラムに設けた商
品の投入口と、前記商品収容室前面を覆う断熱扉と、前
記断熱扉に設けた前記コラム1列分の前記投入口と相対
する位置にある連通穴と、前記連通穴の両側に設けた軸
支部と、前記軸支部に軸支され、前記連通穴を塞ぐ断熱
蓋とから構成したものである。
【0013】これにより、表扉が全開されなくても90
度程度開放出来れば、表扉ヒンジの側のコラムへの商品
投入は容易となるとともに、商品収容室の気密性は表扉
の取り付け精度の影響を受けず、さらに断熱扉の開放面
積が少なくてすむため保温効果の低下を防止しエネルギ
ー損失を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静
音化をも実現する。
【0014】また、請求項2に係る発明は、本体と、前
記本体の内部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内
部に設けた販売商品を収容するコラムと、前記コラムに
設けた商品の投入口と、前記商品収容室前面を覆う断熱
扉と、前記断熱扉に設けた前記投入口と相対する位置に
ある連通穴と、前記連通穴に勘合する断熱蓋とを有して
おり、前記連通穴及び前記断熱蓋はコラム側を狭くした
構成となっている。
【0015】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納
室側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱扉閉止後、商品収
納室内部が冷却されるため、商品収納室内部の空気が収
縮し、断熱蓋と連通穴が密着し、熱シール性が向上す
る。
【0016】また、請求項3に係る発明は、断熱扉と連
通穴との間に連結部材を介在させた構成となっている。
【0017】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納
室側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱扉閉止後、商品収
納室内部が冷却されるため内部に空気が収縮し、断熱蓋
と連通穴が密着し、熱シール性が向上するほか、断熱蓋
が連通穴近傍にあるため、断熱蓋の紛失や破損の恐れが
無い。
【0018】また、請求項4に係る発明は、本体と、前
記本体の内部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内
部に設けた販売商品を収容するコラムと、前記コラムに
設けた商品の投入口と、前記商品収容室前面を覆う断熱
扉と、前記断熱扉に設けた前記コラム1列分の前記投入
口と相対する位置にある連通穴と、連通穴下部に設けた
レールと、前記レールに内包され、上下にスライド可能
で最も上昇した状態で前記連通穴を覆う断熱蓋と、前記
断熱蓋に設けた案内板と、前記レールに設けたレール係
止部と、前記断熱蓋に設けた蓋係止部を有した構成とな
っている。
【0019】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。さらに、案内
板が投入口と相対する位置に停止するので商品の投入作
業性も向上する。
【0020】また、請求項5に係る発明は、本体と、前
記本体の内部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内
部に設けた販売商品を収容するコラムと、前記コラムに
最低1個は設けた商品の投入口と、前記商品収容室前面
を覆う断熱扉と、前記断熱扉に設けた前記投入口各々と
相対する位置にある連通穴と、前記連通穴の両側に設け
た穴と、前記穴に軸支され、前記連通穴を塞ぐ断熱蓋と
を有した構成となっている。
【0021】これにより、表扉の開放のみで商品の投入
が可能になるとともに、商品収容室の気密性は表扉の取
り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積及び時間
が最小ですむため保温効果の低下を防止しエネルギー損
失を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化
をも実現する。また。連通穴下部が商品投入の際の案内
となるため商品の投入作業性も向上する。
【0022】また、さらに、請求項6に係る発明は、連
通穴と断熱蓋との間にスプリングを介在させた構成とな
っている。
【0023】これにより、表扉の開放のみで商品の投入
が可能になるとともに、商品収容室の気密性は表扉の取
り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積及び時間
が最小ですむため保温効果の低下を防止しエネルギー損
失を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化
をも実現する。また。連通穴下部が商品投入の際の案内
となるため商品の投入作業性も向上するほかスプリング
で付勢された断熱蓋が連通穴を塞ぐため、熱シール性が
向上して、さらなる省エネルギーに貢献する。
【0024】
【発明の実施の形態】この目的を達成するために本発明
の請求項1に係る発明は、本体と、前記本体の内部に設
けた商品収納室と、前記商品収納室内部に設けた販売商
品を収容するコラムと、前記コラムに設けた商品の投入
口と、前記商品収容室前面を覆う断熱扉と、前記断熱扉
に設けた前記コラム1列分の前記投入口と相対する位置
にある連通穴と、前記連通穴の両側に設けた軸支部と、
前記軸支部に軸支され、前記連通穴を塞ぐ断熱蓋とから
構成したものである。
【0025】これにより、表扉が全開されなくても90
度程度開放出来れば、表扉ヒンジの側のコラムへの商品
投入は容易となるとともに、商品収容室の気密性は表扉
の取り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積が少
なくてすむため保温効果の低下を防止しエネルギー損失
を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化を
も実現する。
【0026】また、請求項2に係る発明は、本体と、前
記本体の内部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内
部に設けた販売商品を収容するコラムと、前記コラムに
設けた商品の投入口と、前記商品収容室前面を覆う断熱
扉と、前記断熱扉に設けた前記投入口と相対する位置に
ある連通穴と、前記連通穴に勘合する断熱蓋とを有して
おり、前記連通穴及び前記断熱蓋はコラム側を狭くした
構成となっている。
【0027】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納
室側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱扉閉止後、商品収
納室内部が冷却されるため、商品収納室内部の空気が収
縮し、断熱蓋と連通穴が密着し、熱シール性が向上す
る。
【0028】また、請求項3に係る発明は、断熱扉と連
通穴との間に連結部材を介在させ、前記連結部材は両端
を断熱扉と断熱蓋それぞれに固定した構成となってい
る。
【0029】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納
室側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱扉閉止後、商品収
納室内部が冷却されるため内部に空気が収縮し、断熱蓋
と連通穴が密着し、熱シール性が向上するほか、断熱蓋
が連通穴近傍にあるため、断熱蓋の紛失や破損の恐れが
無い。
【0030】また、請求項4に係る発明は、本体と、前
記本体の内部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内
部に設けた販売商品を収容するコラムと、前記コラムに
設けた商品の投入口と、前記商品収容室前面を覆う断熱
扉と、前記断熱扉に設けた前記コラム1列分の前記投入
口と相対する位置にある連通穴と、連通穴下部に設けた
レールと、前記レールに内包され、上下にスライド可能
で最も上昇した状態で前記連通穴を覆う断熱蓋と、前記
断熱蓋に設けた案内板と、前記レールに設けたレール係
止部と、前記断熱蓋に設けた蓋係止部を有した構成とな
っている。
【0031】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。さらに、案内
板が投入口と相対する位置に停止するので商品の投入作
業性も向上する。
【0032】また、請求項5に係る発明は、本体と、前
記本体の内部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内
部に設けた販売商品を収容するコラムと、前記コラムに
最低1個は設けた商品の投入口と、前記商品収容室前面
を覆う断熱扉と、前記断熱扉に設けた前記投入口各々と
相対する位置にある連通穴と、前記連通穴の両側に設け
た穴と、前記穴に軸支され、前記連通穴を塞ぐ断熱蓋と
を有した構成となっている。
【0033】これにより、表扉の開放のみで商品の投入
が可能になるとともに、商品収容室の気密性は表扉の取
り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積及び時間
が最小ですむため保温効果の低下を防止しエネルギー損
失を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化
をも実現する。また。連通穴底部が商品投入の際の案内
となるため商品の投入作業性も向上する。
【0034】また、請求項6に係る発明は、連通穴と断
熱蓋との間にスプリングを介在させた構成となってい
る。
【0035】これにより、表扉の開放のみで商品の投入
が可能になるとともに、商品収容室の気密性は表扉の取
り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積及び時間
が最小ですむため保温効果の低下を防止しエネルギー損
失を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化
をも実現する。また。連通穴底部が商品投入の際の案内
となるため商品の投入作業性も向上するほかスプリング
で付勢された断熱蓋が連通穴を塞ぐため、熱シール性が
向上して、さらなる省エネルギーに貢献する。
【0036】
【実施例】以下、本発明による自動販売機の断熱扉の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従
来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0037】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる自動販売機の断熱扉の全体斜視図である。図2は、
同実施例の要部側面断面図である。
【0038】図1、図2において、10は本体1内部に
設けた商品収納室で、前面を除く周囲を断熱材11で覆
われており、内部にコラム7が架設してある。12は断
熱扉で、商品収容室10の前面に位置し、コラム7の前
面上部に設けた商品の投入口7aと相対する位置に1列
分の投入口7aの大きさの連通穴13が設けてある。
【0039】14は軸支部で、例えば連通穴13の下部
両側に成形した穴である。15は断熱蓋で、樹脂成形品
のような断熱効果の高い材質からなる。15aは軸支部
14にて軸支された軸であり、軸支部14が穴の場合
は、その穴を貫通する軸である。15bは断熱蓋15前
面に設けた把手である。
【0040】16はストッパーで、連通穴13の天面か
つ、断熱蓋15を閉じたとき断熱蓋15の前方にある位
置に設けてあり、弾性を有した材料からなる。17はガ
スケットで、商品収納室10と断熱扉12との間の外縁
に設けてあり、断熱扉12を閉めた状態で、商品収納室
10前面と断熱扉12とで圧縮されて商品収納室10内
部を密封している。
【0041】以上のように構成された自動販売機の断熱
扉について、以下その動作を説明する。
【0042】待機時には、商品収容室10内部は周囲の
断熱材11及び前面の断熱扉12と、その間に配したガ
スケット17、断熱蓋15により密封されている。
【0043】商品補充の際は、表扉3を開け、断熱蓋1
5の把手15bを持って手前に引く。軸支部14の穴に
て軸15aが軸支してある断熱蓋15は、軸15aを中
心に回動し、投入口7aが開放されるので、商品の投入
が可能となる。この時に断熱扉12は開放されず、外縁
のガスケット17により商品収納室10の気密は保たれ
ている。
【0044】次に、商品補充後は、断熱蓋15を図2に
おいて時計方向に回動させ、ストッパー16を押し上げ
て断熱蓋15を閉じる。断熱蓋15を完全に閉じた位置
でストッパー16が復帰する。
【0045】以上のように本実施例の自動販売機の断熱
扉は、自動販売機の本体1と、本体1の内部に設けた商
品収納室10と、商品収納室10内部に設けた販売商品
を収容するコラム7と、コラム7に設けた商品の投入口
7aと、商品収容室10前面を覆う断熱扉12と、断熱
扉12に設けたコラム7の投入口7aと相対する位置に
ある連通穴13と、連通穴13の両側に設けた軸支部1
4と、軸支部14に軸支され、連通穴13を塞ぐ断熱蓋
15とから構成したものである。
【0046】これにより、表扉3が全開されなくても9
0度程度開放出来れば、表扉3のヒンジ側のコラム7へ
の商品投入は容易となるとともに、商品収容室10の気
密性は表扉3の取り付け精度の影響を受けず、また、断
熱扉12の開放面積が少なくてすむため、保温効果の低
下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、同時に商品
の補充作業中の静音化をも実現する。
【0047】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よる自動販売機の断熱扉の全体斜視図である。図4は、
同実施例の要部側面断面図である。
【0048】図3、図4において、18はコラム7の1
列分の投入口7aの大きさをもつ連通穴で、前面側より
コラム7側が上下左右とも狭く形成してある。19は連
通穴18に勘合するように前面側よりコラム7側を上下
左右とも狭く形成した断熱蓋で、前面に把手20が設け
てある。21はストッパーで、連通穴18の上下面で、
かつ、断熱蓋19を閉じたとき断熱蓋19の前方にある
位置に設けてあり、弾性を有した材料からなる。
【0049】以上のように構成された自動販売機の断熱
扉について、以下その動作を説明する。
【0050】待機時には、商品収容室10内部は周囲の
断熱材11及び前面の断熱扉12と、その間に配したガ
スケット17、断熱蓋19により密封されている。
【0051】商品補充の際は、表扉3を開け、断熱蓋1
9の把手20を持って手前に引いて断熱蓋19を連通穴
18から外す。これにより投入口7aが開放されるの
で、商品の投入が可能となる。この時に断熱扉12は開
放されず、外縁のガスケット17により商品収納室10
の気密は保たれている。
【0052】次に、商品補充後は、断熱蓋19連通穴1
8に勘合させて、連通穴18を閉じる。断熱蓋19を完
全に閉じた位置でストッパーが復帰する。この時、商品
収納室側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱蓋19閉止
後、商品収納室10内部が冷却されるため、商品収納室
10内部の空気が収縮し、断熱蓋19と連通穴18が密
着し、熱シール性が向上する。
【0053】以上のように本実施例の自動販売機の断熱
扉は、自動販売機の本体1と、本体1の内部に設けた商
品収納室10と、商品収納室10内部に設けた販売商品
を収容するコラム7と、コラム7に設けた商品の投入口
7aと、商品収容室10前面を覆う断熱扉12と、断熱
扉12に設けたコラム7の投入口7aと相対する位置に
ある連通穴18と、連通穴18に勘合する断熱蓋19と
から構成したものであり、連通穴18及び断熱蓋19は
コラム7側を前面より狭く形成したものである。
【0054】これにより、表扉3が全開されなくても9
0度程度開放出来れば、表扉3のヒンジ側のコラム7へ
の商品投入は容易となるとともに、商品収容室10の気
密性は表扉3の取り付け精度の影響を受けず、また、断
熱扉12の開放面積が少なくてすむため、保温効果の低
下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、同時に商品
の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納室1
0側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱蓋19閉止後、商
品収納室10内部が冷却されるため、商品収納室10内
部の空気が収縮し、断熱蓋19と連通穴18が密着し、
熱シール性が向上する。
【0055】(実施例3)図5は、本発明の実施例3に
よる自動販売機の断熱扉の要部側面断面図である。
【0056】図5において、22は連結部材で、例えば
ワイヤーである。23はビスである。連結部材22は一
端を把手20に、他端をビス23にて断熱扉12前面に
固着してある。
【0057】本実施例は、実施例2による自動販売機の
断熱扉に、さらに連結部材22とビス23を設けたもの
である。
【0058】以上のように構成された自動販売機の断熱
扉について、以下その動作を説明する。
【0059】待機時には、商品収容室10内部は周囲の
断熱材11及び前面の断熱扉12と、その間に配したガ
スケット17、断熱蓋19により密封されている。
【0060】商品補充の際は、表扉3を開け、断熱蓋1
9の把手20を持って手前に引いて断熱蓋19を連通穴
18から外す。これにより投入口7aが開放されるの
で、商品の投入が可能となる。この時に断熱扉12は開
放されず、外縁のガスケット17により商品収納室10
の気密は保たれている。また、断熱蓋19は連結部材2
2により断熱扉12の前面に垂下し、断熱蓋19が連通
穴18近傍にあるため、断熱蓋19の紛失や破損の恐れ
が無い。
【0061】次に、商品補充後は、断熱蓋19連通穴1
8に勘合させて、連通穴18を閉じる。断熱蓋19を完
全に閉じた位置でストッパー21が復帰する。この時、
商品収納室10側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱蓋1
9閉止後、商品収納室10の内部が冷却されるため、商
品収納室10の内部の空気が収縮し、断熱蓋19と連通
穴18が密着し、熱シール性が向上する。
【0062】以上のように本実施例の自動販売機の断熱
扉は、自動販売機の本体1と、本体1の内部に設けた商
品収納室10と、商品収納室10内部に設けた販売商品
を収容するコラム7と、コラム7に設けた商品の投入口
7aと、商品収容室10前面を覆う断熱扉12と、断熱
扉12に設けたコラム7の投入口7aと相対する位置に
ある連通穴18と、連通穴18に勘合する断熱蓋19
と、両端を断熱扉と断熱蓋それぞれに固定してある連結
部材から構成したものであり、連通穴18及び断熱蓋1
9はコラム7側を前面より狭く形成したものである。
【0063】これにより、表扉3が全開されなくても9
0度程度開放出来れば、表扉3のヒンジ側のコラム7へ
の商品投入は容易となるとともに、商品収容室10の気
密性は表扉3の取り付け精度の影響を受けず、また、断
熱扉12の開放面積が少なくてすむため、保温効果の低
下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、同時に商品
の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納室1
0側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱蓋19閉止後、商
品収納室10内部が冷却されるため、商品収納室10内
部の空気が収縮し、断熱蓋19と連通穴18が密着し、
熱シール性が向上する。また、商品補充作業中も断熱蓋
19が連通穴18近傍に存するため、断熱蓋19の紛失
や破損の恐れが無い。
【0064】(実施例4)図6は、本発明の実施例4に
よる自動販売機の断熱扉の要部斜視図である。図7は、
同実施例の要部側面断面図である。
【0065】図6、図7において、24は連通穴13の
両側に設けたレールで、25はレール24の内側に上下
スライド可能に設けた断熱蓋であり、上端は、コラム側
に伸びて案内板26を形成している。27はレール24
に設けたレール係止部で、例えば、レールの側面に設け
た穴である。28は蓋係止部で例えばレール係止部27
の穴よりわずかに小径の軸であり、先端が半球状に加工
してあり、断熱蓋25の両側に区画形成した軸収容部2
9に内包されて、ばね30にて外側に付勢してある。3
1は連通穴13の天面に設けたガスケットで、断熱蓋2
5を上昇させた時、圧縮される。32は断熱蓋25の前
面に設けた把手である。
【0066】以上のように構成された自動販売機の断熱
扉について、以下その動作を説明する。
【0067】待機時には、ばね30により付勢されて外
側に突出した蓋係止部28の先端がレール係止部27と
勘合し、重力による下降を防いでいる。また、商品収容
室10内部は周囲の断熱材11及び前面の断熱扉12と
その間に配したガスケット17、断熱蓋25とガスケッ
ト31により密封されている。
【0068】商品補充の際は、表扉3を開け、断熱蓋2
5の把手32を持って下方に引く。すると、蓋係止部2
8の先端が半球状に加工してあるため、レール係止部2
7と蓋係止部28の勘合が外れ、蓋係止部28はレール
24の内面を摺動しながら、下方のレール係止部27と
勘合する。これにより投入口7aが開放されるので、商
品の投入が可能となる。さらに下方の投入口7aを開放
させる場合には、蓋係止部28がさらに下方のレール係
止部27と勘合するまで断熱蓋25を引き下げる。この
時、コラム側に伸びた案内板26が投入口7aに届くの
で、商品補充の際は、案内板26上を商品を転がらせな
がら補充することが可能となり、補充作業性が著しく向
上する。また、この時、断熱扉12は開放されず、外縁
のガスケット17により商品収納室10の気密は保たれ
ている。
【0069】次に、商品補充後は、断熱蓋25の把手3
2を持って上方に押す。すると、蓋係止部28の先端が
球状加工してあるため、レール係止部27と蓋係止部2
8の勘合が外れ、蓋係止部28はレール24の内面を摺
動しながら、上方のレール係止部27と勘合する。断熱
蓋25がガスケット31を圧縮する位置まで引き上げて
レール係止部27と蓋係止部28の勘合させ、断熱蓋2
5を係止する。
【0070】これにより、表扉3が全開されなくても9
0度程度開放出来れば、表扉3のヒンジ側のコラム7へ
の商品投入は容易となるとともに、商品収容室10の気
密性は表扉3の取り付け精度の影響を受けず、また、断
熱扉12の開放面積が少なくてすむため、保温効果の低
下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、同時に商品
の補充作業中の静音化をも実現する。さらに、案内板2
6が投入口7aと相対する位置に停止するので商品の投
入作業性も向上する。
【0071】(実施例5)図8は、本発明の実施例5に
よる自動販売機の断熱扉の全体斜視図である。図9は、
同実施例の要部側面断面図である。
【0072】図8、図9において、32はコラム7の各
投入口7aと相対する位置に設けた連通穴で、前面上部
の側面に軸支穴投33が設けてある。34は断熱蓋で高
断熱率の材料からなり、上端に回転軸35を有してお
り、回転軸35は軸支穴33に回転可能に軸支してある
ため、断熱蓋34も回転可能である。36はストッパー
で、連通穴32の底部でかつ、軸支穴33の鉛直線より
後方に位置し、その先端が断熱蓋34の回転軌跡の内側
にあるように形成してあり、断熱蓋34の下端はストッ
パー36の後方に位置するように取付けてある。
【0073】以上のように構成された自動販売機の断熱
扉について、以下その動作を説明する。
【0074】待機時には、断熱蓋34は自重で垂下し、
ストッパー36と当接、密着する。商品収容室10内部
は周囲の断熱材11及び前面の断熱扉12と、その間に
配したガスケット17、断熱蓋34により密封されてい
る。
【0075】商品補充の際は、表扉3を開け、商品を持
ったまま押し開き、商品を投入する。商品は印は連通穴
32底面を転がって投入口7aに達し、コラム7に収容
される。
【0076】商品補充後は、断熱蓋34は自重により垂
下し、ストッパー36と当接、密着し、待機状態に戻
る。
【0077】以上のように本実施例の自動販売機の断熱
扉は、自動販売機の本体1と、本体1の内部に設けた商
品収納室10と、商品収納室10内部に設けた販売商品
を収容するコラム7と、コラム7に最低1個は設けた商
品の投入口7aと、商品収容室10前面を覆う断熱扉1
2と、断熱扉12に設けた投入口7a各々と相対する位
置にある連通穴32と、連通穴32の内面両側に設けた
軸支穴33と、軸支穴33に軸支され、連通穴32を塞
ぐ断熱蓋34とから構成したものである。
【0078】これにより、表扉3が全開されなくても9
0度程度開放出来れば、表扉3のヒンジ側のコラム7へ
の商品投入は容易となるとともに、商品収容室10の気
密性は表扉3の取り付け精度の影響を受けず、また、断
熱扉12の開放面積及び時間が少なくてすむため、保温
効果の低下を防止し、エネルギー損失を最小限に抑え、
同時に商品の補充作業中の静音化をも実現する。特に、
断熱扉12の開放は商品投入時の瞬間だけとなるため、保
温効果の低下の防止や、商品の補充作業中の静音化に著
しい効果がある他、連通穴32底部が商品投入の際の案
内となるため商品の投入作業性も向上する。
【0079】(実施例6)図10は、本発明の実施例6
による自動販売機の断熱扉の要部側面断面図である。
【0080】図10において、37は断熱蓋34を、回
転軸35を中心に時計周り方向に付勢するばねである。
【0081】本実施例は、実施例5による自動販売機の
断熱扉に、さらにばね37を設けたものである。
【0082】以上のように構成された自動販売機の断熱
扉について、以下その動作を説明する。
【0083】待機時には、断熱蓋34は、ばね37によ
り回転軸35を中心に時計周り方向に付勢されているの
で、本体1や連通穴32の傾きや、軸支穴33と回転軸
35間の摩擦によらず、ストッパー36と当接、密着す
る。商品収容室10内部は周囲の断熱材11及び前面の
断熱扉12と、その間に配したガスケット17、断熱蓋
34により密封されている。
【0084】商品補充の際は、表扉3を開け、商品を持
ったまま押し開き、商品を投入する。商品は印は連通穴
32底面を転がって投入口7aに達し、コラム7に収容
される。
【0085】商品補充後は、断熱蓋34はばね37の付
勢によってストッパー側に回転し、ストッパー36と当
接、密着し、待機状態に戻る。
【0086】以上のように本実施例の自動販売機の断熱
扉は、自動販売機の本体1と、本体1の内部に設けた商
品収納室10と、商品収納室10内部に設けた販売商品
を収容するコラム7と、コラム7に最低1個は設けた商
品の投入口7aと、商品収容室10前面を覆う断熱扉1
2と、断熱扉12に設けた投入口7a各々と相対する位
置にある連通穴32と、連通穴32の内面両側に設けた
軸支穴33と、軸支穴33に軸支され、連通穴32を塞
ぐ断熱蓋34と、連通穴と断熱蓋との間に介在するばね
37から構成したものである。
【0087】これにより、表扉3が全開されなくても9
0度程度開放出来れば、表扉3のヒンジ側のコラム7へ
の商品投入は容易となるとともに、商品収容室10の気
密性は表扉3の取り付け精度の影響を受けず、また、断
熱扉12の開放面積及び時間が少なくてすむため、保温
効果の低下を防止し、エネルギー損失を最小限に抑え、
同時に商品の補充作業中の静音化をも実現する。
【0088】特に、断熱扉12の開放は商品投入時の瞬
間だけとなるため、さらに、断熱蓋34は、ばね37の
ばね力によって本体1や連通穴32の傾きや、軸支穴3
3と回転軸35間の摩擦によらず、ストッパー36と当
接、密着するため、保温効果の低下の防止や、商品の補
充作業中の静音化に著しい効果がある。他に、連通穴3
2底部が商品投入の際の案内となり、また、ばねで付勢
された断熱蓋34を押し開くことが、商品の長手方向が
投入方向に対して垂直を向きやすいという商品投入時の
適度な姿勢制御効果を生むため商品の投入作業性も向上
する。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、自動販売
機の本体と、前記本体の内部に設けた商品収納室と、前
記商品収納室内部に設けた販売商品を収容するコラム
と、前記コラムに設けた商品の投入口と、前記商品収容
室前面を覆う断熱扉と、前記断熱扉に設けた前記コラム
1列分の前記投入口と相対する位置にある連通穴と、前
記連通穴の両側に設けた軸支部と、前記軸支部に軸支さ
れ、前記連通穴を塞ぐ断熱蓋とから構成したものであ
る。
【0090】これにより、表扉が全開されなくても90
度程度開放出来れば、表扉ヒンジの側のコラムへの商品
投入は容易となるとともに、商品収容室の気密性は表扉
の取り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積が少
なくてすむため保温効果の低下を防止しエネルギー損失
を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化を
も実現する。
【0091】また、自動販売機の本体と、前記本体の内
部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内部に設けた
販売商品を収容するコラムと、前記コラムに設けた商品
の投入口と、前記商品収容室前面を覆う断熱扉と、前記
断熱扉に設けた前記投入口と相対する位置にある連通穴
と、前記連通穴に勘合する断熱蓋とを有しており、前記
連通穴及び前記断熱蓋はコラム側を狭くした構成となっ
ている。
【0092】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納
室側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱扉閉止後、商品収
納室内部が冷却されるため、商品収納室内部の空気が収
縮し、断熱蓋と連通穴が密着し、熱シール性が向上す
る。
【0093】また、さらに、断熱扉と連通穴との間に両
端を断熱扉と断熱蓋それぞれに固定してある連結部材を
介在させた構成となっている。
【0094】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。特に商品収納
室側が冷凍又は冷蔵運転の場合、断熱扉閉止後、商品収
納室内部が冷却されるため内部に空気が収縮し、断熱蓋
と連通穴が密着し、熱シール性が向上するほか、断熱蓋
を開放し、商品の補充作業を行っても断熱蓋が連通穴近
傍に存するため、断熱蓋の紛失や破損の恐れが無い。
【0095】また、自動販売機の本体と、前記本体の内
部に設けた商品収納室と、前記商品収納室内部に設けた
販売商品を収容するコラムと、前記コラムに設けた商品
の投入口と、前記商品収容室前面を覆う断熱扉と、前記
断熱扉に設けた前記コラム1列分の前記投入口と相対す
る位置にある連通穴と、連通穴下部に設けたレールと、
前記レールに内包され、上下にスライド可能で最も上昇
した状態で前記連通穴を覆う断熱蓋と、前記断熱蓋に設
けた案内板と、前記レールに設けたレール係止部と、前
記断熱蓋に設けた蓋係止部を有した構成となっている。
【0096】これにより、表扉が全開されなくても表扉
ヒンジの側のコラムへの商品投入は容易となるととも
に、商品収容室の気密性は表扉の取り付け精度の影響を
受けず、断熱扉の開放面積が最小ですむため保温効果の
低下を防止しエネルギー損失を最小限に抑え、さらに、
商品の補充作業中の静音化をも実現する。さらに、案内
板が投入口と相対する位置に停止するので商品の投入作
業性も向上する。
【0097】また、請求項5に係る発明は、自動販売機
の本体と、前記本体の内部に設けた商品収納室と、前記
商品収納室内部に設けた販売商品を収容するコラムと、
前記コラムに最低1個は設けた商品の投入口と、前記商
品収容室前面を覆う断熱扉と、前記断熱扉に設けた前記
投入口各々と相対する位置にある連通穴と、前記連通穴
の両側に設けた穴と、前記穴に軸支され、前記連通穴を
塞ぐ断熱蓋とを有した構成となっている。
【0098】これにより、表扉の開放のみで商品の投入
が可能になるとともに、商品収容室の気密性は表扉の取
り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積及び時間
が最小ですむため保温効果の低下を防止しエネルギー損
失を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化
をも実現する。また。連通穴底部が商品投入の際の案内
となるため商品の投入作業性も向上する。
【0099】また、連通穴と断熱蓋との間にスプリング
を介在させた構成となっている。
【0100】これにより、表扉の開放のみで商品の投入
が可能になるとともに、商品収容室の気密性は表扉の取
り付け精度の影響を受けず、断熱扉の開放面積及び時間
が最小ですむため保温効果の低下を防止しエネルギー損
失を最小限に抑え、さらに、商品の補充作業中の静音化
をも実現する。また。連通穴底部が商品投入の際の案内
となるため商品の投入作業性も向上するほかスプリング
で付勢された断熱蓋が連通穴を塞ぐため、熱シール性が
向上して、さらなる省エネルギーに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例1の
全体斜視図
【図2】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例1の
要部側面断面図
【図3】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例2の
全体斜視図
【図4】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例2の
要部側面断面図
【図5】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例3の
要部側面断面図
【図6】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例4の
要部斜視図
【図7】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例4の
要部側面断面図
【図8】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例5の
全体斜視図
【図9】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例5の
要部側面断面図
【図10】本発明による自動販売機の断熱扉の実施例6
の要部側面断面図
【図11】従来の自動販売機の断熱扉の平断面図
【図12】従来の自動販売機の断熱扉の全体斜視図
【図13】従来の自動販売機の断熱扉の平面図
【符号の説明】
1 本体 7 コラム 7a 投入口 10 商品収納室 12 断熱扉 13 連通穴 14 軸支部 15 断熱蓋 18 連通穴 19 断熱蓋 22 連結部材 24 レール 25 断熱蓋 26 案内板 27 レール係止部 28 蓋係止部 32 連通穴 33 軸支穴 34 断熱蓋 37 ばね

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体の内部に設けた商品収
    納室と、前記商品収納室内部に設けた販売商品を収容す
    るコラムと、前記コラムに設けた商品の投入口と、前記
    商品収容室前面を覆う断熱扉と、前記断熱扉に設けた前
    記コラム1列分の前記投入口と相対する位置にある連通
    穴と、前記連通穴の両側に設けた軸支部と、前記軸支部
    に軸支され、前記連通穴を塞ぐ断熱蓋とを有しているこ
    とを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 本体と、前記本体の内部に設けた商品収
    納室と、前記商品収納室内部に設けた販売商品を収容す
    るコラムと、前記コラムに設けた商品の投入口と、前記
    商品収容室前面を覆う断熱扉と、前記断熱扉に設けた前
    記投入口と相対する位置にある連通穴と、前記連通穴に
    勘合する断熱蓋とを有しており、前記連通穴及び前記断
    熱蓋はコラム側が狭くしてあることを特徴とする自動販
    売機。
  3. 【請求項3】 断熱扉と断熱蓋との間に連結部材を介在
    させ、前記連結部材は両端を断熱扉と断熱蓋それぞれに
    固定してある請求項2に記載の自動販売機の断熱扉。
  4. 【請求項4】 本体と、前記本体の内部に設けた商品収
    納室と、前記商品収納室内部に設けた販売商品を収容す
    るコラムと、前記コラムに設けた商品の投入口と、前記
    商品収容室前面を覆う断熱扉と、前記断熱扉に設けた前
    記コラム1列分の前記投入口と相対する位置にある連通
    穴と、連通穴下部に設けたレールと、前記レールに内包
    され、上下にスライド可能で最も上昇した状態で前記連
    通穴を覆う断熱蓋と、前記断熱蓋に設けた案内板と、前
    記レールに設けたレール係止部と、前記断熱蓋に設けた
    蓋係止部を有していることを特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】 本体と、前記本体の内部に設けた商品収
    納室と、前記商品収納室内部に設けた販売商品を収容す
    るコラムと、前記コラムに最低1個は設けた商品の投入
    口と、前記商品収容室前面を覆う断熱扉と、前記断熱扉
    に設けた前記投入口各々と相対する位置にある連通穴
    と、前記連通穴の内面両側に設けた軸支穴と、前記穴に
    軸支され、前記連通穴を塞ぐ断熱蓋とを有していること
    を特徴とする自動販売機。
  6. 【請求項6】 連通穴と断熱蓋との間にばねを介在さ
    せ、前記ばねが前記断熱蓋を、断熱蓋が連通穴を塞ぐ方
    向に付勢する請求項5に記載の自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087265A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sanden Corp 自動販売機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087265A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sanden Corp 自動販売機

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