JP2001073020A - 還元鉄の製造装置 - Google Patents

還元鉄の製造装置

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JP2001073020A
JP2001073020A JP25264299A JP25264299A JP2001073020A JP 2001073020 A JP2001073020 A JP 2001073020A JP 25264299 A JP25264299 A JP 25264299A JP 25264299 A JP25264299 A JP 25264299A JP 2001073020 A JP2001073020 A JP 2001073020A
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reduced iron
pellet
furnace
hearth
partitioning
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Susumu Kamikawa
進 神川
Koichi Hirata
耕一 平田
Hironori Fujioka
宏規 藤岡
Hideaki Mizushiro
英明 水城
Keiichi Sato
恵一 佐藤
Akihiro Santo
明宏 山藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 還元鉄の製造装置において、炉内への外気の
侵入を防止することで高金属化率の還元鉄を製造可能と
すると共に、還元炉の運転効率の向上を図る。 【解決手段】 鉄原料と還元剤との混合粉末を造粒した
ペレットを高温雰囲気中で還元して還元鉄を製造する還
元鉄の製造装置において、リング形状をなす炉床34を
回転自在に支持し、この炉床34の上方及び側方を被覆
するように炉壁37及び天井38を設けることで高温雰
囲気の空間部Sを形成し、天井38にペレット供給部4
4とペレット排出部45を隣接して設け、このペレット
供給部44とペレット排出部45と空間部Sとを仕切る
中央部仕切り板53a,53b,53c及び側部仕切り
板54a,54b,54cを配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄原料と還元剤と
の混合粉末を造粒したペレットを高温雰囲気中で還元し
て還元鉄を製造する還元鉄の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】還元鉄を製造する場合、まず、鉄鉱石の
粉末、石炭の粉末、石灰石の粉末、結合剤を混合し、加
湿造粒してグリーンボールと呼ばれるウエットボールを
形成する。次に、このグリーンボールをある程度乾燥し
てから、還元炉内で高温に加熱して石炭により鉄鉱石中
の酸化鉄を還元することで、ペレット状の還元鉄を生成
することができる。
【0003】図13に従来の還元炉の縦断面、図14に
従来の還元炉におけるペレット供給部の断面を示す。
【0004】図13及び図14に示すように、従来の還
元炉001において、床面の設置された円形の基盤002上に
は一対の平行をなすレール003がリング状に設置されて
いる。リング状をなす炉床004の下面には左右一対の車
輪005が周方向に沿って複数取付けられており、この車
輪005がレール003上を転動自在となっている。また、基
盤002上にはレール003の内側及び外側に位置して縦フレ
ーム006が立設され、この内外の縦フレーム006の上部に
は炉床004の両側に位置するように炉壁007が固定されて
おり、この炉壁007の上部には炉床004の上方を被覆する
ように天井008が固定されている。
【0005】このようにして還元炉001内には、炉床004
と左右の炉壁007と天井008により高温雰囲気を形成する
ための空間部Sが形成され、炉壁007にはこの空間部S
を加熱するためのバーナ009が多数設けられている。ま
た、左右の縦フレーム006にはウォータシールによる水
封部010が取付けられ、炉壁007に固定されたスカート01
1の下端部と、炉床004に固定されたスカート012の下端
部とがこの水封部010内に浸水している。
【0006】還元炉001の所定位置には、グリーンボー
ル(生ペレット)を炉床004上に供給するペレット供給
部013と、炉床004上で還元された還元済ペレット(還元
鉄)を外部に排出するペレット排出部014が隣接して設
けられている。即ち、ペレット供給部013に対応して取
り外し可能な低い天井部015が設けられ、この天井部015
にはペレット受け入れ開口部015aが形成されている。そ
して、この天井部015の上方にはペレット供給ホッパ016
とペレット供給口017aを有する振動型フィーダ017が設
けられている。一方、ペレット排出部014に対応して取
り外し可能な低い天井部018が設けられ、ここにペレッ
ト排出用スクリュー019が設けられている。
【0007】従って、ペレット供給部013にて、乾燥し
たグリーンボールGBはペレット供給ホッパ016に堆積さ
れ、振動型フィーダ017によりペレット供給口017aから
ペレット受け入れ開口部015aを通して炉床004上に供給
される。この炉床004は所定速度で図14の矢印T方向
に回転し、バーナ009により空間部Sが加熱されること
で、高温雰囲気となっている。そのため、炉床004上の
グリーンボールGBは高温雰囲気を移動中に石炭により鉄
鉱石中の酸化鉄が還元され、還元鉄となる。そして、ペ
レット排出部014にて、還元されたグリーンボールGBは
ペレット排出用スクリュー019により炉外へ排出され、
図示しない容器に詰め込まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
還元炉001での還元鉄の製造工程において、高金属化率
を有する直接還元鉄を生産するためには、還元後の直接
還元鉄の再酸化防止が重要であり、ペレット排出部014
からの排出作業は、気密下で直接還元鉄をコンテナに収
容して後工程に渡すようにしている。
【0009】ところが、従来の還元炉001にあって、ペ
レット供給部013から炉床004上に供給されたグリーンボ
ールGBは、直ちに炉内の高温度ガスにより加熱されるこ
ととなるが、この高温度ガスが逆流してペレット供給部
013(ペレット供給口017a、ペレット受け入れ開口部015
a)から吹き出さないように図示しない排気ダクトから
炉内の高温度ガスを排出して炉内を負圧に維持してい
る。そのため、グリーンボールGBをペレット供給部013
から炉床004に供給するとき、図14に示すように、こ
のグリーンボールGBと共に外部の空気Fが炉内に侵入
し、炉床004の回転方向前方への空気F1 と後方、つま
り、ペレット排出部014側への空気F2 とに分かれる。
そして、ペレット排出部014側への空気F2 が、ペレッ
ト排出部014から排出される直接還元鉄に触れ、この直
接還元鉄を再酸化させてしまい、金属化率を低下させて
しまうという問題がある。
【0010】また、図13に示すように、炉床004の両
側は、水封部010にスカート011,012が浸水してシール
することで、炉内の高温度ガスの外部流出や外気の流入
を防止しているが、前述したように、炉内を負圧に維持
しているためにペレット供給部013から炉内に空気が侵
入する。この空気は、水封部010の上方の空間部Qを通
って還元炉001の全周に流れてしまい、炉内の高温雰囲
気や圧力の調整に悪影響を与えてしまうという問題があ
る。
【0011】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、炉内への外気の侵入を防止することで高金属化率
の還元鉄を製造可能とすると共に、還元炉の運転効率の
向上を図った還元鉄の製造装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の還元鉄の製造装置は、鉄原料と還
元剤との混合粉末を造粒したペレットを高温雰囲気中で
還元して還元鉄を製造する還元鉄の製造装置において、
リング形状をなして回転自在に支持された回転式炉床
と、該回転式炉床の上方及び側方を被覆することで前記
高温雰囲気空間部を形成するフレームと、前記ペレット
を前記回転式炉床上に供給するペレット供給部と、前記
回転式炉床上で還元された還元鉄を外部に排出するペレ
ット排出部と、前記ペレット供給部と前記高温雰囲気空
間部とを仕切る供給部仕切り手段とを具えたことを特徴
とするものである。
【0013】また、請求項2の発明の還元鉄の製造装置
では、前記ペレット排出部と前記高温雰囲気空間部とを
仕切る排出部仕切り手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項3の発明の還元鉄の製造装置
では、前記仕切り手段を、前記フレームの天井から垂下
して前記回転式炉床の上方に位置するように設けたこと
を特徴としている。
【0015】また、請求項4の発明の還元鉄の製造装置
では、前記仕切り手段を、上下に移動自在な仕切り板
と、該仕切り板を上下移動させる移動手段と、前記回転
式炉床上のペレットの高さを検出する高さ検出手段と、
該高さ検出手段の検出結果に応じて前記移動手段を作動
制御する制御手段とを設けたことを特徴としている。
【0016】また、請求項5の発明の還元鉄の製造装置
では、前記仕切り手段を、前記回転式炉床の側方に設け
たことを特徴としている。
【0017】また、請求項6の発明の還元鉄の製造装置
では、前記仕切り手段を、少なくとも前記高温雰囲気空
間部における加熱ゾーンとCO比制御ゾーンと還元雰囲
気ゾーンとの間に設けたことを特徴としている。
【0018】また、請求項7の発明の還元鉄の製造装置
では、前記仕切り手段を、可撓性を有する仕切り板とし
たことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1に本発明の第1実施形態に係る還元鉄
の製造装置における還元炉の概略平面視、図2にペレッ
ト供給部及びペレット排出部を表す図1のII−II断面、
図3に仕切り板の取付状態を表す図1のIII−III断面、
図4に側部仕切り板の取付状態を表す断面、図5に側部
仕切り板の斜視、図6に還元鉄の製造装置の全体構成を
表す概略を示す。
【0021】本実施形態の還元鉄の製造装置による製造
工程を簡単に説明する。図6に示すように、まず、ペレ
ットの原材料となる鉄鉱石の粉末(鉄原料)と石炭の粉
末(還元剤)と石灰石の粉末とがそれぞれホッパ11,
12,13から供給され、ホッパ14から供給された結
合剤と共にミキサー15で混合される。次に、混合粉末
がペレタイザー16にて直径10〜20mmのグリーンボ
ール(生ペレット)GBに造粒され、乾燥機17に投入さ
れ、後述する還元炉19からの排気ガスにより乾燥され
る。そして、乾燥したグリーンボールGBはコンベヤ18
により還元炉19に供給され、還元炉19内を移動する
ときに内部で高温に加熱され、石炭により鉄鉱石中の酸
化鉄を還元することでペレット状の還元鉄が生成され、
容器20に収容される。
【0022】また、還元炉19内はバーナー39により
加熱されて高温雰囲気に維持される一方、内部の排気ガ
スが排気ダクト40から排出されている。この排気ガス
は水スプレー式の一次冷却器21で冷却されてから熱交
換器22に送られ、ここで送風ファン23により送られ
た空気と熱交換を行ってから、水スプレー式の二次冷却
器24で再び冷却される。なお、熱交換器22で加熱さ
れた空気は還元炉19に送られ、燃料と共に炉内に供給
される。一方、二次冷却器24で冷却された排気ガス
は、ファン25により乾燥機17に送られ、前述したよ
うに、グリーンボールGBの乾燥用空気となる。そして、
乾燥機17から排出された排気ガスは集塵機26で清浄
化され、更に排気ファン27により煙突28に送られ、
脱硫されてから大気に放出される。
【0023】ここで、還元炉19について詳細に説明す
る。図1乃至図4に示すように、床面の設置された基盤
31上には一対の平行をなすレール32がリング状に敷
設されている。一方、リング状をなす回転体33の上面
部にはリング状をなす炉床34が固定されており、回転
体33の下面には左右一対の車輪35が周方向に沿って
複数取付けられており、この車輪35がレール32上を
転動自在となっている。また、基盤31上にはレール3
2の内側及び外側に位置して縦フレーム36が立設さ
れ、この内外の縦フレーム36の上部には炉床34の両
側に位置するように炉壁37が固定されており、この内
外の炉壁37の上部を連結して炉床34の上方を被覆す
るように天井38が固定されている。そして、基盤31
上に装着された図示しない水平ガイドローラにより回転
体33に固定された図示しない水平リング状のガイドレ
ールが支持され、図示しない駆動装置により回転体33
を駆動回転することでガイドレールに支持されながら炉
床34が回転することができる。
【0024】このようにして還元炉19内には、炉床3
4と左右の炉壁37と天井38により高温雰囲気を形成
するためのトンネル状の高温空間部Sが形成されてい
る。そして、炉壁37にはこの高温空間部Sを加熱する
ためのバーナ39が多数設けられると共に、炉内の高温
度ガスを排出する排気ダクト40が設けられている。ま
た、左右の縦フレーム36にはウォータシールによる水
封部41が取付けられ、炉壁37に固定された炉壁側ス
カート42の下端部と、炉床34に固定された炉床側ス
カート43の下端部とがこの水封部41内に浸水してい
る。
【0025】また、還元炉19の所定位置には、グリー
ンボール(生ペレット)GBを炉床34上に供給するペレ
ット供給部44と、炉床34内で還元された還元済ペレ
ット(還元鉄)を外部に排出するペレット排出部45が
隣接して設けられている。即ち、ペレット供給部44に
対応して取り外し可能な低い天井部46が設けられ、こ
の天井部46にはペレット受け入れ開口部47が形成さ
れている。そして、この天井部46の上方にはペレット
供給ホッパ48とペレット供給口49を有する振動型フ
ィーダ50が設けられている。一方、ペレット排出部4
5に対応して取り外し可能な低い天井部51が設けら
れ、ここにペレット排出用スクリュー52が設けられて
いる。
【0026】本実施形態の還元炉19にあっては、ペレ
ット供給部44とペレット排出部45と高温雰囲気を形
成するための高温空間部Sとを仕切るための仕切り手段
が設けられている。この仕切り手段は、天井38から垂
下して炉床34の上方に位置する中央部仕切り板と、炉
壁37に取付けられて炉床34の側方に位置する側部仕
切り板とで構成されている。
【0027】即ち、ペレット供給部44より炉床34の
回転方向前方側と、ペレット供給部44とペレット排出
部45との間と、ペレット排出部45より炉床34の回
転方向後方側とに中央部仕切り板53a,53b,53
cがそれぞれ配設されている。この各中央部仕切り板5
3a,53b,53cは横幅の広い板状をなして上端部
が天井38の下面の取付けられ、炉床34の幅とほぼ同
様の幅を有して両側部が左右の炉壁37と接し、下端部
がこの炉床34上のグリーンボールGBと僅かな隙間とな
るように位置している。
【0028】また、同様に、ペレット供給部44より炉
床34の回転方向前方側と、ペレット供給部44とペレ
ット排出部45との間と、ペレット排出部45より炉床
34の回転方向後方側、つまり、中央部仕切り板53
a,53b,53cと同位置に、且つ、その両側に側部
仕切り板54a,54b,54cがそれぞれ配設されて
いる。この各側部仕切り板54a,54b,54cは、
図5に詳細に示すように、四角形状の固定板55にL字
形状の連結板56により仕切り板本体57がT型形状に
連結されてなり、この仕切り板本体57は、図4に詳細
に示すように、炉床34と炉壁37と各スカート42,
43との区画されたガス流通空間部Qと同形状となって
いる。そして、仕切り板本体57を炉壁側スカート42
の外側から取付孔42aに通過させ、固定板55を炉壁
側スカート42に密着した状態でボルト締結や溶接など
により、各側部仕切り板54a,54b,54cがこの
ガス流通空間部Qを仕切るように固定されている。
【0029】ここで、本実施形態の還元鉄の製造装置に
おける還元炉19の作用について説明する。図1に示す
ように、還元炉19では、駆動装置により炉床34が所
定速度で矢印T方向に回転しており、バーナ39により
高温空間部Sが加熱されて高温度雰囲気になっている一
方、この高温空間部S内のガスは矢印G方向に流れて排
気ダクト40から排出されている。この状態で、ペレッ
ト供給部44にて、振動型フィーダ50によりペレット
供給口49からペレット受け入れ開口部47を通して炉
床34上に供給される。還元炉19内に供給されたグリ
ーンボールGBは炉床34と共に移動し、高温空間部S内
の移動中に高温ガスの輻射熱で石炭により鉄鉱石中の酸
化鉄が還元され、還元鉄となる。そして、ペレット排出
部45にて、還元されたグリーンボールGBはペレット排
出用スクリュー52により炉外へ排出され、容器20に
詰め込まれる。
【0030】そして、この還元炉19では、炉内の高温
度ガスが逆流してペレット供給部44(ペレット供給口
49、ペレット受け入れ開口部47)から吹き出さない
ように排気ダクト40から炉内の高温度ガスを排出して
炉内を負圧に維持している。そのため、図2に示すよう
に、グリーンボールGBをペレット供給部44から炉床3
4に供給するとき、外部の空気Fが炉内に侵入してしま
う。ところが、本実施形態では、ペレット供給部44の
前後に中央部仕切り板53a,53bが配設され、更
に、ペレット排出部45より炉床34の回転方向後方側
に中央部仕切り板53cが配設されている。そのため、
ペレット供給部44から炉内に入り、炉床34の回転方
向前方へ流動した空気F1 は中央部仕切り板53aによ
りせき止められ、高温空間部S内のへの流動を抑制でき
る。一方、ペレット排出部45からペレット排出部45
側へ流動した空気F2 は中央部仕切り板53bによりせ
き止められ、空気がペレット排出部45から排出される
直接還元鉄に触れ、この直接還元鉄を再酸化させるのを
防止することができる。
【0031】また、ペレット供給部44から炉内に侵入
した空気は、図4に示すように、ガス流通空間部Qを侵
入してしまう。ところが、本実施形態では、中央部仕切
り板53a,53b,53cと同位置で且つその両側に
側部仕切り板54a,54b,54cがそれぞれ配設さ
れている。そのため、ガス流通空間部Qに侵入した空気
が還元炉34の全周に流れることは抑制され、炉内の高
温雰囲気や圧力の調整に与える影響を減少することがで
きる。
【0032】このように本実施形態の還元鉄の製造装置
における還元炉19では、中央部仕切り板53a,53
b,53c及び側部仕切り板54a,54b,54cに
より、ペレット供給部44から炉内に侵入した空気の高
温空間部Sやガス流通空間部Qへの流動を抑制すること
で、直接還元鉄の再酸化を防止することで、高金属化率
を有する直接還元鉄の生産を可能とすると共に、炉内の
高温雰囲気や圧力の調整に与える影響を減少すること
で、運転効率の向上を図ることができる。
【0033】なお、上述の実施形態では、中央部仕切り
板53a,53b,53c及び側部仕切り板54a,5
4b,54cを単なる板材としたが、その形状や構造、
または材料はこれに限定されるものではない。
【0034】図7に本発明の第2実施形態に係る還元鉄
の製造装置における中央部仕切り手段を表す還元炉の要
部縦断面、図8に本発明の第3実施形態に係る還元鉄の
製造装置における中央部仕切り手段を表す還元炉の要部
縦断面、図9に本発明の第4実施形態に係る還元鉄の製
造装置における中央部仕切り手段を表す還元炉の要部縦
断面、図10に本発明の第5実施形態に係る還元鉄の製
造装置における側部仕切り手段を表す還元炉の要部縦断
面、図11に本発明の第6実施形態に係る還元鉄の製造
装置における側部仕切り手段を表す還元炉の要部縦断面
を示す。なお、以下に説明する各実施形態において、前
述した実施形態で説明したものと同様の機能を有する部
材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0035】図7に示すように、第2実施形態における
中央部仕切り手段は、所要サイズの細長い矩形のバルク
状セラミックファイバ61を織布状セラミックシート6
2で包んで布団状に形成し、これをL型の取付ブラケッ
ト63にボルト64により固定して構成されている。そ
して、この取付ブラケット63を天井38に固定するこ
とで、天井38から垂下して炉床34の上方に位置さ
せ、下端部がグリーンボールGBと僅かな隙間となるよう
にしている。従って、中央部仕切り手段の軽量化が図れ
ると共に、軟質であるために炉床34上のグリーンボー
ルGBと接触しても従動、変形することで破損を防止でき
る。
【0036】また、図8に示すように、第3実施形態に
おける中央部仕切り手段は、鋼板71を芯材として全面
を不燃性耐熱材72により包囲した昇降式仕切り板73
を天井38のガイド孔74内に挿通し、昇降ロッド75
を介して昇降駆動装置76により昇降自在に支持する一
方、天井38に炉床34の上面まで、または炉床34上
のグリーンボールGBまでの高さを検出する距離センサ7
7を設け、この距離センサ77の検出結果に応じて昇降
駆動装置76を駆動し、昇降式仕切り板73の高さ位置
を調整できるように構成されている。従って、炉床34
上に供給されるグリーンボールGBの供給量に応じて炉床
34上のグリーンボールGBの高さが変化しても、昇降式
仕切り板73の高さ位置を調整することで、下端部とグ
リーンボールGBとの隙間を常時適正に維持することがで
き、確実に炉内の空気の流動を抑制することができると
共に、昇降式仕切り板73の破損を防止できる。
【0037】また、図9に示すように、第4実施形態に
おける中央部仕切り手段は、天井38にガス噴出ノズル
81を設け、このガス噴出ノズル81と不活性ガス(N
2 )のガス供給源82とをガス供給ライン83で接続し
て構成されている。従って、ガス供給源82からガス供
給ライン83を通して不活性ガスがガス噴出ノズル81
に供給され、このガス噴出ノズル81から炉床34上の
グリーンボールGBに向けて不活性ガスを噴出すること
で、ガスカーテン84を形成することができ、容易に炉
内の空気の流動を抑制することができる。
【0038】更に、図10(a)に示すように、第5実施
形態における側部仕切り手段としての側部仕切り板91
は、固定板92にL字形状の連結板93により仕切り板
本体94がT型形状に連結されてなり、仕切り板本体9
4を弾性変形可能とすると共に先端部に丸みを持たせて
いる。そして、炉壁側スカート42に固定板92をボル
ト締結や溶接などにより固定している。なお、図10
(b)に示すように、仕切り板本体94に代えて、弾性変
形可能であって、中間部に屈曲部95を有するくの字形
状の仕切り板本体96としてもよい。従って、側部仕切
り板91の先端部が炉床34の側部に接触しても、仕切
り板本体94の先端部に丸みを持たせたり、中間部に屈
曲部95を有しているため、この側部仕切り板91の破
損等を防止することができる。
【0039】また、図11に示すように、第6実施形態
における側部仕切り手段は、図7に示す中央部仕切り手
段と同様に、バルク状セラミックファイバ101を織布
状セラミックシート102で包んで布団状に形成し、こ
れを取付ブラケット103にボルト104により固定し
て構成されている。そして、この取付ブラケット103
を炉壁側スカート42に固定することで、流通空間部Q
を仕切っている。従って、側部仕切り手段の軽量化が図
れると共に、軟質であるために炉床34と接触しても従
動、変形することで破損を防止できる。
【0040】そして、上述の実施形態では、側部仕切り
板54a,54b,54cを、中央部仕切り板53a,
53b,53cと同位置、つまり、ペレット供給部44
及びペレット排出部45の前後にそれぞれ配設したが、
このペレット供給部44及びペレット排出部45を除く
ガス流通空間部Qに配設してもよい。
【0041】図12に本発明の第7実施形態に係る還元
鉄の製造装置における還元炉の概略平面視を示す。
【0042】図12に示すように、還元炉19は、炉床
34の上方の高温空間部Sが、ペレット供給部44によ
ってグリーンボールGBが供給されるペレット供給ゾーン
Aと、バーナ39によりグリーンボールGBを加熱する加
熱ゾーンBと、グリーンボールGBの還元に必要なCO比
を制御するCO比制御ゾーンCと、グリーンボールGBを
還元する還元雰囲気ゾーンDと、還元されたグリーンボ
ールGBをペレット排出部45により排出するペレット排
出ゾーンEとに区画される。
【0043】加熱ゾーンBには、バーナ39及び二次燃
焼用空気を供給する空気供給部58が設けられ、ペレッ
ト供給部44側と排気ダクト40側との2ゾーンに分け
られる。CO比制御ゾーンCには、バーナ39及び二次
燃焼用空気を供給する空気供給部58が設けられると共
に、CO及びCO2 センサ59が設けられており、グリ
ーンボールGBの還元に必要なCO比を制御する。即ち、
CO比は、CO/(CO2 +CO)により求められ、こ
のCO比が適正値(例えば、0.2)となるように、バ
ーナ39による炉内温度と、空気供給部58からの二次
燃焼用空気量を制御する。そして、このCO比制御ゾー
ンCは3ゾーンに分けられる。還元雰囲気ゾーンDは、
加熱ゾーンBやCO比制御ゾーンCに比べてCO比が高
く、グリーンボールGBを還元可能な還元雰囲気となって
おり、3ゾーンに分けられる。
【0044】このように還元炉19の高温空間部Sが、
ペレット供給ゾーンA及びペレット排出ゾーンEとは別
に、加熱ゾーンB、CO比制御ゾーンC、還元雰囲気ゾ
ーンDに分けられ、高温空間部Sの高温ガスは、還元雰
囲気ゾーンDから加熱ゾーンB側に流動して排気ダクト
40から排出される流れになり、CO比が適正に制御さ
れることから、このゾーンB,C,Dでは、ガス流通空
間部Qでの空気の流動を防止する必要がある。
【0045】そこで、本実施形態では、ペレット供給ゾ
ーンA及びペレット排出ゾーンEを区画する側部仕切り
板54a,54b,54cに加えて、少なくとも、加熱
ゾーンB、CO比制御ゾーンC、還元雰囲気ゾーンDを
区画する側部仕切り板54d,54eを設けている。従
って、還元炉19の高温空間部Sにおける各ゾーンB,
C,D間でガス流通空間部Qを通した空気の流動が抑制
され、CO比が適正に制御され、高金属化率の還元鉄を
製造することができる。
【0046】なお、上述の実施形態において、中央部仕
切り板53a,53b,53c及び側部仕切り板54
a,54b,54cの形状、構造、材料、取付位置及び
方法など多種多様に説明したが、本発明は、これらのも
のに限定されるものではなく還元炉19の形状に合わせ
て適宜設定すればよいものであり、また、中央部仕切り
板53a,53b,53cの構成を側部仕切り板54
a,54b,54cに用いたり、あるいはその逆に用い
たりしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の還元鉄の製造装置によれば、リ
ング形状をなす回転式炉床を回転自在に支持し、この回
転式炉床の上方及び側方をフレームによって被覆すると
共に、ここにペレット供給部及びペレット排出部を設
け、鉄原料と還元剤との混合粉末を造粒したペレットを
回転式炉床上の高温雰囲気中で還元して還元鉄を製造す
る還元鉄の製造装置において、ペレット供給部と高温雰
囲気空間部とを仕切る供給部仕切り手段を設けたので、
ペレット供給部から外部の空気が炉内に侵入しても、仕
切り手段により高温雰囲気空間部やペレット排出部への
空気の流動を抑制し、直接還元鉄の再酸化を防止するこ
とで、高金属化率を有する直接還元鉄の生産を可能とす
ると共に、炉内の高温雰囲気や圧力の調整に与える影響
を減少することで、運転効率の向上を図ることができ
る。
【0048】また、請求項2の発明の還元鉄の製造装置
によれば、ペレット排出部と高温雰囲気空間部とを仕切
る排出部仕切り手段を設けたので、ペレット排出部から
高温雰囲気空間部への空気の流動を抑制し、炉内の高温
雰囲気や圧力の調整に与える影響を減少することで、運
転効率の向上を図ることができる。
【0049】また、請求項3の発明の還元鉄の製造装置
によれば、仕切り手段をフレームの天井から垂下して回
転式炉床の上方に位置するようにしたので、簡単な構成
で、ペレット供給部及びペレット排出部から回転式炉床
上の高温雰囲気空間部への空気の流動を抑制することが
できる。
【0050】また、請求項4の発明の還元鉄の製造装置
によれば、仕切り手段を、仕切り板を移動手段により上
下移動可能とし、高さ検出手段が検出した回転式炉床上
のペレットの高さに応じて、制御手段が移動手段を作動
制御するように構成したので、回転式炉床に供給される
ペレットの供給量に応じて炉床上のペレットの高さが変
化しても、仕切り手段の高さ位置を調整することで、下
端部とペレットとの隙間を常時適正に維持することがで
き、確実に炉内の空気の流動を抑制することができると
共に、仕切り手段の破損を防止することができる。
【0051】また、請求項5の発明の還元鉄の製造装置
によれば、仕切り手段を回転式炉床の側方に位置するよ
うにフレームの側部に設けたので、回転式炉床の側方に
形成されたガス流通空間部に侵入した空気が還元炉の全
周に流れることが抑制され、炉内の高温雰囲気や圧力の
調整に与える影響を減少することができる。
【0052】また、請求項6の発明の還元鉄の製造装置
によれば、仕切り手段を少なくとも高温雰囲気空間部に
おける加熱ゾーンとCO比制御ゾーンと還元雰囲気ゾー
ンとの間に設けたので、各ゾーン間でフレームの側部で
空気の流動が抑制され、各ゾーンでのCO比が適正に制
御され、高金属化率の還元鉄を製造することができる。
【0053】また、請求項7の発明の還元鉄の製造装置
によれば、仕切り手段を可撓性を有する仕切り板とした
ので、仕切り板の先端部が回転式炉床の側部に接触して
も、弾性変形することで破損等を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る還元鉄の製造装置
における還元炉の概略平面図である。
【図2】ペレット供給部及びペレット排出部を表す図1
のII−II断面図である。
【図3】仕切り板の取付状態を表す図1のIII−III断面
図である。
【図4】側部仕切り板の取付状態を表す断面図である。
【図5】側部仕切り板の斜視図である。
【図6】還元鉄の製造装置の全体構成を表す概略図であ
る。
【図7】本発明の第2実施形態に係る還元鉄の製造装置
における中央部仕切り手段を表す還元炉の要部縦断面図
である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る還元鉄の製造装置
における中央部仕切り手段を表す還元炉の要部縦断面図
である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る還元鉄の製造装置
における中央部仕切り手段を表す還元炉の要部縦断面図
である。
【図10】本発明の第5実施形態に係る還元鉄の製造装
置における側部仕切り手段を表す還元炉の要部縦断面図
である。
【図11】本発明の第6実施形態に係る還元鉄の製造装
置における側部仕切り手段を表す還元炉の要部縦断面図
である。
【図12】本発明の第7実施形態に係る還元鉄の製造装
置における還元炉の概略平面図である。
【図13】従来の還元炉の縦断面図である。
【図14】従来の還元炉におけるペレット供給部の断面
図である。
【符号の説明】
19 還元炉 34 炉床 37 炉壁 38 天井 39 バーナ 41 水封部 42 炉壁側スカート 43 炉床側スカート 44 ペレット供給部 45 ペレット排出部 53a,53b,53c 中央部仕切り板 54a,54b,54c 側部仕切り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 宏規 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 水城 英明 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 佐藤 恵一 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 山藤 明宏 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 4K012 DD01 DD02 DD03 DD09 DE01 DE02 DE03 DE06 DE08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄原料と還元剤との混合粉末を造粒した
    ペレットを高温雰囲気中で還元して還元鉄を製造する還
    元鉄の製造装置において、リング形状をなして回転自在
    に支持された回転式炉床と、該回転式炉床の上方及び側
    方を被覆することで前記高温雰囲気空間部を形成するフ
    レームと、前記ペレットを前記回転式炉床上に供給する
    ペレット供給部と、前記回転式炉床上で還元された還元
    鉄を外部に排出するペレット排出部と、前記ペレット供
    給部と前記高温雰囲気空間部とを仕切る供給部仕切り手
    段とを具えたことを特徴とする還元鉄の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の還元鉄の製造装置におい
    て、前記ペレット排出部と前記高温雰囲気空間部とを仕
    切る排出部仕切り手段を設けたことを特徴とする還元鉄
    の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の還元鉄の製造装
    置において、前記仕切り手段を、前記フレームの天井か
    ら垂下して前記回転式炉床の上方に位置するように設け
    たことを特徴とする還元鉄の製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の還元鉄の製造装置におい
    て、前記仕切り手段を、上下に移動自在な仕切り板と、
    該仕切り板を上下移動させる移動手段と、前記回転式炉
    床上のペレットの高さを検出する高さ検出手段と、該高
    さ検出手段の検出結果に応じて前記移動手段を作動制御
    する制御手段とを設けたことを特徴とする還元鉄の製造
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の還元鉄の製造装
    置において、前記仕切り手段を、前記回転式炉床の側方
    に設けたことを特徴とする還元鉄の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の還元鉄の製造装置におい
    て、前記仕切り手段を、少なくとも前記高温雰囲気空間
    部における加熱ゾーンとCO比制御ゾーンと還元雰囲気
    ゾーンとの間に設けたことを特徴とする還元鉄の製造装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の還元鉄の製造装置におい
    て、前記仕切り手段を、可撓性を有する仕切り板とした
    ことを特徴とする還元鉄の製造装置。
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