JP2001076229A - 自動販売装置 - Google Patents

自動販売装置

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JP2001076229A
JP2001076229A JP24981899A JP24981899A JP2001076229A JP 2001076229 A JP2001076229 A JP 2001076229A JP 24981899 A JP24981899 A JP 24981899A JP 24981899 A JP24981899 A JP 24981899A JP 2001076229 A JP2001076229 A JP 2001076229A
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vending machine
product
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commodity
outlet
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JP24981899A
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Hiroshi Hino
寛 日野
Norio Watanabe
紀夫 渡邊
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスペースに1又は複数の自動販売機を設
置できるようにすると共に、製品見本提示機能を損なう
ことなく自動販売機前面に広告面を形成する。 【解決手段】 自動販売装置10は、自動販売機収納室
12内に2台の自動販売機本体14A、14Bを背中合
わせに配置し、接客部16は自動販売機本体と直交する
方向の壁面18に設け、自動販売機本体14A、14B
間の商品搬送装置によって、商品投出口24からの商品
を壁面18に設けられた商品取出口に搬送する。商品見
本等の表示は、コマーシャル画面表示可能を兼ねた表示
装置30を壁面18に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機を利
用した自動販売装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動販売機は、複数種類の商品
を収納し、投出指令信号が入力したとき、該投出指令信
号に基づいて所定の種類の商品を商品投出口から投出す
るものであり、その前面には、製品見本、商品を選択す
るための押しボタン、紙幣や硬貨を投入する装置等を含
む、利用者とのインターフェイスとなる接客部が設けら
れている。
【0003】このような自動販売機は、多種類の商品見
本を展示して販売するために、幅広に形成されていて、
例えば間口の狭い小さな商店等では設置することが困難
であった。
【0004】又、2台以上の自動販売機を設置する場合
も当然、2倍の間口が要求され、多くの商店等では、需
要があるにも拘らず、自動販売機の設置数が制限されて
しまうという問題点があった。
【0005】更に、近年、室内に多数の自動販売機を設
置して構成した、いわゆる無人販売システムが開発され
ている。
【0006】この無人販売システムにおいても、単に、
通常の自動販売機を並列したに過ぎないものであり、そ
の設置台数に応じた設置幅が要求されるので、店舗の単
位面積当たりの設置台数に制限がある。
【0007】特に、自動販売機は、その前面扉を開い
て、内側の商品ラックに商品を供給しなければならない
ので、前面側に一定以上の前面扉開閉用及び商品補充作
業用のスペースが必要となる。
【0008】更に又、近年、ネオンサイン等の屋外広告
の効果が低下しつつあり、新たな広告媒体が求められて
いるが、例えば、全国に300万台以上ある自動販売機
にその商品に関連する以外の広告をすることが考えられ
る。
【0009】しかしながら、自動販売機の前面には、多
くの商品見本が配置されていて、そのような広告面を設
ける余裕がない。
【0010】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、間口の狭い場合でも、1又は複数
の自動販売機を設置することができるようにした自動販
売装置を提供することを目的とする。
【0011】又、いわゆる無人販売システムにおいて、
単位面積当たりの設置台数を増大することができるよう
にした自動販売装置を提供することを目的とする。
【0012】更に又、自動販売機前面の商品見本提示機
能を損なうことなく、広告面を形成することができるよ
うにした自動販売装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
問題点に鑑みてなされたものであって、請求項1記載の
ように、複数種類の商品を収納し、投出指令信号が入力
したとき、該投出指令信号に基づいて所定の種類の商品
を商品投出口から投出する自動販売機本体と、この自動
販売機本体を少なくとも1台を収納する自動販売機収納
室と、利用者とのインターフェイスであり、商品選択装
置を含み、前記自販機収納室の壁面の外側に設けられた
接客部と、この接客部の近傍位置で、前記壁面を貫通し
て形成された商品取出口と、前記商品投出口と商品取出
口との間に配置され、投出口から投出された商品を商品
取出口に搬送する商品搬送装置と、を有してなる自動販
売装置により、上記目的を達成するものである。
【0014】又、前記自動販売装置において、前記商品
選択装置を、商品選択のためのメニュー画像及びコマー
シャル画像を同時に又は選択時に表示可能な表示装置を
含んで構成し、且つ、商品選択作業の際に、前記表示装
置の少なくとも一部にメニュー画像を表示させる画像切
換手段を有してなるようにしてもよい。
【0015】又、上記自動販売装置において、前記商品
選択装置は、人体が一定距離以内に接近するか接触した
ときに、その検出信号を出力する人体センサを備え、人
体センサが検出信号を出力したとき、前記画像切換手段
を、メニュー画像表示モードに駆動するようにしてもよ
い。
【0016】又、有線あるいは無線の放送網、通信回線
を介して、画像、音声情報供給源からの画像、音声情報
を前記表示装置に表示させる接続装置を設けると共に、
前記画像切換手段は、前記画像、音声情報源を切換える
ようにしてもよい。
【0017】更に、上記自動販売装置において、前記表
示装置は、画像表示パネルと、この画像表示パネルに表
示された画像を反射して、前記壁面の外側から視認でき
るように結像させる反射光学系と、を有してなるように
してもよい。
【0018】又、上記自動販売装置において、前記自動
販売機本体を、直方体形状とし、その前面の上方位置に
商品投入口、下方位置に前記商品投出口をそれぞれ備え
ると共に、前記商品搬送装置による商品搬送路に対して
前記前面と反対側の背面を向けて配置してなり、且つ、
前記自動販売機本体の前面から背面に貫通して配置さ
れ、前記商品投出口から投出された商品を前記商品搬送
路に案内するサブ搬送手段を設けるようにしてもよい。
【0019】又、上記自動販売装置において、前記サブ
搬送手段は、前記商品取出口の下側から前記商品搬送路
上に至るベルトコンベアとしてもよい。
【0020】又、上記自動販売装置において、前記自動
販売機本体は、商品投出口が、その近傍の前記商品搬送
路よりも高くなるように配置され、前記サブ搬送手段は
前記商品取出口の下側から、前記商品搬送路上に至る下
り傾斜の傾斜板としてもよい。
【0021】又、上記自動販売装置において、前記自動
販売機本体は、その底部に冷却・加温部用の機械室を備
え、且つ、この機械室は空室とされて、ここに前記サブ
搬送手段が配置してもよい。
【0022】更に、上記自動販売装置において、前記商
品搬送手段は、前記商品投出口の下側から商品取出口の
上側間に設けられたベルトコンベアとしてもよい。
【0023】又、上記自動販売装置において、前記商品
搬送手段は、前記商品投出口に投出された商品を把持し
て前記商品取出口にまで運んで解放するロボット装置と
してもよい。
【0024】又、上記自動販売装置において、前記自動
販売機本体は、その前面及び背面が、前記接客部が設け
られている壁面に対して略直交する姿勢で配置されるよ
うにしてもよい。
【0025】又、上記自動販売装置において、前記自動
販売機本体は、少なくとも2台が、前記商品搬送路を間
にして配置されるようにしてもよい。
【0026】更に又、上記自動販売装置において、前記
2台の自動販売機本体に対して背面がこれらの背面と直
交するように配置された自動販売機本体を設けるように
してもよい。
【0027】又、上記自動販売装置において、前記自動
販売機本体及び接客部は、各々複数台設けられ、且つ、
各接客部の商品搬送装置は、いずれの自動販売機本体に
対しても投出指令信号を出力して、商品を選択可能とし
てもよい。
【0028】更に、上記自動販売装置において、前記商
品取出口は、前記複数の接客部と同数であって、各々が
対応する接客部の近傍に配置され、且つ、前記商品搬送
装置は、自動販売機本体から投出された商品を、その商
品の投出指令信号を出力した接客部に対応する商品取出
口に搬送する商品選別配送手段を備えるようにしてもよ
い。
【0029】この発明においては、自動販売機収納室内
に設けた自販機本体から投出された商品を商品搬送装置
によって自動販売機収納室の壁面に設けられた商品取出
口に搬送するようにしているので、接客部と分離して自
動販売機収納室内で自動販売機本体を、任意の姿勢で設
置することができる。
【0030】従って、狭い間口に接客部を設け、その背
後に自動販売機本体を従来と直交する方向に配置して、
従来自動販売機を設置することができなかったスペース
にも自動販売機を設けることができる。
【0031】又、接客部と分離した複数の自動販売機本
体を自動販売機収納室内で商品搬送装置を挟んで従来と
直交する方向に配置することによって、狭いスペースに
複数の自動販売機を設置することができる。
【0032】更に又、接客部における商品選択装置は、
商品見本ではなく、商品選択のためのメニュー画像を用
いているので、ここに広告スペースを設ける余裕ができ
る。特に、これらの画像を表示可能なディスプレイにメ
ニュー画像及びコマーシャル画像を同時又は選択的に表
示することによって、利用者の商品選択作業を妨げるこ
となく、広告機能を満たすことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して詳細に説明する。
【0034】図1に示される本発明の実施の形態の第1
例は、本発明の基本的な構成となる自動販売装置10で
ある。
【0035】この自動販売装置10は、自動販売機収納
室12内に、2台の自動販売機本体14A、14Bを、
その背面が平行に向き合うように、且つ該背面が接客部
16が設けられた前記自動販売機収納室12の壁面18
に対して直交するように配置されている。
【0036】これら背中合わせに平行に配置された一対
の自動販売機本体14A、14Bの間には、商品搬送装
置20が配置され、前記自動販売機本体14A又は14
Bから投出された商品を前記接客部16の近傍位置で前
記壁面18に貫通形成された商品取出口22に搬送する
ようにされている。
【0037】前記一対の自動販売機本体14A、14B
は、前記商品搬送装置20に対して左右対称に配置され
ているので、一方の自動販売機本体14Aについてのみ
説明し、他方の自動販売機本体14Bの説明を省略す
る。
【0038】前記自動販売機本体14Aは、複数種類の
商品を収納し、投出指令信号が入力した時、該投出指令
信号に基づいて所定の種類の商品をその商品投出口24
から投出するようにされている。
【0039】前記投出指令信号は前記接客部16から出
力されるが、これについては後述する。
【0040】前記商品投出口24は、自販機本体14A
の前面、即ち前記商品搬送装置20と反対側に設けられ
て、ここに商品がホッパ25上に投出される。
【0041】この前記自動販売機本体14Aの下側に
は、前記商品投出口24から投出され、シュータ25に
より案内落下される商品を受け止めて、自動販売機本体
14Aの下側を通って反対側の商品搬送装置20上に商
品を搬送するためのサブ搬送手段26が設けられてい
る。
【0042】従って、商品投出口24から投出された自
動販売機本体14Aの商品は、サブ搬送手段26によっ
て商品搬送装置20まで、自動販売機本体14Aの下側
を通って搬送され、ここから、商品搬送装置20によ
り、前記商品取出口22に搬送されるようになってい
る。
【0043】具体的には、前記商品搬送装置20は、ゴ
ムベルト等の商品を損傷することなく弾力的に受け止
め、且つ、滑りや転がりが生じることなく、商品を搬送
できるコンベアベルトを用いる。サブ搬送手段26も同
様である。これらは、特に、搬送の出発点よりも搬送終
点側が高い位置にある場合に有効である。
【0044】前記接客部16は、利用者とのインターフ
ェイス機能を有するものであり、利用者が商品を選択す
るために用いる商品選択装置28を含んで構成されてい
る。
【0045】この商品選択装置28は、図2に示される
ように、例えば液晶表示パネル、プラズマディスプレイ
パネル、CRT等の画像を表示することができる表示装
置30及び、この表示装置30の一部又は全部に表示さ
れる商品選択のためのメニュー画像に基づいて、該表示
装置30に隣接して設けられる選択押しボタンスイッチ
32と、を有してなり、更に接客部16には、前記表示
装置30に表示される画像を切換えるための画像切換手
段34と、この商品選択装置28に利用者が接近するか
又は接触したとき、これを検出する人体センサ36と、
が設けられ、人体センサ36が人体の接触又は接近を検
出したとき、その検出信号に基づいて画像切換手段34
により、表示装置30に表示する画像を切換えるように
構成されている。
【0046】前記表示装置30は、接客部16におけ
る、通常は商品見本が配置されるスペースに設けられ、
その下側に前記選択押しボタンスイッチ32が配設さ
れ、表示装置30に表示されるメニュー画像32A、例
えば商品の画像のうち、所望の商品の画像の識別符号
(アルファベット、数字)に対応する選択押しボタンス
イッチ32を押すことによって商品を選択することがで
きるようにされている。
【0047】例えば、全ての商品の画像を行と列に区画
して表示装置30に表示し、行をA、B、C・・・のア
ルファベットで選択し、列を1、2、3、4・・・の数
字で選択して、対応する符号の選択押しボタンスイッチ
32を押すようにする。
【0048】例えば商品が清涼飲料水の場合、表示装置
30に表示された炭酸系、コーヒー系、ジュース系、紅
茶系、ミルク系等の大分類をA、B、C・・・のスイッ
チで選択し、この大分類の選択によって、選択された系
統の小分類商品画像のみを大きく表示し、ここから具体
的な商品を数字によって選択するようにしてもよい。
【0049】更に、小分類の商品画像を表示装置30の
下辺に沿って表示し、該下辺下側に対応して配置された
選択押しボタンスイッチ32を押して商品を選択するよ
うにしてもよい。
【0050】前記表示装置30は、例えばケーブルテレ
ビチャンネル、衛星テレビチャンネル、通信回線等を介
して画像、音声情報供給源38に接続して、これらの情
報を取り込むことができるようにされた接続装置40を
備え、これにより、取り込んだ画像、音声情報あるいは
この自動販売装置10に設けられたCDROM、DVD
等の記憶装置42に記憶されている画像、音声を表示装
置30に表示することができるようにされている。
【0051】このとき、前記画像切換手段34は、前記
画像、音声情報源38のチャンネルの切換え、前記記憶
装置42に記憶されている商品の画像、即ちメニュー画
像やコマーシャル画像を適宜切換えることができるよう
にされている。
【0052】又、前記表示装置30は、コマーシャル画
像を表示する場合に、その全領域にわたってコマーシャ
ル画像を表示したり、図2において2点鎖線で示される
ように、前記選択押しボタンスイッチ32に接近したメ
ニュー画像領域30Aにのみメニュー画像を表示し、他
の部分をコマーシャル画像領域30Bとして切換えるこ
とができるようにされている。
【0053】又、上記のように、表示装置30の全部又
は選択押しボタンスイッチ32近傍の領域を除いた領域
30Bにコマーシャル画像を表示しているとき、利用者
と予想される人体が接近又は接触したとき、これを検出
する前記人体センサ36が、センサ信号を出力すると、
コマーシャル画像の全体をメニュー画像に切換えたり、
又は全体をコマーシャル画像としている場合に、選択押
しボタンスイッチ32近傍のメニュー画像領域30Aの
みメニュー画像とする等の切換えを自動的に行うように
されている。
【0054】ここで、前記自動販売機本体14Aは、そ
の前面扉が不要であるので取り外されていて、又、金銭
の受入れと釣り銭の払出しをする金銭管理部44は前記
接客部16に設けられ、ワイヤハーネス(図示省略)を
介して前記自動販売機本体14Aに接続されている。
【0055】更に、自動販売機本体14A内の商品を温
度管理する冷却・加温部46は、一般には自動販売機本
体14Aの下側の機械室に設けられているが、本自動販
売装置10では、前記自動販売機本体14A下部から外
部に移設され、この冷却・加温部46を取り外した後の
空間(空室)に、前記サブ搬送手段26が設けられてい
る。
【0056】上記自動販売装置10において、利用者が
その近傍にいない場合は、表示装置30には、記憶装置
42に予め記憶されているコマーシャル画像、音声、あ
るいはケーブルテレビ放送網等から供給される画像及び
音声が表示される。
【0057】このとき、表示装置30における選択押し
ボタンスイッチ32に隣接する前記メニュー画像領域3
0Aには、商品選択のためのメニュー画像を表示しても
よい。又、表示装置30の全面にコマーシャル画像を表
示してもよい。
【0058】自動販売装置10の接客部16に利用者が
接近するか、あるいは接触すると、人体センサ36がこ
れを検出し、画像切換手段34に信号を出力し、画像切
換手段34は、コマーシャル画像のみが表示されていた
表示装置30にメニュー画像を表示したり、あるいはコ
マーシャル、メニューの両画像が表示されていた場合に
はメニュー画像領域を拡大したりして、利用者の商品選
択作業が容易となるように画像を切換える。
【0059】利用者は、表示装置30に表示されたメニ
ュー画像、即ち商品を示す画像から、目的の商品の画像
を選択し、その画像に対応する選択押しボタンスイッチ
32を押すことによって商品を選択することができる。
【0060】勿論、選択押しボタンスイッチ32によっ
て商品を選択する前に、金銭管理部44に必要な紙幣、
あるいは貨幣を投入することが必要である。
【0061】選択押しボタンスイッチ32が押されるこ
とによって、その信号が自動販売機本体14A又は14
Bに伝達され、目的の商品が商品投出口24から投出さ
れ、シュータ25を経てサブ搬送手段26上に落下す
る。
【0062】サブ搬送手段26は落下した商品を受け止
めて、これを自動販売機本体14A又は14Bの下方を
横断して搬送し、商品搬送装置20上に落下させる。
【0063】商品搬送装置20は、サブ搬送手段26か
ら商品を受け取り、商品取出口22まで搬送してここに
投出し、利用者の商品取出しが可能となる。
【0064】なお、前記サブ搬送手段26及び商品搬送
装置20は、選択押しボタンスイッチ32が押された時
点で運転を開始するように設定するとよい。
【0065】前記自動販売機本体14A、14Bへの商
品の供給は、自動販売機収納室12内において、商品搬
送装置20と反対側、即ち自動販売機本体14A、14
Bの前面側から行う。
【0066】又、金銭管理部44は、自動販売機本体と
は別個の壁面18に設けられているので、該壁面の裏
側、即ち自動販売機収納室12側から、金銭管理部への
釣り銭の用意、投入された金銭の回収をすることができ
る。
【0067】更に、冷却加温部46は、自動販売機本体
14A、14Bの外側に移設されているので、そのメン
テナンスが容易であると共に、通常、冷却器のコンプレ
ッサシェルからの放熱が、冷却モードにある商品を加温
してしまうという問題点を避けることができる。
【0068】又、前記表示装置30に表示する画像、音
声情報を提供する画像、音声情報源38は、接続装置4
0により、例えば公衆データ回線、携帯電話、PHSと
称される無線電話回線、ケーブルテレビ放送網、衛星放
送網を媒体として、画像、音声情報源38と接続させる
ようにする。
【0069】この場合、これらの情報源をこれらの画
像、音声情報源38を画像切換手段34によって適宜切
換えるようにしてもよく、又、記憶装置42に記録され
る画像、音声情報と適宜切換えるようにしてもよい。
【0070】ここで、前記表示装置30は、プラズマデ
ィスプレイパネル、液晶ディスプレイパネル、CRT等
の表示装置のいずれでもよいが、これらの画面を直接外
部に晒すと、例えば悪戯等によって損傷され易いので、
図3に示されるように、表示装置30の画像をミラー4
8を介してスクリーン50に結像するように構成して、
表示装置30が投石等によって直接損傷されないように
するとよい。
【0071】この実施の形態の第1例に係る自動販売装
置10は、2台の自動販売機本体14A、14Bが接客
部16とは別個に、且つ接客部16が設けられている壁
面18に対して直交する方向に配置されているので、従
来の自動販売機を2台並列に設ける場合と比較して、設
置のために必要な間口及び設置スペースを大幅に低減さ
せることができる。
【0072】又、表示装置30に商品の選択のための画
像を切換表示することができるようにしているので、商
品見本の設置のための前面スペースが少なくてすみ、こ
れを広告表示面とすることができる。
【0073】前記自動販売装置10は、2台の自動販売
機本体14A、14Bを用いたものであるが、本発明は
これに限定されるものでなく、例えば図4に示される本
発明の実施の形態の第2例のように、1台の自動販売機
本体14Cのみを、壁面18と直交する方向に配置して
自動販売装置60を構成してもよい。この場合、間口の
狭い小さな商店等に設置するのに便利である。
【0074】更に、図5に示される実施の形態の第3例
のように、商品搬送装置20を取り囲んで、3台の自動
販売機本体14A〜14Cを設けて、自動販売装置70
を構成すると、最もスペース効率が高くなる。この場
合、中央の自動販売機本体14Cの下側を通って前面側
にまで商品搬送装置20を延長させて、サブ搬送手段を
兼ねるようにする。
【0075】又、図6に示される実施の形態の第4例の
自動販売装置80のように、図5の第3例における自動
販売機本体14A又は14Bとそのサブ搬送手段26を
省略した構成とすると、図1の場合と比較して、奥行は
あるが更に狭いスペースに2台を設置することができ
る。
【0076】更に、図7に示される実施の形態の第5例
の自動販売装置90のように、幅方向に2台の自動販売
機本体14C、14Dを並列させ、自動販売機本体14
Cのためのサブ搬送手段を兼ねる商品搬送装置20に対
して、自動販売機本体14Dのサブ搬送手段26Aを途
中で90°湾曲させて接続させる構成としてもよい。
【0077】なお、自動販売機収納室が大きい場合は、
上記のような自動販売装置10、60、70、80及び
90のいずれかを適宜組合せて壁面に沿って配置するこ
とになる。
【0078】ここで、前記図1、図4〜図7に示される
実施の形態の第1例〜第5例は、いずれも、接客部16
が1つのみであるが、本発明はこれに限定されるもので
なく、接客部を複数設け、且つ商品投出口24もこれと
同数設けるようにしてもよい。
【0079】このようにすると、例えば図8に示される
実施形態の第6例の自動販売装置100のように、3台
の自動販売機本体14A〜14Cと、2つの接続部1
6、16とを設けて自動販売装置80を構成した場合、
1つの接客部16から3台分の自動販売機本体に収納さ
れる多種類の商品を購買することができると共に、複数
客が同時に(実際は時間的ずれをもって)商品を購買す
ることができる。
【0080】なお、この場合、前記商品搬送装置20
は、どの接客部から指定された商品かを判別して対応す
る商品投出口24に搬送できるように、商品選別配送手
段62を設けなければならない。
【0081】これは、例えば、前記商品搬送装置20の
末端と商品取出口22との間に、前記複数の接客部16
において、選択押しボタンスイッチ32が押された順番
に対応して、商品搬送装置20により搬送されてきた商
品を順次、対応する商品取出口22に振り分けるように
する。
【0082】なお、前記商品搬送装置20及びサブ搬送
手段26はベルトコンベアから構成されているが、これ
は他の搬送手段、例えば、図9に示されるように商品を
把持して、これを商品取出口22まで運んで解放するロ
ボット装置21を用いてもよい。この場合、ベルトコン
ベアよりも商品搬送速度を速くできるので、利用者の待
ち時間を短縮できる。
【0083】又、複数の接客部がある自動販売装置で
は、商品選別配送機能を持たせることができる。
【0084】又、上記実施の形態の例において、サブ搬
送手段26は、従来冷却・加温部46が設けられていた
機械室から、冷却・加温部46を外部に移設して、ここ
にサブ搬送手段26が配設されるようにしているが、本
発明はこれに限定されるものでなく、自動販売機本体を
更に高く設定して、機械室の下側をサブ搬送手段26が
通るようにしてもよい。この方法は、自動販売機収納室
12の天井高によって制限される。
【0085】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、間
口の狭い場合でも、1又は複数の自動販売機を設置する
ことができるという優れた効果を有する。更に、自動販
売機前面の商品見本提示機能を損なうことなく、広告面
を形成することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例に係る自動販売装
置を示す斜視図
【図2】同自動販売装置の制御系、表示装置及びその近
傍を示すブロック図
【図3】同表示装置の他の実施形態を示す光学配置図
【図4】本発明の実施の形態の第2例に係る自動販売装
置を示す平面図
【図5】同第3例に係る自動販売装置を示す平面図
【図6】同第4例に係る自動販売装置を示す平面図
【図7】同第5例に係る自動販売装置を示す平面図
【図8】同第6例に係る自動販売装置を示す平面図
【図9】自動販売装置に用いる商品搬送装置の他の形態
を示す斜視図
【符号の説明】
10、60、70、80、90、100…自動販売装置 12…自動販売機収納室 14A、14B、14C、14D…自動販売機本体 16…接客部 18…壁面 20…商品搬送装置 21…ロボット装置 22…商品取出口 24…商品投出口 26…サブ搬送手段 28…商品選択装置 30…表示装置 32…選択押しボタンスイッチ 34…画像切換手段 36…人体センサ 38…画像音声情報源 40…接続装置 42…記憶装置 44…金銭管理部 46…冷却・加温部 48…ミラー 50…スクリーン 62…商品選別配送手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の商品を収納し、投出指令信号が
    入力したとき、該投出指令信号に基づいて所定の種類の
    商品を商品投出口から投出する自動販売機本体と、この
    自動販売機本体を少なくとも1台を収納する自動販売機
    収納室と、利用者とのインターフェイスであり、商品選
    択装置を含み、前記自販機収納室の壁面の外側に設けら
    れた接客部と、この接客部の近傍位置で、前記壁面を貫
    通して形成された商品取出口と、前記商品投出口と商品
    取出口との間に配置され、投出口から投出された商品を
    商品取出口に搬送する商品搬送装置と、を有してなる自
    動販売装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記商品選択装置を、
    商品選択のためのメニュー画像及びコマーシャル画像を
    同時に又は選択時に表示可能な表示装置を含んで構成
    し、且つ、商品選択作業の際に、前記表示装置の少なく
    とも一部にメニュー画像を表示させるメニューモードと
    する画像切換手段を設けたことを特徴とする自動販売装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記商品選択装置は、
    人体が一定距離以内に接近するか接触したときに、その
    検出信号を出力する人体センサを備え、人体センサが検
    出信号を出力したとき、前記画像切換手段を、メニュー
    モードに駆動するようにされたことを特徴とする自動販
    売装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、有線あるいは無
    線の放送網、通信回線を介して、画像、音声情報供給源
    からの画像、音声情報を前記表示装置に表示させる接続
    装置を設けると共に、前記画像切換手段は、前記画像、
    音声情報源を切換えるようにされたことを特徴とする自
    動販売装置。
  5. 【請求項5】請求項2、3又は4において、前記表示装
    置は、画像表示パネルと、この画像表示パネルに表示さ
    れた画像を反射して、前記壁面の外側から視認できるよ
    うに結像させる反射光学系と、を有してなることを特徴
    とする自動販売装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記
    自動販売機は、その前面の上方位置に商品投入口、下方
    位置に前記商品投出口をそれぞれ備えると共に、前記商
    品搬送装置による商品搬送路に対して前記前面と反対側
    の背面を向けて配置してなり、且つ、前記自動販売機本
    体の前面から背面に貫通して配置され、前記商品投出口
    から投出された商品を前記商品搬送路に案内するサブ搬
    送手段を設けたことを特徴とする自動販売装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記サブ搬送手段は、
    前記商品取出口の下側から前記商品搬送路上に至るベル
    トコンベアであることを特徴とする自動販売装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、前記自動販売機本体
    は、商品投出口が、その近傍の前記商品搬送路よりも高
    くなるように配置され、前記サブ搬送手段は前記商品取
    出口の下側から、前記商品搬送路上に至る下り傾斜の傾
    斜板とされたことを特徴とする自動販売装置。
  9. 【請求項9】請求項6、7又は8において、前記自動販
    売機本体は、その底部に冷却・加温部用の機械室を備
    え、且つ、この機械室は空室とされて、ここに前記サブ
    搬送手段が配置されたことを特徴とする自動販売装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかにおいて、前
    記商品搬送手段は、前記商品投出口の下側から商品取出
    口の上側間に設けられたベルトコンベアであることを特
    徴とする自動販売装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至9のいずれかにおいて、前
    記商品搬送手段は、前記商品投出口に投出された商品を
    把持して前記商品取出口にまで運んで解放するロボット
    装置であることを特徴とする自動販売装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記自動販売機本体は、その前面及び背面が、前記接客
    部が設けられている壁面に対して略直交する姿勢で配置
    されたことを特徴とする自動販売装置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    前記自動販売機本体は、少なくとも2台が、前記商品搬
    送路を間にして配置されたことを特徴とする自動販売装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13において、前記2台の自動販
    売機本体に対して背面がこれらの背面と直交するように
    配置された自動販売機本体を設けたことを特徴とする自
    動販売装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14のいずれかにおいて、
    前記自動販売機本体及び接客部は、各々複数台設けら
    れ、且つ、各接客部の商品搬送装置は、いずれの自動販
    売機本体に対しても投出指令信号を出力して、商品を選
    択可能とされたことを特徴とする自動販売装置。
  16. 【請求項16】請求項15において、前記商品取出口
    は、前記複数の接客部と同数であって、各々が対応する
    接客部の近傍に配置され、且つ、前記商品搬送装置は、
    自動販売機本体から投出された商品を、その商品の投出
    指令信号を出力した接客部に対応する商品取出口に搬送
    する商品選別配送手段を備えたことを特徴とする自動販
    売装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003189715A (ja) * 2001-12-27 2003-07-08 Mitsui Bussan Aguro Business Kk 最適肥料販売システム
WO2019130780A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 株式会社ブイシンク 店舗

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