JP2001076103A - データキャリア、リーダ/ライタ装置、データキャリア検索読み出しシステム、データキャリア検索読み出し方法 - Google Patents

データキャリア、リーダ/ライタ装置、データキャリア検索読み出しシステム、データキャリア検索読み出し方法

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JP2001076103A
JP2001076103A JP25038299A JP25038299A JP2001076103A JP 2001076103 A JP2001076103 A JP 2001076103A JP 25038299 A JP25038299 A JP 25038299A JP 25038299 A JP25038299 A JP 25038299A JP 2001076103 A JP2001076103 A JP 2001076103A
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Hidekazu Ishii
英一 石井
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Yoshikawa RF Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーダ/ライタ装置と通信中にリセットが掛
かったデータキャリアにより検索読み出しの処理が妨害
されるのを可及的に防止できるようにする。 【解決手段】 所定のデータがリーダ/ライタ装置に全
て認識されたことを設定する認識済状態設定手段をデー
タキャリアに具備するとともに、それまでの検索読み出
し処理でID/データを認識したデータキャリアに対し
て、ID/データを認識したことを示す認識済信号を送
信する手段をリーダ/ライタ装置に具備して、サービス
エリアに交番磁界を送給する駆動コイルが切り替えたと
きには、上記認識済状態設定手段を動作させて、該当す
るデータキャリアについては検索読み出しに参加させな
いようにして、駆動磁界強度が不安定なデータキャリア
が混じっていても、残りの多数のデータキャリアのID
/データを迅速に、かつ正確に検索読み出しことができ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータキャリア、リ
ーダ/ライタ装置、データキャリア検索読み出しシステ
ム、データキャリア検索読み出し方法に関し、特に、既
知のデータキャリアを未知のデータキャリアとが複数混
在するサービスエリア内において、データキャリアの検
索読み出しを効率よく行うようにするデータキャリアシ
ステムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製のカードにICチップを
配設してなるデータキャリア(子機)と、上記データキ
ャリアに無線で交番磁界を供給するリーダ/ライタ装置
(親機)とからなるデータキャリアシステムが普及して
きている。
【0003】このようなデータキャリアシステムは、非
接触型IDカードとして鉄道の定期券や、物流分野にお
ける個々の貨物の識別用のタグや、各種メーカーにおけ
る製品の在庫管理や、事務所あるいは病院等におけるフ
ァイル管理等に利用されている。
【0004】上述のように種々の分野で利用が広がって
いるデータキャリアであるが、一般に、RFIDと呼ば
れている非接触型のデータキャリアにおいては、自己の
使用する電力を、リーダ/ライタ装置から供給される交
番磁界から得ている。
【0005】すなわち、非接触型のデータキャリアはア
ンテナを有しており、リーダ/ライタ装置と呼ばれる親
機から送信される交番磁界を上記アンテナで受信し、上
記交番磁界の大きさに応じて流れる電流を整流して動作
電力としている。
【0006】このようなデータキャリアの応用例では、
一台のリーダ/ライタ装置がサービスエリア内の多数の
データキャリアと通信を行う場合が多い。この場合、サ
ービスエリアに存在する多数のデータキャリアを同時
に、かつ十分に駆動できるようにするために、例えばリ
ーダ/ライタ装置は強い交番磁界を供給するようにして
いる。
【0007】しかし、供給する交番磁界の強度を強くし
ても、サービスエリア内に存在する多数のデータキャリ
アの中には、リーダ/ライタ装置に対する向きが悪かっ
たり、あるいは多数のデータキャリアが密着していたり
するものがある。
【0008】このような場合には、リーダ/ライタ装置
から十分な動作電力を供給されることが困難となり、リ
ーダ/ライタ装置と通信中に動作電力が低下してリセッ
トが掛かってしまうデータキャリアががあった。
【0009】今日では、通信の途中においてデータキャ
リアにリセットが掛かっても、リーダ/ライタ装置から
行われる再度の読み出しに応答して通信を再開すること
ができるようにしているので、交番磁界が供給されて動
作電力が回復すれば、上記リセットが掛かったデータキ
ャリアとリーダ/ライタ装置との間で通信を行うことが
できる。
【0010】ところで、データキャリアシステムの応用
では、1台のリーダ/ライタ装置のサービスエリア内に
存在する未知の複数のデータキャリアを検索しながら読
み出す場合がある。例えば、上記リーダ/ライタ装置よ
り、未知の複数のデータキャリアに特定の条件を満足す
るデータキャリアに返事をさせるように命令し、所定の
条件に合う(または所定の条件に合わない)と返事をし
たデータキャリアがあれば、それらのデータキャリアだ
けが以降の条件に合うか否かの質問に返事をし続けるよ
うにする検索読み出し処理が行われることがある。
【0011】また、条件に合うと返事するデータキャリ
アが無かった場合には、条件に合わないと返事したデー
タキャリアが以降の質問に返事を送り返して行くように
することで、リーダ/ライタ装置がサービスエリア内に
存在する複数のデータキャリアのID/データを次々に
検索読み出しするようにしている。
【0012】サービスエリア内に存在する複数のデータ
キャリアを次々に検索読み出しする際に、通信上におい
て問題のあるデータキャリアが上記複数のデータキャリ
アの中に混じると、該当のデータキャリアのID/デー
タを読むことができないばかりでなく、他のデータキャ
リアのID/データも読めなくなる問題があった。
【0013】このような問題が起こる原因として、例え
ば、データキャリアに印加される交番磁界が弱かったり
変動したりする場合がある。この場合、サービスエリア
内にデータキャリアがいるにもかかわらず、データキャ
リアに印加される交番磁界は弱くなる。
【0014】その原因の一つとして、データキャリアが
サービスエリア内に有ってもリーダ/ライタ装置から供
給する交番磁界の方向と、データキャリアに内蔵するア
ンテナコイルの指向性とがずれている場合を考慮するこ
とができる。
【0015】また、複数のデータキャリアが互いに密着
したために、データキャリアに内蔵するコイルが密結合
してしまい、周波数特性がずれてしまうときにも交番磁
界が弱くなることがある。
【0016】さらに、リーダ/ライタ装置のサービスエ
リア内に交番磁界の通過を妨げるものがあるときにも交
番磁界が弱くなることがある。例えば、データキャリア
が金属製の物体に貼られているときや、あるいは金属製
のトレーに並べられているとき等である。
【0017】上述のように、サービスエリア内に存在す
る複数のデータキャリアに供給する交番磁界を、各デー
タキャリアにおいてできる限り強くすることができるよ
うにして、上述した通信上の問題点を解消するために、
リーダ/ライタ装置に複数の駆動コイルを設けて、これ
らの駆動コイルを順番に選択して駆動することで、サー
ビスエリア内において種々の向きに在るデータキャリア
に大きな交番磁界を供給するようにすることがある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】駆動コイルを変更して
交番磁界を供給すると、以前の駆動コイルでは受信する
交番磁界が弱くてリセットが掛かってしまったデータキ
ャリアにおいて、変更された駆動コイルから供給される
交番磁界によって大きな動作電力を得ると、以前の通信
においてリーダ/ライタ装置にID/データを認識され
ているデータキャリアが検索読み出しシステムに再度応
答してくることがある。
【0019】このようなデータキャリアが複数個サービ
スエリア内に存在すると、未だにID/データが認識さ
れない他のデータキャリアの検索読み出し処理の妨げに
なり、検索読み出し処理に多くの時間がかかってしまう
原因になっていた。
【0020】本発明は上述の問題点にかんがみ、通信の
途中でリセットが掛かったものの、リーダ/ライタ装置
にとっては既知であるデータキャリアが何回も繰り返し
応答する不都合を防止できるようにすることを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のデータキャリア
は、所定のデータがリーダ/ライタ装置に全て認識され
たことを設定する認識済状態設定手段を具備し、上記認
識済状態設定手段を動作させる命令が、既知データキャ
リアの識別符号を指定して上記リーダ/ライタ装置から
与えられたときに、上記認識済状態設定手段を動作させ
て、上記リーダ/ライタ装置が行う検索読み出しに参加
しないようにすることを特徴としている。また、本発明
のデータキャリアの他の特徴とするところは、上記認識
済状態設定手段は、上記リーダ/ライタ装置から送られ
るコマンドに応じて所定の変数を初期状態から認識済状
態に更新する変数更新手段と、上記変数が初期状態であ
るか否かを判定する変数状態判定手段と、上記変数状態
判定手段によって上記変数が初期状態ではないと判定さ
れた場合には、上記リーダ/ライタ装置が行う検索読み
出し処理に参加しないように設定するデータ認識可否判
定手段とからなることを特徴としている。
【0022】本発明のリーダ/ライタ装置は、サービス
エリアに交番磁界を供給するための複数の駆動コイルを
具備し、上記複数の駆動コイルの動作を切り替えながら
複数のデータキャリアのID/データを読み出す検索読
み出し処理を行うリーダ/ライタ装置であって、上記複
数の駆動コイルの動作を切り換えたときに、それまでの
検索読み出し処理でID/データを認識したデータキャ
リアに対して、ID/データを認識したことを示す認識
済信号を送信する認識済信号送信手段を具備することを
特徴としている。
【0023】本発明のデータキャリア検索読み出しシス
テムは、所定のデータがリーダ/ライタ装置に全て認識
されたことを設定する認識済状態設定手段を具備し、上
記認識済状態設定手段を動作させる命令が、既知データ
キャリアの識別符号を指定して上記リーダ/ライタ装置
から与えられたときに、上記認識済状態設定手段を動作
させて、上記リーダ/ライタ装置が行う検索読み出しに
参加しないようにするデータキャリアと、サービスエリ
アに交番磁界を供給するための複数の駆動コイルを具備
し、上記複数の駆動コイルの動作を切り替えながら複数
のデータキャリアのID/データを読み出す検索読み出
し処理を行うリーダ/ライタ装置であって、上記複数の
駆動コイルの動作を切り換えたときに、それまでの検索
読み出し処理でID/データを認識したデータキャリア
に対して、ID/データを認識したことを示す認識済信
号を送信する認識済信号送信手段を具備するするリーダ
/ライタ装置とからなることを特徴としている。
【0024】本発明のデータキャリア検索読み出し方法
は、所定の変調をかけた交番磁界を、サービスエリアに
存在する複数のデータキャリアに向けて送給する駆動コ
イルをリーダ/ライタ装置が複数個具備し、上記リーダ
/ライタ装置が上記複数個の駆動コイルを切り替えなが
ら上記サービスエリアに交番磁界を送給し、上記複数の
データキャリアは上記交番磁界を受けて内蔵アンテナコ
イルに誘導する起電圧を動作電源として利用し、かつ上
記交番磁界にかけられた変調を復調して、上記リーダ/
ライタ装置側から送られてきた命令やデータに応答する
データキャリア検索読み出し方法であって、上記リーダ
/ライタ装置は、上記サービスエリアに交番磁界を送給
する駆動コイルを切り替えたときに、それまでの検索読
み出し処理でID/データを認識したデータキャリアに
ついては、以後の検索読み出し処理に参加させないよう
にする認識済信号を送信し、上記データキャリアは、上
記認識済信号を受信したときには、上記リーダ/ライタ
装置が行う検索読み出しに参加しないことを特徴として
いる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら参照し
ながら本発明のデータキャリア、リーダ/ライタ装置、
データキャリア検索読み出しシステム、データキャリア
検索読み出し方法の実施の形態を説明する。
【0026】(参考例)最初に、図4〜図7を参照しな
がら本発明が適用されるデータキャリア検索読み出しシ
ステムの一例を参考例として説明する。図4に示したよ
うに、このデータキャリア検索読み出しシステムのリー
ダ/ライタ装置は、処理がスタートすると、最初のステ
ップS301において初期化を行い、「変数A=0」、
及び「変数B=0」に設定する。
【0027】次に、ステップS302に進み、ステップ
S301で初期化した「変数B=0」の値を1つインク
リメントして「B=1」に設定する。これは、この「変
数B」が所定の値になったときに検索読み出し処理を終
了するために設定するものである。
【0028】次に、ステップS303において、上記
「変数B」が予め設定した「所定値Y」よりも大きくな
ったか否かを判断する。この判定の結果、上記「変数
B」が「所定値=Y」よりも大きくなった場合には検索
読み出し処理を終了する。
【0029】また、ステップS303の判定の結果、上
記「変数B」が「所定値=Y」よりも大きくなっていな
い場合には、ステップS303からステップS304に
進み、交番磁界を出力(供給)する駆動コイルを選択す
る。
【0030】図6に示すように、このリーダ/ライタ装
置には第1の駆動コイル1及び第2の駆動コイル2の2
つを備えている。このように、2つの駆動コイルを備え
ているのは、サービスエリアが広い場合においては、サ
ービスエリアの全体に交番磁界を一度に供給すると、上
記交番磁界が周囲にも広がってしまい、他の機器、特に
同様のデータキャリアシステムに妨害を与える恐れがあ
るので、これを防止するためである。
【0031】すなわち、図6に示すように、複数の駆動
コイルを組み合わせることにより、サービスエリアを複
数に分割し、各分割エリア毎に逆相の交番磁界を供給す
るようにしている。このようにすると、各駆動コイルか
ら供給される磁界の強度を離れた場所において低下する
ことができる。
【0032】但し、このようにすると、サービスエリア
を分割する境界に位置するデータキャリアには十分な交
番磁界が供給されにくいので、複数の磁界駆動コイルを
用いて補完しあうようにして、サービスエリアの全領域
を満遍なくカバーするようにしている。
【0033】さらに、サービスエリア内におけるデータ
キャリアの向きが揃っていない環境で使用されるリーダ
/ライタ装置の場合には、図7に示すように、第1の駆
動コイル1、第2の駆動コイル2及び第3の駆動コイル
3のように、3つの駆動コイルをX−Y−Zの三次元方
向に配設し、各駆動コイル1〜3を順番に選択しながら
駆動することにより、サービスエリア内に存在する全て
のデータキャリアに十分に強い交番磁界を供給できるよ
うにしている。
【0034】図4のフローチャートの説明に戻ると、ス
テップS304において、サービスエリアに磁界を供給
する駆動コイルの選択が終わると、次に、ステップS3
05に進み、選択した駆動コイルの駆動を開始する。
【0035】次に、ステップS306において、検索読
出し処理を行うための所定のコマンドをデータキャリア
に送信して、データキャリアからID/データの読出し
を行う。その後、ステップS307に進み、該当するデ
ータキャリアからID/データを読みだしたか否かを判
定する。
【0036】この判定の結果、所定のID/データを読
みだした場合にはステップS308に進んで、「変数A
=0」を設定する。この設定は、後述する処理におい
て、「変数A」がインクリメントされている場合がある
ので、ID/データの読みだしが行われた場合には、
「変数A=0」に初期化するようにしている。また、次
のステップS309において「変数B=0」に初期化す
る処理を行い、検索読み出し処理を繰り返し行う回数を
制限している。
【0037】一方、ステップS307の判定の結果、I
D/データの読出しが行われなかった場合にはステップ
S310に進み、「変数A」の値を1つインクリメント
する処理を行う。その後、ステップS311に進み、
「変数A」の値が所定のしきい値「X」よりも大きくな
ったか否かを判断する。
【0038】この判断処理は、リーダ/ライタ装置から
の検索読み出し処理に対して応答するデータキャリアが
無いか否かを調べるための処理であり、例えば「X=
5」程度に設定されている。したがって、変数「A」が
“5”を越えるまではステップS306に戻って上述し
た処理を繰り返し行う。
【0039】また、ステップS311の判定の結果、
「変数A」が「所定値5」を越えた場合には、ステップ
S312に進み、その駆動コイルを使用してサービスエ
リアに交番磁界を供給する処理を終了する。その後、ス
テップS302に戻って上述した処理を繰り返し行う。
【0040】すなわち、次の検索読み出し処理において
は、ステップS304において、前回の検索読み出し処
理で使用した駆動コイルとは異なる駆動コイルが選択さ
れることで、サービスエリア内に存在するデータキャリ
アに対して異なる方向から交番磁界を供給するようにし
ている。これにより、前回の通信では大きな動作電力が
得られなかったデータキャリアに対して大きな動作電力
が得られるようにしている。
【0041】図5は、参考例におけるデータキャリア側
の処理手順を示すフローチャートである。図5に示した
ように、このデータキャリアは交番磁界を受信すると処
理がスタートし、最初のステップS401において、所
定の変数Mを、「M=0」に初期化する処理が行われ
る。
【0042】次に、ステップS402に進んで待機状態
となり、この状態においてリーダ/ライタ装置から送ら
れてくるコマンドをデコードし、上記コマンドがID/
データ検索コマンドであった場合にはステップS403
に進み、上記ステップS401において初期化した変数
「M」が“0”であるか否かを判断する。
【0043】この判断の結果、上記変数「M=0」であ
った場合にはステップS404に進み、ID/データを
検索する処理を実行し、リーダ/ライタ装置に自己のI
D/データを認識してもらうようにする。
【0044】次に、ステップS405に進み、自分のI
D/データをリーダ/ライタ装置に認識してもらったか
否かを判断する。この判断の結果、ID/データをリー
ダ/ライタ装置に認識してもらった場合にはステップS
406に進んで、変数「M=1」にインクリメントする
処理を行う。そして、この処理が終了した後はステップ
S402に戻って待機状態となる。
【0045】したがって、自分のID/データをリーダ
/ライタ装置に認識してもらったデータキャリアは、変
数「M=1」にインクリメントされていることにより、
その後はステップS403の判断により排除されるの
で、検索読出し処理に応答することがなくなる。
【0046】また、ステップS405の判断の結果、I
D/データをリーダ/ライタ装置に認識してもらってい
ない場合には、変数「M=0」のままの状態でステップ
S402に戻るので、以後に行われる検索読み出し処理
に参加することができる。
【0047】ところで、データキャリアの検索読み出し
処理は、シーケンス固有の優先度順か、あるいはリーダ
/ライタ装置にID/データをランダムに読み込ませる
ようにしている。
【0048】しかし、リーダ/ライタ装置が或るデータ
キャリアのID/データを読み込んでいる途中におい
て、そのデータキャリアに印加される交番磁界が種々の
原因によって弱くなると、読み出しシーケンスの途中で
データキャリアにリセットが掛かることがある。
【0049】上述のような理由でリセットが掛かると、
ID/データが読み出されたことを示す記録も初期化さ
れる。このため、ID/データがリーダ/ライタ装置に
読み出されたにもかかわらず、駆動コイルの切替えが行
われて交番磁界が十分に供給されるようになると、上記
リセットが掛かったデータキャリアが検索読み出しシー
ケンスに再び参加することになる。
【0050】この場合、上記リセットが掛かったデータ
キャリアの優先度が高い場合には、ID/データを認識
されずに残っている他のデータキャリアに優先してリー
ダ/ライタ装置に認識されるように動作する。したがっ
て、上述したような動作が不安定なデータキャリアがリ
ーダ/ライタ装置に完全に認識されるまでは、残りのデ
ータキャリアのID/データは検索読み出し処理されな
いことになる。
【0051】このため、上記参考例で示した検索読み出
しシステムの場合、交番磁界の供給が不安定なデータキ
ャリアが複数個存在すると、これらのデータキャリアが
優先して検索読み出し処理に参加するので、優先度の低
い他の多数のデータキャリアは、十分な強度で交番磁界
が供給されているにもかかわらず、ID/データをリー
ダ/ライタ装置に読みだされない不都合が発生してい
た。
【0052】このような不都合は、データキャリアの優
先度が設定されないでランダムな順番で返事をする場合
でも発生する。すなわち、リーダ/ライタ装置側がID
/データを既に読みだしたデータキャリアが検索読み出
し処理に繰り返し参加してしてくる問題があった。
【0053】そこで、上述したような問題を解消可能な
データキャリア検索読み出しシステムとして、本発明の
実施の形態を図1〜図3を参照しながら説明する。
【0054】図1は、本実施の形態のデータキャリア検
索読み出しシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。図1に示したように、本実施の形態のデータキャリ
ア検索読み出しシステムは、データキャリア100とリ
ーダ/ライタ装置200とによって構成されている。こ
のようなデータキャリア100の複数個がリーダ/ライ
タ装置200によって検索読み出しされる。
【0055】本実施の形態のデータキャリア100は、
初期状態設定手段111と、デコード手段112と、認
識済状態設定手段113と、変数状態判定手段114
と、データ認識可否判定手段115と、認識済状態設定
手段116とを具備しており、これらの手段によって検
索参加待機手段が構成されている。
【0056】上記初期状態設定手段111は、リーダ/
ライタ装置から送られる駆動磁界を受けてリセットを解
除するとともに、後述する所定の変数を初期化する機能
を有している。
【0057】上記デコード手段112は、上記リーダ/
ライタ装置200から送信されるコマンドをデコードす
る。また、上記認識済状態設定手段113は、初期状態
設定手段111によって初期化された所定の変数のう
ち、ID/データがリーダ/ライタ装置200に認識さ
れたことを示す変数「M」を「M=1」に設定する。
【0058】上記変数「M」を「M=1」に設定する処
理が行われることにより、リーダ/ライタ装置200と
の通信途中にリセットが掛かったデータキャリアが、駆
動コイルが切り替えられて交番磁界が十分に供給される
状態になることにより、動作電力が回復してリセットが
解除されても、検索読出し処理に参加することがなくな
る。これにより、本実施の形態の検索読み出しシステム
においては、動作が不安定なデータキャリアが検索読出
し処理に何回も応答しまう不都合が防止することができ
る。
【0059】次に、変数状態判定手段114は、上記初
期状態設定手段111によって初期化された上記所定の
変数が初期状態「M=0」であるか否かを判定する。ま
た、データ認識可否判定手段115は、上記リーダ/ラ
イタ装置200が自己に係わる所定のデータを全て認識
したか否かを判定する機能を有している。
【0060】また、認識済状態設定手段116は、自己
に係わる所定のデータが上記リーダ/ライタ装置200
に全て認識されたことが上記データ認識可否判定手段1
15によって判定されたときに、上記初期状態設定手段
111によって設定された初期状態を更新して、「M=
1」とする機能を有している。
【0061】一方、リーダ/ライタ装置200は、初期
状態設定手段221と、駆動コイル選択手段222と、
交番磁界出力手段223と、検索参加許可手段224
と、データキャリア検索手段225と、読み出し判定手
段226と、初期状態更新手段227と、交番磁界駆動
終了手段228とを具備しており、上記初期状態設定手
段221〜初期状態更新手段227等によって読み出し
停止手段が構成されている。
【0062】上記初期状態設定手段221は、データキ
ャリア検索読み出し動作を初期化するものである。駆動
コイル選択手段222は、リーダ/ライタ装置200に
複数個設けられている駆動コイルのうち、サービスエリ
アに交番磁界を供給するための駆動コイルを一つ選択す
る。
【0063】交番磁界出力手段223は、駆動コイル選
択手段222によって選択された駆動コイルを動作させ
て、サービスエリア内に存在するデータキャリアに交番
磁界を供給する。
【0064】検索参加許可手段224は、リーダ/ライ
タ装置200との通信中にリセットが掛かったデータキ
ャリアのうち、所定の条件を満足している(または満足
していない)データキャリアについては、検索読出し処
理に応答できないようにするものであり、参加許可コマ
ンドを送信する手段と、送信回数を係数する手段と、検
索回数を判定する手段(いずれも図示せず)とを具備し
ている。
【0065】データキャリア検索手段225は、上記デ
ータキャリア100に所定のデータ検索コマンドを送信
して、その検索コマンドに対応するデータキャリアに固
有のID/データを送信させるように動作させる。読み
出し判定手段226は、データ検索コマンドを送信した
データキャリア100から所定のデータを読み出したか
否かを判定する。
【0066】初期状態更新手段227は、上記読み出し
判定手段226の判定の結果、上記データ検索コマンド
を送信したデータキャリアから所定のデータを読み出せ
なかったときに、上記初期状態設定手段221によって
設定された初期状態を更新して、後述するように、所定
の回数を越えてはリーダ/ライタ装置200が行ってい
る検索読出しに応答できないようにする。
【0067】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら、本実施の形態のリーダ/ライタ装置200の処理手
順を説明する。図2に示したように、このデータキャリ
ア検索読み出しシステムのリーダ/ライタ装置200
は、処理がスタートすると、最初のステップS101に
おいて初期化を行い、「変数A=0」、及び「変数B=
0」に設定する。
【0068】次に、ステップS102に進み、ステップ
S101で初期化した「変数B=0」の値を1つインク
リメントして「B=1」に設定する。これは、この「変
数B」が所定の値になったときに検索読み出し処理を終
了するために設定するものである。
【0069】次に、ステップS103において、上記
「変数B」が予め設定した「所定値=Y」よりも大きく
なったか否かを判断する。この判定の結果、上記「変数
B」が「所定値=Y」よりも大きくなった場合には検索
読み出し処理を終了する。
【0070】また、ステップS103の判定の結果、上
記「変数B」が「所定値=Y」になっていない場合に
は、ステップS103からステップS104に進み、交
番磁界を出力(供給)する駆動コイルを選択する。
【0071】図6に示したように、本実施の形態のリー
ダ/ライタ装置200の場合も、第1の駆動コイル1及
び第2の駆動コイル2の2つを備えている。このよう
に、2つの駆動コイルを備えることにより、サービスエ
リアが広い場合において、サービスエリアの全体に一度
に供給することなく、交番磁界をサービスエリアの全体
に供給することができるようにしている。
【0072】次に、ステップS104において、サービ
スエリアに磁界を供給する駆動コイルを選択し、この選
択が終わるとステップS105に進み、ステップS10
4で選択した駆動コイルの駆動を開始する。
【0073】次に、ステップS106において、ID/
データが既知のデータキャリアのIDを指定して、その
データキャリア100が検索読み出し処理に参加するの
を決定する変数「M」の値をインクリメントさせるコマ
ンドを送信する処理を行う。その後、ステップS107
に進み、ID/データを検索するコマンドをデータキャ
リア100に送信して、データキャリア100からID
/データを読出す処理を行う。
【0074】次に、ステップS108において、該当す
るデータキャリアからID/データを読みだしたか否か
を判定する。この判定の結果、所定のID/データを読
みだした場合にはステップS109に進んで、「変数A
=0」を設定する。この設定は、後述する処理におい
て、「変数A」がインクリメントされている場合がある
ので、ID/データの読みだしが行われた場合には、
「変数A=0」に初期化する。また、次のステップS1
10において「変数B=0」に初期化する処理を行い、
検索読み出し処理を繰り返し行う回数を制限する。
【0075】一方、ステップS108の判定の結果、I
D/データの読出しが行われなかった場合にはステップ
S111に進み、「変数A」の値を1つインクリメント
する処理を行う。その後、ステップS112に進み、
「変数A」の値が所定のしきい値「X」よりも大きくな
ったか否かを判断する。
【0076】この判断処理は、リーダ/ライタ装置20
0からの検索読み出し処理に対して応答するデータキャ
リア100が無いか否かを調べるための処理であり、例
えば「X=5」程度に設定されている。したがって、変
数「A」が「X=5」を越えるまではステップS107
に戻って上述した処理を繰り返し行う。
【0077】また、ステップS112の判定の結果、
「変数A」が「所定値5」を越えた場合には、ステップ
S113に進み、その駆動コイルを使用してサービスエ
リアに交番磁界を供給する処理を終了する。その後、ス
テップS102に戻って上述した処理を繰り返し行う。
【0078】すなわち、次の検索読み出し処理において
は、ステップS104において、前回の検索読み出し処
理で使用した駆動コイルとは異なる駆動コイルが選択さ
れることで、サービスエリア内に存在するデータキャリ
アに対して異なる方向から交番磁界を供給するようにし
ている。これにより、前回の通信では大きな動作電力が
得られなかったデータキャリアに対して大きな動作電力
が得られるようにしている。
【0079】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、本実施の形態で行われるデータキャリア100の動
作を説明する。リーダ/ライタ装置200から送られる
交番磁界を受信すると処理がスタートし、最初のステッ
プS201において、所定の変数Mを「M=0」とする
初期化が行われる。
【0080】次に、ステップS202に進んで待機状態
となる。そして、リーダ/ライタ装置200からIDを
指定したコマンドが送られてくるとデコードし、上記コ
マンドが上記変数Mをインクリメントするコマンドであ
った場合には、ステップS203に進んで「M=1」に
する処理を行い、その後ステップS202に戻って待機
する。
【0081】次に、ID/データ検索コマンドが入力さ
れるとステップS202からステップS204に進み、
変数Mが「1」か否かを判断する。この判断の結果、
「M=1」であった場合にはステップS205に進む。
ステップS205〜ステップS207の処理は、図5に
示したステップS404〜ステップS406の処理と同
様であり、詳細な説明を省略する。
【0082】本実施の形態のデータキャリア検索読み出
しシステム、上述したようにしてID/データが既知の
データキャリア100のIDを指定して検索読み出し処
理に参加させないようにするコマンドをリーダ/ライタ
装置200が送信しているので、ID/データが認識さ
れたデータキャリア100が検索読み出し処理に何回も
参加する不都合を確実に防止することができる。
【0083】したがって、本実施の形態のデータキャリ
ア検索読み出しシステムによれば、全く動作できないデ
ータキャリアと動作の不安定なデータキャリアを除く、
残りのデータキャリ100のID/データを高速に読み
出すことができる。
【0084】また、別の方向からの交番磁界を印加して
も同じことが起こるが、交番磁界の方向ごとにID/デ
ータの読めないデータキャリア100が入れ替わるの
で、所定の方向から供給する交番磁界での読みを順次実
行することで、結果的にはサービスエリア内に存在する
全てのデータキャリア100のID/データを高速に、
かつ確実に読み出すことができる。
【0085】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明によれ
ば、通信の途中にリセットが掛かった場合においても、
リーダ/ライタ装置にID/データが認識されたデータ
キャリアについては検索読み出し処理に参加させないよ
うにしたので、磁界を供給する駆動コイルが変更される
毎に、ID/データをリーダ/ライタ装置に既に認識さ
れたデータキャリアが繰り返し応答して検索読出し処理
を混乱させてしまう不都合を確実に防止することができ
る。したがって、サービスエリア内において通信動作が
不安定のデータキャリアが混じっていることによる時間
ロスを最小限に押さえて、未知のデータキャリアのID
/データを高速に、かつ正確に読み出すことができ、検
索読み出し処理を行っている時点でサービスエリア内に
存在しているデータキャリアを迅速に検索読み出しを行
うことができるので、サービスエリア内に先に来たデー
タキャリを優先して検索読み出し処理する、FIFO処
理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータキャリア検索読み出しシステム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態のデータキャリア検索読み出し方式
を実行するリーダ/ライタ装置側の処理手順の一例を示
すフローチャートである。
【図3】実施の形態のデータキャリア検索読み出し方
式」を実行するデータキャリア側の処理手順の一例を示
すフローチャートである。
【図4】参考例のデータキャリア検索読み出しシステム
を構成するリーダ/ライタ装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】参考例のデータキャリア検索読み出しシステム
を構成するデータキャリアの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】複数の駆動コイルからサービスエリア内に交番
磁界を供給するようにした一例を示す図である。
【図7】三次元方向に配設された駆動コイルからサービ
スエリア内に交番磁界を供給するようにした一例を示す
図である。
【符号の説明】
100 データキャリア 111 初期状態設定手段 112 デコード手段 113 認識済状態設定手段 114 変数状態判定手段 115 データ認識可否判定手段 116 認識済状態設定手段 200 リーダ/ライタ装置 221 初期状態設定手段 222 駆動コイル選択手段 223 交番磁界出力手段 224 検索参加許可手段 225 データキャリア検索手段 226 読み出し判定手段 227 初期状態更新手段 228 交番磁界駆動終了手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータがリーダ/ライタ装置に全
    て認識されたことを設定する認識済状態設定手段を具備
    し、 上記認識済状態設定手段を動作させる命令が、既知デー
    タキャリアの識別符号を指定して上記リーダ/ライタ装
    置から与えられたときに、上記認識済状態設定手段を動
    作させて、上記リーダ/ライタ装置が行う検索読み出し
    に参加しないようにすることを特徴とするデータキャリ
    ア。
  2. 【請求項2】 上記認識済状態設定手段は、上記リーダ
    /ライタ装置から送られるコマンドに応じて所定の変数
    を初期状態から認識済状態に更新する変数更新手段と、 上記変数が初期状態であるか否かを判定する変数状態判
    定手段と、 上記変数状態判定手段によって上記変数が初期状態では
    ないと判定された場合には、上記リーダ/ライタ装置が
    行う検索読み出し処理に参加しないように設定するデー
    タ認識可否判定手段とからなることを特徴とする請求項
    1に記載のデータキャリア。
  3. 【請求項3】 サービスエリアに交番磁界を供給するた
    めの複数の駆動コイルを具備し、上記複数の駆動コイル
    の動作を切り替えながら複数のデータキャリアのID/
    データを読み出す検索読み出し処理を行うリーダ/ライ
    タ装置であって、 上記複数の駆動コイルの動作を切り換えたときに、それ
    までの検索読み出し処理でID/データを認識したデー
    タキャリアに対して、ID/データを認識したことを示
    す認識済信号を送信する認識済信号送信手段を具備する
    ことを特徴とするリーダ/ライタ装置。
  4. 【請求項4】 所定のデータがリーダ/ライタ装置に全
    て認識されたことを設定する認識済状態設定手段を具備
    し、上記認識済状態設定手段を動作させる命令が、既知
    データキャリアの識別符号を指定して上記リーダ/ライ
    タ装置から与えられたときに、上記認識済状態設定手段
    を動作させて、上記リーダ/ライタ装置が行う検索読み
    出しに参加しないようにするデータキャリアと、 サービスエリアに交番磁界を供給するための複数の駆動
    コイルを具備し、上記複数の駆動コイルの動作を切り替
    えながら複数のデータキャリアのID/データを読み出
    す検索読み出し処理を行うリーダ/ライタ装置であっ
    て、上記複数の駆動コイルの動作を切り換えたときに、
    それまでの検索読み出し処理でID/データを認識した
    データキャリアに対して、ID/データを認識したこと
    を示す認識済信号を送信する認識済信号送信手段を具備
    するするリーダ/ライタ装置とからなることを特徴とす
    るデータキャリア検索読み出しシステム。
  5. 【請求項5】 所定の変調をかけた交番磁界を、サービ
    スエリアに存在する複数のデータキャリアに向けて送給
    する駆動コイルをリーダ/ライタ装置が複数個具備し、
    上記リーダ/ライタ装置が上記複数個の駆動コイルを切
    り替えながら上記サービスエリアに交番磁界を送給し、 上記複数のデータキャリアは上記交番磁界を受けて内蔵
    アンテナコイルに誘導する起電圧を動作電源として利用
    し、かつ上記交番磁界にかけられた変調を復調して、上
    記リーダ/ライタ装置側から送られてきた命令やデータ
    に応答するデータキャリア検索読み出し方法であって、 上記リーダ/ライタ装置は、上記サービスエリアに交番
    磁界を送給する駆動コイルを切り替えたときに、それま
    での検索読み出し処理でID/データを認識したデータ
    キャリアについては、以後の検索読み出し処理に参加さ
    せないようにする認識済信号を送信し、 上記データキャリアは、上記認識済信号を受信したとき
    には、上記リーダ/ライタ装置が行う検索読み出しに参
    加しないことを特徴とするデータキャリア検索読み出し
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006212298A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Sega Corp 景品取得遊戯装置

Cited By (2)

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