JP2001072202A - コンポスト化用網状ゴミ袋 - Google Patents

コンポスト化用網状ゴミ袋

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JP2001072202A
JP2001072202A JP25091399A JP25091399A JP2001072202A JP 2001072202 A JP2001072202 A JP 2001072202A JP 25091399 A JP25091399 A JP 25091399A JP 25091399 A JP25091399 A JP 25091399A JP 2001072202 A JP2001072202 A JP 2001072202A
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Terumasa Daito
照政 大東
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミを高温、高速処理してコンポスト化す
る時間内に、融解及び/又は分解されるコンポスト化用
網状ゴミ袋を提供する。 【解決手段】 ポリカプロラクトン、又はポリカプロラ
クトン20重量%以上及び澱粉類(B)80重量%以下
からなるラクトン樹脂組成物を網状に成形してなるコン
ポスト化用網状ゴミ袋であり、撹拌機を有するコンポス
ト機内で、コンポスト化処理温度50〜80℃で、0.
5〜10時間で、融解及び/又は生分解により網状ゴミ
袋の形状を止めない状態まで処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラクトン樹脂から
なるコンポスト化用網状ゴミ袋、詳しくはコンポスト化
装置により高温、短時間でコンポスト化処理するために
使用されるコンポスト化用網状ゴミ袋に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】生ゴミとしては、家庭やレストラン等の
厨芥ごみ、食品加工工場等からの加工残渣、農水産廃棄
物等がある。これらの生ゴミを収納して処分するには、
そのまま埋め立てたり、焼却処理等が行われていたが、
臭気や排ガス等の衛生性や経済性等の点から、コンポス
ト化処理が検討されている。また、生ゴミを収納するゴ
ミ袋としては、従来使用されているポリエチレンのよう
な非生分解性の合成樹脂から生分解性樹脂を素材とした
ものまで広く提案されているが、生ゴミを効率よくコン
ポスト化処理し、生成物が少なくとも無害であるために
は、生分解性樹脂を使用することが好ましい。生分解性
樹脂とは、使用時は汎用のプラスチックスとほぼ同等の
物性を持つが、廃棄後、活性汚泥中、土壌中、水中、堆
肥中等の環境下において速やかにバクテリアやカビ等の
微生物又は温度、湿度、光等の自然条件により、分解、
資化される高分子をいい、ものによっては最終的には二
酸化炭素と水になる。従来より、生分解性樹脂として、
澱粉−EVOH(ポリビニルアルコール)系樹脂、EV
OH−脂肪族ポリエステル系樹脂、脂肪族ポリエステル
樹脂−ポリオレフィン系樹脂等のブレンド系の樹脂組成
物が知られており、これらの樹脂組成物は各種の形状に
成形されて実用に供されている。ポリエステル系生分解
性樹脂については特開平8−11206号公報には成形
時のドローダウンを避けるために下向きのダイスの考案
がなされ、特開平8−150658号公報には澱粉−E
VOH−ポリカプロラクトン系の樹脂を使用した成形時
の特定の温度や成形条件等の製造方法についての記載が
ある。特開平8−188706号公報には、ポリカプロ
ラクトン80〜100重量%と、生物によって産出され
る生分解性直鎖状ポリエステル系樹脂20〜0重量%と
の混合物100重量部に対して滑剤0.3〜0.8重量
部を配合してなる組成物で成形されることを特徴とする
生分解性プラスチックからなる生ゴミ収納袋が開示され
ている。しかし、上記のポリカプロラクトンと生物によ
って産出される生分解性直鎖状ポリエステル系の樹脂組
成物からなるゴミ袋は、機械的強度に問題がありフィル
ムを量産することは困難であり、また得られたゴミ袋は
家庭用生ゴミを入れてコンポスト化装置に投入してもゴ
ミ袋の分解に100日もかかるので、ゴミ袋の分解速度
は十分速いとは言えない。実開平6−65302号公報
には生分解性高分子材料からなる網目状のゴミ袋が開示
されており、材質としてポリ(ε−カプロラクトン)等
が例示され、構造及び用途に特徴を有し、網目状のゴミ
袋に生ゴミを収納して土中に埋め立てて使用するもので
あり、コンポスト化装置を使用して、高温度で、短時間
でコンポスト化処理するための網目状ゴミ袋については
示されていない。特開平9−249474号公報には生
分解性プラスチックを含む有機性廃棄物の急速コンポス
ト化処理方法が開示されているが、分解処理に20日を
要し、短時間でコンポスト化処理するために使用される
コンポスト化用網状ゴミ袋は示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
ポスト機に使用され、生ゴミを高温、高速処理してコン
ポスト化する時間内に、融解及び/又は分解されるコン
ポスト化用網状ゴミ袋を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ラクトン樹脂を成形
して得られた網状ゴミ袋が、コンポスト機に使用して高
温、短時間で分解されることを見出し、本発明を完成し
た。
【0005】すなわち本発明の第1は、ラクトン樹脂
(A)を網状に成形してなるコンポスト化用網状ゴミ袋
に関するものである。本発明の第2は、ラクトン樹脂
(A)20重量%以上及び澱粉類(B)80重量%以下
からなるラクトン樹脂組成物を網状に成形してなるコン
ポスト化用網状ゴミ袋に関するものである。本発明の第
3は、さらに添加剤(C)を含んでなる本発明の第1又
は2に記載のコンポスト化用網状ゴミ袋に関するもので
ある。本発明の第4は、ラクトン樹脂がポリカプロラク
トンである本発明の第1又は2に記載のコンポスト化用
網状ゴミ袋に関するものである。本発明の第5は、澱粉
類(B)が生澱粉、加工澱粉、紙粉、パルプ粉、又はこ
れらの混合物である本発明の第2に記載のコンポスト化
用網状ゴミ袋に関するものである。本発明の第6は、添
加剤(C)が脂肪酸アミド、液状滑剤、微粉末シリカ、
又はこれらの混合物である本発明の第3に記載のコンポ
スト化用網状ゴミ袋に関するものである。本発明の第7
は、コンポスト機内で、コンポスト化処理温度50〜8
0℃で、コンポスト化処理時間以内に、融解及び/又は
生分解により網状ゴミ袋の形状を止めない状態まで処理
されることを特徴とする本発明の第1又は2に記載のコ
ンポスト化用網状ゴミ袋に関するものである。本発明の
第8は、網状ゴミ袋の形状を止めない状態まで処理され
る時間が0.5〜10時間であることを特徴とする本発
明の第7に記載のコンポスト化用網状ゴミ袋に関するも
のである。本発明の第9は、コンポスト機が、撹拌装置
を有することを特徴とする請求項7に記載のコンポスト
化用網状ゴミ袋に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。 ラクトン樹脂(A) 本発明に使用されるラクトン樹脂(A)は、ε−カプロ
ラクトン、4−メチルカプロラクトン、3,5,5−ト
リメチルカプロラクトン、3,3,5−トリメチルカプ
ロラクトンなどの各種メチル化カプロラクトン、β−プ
ロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラク
トン、エナントラクトンの単独重合体又はこれらの2種
以上のラクトンモノマーの共重合体、これらの単独又は
共重合体の混合物が挙げられる。ラクトン樹脂は、ラク
トンモノマーとラクトンモノマー以外のモノマーと共重
合されてもよく、例えば、乳酸、ヒドロキシプロピオン
酸、ヒドロキシ酪酸等の脂肪族ヒドロキシカルボン酸;
後述する脂肪族ポリエステルで例示される脂肪族ジオー
ル及び脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。これらのラク
トン樹脂の融解温度は、コンポスト化用網状ゴミ袋の処
理温度50〜80℃、好ましくは60〜70℃によって
選択される。例えば、コンポスト化を60℃で行う場合
には、ポリ−ε−カプロラクトン(ポリカプロラクトン
またはPCLと略す。)は融点が60℃で、安定した性
能が得やすいので好適である。以下、ポリカプロラクト
ンを例にして説明する。ポリカプロラクトンとしては、
数平均分子量が10,000〜200,000、好まし
くは10,000〜100,000のものが使用でき
る。上記分子量のポリカプロラクトンはJIS K67
26の規定による相対粘度1.15〜2.80を有する
ものであり、特に好ましくは1.50〜2.80を有す
るものである。市販品としてはダイセル化学工業(株)
製ポリカプロラクトンPH7、PH5等が挙げられる。
【0007】澱粉類(B) 本発明で使用できる澱粉類(B)としては、生澱粉、加
工澱粉等の澱粉類、紙、パルプ等の粉及びこれらの混合
物が挙げられる。生澱粉としてはトウモロコシ澱粉、馬
鈴箸澱粉、甘藷澱粉、コムギ澱粉、キャッサバ澱粉、サ
ゴ澱粉、タピオカ澱粉、コメ澱粉、マメ澱粉、クズ澱
粉、ワラビ澱粉、ハス澱粉、ヒシ澱粉等が挙げられる。
加工澱粉としては、物理的変性澱粉(α−澱粉、分別ア
ミロース、湿熱処理澱粉等);酵素変性澱粉(加水分解
デキストリン、酵素分解デキストリン、アミロース
等):化学分解変性澱粉(酸処理澱粉、次亜塩素酸酸化
澱粉、ジアルデヒド澱粉等);化学変性澱粉誘導体(エ
ステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン化澱粉、架橋
澱粉等)などが挙げられる。上記の中、エステル化澱粉
としては、酢酸エステル化澱粉、コハク酸エステル化澱
粉、硝酸エステル化澱粉、リン酸エステル化澱粉、尿素
リン酸エステル化澱粉、キサントゲン酸エステル化澱
粉、アセト酢酸エステル化澱粉など;エーテル化澱粉と
しては、アリルエーテル化澱粉、メチルエーテル化澱
粉、カルボキシメチルエーテル化澱粉、ヒドロキシエチ
ルエーテル化澱粉、ヒドロキシプロピルエーテル化澱粉
など;カチオン化澱粉としては、澱粉と2−ジエチルア
ミノエチルクロライドの反応物、澱粉と2,3−エポキ
シプロピルトリメチルアンモニウムクロライドの反応物
など;架橋澱粉としては、ホルムアルデヒド架橋澱粉、
エピクロルヒドリン架橋澱粉、リン酸架橋澱粉、アクロ
レイン架橋澱粉などが挙げられる。澱粉類(B)の中
で、澱粉以外のものとしては、多糖類系高分子、セルロ
ース系高分子、直径が100μm以下、好ましくは20
μm以下の紙、パルプの微粉等が挙げられる。上記澱粉
類(B)の配合比率は、ラクトン樹脂(A)100〜2
0重量%に対して澱粉類(B)0〜80重量%、好まし
くはラクトン樹脂(A)95〜20重量%に対して澱粉
類(B)5〜80重量%の範囲で配合される。
【0008】添加剤(C) ラクトン樹脂(A)、又はラクトン樹脂(A)と澱粉類
(B)の組成物に対して、添加剤(C)を添加して物
性、分解性等を調節することができる。本発明に用いら
れる添加剤(C)としては、脂肪酸アミド、液状滑剤、
微粉末シリカ、合成脂肪族ポリエステル樹脂等が挙げら
れる。
【0009】上記脂肪酸アミドとしては、ラウリン酸ア
ミド、パルミチン酸アミド、高純度パルミチン酸アミ
ド、ステアリン酸アミド、精製ステアリン酸アミド、高
純度ステアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、高純度ベヘ
ン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸アミド、オレイン
酸アミド等の飽和脂肪酸モノアミド類;メチレンビスス
テアリン酸アミド、エチレンビスカプリン酸アミド、エ
チレンビスラウリン酸アミド、エチレンビスステアリン
酸アミド、エチレンビスイソステアリン酸アミド、エチ
レンビスヒドロキシステアリン酸アミド、エチレンビス
ベヘン酸アミド、ヘキサメチレンビスステアリン酸アミ
ド、ヘキサメチレンビスベヘン酸アミド、ヘキサメチレ
ンビスヒドロキシステアリン酸アミド、N,N’−ジス
テアリルアジピン酸アミド、N,N’−ジステアリルセ
バシン酸アミド等の飽和脂肪酸ビスアミド類;オレイン
酸アミド、精製オレイン酸アミド、精製エルカ酸アミ
ド、リシノール酸アミド等の不飽和脂肪酸モノアミド
類;エチレンビスオレイン酸アミド、ヘキサメチレンビ
スオレイン酸アミド、N,N’−ジオレイルアジピン酸
アミド、N,N’−ジオレイルセバシン酸アミド等の不
飽和脂肪酸ビスアミド類;N−ステアリルステアリン酸
アミド、N−オレイルオレイン酸アミド、N−ステアリ
ルオレイン酸アミド、N−オレイルステアリン酸アミ
ド、N−ステアリルエルカ酸アミド、N−オレイルパル
ミチン酸アミド等の置換アミド類;メチロールステアリ
ン酸アミド類;メチロールベヘン酸アミド等のメチロー
ルアミド類;N,N−ジステアリルイソフタール酸アミ
ド、メタキシリレンビスステアリン酸アミド等の芳香族
ビスアミド類等の脂肪酸アミド類が挙げられる。これら
は常温で固体の滑剤である。
【0010】上記脂肪酸アミドの中で、安全性が高く、
且つ、FDA(米国食品医薬品局)に登録されているエ
チレンビスステアリン酸アミド、ステアリン酸アミド、
オレイン酸アミド、エルカ酸アミドがよい。脂肪酸アミ
ドの配合割合は、樹脂量100重量部に対し0.2〜5
重量部、望ましくは0.3〜1.5重量部の範囲で添加
される。0.2重量部以下ではくっつきないし滑り防止
効果が少なく、一方5重量部より多いと接着性等が悪く
なる。
【0011】液状滑剤としては、融点が70℃以下の、
好ましくは常温で液状のものが使用される。液状滑剤と
しては、パラフィンワックス;ステアリルアルコール;
ステアリン酸;及びステアリン酸ブチル、ステアリン酸
モノグリセリド、ペンタエリスリトールテトラステアレ
ート、ステアリルステアレート等のステアリン酸エステ
ル類などが挙げられる。液状滑剤として最も望ましい流
動パラフインは、経口急性毒性(ラット)LD50が5
g/kgであるので非常に安全であり、食品衛生法の食
品添加物として認められていて、非常に好都合の材料で
ある。また、室温において液体である流動パラフィンを
使用することは作業上最もよい。
【0012】ラクトン樹脂は、通常ペレットもしくはビ
ーズ状で供給される。嵩比重の極めて小さい微粉末シリ
カ等を均一に混合する時、どうしてもペレットもしくは
ビーズの表面をウェットにしなければならない。ウェッ
ティング剤としての流動パラフインの添加量は、ラクト
ン樹脂100重量部に対して、0.1〜3重量部、望ま
しくは0.2〜0.7重量部の範囲で添加される。3重
量部を超えるとタンブラーの内面がべたついて安定な製
造が困難となり、0.1重量部未満では効果が少ない。
必要に応じて添加する微粉末シリカは、湿式法でつくら
れたシリカや、四塩化ケイ素の酸水素焔中での高温加水
分解により製造されたシリカでもよいが、粒径が50n
m以下のものがよく、本発明では熱可塑性のラクトン樹
脂中に加熱混練され、この時、かなりの高い剪断力が作
用し二次凝集粒子がほぐされ、くっつきや滑り防止効果
を発揮する。微粉末シリカの添加量は、樹脂量100重
量部に対して0.1〜3重量部の範囲で添加される。
【0013】前記ラクトン樹脂に対しては、必要に応じ
て、脂肪族ポリエステル樹脂、それ以外の樹脂成分(エ
チレン共重合体やその他のポリオレフィン、水素添加ス
チレンーブタジエンゴム、ポリウレタン、ポリアミド、
ポリヒドロキシブチレート等)、熱安定剤、増量剤、炭
酸カルシウム等の充填剤、滑剤、分解促進剤、着色剤
(黒色、白色、緑色、橙色、その他)、難燃剤、耐水化
剤、自動酸化剤、紫外線安定剤、架橋剤、ある種の抗菌
剤や除草剤、酸化防止剤、脱臭剤等を添加することがで
きる。又は、澱粉変性剤として、尿素、アルカリ土類、
アルカリ金属水酸化物及びこれらの混合物も添加可能で
ある。
【0014】上記合成脂肪族ポリエステル樹脂として
は、合成ポリ乳酸、ポリエチレンサクシネート、ポリブ
チレンサクシネート等の生分解性のポリエステル樹脂
(昭和高分子株式会社のビオノーレに代表される低分子
量脂肪族ジカルボン酸と低分子量脂肪族ジオールより合
成されるポリエステル樹脂)、ε−カプロラクトンとε
−カプロラクタムより合成されるポリアミドエステル樹
脂、ポリアミノ酸樹脂等が挙げられる。脂肪族ポリエス
テル樹脂としては、GPCによる標準ポリスチレン換算
で数平均分子量が20,000以上200,000以
下、好ましくは40,000以上のものが使用できる。
ラクトン樹脂と脂肪族ポリエステル樹脂の配合重量比率
は、ラクトン樹脂50重量%以上であり、好ましくは9
0重量%以上である。脂肪族ポリエステル樹脂の配合量
が50重量%を越えると生分解性が遅くなる上に、軟化
温度が高くなりすぎる。
【0015】分解促進剤としては、生分解促進剤と光分
解促進剤とが挙げられる。生分解促進剤には、例えば、
オキソ酸(例えば、グリコール酸、乳酸、クエン酸、酒
石酸、リンゴ酸、などの炭素数2〜6程度のオキソ
酸)、飽和ジカルボン酸(例えば、修酸、マロン酸、コ
ハク酸、無水コハク酸、グルタル酸、などの炭素数2〜
6程度の低飽和ジカルボン酸など)などの有機酸;これ
らの有機酸と炭素数1〜4程度のアルコールとの低級ア
ルキルエステルが含まれる。好ましい生分解促進剤に
は、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの炭素数2〜6程
度の有機酸、及び椰子殻活性炭等が含まれる。その他の
生分解促進剤として、後述する発酵促進剤を添加しても
よい。これらの生分解促進剤も1種又は2種以上併用し
て使用できる。光分解促進剤としては、例えば、ベンゾ
イン類、ベンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフェノ
ン、4,4−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノンな
どのベンゾフェノンとその誘導体;アセトフェノン、
α,α−ジエトキシアセトフェノンなどのアセトフェノ
ンとその誘導体;キノン類;チオキサントン類;フタロ
シアニンなどの光励起材、アナターゼ型酸化チタン、エ
チレン−ー酸化炭素共重合体、芳香族ケトンと金属塩と
の増感剤などが例示される。これらの光分解促進剤は、
1種又は2種以上併用して使用できる。
【0016】上記の配合組成よりなる樹脂組成物を得る
方法としては、特に限定されない。例えば、配合組成物
を得るのに、先ずポリマー成分としてのポリカプロラク
トンと液状滑剤をタンブラーに入れて10〜20分攪拌
混合し、次いで脂肪酸アミドを添加し、微粉末シリカを
加え、さらに必要に応じて澱粉を加えて、さらに20〜
30分間攪拌混合する。その後、単軸或いは2軸押出機
等により140〜210℃程度で溶融混練を行い、樹脂
組成物の粉末又はペレットを得る。
【0017】上記の如くして得られた粉末又はペレット
は、回転押出し成形機等により筒状等の網に成形され
る。勿論、平面状の網からゴミ袋に加工してもよい。本
発明のコンポスト化用網状ゴミ袋は、特に形状、大きさ
には制限はないが、前記コンポスト化処理時間以内、好
ましくは0.5〜10時間、さらに好ましくは0.5〜
1時間で溶融ないし分解されるために、ネットを構成す
る繊維の太さは0.05〜0.7mm、好ましくは0.
2〜0.5mmであり、網目の目開きは0.1〜10m
m、好ましくは0.2〜5mm、さらに好ましくは0.
5〜1.5mmである。ゴミ袋としての容量は、例えば
1〜100リットル、家庭用としては2〜10リットル
程度のものが挙げられる。また、網目状であるために、
ゴミ袋の直径は使用時に大幅に拡げることができる。コ
ンポスト化用網状ゴミ袋は、底部を縛ったり、くくった
り、接着することにより得られる。上記接着の方法は、
熱融着でも、接着剤を使用したものでもよい。
【0018】このようにして得られたコンポスト化用網
状ゴミ袋は、家庭用台所やレストランなどの業務用台所
などに置かれた収納容器、あるいは流しの隅などに置か
れた収納容器の内側に敷いて、生ゴミの水切りにも使用
することができる。収納される生ゴミとしては、従来知
られているものであり、米、麦、豆等の穀類及びその加
工・調理物;果実類、野菜類及びその加工・調理物;肉
類、魚肉類及びその加工・調理物;スープ、だし汁、ル
ウ、クリーム等の水分を多く含むもの等が例示される。
生ゴミには、その他、各種用土、活性汚泥、生物の排泄
物、籾殻、おがくず等を含めて処理することも可能であ
る。生ゴミは、50〜80℃、好ましくは60〜70℃
で、1週間以内、好ましくは3日以内、さらに好ましく
は、24時間以内、特に好ましくは2〜15時間のよう
な、高温、高速条件下で処理してコンポスト化される。
また、コンポスト化後はコンポストを1日〜1ヶ月熟成
させてもよい。
【0019】生ゴミの収納されたコンポスト化用網状ゴ
ミ袋は、コンポスト機に入れられる。コンポスト機は、
撹拌下に、空気を供給し、加熱して発酵させる装置、堆
積して間欠的に混合する装置が挙げられる。本発明のコ
ンポスト化用網状ゴミ袋は両者の装置に使用できるが、
特に高温で、短時間に分解できる装置に対応できる。コ
ンポスト化装置は固定式でも、ポータブル式でも、家庭
用でも、業務用でも、自治体がゴミ収集し、多量にバッ
チワイズに又は連続的に処理する分解装置でもよいし、
縦型、横型、傾斜型であっても、静置式でも、移動床式
であっても、回転式でも振動式でもよい。また、乾燥工
程の有無を問わないし、発酵は多段発酵であってもよ
い。コンポスト機に設けられる加熱手段としては、従来
のものが使用され、電気ヒータ、赤外線ヒータ、誘導加
熱ヒータ、熱媒加熱、蒸気加熱、温風吹込、消臭も兼ね
たバーナー炎吹込及びこれらの組み合わせが挙げられ
る。しかし、発酵熱、熱交換等を利用して、原料の生ゴ
ミを乾燥ないし加熱することにより発酵槽に加熱手段を
設けなくても済むようにしてもよい。コンポスト機に設
けられる撹拌手段としては、従来のものが使用され、モ
ータに取り付けられた撹拌羽根、パドル、バッフル、生
ゴミカッティング用刃付き羽根等によるもの、エアーの
吹込によるもの、コンポスト化容器の回転によるもの、
機械的振動、超音波等による振動等、及びこれらの組み
合わせが挙げられる。特に撹拌用の羽根、パドル又はバ
ッフル或いはカッター用の羽根を備えた撹拌装置が好ま
しい。撹拌速度は、装置の種類にもよるが、1回/時間
〜10回/秒、好ましくは1回/秒〜1回/分である。
撹拌は間欠的に行ってもよく、例えば1分〜2時間に一
回、好ましくは10分〜1時間に一回の割合で行っても
よい。また、コンポスト化工程のみならず、乾燥工程中
に高温にして本発明のコンポスト化用網状ゴミ袋を融解
させるようにしても構わない。また、乾燥工程では水分
は、例えば500重量%以下、好ましくは50〜200
重量%程度に調節して、生ゴミが団子状にならず、撹拌
されて粉末化されやすくするようにすることが好まし
い。乾燥工程は必ずしも設けなくてもよい。本発明のコ
ンポスト化用網状ゴミ袋は所定の温度で、短時間に融解
し、生分解するので撹拌機にプラスチックのゴミ袋がか
らみつくような問題が避けられる。
【0020】コンポスト化工程で働く好気性菌の種類と
しては、バチルス属、プソイドモナス属、フラボバクテ
リウム属等のものが挙げられるが、室温〜90℃で作用
する各種の高温土壌菌が使用される。具体的にはバチル
ス・サプチラスBN1001、ビワース(BIWARS)G2
1、B−2菌等、及びこれらの混合物が挙げられ、必要
に応じてB−1菌などの悪臭成分分解菌などを添加する
こともできる。高温土壌菌は、そのまま、又は穀類、籾
殻、骨粉等に担持させて添加するか、あるいは得られた
コンポストの一部をリサイクルして添加することができ
る。コンポスト化工程で働く好気性菌は、複数の種類を
使用して、例えば、脂肪、タンパク質、炭水化物、繊維
等に応じて菌の種類や温度条件等を最適化させて生ゴミ
の処理を行うこともできる。また処理中にpHを調整し
てもよい。生ゴミには、必要に応じてミネラル、アミノ
酸類、糖類、ビタミン類、アルコール類等の発酵促進剤
を添加してもよい。なお、本発明のコンポスト化用網状
ゴミ袋は、処理温度等の条件が合えば、例えばメタン発
酵菌等の存在下で、嫌気性発酵処理において使用しても
構わない。なお、本発明のコンポスト化用網状ゴミ袋
は、地中埋め立て処理に使用することもできる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、実施例中「%」及び「部」とあるのは、特に断りの
ない限り重量基準を表す。ポリカプロラクトンとしては
ダイセル化学工業(株)製ポリカプロラクトンPH7を
使用した。
【0022】(樹脂組成物の調製) [調製例1]ポリカプロラクトン100部、流動パラフ
イン0.5部及びステアリン酸アミド1部を2軸スクリ
ュータイプのベント式押出機(40mm径)に入れ、ダ
イス温度180℃で押出して樹脂組成物のペレットを得
た。
【0023】[調製例2]ポリカプロラクトン100
部、流動パラフイン0.5部、ステアリン酸アミド0.
8部、アエロジル#200(日本アエロジル社製)0.
8部を用いて調製例1と同様に樹脂組成物ペレットを得
た。
【0024】[調製例3]ポリカプロラクトン100
部、流動パラフイン0.5部、ステアリン酸アミド0.
5部、アエロジル#200(同上)0.5部、トウモロ
コシ澱粉50部を用いて調製例1と同様に樹脂組成物ペ
レットを得た。
【0025】[実施例1〜3]調製例1〜3で調製したペ
レットを用いて、回転成形機により、繊維太さ0.3m
m、目開き1.0mmの菱形形状の網目を有する直径1
6cmの網状袋の原反を連続製造し、長さ30cmに裁
断し、底部を融着して、内容量約5リットルのコンポス
ト化用網状ゴミ袋に加工した。調製例1〜3の番号に対
応して実施例1〜3のコンポスト化用網状ゴミ袋が得ら
れた。
【0026】[使用例1〜2]実施例1〜2で得られたコ
ンポスト化用網状ゴミ袋に、米飯500g、食パン細片
200g、野菜細片150g、魚細片150gを詰めた
ものをコンポスト機に入れ、高温土壌菌0.3gを加
え、水分を調整して、コンポスト機の発酵槽部内温を6
2℃にして、空気を供給しながら撹拌処理し、コンポス
ト化及び網状ゴミ袋の融解及び分解状態を調べた。生ゴ
ミのコンポスト化処理に約15時間を要したが、実施例
1〜2で得られたコンポスト化用網状ゴミ袋は、3時間
後には袋の形状が見られなくなり、12時間後にはネッ
トを構成する繊維もほとんど認められなくなった。ま
た、コンポスト機の撹拌羽根に網状ゴミ袋が巻き付いて
撹拌不良等の不具合が発生することもなかった。得られ
たコンポストは、嵩比重約0.6、水分約45%の粉体
であり、農業、園芸用に適した肥料として使用できる。
【0027】[使用例3]米麦飯1,000g、おから5
00g、野菜細片300g、生挽肉200gを混ぜ合わ
せたものを、実施例3で得られた網状ゴミ袋に収納し、
コンポスト機に入れた後、高温土壌菌0.4gを加え、
コンポスト機の発酵槽内温35℃で30分撹拌した後、
60℃に加熱、撹拌処理し、pHを弱酸性に保ちながら
コンポスト化及び網状ゴミ袋の融解及び分解状態を調べ
た。生ゴミのコンポスト化処理に約6時間を要したが、
実施例3で得られたコンポスト化用網状ゴミ袋は、1時
間後には袋の形状が見られなくなり、4時間後にはネッ
トを構成する繊維も認められなくなった。また、コンポ
スト機の撹拌羽根に網状ゴミ袋が巻き付いて撹拌不良等
の不具合が発生することや悪臭発生もなかった。得られ
たコンポストは、嵩比重約0.5、水分約55%の粉体
であり、農業、園芸用に適した肥料として使用できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、コンポスト機に対応で
きて高温度で短時間に処理可能なコンポスト化用網状ゴ
ミ袋が得られた。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E023 BA03 BA20 3E064 BA21 BB01 BC20 EA22 EA30 4H061 AA10 DD20 EE01 EE25 EE35 EE63 LL02 LL05 LL26 4J002 AB00X AB01X AB04X AE03Y CF19W DJ016 EC066 EF056 EH036 EH046 EP016 EP026 FA08X FA086 FD010 FD17Y FD176 GG02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラクトン樹脂(A)を網状に成形してな
    るコンポスト化用網状ゴミ袋。
  2. 【請求項2】 ラクトン樹脂(A)20重量%以上及び
    澱粉類(B)80重量%以下からなるラクトン樹脂組成
    物を網状に成形してなるコンポスト化用網状ゴミ袋。
  3. 【請求項3】 さらに添加剤(C)を含んでなる請求項
    1又は2に記載のコンポスト化用網状ゴミ袋。
  4. 【請求項4】 ラクトン樹脂がポリカプロラクトンであ
    る請求項1又は2に記載のコンポスト化用網状ゴミ袋。
  5. 【請求項5】 澱粉類(B)が生澱粉、加工澱粉、紙
    粉、パルプ粉、又はこれらの混合物である請求項2に記
    載のコンポスト化用網状ゴミ袋。
  6. 【請求項6】 添加剤(C)が脂肪酸アミド、液状滑
    剤、微粉末シリカ、又はこれらの混合物である請求項3
    に記載のコンポスト化用網状ゴミ袋。
  7. 【請求項7】 コンポスト機内で、コンポスト化処理温
    度50〜80℃で、コンポスト化処理時間以内に、融解
    及び/又は生分解により網状ゴミ袋の形状を止めない状
    態まで処理されることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のコンポスト化用網状ゴミ袋。
  8. 【請求項8】 網状ゴミ袋の形状を止めない状態まで処
    理される時間が0.5〜10時間であることを特徴とす
    る請求項7に記載のコンポスト化用網状ゴミ袋。
  9. 【請求項9】 コンポスト機が、撹拌装置を有すること
    を特徴とする請求項7に記載のコンポスト化用網状ゴミ
    袋。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110538242A (zh) * 2019-09-26 2019-12-06 西藏中孚医药科技有限公司 一种复方红景天丹参含片的制备工艺

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