JP2001076074A - 医療用画像処理装置 - Google Patents
医療用画像処理装置Info
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- JP2001076074A JP2001076074A JP25085499A JP25085499A JP2001076074A JP 2001076074 A JP2001076074 A JP 2001076074A JP 25085499 A JP25085499 A JP 25085499A JP 25085499 A JP25085499 A JP 25085499A JP 2001076074 A JP2001076074 A JP 2001076074A
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Links
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- 230000000873 masking effect Effects 0.000 claims abstract description 5
- 208000003464 asthenopia Diseases 0.000 abstract description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 abstract description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 abstract description 2
- 210000000481 breast Anatomy 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000009125 cardiac resynchronization therapy Methods 0.000 description 3
- 206010028980 Neoplasm Diseases 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体画面或いは局所画面の内、任意の画面を
表示する。 【解決手段】 (a)に示すように乳房画像の下側が、背
景輝度、或いは背景輝度より暗くマスクされて表示さ
れ、患部を局所的に観察することができ、更に(b)に示
すようにマスクされている部分を自動的に下方にシフト
させて観察できる。
表示する。 【解決手段】 (a)に示すように乳房画像の下側が、背
景輝度、或いは背景輝度より暗くマスクされて表示さ
れ、患部を局所的に観察することができ、更に(b)に示
すようにマスクされている部分を自動的に下方にシフト
させて観察できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用画像を診断
或いは観察する際に使用される医療用画像処理装置に関
するものである。
或いは観察する際に使用される医療用画像処理装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、デジタルマンモグラフィが開発さ
れたことにより従来では、フィルムで撮影されてきた乳
房Ｘ線画像は、ＣＲＴで観察されることが多い。通常、
この乳房Ｘ線画像の観察は、図１０に示すように表示装
置１に左右のＭＬＯビュー２やＣＣビューの画像を左右
に対向して表示する。乳房中の腫瘤を観察する場合にお
いては、このように対向して表示することにより左右の
対称性を参考にすることができる。
れたことにより従来では、フィルムで撮影されてきた乳
房Ｘ線画像は、ＣＲＴで観察されることが多い。通常、
この乳房Ｘ線画像の観察は、図１０に示すように表示装
置１に左右のＭＬＯビュー２やＣＣビューの画像を左右
に対向して表示する。乳房中の腫瘤を観察する場合にお
いては、このように対向して表示することにより左右の
対称性を参考にすることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、左右の
対称性は大局的に判断する場合と局所的に判断する場合
があり、局所的に判断する場合は、乳房画像全体が見え
ることが障害になる場合がある。
対称性は大局的に判断する場合と局所的に判断する場合
があり、局所的に判断する場合は、乳房画像全体が見え
ることが障害になる場合がある。
【０００４】本発明の目的は、上述の問題点を解決し、
乳房の全体画面或いは局所画面の内、任意の画面を表示
することができる医療用画像処理装置を提供することに
ある。
乳房の全体画面或いは局所画面の内、任意の画面を表示
することができる医療用画像処理装置を提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る医療用画像処理装置は、画像表示手段
と、該画像表示手段に表示される医用画像の一部をマス
クするマスク手段とを有することを特徴とする。
の本発明に係る医療用画像処理装置は、画像表示手段
と、該画像表示手段に表示される医用画像の一部をマス
クするマスク手段とを有することを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図１は本実施例における医療用画像処
理装置のシステム構成図を示し、バス１１には、ネット
ワークインタフェース１２、磁気ディスク１３、メイン
メモリ１４、指示手段１５、ＣＰＵ１６、表示メモリ１
７、輪郭抽出手段１８が接続され、更に表示メモリ１７
には表示装置１９が接続されている。
詳細に説明する。図１は本実施例における医療用画像処
理装置のシステム構成図を示し、バス１１には、ネット
ワークインタフェース１２、磁気ディスク１３、メイン
メモリ１４、指示手段１５、ＣＰＵ１６、表示メモリ１
７、輪郭抽出手段１８が接続され、更に表示メモリ１７
には表示装置１９が接続されている。
【０００７】磁気ディスク１３に記憶されている患者の
画像は、ネットワークインタフェース１２を介して供給
されるか、或いは図示しない可搬型の記憶媒体によりシ
ステム内の磁気ディスク１３に展開される。勿論、メイ
ンメモリ１４に直接、画像を展開してもよい。
画像は、ネットワークインタフェース１２を介して供給
されるか、或いは図示しない可搬型の記憶媒体によりシ
ステム内の磁気ディスク１３に展開される。勿論、メイ
ンメモリ１４に直接、画像を展開してもよい。
【０００８】そして、マウス等から成る指示手段１５を
用いて操作することにより、診断する患者を選択する
と、その患者の画像はＣＰＵ１６において処理された後
に、表示メモリ１７に転送され表示装置１９に表示され
る。この際に、画像は図２に示すように、処理画面２１
において胸壁が対向するように、適宜回転して表示され
る。
用いて操作することにより、診断する患者を選択する
と、その患者の画像はＣＰＵ１６において処理された後
に、表示メモリ１７に転送され表示装置１９に表示され
る。この際に、画像は図２に示すように、処理画面２１
において胸壁が対向するように、適宜回転して表示され
る。
【０００９】また、指示手段１５であるマウスの左ボタ
ンを用いることにより、画像のブライトネスとコントラ
ストを調整することができ、右ボタンを選択すると、図
３に示すような「スタディの選択」、「表示」、「設
定」、「終了」から構成されているメニュが、図２に示
すように処理画面２１上に表示される。
ンを用いることにより、画像のブライトネスとコントラ
ストを調整することができ、右ボタンを選択すると、図
３に示すような「スタディの選択」、「表示」、「設
定」、「終了」から構成されているメニュが、図２に示
すように処理画面２１上に表示される。
【００１０】そして、「スタディの選択」を選択する
と、図４に示すようにスタディリストの１つ前を表示す
る「前のスタディ」、次を表示する「次のスタディ」、
表示するリストを表示してから選択する「リスト表示」
が表示される。
と、図４に示すようにスタディリストの１つ前を表示す
る「前のスタディ」、次を表示する「次のスタディ」、
表示するリストを表示してから選択する「リスト表示」
が表示される。
【００１１】図５は「リスト表示」を選択した場合を示
しており、操作者は患者名、又は患者ＩＤをダブルクリ
ックすることにより表示する患者を選択することが可能
である。
しており、操作者は患者名、又は患者ＩＤをダブルクリ
ックすることにより表示する患者を選択することが可能
である。
【００１２】図６は図３において示したメニュの「表
示」を選択した場合を示しており、「全体表示」、「下
マスク」、「上下マスク」、「拡大鏡」が表示される。
そして、「全体表示」を選択すると先の図１０に示す従
来例と同様な全体表示が表示される。
示」を選択した場合を示しており、「全体表示」、「下
マスク」、「上下マスク」、「拡大鏡」が表示される。
そして、「全体表示」を選択すると先の図１０に示す従
来例と同様な全体表示が表示される。
【００１３】また、「下マスク」を選択すると、図７
(a)に示すように乳房画像の下側が、背景輝度と同等、
或いは背景輝度よりも暗くマスクされて表示され、乳房
の全体画面を表示するモードに加え、乳房の一部を局所
的に表示する機能を有することにより対称性に表示し、
患部を局所的に観察することができる。更に、図７(b)
に示すように、マスクされている部分を自動的に下方に
シフトさせることも可能である。また、操作者の指示手
段１５による操作によってシフトさせることも可能であ
る。これらのシフトの仕方、シフトのスピード、マスク
の輝度は、図３に示すメニュにおける「設定」で行うこ
とができる。
(a)に示すように乳房画像の下側が、背景輝度と同等、
或いは背景輝度よりも暗くマスクされて表示され、乳房
の全体画面を表示するモードに加え、乳房の一部を局所
的に表示する機能を有することにより対称性に表示し、
患部を局所的に観察することができる。更に、図７(b)
に示すように、マスクされている部分を自動的に下方に
シフトさせることも可能である。また、操作者の指示手
段１５による操作によってシフトさせることも可能であ
る。これらのシフトの仕方、シフトのスピード、マスク
の輝度は、図３に示すメニュにおける「設定」で行うこ
とができる。
【００１４】更に、「上下マスク」を選択すると、図８
(a)に示すようなマスクされない部分が帯状に設定され
る。また図８(b)に示すように、このマスクされない部
分を下方に自動的にシフトさせることも可能である。な
お、このマスクされない部分の幅、マスクされる部分の
輝度、マスクの移動速度、マスクの自動或いは指示手段
１５による手動の移動手段の設定情報は、図３に示すメ
ニュ選択の「設定」で行うことができる。
(a)に示すようなマスクされない部分が帯状に設定され
る。また図８(b)に示すように、このマスクされない部
分を下方に自動的にシフトさせることも可能である。な
お、このマスクされない部分の幅、マスクされる部分の
輝度、マスクの移動速度、マスクの自動或いは指示手段
１５による手動の移動手段の設定情報は、図３に示すメ
ニュ選択の「設定」で行うことができる。
【００１５】「拡大鏡」は従来から開示されている矩
形、又は円形のＲＯＩ(Region Of Interest)の様々な表
示方法が表示され、このＲＯＩで選択された部分のみ拡
大表示されるものである。ＲＯＩの移動は例えば指示手
段１５の操作で行われ、拡大の際の拡大率の設定は、図
３に示すメニュの「設定」において行うことができる。
形、又は円形のＲＯＩ(Region Of Interest)の様々な表
示方法が表示され、このＲＯＩで選択された部分のみ拡
大表示されるものである。ＲＯＩの移動は例えば指示手
段１５の操作で行われ、拡大の際の拡大率の設定は、図
３に示すメニュの「設定」において行うことができる。
【００１６】本実施例においては、１台のＣＲＴから成
る表示装置１９を用い、左右の乳房Ｘ線画像を対向して
表示したが、水平方向に複数台のＣＲＴを設置し、それ
ぞれに乳房画像を表示し、複数の表示装置１９のマスク
動作が位置的、時間的に期するようにしても同様の効果
が得られる。
る表示装置１９を用い、左右の乳房Ｘ線画像を対向して
表示したが、水平方向に複数台のＣＲＴを設置し、それ
ぞれに乳房画像を表示し、複数の表示装置１９のマスク
動作が位置的、時間的に期するようにしても同様の効果
が得られる。
【００１７】上述の説明においては、マスクされた領域
に関しては完全に非表示であったが、輪郭のみを表示す
ることにより、人体内部における注目領域の位置関係を
把握することが可能になる。この場合には、表示される
マスク領域に対象物の輪郭を表示する技術が必要であ
り、具体的には図１に示す輪郭抽出手段１８により表示
画像が取り込まれ、或いは転送されて輪郭の抽出が行わ
れる。
に関しては完全に非表示であったが、輪郭のみを表示す
ることにより、人体内部における注目領域の位置関係を
把握することが可能になる。この場合には、表示される
マスク領域に対象物の輪郭を表示する技術が必要であ
り、具体的には図１に示す輪郭抽出手段１８により表示
画像が取り込まれ、或いは転送されて輪郭の抽出が行わ
れる。
【００１８】この際の輪郭抽出手法としては、画像全体
のＸ、Ｙそれぞれの方向の二次微分画像を計算し、それ
ぞれ閾値処理を施し、重ね合わせることにより抽出する
方法が一般的であるが、その他にも勾配フィルタを使用
する方法等の公知な多種の技術が使用可能である。ま
た、輪郭決定の後処理としてラベリング処理を施し、主
要な輪郭１つだけを抽出することにより、その他の輪郭
は排除するという後処理を施すことにより、図８と比較
して図９に示すように閉ループの輪郭が形成できない可
能性もあるが、これは完全である必要はない。なお、細
線化はモフォロジフィルタを組み合わせることによって
実現できる。
のＸ、Ｙそれぞれの方向の二次微分画像を計算し、それ
ぞれ閾値処理を施し、重ね合わせることにより抽出する
方法が一般的であるが、その他にも勾配フィルタを使用
する方法等の公知な多種の技術が使用可能である。ま
た、輪郭決定の後処理としてラベリング処理を施し、主
要な輪郭１つだけを抽出することにより、その他の輪郭
は排除するという後処理を施すことにより、図８と比較
して図９に示すように閉ループの輪郭が形成できない可
能性もあるが、これは完全である必要はない。なお、細
線化はモフォロジフィルタを組み合わせることによって
実現できる。
【００１９】また、本発明の医療用画像処理装置は、実
施例の乳房以外に左右の手や足の比較においても有効で
あり、広く医療画像全般に応用が可能である。
施例の乳房以外に左右の手や足の比較においても有効で
あり、広く医療画像全般に応用が可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る医療用
画像処理装置によれば、マスクされていない部分の画像
に注意力を集中することが可能になり、診断能力を向上
させることができる。また、モニタから発する全体光量
を抑制することにより、診断し易く目の疲れを低減させ
ることができる。
画像処理装置によれば、マスクされていない部分の画像
に注意力を集中することが可能になり、診断能力を向上
させることができる。また、モニタから発する全体光量
を抑制することにより、診断し易く目の疲れを低減させ
ることができる。
【図１】システム構成図である。
【図２】表示画面である。
【図３】メニュ画面である。
【図４】メニュ画面である。
【図５】メニュ画面である。
【図６】メニュ画面である。
【図７】マスクの表示画面である。
【図８】マスクの表示画面である。
【図９】マスクの表示画面である。
【図１０】従来の表示画面である。
１１ バス １２ ネットワークインタフェース １３ 磁気ディスク １４ メインメモリ １５ 指示手段 １６ ＣＰＵ １７ 表示メモリ １８ 輪郭抽出手段 １９ 表示装置 ２１ 処理画面
Claims (7)
- 【請求項１】 画像表示手段と、該画像表示手段に表示
される医用画像の一部をマスクするマスク手段とを有す
ることを特徴とする医療用画像処理装置。 - 【請求項２】 前記マスク手段によりマスクしている領
域に関しては輪郭表示することを特徴とする請求項１に
記載の医療用画像処理装置。 - 【請求項３】 前記マスク手段の辺が表示手段の底辺に
対して概略水平であることを特徴とする請求項１又は２
に記載の医療用画像処理装置。 - 【請求項４】 前記マスク手段の辺が下方にシフトする
速度を設定する手段とを有し、前記設定したシフト速度
で前記マスク手段が下方にシフトすることを特徴とする
請求項３に記載の医療用画像処理装置。 - 【請求項５】 前記上方から下方へのシフト動作を繰り
返すことを特徴とする請求項４に記載の医療用画像処理
装置。 - 【請求項６】 前記マスク手段の輝度が前記医用画像の
背景輝度と同等か又は低いことを特徴とする請求項１〜
５の何れか１つの請求項に記載の医療用画像処理装置。 - 【請求項７】 水平方向に複数個配置した前記画像表示
手段に対して、それぞれの前記マスク手段が位置的及び
時間的に同期してシフトすることを特徴とする請求項１
〜５の何れか１つの請求項に記載の医療用画像処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25085499A JP2001076074A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 医療用画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25085499A JP2001076074A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 医療用画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001076074A true JP2001076074A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17214004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25085499A Pending JP2001076074A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 医療用画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001076074A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004329825A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Sony Corp | 画像処理方法、および画像処理装置 |
| JP2008200177A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Fujifilm Corp | マスク領域決定装置、方法、およびプログラム |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP25085499A patent/JP2001076074A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004329825A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Sony Corp | 画像処理方法、および画像処理装置 |
| JP4547869B2 (ja) * | 2003-05-06 | 2010-09-22 | ソニー株式会社 | 画像処理方法、および画像処理装置 |
| JP2008200177A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Fujifilm Corp | マスク領域決定装置、方法、およびプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051115 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |