JP2002124901A - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2002124901A
JP2002124901A JP2000315989A JP2000315989A JP2002124901A JP 2002124901 A JP2002124901 A JP 2002124901A JP 2000315989 A JP2000315989 A JP 2000315989A JP 2000315989 A JP2000315989 A JP 2000315989A JP 2002124901 A JP2002124901 A JP 2002124901A
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antenna
transmission
wireless device
directional
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JP2000315989A
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Masahiro Terajima
正博 寺島
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実効輻射電力を法規制値以下に維持しつつ通
信品質を向上させる。 【解決手段】 無線装置本体2と、指向性アンテナ3a
〜3cとを備え、無線装置本体2の出力端送信電力が所
定値以下に規定され、かつ指向性アンテナ3a〜3cの
実効輻射電力が所定値以下に規定されている無線装置1
aであって、指向性アンテナ3a〜3cの各々に接続さ
れるアンテナ接続器5a〜5cと、各アンテナ接続器5
a〜5cから1つを選択してそのアンテナ接続器と無線
装置本体2とを接続可能に構成されたアンテナ切替器4
とを備え、各アンテナ接続器5a〜5cは、接続されて
いる指向性アンテナおよびアンテナ切替器4の間の線路
の一部を送信経路と受信経路とに分離する分離手段と、
送信経路内に配設されて送信利得が所定値に設定される
送信利得設定器と、受信経路内に配設されて受信利得が
送信利得よりも大きい利得に設定される受信利得設定器
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定小電力無線装
置、SS(スペクトラム拡散)画像伝送装置および無線
LAN装置などの無線装置に関し、詳しくは、無線装置
本体の出力端送信電力が所定値に規定され、かつアンテ
ナの実効輻射電力が所定値に規定されている無線装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特定小電力無線装置でそれぞれ
構成された親無線装置および複数の子無線装置の間で相
互に通信可能に構築された無線システムでは、法的に
は、一般的に、各無線装置本体の出力端送信電力が所定
値(例えば、10dBm)以下に規定され、かつアンテ
ナの実効輻射電力(EIRP)が所定値(12.14d
Bm)以下に規定されている。この場合、後者の規定に
ついては、送受信用のアンテナの指向性利得(等方向性
アンテナ比dBi)と、無線装置本体およびアンテナの
間のケーブルなどのすべての損失とを含む総利得(以
下、単に「アンテナ総利得」ともいう)が所定値(例え
ば、2.14dB)以下に規制されることを意味する。
したがって、各無線装置では、上記の法規制を満足すべ
く、無指向性アンテナが一般的に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
無線装置には、以下の問題点がある。すなわち、この従
来の無線装置では、無指向性アンテナを使用しているた
め、単一方向に主ローブを有する指向性アンテナを使用
する構成と比較して、アンテナ指向性利得を取れない結
果、通達距離が短いという問題点がある。また、親無線
装置が一の子無線装置によって送信された無線信号を受
信している際に、親無線装置の指向性アンテナには、そ
の子無線装置以外の他の子無線装置からの無線信号も同
時に入力される。同様にして、子無線装置が親無線装置
によって送信された無線信号を受信する際にも、子無線
装置の指向性アンテナには、他の子無線装置によって送
信された無線信号も同時に入力される。したがって、こ
の無線装置には、指向性アンテナを使用することに起因
して、通信相手無線装置以外の無線装置よって送信され
た不要な無線信号を何ら制限なく受信するため、受信品
質が低いという問題点が存在する。
【0004】一方、通信相手の各無線装置にそれぞれ対
応させて、指向性利得が2.14dBi以上の高利得指
向性アンテナを複数使用することもできる。この場合、
各指向性アンテナは、主ローブの方向が通信相手の無線
装置の設置方向と一致するようにして設置される。この
指向性アンテナを採用した場合、その通信相手の無線装
置によって送信された無線信号を高利得で受信できるた
め、受信品質を十分に高めることができる。ところが、
この構成では、指向性アンテナの実効輻射電力が法規制
値を超えるため、例えば、無線装置本体と指向性アンテ
ナとを接続する同軸ケーブルの長さを長くして同軸ケー
ブル自体の損失を大きくしたり、同軸ケーブルの損失が
少ないときには、アッテネータを同軸線路に挿入したり
することによって、アンテナ総利得が法規制利得を超え
ないように配慮せざるを得ない。このため、無線装置本
体内の送信部と指向性アンテナとの間の損失のみなら
ず、無線装置本体内の受信部と指向性アンテナとの間の
損失も必然的に増加する。したがって、この構成によれ
ば、指向性アンテナの主ローブ方向に対するアンテナ総
利得が最大値の2.14dB以内に規制され、かつ、主
ローブ以外の方向に対するアンテナ総利得が2.14d
Bよりもかなり小さ目に規定されるにすぎず、主ローブ
の方向に対しては、無指向性アンテナを使用するのと等
価となる。このため、せっかく指向性アンテナを採用し
たにも拘わらず、通信品質を向上させることが困難であ
るという問題点がある。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、アンテナから輻射される実効輻射電力を法
規制値以下に維持しつつ通信品質を向上可能な無線装置
を提供することを主目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1記載の無線装置は、無線装置本体と、無線装置
本体に接続される送受信用の複数の指向性アンテナとを
備え、無線装置本体の出力端送信電力が所定値以下に規
定され、かつ複数の指向性アンテナ各々の実効輻射電力
が所定値以下に規定されている無線装置であって、複数
の指向性アンテナの各々にそれぞれ接続される複数のア
ンテナ接続器と、各アンテナ接続器から1つを選択して
そのアンテナ接続器と無線装置本体とを接続可能に構成
されたアンテナ切替器とを備え、各アンテナ接続器は、
接続されている指向性アンテナおよびアンテナ切替器の
間の線路の一部を送信経路と受信経路とに分離する分離
手段と、送信経路内に配設されて送信信号に対する送信
利得が所定値に設定される送信利得設定器と、受信経路
内に配設されて受信信号に対する受信利得が送信利得よ
りも相対的に大きい利得に設定される受信利得設定器と
を備えていることを特徴とする。ここで、「指向性」と
は、水平方向、垂直方向、および両方向に対する指向性
含む概念である。また、「利得」とは、プラスの利得
と、マイナスの利得(減衰量)とを含む概念である。
【0007】請求項2記載の無線装置は、無線装置本体
と、無線装置本体に接続される送受信用の複数の指向性
アンテナとを備え、無線装置本体の出力端送信電力が所
定値以下に規定され、かつ複数の指向性アンテナ各々の
実効輻射電力が所定値以下に規定されている無線装置で
あって、複数の指向性アンテナの各々にそれぞれ接続さ
れる複数のアンテナ接続器と、複数のアンテナ接続器と
無線装置本体との間に配設された分配合成器とを備え、
アンテナ接続器は、接続されている指向性アンテナおよ
び分配合成器の間の線路の一部を送信経路と受信経路と
に分離する分離手段と、送信経路内に配設されて送信信
号に対する送信利得が所定値に設定される送信利得設定
器と、受信経路内に配設されて受信信号に対する受信利
得が送信利得よりも相対的に大きい利得に設定される受
信利得設定器とを備えていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の無線装置は、無線装置本体
と、その無線装置本体に接続される送受信用の複数の指
向性アンテナとを備え、無線装置本体の出力端送信電力
が所定値以下に規定され、かつ複数の指向性アンテナ各
々の実効輻射電力が所定値以下に規定されている無線装
置であって、複数の指向性アンテナに接続されて各指向
性アンテナから1つを選択可能に構成されたアンテナ切
替器と、アンテナ切替器と無線装置本体との間に配設さ
れたアンテナ接続器とを備え、アンテナ接続器は、アン
テナ切替器および無線装置本体の間の線路の一部を送信
経路と受信経路とに分離する分離手段と、送信経路内に
配設されて送信信号に対する送信利得が所定値に設定可
能な送信利得設定器と、受信経路内に配設されて受信信
号に対する受信利得が送信利得よりも相対的に大きい利
得に設定される受信利得設定器とを備えていることを特
徴とする。
【0009】請求項4記載の無線装置は、請求項3記載
の無線装置において、アンテナ切替器によって指向性利
得が大きい指向性アンテナが選択されたときに送信利得
設定器の送信利得を低利得に設定し、指向性利得が小さ
い指向性アンテナが選択されたときに送信利得設定器の
送信利得を高利得に設定する制御部を備えていることを
特徴とする。
【0010】請求項5記載の無線装置は、請求項1から
4のいずれかに記載の無線装置において、複数の指向性
アンテナは、2.14dBi以上のアンテナ利得をそれ
ぞれ有していることを特徴とする。ここで、この発明に
おける「dBi」とは、等方向性アンテナ(アイソトロ
ピックアンテナ)に対する利得を意味する。
【0011】請求項6記載の無線装置は、請求項1から
5のいずれかに記載の無線装置において、送信利得設定
器は、アッテネータで構成されていることを特徴とす
る。
【0012】請求項7記載の無線装置は、請求項1から
6のいずれかに記載の無線装置において、受信利得設定
器は、増幅器で構成されていることを特徴とする。
【0013】請求項8記載の無線装置は、請求項1から
7のいずれかに記載の無線装置において、分離手段は、
線路における無線装置本体側端部およびアンテナ側端部
にそれぞれ配設された一対のサーキュレータまたは一対
の方向性結合器で構成されていることを特徴とする。こ
の場合、方向性結合器には、3dBカップラやCMカッ
プラが含まれる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る無線装置をSS画像伝送装置に適用した実施の
形態について説明する。
【0015】図3に示す無線システムS1は、例えば、
2.4GHz帯の特定小電力無線信号を使用してデータ
収集装置(カメラなど)によって収集されたSS画像を
各無線装置間で伝送するシステムであって、複数の無線
装置1a〜1dが相互通信を可能に構築されている。こ
の場合、各無線装置1a〜1dは、ほぼ同一に構成され
ているため、以下、代表して無線装置1aの構成につい
て説明するものとし、特に区別しない場合には「無線装
置1」という。なお、無線装置1aを親無線装置とし、
かつ他の無線装置1b〜1dを子無線装置として、無線
装置1aがポーリング通信によって他の無線装置1b〜
1cを個別的に呼び出すことで、1対N(この例では
3)の通信が可能に構築することも可能である。
【0016】無線装置1は、図1に示すように、無線装
置本体2、複数の指向性アンテナ3a〜3c(以下、区
別しないときには「指向性アンテナ3」という)、アン
テナ切替器4、および指向性アンテナ3a〜3cにそれ
ぞれ接続されたアンテナ接続器5a〜5c(以下、区別
しないときには「アンテナ接続器5」という)を備えて
構成されている。この場合、無線装置1は、無線装置本
体2内の後述するアンテナスイッチ13のアンテナ側入
出力部から各指向性アンテナ3までの間のアンテナ線路
の損失と、各指向性アンテナ3のアンテナ利得とを含め
ての送信信号ST に対する総利得の最大値が例えば2.
14dBiに規定されている。
【0017】無線装置本体2は、送信部11と、受信部
12と、送信部11および受信部12のいずれか一方を
アンテナ切替器4に切替接続するアンテナスイッチ13
とで構成され、アンテナ切替器13の出力端における標
準送信電力が10mWで、12mWから2mWまでの範
囲内となるように規定されている。この場合、アンテナ
スイッチ13は、同軸ケーブル6を介してアンテナ切替
器4に接続されており、この同軸ケーブル6は、例えば
2.2dBのケーブル損失を有しているものとする。一
方、各指向性アンテナ3は、その主ローブの方向が通信
相手の無線装置の設置方向とそれぞれ一致するようにし
て設置され、その離間距離等に応じて2.14dBi以
上の指向性利得を有している。具体的には、例えば、水
平方向の指向性利得が19dBiの八木アンテナが用い
られており、ヘリカルアンテナ、コーナリフレクタ、パ
ラボラアンテナなどの水平方向に指向性を有するアンテ
ナを用いたり、コーリニアアンテナなどの垂直方向に指
向性を有するアンテナを用いたりすることもできる。な
お、本発明の実施の形態では、指向性アンテナ3は一例
として3つ配設されているが、これに限定されるもので
はない。
【0018】アンテナ切替器4は、例えば、高周波用切
替スイッチで構成されている。また、アンテナ接続器5
は、指向性アンテナ3の直下に配設され、一端が同軸ケ
ーブル7aを介してアンテナ切替器4に接続され、かつ
他端が同軸ケーブル7bを介して指向性アンテナ3に接
続されている。なお、同軸ケーブル7a,7bのケーブ
ル損失が例えば3dBおよび0dBであるものとする。
【0019】また、アンテナ接続器5は、図2に示すよ
うに、本発明における分離手段に相当するサーキュレー
タ21,22と、アッテネータ23と、本発明における
受信用増幅器に相当するLNA(ローノイズアンプ)2
4とを備えて構成されている。ここで、サーキュレータ
21は、送信信号ST の入力用ポートおよび受信信号S
R の出力用ポートとして機能するaポート21aと、送
信信号ST の出力用ポートとして機能するbポート21
bと、受信信号SR の入力用ポートとして機能するcポ
ート21cとを備えている。一方、サーキュレータ22
は、送信信号ST の入力用ポートとして機能するaポー
ト22aと、送信信号ST の出力用ポートおよび受信信
号SR の入力用ポートとして機能するbポート22b
と、受信信号SR の出力用ポートとして機能するcポー
ト22cとを備えている。この場合、サーキュレータ2
1,22は、各ポート間の挿入損失が0.5dBで、か
つ各ポート間のアイソレーションが20dBの仕様でそ
れぞれ製作されている。
【0020】このアンテナ接続器5では、両サーキュレ
ータ21,22が、大幅な挿入損失を招くことなく確実
なアイソレーションを保持した状態で、aポート21a
からbポート22bまでの間のアンテナ線路を送信線路
31および受信線路32に分離する。この場合、送信線
路31は、aポート21aから、bポート21b、アッ
テネータ23およびaポート22aを介してbポート2
2bに至る経路で形成され、受信線路32は、bポート
22bから、cポート22c、LNA24およびcポー
ト21cを介してaポート21aに至る経路で形成され
る。一方、アッテネータ23は、例えば5dBの減衰量
を有する抵抗ネットワークで構成されている。また、L
NA24は、例えば12dBの利得を有するローノイズ
FET増幅回路で構成され、同軸ケーブル7aのケーブ
ル損失による受信部12の雑音指数の低下を防止する。
【0021】この無線装置1では、アンテナ線路の利得
(または損失)と、アンテナ3の利得とを含めての送信
信号ST に対する総利得GT が下記の式で表され、ア
ンテナ3の利得と、アンテナ線路の利得(または損失)
とを含めての受信信号SR に対する総利得GR が下記の
式で表される。なお、両式において、RCa、RSW、R
Cb、R21、RATT 、R22、RCc、GANT およびGLNA
は、同軸ケーブル6のケーブル損失(−2.2dB)、
アンテナ切替器4の減衰量(−1dB)、同軸ケーブル
7aのケーブル損失(−3dB)、サーキュレータ21
の挿入損失(−0.5dB)、アッテネータ23の減衰
量(−10dB)、サーキュレータ22の挿入損失(−
0.5dB)、同軸ケーブル7bのケーブル損失(0d
B)、アンテナ3の利得(19dBi)およびLNA2
4の利得(8dB)をそれぞれ意味する。 総利得GT =RCa+RSW+RCb+R21+RATT+R22+RCc+GANT ・・式 総利得GR =GANT+RCc+R22+GLNA+R21+RCb+RSW+RCa ・・式
【0022】したがって、送信側の総利得GT は、式
によれば、+1.8dBとなるため、法規制利得(2.
14dB)を満足する。一方、受信側の総利得GR は、
式によれば、+19.8dBとなる。つまり、この無
線装置1では、受信線路32における受信信号SR に対
する利得を、送信線路31における送信信号ST に対す
る利得よりも相対的に大きく規定することにより、受信
側の総利得GR が送信側の総利得GT と比較して18d
B増加している。
【0023】この結果、各指向性アンテナ3を送信用ア
ンテナとして使用する場合の総利得GT は、等価的に
は、図3に示すように、主ローブLMTの方向においてほ
ぼ法規制利得GL (2.14dB)とほぼ等しく、か
つ、他の方向において法規制利得GL よりも低く規定さ
れる。一方、各指向性アンテナ3を受信用アンテナとし
て使用する場合の総利得GR は、等価的には、同図に示
すように、主ローブLMRの方向において法規制利得GL
よりも18dB高く規定される。したがって、指向性ア
ンテナ3の主ローブLMT,LMRが対向するようにして例
えば一対の無線装置1a,1b(または1a,1cや1
b,1c等)を配置した場合、半波長ダイポールアンテ
ナなどの法規制利得GL のアンテナを使用するのと比較
して、一対の無線装置1a,1b全体としての利得が実
質的に18dB向上する。この結果、この無線システム
S1によれば、実効輻射電力を上げることなく、通達距
離を飛躍的に向上させることができる。発明者の実験に
よれば、送信部11の送信電力および回線マージンをそ
れぞれ10dBmおよび10dBとし、受信部12の受
信レベルが−90dBmとなるときの通達距離は、法規
制利得GL のアンテナを使用したときには、約500m
であるのに対し、本発明に係る無線装置1では、約4k
mに向上できることが確認されている。なお、総利得G
T を法規制利得GL に維持した状態で、総利得GT と総
利得GR との差を大きくすればする程、通達距離を伸ば
すことができるのは勿論である。
【0024】このように、この無線システムS1によれ
ば、アンテナ線路(同軸ケーブル6、アンテナ切替器
4、同軸ケーブル7a、送信線路31および同軸ケーブ
ル7bからなる線路)の損失と、指向性アンテナ3の利
得GANT とを含めての送信信号ST に対する総利得GT
の最大値を法規制利得GL に維持することにより、アン
テナから輻射される実効輻射電力を法規制値以下に維持
しつつ、無線電波の通達距離を飛躍的に伸ばすことがで
きる。また、受信線路32内にLNA24を配設したこ
とにより、同軸ケーブル7aのケーブル損失RCb、同軸
ケーブル6のケーブル損失RCaおよびアンテナ切替器4
の損失RSWによる受信部12の雑音指数の低下を招くこ
となく、良好な感度で受信信号SR を受信することがで
きる。
【0025】さらに、アンテナ切替器4およびアンテナ
3間を接続する同軸ケーブル7a,7b間にアンテナ接
続器5を配設することにより、既設の無線装置本体2お
よびアンテナ3に改造を施すことなくアンテナ接続器5
を容易に配設することができる。このため、高利得の指
向性アンテナを用いる限り、既設の無線装置1の通達距
離を伸ばすことができる。なお、各指向性アンテナ3の
アンテナ利得が互いに相違する場合には、各アンテナ接
続器5内のアッテネータ23の減衰量やLNA24の利
得を個々に変更設定すればよい。この結果、いずれのタ
イプの指向性アンテナを使用する場合であっても、総利
得GT の最大値を法規制利得GL に維持しつつ、無線電
波の通達距離を伸ばすことができる。
【0026】また、この無線システムS1では、各無線
装置1が、他の無線装置1の設置方向に指向性をそれぞ
れ有する指向性アンテナ3a〜3cを備えている。この
ため、例えば、無線装置1aの指向性アンテナ3aが無
線装置1bの設置方向に対して高利得に規定されている
場合、無線装置1aの指向性アンテナ3aは、他の無線
装置1c,1dの設置方向に対して低利得となる。した
がって、無線装置1aは、無線装置1bとの間で通信す
る際に、他の無線装置1c,1dによって送信された送
信信号の受信レベルを低レベルに抑えることができる。
この結果、無線装置1aは、通信相手以外の無線装置1
の送信信号を受信することに起因する混信や感度抑圧な
どが防止されるため、高い通信品質を維持した状態で通
信することができる。なお、他の無線装置1b〜1dに
とっても、同様にして、高い通信品質を維持した状態で
通信することができる。
【0027】次に、他の実施の形態に係る無線装置41
について、図4を参照して説明する。
【0028】同図に示す無線装置41は、無線装置1と
は異なり、アンテナ切替器4に代えて分配合成器(一例
として3分配合成器)42を備えて構成されている。な
お、無線装置1の構成要素と同一の機能を有するものに
は同一の符号を付し、重複する説明は省略する。この無
線装置41では、分配合成器42の減衰量が−5dBの
ため、アンテナ接続器5内のATT23の利得(減衰
量)が−10dBに設定され、かつLNA32の利得が
+12dBに設定されている。したがって、送信側の総
利得GT は、無線装置1と同様にして、+1.8dBに
なるため、法規制利得(2.14dB)を満足する。一
方、受信側の総利得GR についても、無線装置1と同様
にして、+19.8dBとなる。このため、この無線装
置41でも、受信線路32における受信信号SR に対す
る利得が、送信線路31における送信信号ST に対する
利得よりも相対的に大きく規定されることにより、受信
側の総利得GR が送信側の総利得GT よりも18dB増
加している。この結果、アンテナ3から輻射される実効
輻射電力を法規制値以下に維持しつつ無線電波の通達距
離を飛躍的に伸ばすことができる。
【0029】この無線装置41では、無線装置1b〜1
dの送受信周波数を互いに異なる周波数に設定すること
により、無線装置1aは、アンテナ切替器4などによっ
て指向性アンテナ3を切り替えることなく、同時または
時分割で複数の無線装置1b〜1dと通信することがで
きる。この場合、無線装置1aは、各指向性アンテナ3
a〜3cの主ローブLMR,LMTが各無線装置1b〜1d
の設置方向に一致するように設置されているため、同時
通信の際に、他の無線装置1による妨害を受けることな
く、高品質の通信を行うことができる。
【0030】次に、さらに他の実施の形態に係る無線装
置51について、図5を参照して説明する。なお、無線
装置1と同一の構成要素については同一の符号を付して
重複した説明を省略するものとする。
【0031】同図に示す無線装置51は、無線装置1と
は異なり、指向性アンテナ3a〜3cの直下にアンテナ
切替器4を設置し、アンテナ切替器4と無線装置本体2
との間に、同軸ケーブル7a,6を介してアンテナ接続
器52を接続して構成されると共に制御部64を備えて
いる。
【0032】この場合、無線装置51では、指向性利得
が互いに異なる複数の指向性アンテナ3a〜3cが使用
されている。また、アンテナ接続器52は、アンテナ接
続器5のATT23に代えて、減衰量が可変のアッテネ
ータ53を備えて構成されている。この場合、アッテネ
ータ53は、使用される指向性アンテナ3の利得に応じ
て、その減衰量が多段階または無段階で可変可能に構成
されている。一方、制御部54は、例えばコンピュータ
等を用いて構成され、アンテナ切替器4の切替制御を行
うと共に、切り替えられた指向性アンテナ3の指向性利
得に応じてアッテネータ53の減衰量を制御する。
【0033】この無線装置51では、制御部54が、ア
ンテナ切替器4を制御することにより、主ローブの方向
が通信相手の無線装置1の設置方向に一致する指向性ア
ンテナ3を選択する。この際に、制御部54は、高利得
の指向性アンテナ3を選択したときには、ATT53の
減衰量を大きく制御することにより送信経路31の送信
信号ST に対する利得を小さくする。この結果、指向性
アンテナの実効輻射電力が法規制利内に制限される。一
方、低利得の指向性アンテナ3を選択したときには、制
御部54は、ATT53の減衰量を小さく制御すること
により送信経路31の送信信号ST に対する利得を大き
くする。この結果、指向性アンテナの実効輻射電力が法
規制利内に制限される。この無線装置51によれば、ア
ンテナ接続器52を一つで構成できるため、部品点数の
削減、ひいては、無線装置51のコストを低減すること
ができる。なお、各指向性アンテナ3が同指向性利得の
場合には、アッテネータ53の減衰量切替えを不要にす
ることができる。
【0034】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されない。例えば、本発明の実施の形態では、本発明
における分離手段として一対のサーキュレータ21,2
2を例に挙げて説明したが、分離手段は、3dBカップ
ラやCMカップラなどの方向性結合器で構成することも
できる。また、本発明の実施の形態では、アンテナ切替
器4や分配合成器42を無線装置本体2とは別体に構成
し、アンテナスイッチ13を無線装置本体2と一体化さ
せた例について説明したが、これに限らず、各構成要素
を適宜、無線装置本体2に一体化させてまたは別体に構
成できるのは勿論である。また、受信部12の雑音指数
の低下を招かない場合には、LNA24に代えて、BP
Fを用いることもできるし、サーキュレータ22のcポ
ート22cおよびサーキュレータ21のcポート21c
間を同軸ケーブルなどで直接的に接続することによって
低損失のバイパス受信経路を形成してもよい。さらに、
同軸ケーブル6,7aのケーブル損失RCa,RCbが大き
い場合には、アッテネータ23を用いずに、サーキュレ
ータ21のbポート21bおよびサーキュレータ22の
aポート22a間を同軸ケーブルなどで直接的に接続し
てもよい。加えて、各部における利得、損失および減衰
量は、本発明の実施の形態に示した数値に限定されず、
適宜変更できるのは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1から3のいずれ
かに記載の無線装置によれば、無線装置本体と各指向性
アンテナとの間の各線路を分離手段によって送信経路お
よび受信経路に分離し、受信経路における受信信号に対
する利得を送信経路における送信信号に対する利得より
も相対的に大きく規定したことにより、指向性アンテナ
の各々から輻射される実効輻射電力を法規制値以下に維
持しつつ無線電波の通達距離を飛躍的に伸ばすことがで
きる。また、各々の主ローブが他の複数の無線装置の設
置方向に一致するように複数の指向性アンテナを設置す
ることにより、通信相手以外の無線装置によって送信さ
れた無線信号の受信レベルを低く抑えることができ、こ
れにより、通信品質を向上させることができる。
【0036】また、請求項4記載の無線装置によれば、
制御部が、指向性利得が大きい指向性アンテナが選択さ
れたときに送信利得設定器の送信利得を低利得に設定
し、指向性利得が小さい指向性アンテナが選択されたと
きに送信利得設定器の送信利得を高利得に設定すること
により、アンテナ接続器を1つ配設すればよいため、部
品点数の削減を図ることができ、これにより、無線装置
のコストを低減することができる。
【0037】また、請求項5記載の無線装置によれば、
複数の指向性アンテナが2.14dBi以上のアンテナ
利得を有しているため、そのアンテナ利得の大きさに応
じて、受信経路における受信信号に対する利得を送信経
路における送信信号に対する利得よりも相対的に大きく
規定すればするほど、無線電波の通達距離を伸ばすこと
ができる。
【0038】また、請求項6記載の無線装置によれば、
送信利得設定器をアッテネータで構成したことにより、
受信経路における受信信号に対する利得を送信経路にお
ける送信信号に対する利得よりも確実かつ容易に相対的
に大きく規定することができる。
【0039】さらに、請求項7記載の無線装置によれ
ば、受信利得設定器を増幅器で構成したことにより、受
信部における雑音指数の低下を防止しつつ、受信経路に
おける受信信号に対する利得を送信経路における送信信
号に対する利得よりも確実かつ容易に相対的に大きく規
定することができる。
【0040】また、請求項8記載の無線装置によれば、
線路における無線装置本体側端部およびアンテナ側端部
にそれぞれ配設された一対のサーキュレータまたは一対
の方向性結合器で分離手段を構成したことにより、無線
装置本体およびアンテナに改造を施すことなく、両者を
接続する同軸ケーブル間に、分離手段、送信利得設定器
および受信利得設定器などを配設することができる。こ
れにより、既設の無線装置本体およびアンテナに改造を
施すことなく、通達距離を伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線装置1aの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】アンテナ切替器5a〜5cの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】無線システムS1における各無線装置1a〜1
dにおける総利得GT ,GR の等価的な指向性を示す指
向性特性図である。
【図4】無線装置41の構成を示すブロック図である。
【図5】無線装置51の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1d,41,51 無線装置 2 無線装置本体 3a〜3c 指向性アンテナ 4 アンテナ切替器 5a〜5c アンテナ接続器 6,7a,7b 同軸ケーブル 11 送信部 12 受信部 13 アンテナスイッチ 21,22 サーキュレータ 23,53 アッテネータ 24 LNA 31 送信線路 32 受信線路 42 分配合成器 54 制御部 SR 受信信号 ST 送信信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線装置本体と、当該無線装置本体に接
    続される送受信用の複数の指向性アンテナとを備え、前
    記無線装置本体の出力端送信電力が所定値以下に規定さ
    れ、かつ前記複数の指向性アンテナ各々の実効輻射電力
    が所定値以下に規定されている無線装置であって、 前記複数の指向性アンテナの各々にそれぞれ接続される
    複数のアンテナ接続器と、当該各アンテナ接続器から1
    つを選択してそのアンテナ接続器と前記無線装置本体と
    を接続可能に構成されたアンテナ切替器とを備え、前記
    各アンテナ接続器は、前記接続されている指向性アンテ
    ナおよび前記アンテナ切替器の間の線路の一部を送信経
    路と受信経路とに分離する分離手段と、前記送信経路内
    に配設されて送信信号に対する送信利得が所定値に設定
    される送信利得設定器と、前記受信経路内に配設されて
    受信信号に対する受信利得が前記送信利得よりも相対的
    に大きい利得に設定される受信利得設定器とを備えてい
    ることを特徴とする無線装置。
  2. 【請求項2】 無線装置本体と、当該無線装置本体に接
    続される送受信用の複数の指向性アンテナとを備え、前
    記無線装置本体の出力端送信電力が所定値以下に規定さ
    れ、かつ前記複数の指向性アンテナ各々の実効輻射電力
    が所定値以下に規定されている無線装置であって、 前記複数の指向性アンテナの各々にそれぞれ接続される
    複数のアンテナ接続器と、当該複数のアンテナ接続器と
    前記無線装置本体との間に配設された分配合成器とを備
    え、前記アンテナ接続器は、前記接続されている指向性
    アンテナおよび前記分配合成器の間の線路の一部を送信
    経路と受信経路とに分離する分離手段と、前記送信経路
    内に配設されて送信信号に対する送信利得が所定値に設
    定される送信利得設定器と、前記受信経路内に配設され
    て受信信号に対する受信利得が前記送信利得よりも相対
    的に大きい利得に設定される受信利得設定器とを備えて
    いることを特徴とする無線装置。
  3. 【請求項3】 無線装置本体と、その無線装置本体に接
    続される送受信用の複数の指向性アンテナとを備え、前
    記無線装置本体の出力端送信電力が所定値以下に規定さ
    れ、かつ前記複数の指向性アンテナ各々の実効輻射電力
    が所定値以下に規定されている無線装置であって、 前記複数の指向性アンテナに接続されて当該各指向性ア
    ンテナから1つを選択可能に構成されたアンテナ切替器
    と、当該アンテナ切替器と前記無線装置本体との間に配
    設されたアンテナ接続器とを備え、当該アンテナ接続器
    は、前記アンテナ切替器および前記無線装置本体の間の
    線路の一部を送信経路と受信経路とに分離する分離手段
    と、前記送信経路内に配設されて送信信号に対する送信
    利得が所定値に設定可能な送信利得設定器と、前記受信
    経路内に配設されて受信信号に対する受信利得が前記送
    信利得よりも相対的に大きい利得に設定される受信利得
    設定器とを備えていることを特徴とする無線装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ切替器によって指向性利得
    が大きい前記指向性アンテナが選択されたときに前記送
    信利得設定器の前記送信利得を低利得に設定し、指向性
    利得が小さい前記指向性アンテナが選択されたときに前
    記送信利得設定器の前記送信利得を高利得に設定する制
    御部を備えていることを特徴とする請求項3記載の無線
    装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の指向性アンテナは、2.14
    dBi以上のアンテナ利得をそれぞれ有していることを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の無線装
    置。
  6. 【請求項6】 前記送信利得設定器は、アッテネータで
    構成されていることを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載の無線装置。
  7. 【請求項7】 前記受信利得設定器は、増幅器で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに
    記載の無線装置。
  8. 【請求項8】 前記分離手段は、前記線路における前記
    無線装置本体側端部および前記アンテナ側端部にそれぞ
    れ配設された一対のサーキュレータまたは一対の方向性
    結合器で構成されていることを特徴とする請求項1から
    7のいずれかに記載の無線装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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