JP2001077720A - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2001077720A
JP2001077720A JP24941299A JP24941299A JP2001077720A JP 2001077720 A JP2001077720 A JP 2001077720A JP 24941299 A JP24941299 A JP 24941299A JP 24941299 A JP24941299 A JP 24941299A JP 2001077720 A JP2001077720 A JP 2001077720A
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antenna
gain
wireless device
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radio device
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JP24941299A
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Masahiro Terajima
正博 寺島
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナから輻射される実効輻射電力を法規
制値以下に維持しつつ無線電波の通達距離を伸ばすこと
が可能な無線装置を提供する。 【解決手段】 無線装置本体2と、その無線装置本体2
に接続される送受信用のアンテナ3とを備え、無線装置
本体2の出力端送信電力が所定値以下に規定され、かつ
アンテナ3の実効輻射電力が所定値以下に規定されてい
る無線装置1において、無線装置本体2からアンテナ3
までの間の線路の少なくとも一部を送信線路31および
受信線路32に分離する分離手段21,22を備え、受
信線路32における受信信号SR に対する利得を送信線
路31における送信信号ST に対する利得よりも相対的
に大きく規定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定小電力無線装
置、SS(スペクトラム拡散)画像伝送装置および無線
LAN装置などの無線装置に関し、詳しくは、無線装置
本体の出力端送信電力が所定値に規定され、かつアンテ
ナの実効輻射電力が所定値に規定されている無線装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特定小電力無線装置では、法的
には、一般的に、無線装置本体の出力端送信電力が所定
値(例えば、10dBm)以下に規定され、かつアンテ
ナの実効輻射電力(EIRP)が所定値(12.14d
Bm)以下に規定されている。この場合、後者の規定に
ついては、送受信用のアンテナの指向性利得(等方向性
アンテナ比dBi)、および無線装置本体とアンテナと
の間のケーブル損失の両者を含む総利得(以下、単に
「アンテナ総利得」ともいう)が所定値(例えば、2.
14dB)以下に規制されることを意味する。一方、無
線通信のシステム仕様によっては、指向性利得が2.1
4dBiを超える高利得アンテナを使用することもあ
る。このような場合、高利得アンテナに入力する送信電
力を抑えざるを得ないため、従来は、例えば、無線装置
本体と高利得アンテナとを接続する同軸ケーブルの長さ
を長くして同軸ケーブル自体の損失を大きくしたり、同
軸ケーブルの損失が少ない場合には、アッテネータを同
軸線路に挿入したりすることによって、アンテナ総利得
が法規制利得を超えないように配慮している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
無線装置には、以下の問題点がある。すなわち、高利得
アンテナを用いた場合、アンテナの実効輻射電力を法規
制値以下に抑えるために、無線装置本体および高利得ア
ンテナ間の損失を大きくせざるを得ない。このため、無
線装置本体内の送信部および高利得アンテナ間の利得が
低下するばかりでなく、無線装置本体内の受信部および
高利得アンテナ間の損失も必然的に増加する。つまり、
送信信号および受信信号の両者について、高利得アンテ
ナの主ローブ方向に対するアンテナ総利得が最大値の
2.1dBに維持され、かつ、それ以外の方向に対する
アンテナ総利得が2.1dB以下に規定されるにすぎ
ず、主ローブの方向に対しては、無指向性アンテナを使
用するのと等価となる。このため、同一の無線装置間で
無線通信を行う場合、せっかく高利得アンテナを使用し
ているにも拘わらず、無線電波の通達距離が伸びないと
いう問題点がある。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、アンテナから輻射される実効輻射電力を法
規制値以下に維持しつつ無線電波の通達距離を伸ばすこ
とが可能な無線装置を提供することを主目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1記載の無線装置は、無線装置本体と、その無線
装置本体に接続される送受信用のアンテナとを備え、無
線装置本体の出力端送信電力が所定値以下に規定され、
かつアンテナの実効輻射電力が所定値以下に規定されて
いる無線装置において、無線装置本体からアンテナまで
の間の線路の少なくとも一部を送信経路および受信経路
に分離する分離手段を備え、受信経路における受信信号
に対する利得を送信経路における送信信号に対する利得
よりも相対的に大きく規定したことを特徴とする。ここ
で、この発明における「利得」とは、プラスの利得と、
マイナスの利得(減衰量)とを含む概念である。
【0006】請求項2記載の無線装置は、請求項1記載
の無線装置において、アンテナは、アンテナ利得が2.
14dBiを超える指向性アンテナであることを特徴と
する。ここで、この発明における「dBi」とは、等方
向性アンテナ(アイソトロピックアンテナ)に対する利
得を意味する。また、「指向性」とは、水平方向、垂直
方向、および両方向に対する指向性含む概念である。
【0007】請求項3記載の無線装置は、請求項1また
は2記載の無線装置において、送信経路内には、アッテ
ネータが配設されていることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の無線装置は、請求項1から
3のいずれかに記載の無線装置において、受信経路内に
は、受信用増幅器が配設されていることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の無線装置は、請求項1から
4のいずれかに記載の無線装置において、分離手段は、
線路における無線装置本体側の所定位置およびアンテナ
側の所定位置にそれぞれ配設された一対の分離回路で構
成され、一対の分離回路間に送信経路および受信経路を
形成することを特徴とする。
【0010】請求項6記載の無線装置は、請求項1から
5のいずれかに記載の無線装置において、分離手段は、
サーキュレータおよび方向性結合器のいずれかで構成さ
れていることを特徴とする。この場合、方向性結合器に
は、3dBカップラやCMカップラが含まれる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る無線装置の好適な実施の形態について説明す
る。
【0012】図1は、無線装置1のブロック図を示して
いる。この無線装置1は、例えば、2.4GHz帯で用
いられる特定小電力用のSS画像伝送装置であって、無
線装置本体2、アンテナ3、およびアンテナ接続器4を
備えて構成されている。この場合、無線装置1は、無線
装置本体2内の後述するアンテナ切替器13のアンテナ
側入出力部からアンテナ3までの間のアンテナ線路の損
失と、アンテナ3のアンテナ利得とを含めての送信信号
ST に対する総利得の最大値が例えば2.14dBiに
規定されている。
【0013】無線装置本体2は、送信部11と、受信部
12と、送信部11および受信部12のいずれか一方を
アンテナ3に切替接続するアンテナ切替器13とで構成
され、アンテナ切替器13の出力端における標準送信電
力が10mWで、12mWから2mWまでの範囲内とな
るように規定されている。また、アンテナ3は、2.1
4dBiよりも高利得を有する指向性アンテナで構成さ
れている。具体的には、例えば、八木アンテナ、ヘリカ
ルアンテナ、コーナリフレクタ、パラボラアンテナなど
の水平方向に指向性を有するアンテナを用いたり、コー
リニアアンテナねどの垂直方向に指向性を有するアンテ
ナを用いたりすることができる。この無線装置1では、
例えば、利得が19dBiの八木アンテナが用いられて
いる。
【0014】アンテナ接続器4は、アンテナ3の直下に
配設され、一端が同軸ケーブル5aを介して無線装置本
体2のアンテナ切替器13に接続され、かつ他端が同軸
ケーブル5b(以下、同軸ケーブル5a,5bを区別し
ないときには「同軸ケーブル5」という)を介してアン
テナ3に接続されている。なお、同軸ケーブル5a,5
bのケーブル損失が例えば10dBおよび0dBである
ものとする。また、アンテナ接続器4は、本発明におけ
る分離手段および一対の分離回路に相当するサーキュレ
ータ21,22と、アッテネータ23と、本発明におけ
る受信用増幅器に相当するLNA(ローノイズアンプ)
24とを備えて構成されている。
【0015】ここで、サーキュレータ21は、送信信号
ST の入力用ポートおよび受信信号SR の出力用ポート
として機能するaポート21aと、送信信号ST の出力
用ポートとして機能するbポート21bと、受信信号S
R の入力用ポートとして機能するcポート21cとを備
え、各ポート間の挿入損失が1dBで、かつ各ポート間
のアイソレーションが20dBの仕様で製作されてい
る。また、サーキュレータ22は、送信信号ST の入力
用ポートとして機能するaポート22aと、送信信号S
T の出力用ポートおよび受信信号SR の入力用ポートと
して機能するbポート22bと、受信信号SR の出力用
ポートとして機能するcポート22cとを備え、各ポー
ト間の挿入損失が1dBで、かつ各ポート間のアイソレ
ーションが20dBの仕様で製作されている。
【0016】このため、両サーキュレータ21,22
は、大幅な挿入損失を招くことなく、かつ、確実なアイ
ソレーションを保持した状態で、aポート21aからb
ポート22bまでの間のアンテナ線路を送信線路31お
よび受信線路32に分離する。この場合、送信線路31
は、aポート21aから、bポート21b、アッテネー
タ23およびaポート22aを介してbポート22bに
至る経路で形成され、受信線路32は、bポート22b
から、cポート22c、LNA24およびcポート21
cを介してaポート21aに至る経路で形成される。さ
らに、アッテネータ23は、例えば5dBの減衰量を有
する抵抗ネットワークで構成されている。また、LNA
24は、例えば12dBの利得を有するローノイズFE
T増幅回路で構成され、同軸ケーブル5aのケーブル損
失による受信部12の雑音指数の低下を防止する。
【0017】この無線装置1では、アンテナ線路の利得
(または損失)と、アンテナ3の利得とを含めての送信
信号ST に対する総利得GT が下記の式で表され、ア
ンテナ3の利得と、アンテナ線路の利得(または損失)
とを含めての受信信号SR に対する総利得GR が下記の
式で表される。なお、両式において、RCa、R21、R
ATT 、R22、RCb、GANT およびGLNA は、同軸ケーブ
ル5aのケーブル損失(−10dB)、サーキュレータ
21の挿入損失(−1dB)、アッテネータ23の減衰
量(−5dB)、サーキュレータ22の挿入損失(−1
dB)、同軸ケーブル5bのケーブル損失(0dB)、
アンテナ3の利得(19dBi)およびLNA24の利
得(12dB)をそれぞれ意味する。 総利得GT =RCa+R21+RATT +R22+RCb+GANT ・・・式 総利得GR =GANT +RCb+R22+GLNA +R21+RCa・・・式
【0018】したがって、送信側の総利得GT は、式
によれば、+2dBとなるため、法規制利得(2.14
dB)を満足する。一方、受信側の総利得GR は、式
によれば、+19dBとなる。つまり、この無線装置1
では、受信線路32における受信信号SR に対する利得
を、送信線路31における送信信号ST に対する利得よ
りも相対的に大きく規定することにより、受信側の総利
得GR が送信側の総利得GT と比較して17dB増加し
ている。
【0019】この結果、アンテナ3を送信用アンテナと
して使用する場合の総利得GT は、等価的には、図2に
示すように、主ローブLMTの方向においてほぼ法規制利
得GL (2.14dB)とほぼ等しく、かつ、他の方向
において法規制利得GL よりも低く規定される。一方、
アンテナ3を受信用アンテナとして使用する場合の総利
得GR は、等価的には、同図に示すように、主ローブL
MRの方向において法規制利得GL よりも約17dB高く
規定される。したがって、アンテナ3の主ローブLMT,
LMRが対向するようにして一対の無線装置1,1を配置
した場合、半波長ダイポールアンテナなどの法規制利得
GL のアンテナを使用するのと比較して、一対の無線装
置1,1全体としての利得が実質的に17dB向上す
る。この結果、この無線装置1によれば、実効輻射電力
を上げることなく、通達距離を飛躍的に向上させること
ができる。発明者の実験によれば、送信部11の送信電
力および回線マージンをそれぞれ10dBmおよび10
dBとし、受信部12の受信レベルが−90dBmとな
るときの通達距離は、法規制利得GL のアンテナを使用
したときには、約500mであるのに対し、本発明に係
る無線装置1では、約4kmに向上することが確認され
ている。なお、総利得GT を法規制利得GL に維持した
状態で、総利得GT と総利得GR との差を大きくすれば
する程、通達距離を伸ばすことができるのは勿論であ
る。
【0020】このように、この無線装置1によれば、ア
ンテナ線路(同軸ケーブル5a、送信線路31および同
軸ケーブル5bからなる線路)の損失と、アンテナ3の
利得GANT とを含めての送信信号ST に対する総利得G
T の最大値を法規制利得GLに維持することにより、ア
ンテナから輻射される実効輻射電力を法規制値以下に維
持しつつ、無線電波の通達距離を飛躍的に伸ばすことが
できる。また、受信線路32内にLNA24を配設した
ことにより、同軸ケーブル5aのケーブル損失RCaによ
る受信部12の雑音指数の低下を招くことなく、良好な
感度で受信信号SR を受信することができる。さらに、
無線装置本体2およびアンテナ3間を接続する同軸ケー
ブル5a,5b間にサーキュレータ21,22を配設し
たことにより、既設の無線装置本体2およびアンテナ3
に改造を施すことなくアンテナ接続器4を配設すること
ができる。このため、高利得アンテナを用いている限
り、既設の無線装置1の通達距離を伸ばすことができ
る。
【0021】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されない。例えば、本発明の実施の形態では、本発明
における分離回路として一対のサーキュレータ21,2
2を例に挙げて説明したが、分離回路は、3dBカップ
ラやCMカップラなどの方向性結合器で構成することも
できる。また、本発明の実施の形態では、無線装置本体
2にアンテナ切替器13を配設し、かつ無線装置本体2
とアンテナ接続器4との間を同軸ケーブル5aで接続す
る例を説明したが、本発明は、これに限らず、送信部1
1およびアッテネータ23間を送信線路としての同軸ケ
ーブル5で接続し、かつLNA24および受信部12間
を受信線路としての同軸ケーブル5で接続することもで
きる。また、受信部12の雑音指数の低下を招かない場
合には、LNA24に代えて、BPFを用いることもで
きるし、サーキュレータ22のcポート22cおよびサ
ーキュレータ21のcポート21c間を同軸ケーブルな
どで直接的に接続することによって低損失のバイパス受
信経路を形成してもよい。さらに、同軸ケーブル5aの
ケーブル損失RCaが大きい場合には、アッテネータ23
を用いずに、サーキュレータ21のbポート21bおよ
びサーキュレータ22のaポート22a間を同軸ケーブ
ルなどで直接的に接続してもよい。加えて、各部におけ
る利得、損失および減衰量は、本発明の実施の形態に示
した数値に限定されず、適宜変更できるのは勿論であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の無線装置
によれば、無線装置本体とアンテナとの間の線路を分離
手段によって送信経路および受信経路に分離し、受信経
路における受信信号に対する利得を送信経路における送
信信号に対する利得よりも相対的に大きく規定したこと
により、アンテナから輻射される実効輻射電力を法規制
値以下に維持しつつ無線電波の通達距離を飛躍的に伸ば
すことができる。
【0023】また、請求項2記載の無線装置によれば、
アンテナ利得が2.14dBiを超える指向性アンテナ
を用いたため、そのアンテナ利得の大きさに応じて、受
信経路における受信信号に対する利得を送信経路におけ
る送信信号に対する利得よりも相対的に大きく規定すれ
ばする程、無線電波の通達距離を伸ばすことができる。
【0024】また、請求項3記載の無線装置によれば、
送信経路内にアッテネータを配設したことにより、受信
経路における受信信号に対する利得を送信経路における
送信信号に対する利得よりも確実かつ容易に相対的に大
きく規定することができる。
【0025】さらに、請求項4記載の無線装置によれ
ば、受信経路内に受信用増幅器を配設したことにより、
受信部における雑音指数の低下を防止しつつ、受信経路
における受信信号に対する利得を送信経路における送信
信号に対する利得よりも確実かつ容易に相対的に大きく
規定することができる。
【0026】また、請求項5記載の無線装置によれば、
アンテナ線路における無線装置本体側の所定位置および
アンテナ側の所定位置に分離回路を一対配設し、その一
対の分離回路間に送信経路および受信経路を形成したこ
とにより、無線装置本体およびアンテナに改造を施すこ
となく、両者を接続する同軸ケーブル間に、分離手段、
アッテネータおよび受信用増幅器などを配設することが
できる。これにより、既設の無線装置本体およびアンテ
ナに改造を施すことなく、通達距離を伸ばすことができ
る。
【0027】さらに、請求項6記載の無線装置にれば、
サーキュレータおよび方向性結合器のいずれかで分離手
段を構成したことにより、簡易な構成で分離手段を構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線装置1のブロッ
ク図である。
【図2】無線装置1における総利得GT ,総利得GR の
等価的な指向性を示す指向性特性図である。
【符号の説明】
1 無線装置 2 無線装置本体 3 アンテナ 4 アンテナ接続器 5a,5b 同軸ケーブル 11 送信部 12 受信部 21,22 サーキュレータ 23 アッテネータ 24 LNA 31 送信線路 32 受信線路 SR 受信信号 ST 送信信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線装置本体と、その無線装置本体に接
    続される送受信用のアンテナとを備え、前記無線装置本
    体の出力端送信電力が所定値以下に規定され、かつ前記
    アンテナの実効輻射電力が所定値以下に規定されている
    無線装置において、 前記無線装置本体から前記アンテナまでの間の線路の少
    なくとも一部を送信経路および受信経路に分離する分離
    手段を備え、前記受信経路における受信信号に対する利
    得を前記送信経路における前記送信信号に対する利得よ
    りも相対的に大きく規定したことを特徴とする無線装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナは、アンテナ利得が2.1
    4dBiを超える指向性アンテナであることを特徴とす
    る請求項1記載の無線装置。
  3. 【請求項3】 前記送信経路内には、アッテネータが配
    設されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    無線装置。
  4. 【請求項4】 前記受信経路内には、受信用増幅器が配
    設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の無線装置。
  5. 【請求項5】 前記分離手段は、前記線路における前記
    無線装置本体側の所定位置および前記アンテナ側の所定
    位置にそれぞれ配設された一対の分離回路で構成され、
    当該一対の分離回路間に前記送信経路および前記受信経
    路を形成することを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載の無線装置。
  6. 【請求項6】 前記分離手段は、サーキュレータおよび
    方向性結合器のいずれかで構成されていることを特徴と
    する請求項1から5のいずれかに記載の無線装置。
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