JP2001074430A - 被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置 - Google Patents

被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置

Info

Publication number
JP2001074430A
JP2001074430A JP25254099A JP25254099A JP2001074430A JP 2001074430 A JP2001074430 A JP 2001074430A JP 25254099 A JP25254099 A JP 25254099A JP 25254099 A JP25254099 A JP 25254099A JP 2001074430 A JP2001074430 A JP 2001074430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
subject
matrix
orientation
image matrix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25254099A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Katagiri
哲也 片桐
Hiroshi Uchino
浩志 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP25254099A priority Critical patent/JP2001074430A/ja
Publication of JP2001074430A publication Critical patent/JP2001074430A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原画像を分割して複数の小さな画像を生成する
ことによって処理時間を短縮するとともに、面の向きの
数の減少を最小限度にとどめて精度が低下しないように
すること。 【解決手段】光源による照射方向を変えて被写体を撮像
して複数の原画像を取得し、各原画像の各画素のデータ
によって画像行列を生成し、当該画像行列に因子分解を
適用して被写体における面の向きを抽出する抽出方法で
あり、原画像から選ばれた画素の集合によって複数の縮
小画像を生成し、各縮小画像の各画素のデータによって
小画像行列を生成する小画像行列生成ステップと、各小
画像行列に因子分解を適用して被写体における面の向き
を抽出する面向き抽出ステップと、面向き抽出ステップ
で得られた面の向きを統合する面向き統合ステップとを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる照度差ス
テレオ法における被写体の面の向きを抽出する方法、そ
れを用いた3次元データ生成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体に対する光源の位置つ
まり照射方向を変えて撮像を行うことにより、同じ被写
体について複数の原画像を取得し、取得された複数の原
画像から被写体の3次元情報(3次元データ)を求める
方法、いわゆる照度差ステレオ法が提案されている。
【0003】その例として、特開平6−341818号
には、複数の原画像に基づいて各強度データからなる画
像行列を構成する第1ステップ、構成された画像行列を
特異値分解を用いて2組の2行列の積の形に分解し、そ
の1組を選択する第2ステップ、その処理結果から、光
源の明るさ及び反射率に関する制約条件により適当な変
換行列を計算し、その変換行列を第2ステップの処理結
果に施すことによって、被写体の相対的な反射率や面の
向き及び相対的な光源の明るさや光源方向を抽出する第
3ステップからなる方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた従来の方法
においては、複数の原画像を元にして得られた画像行列
に因子分解を適用し、被写体の相対的な反射率や面の向
き及び相対的な光源の明るさや光源方向を抽出する。
【0005】しかし、画像行列のサイズが大きくなるた
め、特異値分解などの因子分解の処理に要する時間が長
くなり、演算処理に必要なメモリの容量も大きくなると
いう問題がある。
【0006】この問題に対して、画像を分割して小さく
することが考えられる。しかし、画像を単純に分割した
場合には、抽出された被写体の表面の形状の精度が低下
するという問題が生じる。その理由は次のように考えら
れる。
【0007】いま、ノイズを含んだ画像行列Iに対して
特異値分解を行うとする。画像行列Iは次のように示さ
れる。 I=UΣV ここで、Σは次のように示される。
【0008】
【数1】 上に示したΣにおいて、その対角線上に並んだ0でない
要素λは固有値であり、その数は画像行列のランクに等
しい。λ4以降が現れるのはノイズ成分の影響と考え
る。
【0009】さて、画像を単純に分割した場合には、画
像の局所領域に含まれる法線方向つまり面の向きは、各
分割された各区画内において互いに類似していることが
多い。つまり、この場合には、各区画における面の向き
の数が分割数に応じて減少し、元の画像行列Iに含まれ
る法線方向についての情報は、各区画中においてその一
部のみしか反映されない。
【0010】この状態で特異値分解を行うと、λ3とλ
4の比が小さくなり、面の法線の抽出精度が低下する。
なお、ノイズのない理想条件の下では、λ4以降がほぼ
0となり、λ1〜λ3が十分に大きくなって、λ3とλ
4の比は大きくなる。
【0011】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、原画像を分割して複数の小さな画像を生成するこ
とによって処理時間を短縮するとともに、面の向きの数
の減少を最小限度にとどめて精度が低下しないようにし
た被写体の面の向きの抽出方法、3次元データ生成方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、光源による照射方向を変えて被写体を撮像するこ
とによって複数の原画像を取得し、各原画像の各画素の
データによって画像行列を生成し、当該画像行列に因子
分解を適用して前記被写体における面の向きを抽出する
抽出方法であって、前記原画像の中の画素から選ばれた
画素の集合によって複数の縮小画像を生成し、各縮小画
像の各画素のデータによって小画像行列を生成する小画
像行列生成ステップと、各小画像行列に因子分解を適用
して前記被写体における面の向きを抽出する面向き抽出
ステップと、前記面向き抽出ステップで得られた面の向
きを統合する面向き統合ステップと、を有してなる。
【0013】請求項2の発明に係る方法では、前記小画
像行列生成ステップにおいて、前記原画像を複数のブロ
ックに区分けし、各ブロックの中の画素から1つ以上の
画素をそれぞれ選んで前記各縮小画像に割り当てる。
【0014】請求項3の発明に係る方法では、前記小画
像行列生成ステップにおいて、前記複数のブロックを互
いに同一形状とし、各ブロックにおける同じ位置の画素
を同じ縮小画像に割り当てる。
【0015】請求項4の発明に係る方法では、統合した
面の向きを絶対座標に変換する座標変換ステップをさら
に有する。請求項5の発明に係る装置は、前記原画像の
中の画素から選ばれた画素の集合によって複数の縮小画
像をそれぞれ生成し、各縮小画像の各画素のデータによ
って小画像行列を生成する小画像行列生成手段と、各小
画像行列に因子分解を適用して前記被写体における面の
向きを抽出する面向き抽出手段と、前記面向き抽出手段
で得られた面の向きを統合する面向き統合手段と、統合
した面の向きを絶対座標に変換する座標変換手段と、を
有してなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る3次元データ
生成装置1の概略の構成を示すブロック図、図2は3次
元データ生成装置1による面の向きの抽出処理の流れを
示すフローチャート、図3はm枚の画像F1 ,F2 …,
Fm の例を示す図、図4は分割された画像Frの例を示
す図、図5は分割された画像Frの他の例を示す図であ
る。
【0017】図1において、3次元データ生成装置1
は、CPU10、カメラ11、画像処理装置12、光源
13、及び光源移動装置14から構成される。光源13
が被写体Qを照射することによって、被写体Qが照明さ
れる。光源13は光源移動装置14によって移動可能で
あり、これによって、被写体Qへの照射方向及び照射位
置が可変される。カメラ11は被写体Qを撮像する。光
源13による照射方向を変えて被写体Qを撮像すること
により、複数の原画像を取得する。カメラ11から得ら
れた画像データは、画像処理部12により処理され、C
PU10に入力される。
【0018】CPU10は、光源移動装置14を制御
し、光源13を設定された位置又は操作によって指示さ
れた位置に移動させる。また、カメラ11を制御し、光
源13の照射位置が定まったタイミングで、又は光源1
3の移動中の適当なタイミングで、被写体Qの撮像を行
う。そして、入力されたデータに対し、後述のように被
写体の面の向きを抽出する処理、その他の処理を行い、
3次元データを生成する。
【0019】CPU10及び画像処理装置12は、パー
ソナルコンピュータ又はワークステーションなどを用い
て構成することが可能である。処理を実行するためのプ
ログラム及びデータは、ハードディスク、光磁気ディス
ク、フロッピィディスクなどの種々の記録媒体により提
供可能である。
【0020】図2において、まず、被写体Qを撮像して
得たm枚の画像(原画像)Fを読み込み、画像行列Iを
生成する(#11)。すなわち、1回の撮像によって得
られる画像をFk(k=1,2,3…m)として、m回
の撮像によってm枚の画像F1 ,F2 …, Fm を取得す
る。図3に示す例では、各画像F1 ,F2 …, Fm は8
×8=64画素からなる。各画像F1〜m に示す数字は
画素番号である。これらの画像F1 ,F2 …, Fm に基
づいて、次の(2)式に示すように画像行列Iを生成す
る。
【0021】
【数2】 なお、i1 ,i2 …, im は、各画像F1 ,F2 …, F
m の画像行列である。(2)式から理解されるように、
画像行列Iの各行は、画像F1 ,F2 …, Fmの各座標
点に、各列は、同じ位置の光源13による各画像F1 ,
F2 …, Fm に、それぞれ対応する。
【0022】そして、得られた画像行列Iの階数が3以
上であることを確認する。上の(2)式で示される各画
像行列Iは、被写体Qの表面を近似的に拡散反射面であ
ると見なすことによって、次に示す(3)式を満たす。
【0023】
【数3】 ここで、Nは面特性行列である。面特性行列Nの行ベク
トルを各座標点に関する面特性ベクトルといい、その大
きさは反射率に、方向は面の法線方向に、それぞれ対応
する。Sは光源特性行列であり、光源特性行列Sの列ベ
クトルを各画像に関する光源特性ベクトルといい、その
大きさは光源の明るさに、方向は光源の方向に、それぞ
れ対応する。
【0024】次に、画像行列Iを所定の手順で縮小して
分割し、s個の小画像行列Ik(k=1, 2, …s)を
構成する(#12)。ここでは、各画像F1 ,F2 …,
Fm について、それぞれに含まれる画素から選ばれた画
素の集合によって、複数の縮小画像Frk(k=1,
2, …s)をそれぞれ生成する。
【0025】つまり、図3に示す各画像F1 ,F2 …,
Fm を、互いに同一形状の複数のブロックBKに区分け
する。この例では、各ブロックBKは正方形である。各
ブロックBKの中の画素から、1つの画素をそれぞれ選
んで各縮小画像Frkに割り当てる。ここでの例では、
各ブロックBKにおける同じ位置の画素を同じ縮小画像
Frkに割り当てる。つまり、各ブロックBKから、画
素を同一の順序で取り出し、それらの画素の画像データ
を各縮小画像Frkに同一の順序で割り当てる。
【0026】図3の例では、8×8画素の各画像F1〜
mは、それぞれ2×2画素のサイズのブロックBKに区
分けされ、図4に示すように、最終的にそれぞれ4分割
され、4×4画素の4つの縮小画像Fr1〜4となる。
つまりs=4である。画素が割り当てられた縮小画像F
r1〜4に基づいて、次の(4)式に示すように4つの
小画像行列I1〜4を生成する。
【0027】
【数4】 上の(4)式から理解されるように、各小画像行列Ik
の各行は各座標点に、各列は同じ位置の光源13の下で
の各画像F1 〜m に、それぞれ対応している。
【0028】なお、図3及び図4に示す例では、各ブロ
ックBKにおける同じ位置の画素を同じ縮小画像Fr1
〜4に割り当てたが、画素を各縮小画像Frにランダム
に割り当てることとしてもよい。そのような例が図5に
示されている。
【0029】つまり、図5において、図3に示す画像F
が4分割され、各画素がランダムに割り当てられて4つ
の縮小画像Fr1〜4が生成されている。図2のフロー
チャートに戻って、次に、小画像行列Ikを、特異値分
解を用いて2組の2行列の積に分解し、その1組を選択
する。これが分解1である(#13)。そして、光源1
3の明るさ、又は被写体Qの反射率に関する条件によ
り、適当な変換行列を計算し、その変換行列をステップ
#13での処理結果に施す。これが分解2である(#1
4)。
【0030】すなわち、分解1の処理においては、ま
ず、画像行列Iに特異値分解を施すことによって、行列
U、対角化行列Σ、及び行列Vを求める。つまり、次に
示す(5)式を求める。
【0031】I=UΣV ……(5) そして、特異値分解により得られた3つの行列U,Σ,
Vから、それぞれの小行列U’、Σ’、V’を次の
(6)式のように抽出する。
【0032】
【数5】 なお、行列U、Σ、Vはそれぞれm列であるので、小行
列U’及びΣ’は3列、小行列U”及びΣ”は(m−
3)列、小行列V’及びV”はm列である。また、小行
列U’及びU”はn行、小行列Σ’及びV’は3行、小
行列Σ”及びV”は(m−3)行である。
【0033】そして、2組の仮の面特性行列N’及び仮
の光源特性行列S’を次の(7)式のように求める。
【0034】
【数6】 上の(7)式において、符号が正の場合のN’とS’の
1つの組と、符号が負の場合のN’とS’の他の1つの
組との2組の行列が得られる。そして、これらの2組の
行列におけるそれぞれの積から1組を選択する。
【0035】例えば、光源に関する2つの解の行列S’
の中から、相対関係の分かっている光源の計算結果のみ
を取出して行列を生成し、その行列式を計算する。次
に、実際の相対関係から得られる行列式の符号と照らし
合わせて、符号の一致する解の行列S’を選択する。
【0036】また、分解2の処理において、光源13の
明るさが一定又はそれらの比が分かっている場合に、分
解1の処理で得られた仮の光源特性行列S’から、光源
の明るさが一定又はそれらの比が分かっている画像の光
源特性ベクトルs’のみを取り出す。光源13の明るさ
が一定の場合には、次の(8)式を得る。
【0037】
【数7】 ここで、行列Aは求めたい(3,3)の変換行列であ
る。(3,3)の対称行列B=AT Aを用いると、次の
(9)式を得る。
【0038】
【数8】 ここで、行列Bの各要素を線形最小二乗法で求め、得ら
れた行列Bについて特異値分解を施し、次の(10)式
のような変換行列Aを求める。
【0039】
【数9】 そして、仮の光源特性行列S’と変換行列Aから、真の
光源特性行列Sを次の(11)式で求める。
【0040】S=AS’ ……(11) さらに、仮の面特性行列N’及び変換行列の逆行列A-1
から、真の面特性行列Nを次の(12)式で求める。
【0041】N=N’A-1 ……(12) また、分解2の処理において、反射率が一定又はそれら
の比が分かっている場合に、分解1の処理で得られた仮
の面特性行列N’から、反射率が一定又はそれらの比が
分かっているような座標点の面特性ベクトルn’のみを
取り出す。反射率が一定の場合には、次の(13)式を
得る。
【0042】
【数10】 ここで、(3,3)の対称行列B=AT Aを用いると、
次の(14)式を得る。
【0043】
【数11】 そして、(9)式に対するのと同様に、行列Bについて
特異値分解を施して次の(15)式のような変換行列A
を求める。
【0044】
【数12】 そして、仮の面特性行列N’と変換行列Aから、真の面
特性行列Nを次の(16)式で求める。
【0045】N=AN’ ……(16) さらに、仮の光源特性行列S’及び変換行列の逆行列A
-1から、真の光源特性行列Sを次の(17)式で求め
る。
【0046】S=S’A-1 ……(17) そして、上に述べた分解1及び分解2の処理(#13、
14)をs回繰り返す。その後、小画像行列Ikより抽
出された被写体Qの面の向き全てを、ステップ#12の
逆の手順で並べ直す(#15)。
【0047】すなわち、小画像行列Ik(k=1, 2,
…s)から抽出された面の向きNkは、次のように表さ
れる。
【0048】
【数13】 ここで、N1〜4は、それぞれ画像F1〜4を因子分解
して得られた面特性行列である。それぞれにおいて、
(Xj , Yj , Zj )の方向が面方向を示す。
【0049】そして、画像Fの全体の面の向きNは次の
(19)式のように表される。
【0050】
【数14】 このようにして、画像Fの面の向きNが求められる。な
お、上に述べた処理のうち、ステップ#11、13、1
4については、特開平6−341818号に詳しく記載
されており、公知である。
【0051】上のフローチャートにおいて、ステップ#
12が本発明の小画像行列生成ステップに、ステップ#
13及び14が本発明の面向き抽出ステップに、ステッ
プ#16が本発明の面向き統合ステップに、それぞれ対
応する。
【0052】なお、画像Fの全体の面の向きNが求まっ
た後で、それを絶対座標に変換するために、種々の公知
の方法が用いられる。例えば、各画素についての位置及
び法線方向(面の向き)が求まった状態で、隣接画素の
法線方向を積分していくことにより3次元形状(3次元
データ)が求められる。
【0053】本実施形態によると、画像Fから縮小画像
Fr1〜4を生成し、これに基づく小画像行列Ikを生
成し、小画像行列Ikに対して特異値分解を施すので、
処理の対象となる画像行列のサイズが小さくなり、特異
値分解の処理に要する時間が短縮され、且つ演算処理に
必要なメモリの容量も少なくて済む。しかも、面の向き
の数の減少が最小限度となり、従来と比較して面の向き
の数が増大し、演算の精度が向上する。したがって、被
写体Qの形状を高精度に抽出することができ、3次元デ
ータを高精度に生成することができる。
【0054】上の述べた実施形態においては、光源移動
装置14によって光源13を移動させたが、光源13を
移動させることなく、又は移動させるとともに、被写体
Q及びカメラ11を移動させてもよい。その他、3次元
データ生成装置1の構成、形状、処理内容、処理順序な
どは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができ
る。
【0055】
【発明の効果】本発明によると、原画像を分割して複数
の小さな画像を生成することによって処理時間を短縮す
るとともに、面の向きの数の減少を最小限度にとどめて
精度が低下しないようにすることができる。
【0056】これによって、被写体の形状を高精度に抽
出することができ、3次元データを高精度に生成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る3次元データ生成装置の概略の構
成を示すブロック図である。
【図2】3次元データ生成装置による面の向きの抽出方
法の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】撮像によって得られた画像の例を示す図であ
る。
【図4】分割された画像の例を示す図である。
【図5】分割された画像の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 3次元データ生成装置 Q 被写体 F,F1,F2,Fm 画像(原画像) I 画像行列 Fr 縮小画像 Ik 小画像行列 BK ブロック
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA35 AA53 DD03 DD06 DD07 FF00 FF04 GG12 HH02 HH14 JJ03 JJ26 MM11 QQ18 QQ25 QQ31 QQ36 5B057 CD07 DA06 DB03 DC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源による照射方向を変えて被写体を撮像
    することによって複数の原画像を取得し、各原画像の各
    画素のデータによって画像行列を生成し、当該画像行列
    に因子分解を適用して前記被写体における面の向きを抽
    出する抽出方法であって、 前記原画像の中の画素から選ばれた画素の集合によって
    複数の縮小画像を生成し、各縮小画像の各画素のデータ
    によって小画像行列を生成する小画像行列生成ステップ
    と、 各小画像行列に因子分解を適用して前記被写体における
    面の向きを抽出する面向き抽出ステップと、 前記面向き抽出ステップで得られた面の向きを統合する
    面向き統合ステップと、 を有してなることを特徴とする被写体の面の向きの抽出
    方法。
  2. 【請求項2】前記小画像行列生成ステップにおいて、前
    記原画像を複数のブロックに区分けし、各ブロックの中
    の画素から1つ以上の画素をそれぞれ選んで前記各縮小
    画像に割り当てる、 請求項1記載の被写体の面の向きの抽出方法。
  3. 【請求項3】前記小画像行列生成ステップにおいて、前
    記複数のブロックを互いに同一形状とし、各ブロックに
    おける同じ位置の画素を同じ縮小画像に割り当てる、 請求項2記載の被写体の面の向きの抽出方法。
  4. 【請求項4】光源による照射方向を変えて被写体を撮像
    することによって複数の原画像を取得し、各原画像の各
    画素のデータによって画像行列を生成し、当該画像行列
    に因子分解を適用して前記被写体における面の向きを抽
    出し、抽出した面の向きに基づいて前記被写体の3次元
    データを生成する3次元データ生成方法であって、 前記原画像の中の画素から選ばれた画素の集合によって
    複数の縮小画像をそれぞれ生成し、各縮小画像の各画素
    のデータによって小画像行列を生成する小画像行列生成
    ステップと、 各小画像行列に因子分解を適用して前記被写体における
    面の向きを抽出する面向き抽出ステップと、 前記面向き抽出ステップで得られた面の向きを統合する
    面向き統合ステップと、 統合した面の向きを絶対座標に変換する座標変換ステッ
    プと、 を有してなることを特徴とする3次元データ生成方法。
  5. 【請求項5】光源による照射方向を変えて被写体を撮像
    することによって複数の原画像を取得し、各原画像の各
    画素のデータによって画像行列を生成し、当該画像行列
    に因子分解を適用して前記被写体における面の向きを抽
    出し、抽出した面の向きに基づいて前記被写体の3次元
    データを生成する3次元データ生成装置であって、 前記原画像の中の画素から選ばれた画素の集合によって
    複数の縮小画像をそれぞれ生成し、各縮小画像の各画素
    のデータによって小画像行列を生成する小画像行列生成
    手段と、 各小画像行列に因子分解を適用して前記被写体における
    面の向きを抽出する面向き抽出手段と、 前記面向き抽出手段で得られた面の向きを統合する面向
    き統合手段と、 統合した面の向きを絶対座標に変換する座標変換手段
    と、 を有してなることを特徴とする3次元データ生成装置。
JP25254099A 1999-09-07 1999-09-07 被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置 Pending JP2001074430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25254099A JP2001074430A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25254099A JP2001074430A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001074430A true JP2001074430A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17238805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25254099A Pending JP2001074430A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001074430A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232476A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社キーエンス 検査装置、検査方法およびプログラム
JP2015232479A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社キーエンス 検査装置、検査方法およびプログラム
JP2015232483A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社キーエンス 画像検査装置、画像検査方法、画像検査プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232476A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社キーエンス 検査装置、検査方法およびプログラム
JP2015232479A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社キーエンス 検査装置、検査方法およびプログラム
JP2015232483A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 株式会社キーエンス 画像検査装置、画像検査方法、画像検査プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器
US10036713B2 (en) 2014-06-09 2018-07-31 Keyence Corporation Inspection apparatus, inspection method, and program
US10156525B2 (en) 2014-06-09 2018-12-18 Keyence Corporation Inspection apparatus, inspection method, and program
US10241056B2 (en) 2014-06-09 2019-03-26 Keyence Corporation Inspection apparatus, inspection method, and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6633294B1 (en) Method and apparatus for using captured high density motion for animation
JP4613994B2 (ja) 動態推定装置、動態推定方法、プログラム
JP5294343B2 (ja) 画像位置合わせ処理装置、領域拡張処理装置及び画質改善処理装置
US9818217B2 (en) Data driven design and animation of animatronics
JP3837575B2 (ja) 超解像処理の高速化方法
US20110249001A1 (en) Matrix generation apparatus, method, and program, and information processing apparatus
JP2001320579A (ja) 広域精細画像生成方法及びシステム並びにコンピュータ可読記録媒体
KR20170022736A (ko) 딕셔너리 학습 기반 해상도 향상 장치 및 방법
JP2007004578A (ja) 三次元形状取得方法、三次元形状取得装置、及びプログラムの記録媒体
CN112734890A (zh) 基于三维重建的人脸替换方法及装置
TW201436552A (zh) 用於使用至少一較高訊框率之影像流而增加影像流之訊框率之方法及裝置
CN104796624A (zh) 一种光场编辑传播方法
JP2001074430A (ja) 被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置
WO2020183961A1 (ja) 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム
Kukharev et al. Methods of face photo-sketch comparison
CN116228986A (zh) 一种基于局部到全局补全策略的室内场景光照估计方法
DE102018128592A1 (de) Erzeugen eines Bilds unter Verwendung einer Map, die verschiedene Klassen von Pixeln repräsentiert
JP3713156B2 (ja) テンプレートの作成方法
JP2000194863A (ja) 3次元構造獲得・復元方法、装置、および3次元構造獲得・復元プログラムを記録した記録媒体
DE102018129135A1 (de) Verwendung von rest-videodaten, die aus einer kompression von original-videodaten resultieren, um eine dekompression der original-videodaten zu verbessern
JP7407407B2 (ja) 処理方法およびそれを利用した処理装置
CN114862670A (zh) 大鼠踝骨骨折Micro-CT图像的超分辨率重建装置
JP2004021373A (ja) 物体及び光源情報推定方法並びに物体及び光源情報推定装置
JP2775122B2 (ja) イラストデータの自動輪郭抽出ベクトル化処理方法,及びそれに使用する処理装置
JP2001074431A (ja) 被写体の面の向きの抽出方法、それを用いた3次元データ生成方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050615

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050704