JP2001078859A - 食品陳列装置 - Google Patents

食品陳列装置

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JP2001078859A
JP2001078859A JP25698799A JP25698799A JP2001078859A JP 2001078859 A JP2001078859 A JP 2001078859A JP 25698799 A JP25698799 A JP 25698799A JP 25698799 A JP25698799 A JP 25698799A JP 2001078859 A JP2001078859 A JP 2001078859A
Authority
JP
Japan
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air
duct
food
sucked
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP25698799A
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English (en)
Inventor
Hideo Aoki
日出雄 青木
Masakazu Sakata
雅一 坂田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露出状態で食品を衛生的に陳列できる食品陳
列装置を提供する。 【解決手段】 開口6を備えた陳列室7内に、食品を露
出状態で陳列する。空気中の塵埃を除去するフィルタ装
置28を備え、フィルタ装置28を通過させた空気を、
陳列室7内に吹き出す手段を備え、フィルタ装置28に
紫外線殺菌ランプ32により紫外線を照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンや惣菜などの
食品を露出状態で陳列するのに好適な食品陳列装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば焼きたてのパンや惣菜など
の食品は、例えば特開平8−256883号公報の如
く、食品を露出した状態で陳列することにより、その周
囲に食品の薫りを漂わせ、顧客の購買意欲を促進させる
販売形態が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、食品を
露出状態で棚などに陳列することは、食品が直接外気に
晒されることになる。そのため、空気中の塵埃に含まれ
た微生物が食品に付着してしまい、衛生上の問題が生じ
る。
【0004】そこで、パンなどを透明なビニール袋など
に入れて販売することも考えられるが、この方法では、
食品の薫りを周囲に漂わせることが不可能となり、フレ
ッシュベーカリーを訴求する店舗では、顧客の購買意欲
を促進できないために、実際上採用できない問題があっ
た。
【0005】そこで、フィルタ装置により塵埃が除去さ
れた空気を陳列室内に循環させれば、露出状態で陳列さ
れた食品に微生物が付着することを回避することが可能
となる。しかしながら、係る場合にも陳列室外から侵入
した微生物を含んだ塵埃がフィルタ装置の表面に付着す
るため、フィルタ装置自体が不衛生な状態となり、係る
フィルタ装置を通過する空気も衛生上問題が生じる。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、露出状態で食品を衛生的
に陳列できる食品陳列装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の食品陳列装置
は、開口を備えた陳列室内に、食品を露出状態で陳列す
るものであって、空気中の塵埃を除去するフィルタ装置
と、このフィルタ装置を通過させた空気を、陳列室内に
吹き出す手段とを備え、紫外線殺菌ランプによりフィル
タ装置に紫外線を照射することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、開口を備えた陳列室内
に、食品を露出状態で陳列するものであって、空気中の
塵埃を除去するフィルタ装置と、このフィルタ装置を通
過した空気を陳列室内に吹き出す手段とを備えた食品陳
列装置において、紫外線殺菌ランプにより、フィルタ装
置に紫外線を照射するようにしたので、フィルタ装置に
捕獲された細菌やカビ等の微生物を死滅させることがで
き、フィルタ装置及びフィルタ装置を通過する空気を極
めて衛生的なものとすることができるようになる。
【0009】これにより、陳列室内に陳列された食品に
微生物が付着する不都合を、より一層効果的に回避する
ことができるようになり、衛生的に露出状態の食品を陳
列することが可能となるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用した食品陳列装置
1の縦断側面図、図2は食品陳列装置1の正面図を示し
ている。実施例の食品陳列装置1は、例えばフレッシュ
ベーカリーショップに設置されるパン用のショーケース
であり、外装ケース3から本体4が構成され、この外装
ケース3内に、前面に開口6を備えた陳列室7が構成さ
れている。
【0011】この外装ケース3の背面3Aの外側略中央
部には、上下に渡って主ダクト8が構成されている。こ
の主ダクト8は、図示しない仕切板によって左右に区画
されており、正面から見て右側には吐出ダクトが、左側
には吸込ダクトがそれぞれ上下に渡って形成されてい
る。また、陳列室7下方の外装ケース3内には機械室9
が構成されており、この機械室9の前面はパネル11に
より開閉自在に閉塞されている。そして、外装ケース3
の背面3Aの外側の主ダクト8の前記吐出ダクト及び吸
込ダクトはそれぞれ下端において機械室9内に連通して
いる。
【0012】また、外装ケース3の天面3Bとその下側
に取り付けられた仕切板2間には、前記吐出ダクトの上
部と連通する上部ダクト15が形成されている。この上
部ダクト15の前端には吹出口12が構成され、下方の
開口6に向けて開放されている。この吹出口12内には
整流用のハニカム材10が取り付けられている。そし
て、外装ケース3の底面3Cとその上側の仕切板2B間
には、前記吸込ダクトと連通する下部ダクト25が形成
されている。この下部ダクト25の前端には吸込口29
が形成され、この吸込口29には細かい透孔(プレフィ
ルタとして機能する)が複数形成されたグリル31が取
り付けられている。
【0013】また、陳列室7内には棚16、16が上下
二段架設されている。各棚16内は中空とされており、
更にこの棚16内を上下に区画する仕切板20により、
棚16内上部には棚内吸込ダクト16Aが構成され、棚
16内下部には棚内吐出ダクト16Bがそれぞれ構成さ
れている。この棚内吸込ダクト16Aの後端は外装ケー
ス3の背面3Aを貫通して前記吸込ダクトに連通してい
る。また、棚内吐出ダクト16Bの後端は外装ケース3
の背面3Aを貫通して前記吐出ダクトに連通している。
【0014】また、上側の棚16の棚内吐出ダクト16
Bの前端には吹出口19が構成され、更に、下側の棚1
6の棚内吐出ダクト16Bの前端にも吹出口21が構成
されてそれぞれ下方の開口6に向けて開放されている。
そして、これら吹出口19、21内にも整流用のハニカ
ム材10が取り付けられている。また、棚16、16の
棚内吸込ダクト16A、16Aの前端には吸込口34、
34が形成され、この吸込口34、34の内側にも前述
同様のグリル31がそれぞれ取り付けられている。
【0015】一方、主ダクト8の下方に対応する位置の
前記機械室9内には、吸引型の送風機26がファンケー
シング27によって取り付けられており、この送風機2
6の吸込側にはフィルタ装置としてのHEPAフィルタ
28が配設されている。そして、このHEPAフィルタ
28の例えば斜め上方には、係るHEPAフィルタ28
に紫外線を照射を可能な位置に紫外線殺菌ランプ32が
取り付けられている。
【0016】また、機械室9内は仕切板30によって吸
込側と吐出側に区画されており、吸込側は前記主ダクト
8の吸込ダクトの下端と連通していると共に、吐出側は
前記主ダクト8の吐出ダクトの下端と連通している。そ
して、この機械室9の吐出側には、電気ヒータからなる
ダクトヒータ33が配設されている。
【0017】他方、本体4の上部には、加湿器35が設
けられており、この加湿器35の図示しない吐出口には
加湿用配管36が接続されている。この加湿用配管36
は、本体4の上端から外装ケース3の天面3B及び棚1
6、16を貫通して設けられており、陳列室7の棚16
上方又は棚16の下方において加湿された空気を吐出す
るための吐出口37が形成されている。
【0018】尚、前記送風機26、ダクトヒータ33、
紫外線殺菌ランプ32及び加湿器35はそれぞれ図示し
ない制御装置によって制御されるものとする。
【0019】また、本体4の底面四隅には移動用の車輪
36・・が取り付けられ、これにより、食品陳列装置1
は移動自在とされている。
【0020】以上の構成で次ぎに動作を説明する。陳列
室7の各棚16、16及び仕切板2B上には、例えば焼
きたてのパンがトレイに盛られ、且つ、露出状態で収納
陳列される。前記送風機26が運転されると、送風機2
6は後上方より空気を吸引して前方に吐出する。
【0021】係る送風機26の運転により、各吸込口2
9、34、34からは、それぞれグリル31を介して空
気が下部ダクト25及び棚内吸込ダクト16A、16A
内に吸引される。吸引された空気は、前記吸込ダクト内
に吸引された後、機械室9内に吸引される。
【0022】このようにして吸込ダクト内に入った空気
は、流下して機械室9内に入り、そこに設けられたHE
PAフィルタ28を通過する過程で微細な塵埃や、細菌
やカビ等の微生物まで捕獲される。ここで、HEPAフ
ィルタ28には斜め上方に取り付けられた前記紫外線殺
菌ランプ32から紫外線が照射されており、これによ
り、HEPAフィルタ28表面に捕獲された微生物や殺
菌などは死滅せられ、HEPAフィルタ28は常時衛生
的に維持される。
【0023】このように、衛生的に維持されているHE
PAフィルタ28を通過する空気は、より一層微生物が
含まれない衛生的な空気とされ、送風機26によってダ
クトヒータ33を通過して主ダクト8の前記吐出ダクト
内に吹き上げられる。この吐出ダクト内を上昇する清浄
空気の一部は、案内部材18、18により各棚内吐出ダ
クト16B、16B内に取り込まれる。
【0024】ここで、送風機26により流通される空気
は、予め紫外線殺菌ランプ32によりHEPAフィルタ
28に付着する細菌やカビ等の微生物が死滅せられた
後、係るHEPAフィルタ28を通過するため、極めて
衛生的なものとなり、露出状態で陳列室7内に収納され
た食品に微生物や塵埃が付着することを効果的に防止す
ることができるようになる。
【0025】そして、残りの清浄空気は上部ダクト15
内に取り込まれ、各吹出口12、19、21からは清浄
空気が開口6に向かって吹き出される。そして、清浄空
気はそれぞれの吹出口12、19、21の下方に形成さ
れた各吸込口34、34、29からそれぞれ棚内吸込ダ
クト16A、16A、下部ダクト25を介して前記吸込
ダクトに吸い込まれ、最終的には、機械室9内に吸引さ
れるので、これにより、棚16、16によって仕切られ
た各開口には清浄空気によるエアーカーテンがそれぞれ
構成されることになる。そして、このエアーカーテンに
よって開口6からの陳列室7内への塵埃の侵入は防止若
しくは抑制される。
【0026】これにより、吸込口34、34、19から
吸い込まれた空気は、送風機26に吸引させるので、吹
出口12、19、21から吹き出された空気は、エアー
カーテンを構成した後、繰り返し清浄されることにな
り、清浄度を向上させることができる。
【0027】尚、実施例ではベーカリーに設置されて焼
きたてパンを陳列する場合で説明したが、スーパーマー
ケットなどで温かい惣菜を陳列する場合にも有効であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、開口
を備えた陳列室内に、食品を露出状態で陳列するもので
あって、空気中の塵埃を除去するフィルタ装置と、この
フィルタ装置を通過した空気を陳列室内に吹き出す手段
とを備えた食品陳列装置において、紫外線殺菌ランプに
より、フィルタ装置に紫外線を照射するようにしたの
で、フィルタ装置に捕獲された細菌やカビ等の微生物を
死滅させることができ、フィルタ装置及びフィルタ装置
を通過する空気を極めて衛生的なものとすることができ
るようになる。
【0029】これにより、陳列室内に陳列された食品に
微生物が付着する不都合を、より一層効果的に回避する
ことができるようになり、衛生的に露出状態の食品を陳
列することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例としての食品陳列装置
の縦断側面図である。
【図2】図1の食品陳列装置の正面図である。
【符号の説明】
1 食品陳列装置 3 外装ケース 4 本体 6 開口 7 陳列室 8 主ダクト 9 機械室 12、19、21 吹出口 15 上部ダクト 16 棚 16A 棚内吸込ダクト 16B 棚内吐出ダクト 20 仕切板 25 下部ダクト 26 送風機 28 HEPAフィルタ 29、34 吸込口 30 仕切板 31 グリル 32 紫外線殺菌ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を備えた陳列室内に、食品を露出状
    態で陳列するものであって、空気中の塵埃を除去するフ
    ィルタ装置と、このフィルタ装置を通過させた空気を、
    前記陳列室内に吹き出す手段とを備えた食品陳列装置に
    おいて、 紫外線殺菌ランプにより前記フィルタ装置に紫外線を照
    射することを特徴とする食品陳列装置。
JP25698799A 1999-09-10 1999-09-10 食品陳列装置 Pending JP2001078859A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25698799A JP2001078859A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 食品陳列装置

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JP2001078859A true JP2001078859A (ja) 2001-03-27

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ID=17300161

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200008394A1 (en) * 2018-07-09 2020-01-09 Avec Co., Ltd. Pet healthcare apparatus with bacteriostatic and sterilization system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200008394A1 (en) * 2018-07-09 2020-01-09 Avec Co., Ltd. Pet healthcare apparatus with bacteriostatic and sterilization system

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