JP2001078999A - 皮下脂肪厚計 - Google Patents

皮下脂肪厚計

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JP2001078999A
JP2001078999A JP26012599A JP26012599A JP2001078999A JP 2001078999 A JP2001078999 A JP 2001078999A JP 26012599 A JP26012599 A JP 26012599A JP 26012599 A JP26012599 A JP 26012599A JP 2001078999 A JP2001078999 A JP 2001078999A
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subcutaneous fat
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JP26012599A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsumoto
健司 松本
Masayoshi Miyahara
正芳 宮原
Yuji Ishihara
雄二 石原
Kenji Kato
健司 加藤
Hirobumi Shindo
博文 進藤
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、超音波プローブを用いる皮下脂肪
厚の測定に利用される皮下脂肪厚計を提供することを目
的とする。 【解決手段】 プローブ1は高密度ポリエチレンを素材
として略円柱状に形成され、一端に超音波を発信する超
音波素子2が設けられている。そして皮膚接触面3とな
るもう一方の端面にはシリコン樹脂を1コートしたシリ
コン膜4の上に超親水性を与えるため酸化チタン膜4を
塗布している。親水性の酸化チタンによる皮膚接触面3
の保湿性能と光触媒効果によりプローブ1表面に付着す
る油脂などの汚れ成分が常に酸化し清浄化されるため親
水性が維持され、超音波が皮膚で反射して発生する端面
エコーを押え、検出精度を維持向上できる皮下脂肪厚計
を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波プローブを
用いる皮下脂肪厚の測定に利用される皮下脂肪厚測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の皮下脂肪厚測定装置は、
特開平7−294236号公報および特開平9−206
302号公報に、超音波を送信ならびに受信するプロー
ブを皮膚に当接させ、前記プローブから体内に向けて送
信した超音波が脂肪と筋肉との境界で反射して生じた反
射波(エコー)を受信して皮脂厚を測定する超音波皮脂
厚測定方法において、水滴を保持可能な粗さに粗面化し
たプローブ表面の全体に亘って石鹸を付着させ、さら
に、その上から水を付着させて全体に広げ、その後、プ
ローブを皮膚に当接させることによりプローブ表面全体
と皮膚との間への空気の侵入を防止すること、そして皮
膚に接触するプローブ表面に親水性フイルムで形成され
た接触膜を設けることにより、超音波が皮膚で反射する
端面エコーがなく検出精度を確保するようにしているも
のが示されている。
【0003】また、特開平6−327668号公報に
は、音響インピーダンスが水のそれに近似する値を有す
る樹脂材料よりなり、その一端に超音波放射・受信面を
形成した超音波遅延線と、この超音波遅延線と超音波振
動子とにより構成された超音波トランスデューサと、送
受信回路と、超音波エコーの到達時間の計測手段からの
出力より人体脂肪厚を計算するための演算手段と、この
演算出力の表示手段が本体に一体とすることで一般家庭
でも利用し得る程度に安価にできる構成が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の皮下
脂肪厚測定装置では、プローブそのものの皮膚接触面を
水滴保持可能な粗さに直接粗面加工しているため、皮膚
接触時の滑り性が悪く、使用感が損なわれる。また、保
湿性能に劣り乾燥しやすい。さらに、プローブそのもの
の皮膚接触面を直接粗面加工しているため、使用中の接
触摩擦やプローブ面の傷つきにより、粗面加工が潰れて
水滴の保持性能の低下という課題があり、使用感ならび
に保湿性の維持向上を図ることが要求されている。
【0005】また、測定時にはプローブ表面の全体に添
って石鹸と水を付着させて皮膚に接触しなければなら
ず、半着衣状態等での測定では衣服に石鹸水が付着しな
い配慮を要するという課題があり、測定時の使用簡便性
の向上が要求されている。
【0006】また、親水性フイルムを使用したものは、
フイルム破れ等、破損しやすく強度が低いという課題が
あり、耐久性の向上を図ることが要求されている。
【0007】また、プローブは本体に固定されており、
皮膚に当てて皮下脂肪厚を測定した際、筋肉組織が凹凸
しているため、反射波(エコー)が諸方に拡散して検知
することができない場合がある。このため反射波を捕ら
えるには、皮膚をプローブでなでるように加減をしなが
ら本体を動かさねばならないという操作性の課題があ
り、成人病の増加という社会情勢の中で健康管理の基本
的管理項目として肥満判定指標である皮下脂肪厚を、一
般家庭で日常的に測定するにあたり経験や熟練を必要と
せずに的確に操作のできることが要求されている。
【0008】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、皮膚への接触が滑らかで保湿性がよく、摩擦に
耐えることができ、格別の配慮を必要とせずに簡便に使
用できる皮下脂肪厚計を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の皮下脂肪厚計は
上記目的を達成するために、超音波を送信ならびに受信
するプローブを皮膚に当接させ、このプローブから体内
に向けて送信した超音波が脂肪と筋肉との境界で反射し
て生じた反射波(エコー)を受信して皮脂厚を測定する
超音波皮脂厚測定方法において、高水分保湿性の超親水
性保湿部材でプローブの皮膚接触面を被覆したものであ
る。
【0010】本発明によれば、容易にプローブの表面に
水分を保持でき、別途に滑剤を使用することなく皮膚へ
の使用感がよく耐久性のある皮下脂肪厚計が得られる。
【0011】また、超音波を送信ならびに受信して、皮
脂厚を測定するために皮膚に当接させるプローブに直交
する第1軸でこのプローブを軸支するプローブ支持部
と、このプローブ支持部を第1軸に直交して軸支する第
2軸を設け、第1軸および第2軸を任意の角度まで駆動
する第1駆動部および第2駆動部を設け、送信した超音
波の反射波を受信するまで第1駆動部および第2駆動部
を作動させる制御部を備えた構成とする。
【0012】本発明によれば、的確な検知ができるよう
自動調節機能が働くことで、経験や熟練を必要とせずに
容易に計測ができる皮下脂肪厚計が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、皮膚に当接したプロー
ブから体内に向けて送信した超音波が、脂肪と筋肉との
境界で反射して生じた反射波(エコー)を受信して皮脂
厚を測定する、超音波皮脂厚測定方法のプローブの皮膚
接触面を、高水分保湿性の超親水性保湿部材で被覆した
ものであり、プローブ自体の表面に特別な加工が不要で
超親水性保湿能力を有する素材の選択肢が増え、適切な
ものを使用することができる。
【0014】また、他の手段は、高水分保湿性で水分を
保持可能な複数の微細穴を有した極薄の保湿シート材を
張設した保湿部材をプローブの皮膚接触面に取外し自在
に係合したものであり、使用に伴う汚染洗浄や消耗によ
る取替えを容易にすることができる。
【0015】また、他の手段は、保湿部材の保湿シート
材は皮膚接触面に滑り性を向上させるための被覆をした
ものであり、使用感を向上することができる。
【0016】また、他の手段は、保湿部材の皮膚接触面
の外周端面部を面取り丸め構造としたものであり、検知
操作時のプローブ接触角度の微調整をし易くすることが
できる。
【0017】また、他の手段は、超音波を送信ならびに
受信するプローブに直交する第1軸でプローブを軸支す
るプローブ支持部と、このプローブ支持部を第1軸に直
交して軸支する第2軸を設け、第1軸および第2軸を任
意の角度まで駆動する第1駆動部および第2駆動部を設
け、送信した超音波の反射波を受信するまで第1駆動部
および第2駆動部を作動させる制御部を設けたものであ
り、プローブを皮膚に当てるだけで、経験や熟練を要せ
ず簡単に計測することができる。
【0018】また、他の手段は、超音波の反射波を検知
した設定角で第1駆動部と第2駆動部を一旦停止して、
1回以上の規定反射を受信し、送受信時間のデータを取
り込み、さらに第1駆動部と第2駆動部を駆動し、複数
の箇所で同様の動作を繰り返し、蓄積されたデータから
脂肪の厚みを演算する最適脂肪厚判定手段を設けたもの
であり、プローブの接触圧の変化による測定値の変動を
解消することができる。
【0019】また、他の手段はプローブ支持部の内部に
空洞を設けプローブを入れ、プローブを密閉するよう
に、プローブの皮膚接触面側に蓋部を設け、プローブの
周りを例えば水等の液体で充填したものであり、プロー
ブが皮膚に直接当たらないため、プローブ動作時に必要
以上に皮膚を押さえたりすることなくプローブの角度を
変えることができる。
【0020】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0021】
【実施例】(実施例1)図1に示すように、プローブ1
は高密度ポリエチレンを素材として略円柱状に形成さ
れ、一端に超音波を発信する超音波素子2が設けられて
いる。そして皮膚接触面3となるもう一方の端面にはシ
リコン樹脂を1コートしたシリコン膜4の上に超親水性
を与えるため酸化チタン膜4を塗布している。このよう
なポリエチレンのプローブ材の皮膚接触面3に、水原子
に対して接触角度の非常に低く、親水性の酸化チタンを
コーティングすることにより、プローブ材の皮膚接触面
3自体を親水性とすることで、プローブ表面を機械的加
工することなく保湿性能を確保している。さらに酸化チ
タンは光触媒材料であり、接触物質の酸化を促進し腐食
劣化する作用を有するものであり、この光触媒効果によ
りプローブ1表面に付着する油脂などの汚れ成分が常に
酸化し清浄化されるため親水性が維持され、分子レベル
の構造体による保湿性が確保できる。また、ポリエチレ
ン材である皮膚接触面3の表面に親水性の酸化チタンを
コーティングする前に、シリコン樹脂をコーティングす
ることで、酸化チタンの光触媒効果によるポリエチレン
材の腐食劣化を防止するものである。
【0022】(実施例2)図2および図3は、高密度ポ
リエチレンを素材とする略円柱状に形成されたプローブ
6のケース外郭7から突き出た皮膚接触面8側を段部6
Aとしたものである。そして段部6Aの外周に係合する
所定幅の外周を有し面側は中空の係合枠9を形成し、前
記中空の面側に高水分保湿性で水分を保持可能な複数の
微細穴を有した極薄の保湿シート材10を展着すること
により、プローブ6の皮膚接触面8に取外し自在に冠着
する保湿部材11とする。保湿シート材10はナイロン
系の保湿繊維素材10Aで編成し、図4に示すように皮
膚Sとの接触面側にシリコン系の潤滑剤を塗布すること
で潤滑膜12を形成する。保湿部材11は取外し自在に
冠着する構造としているため、保湿性能等が低下した場
合、新規のものに取替えることができる。
【0023】図5は、真の皮膚接触面Fである保湿部材
11の外周端面部9Aを面取り丸め構造としたものを示
す。外周端面部9Aの面取り部9Bを設けることで、保
湿シート材10の皮膚Sとの接触面側に塗布し潤滑膜1
2を形成するシリコン系の潤滑剤が、面取り部9Bまで
展延し、プローブ6の皮膚接触時の滑り性を向上するも
のである。
【0024】(実施例3)図6および図7に、超音波を
発信するプローブを皮膚に当接させ、前記プローブから
体内に向けて送信した超音波が脂肪と筋肉との境界で反
射して生じた反射波(エコー)を受信して皮脂厚を測定
する超音波皮脂厚測定に用いるプローブ本体の構成を示
す。本体13は合成樹脂で卵殻状に形成され、プローブ
14の皮膚接触面側を内部より突出するように保持して
いる。ほかにプローブ14の他端に振動子15が設けら
れている。プローブ14は皮膚接触面の反対側を直交す
る第1軸17により、一端を閉塞した円筒状のプローブ
支持部17の内部閉塞側へ軸支され、前後に任意の角度
まで揺動(矢示)するよう第1駆動部18によって駆動
される。そしてプローブ支持部17は第2軸19によっ
て本体13に軸支され、第2駆動部20によって第1軸
16と直交する方向に揺動するよう駆動される。図8に
示すように、制御部21は振動子15を含む超音波送信
受信手段22と、発信した超音波の反射波(エコー)の
受信を検知し、そのデータを記憶するデータ記憶手段2
3と、反射の規定回数判断手段24と、これらのデータ
から脂肪厚を判定する脂肪厚演算手段25から構成して
いる。
【0025】上記構成から図9に示すように、使用者が
測定する人体(自身を含む)の皮膚にプローブ14を密
着し測定を開始すると、振動子15から超音波が発信さ
れ、皮下脂肪層を透過し、その下の筋肉の表面に反射す
る反射波(エコー)を超音波送信受信手段22で受信す
る。しかし筋肉は筋肉繊維の束であり、その表面は凹凸
の連続で反射波(エコー)が発信方向へ戻ってくるとは
限らない。そこでデータ記憶手段23で発信・受信の回
数を記憶し、規定回数判断手段24で所定時間毎に正し
い方向からの反射波(エコー)の規定回数の有無を確認
し、有りの場合は脂肪厚演算手段25で脂肪厚を判定す
る。無しの場合は第1駆動部18および第2駆動部20
によって自動的にプローブ14の角度を変化させ反射波
を検知できる方位に設定するまで測定動作を繰返すか
ら、使用者がプローブ14を動かして当たり具合を調節
する必要はない。皮下脂肪厚を容易に確実に測定できる
と、体重と身長を合わせて標準体重および肥満率やBM
I(体重/身長)を簡単に算出できる。
【0026】(実施例4)図10および図11は、上記
実施例3の制御部21に測定終了回数判定手段26を加
えた制御部21Aを示すものである。すなわち、最初に
エコーを検知した方位(設定角)で第1駆動部18と第
2駆動部20を一旦停止して、1回以上の規定反射を受
信し、送受信時間のデータを取り込み、さらに第1駆動
部18と第2駆動部20を駆動し、複数の方位で同様の
動作を繰り返し、蓄積されたデータから脂肪の厚みを脂
肪厚判定手段25で演算し判定する。このように複数の
検知したデータから、プローブ14を当てた位置の皮下
脂肪の厚みを判断する。
【0027】(実施例5)図12に示すものは、プロー
ブ支持部の内部の中空部27にプローブ28をいれ、プ
ローブを密閉するように、皮膚接触面側に例えばプロー
ブがどのような角度になっていても反射波をとらえるよ
うに球面処理を施した蓋部を設け、プローブの周りを水
で充填しプローブを皮膚に直接当てないことで、プロー
ブの駆動により皮膚を必要以上に押さえることがないた
めプローブの押さえつけ方による測定値の変動をなくせ
るものである。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、プローブの皮膚接触面を高水分保湿性の超親
水性材で被覆しているため、より乾燥し難く保湿性の維
持確保が良好で、滑り性が高く使用感が向上する。ま
た、プローブに直接被覆することで破損しにくいという
効果のある皮下脂肪厚計を提供できる。
【0029】また、プローブの皮膚接触面に保湿シート
材を取外し自在に係合する製造としているため、保湿性
能等が低下した場合、新規の保湿シート材に取替え可能
となるため、保湿性能の維持向上が容易にできる。また
医療機関での多数の人に使用する場合には、取替え殺菌
が容易で感染症への対応ができるという効果のある皮下
脂肪厚計を提供できる。
【0030】また、保湿シート材自体が水分を保持しプ
ローブ表面全体に均一に水分を分布させるため、石鹸等
の添加が不要で着衣へ異物付着の心配がなく、測定をし
易くするという効果のある皮下脂肪厚計を提供できる。
【0031】また、保湿部材の皮膚接触面の外周端面部
を面取り丸め構造とし、保湿シート材の皮膚接触面に潤
滑剤を被覆しているため、プローブの皮膚接触時の滑り
性が向上使用感を改善できるという効果のある皮下脂肪
厚計を提供できる。
【0032】また、使用者が本体を動かす必要がなく、
また筋肉組織の凹凸の影響やプローブの押え方による変
化を受け難くなり、一般家庭で使用しても測定エラーお
よび判定結果の変動を軽減できるという効果のある皮下
脂肪厚計を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のプローブ側面図
【図2】同実施例2のプローブと保湿部材の取付状態斜
視図
【図3】同保湿部材の構成説明側面図
【図4】同保湿シート材の潤滑剤塗布状態説明側断面図
【図5】同保湿部材の外周端面部断面図
【図6】同実施例3の全体構成を示す要部断面図
【図7】同プローブの動作説明斜視図
【図8】同制御部を示すブロック図
【図9】同皮下脂肪厚判定のプログラムを示すフローチ
ャート
【図10】同実施例4の制御部を示すブロック図
【図11】同皮下脂肪厚判定のプログラムを示すフロー
チャート
【図12】同実施例5のプローブを示す要部断面図
【符号の説明】
1、6、14、28 プローブ 2 超音波素子 4 シリコン膜 5 酸化チタン膜 10 保湿シート 11 保湿部材 12 潤滑膜 13 本体 15 振動子 16 第1軸 17 プローブ支持軸 18 第1駆動部 19 第2軸 20 第2駆動部 21、21A 制御部 22 超音波受信手段 23 データ記憶手段 24 規定回数判断手段 25 脂肪厚演算手段 26 測定終了回数判断手段 27 中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 雄二 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 加藤 健司 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 進藤 博文 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 4C301 AA02 DD22 DD30 EE12 EE13 GA01 GA03 GA07 GA11 GC02 LL05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送信ならびに受信するプローブ
    を皮膚に当接させ、前記プローブから体内に向けて送信
    した超音波が人体内の脂肪と筋肉との境界で反射して生
    じた反射波(エコー)を受信して皮脂厚を測定する超音
    波皮脂厚測定方法において、高水分保湿性の超親水性保
    湿部材で前記プローブの皮膚接触面を被覆した皮下脂肪
    厚計。
  2. 【請求項2】 高水分保湿性で水分を保持可能な複数の
    微細穴を有した極薄の保湿シート材をプローブの皮膚接
    触面に取外し自在に係合した保湿部材を備えた請求項1
    記載の皮下脂肪厚計。
  3. 【請求項3】 保湿部材の保湿シート材は皮膚接触面を
    滑り性を有する素材で被覆した請求項1または2記載の
    皮下脂肪厚計。
  4. 【請求項4】 保湿部材の皮膚接触面の外周端面部を面
    取り丸め構造とした請求項1、2または3記載の皮下脂
    肪厚計。
  5. 【請求項5】 超音波を送信ならびに受信するプローブ
    を皮膚に当接させ、前記プローブから体内に向けて送信
    した超音波が人体内の脂肪と筋肉との境界で反射して生
    じた反射波(エコー)を受信して皮脂厚を測定する超音
    波皮脂厚測定方法において、前記プローブに直交する第
    1軸と、前記第1軸によって前記プローブを軸支するプ
    ローブ支持部と、前記プローブ支持部を前記第1軸に直
    交して軸支する第2軸と、前記第1軸を任意の角度まで
    駆動する第1駆動部と、前記第2軸を任意の角度まで駆
    動する第2駆動部と、送信した前記超音波の反射波を受
    信するまで前記第1駆動部および前記第2駆動部を作動
    させる制御部を備えた皮下脂肪厚計。
  6. 【請求項6】 超音波の反射波を検知した設定角で第1
    駆動部および第2駆動部を一旦停止して、1回以上の規
    定反射を受信し、送受信時間の検知データを取り込み、
    さらに第1駆動部と第2駆動部を駆動し、複数の箇所で
    同様の動作を繰り返し、蓄積された前記検知データから
    脂肪の厚みを演算する最適脂肪厚判定手段を設けた請求
    項5記載の皮下脂肪厚計。
  7. 【請求項7】 プローブ支持部の内部にプローブを入
    れ、プローブを密閉するようにプローブ支持部の皮膚接
    触面側に蓋部を設け、プローブの全体を液体で浸した請
    求項5または6記載の皮下脂肪厚計。
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