JP2001078613A - 漁礁ブロックおよびその製造方法 - Google Patents

漁礁ブロックおよびその製造方法

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JP2001078613A JP26281299A JP26281299A JP2001078613A JP 2001078613 A JP2001078613 A JP 2001078613A JP 26281299 A JP26281299 A JP 26281299A JP 26281299 A JP26281299 A JP 26281299A JP 2001078613 A JP2001078613 A JP 2001078613A
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、製造が容易で、且つ耐久性
のある漁礁ブロックを提供することである。 【解決手段】 コンクリートの成形加工により形成され
る漁礁ブロック10であって、ブロック本体11の表面
からフランジ状の金属板12を延出させた漁礁ブロッ
ク。フランジ状の金属板12にはブロック本体外形より
小さい内穴12Aが開けられ、該内穴12Aがコンクリ
ートで充填されている。 【効果】 複雑な製造設備等を用いることなく、簡単な
型枠でこの種の漁礁ブロックを容易に製造することがで
き、有効に低コスト化を図ることができる。そして、ブ
ロック本体から金属板を延出させたことにより、海草等
の繁茂を促し、高い集魚効果を実現する等の利点を有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物や藻などを
繁殖させて魚が集まるようにする漁礁ブロックおよびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】漁礁は当初、古い漁船や自動車等の廃棄
物をほぼそのままのかたちで海底等に沈めて利用するも
のであった。近年では強度、経済性等の点からコンクリ
ートで漁礁を形成することが盛んに行われている。
【0003】このコンクリート製の漁礁においては、形
に特有の形状を有することで魚集効果を期待するものが
あるが、最近、金属、特にその腐食性を利用して、海草
等の繁殖効果をあげる方法が開発されている。例えば、
実開平6−9453号公報には、漁礁本体の表面に海草
などの海洋微生物が付着発生繁茂する金属面(皮膜)を
金属溶射を使って形成した漁礁が開示されている。
【0004】海底に投下させることによって漁礁本体の
金属面が腐食して錆を発生させることで、従来のコンク
リート製のものに比べて短期間で海草を発生繁茂させる
というものである。しかし、このように表面に皮膜状の
金属面を形成した点では、金属が腐食により減耗し易
く、長期間使用すると効果が消失し耐久性に欠ける。
【0005】また、特開平2−72814号公報には、
海老類についてであるが、ブロック本体の壁面に多数の
凹部を形成し、この凹部内に金属製パイプを装着した漁
礁により、海老の産卵と着底を促進する技術が示されて
いる。しかし、このような壁面の多くの凹部に金属製パ
イプを設けるものは、金属パイプを成形と同時に埋め込
む場合においても、漁礁の形成後に取り付ける場合にお
いても、製造工数が多く複雑となり、コスト的に不利で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実状を
もとに開発されたものである。すなわち、本発明の目的
は、製造が容易で、且つ耐久性のある漁礁ブロックを提
供することである。更には、その漁礁ブロックを容易に
製造する方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
漁礁ブロックで金属板を挟み込んで一体化することで上
記の問題点を解決できることを見出し、この知見に基づ
いて本発明を完成させたものである。
【0008】即ち、本発明は、(1)、コンクリートの
成形加工により形成される漁礁ブロックであって、ブロ
ック本体の表面からフランジ状の金属板を延出させた漁
礁ブロックに存する。
【0009】そして、(2)、フランジ状の金属板は、
ブロック本体に挟み込んで埋め込まれている上記1の漁
礁ブロックに存する。
【0010】そしてまた、(3)、フランジ状の金属板
にはブロック本体外形より小さい内穴が開けられ、該内
穴がコンクリートで充填されている上記1の漁礁ブロッ
クに存する。
【0011】そしてまた、(4)、フランジ状の金属板
が複数個ある上記1の漁礁ブロックに存する。
【0012】そしてまた、(5)、フランジ状の金属板
は、鉄製である上記1の漁礁ブロックに存する。
【0013】そしてまた、(6)、フランジ状の金属板
は、その表面に魚集効果のある薬剤が塗布されている上
記1の漁礁ブロック。
【0014】そしてまた、(7)、ブロック本体に中空
部を有する上記1の漁礁ブロックに存する。
【0015】そしてまた、(8)、第1型枠と第2型枠
により内穴を有する金属板を挟み込み、その後、第1型
枠のキャビティと第2型枠のキャビティとに金属板の内
穴を通してコンクリートを充填一体化し、ブロック本体
の表面から金属板を延出させた漁礁ブロックを形成する
漁礁ブロックの製造方法に存する。
【0016】そしてまた、(9)、金属板は第1型枠と
第2型枠との相互の接合端面で把持して固定する上記8
の漁礁ブロックの製造方法に存する。本発明は、この目
的に沿ったものであれば、上記1〜7の中から選ばれた
2つ以上を組み合わせた構成も採用可能である。本発明
によれば、ブロック本体にフランジ状の金属板を延出さ
せたことにより、該金属板の露出面を大きくすることで
腐食性を高めると共に、延出したフランジ状の金属板に
より十分な魚の居場所を確保することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
る漁礁ブロックの好適な実施の形態を説明する。
【0018】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の漁
礁ブロックの斜視図である。また図2は、本発明の漁礁
ブロックを示し、(A)は正面図、(B)は側面図であ
る。ここでの漁礁ブロック10は、型枠のキャビテイに
生コンを流し込むコンクリートの成形加工により製造さ
れる。ブロック本体11の中間部位の適所には、表面か
らフランジ状の金属板12が延出されている。
【0019】この金属板12は、ブロック本体11によ
り挟み込まれるようにして埋め込まれている。すなわ
ち、外観的には、片ブロック体111と片ブロック体1
12とで金属板1を把持するような状態である。漁礁ブ
ロック10に使用される金属板12は、腐食性のある金
属が採用され、特に鉄製のものが好ましい。
【0020】この漁礁ブロック10において、ブロック
本体11は、断面が十字状を有するものである。金属板
12は、円形に形成され、また、金属板12はブロック
本体11の適所、ここでは中央部に1枚設けられる。図
3は、図1のAーA断面である。図から明らかなよう
に、金属板12には、ブロック本体の外形11Aに合わ
せてひと回り小さい十字状の内穴12Aがくり抜かれて
おり、この内穴12Aにもコンクリートが充填されてい
る。ここで、金属板12に設けられたボルト穴12B
は、後述する金型の締め付け用のボルトを通すための穴
である。
【0021】図4は、漁礁ブロック10を形成するため
の型枠100を示している。この型枠100は、上型枠
101と下型枠102を有する。上型枠101および下
型枠102は、ブロック本体11の上下部分を成形する
ためのキャビティ101Aおよびキャビティ102Aを
有する。上型枠101および下型枠102の接合端面に
は複数箇所の対応する位置にリブ101Bおよび102
Bが設けられている。
【0022】上下枠と下型枠とは、金属板を両型枠の接
合端面で把持して固着具であるボルト103等を用いて
締結することで、一体となった型枠100が得られる。
なお、上述したように、金属板12には、上型枠101
および下型枠102のキャビティ101Aおよびキャビ
ティ102A(これらがブロック本体の外形となる)よ
りも一回り程度小さい内穴12Aが形成されている。
【0023】いま、型枠100を用いて漁礁ブロック1
0を製造するには、まず、第1の型枠である上型枠10
1と第2の型枠である下型枠102とを組み付ける。そ
の際、上型枠101と下型枠102とで金属板12を把
持するように、例えばボルト等を使って締め付けて取り
付ける。その後、上型枠のキャビティ101Aと下型枠
のキャビティ102A内にコンクリートを充填させる。
【0024】流し込まれたコンクリートは、金属板の内
穴12Aを通じてキャビティ101Aおよびキャビティ
102Aの全体に充填一体化される。コンクリートが固
化した後、ボルト103を外して上型枠101および下
型枠102を離型する。これで、ブロック本体11と金
属板12とが一体化され、図1のようなブロック本体の
表面から金属板を延出させた漁礁ブロック10が形成さ
れる。
【0025】この漁礁ブロック10によれば、ブロック
本体11の外周からフランジ状の金属板12が延出され
ているため、金属板12の表面積を極力大きくすること
ができる。そのため海底に投下した後は、錆易く、イオ
ン発生作用を高めるため、海草等が付着繁茂し易い。そ
の結果、金属板12による集魚効果が高まるのである。
なお、金属板12の表面に集魚効果の高い物質、例え
ば、集魚機能を有する有機物質等を含んだ薬剤(例え
ば、カゼイン、アルブミン等のタンパク質やその誘導体
等に保存剤や固定剤を含有させたもの)を塗布しておく
ことによって、より集魚効果が高まることとなる。
【0026】一方、投下された海底では、延出した金属
板12のかげに魚が隠れることができ、集まった魚の居
場所を確保することができるため有効に魚巣を造ること
が可能となる。さらに、ブロック本体11に挟み込むよ
うに金属板12を設けることにより、漁礁ブロック10
が強化される。
【0027】〔第2の実施の形態〕つぎに、本発明の漁
礁ブロックの第2の実施形態を説明する。なお、以下の
実施形態において、前述の第1の実施形態の場合と実質
的に同一または対応する部材には同一符号を用いて説明
するものとする。図5は、本発明の漁礁ブロックの斜視
図である。また図6は、本発明の漁礁ブロックを示し、
(A)は正面図、(B)は側面図である。
【0028】漁礁ブロック10の基本構成は、実質的に
第1の実施形態の場合と同様であるが、この例では、特
にブロック本体11に金属板12に沿って中空部13を
有することが特徴である。中空部13は、金属板12の
表裏面に対応する位置に十字状に貫通形成されている。
この実施の形態の漁礁ブロック10を形成するには、型
枠100における金属板12の表裏面に対応する位置
に、中空部13を成形するための図示しない十字状のコ
ア型枠を付設することで可能となる。
【0029】このコア型枠が備わった型枠100を用い
て漁礁ブロック10を製造すると、図5のような中空部
13を有する漁礁ブロック10が形成される。この実施
の形態の漁礁ブロック10においては、中空部13を形
成していることから、海水に金属板が露出する面積が大
きくなるので、海草等の繁茂する領域が増し、恰好の魚
の繁殖場となる。
【0030】〔第3の実施の形態〕つぎに、本発明の漁
礁ブロックの第3の実施形態を説明する。図7は、本発
明の漁礁ブロックの斜視図である。また図8は、本発明
の漁礁ブロックを示し、(A)は正面図、(B)は側面
図である。漁礁ブロック10の基本構成は、実質的に第
1の実施形態の場合と同様であるが、この例では、特に
ブロック本体11の中心部の位置に上下方向の中空部1
4が貫通形成されているのが特徴点である。中空部14
は、断面が円形や角形等が採用される。
【0031】この漁礁ブロック10を形成するために
は、型枠100に対して金属板12に垂直に中空部14
を成形するための図示しない柱状のコア型枠が付設され
る。この型枠100を用いて漁礁ブロック10を形成す
ると、コア型枠によって図7のようなブロック本体11
の中心部に中空部14を有する漁礁ブロック10が形成
される。この実施の形態の漁礁ブロック10において
も、前述第2の実施の形態と同じように、中空部14を
形成していることから、海水に金属板が露出する面積が
大きくなるので、海草等の繁茂する領域が増し、魚の繁
殖場となる。
【0032】〔第4の実施の形態〕つぎに、本発明の漁
礁ブロックの第4の実施形態を説明する。図9は、本発
明の漁礁ブロックの斜視図である。この漁礁ブロック1
0は、金属板12が厚み方向に屈曲されており、そのた
め、海水に対する露出面が大きくなるので、海草等の繁
茂する領域が増す。また、金属板12の屈曲部が区画さ
れた空間を与えるため、魚の繁殖場となる。
【0033】〔第5の実施の形態〕つぎに、図10は、
この実施形態の漁礁ブロックの斜視図である。この漁礁
ブロック10は、金属板12が矩形なので、海底に着床
した場合、安定した状態が保てる利点がある。
【0034】〔第6の実施の形態〕つぎに、本発明の漁
礁ブロックの第6の実施形態を説明する。図11は、本
発明の漁礁ブロックの斜視図であり、図12は、図11
のAーA断面である。この漁礁ブロック10は、ブロッ
ク本体11の断面が矩形状となっており、また、第1の
実施の形態と異なって、金属板の内穴12Aが区別され
て2つあることが特徴である。このブロック本体11に
筋変えが形成されるため強度が向上する。
【0035】〔第7の実施の形態〕つぎに、図13は、
この実施形態の漁礁ブロックの斜視図である。この漁礁
ブロック10は、第1の実施の形態において、金属板1
2に多数の小孔Hが形成されていることが特徴である。
そのため海水に対する露出面が大きくなるので、海草等
の繁茂する領域が増し、更に、小孔Hに根絡みが生じて
安定した海草等の育成が可能となる。
【0036】〔第8の実施の形態〕つぎに、図14は、
この実施の形態の漁礁ブロックの斜視図である。この漁
礁ブロックは、第1の実施の形態において、複数の金属
板12が挟み込まれて埋め込まれていることが特徴であ
る。金属板12の間に空間が生ずるため、その間に海草
等が繁茂し易く最適な魚の繁殖場となる。
【0037】〔第9の実施の形態〕つぎに、図15は、
この実施の形態の漁礁ブロックの斜視図である。この漁
礁ブロック10は、複数の金属板12(ここでは2枚)
が挟み込まれ埋め込まれており、その上、この金属板の
間に仕切り板15が設けられている。そのため、仕切り
板15により形成される区画が好適な魚の繁殖場とな
る。
【0038】以上、本発明を説明してきたが、本発明は
実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質から
逸脱しない範囲で、他の色々な変形例が可能であること
は言うまでもない。たとえば、ブロック本体や金属板の
形状、数等は、図示した実施形態のみならず、その他の
種々のものを適宜選択可能である。また、金属板の表面
に集魚効果の高い物質、例えば、集魚機能を有する有機
物質等を含んだ薬剤を塗布しておくことによって、より
効率的な集魚効果を得ることは、第1の実施の形態以外
の他の実施の形態においても、当然、適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
雑な製造設備等を用いることなく、簡単な型枠でこの種
の漁礁ブロックを容易に製造することができる。そのた
め、有効に低コスト化を図ることができる。そして、ブ
ロック本体から金属板を延出させたことにより、海草等
の繁茂を促し、高い集魚効果を実現する等の利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態における漁礁
ブロックを示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施形態における漁礁
ブロックを示し、(A)は正面図、(B)は側面図であ
る。
【図3】図3は、図1におけるA−A断面図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施形態における漁礁
ブロックの型枠を示す。
【図5】図5は、本発明の第2の実施形態における漁礁
ブロックを示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施形態における漁礁
ブロックを示し、(A)は正面図、(B)は側面図であ
る。
【図7】図7は、本発明の第3の実施形態における漁礁
ブロックを示す斜視図である。
【図8】図8は、本発明の第3の実施形態における漁礁
ブロックを示し、(A)は正面図、(B)は側面図であ
る。
【図9】図9は、本発明の第4の実施形態における漁礁
ブロックを示す斜視図である。
【図10】図10は、本発明の第5の実施形態における
漁礁ブロックを示す斜視図である。
【図11】図11は、本発明の第6の実施形態における
漁礁ブロックを示す斜視図である。
【図12】図12は、図11におけるA−A断面図であ
る。
【図13】図13は、本発明の第7の実施形態における
漁礁ブロックを示す斜視図である。
【図14】図14は、本発明の第8の実施形態における
漁礁ブロックを示す斜視図である。
【図15】図15は、本発明の第9の実施形態における
漁礁ブロックを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…漁礁ブロック 11…ブロック本体 11A…ブロック本体外形 111…片ブロック体 112…片ブロック体 12…金属板 12A…内穴 12B…ボルト穴 13,14…中空部 15…仕切り板 100…型枠 101…上型枠 101A…キャビティ 101B…リブ 102…下型枠 102A…キャビティ 102B…リブ 103…ボルト H…小孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートの成形加工により形成され
    る漁礁ブロックであって、 ブロック本体の表面からフランジ状の金属板を延出させ
    たことを特徴とする漁礁ブロック。
  2. 【請求項2】 フランジ状の金属板は、ブロック本体に
    挟み込んで埋め込まれていることを特徴とする請求項1
    に記載の漁礁ブロック。
  3. 【請求項3】 フランジ状の金属板にはブロック本体外
    形より小さい内穴が開けられ、該内穴がコンクリートで
    充填されていることを特徴とする請求項1に記載の漁礁
    ブロック。
  4. 【請求項4】 フランジ状の金属板が複数個あることを
    特徴とする請求項1に記載の漁礁ブロック。
  5. 【請求項5】 フランジ状の金属板は、鉄製であること
    を特徴とする請求項1記載の漁礁ブロック。
  6. 【請求項6】 フランジ状の金属板は、その表面に魚集
    効果のある薬剤が塗布されていることを特徴とする請求
    項1記載の漁礁ブロック。
  7. 【請求項7】 ブロック本体に中空部を有することを特
    徴とする請求項1記載の漁礁ブロック。
  8. 【請求項8】 第1型枠と第2型枠により内穴を有する
    金属板を挟み込み、その後、第1型枠のキャビティと第
    2型枠のキャビティとに金属板の内穴を通してコンクリ
    ートを充填一体化し、ブロック本体の表面から金属板を
    延出させた漁礁ブロックを形成することを特徴とする漁
    礁ブロックの製造方法。
  9. 【請求項9】 金属板は第1型枠と第2型枠との相互の
    接合端面で把持して固定することを特徴とする請求項8
    記載の漁礁ブロックの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200456709Y1 (ko) 2009-08-07 2011-11-14 통영시 인공어초
JP2019195275A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 株式会社海中景観研究所 柱状体

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KR200456709Y1 (ko) 2009-08-07 2011-11-14 통영시 인공어초
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