JP2001080865A - 水平循環式動く歩道 - Google Patents

水平循環式動く歩道

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JP2001080865A
JP2001080865A JP26022599A JP26022599A JP2001080865A JP 2001080865 A JP2001080865 A JP 2001080865A JP 26022599 A JP26022599 A JP 26022599A JP 26022599 A JP26022599 A JP 26022599A JP 2001080865 A JP2001080865 A JP 2001080865A
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chain
falling
pallet
upstream
plates
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JP26022599A
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Haruo Masuda
治生 増田
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェーンが切断した際、チェーンの切断を瞬
時に検出して動く歩道の運転を自動的に停止する。 【解決手段】 2個の直線部1a,1bと2個の半円の
円弧状部1c,1dとを無端状に組み合わせて環状に形
成したレール11上に、多数のパレット3を互いに一部
分が重り合うように連接して載置するとともに、パレッ
ト3同士をチェーン22により連結し、円弧状部1c,
1dでは円弧状部1c,1d近傍の直線部1a,1bに
設けたスクリューロッド16によりパレット3を押し合
い、直線部1a,1bではチェーン22により互いに引
き合ってパレット3を移動し、パレット3上に人員を乗
せて移動する。パレット3同士を連結したチェーン22
の下方部であって、往路と復路のパレット3同士がチェ
ーン22により互いに引き合って移動する位置に、チェ
ーン切断検知装置12が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港や駅構内など
の公共施設などに設けられ、人員を乗せて移動する水平
循環式動く歩道に係り、特に往路と復路とが平行に設け
られた水平循環式動く歩道に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗降部では従来の動く歩道と同程度の速
度で走行し、中間では従来の3〜4倍程度の速度で走行
し、低速部と高速部の間に加減速部がある可変速式の動
く歩道が注目されている。
【0003】図9は本願出願人が先に出願(特開平11
−180664号)した水平循環式動く歩道の全体概略
図である。図10は一部拡大平面図であり、図11はパ
レットの側面図であり、図12は図10のA−A矢視図
であり、図13はパレット可変速装置の説明図である。
【0004】特開平11−180664号公報に記載の
水平循環式動く歩道は、図9ないし図13に示すよう
に、2個の直線部1a,1bと2個の半円の円弧状部1
c,1dとを無端状に組み合わせて環状に形成したレー
ル11上に、多数のパレット3を互いに一部分が重り合
うように連接して載置し、パレット3上に人員を乗せて
移動する水平循環式動く歩道1である。前記直線部1
a,1bが往路と復路の動く歩道になっており、半円の
円弧状部1c,1d近傍の直線部1a,1bには入口側
または出口側でピッチが短く、中間側でピッチが長い、
レール11に沿って設けられた螺旋状のねじ溝16aを
有するスクリューロッド16を合計4組設けている。該
スクリューロッド16のねじ溝16aに、パレット3下
面の突起17に突設したローラ18を係合し、スクリュ
ーロッド16を回転させてパレット3を移動するように
なっている。半円の円弧状部1c,1dでは後方のパレ
ット3前面の凹部3aと前方のパレット3下面の突起3
cを当接させて互いに押し合うことにより移動し、直線
部1a,1bの中間(すなわち、スクリューロッド16
の設けられていない部分)ではパレット3同士を連結し
た紐状部材22により互いに引き合って移動するように
なっている。2は半円の円弧状部1c,1dに設けた乗
降部である。9はレール11およびスクリューロッド1
6の支持用架台である。10はパレット3の傾斜角補正
用ローラで、ビーム5の両端に設けられたアーム7下端
の突出部材7a上に設けられている。15はパレット可
変速装置である。19はスクリューロッド駆動装置(モ
ータ)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような水平循環式
動く歩道は、各パレットの移動を、パレット下面に突設
したローラをスクリューロッドのねじ溝に係合させ、半
円の円弧状部では後方のパレット前面の凹部と前方のパ
レット下面の突起を当接させて互いに押し合い、直線部
の中間ではパレット同士を連結した紐状部材(チェー
ン)により互いに引き合って行うようにしている。しか
しながら、このチェーンが切断するとパレットの挙動が
不安定になり、かつ、切断したチェーンによって周辺機
器が破損する可能性がある。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために創案したもので、チェーンが切断した際、チェー
ンの切断を瞬時に検出して動く歩道の運転を自動的に停
止することができる水平循環式動く歩道を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2個の
直線部と2個の半円の円弧状部とを無端状に組み合わせ
て環状に形成したレール上に、多数のパレットを互いに
一部分が重り合うように連接して載置し、パレット上に
人員を乗せて移動する水平循環式動く歩道であって、前
記直線部が往路と復路の動く歩道になっており、半円の
円弧状部近傍の直線部には入口側または出口側でピッチ
が短く、中間側でピッチが長い、レールに沿って設けら
れた螺旋状のねじ溝を有するスクリューロッドが設けら
れ、該スクリューロッドのねじ溝に、パレット下面に突
設したローラを係合し、スクリューロッドを回転させて
パレットを移動するようになっており、半円の円弧状部
では後方のパレット前面と前方のパレット下面の突起を
当接させて互いに押し合うことにより移動し、直線部の
中間ではパレット同士を連結したチェーンにより互いに
引き合って移動するようになっている水平循環式動く歩
道において、パレット同士を連結したチェーンの下方部
であって、往路と復路のパレット同士がチェーンにより
互いに引き合って移動する位置に、チェーン切断検知装
置が設けられており、該チェーン切断検知装置は、チェ
ーンの下方に長手方向に所要の間隔で並んで設けられ、
かつ、起立するように付勢されていて、チェーンが切断
した際、切断して垂下したチェーンの衝突によって転倒
する複数の転倒板と、いずれかの転倒板にチェーンが衝
突した際、その上流側のすべての転倒板が転倒するよう
に転倒板同士を順次連結した紐状部材と、転倒板の上流
側に設けられ転倒板の転倒に連動して紐状部材に引っ張
られて作動するスイッチとから構成されている水平循環
式動く歩道が提供される。
【0008】好ましい実施形態によれば、上記チェーン
切断検知装置は、下流側の転倒板列と上流側の転倒板列
の間に設けられており、スイッチには回転軸を挟んで上
下に2本のアームが設けられており、一方のアームには
下流側の転倒板列の転倒板同士に順次連結し、その内の
最も上流側の転倒板に連結した紐状部材を、他方のアー
ムには上流側の転倒板列の転倒板同士を順次連結し、上
流側の転倒板列の最も上流側の転倒板のさらに上流側に
設けたシーブに巻き回して最も上流側の転倒板に連結し
た紐状部材をそれぞれ連結していて、いずれかの転倒板
が転倒するといずれかの紐状部材に引っ張られてアーム
が回動してスイッチが作動するようになっている。
【0009】次に本発明の作用について説明する。各パ
レットは、直線部の中間ではパレット同士を連結したチ
ェーンにより互いに引き合って移動する。このチェーン
により互いに引き合って移動する位置は、動く歩道の内
でパレットが高速で移動する位置であり、チェーン切断
検知装置は、この高速で移動する位置のチェーンの下方
に設けられている。通常、チェーンはチェーン切断検知
装置の上方を通過しながら循環してパレットを移動して
いる。動く歩道の運転中、チェーンが切断するとチェー
ンは垂下し、切断した位置下方の転倒板をたたいて転倒
板を転倒させる。各転倒板は紐状部材によって連結され
ているので、1枚の転倒板が転倒すると、その上流側の
他の転倒板が紐状部材に引っ張られて同じ方向にすべて
転倒する。このとき各転倒板を連結している紐状部材に
引っ張られてアームが回動してスイッチが作動し、動く
歩道の運転を瞬時に停止する。このように、チェーンが
切断するとスイッチが作動して動く歩道の運転を瞬時に
停止するので、片方のチェーンにより引っ張られたとき
に生ずるパレットの不安定な挙動をなくすことができ、
切断したチェーンによって周辺機器の破損するのを防止
することができる。
【0010】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施
形態について、図面を参照して説明する。図1は水平循
環式動く歩道の全体概要図で、(A)は平面図、(B)
は側面図である。図2は図1(A)のA−A矢視図であ
る。図3は図2のA−A矢視図である。図4はチェーン
切断検知装置の配置図である。図5は図4のa部の拡大
図で、(A)は一部平面図、(B)は(A)の側面図で
ある。図6はスイッチの図で、(A)は側面図、(B)
は(A)のA−A矢視図である。図7は転倒板の側面図
である。図8はチェーン切断検知装置の作動図である。
なお、これらの図において図9ないし図13で説明した
ものと共通する部材は同じ符号を用いて説明し、重複す
る説明を省略する。
【0011】図1および図2に示すように、2個の直線
部1a,1bと2個の半円の円弧状部1c,1dとを無
端状に組み合わせて環状に形成したレール11上に、多
数のパレット3を互いに一部分が重り合うように連接し
て載置し、パレット3上に人員を乗せて移動する水平循
環式動く歩道1であって、前記直線部1a,1bが往路
と復路の動く歩道になっており、半円の円弧状部1c,
1d近傍の直線部1a,1bには入口側または出口側で
ピッチが短く、中間側でピッチが長い、レール11に沿
って設けられた螺旋状のねじ溝16aを有するスクリュ
ーロッド16を合計4組設け、スクリューロッド16の
ねじ溝16aに、それぞれパレット3下面の突起17に
突設したローラ18を係合し、スクリューロッド16を
回転させてパレット3を移動するようになっている。半
円の円弧状部1c,1dでは後方のパレット3前面の凹
部3aと前方のパレット3下面の突起3cを係合させて
互いに押し合うことにより移動し、直線部1a,1bの
中間ではパレット3同士を連結したチェーン22により
互いに引き合って移動するようになっている。2は半円
の円弧状部1c,1dに設けた乗降部で、2aは乗口
部、2bは降口部である。
【0012】チェーン22の両端は、ばね機構22bを
有するスイベル機構22aとターンバックル22cに連
結したスイベル機構22dを介してパレット3下面のア
ーム7に設けた固定部材8に枢着され(図2、図3)、
パレット3同士を連結している。
【0013】チェーン切断検知装置12は、チェーン2
2下方の長手方向に所要の間隔で並んで設けられ、か
つ、起立するように付勢されていて、チェーン22が切
断した際、切断して垂下したチェーン22の衝突によっ
て転倒する複数の転倒板20,20aと、いずれかの転
倒板20,20aにチェーン22が衝突した際、その上
流側のすべての転倒板20,20aが転倒するように転
倒板20,20a同士を順次連結した紐状部材(ロー
プ)24aと、転倒板20の上流側に設けられ転倒板2
0aの転倒に連動してロープ24に引っ張られて作動す
るスイッチ13とから構成されている。
【0014】チェーン切断検知装置12は、図1(A)
に示すM部、N部または図4に示すA部、B部、C部、
D部のパレット3同士を連結したチェーン22の下方部
であって、往路と復路のパレット3同士がチェーン22
により互いに引き合って移動する位置に設けられてい
る。なお、図1は距離の短い動く歩道であり、図4は距
離の長い動く歩道であり、A部、B部間およびC部、D
部間に一定ピッチのスクリューロッドを有する図示しな
い補助駆動装置が設けられている。
【0015】転倒板20,20aは、チェーン22下方
の長手方向に所要の間隔で並んで、動く歩道1の基礎フ
レーム4上に設けられている(図2、図3、図5、図
7)。転倒板20,20aの下端は、基礎フレーム4上
に固定した固定板20dに、ばね20eによって起立す
るように付勢されて設けられている(図7)。25は転
倒板20,20aの上端にピン25aによって枢着され
たロープ止金具である。
【0016】図5はスイッチ13を、下流側の転倒板列
20Aと上流側の転倒板列20Bの間に設けた例を示し
ている。スイッチ13には回転軸13aを挟んで上下に
2本のアーム13b,13cが設けられており(図
6)、一方のアーム13bには下流側の転倒板列20A
の転倒板20同士に順次連結し、その内の最も上流側の
転倒板20aに連結したロープ24を、他方のアーム1
3cには上流側の転倒板列20Bの転倒板20c同士を
順次連結し、上流側の転倒板列20Bの最も上流側の転
倒板20bのさらに上流側に設けたシーブ21に巻き回
して最も上流側の転倒板20bに連結したロープ24b
をそれぞれ連結していて、いずれかの転倒板20,20
a,20b,20cが転倒すると上流側または下流側の
転倒板列20A,20Bの転倒に連動してロープ24,
24bに引っ張られてアーム13a,13bが回動して
作動するようになっている(図5、図6)。24a,2
4cは各転倒板20,20a,20b,20c間をロー
プ継手24bを介して連結したロープである。ロープ2
4,24a,24b,24cは、各転倒板20,20
a,20b,20c間に弛みが生じない程度の張力をか
ける。23はスイッチ13と下流側の転倒板列20Aお
よび上流側の転倒板列20Bの間の架台4上に設けたロ
ープ24,24bを案内するガイドである。なお、スイ
ッチ13は、転倒板20,20a,20b,20cが転
倒したときにも作動範囲を越えないようにアーム13
b,13cの長さ、下流側の転倒板列20Aの最も上流
側の転倒板20aのロープ24の取り付け位置、上流側
の転倒板列20Bの最も上流側の転倒板20bのロープ
24bの取り付け位置およびアーム13b,13cの回
転作動範囲を決めている。14はスイッチ13の架台で
ある。
【0017】次に本実施形態の作用について説明する。
各パレット3は、直線部1a,1bの中間ではパレット
3同士を連結したチェーン22により互いに引き合って
移動する。このチェーン22により互いに引き合って移
動する位置は、動く歩道1の内でパレット3が高速で移
動する位置であり、チェーン切断検知装置12は、この
高速で移動する位置のチェーン22の下方に設けられて
いる。通常、チェーン22はチェーン切断検知装置12
の上方を通過しながら循環してパレット3を移動してい
る。動く歩道1の運転中、チェーン22が切断するとチ
ェーン22は垂下し、切断した位置下方の転倒板20,
20a,20b,20cをたたいて転倒板20,20
a,20b,20cを転倒させる。各転倒板20,20
a,20b,20cはロープ24,24a,24b,2
4cによって連結されているので、1枚の転倒板20,
20a,20b,20cが転倒すると、図8に仮想線で
示すように、ばね20aに抗して上流側の他の転倒板2
0,20a,20b,20cがロープ24,24a,2
4b,24cに引っ張られて同じ方向にすべて転倒す
る。このとき各転倒板20,20a,20b,20cを
連結しているロープ24,24bに引っ張られてアーム
13b,13cが回動してスイッチ13が作動し、動く
歩道1の運転を瞬時に停止する。このように、チェーン
22が切断するとスイッチ13が作動して動く歩道1の
運転を瞬時に停止するので、片方のチェーン22のみに
より引っ張られたときに生ずるパレット3の不安定な挙
動をなくすことができ、切断したチェーン22によって
周辺機器の破損するのを防止することができる。
【0018】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更
が可能である。たとえば、紐状部材はロープでなくピア
ノ線でもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、チ
ェーンが切断した際、チェーンの下方部に設けたチェー
ン切断検知装置が作動して動く歩道の運転を瞬時に停止
するので、パレットの不安定な挙動をなくすことがで
き、切断したチェーンによって周辺機器の破損するのを
防止することができるなど優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平循環式動く歩道の全体概要図であ
り、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図2】図1(A)のA−A断面図である。
【図3】図3のA−A断面図である。
【図4】チェーン切断検知装置の配置図である。
【図5】図4のa部の拡大図で、(A)は一部平面図、
(B)は(A)の側面図である。
【図6】スイッチの図で、(A)は側面図、(B)は
(A)のA−A矢視図である。
【図7】転倒板の側面図である。
【図8】チェーン切断検知装置の作動説明図である。
【図9】特開平11−180664号に記載の水平循環
式動く歩道の全体概要図で、(A)は平面図、(B)は
側面図である。
【図10】図9の一部平面図である。
【図11】パレットの側面図である。
【図12】図10のA−A矢視図である。
【図13】パレット可変速装置の説明図で、(A)は平
面図、(B)は(A)の側面図、(C)は高速部を示す
図、(D)は減速部を示す図、(E)は乗降部を示す図
である。
【符号の説明】
1 水平循環式動く歩道 1a,1b 直線部 1c,1d 半円の円弧状部 2 乗降部 2a 乗口部 2b 降口部 3 パレット 3a 凹部 3c 突起 6 走行ローラ 7 アーム 8 チェーン固定部材 11 レール 12 チェーン切断検知装置 13 スイッチ 15 パレット可変速装置 16 スクリューロッド 16a ねじ溝 18 ローラ 19 スクリューロッド駆動装置(モータ) 20,20a,20b,20c 転倒板 20d 固定板 20e ばね 20A 下流側の転倒板列 20B 上流側の転倒板列 21 シーブ 22 チェーン 24,24a,24b,24c 紐状部材(ロープ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の直線部と2個の半円の円弧状部と
    を無端状に組み合わせて環状に形成したレール上に、多
    数のパレットを互いに一部分が重り合うように連接して
    載置し、パレット上に人員を乗せて移動する水平循環式
    動く歩道であって、前記直線部が往路と復路の動く歩道
    になっており、半円の円弧状部近傍の直線部には入口側
    または出口側でピッチが短く、中間側でピッチが長い、
    レールに沿って設けられた螺旋状のねじ溝を有するスク
    リューロッドが設けられ、該スクリューロッドのねじ溝
    に、パレット下面に突設したローラを係合し、スクリュ
    ーロッドを回転させてパレットを移動するようになって
    おり、半円の円弧状部では後方のパレット前面と前方の
    パレット下面の突起を当接させて互いに押し合うことに
    より移動し、直線部の中間ではパレット同士を連結した
    チェーンにより互いに引き合って移動するようになって
    いる水平循環式動く歩道において、パレット同士を連結
    したチェーンの下方部であって、往路と復路のパレット
    同士がチェーンにより互いに引き合って移動する位置
    に、チェーン切断検知装置が設けられており、該チェー
    ン切断検知装置は、チェーンの下方に長手方向に所要の
    間隔で並んで設けられ、かつ、起立するように付勢され
    ていて、チェーンが切断した際、切断して垂下したチェ
    ーンの衝突によって転倒する複数の転倒板と、いずれか
    の転倒板にチェーンが衝突した際、その上流側のすべて
    の転倒板が転倒するように転倒板同士を順次連結した紐
    状部材と、転倒板の上流側に設けられ転倒板の転倒に連
    動して紐状部材に引っ張られて作動するスイッチとから
    構成されていることを特徴とする水平循環式動く歩道。
  2. 【請求項2】 上記チェーン切断検知装置は、下流側の
    転倒板列と上流側の転倒板列の間に設けられており、ス
    イッチには回転軸を挟んで上下に2本のアームが設けら
    れており、一方のアームには下流側の転倒板列の転倒板
    同士に順次連結し、その内の最も上流側の転倒板に連結
    した紐状部材を、他方のアームには上流側の転倒板列の
    転倒板同士を順次連結し、上流側の転倒板列の最も上流
    側の転倒板のさらに上流側に設けたシーブに巻き回して
    最も上流側の転倒板に連結した紐状部材をそれぞれ連結
    していて、いずれかの転倒板が転倒するといずれかの紐
    状部材に引っ張られてアームが回動してスイッチが作動
    するようになっている請求項1記載の水平循環式動く歩
    道。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105366525A (zh) * 2015-12-14 2016-03-02 邢启亮 一种扶手电梯紧急停车连锁装置
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