JP2001075911A - ファクシミリ型電子メール装置 - Google Patents

ファクシミリ型電子メール装置

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JP2001075911A
JP2001075911A JP2000202048A JP2000202048A JP2001075911A JP 2001075911 A JP2001075911 A JP 2001075911A JP 2000202048 A JP2000202048 A JP 2000202048A JP 2000202048 A JP2000202048 A JP 2000202048A JP 2001075911 A JP2001075911 A JP 2001075911A
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JP2000202048A
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English (en)
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Kiyoshi Toyoda
清 豊田
Tatsuo Bando
達夫 坂東
Toshihisa Sawada
利久 沢田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリと同様の簡単な操作でイメー
ジデータを電子メールとして送信する。 【解決手段】 ステップS161で、文字コードデータ
を受信し、ステップS162で、受信メールのヘッダの
From行、すなわち送信者のアドレスを解析し、ステップ
S163で自装置のアドレスであると判断された場合
は、ステップS164で、送信失敗の旨を印刷する。自
装置以外のメールであれば、ステップS165で、文字
データをイメージデータに変換し、ステップS166
で、その内容を印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージデータを
ファクシミリと同様の簡単な操作で送受信できるファク
シミリ型電子メール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリは、イメージを簡単
な操作で送受信できる装置として、ほとんどすべての企
業に普及してきている。しかし、送信したイメージが目
的とする人に届いたかどうかわからないこと、受信した
原稿は誰でも読めてしまうこと、回線状況の悪い外国に
送信するときは、失敗する度に送り直す必要があること
などの問題点は解決されておらず、ファクシミリを使用
する人もあきらめている傾向がある。
【0003】一方、世界規模のネットワークであるイン
ターネットが現在急速に増殖中であり、インターネット
を使った電子メールを使う人の数も企業を中心に急激に
伸びている。電子メールは、個人に属するパソコン(以
下PCと呼ぶ)やワークステーション(以下WSと呼
ぶ)を使って送受信するものであり、前に述べたファク
シミリの問題点はない。また、エラーに関しては、信頼
性のあるプロトコルTCP/IPによって、データエラ
ーは基本的にはなくなる。
【0004】しかし、電子メールで送受信するデータ
は、キーボードから入力された文字コードが主体であ
り、イメージデータはまだ一般的ではない。その理由
は、イメージデータを入力して電子メールとして送信で
きるフォーマットに変換するのに手間がかかるためと考
えられる。つまり、イメージデータを電子メールとして
送信するための操作性が悪いのである。
【0005】そこで、操作性を改善するために、電子メ
ールを利用したファクシミリ装置が例えば特開平2ー1
72348号公報等に提案されている。
【0006】図28は従来の電子メールを利用したファ
クシミリ装置の概略構成図を示すものである。101は
CPUであり、装置の制御を行う。102はROMであ
り、プログラムが記憶される。103はRAMであり、
プログラムのデータ用として使用される。104は電話
回線に接続されたモデム部である。105はプリンタ部
であり、イメージデータを印刷する。106はスキャナ
部であり、イメージを読み込む。107はパネル部であ
り、イメージ読み込みの指示、送信者の識別情報入力、
受信者の識別情報入力を行う。108は圧縮・伸長部で
あり、イメージデータの圧縮または伸長を行う。109
はコンピュータI/F部であり、ホストコンピュータと
接続され、電子メールの送受信を行う。
【0007】以下、ファクシミリ送信するときの動作に
ついて説明する。スキャナ部106に原稿を置き、パネ
ル部107から宛先の電話番号、送信者の識別コードを
入力し、スタートボタンを押す。スキャナ部106は、
イメージを読み込み、圧縮・伸長部108でイメージデ
ータを圧縮し、モデム部104を通じて電話回線から宛
先にイメージデータがファクシミリ手順で送信される。
送信結果は、コンピュータI/F部109からホストコ
ンピュータを介して送信者の端末に文字コードの電子メ
ールとして送信される。
【0008】次に、ファクシミリ原稿を受信するときの
動作について説明する。まず、受信者は利用者識別情報
をパネル部107からあらかじめ入力し、RAM103
に記憶しておく。ファクシミリ原稿をモデム部104を
介して受信したときに、ファクシミリ手順の中で、宛先
情報が送られてきたときは、RAM103に記憶してあ
る利用者識別情報と一致しているかどうかを確認し、一
致していれば、その利用者の端末にファクシミリ原稿を
受信したことをコンピュータI/F部109を通じて電
子メールで知らせる。受信したファクシミリのイメージ
データは、プリンタ部105で印刷される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、相手端末にファクシミリ原稿の受信があ
ったことは通知されるものの、送信したファクシミリデ
ータが実際に目的とする本人に届いたかどうかわからな
いこと、また送信側と受信側の両方に上記構成のファク
シミリがなければ、ファクシミリ手順の中で宛先は確認
できず、ファクシミリデータを受信したことが目的の受
信者に通知されないこと、ファクシミリデータ自体はフ
ァクシミリ手順を使って通信するので、回線事情の悪い
海外との通信の信頼性がない場合があることなどの問題
を有していた。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、イメージデータを個人宛に送受信できる、操作性の
優れたファクシミリ型電子メール装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、原稿を読み取ったイメージデータを電子
メールのフォーマットに変換してからネットワーク上に
送信するようにしたものである。受信する際は、逆に電
子メールのフォーマットをファクシミリのフォーマット
に変換した後に、プリンタで印刷するようにしたもので
ある。
【0012】本発明はまた、ネットワークを通じた電子
メールによるイメージデータの送受信と、電話回線を通
じたファクシミリによるイメージデータの送受信とを、
いずれも可能にしたものである。
【0013】したがって、本発明の電子メールによれ
ば、本装置を電子メールが可能なネットワークに接続す
ることにより、従来のファクシミリ装置にように、単に
原稿を読み取らせるという簡単な操作だけで、イメージ
データを相手側に送信することができ、受信する側は、
単に装置を動作状態に置くだけで、イメージデータを受
信することができる。しかも、従来のファクシミリ装置
のように送信相手に確実に届いたかどうかわからなかっ
たり、他人に読まれたり、通信エラーが発生するという
ような問題を解決できる利点がある。
【0014】本発明はまた、電子メールとファクシミリ
の両方で送受信できるようにすることにより、送信相手
が電子メール装置である場合は電子メールにより、また
送信相手がファクシミリ装置の場合はファクシミリ装置
により送信することができる。さらに、受信した電子メ
ールをファクシミリで送信したり、受信したファクシミ
リを電子メールで送信したりすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。図1はイメージデータをファクシミリと同様の簡単
な操作で送信可能な電子メール装置の概略ブロック図で
ある。図1において、1はCPUであり、本装置の制御
を行う。2はROMであり、プログラムが記憶される。
3はRAMであり、プログラムのデータ用として使用さ
れる。4はハードディスク等の外部記憶部であり、圧縮
されたイメージデータが蓄積される。5はフォーマット
変換部であり、圧縮されたイメージデータを電子メール
のフォーマットに変換する。6はスキャナ部であり、イ
メージを読み込む。7はパネル部であり、イメージの読
み込み指示、電子メールの宛先入力を行う。8は圧縮・
伸長部であり、読み込まれたイメージデータの圧縮また
は送信されてきたイメージデータの伸長を行う。9はL
AN制御部であり、LAN(ローカルエリアネットワー
ク)と接続され、インターネットの電子メールデータの
送受信を行う。
【0016】図2は本実施の形態におけるイメージデー
タを送信する際のフローを示す。まずステップS1で、
原稿をスキャナ部6にセットし、パネル部7から電子メ
ールの宛先(英数字)を入力し、スタートボタンを押
す。次にステップS2で、スキャナ部6にセットした原
稿がイメージデータとして入力され、ステップS3で、
圧縮・伸長部8によって圧縮され、外部記憶部4に蓄積
される。このとき、原稿が複数ページあれば、複数ペー
ジを一つのファイルとして外部記憶部4に蓄積される。
次にステップS4で、蓄積されたイメージデータがフォ
ーマット変換部5によって、電子メールのフォーマット
に変換され、外部記憶部4に蓄積される。そしてステッ
プS5で、フォーマット変換されたイメージデータがL
AN制御部9によって電子メールとして宛先に送信され
る。
【0017】図3にイメージデータの電子メールフォー
マットへの変換方法を示す。スキャナ部6から読み込ま
れ、圧縮・伸長部8で圧縮されたイメージデータは、バ
イナリイメージデータ21であり、このままではインタ
ーネットの電子メールとして送信することはできない。
インターネットの電子メールは、7bit の文字コード
しか伝送手順上許していない。そこで、このバイナリイ
メージデータを7bitの文字コードに変換してテキスト
コード化イメージデータ22を作成する。その後、この
データに少なくとも宛先、発信元、データの形式、文字
コードへの変換方式の入ったヘッダ23を付加する。
【0018】文字コードへの変換方式およびヘッダのフ
ォーマットは、MIME(MultipurposeInternet Mail Ext
ensions)と呼ばれるインターネットの電子メールの標準
に従う。したがって、MIMEをサポートした電子メールの
プログラムをインストールしている端末であれば、本装
置からイメージデータを電子メールとして送信すること
ができる。
【0019】このように、上記第1の実施の形態によれ
ば、ファクシミリと同様の簡単な操作でイメージデータ
を電子メールとして送信できる。したがって、イメージ
データを個人宛に送信でき、送信したデータを目的とす
る人以外は見ることができず、海外とのデータ通信の信
頼性を向上させることができる。
【0020】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施の形態について図4を参照して説明する。本実施の形
態は、図1に示した第1の実施の形態の構成に、電子メ
ールのイメージデータを印刷できる形に変換するフォー
マット逆変換部10と、フォーマット逆変換されたイメ
ージデータを印刷するためのプリンタ部11を追加した
ものである。
【0021】図5は本実施の形態におけるイメージデー
タを受信する際のフローを示す。まずステップS11
で、LAN制御部9から電子メールのイメージデータを
受信し、外部記憶部4に一旦蓄積する。次にステップS
12で、電子メールのイメージデータをフォーマット逆
変換部10でファクシミリのフォーマットに変換し、ス
テップS13で、圧縮・伸長部8によって伸長して外部
記憶部4に蓄積する。そしてステップS14で、蓄積さ
れたイメージデータをプリンタ部11で印刷する。
【0022】逆フォーマット変換は、図3のイメージデ
ータの電子メールフォーマットへの変換方法とは逆の手
順をたどる。はじめに、ヘッダ23からこの電子メール
がイメージデータであることを確認する。イメージデー
タでなければ、発信元に対してエラー通知の電子メール
を送る。次にテキストコード化イメージデータ22をバ
イナリイメージデータ21に変換する。
【0023】このように、上記第2の実施の形態によれ
ば、電子メールの個人アドレスを持っていない人でも、
イメージデータを受信することができる。
【0024】(実施の形態3)次に、本発明の第3の実
施の形態について図6を参照して説明する。本実施の形
態は、図4に示した第2の実施の形態の構成に、文字コ
ードデータをイメージデータに変換するためのフォント
部12を追加したものである。
【0025】図7は本実施の形態における文字コードデ
ータを印刷する際のフローを示す。まずステップS21
で、LAN制御部9により、受信した電子メールが文字
コードデータかイメージデータかを、データのヘッダ部
のデータの形式を解析することにより判別する。MIM
Eでは、データの形式はContent-Type: の後に記述さ
れ、イメージデータであればimage/tiffと記され、文字
コードデータであればtext/plainと記される。次にステ
ップS22で、受信した文字コードデータを圧縮・伸長
部8で伸長して外部記憶部4に蓄積した後、フォント部
12でイメージデータに展開し、ステップS23で、展
開したイメージデータを印刷する。なお、文字コードデ
ータを送信する場合は、通常の電子メールと同様にして
行う。
【0026】このように、上記第3の実施の形態によれ
ば、本装置を電子メール本来の装置としての使い方もで
き、文字コードデータの電子メールを本装置に送信して
もエラーとならない。
【0027】(実施の形態4)次に、本発明の第4の実
施の形態について図8を参照して説明する。本実施の形
態は、図6に示した第3の実施の形態の構成に、文字認
識部13を追加したものである。
【0028】図9は本実施の形態における宛先を文字認
識する際のフローを示す。まずステップS31で原稿を
スキャナ部6に乗せてスタートボタンを押す。次にステ
ップS32で、スキャナ部6からイメージを入力する。
次にステップS33で、入力されたイメージの所定の位
置を解析し、宛先を文字認識部13で文字認識する。所
定の位置の決め方は、本装置専用のカバーシートを作成
し、宛先を書く位置をあらかじめ決めておく。そしてス
テップS34で、認識した宛先に対してイメージデータ
を電子メールとして送信する。
【0029】このように、上記第4の実施の形態によれ
ば、パネル部7からアルファベットのキー入力をしなく
とも宛先アドレスを入力することができる。
【0030】(実施の形態5)次に、本発明の第5の実
施の形態について図6を参照して説明する。電子メール
装置の構成は、図8に示した第4の実施の形態と同じで
ある。
【0031】図10は本実施の形態における発信元のア
ドレスを入力する際のフローを示す。まずステップS4
1で、実施の形態1または4のように宛先アドレスを入
力する。次にステップS42で、発信元ボタンを押し、
発信元アドレスを入力する。次にステップS43で、ス
タートボタンを押し、以降のフローは図1と同様にして
イメージデータを送信する(ステップS44〜S4
6)。発信元アドレスは、通常送信者の席にあるPCま
たはWSの電子メールアドレスを入力する。したがっ
て、電子メールが、もし送信失敗になれば、従来からあ
る電子メール装置と同様に、その失敗通知メールを自席
のPCまたはWSで受け取ることができる。
【0032】このように、上記第5の実施の形態によれ
ば、送信が失敗した場合に、発信元アドレスを基に送信
者本人に不達通知を届けることができる。
【0033】(実施の形態6)次に、本発明の第6の実
施の形態について図11を参照して説明する。本実施の
形態は、図8に示した第4の実施の形態の構成に、マイ
クとレシーバを有する音声入出力部14と、デジタル音
声を圧縮または伸長する音声圧縮・伸長部15を追加し
たものである。
【0034】図12は本実施の形態における音声を入力
してイメージと一緒に送信する際のフローを示す。まず
ステップS51で、実施の形態1または4のように宛先
を入力し、ステップS52で、パネル部7にある伝言ボ
タンを押す。伝言ボタンを押しながら伝言を音声入出力
部14のマイクを通じて録音する。音声は音声圧縮・伸
長部15によって圧縮され、外部記憶部4に蓄積され
る。次にステップS53で、スタートボタンを押し、ス
テップS54で、スキャナ部6からイメージデータを入
力し、ステップS55で、入力したイメージデータをフ
ォーマット変換し、外部記憶部4に蓄積する。次にステ
ップS56で、蓄積されたイメージデータと音声データ
を一つのメールに統合し、ステップS57で、宛先に対
して送信する。受信する場合は、受信したイメージデー
タと音声データをそれぞれ圧縮・伸長部8、15で伸長
し、プリンタ部11および音声入出力部14から出力す
る。なお、二つの異なったデータ形式のファイルを統合
する方法は、上記したMIMEで規定されている。
【0035】このように、上記第6の実施の形態によれ
ば、イメージ情報とともに、送信者の感情を伝える等の
音声特有の情報を伝えることができる。
【0036】(実施の形態7)次に、本発明の第7の実
施の形態について図13を参照して説明する。本実施の
形態は、図11に示した第6の実施の形態の構成に、ビ
デオカメラとCRTを有する映像入出力部16と、動画
圧縮・伸長部17を追加したものである。
【0037】図14は本実施の形態における動画を入力
してイメージと一緒に送信する際のフローを示す。まず
ステップS61で、実施の形態1または4のように、宛
先を入力し、ステップS62で、パネル部7の映像ボタ
ンを押し、映像入出力部16のカメラで動画を録画す
る。録画された動画は、動画圧縮・伸長部17でMPE
G方式で圧縮され、外部記憶部4に蓄積される。次にス
テップS63で、スタートボタンを押し、ステップS6
4で、スキャナ部6からイメージデータを入力し、ステ
ップS65で、入力したイメージデータをフォーマット
変換し、外部記憶部4に蓄積する。次にステップS66
で、蓄積されたイメージデータと動画データを一つのメ
ールに統合し、ステップS67で、宛先に対して送信す
る。受信する場合は、受信したイメージデータと動画デ
ータをそれぞれ圧縮・伸長部8、17で伸長し、プリン
タ部11および映像入出力部16から出力する。なお、
二つの異なったデータ形式のファイルを統合する方法
は、上記したMIMEで規定されている。
【0038】このように、上記第7の実施の形態によれ
ば、イメージ情報とともに、静止画では表現できない動
画情報を伝えることができる。
【0039】(実施の形態8)次に、本発明の第8の実
施の形態について説明する。本実施の形態では、図8に
示した構成を用いて、LAN制御部9が受信した電子メ
ールを解析し、CPU1が解析結果に応じた処理を行う
ようにしたものである。
【0040】図15は本実施の形態における電子メール
により宛先メールアドレスと発信元アドレスの登録をす
る際のフォーマット例を示す。電子メールは、大きくは
ヘッダと本文に別れており、ヘッダ部分で本文のデータ
形式がわかる。図15のヘッダ31のContent-type: t
ext/plainとあり、これは本文32が文字コードデータ
であることを示しており、本実施の形態では、本文が文
字コードデータであることが必要である。ヘッダ31の
Subject: !!$ は、本文32が命令であることを示し
ている。Subject:の後ろには、通常この電子メールの題
名が入るので、!!$ は特別な文字コードであり、題名
とは区別できる。
【0041】本文32には、送信者ID、宛先メールア
ドレスのリスト、発信元アドレス等が記され、それぞれ
の先頭には、!ID,!LIST,!FROM と定義されている。本
装置は、LAN制御部9が、受信した文字コードデータ
の所定位置にあるこれらの文字列を解析し、その定義さ
れている文字コードから送信者ID等を識別し、それら
をCPU1が外部記憶部4に登録するようにしたもので
ある。
【0042】このように、上記第8の実施の形態によれ
ば、本装置とPCやWS等の端末との間に特別なプロト
コルの必要なしに、必要な処理を行うことができる。
【0043】(実施の形態9)次に、本発明の第9の実
施の形態について説明する。本実施の形態は、図8に示
した構成を用いて、LAN制御部9が、受信した文字コ
ードデータの電子メールを解析し、CPU1が、送信者
IDと宛先メールリストを対応させて登録するようにし
たものである。
【0044】図16は本実施の形態のフローを示す。ま
ずステップS71で、LAN制御部9が、電子メールの
文字コードデータを受信すると、ステップS72で、ヘ
ッダのSubject 部を解析する。次にステップS73
で、解析結果が本文の命令であるかどうかを判断し、解
析結果の本文の命令であることが判明すれば、ステップ
S74で、本文を解析する。そしてステップS75で、
CPU1が、送信者IDと宛先メールリストを対応させ
て外部記憶部4に登録する。本文が命令でない場合は、
ステップS76で、文字データをイメージデータに変換
し、ステップS77で、そのイメージデータを印刷す
る。
【0045】図17は本実施の形態における宛先リスト
から宛先を選ぶ際のフローを示す。まずステップS81
で、パネル部7の宛先リストボタンを押し、ステップS
82で、送信者IDを入力すると、電子メールで登録し
た宛先リストがパネル部7に表示される。そしてステッ
プS83で、表示された宛先リストから宛先を選び、ス
テップS84で、スタートボタンを押すと、スキャナ部
6から入力されたイメージデータが、フォーマット変換
されてその宛先に送信される(ステップS85〜S8
7)。
【0046】このように、上記第9の実施の形態によれ
ば、宛先電子メールアドレス一覧を個人毎に簡単に入力
することができる。
【0047】(実施の形態10)次に、本発明の第10
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図8
に示した構成を用いて、LAN制御部9が、受信した文
字コードデータの電子メールを解析し、CPU1が、送
信者IDと発信元アドレスを対応させて外部記憶部4に
登録するようにしたものであり、上記第9の実施の形態
と異なるのは、図16において、ステップS75で送信
者IDと発信元のアドレスを対応させて登録することで
ある。発信元アドレスを選ぶときは、パネル部7の発信
元ボタンを押し、送信者IDを入力すると、登録した発
信元アドレスがパネル部7に表示されるので、それを見
ながら入力し、スタートボタンを押す。
【0048】このように、上記第10の実施の形態によ
れば、送信者(発信元)の電子メールアドレスを個人毎
に簡単に入力することができる。
【0049】(実施の形態11)次に、本発明の第11
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記
第9の実施の形態と第10の実施の形態とを組み合わせ
たものであり、さらに、宛先リストから宛先を選んだと
きに発信元アドレスが決定されるようにしたものであ
る。すなわち、図17において、ステップS82で送信
者IDを入力したときに、対応する発信元アドレスが認
識され、イメージデータを送信するときに、ヘッダにそ
の発信元アドレスが自動的に記入される。
【0050】このように、上記第11の実施の形態によ
れば、発信元の電子メールアドレスの入力を送信者は意
識することなく行うことができる。
【0051】(実施の形態12)次に、本発明の第12
の実施の形態について図18を参照して説明する。本実
施の形態は、図12に示した構成にファクシミリの手順
でイメージを送るためのモデム部18を追加したもので
ある。モデム部18にはハンドセットが付属しているも
のとする。
【0052】図19は本実施の形態における電子メール
とファクシミリのいずれかを選択して送信する際のフロ
ーを示す。まずステップS91で、パネル部7から電子
メールかファクシミリかを選択するボタンを押す。次に
ステップS92で、ファクシミリと判定されれば、ステ
ップS93で宛先番号を入力してスタートボタンを押
し、ステップS94で、スキャナ部6からイメージを入
力して、ステップS95で、宛先に対してファクシミリ
の手順で送信する。ステップS92で、ファクシミリで
ないと判定されれば、電子メールとして図2と同じ手順
で送信する(ステップS96〜S99)。
【0053】このように、上記第12の実施の形態によ
れば、電話回線を通じてファクシミリ送信ができるの
で、相手が電子メールを受信できない場合には、ファク
シミリによりイメージデータを送信することができる。
【0054】(実施の形態13)次に、本発明の第13
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
8に示した構成を用いて、受信待ちの端末に受信通知を
メールするようにしたものであり、そのフローを図20
に示す。まず図5とおなじ手順でイメージを印刷した後
(ステップS101〜S103)、ステップS104
で、受信待ちフラグがあると判定されれば、ステップS
105で、受信通知をあらかじめ登録された端末に対し
て送信する。
【0055】受信通知フラグを立てるためには、図15
のフォーマットにしたがって、本文に!RCV SETを記入
した電子メールをあらかじめ送信しておく。また、受信
通知フラグをリセットするには、!RCV RESETを本文に
記入した電子メールを送る。
【0056】このように、上記第13の実施の形態によ
れば、ファクシミリデータを受信したことを自己の端末
で知ることができる。
【0057】(実施の形態14)次に、本発明の第14
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
8に示した構成を用いて、受信した電子メールをファク
シミリ手順で送信するようにしたものであり、そのフロ
ーを図21に示す。まずステップS110で、イメージ
データを受信後、ステップS111で、イメージデータ
を逆フォーマット変換し、ステップS112で、図15
のフォーマットにしたがってヘッダの解析を行い、Subj
ect にイメージをFAX送信する意味の文字列があれ
ば、その後に続く文字列を宛先のFAX番号と解釈す
る。そしてステップS113で、FAX送信と判断され
れば、ステップS114で、上述のFAX番号に対して
イメージデータをFAX送信する。FAX送信でなけれ
ば、ステップS115で、印刷する。
【0058】このように、上記第14の実施の形態によ
れば、個人の端末からイメージデータをファクシミリに
送信することができる。
【0059】(実施の形態15)次に、本発明の第15
の実施の形態について図22を参照して説明する。本実
施の形態は、図18に示した構成に世界の現地時間にイ
メージを送るための世界時計部19を追加したものであ
り、この世界時計部19は、国名から現地の時間を得る
ことができる時計である。
【0060】図23は本実施の形態における宛先の国の
時刻でタイマ送信する際にフローを示す。通常の送信と
異なるのは、ステップS121で宛先を入力した後、ス
テップS122で、送信先の時刻で送信時刻をセットす
ることと、スタートボタンを押して入力したイメージデ
ータをフォーマット変更した後(ステップS123〜S
125)、ステップS126で、宛先から国を判別する
ことと、ステップS127で、宛先と世界時計部19か
らその国の現地時刻を得、その時刻とセットされた時刻
が合ったときにイメージデータを送信することである。
電子メールの宛先は、例えば、toyoda@mgcs.mei.co.jp
のようになっており、最後のjpが日本を表している。こ
のように最後の文字列で国がわかる仕組みになってい
る。
【0061】このように、上記第15の実施の形態によ
れば、送信者が世界各国の現地時間を計算する必要な
く、現地時間でタイマ送信することができる。
【0062】(実施の形態16)次に、本発明の第16
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
8に示した構成を用いて、自装置に複数の電子メールア
ドレスを持つようにしたものであり、そのフローを図2
4に示す。イメージデータを受信して逆フォーマット変
換した後(ステップS131、S132)、ステップS
133で、外部記憶部4に作成された宛先毎のboxに
イメージデータを蓄積する。このboxは、所有者があ
らかじめ入力したID、パスワードと対応付けされてお
り、boxの内容を取り出すためには宛先毎の所有者の
IDとパスワードが必要である。そしてステップS13
4で、所有者のIDとパスワードを入力し、これが認め
られれば、ステップS135でその内容を印刷する。こ
れらの処理は、ROM2に格納されたプログラムに基づ
いて実行される。
【0063】このように、上記第16の実施の形態によ
れば、電子メールを受信する端末を持たない人でも受信
データを個人毎に管理できる。
【0064】(実施の形態17)次に、本発明の第17
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
8に示した構成を用いて、受信側でカバーシートを付加
するようにしたものであり、そのフローは、図24に対
して、ステップS134がなくなり、ステップS135
で所有者毎のカバーシートを付加するものである。カバ
ーシートは、所有者によって、あらかじめ外部記憶部4
の所有者のboxにスキャナ部6から読み込むか、また
はカバーシートを登録する命令を含んだ電子メールを本
装置に送信して登録しておく。
【0065】このように、上記第17の実施の形態によ
れば、本装置への送信者がカバーシートを付けなくとも
誰宛の受信データかがわかる。
【0066】(実施の形態18)次に、本発明の第18
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
8に示した構成を用いて、送信者に本装置が受信した旨
の確認メールを返信するようにしたものであり、図25
にそのフローを示す。イメージデータを受信し、逆フォ
ーマットに変換して印刷した後(ステップS141〜S
143)、ステップS144で、ヘッダの送信者の電子
メールアドレスへ受信した旨の確認のメールを送信す
る。確認のメールには、受信した旨の文字列と本装置の
メールアドレスおよび会社名等を記載する。これらの処
理は、ROM2に格納されたプログラムに基づいて実行
される。
【0067】このように、上記第18の実施の形態によ
れば、本装置への送信者が本装置に電子メールが届いた
ことがわかる。
【0068】(実施の形態19)次に、本発明の第19
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
8に示した構成を用いて、送信者に受信者がデータを受
け取った旨の確認メールを送信するようにしたものであ
り、図26にそのフローを示す。イメージデータを受信
して逆フォーマット変換した後(ステップS151、S
152)、ステップS153で、イメージデータに受付
IDを記載する。受付IDは、一年間ユニークになるよ
うな日付、時間を基本にして生成する。次にステップS
154で、受信者がイメージデータに記載された受付I
Dを入力すると、ステップS155で、受付IDに対応
したイメージデータの送信者のアドレスをヘッダから解
釈し、確認のメールを送信者宛に送信する。
【0069】このように、上記第19の実施の形態によ
れば、本装置への送信者が目的とする個人に電子メール
が届いたことがわかる。
【0070】(実施の形態20)次に、本発明の第20
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
8に示した構成を用いて、送信失敗の旨を印刷するよう
にしたものであり、図27にそのフローを示す。ステッ
プS161で、文字コードデータを受信し、ステップS
162で、受信メールのヘッダのFrom行、すなわち送信
者のアドレスを解析し、ステップS163で自装置のア
ドレスであると判断された場合は、ステップS164
で、送信失敗の旨を印刷する。自装置以外のメールであ
れば、ステップS165で、文字データをイメージデー
タに変換し、ステップS166で、その内容を印刷す
る。
【0071】なお、受信電子メールの送信が失敗したと
きにその旨を印刷するとともに、イメージデータの1ペ
ージ目を出力しても良い。
【0072】このように、上記第20の実施の形態によ
れば、本装置から送信したイメージデータがエラーにな
ったことが、電子メールを扱ったことのない人でも容易
にわかる。
【0073】なお、上記第2から第20までの実施の形
態において、電子メールで受信した文字コードをCRT
等のディスプレイ上に表示するようにしてもよく、動画
を表示する場合も、このCRTを利用することができ
る。また、上記第1から第20までの実施の形態を種々
に組み合わせて本装置を構成することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明による電子メール装置は、上記各
実施の形態から明らかなように、原稿を読み取ったイメ
ージデータを電子メールのフォーマットに変換してから
ネットワーク上に送信し、受信する際は、逆に電子フォ
ーマットをファクシミリのフォーマットに変換した後
に、プリンタで印刷するようにしたので、本装置を電子
メールが可能なネットワークに接続することにより、従
来のファクシミリ装置のように、単に原稿を読み取らせ
るという簡単な操作だけで、イメージデータを相手に送
信することができ、受信する際は、単に装置を動作状態
にしておくだけで、イメージデータを受信することがで
きる。しかも、従来のファクシミリ装置のように送信相
手に確実に届いたかどうかがわからなかったり、他人に
読まれたり、通信エラーが発生するというような問題を
解決できる。
【0075】本発明はまた、ネットワークを通じた電子
メールによるイメージデータの送受信と、電話回線を通
じたファクシミリによるイメージデータの送受信とをい
ずれも可能にしたので、送信相手が電子メール装置であ
る場合は電子メールにより、また送信相手がファクシミ
リ装置の場合はファクシミリ装置により送信することが
できる。さらに、受信した電子メールをファクシミリ装
置で送信したり、受信したファクシミリを電子メールで
受信したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電子メール
装置の概略ブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるイメージデ
ータを送信する際のフロー図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるイメージデ
ータの電子メールフォーマットへの変換方法を示すブロ
ック図
【図4】本発明の第2の実施の形態における電子メール
装置の概略ブロック図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるイメージデ
ータを受信する際のフロー図
【図6】本発明の第3の実施の形態における電子メール
装置の概略ブロック図
【図7】本発明の第3の実施の形態における文字コード
データを印刷する際のフロー図
【図8】本発明の第4、第8、第9、第10、第11の
実施の形態における電子メール装置の概略ブロック図
【図9】本発明の第4の実施の形態における宛先を文字
認識する際のフロー図
【図10】本発明の第5の実施の形態における発信元の
アドレスを入力する際のフロー図
【図11】本発明の第6の実施の形態における電子メー
ル装置の概略ブロック図
【図12】本発明の第6の実施の形態における音声を入
力してイメージを一緒に送信する際のフロー図
【図13】本発明の第7の実施の形態における電子メー
ル装置の概略ブロック図
【図14】本発明の第7の実施の形態における動画を入
力してイメージを一緒に送信する際のフロー図
【図15】本発明の第8の実施の形態における電子メー
ルアドレスによる宛先メールアドレスと発信元アドレス
の登録例を示すデータ構成図
【図16】本発明の第9、第10、第11の実施の形態
における受信した文字コードデータの電子メールを解析
する際のフロー図
【図17】本発明の第9、第10、第11の実施の形態
における宛先リストから宛先を選ぶ際のフロー図
【図18】本発明の第12、第13、第14、第16、
第17、第18、第19、第20の実施の形態における
電子メール装置の概略ブロック図
【図19】本発明の第12の実施の形態における電子メ
ールとファクシミリを選択して送信する際のフロー図
【図20】本発明の第13の実施の形態における受信待
ちをしている端末に受信通知をメールする際のフロー図
【図21】本発明の第14の実施の形態における受信し
たメールをファクシミリ送信する際のフロー図
【図22】本発明の第15の実施の形態における電子メ
ール装置の概略ブロック図
【図23】本発明の第15の実施の形態における宛先の
国の時刻でタイマ送信する際のフロー図
【図24】本発明の第16、第17の実施の形態におけ
る自装置に複数の電子メールアドレスを持っているとき
のイメージデータを受信する際のフロー図
【図25】本発明の第18の実施の形態における送信者
に受信した旨の確認メールを返信する際のフロー図
【図26】本発明の第18の実施の形態における送信者
に受信者がデータを受け取った旨の確認メールを返信す
る際のフロー図
【図27】本発明の第20の実施の形態における送信失
敗の旨を印刷する際のフロー図
【図28】従来の電子メールを利用したファクシミリ装
置の概略ブロック図
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 外部記憶部 5 フォーマット変換部 6 スキャナ部 7 パネル部 8 圧縮・伸長部 9 LAN制御部 10 フォーマット逆変換部 11 プリンタ部 12 フォント部 13 文字認識部 14 音声入出力部 15 音声圧縮・伸長部 16 映像入出力部 17 動画圧縮・伸長部 18 モデム部 19 世界時計部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取ってイメージデータに変換
    する手段と、前記読み取ったイメージデータを圧縮する
    手段と、前記圧縮されたイメージデータを電子メールの
    フォーマットに変換する手段と、電子メールの宛先アド
    レスを入力する手段と、前記入力された宛先アドレスに
    対して前記フォーマット変換されたイメージデータを電
    子メールが可能なネットワークに送信する手段とを備え
    たファクシミリ型電子メール装置。
  2. 【請求項2】 電子メールにより送信されてきたイメー
    ジデータを受信する手段と、前記イメージデータを電子
    メールのフォーマットからファクシミリのフォーマット
    に変換する手段と、前記フォーマット変換されたイメー
    ジデータを伸長する手段と、前記伸長されたイメージデ
    ータを印刷する手段とを備えた請求項1に記載のファク
    シミリ型電子メール装置。
  3. 【請求項3】 文字コードデータを電子メールにより送
    受信する手段とを備えた請求項1または2に記載のファ
    クシミリ型電子メール装置。
  4. 【請求項4】 電子メールの宛先アドレスの入力手段と
    して、イメージデータの所定の位置に記入された電子メ
    ールの宛先アドレスを認識する手段を備えた請求項1か
    ら3のいずれかに記載のファクシミリ型電子メール装
    置。
  5. 【請求項5】 送信者の任意の電子メールアドレスを電
    子メールの発信元アドレスとして入力し、送信が失敗し
    たときに前記発信元アドレスにその旨を通知する手段を
    備えた請求項1から4のいずれかに記載のファクシミリ
    型電子メール装置。
  6. 【請求項6】 音声を入出力する手段と、音声データを
    イメージデータと対応づける手段と、前記対応づけされ
    た音声データとイメージデータを一つの電子メールとし
    て送受信する手段とを備えた請求項1から5のいずれか
    に記載のファクシミリ型電子メール装置。
  7. 【請求項7】 動画を入出力する手段と、映像データと
    イメージデータを対応づける手段と、前記対応づけされ
    た映像データとイメージデータとを一つの電子メールと
    して送受信する手段とを備えた請求項1から6のいずれ
    かに記載のファクシミリ型電子メール装置。
  8. 【請求項8】 受信した文字コードデータの所定の位置
    にある文字列を解析する手段と、前記解析結果に応じた
    処理を行う手段とを備えた請求項3記載のファクシミリ
    型電子メール装置。
  9. 【請求項9】 解析した文字列が宛先メールアドレスの
    登録を意味する文字列である場合、続く文字列の中の送
    信者IDと複数の宛先メールアドレスとを対応させて登
    録するとともに、メール送信時に送信者IDを入力した
    ときに、前記入力された送信者IDと前記登録された送
    信者IDとが一致した場合には、前記対応した宛先メー
    ルアドレスを表示し、その中から必要な宛先を選択する
    ことを特徴とする請求項8に記載のファクシミリ型電子
    メール装置。
  10. 【請求項10】 解析した文字列が発信元メールアドレ
    スの登録を意味する文字列である場合、続く文字列の中
    の送信者IDと発信元メールアドレスとを対応させて登
    録するとともに、、メール送信時に送信者IDを入力し
    たときに、前記入力された送信者IDと前記登録された
    送信者IDとが一致した場合には、前記対応した発信元
    メールアドレスを発信元として入力することを特徴とす
    る請求項8に記載のファクシミリ型電子メール装置。
  11. 【請求項11】 メール送信時に送信者IDを入力した
    ときに、前記入力された送信者IDと登録された送信者
    IDとが一致した場合には、前記送信者IDに対応した
    発信元メールアドレスを発信元としてメールのヘッダに
    書き込む手段を備えた請求項9および10に記載のファ
    クシミリ型電子メール装置。
  12. 【請求項12】 電話回線を使ってファクシミリの手順
    でイメージデータを送受信する手段と、イメージデータ
    を電話回線を使ってファクシミリ手順で送信するか、ネ
    ットワークを使って電子メールの手順で送信するかを選
    択する手段とを備えた請求項2から11のいずれかに記
    載のファクシミリ型電子メール装置。
  13. 【請求項13】 電子メールとして受信したイメージデ
    ータのヘッダの所定の位置の文字列を解析した結果、解
    析した文字列がファクシミリ送信を意味する文字列であ
    る場合に、前記文字列以外のヘッダの所定の位置の文字
    列をファクシミリ番号と認識し、前記受信したイメージ
    データを電話回線を通してファクシミリ手順で前記ファ
    クシミリ番号に送信することを特徴とする請求項12記
    載のファクシミリ型電子メール装置。
  14. 【請求項14】 送信する時刻に対応する世界各国の現
    地時間を計算する手段を備え、宛先アドレスから送信す
    る国を識別するとともに、前記識別した国に対応する現
    地時刻にイメージデータを電子メールとして送信するこ
    とを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のフ
    ァクシミリ型電子メール装置。
  15. 【請求項15】 自装置宛の電子メールアドレスを複数
    登録する手段と、電子メールにより送信されてきたイメ
    ージデータを前記電子メールアドレス毎に蓄積、管理す
    る手段と、各電子メールアドレス毎にパスワードを設定
    する手段と、前記パスワードを入力したときに前記蓄積
    されたイメージデータを出力する手段とを備えた請求項
    2から14のいずれかに記載のファクシミリ型電子メー
    ル装置。
  16. 【請求項16】 電子メールを受信したときに、送信者
    の電子メールアドレスに前記電子メールが届いた旨の確
    認電子メールを送信する手段を備えた請求項2から15
    のいずれかに記載のファクシミリ型電子メール装置。
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