JP2001071190A - 多シリンダ式の金属押出しプレス - Google Patents

多シリンダ式の金属押出しプレス

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JP2001071190A
JP2001071190A JP24554699A JP24554699A JP2001071190A JP 2001071190 A JP2001071190 A JP 2001071190A JP 24554699 A JP24554699 A JP 24554699A JP 24554699 A JP24554699 A JP 24554699A JP 2001071190 A JP2001071190 A JP 2001071190A
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    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/22Extrusion presses; Dies therefor
    • B30B11/26Extrusion presses; Dies therefor using press rams

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各プレス構成部分の構造的に単純でかつ機能
や負荷に適応した構成および対応関係を達成する。 【解決手段】 シリンダプラテン1が位置固定に配置さ
れていて、定置の押出し工具11の支持体として形成さ
れており、各シリンダ32内に配置された押出しピスト
ン31が、その作用面とは反対の側で、各1つの充填体
40に結合されており、該充填体が、自由なシリンダ部
分室32Rを押出しピストン31の作用面とほぼ同じ大
きさの作用面にまで制限していて、該押出しピストンと
カバー36との間の間隔にわたって延びており、さらに
充填体40が、押出しピストン31とカバー36との間
で、シリンダ軸線と押出しピストン軸線との間の角度偏
差を補償する半径方向の自由度を形成するための手段に
結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多シリンダ式の金
属押出しプレスであって、該金属押出しプレスのシリン
ダプラテンに設けられた複数のシリンダ内に案内された
押出しピストンが、該押出しピストンのピストンロッド
を介して対向プラテンもしくはカウンタプラテンに結合
されており、押出しピストンの負荷によって、シリンダ
プラテンとカウンタプラテンとが、ひいてはシリンダプ
ラテンとカウンタプラテンとにそれぞれ支持された工
具、つまり直接押出しの場合にはビレットコンテナを備
えたダイと押出しステムとが、間接押出しの場合にはダ
イステムと、閉鎖部材を備えたビレットコンテナとが、
押出し過程のために互いに相対的に接近する方向に運動
可能であり、押出しピストンによって互いに分離された
シリンダ部分室が、プレスの戻り行程時に開く弁によっ
て互いに接続可能であり、戻り行程および急速前進のた
めに特別なピストンシリンダユニットが設けられている
形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】金属押出しプレスは、たいていフレーム
プレスとして形成されていて、シリンダプラテンと、対
向プラテンもしくはカウンタプラテンと、シリンダプラ
テンおよびカウンタプラテンを結合して1つのフレーム
を形成する抗張材(コラム)と、フレーム内で、シリン
ダプラテンのシリンダ内を走行する押出しピストンによ
って運動可能な可動クロスヘッドとから成っている。直
接押出し法では、ダイと、押出し成形されるビレットの
ためのコンテナとがカウンタプラテンに支持されてお
り、それに対して、ビレットを押し出す押出しステムは
可動クロスヘッドと共にピストンによって運動させられ
る。間接押出し法では、カウンタプラテンにダイステム
が支持されており、それに対してコンテナは閉鎖板、つ
まりシーリングプレートと共に、押出し成形されるビレ
ットを収容していて、可動クロスヘッドと共に押出しピ
ストンによって運動させられる。
【0003】プレスの高い利用度を達成するためには、
ダウンタイム、つまり動作不能時間が最小限に抑えられ
なければならない。この理由から、アイドル運転や引戻
しはできるだけ大きな速度で実施されることが望まし
い。この場合、シリンダとオイルタンクとの間で大きな
容積流が高い流速で実現されなければならない。この場
合、乱流、ひいてはオイル内の空気封入物および気泡形
成が生じる恐れがある。このことは、オイル管路をでき
るだけ短く形成し、オイル管路の横断面や弁の横断面を
大きく保持し(小さなΔp)、かつフィルタをも大きく
寸法設定することにより阻止されなければならない。オ
イル管路を短く保持し得るようにするためには、オイル
タンク、駆動装置および制御装置ができるだけ押出しシ
リンダの近くで、横置き式の金属押出しプレスの場合に
は押出しシリンダの上に配置される。このことは、たし
かに所要スペースが小さくなるという利点を有している
が、しかし必ずしも望ましいとは限らない。
【0004】押出し力の大きさから云って必ずしも必要
であるとは限らない、2つまたはそれ以上の押出しピス
トンおよびシリンダへの分割を行い、しかも押出しピス
トンに、従来のフレーム構造において使用されていた抗
張材(コラム)の代わりにピストンロッドを装備し、か
つこれらのピストンロッドをカウンタプラテンに結合す
ることにより、直接押出し法のためにも間接押出し法の
ためにも適した金属押出しプレスにおいて、従来の構造
にかかる構成上の手間が減じられている。なぜならば、
これによって特別な可動クロスヘッドを不要にし、相応
してプレスの構成長さを減少させることができるからで
ある(「Hydraulische Pressen
und Druckfluessigkeitsanl
age」、第3巻、第83図および第84図、第93頁
〜第95頁、Ernst Mueller著、出版社S
pringer−Verlag、Berlin/Goe
ttingen/Heidelberg在、ドイツ連邦
共和国特許第510895号明細書参照)。しかし、こ
のような「フレームレス構造」のプレスタイプの使用は
普及していない。
【0005】欧州特許第0822017号明細書に基づ
き、「フレームレス構造」の金属押出しプレスが公知で
ある。この公知の金属押出しプレスでは、大きな容積流
を実現するために、2つまたはそれ以上の押出しピスト
ンが、対応するシリンダを両側に向かって貫通する、同
じ直径を有するピストンロッドを備えており、これらの
両側のピストンロッドがシリンダに対してシールされて
いるので、両側に同じ大きさの作用面を有するシリンダ
部分室が形成される。両シリンダ部分室は、作業工程の
ために切換可能な遮断弁により閉鎖可能な短絡管路によ
って互いに接続されている。この公知のプレスでは、迅
速な戻り行程や急速動作による前進運転のために特別な
ピストンシリンダユニットが設けられている。押出しピ
ストンの両側の両シリンダ部分室を互いに接続する短絡
管路を介して、小さな流れ抵抗において一方のシリンダ
部分室から他方のシリンダ部分室への迅速なオイル移動
が可能となる。この場合、短絡管路およびこの短絡管路
内に配置された切換可能な遮断弁の適当な寸法設定は問
題なく維持され得る。この場合、短絡管路内の流速は8
m/秒を超えないことが望ましく、また遮断弁における
流速は12m/秒を超えないことが望ましい。
【0006】公知先行技術による「フレームレス構造」
の金属押出しプレスの欠点は、プレスのカウンタプラテ
ンが位置固定に、つまり位置不動に配置されており、こ
れよりも重いシリンダプラテンが移動可能に配置されて
いるので、運動させたい質量が相応して大きく形成され
ており、押出しピストンを備えたシリンダへの圧力媒体
の供給が、押出しピストンのピストンロッドを介して、
従来の先行技術では押出し力により負荷されたピストン
ロッドを介して行われなければならない点にある。
【0007】欧州特許第0822017号明細書に記載
の、シリンダを両側で貫通しかつシリンダに対してシー
ルされたピストンロッドを備えた押出しピストンでは、
それぞれ3つのシール・ガイド個所が形成される。シリ
ンダプラテンおよびカウンタプラテンは、たしかに比較
的撓み剛性的に形成され得るが、しかしシリンダプラテ
ンおよびカウンタプラテンが押出し力を受けて撓むこと
は完全に阻止され得ない。シリンダプラテンおよびカウ
ンタプラテンの撓みは、フレームレス構造の金属押出し
プレスにおいて抗張材の代わりに使用されるピストンロ
ッドに伝達されるので、別の欠点として、シール・ガイ
ド個所における高い横方向力が挙げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】冒頭で述べた形式の
「フレームレス構造」の金属押出しプレスから出発し
て、本発明の課題は、各プレス構成部分の構造的に単純
でかつ機能や負荷に適応した構成および対応関係を達成
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の第1の構成では、シリンダプラテンが位置固
定に、つまり位置不動に配置されていて、定置の、つま
り定位置に固定の押出し工具、つまり直接押出しの場合
にはダイ、間接押出しの場合にはダイステムの支持体と
して形成されており、シリンダプラテンの各シリンダ内
に配置された押出しピストンが、その作用面とは反対の
側で、各1つの充填体に結合されており、該充填体が、
自由なシリンダ部分室を押出しピストンの作用面の大き
さに相当する所定の作用面にまで制限していて、該押出
しピストンとシリンダ閉鎖部、つまりカバーもしくは環
状カバーとの間の間隔にわたって延びており、さらに前
記充填体が、押出しピストンとシリンダ閉鎖部との間
で、シリンダ軸線と押出しピストン軸線との間の角度偏
差を補償する半径方向の自由度を形成するための少なく
とも1つの手段に結合されているようにした。
【0010】上記課題を解決するために本発明の第2の
構成では、シリンダプラテンが位置固定に配置されてい
て、定置の押出し工具、つまり直接押出しの場合にはダ
イ、間接押出しの場合にはダイステムの支持体として形
成されており、各シリンダ内に押出しピストンの作用面
とは反対の側で、分離ピストンが配置されており、該分
離ピストンが、ガス/ばね圧をかけられていて、押出し
ピストンの戻り行程時に該押出しピストンに追従するよ
うになっており、さらに分離ピストンが、該分離ピスト
ンと押出しピストンとの間に、押出しピストンにより押
しのけられたオイル容量を収容するための貯え器を形成
しているようにした。
【0011】
【発明の効果】本発明の第1の構成(請求項1)と第2
の構成(請求項2)とに共通することは、押出しピスト
ンの作用面とは反対の側のシリンダ部分室内で押出しピ
ストンに対して充填体を対応配置するか(第1の構
成)、またはばね弾性的に支持された分離ピストンを対
応配置する(第2の構成)ことにより、押出しピストン
の戻り行程時に押出しピストンによって押しのけられた
オイル容量を収容するための貯え室が形成されることで
ある。この場合、押出しピストンに結合された充填体
(第1の構成)は押出しピストンとシリンダ閉鎖部との
間で、押出しピストン軸線とシリンダ軸線との間の角度
偏差を補償する半径方向の自由度を生ぜしめる少なくと
も1つの手段を備えている。したがって、定置の、つま
り固定位置の押出し工具の支持体として形成されたシリ
ンダプラテンの位置固定の配置と相まって、圧力媒体供
給装置の管路接続部を含めた各構成部分が、運転負荷を
受けて弾性変形することにより生じる影響は最小限に抑
えられている。
【0012】押出しピストンと充填体とシリンダとシリ
ンダ閉鎖部との間に本発明により設定されるべき半径方
向の自由度は、シリンダを閉鎖するカバーを貫通する充
填体およびカバーと充填体との間に設けられたシール部
材において、たとえば充填体を押出しピストンにボール
ジョイントを介して結合することによるか、またはたと
えばシール部材をカバー内に、制限された量だけ半径方
向に運動可能に保持することによって生ぜしめることが
できる。
【0013】金属押出しプレスの構成長さに関して有利
な構成では、充填体として、押出しピストンと、シリン
ダを閉鎖するカバーとの間に配置されかつこのカバーに
端側で結合されたテレスコープ管が設けられており、こ
のテレスコープ管の平均外径が、押出しピストンのピス
トンロッドの直径に相当している。また、本発明の構造
的に特に有利な構成では、第1の内側のテレスコープ管
部材が、押出しピストンとピストンロッドとを延長した
ピンとして形成されている。また、本発明のさらに別の
有利な構成では、最後の外側のテレスコープ管部材が、
シリンダを閉鎖するカバー内に挿入された管片として形
成されており、このカバーがフードとして形成されてお
り、管片として形成された最後の外側のテレスコープ管
部材と、フードに設けられた空洞、つまり中空のフード
に設けられた中空室とが、一緒になって、最後から2番
目のテレスコープ管部材の押込み深さに相当する深さを
有している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0015】図1〜図6に示した第1実施例による金属
押出しプレスは、シリンダプラテン1と、このシリンダ
プラテン1に固く結合されたベースフレーム2とを有し
ている。このベースフレーム2は上側に複数のガイド隆
起部3を備えており、これらのガイド隆起部3はビレッ
トコンテナ4と可動のカウンタプラテン5とをガイドす
るために働く。このためには、ビレットコンテナ4とカ
ウンタプラテン5とに、それぞれ作動装置6が結合され
ている。この作動装置6は、スライドプレート7に載置
されているか、もしくはスライドプレート8に接触して
いる可動シュー9を保持している。作動装置6を介し
て、ビレットコンテナ4とカウンタプラテン5とが、プ
レスの主軸線「x―x」に合わせて位置調整可能であ
る。
【0016】シリンダプラテン1は、交換可能な工具1
1を収容するための工具ガイド10を備えている。工具
支持プレート12は貫通孔13を備えており、シリンダ
プラテン1は、工具11により成形されたストランドの
ための通過開口14を備えている。シリンダプラテン1
には、軸15がレバー16を介してピストンシリンダユ
ニット17によって旋回可能に支承されており、この軸
15は、工具11の端面に沿って旋回可能な剪断ナイフ
18を支持している。この剪断ナイフ18を用いて、押
出し過程終了後に押出し残分をストランドと工具11と
から分断することができる。さらにシリンダプラテン1
には、ピストンシリンダユニット19が挿入されてお
り、このピストンシリンダユニット19のピストンロッ
ド20は、ビレットコンテナ4を移動させ、かつビレッ
トコンテナ42を工具11へ押圧するために働く。
【0017】ビレットローダ21はベースフレーム2に
固く結合されているか、またはベースフレーム2内でビ
レットコンテナ4と共に主軸線x―xに対して平行に移
動可能である。このビレットローダ21は、ビレットコ
ンテナ4とカウンタプラテン5との間に十分な間隔が生
じるやいなや、もしくはビレットコンテナ4とカウンタ
プラテン5との間に十分な間隔が存在する間は、ピスト
ンシリンダユニット22によって軸線23を中心にして
旋回可能である。カウンタプラテン5は、ピストンシリ
ンダユニット24により軸線25を中心にして旋回可能
な支持アーム26を備えている。この支持アーム26は
ビレットを主軸線x―xに持ち込むために外方旋回させ
られ、これによってカウンタプラテン5に設けられた孔
27が露出するようになる。この孔27を通じて、ピス
トンシリンダユニット29のピストンロッド28によっ
て、ビレットローダ21から主軸線x―x内へ持ち込ま
れたビレットをビレットコンテナ4の孔内に突き込むこ
とができる。ビレットが突き込まれた後に、ピストンロ
ッド28は引き戻され、これと時間的にオーバラップし
た形でビレットローダ21が外方旋回させられ、さらに
直接押出し法の場合には押出しステム30を備えている
支持アーム26が主軸線x―x内へ内方旋回させられ
る。剪断ナイフ18が外方旋回させられた状態で、コン
テナホルダはビレットコンテナ4と共にピストンシリン
ダユニット19の相応する負荷によって工具11へ押圧
される。
【0018】ビレットのプレスは、シリンダプラテン1
によって保持された複数のシリンダ32内の押出しピス
トン31を負荷することによって行われる。このために
は、押出しピストン31のピストンロッド33がカウン
タプラテン5内にまで達していて、このカウンタプラテ
ン5に結合されている。押出しピストン31とそのピス
トンロッド33はその全長の一部にわたって中ぐりされ
て、シリンダ孔34を形成しており、このシリンダ孔3
4にはプランジャピストン35が進入する。このプラン
ジャピストン35は、シリンダ32を閉鎖するカバー3
6に支持されている。プランジャピストン35の負荷
は、プランジャピストン35を貫通する孔37を通じて
行われ、これによって押出しピストン31およびこの押
出しピストン31と共にピストンロッド33を介してカ
ウンタプラテン5も、出発位置もしくは初期位置へ引き
戻される。ピストンシリンダユニット19によって、コ
ンテナ4を備えたコンテナホルダは工具11から遠ざけ
られ、押出し残分が露出される。この押出し残分は、次
いで剪断ナイフ18の旋回によって工具11と、工具1
1内のストランド端部とから分断される。これと時間的
にオーバラップした形で、支持アーム26が押出しステ
ム30と共に外方旋回させられ、次のビレットを装入さ
れたビレットローダ21が内方旋回させられる。ベース
フレーム2には、ブリッジ部材38を介してピストンシ
リンダユニット39が支持されており、このピストンシ
リンダユニット39のピストンは、アイドル行程/急速
動作において可動のカウンタプラテン5を移動させるこ
とができるようにするために負荷されるようになってい
る。
【0019】金属押出しプレスの運転時における無駄時
間(デットタイム)を最小限に抑えるためには、プレス
の戻り行程ならびにアイドル行程をできるだけ高い速度
で実施し、かつこのときに大きな容積流を実現すること
が必要となる。このことは、主押出しピストンの両側に
おけるシリンダ内部のほぼ等しい大きさの行程容積と、
両側のシリンダ部分室32H,32Rの切換可能な接続
手段とを提供することによって達成される。このために
は、押出しピストン31の作用面とは反対の側の自由な
シリンダ部分室32Rが、充填体を備えている。この充
填体は自由なシリンダ部分室32Rを、押出しピストン
31の作用面とほぼ同じ大きさの作用面に制限してい
る。押出しピストン31は複数の貫通孔41を備えてお
り、これらの貫通孔41を介して、押出しピストン31
の両側のシリンダ部分室32Hとシリンダ部分室32R
とは、これらの貫通孔41内に配置された切換可能な遮
断弁42(DIN24342に基づく2方向切換式の組
込み弁であって、ロジック弁またはカートリッジ弁とし
ても知られている)により互いに接続されている。
【0020】図1〜図6に示した第1実施例では、充填
体が、複数のテレスコープ管部材40/1,40/2,
40/3,40/4から構成されたテレスコープ管40
から形成されている。テレスコープ管40の第1のテレ
スコープ管部材40/1は所属の主押出しピストン31
およびピストンロッド33に結合されており、最後のテ
レスコープ管部材40/4は、所属のシリンダ32を閉
鎖するカバー36に結合されている。この場合、テレス
コープ管部材40/1,40/2,40/3,40/4
の平均直径はピストンロッド33の直径に相当してい
る。テレスコープ管部材40/1,40/2,40/
3,40/4の相互の結合部は、これらのテレスコープ
管部材の中心軸線が小さな相互角度偏差を有することを
可能にするので、押出しピストン31とシリンダカバー
36との間では半径方向の自由度が与えられている。こ
のような半径方向の自由度に基づき、シリンダ32の軸
線と押出しピストン31の軸線との間の角度偏差、つま
り角度ずれを補償することができる。符号43aでは、
押出しプレスの作業工程のためにシリンダ32内の押出
しピストン31を圧力媒体で負荷するための圧力媒体供
給管路が示されており、符号43bでは、押出しプレス
の戻り行程のためにシリンダ孔34内のプランジャピス
トン35を圧力媒体で負荷するための圧力媒体供給管路
が示されており、符号44では、テレスコープ管40か
らの圧力媒体漏れを導出するための導出管路が示されて
おり、符号45では、シリンダ部分室32H,32Rの
間の容積差を補償するための圧力媒体補償管路が示され
ており、この場合、押出し行程時では、この圧力媒体補
償管路45を介して、シリンダ部分室32Rから押しの
けられたオイル量がオイルタンクにまで導出される。
【0021】図7には、図1〜図6に示した第1実施例
の変化実施例が示されている。この場合、シリンダプラ
テン1にはシリンダ46が挿入されており、このシリン
ダ46は押出しピストン47を備えている。この押出し
ピストン47のピストンロッド48はカウンタプラテン
5に結合されている。各押出しピストン47にはボール
ジョイント50を介して充填体49が結合されている。
ピストンロッド48と同じ外径を有する充填体49は、
シリンダ46を閉鎖しかつシールリング51を備えてい
るカバー52を貫通している。ボールジョイント50に
より、半径方向の自由度が与えられており、この半径方
向の自由度によってシリンダ軸線と押出しピストン軸線
との間の角度偏差が補償される。
【0022】図8に示した別の変化実施例では、シリン
ダプラテン1にシリンダ53が挿入されており、このシ
リンダ53は押出しピストン54を備えている。この押
出しピストン54のピストンロッド55はカウンタプラ
テン5に結合されている。押出しピストン54はねじ山
付ピン56を備えており、このねじ山付ピン56には、
ピストンロッド55と同じ外径を有する充填体57が装
着されている。この充填体57は、シリンダ53を閉鎖
するカバー58を貫通している。シリンダ53に対する
シールのためには、充填体57にシールリング59が装
着されており、このシールリング59はカバー58に対
して半径方向の遊びを備えている。シールリング59は
フランジ60を有しており、このフランジ60によりシ
ールリング59はカバー58とキャップリング61との
間に軸方向で保持されて、シールされている。
【0023】図9には、構造的に特に有利な変化実施例
が示されている。この変化実施例では、シリンダプラテ
ン1に挿入されたシリンダ62が、ピストンロッド63
に結合された押出しピストン64を収容している。シリ
ンダ62はカバー65によって閉鎖されており、このカ
バー65はフード66を備えている。このカバー65に
は、テレスコープ管67の外側のテレスコープ管部材6
7/1が挿入されていて、フード66によって保持され
ている。テレスコープ管67は別の2つのテレスコープ
管部材67/2および67/3を有している。この場
合、最後のテレスコープ管部材67/3はピストンロッ
ド63に設けられたピン68に沿って密に軸方向移動可
能である。ピン68はテレスコープ管部材67/1,6
7/2,67/3と共に1つの充填体を形成している。
この充填体は、押出しピストン64の作用面に対して後
側に設置されたシリンダ部分室62Rを、押出しピスト
ン64の作用面に相当する大きさの作用面にまで狭めて
いる。押出しピストン64は複数の貫通孔69を備えて
おり、これらの貫通孔69には制御可能な遮断弁70が
配置されている。これらの遮断弁70は開放された状態
でシリンダ部分室62Hおよび62Rの接続を形成し、
急速動作時または押出しプレスの戻り行程時では両側の
容積の迅速な交換を可能にする。それに対して押出し行
程時では、遮断弁70は閉鎖されている。遮断弁70の
制御はパイロット弁71を介して行われる。このパイロ
ット弁71は図9に示した切換位置において、制御管路
72と、ピストンロッド63とピン68とに設けられた
孔74内に進入する剣形管(Degenrohr)73
と、分岐管路75とを介して、遮断弁70の弁リフタ7
6を負荷して、この弁リフタ76を閉鎖位置にもたら
し、かつ閉鎖位置に保持する。遮断弁70の負荷は管路
72aを介して行われ、この管路72aを介してパイロ
ット弁71は制御オイル循環路からの別個のオイル供給
部に接続されている。パイロット弁71が切り換えられ
ると、制御管路72と剣形管73と分岐管路75とが、
ひいては弁リフタ76が、無圧状態に切り換えられるの
で、遮断弁70は両通流方向で開くことができる。シリ
ンダ部分室62H,62Rの間の僅かな容積差を補償す
るためには、シリンダ部分室62Rが補償容器77aに
接続されている。テレスコープ管67の内室は通気部7
8と、漏れオイルのための閉鎖部79とを備えている。
押出し行程のための押出しピストン64の負荷はポンプ
80と、シリンダ62に設けられた分岐管路81とによ
って行われる。シリンダ部分室62R内の相応するオイ
ル量は、制御ブロック77を介してタンクにまで案内さ
れる。剣形管73はこの実施例では、単に遮断弁70を
制御するための制御管路の一部としてしか設けられてお
らず、戻り行程は複動式のピストンシリンダユニットを
介して行われる。このピストンシリンダユニットは、図
1に示した実施例におけるピストンシリンダユニット3
9に相応して配置されている。
【0024】図10には、第2実施例による金属押出し
プレスの一部が示されている。第2実施例による金属押
出しプレスのその他の構成は、図1〜図6に示した第1
実施例に相当している。図10には、シリンダプラテン
1に挿入されたシリンダ82が示されている。このシリ
ンダ82はピストンロッド83を備えた押出しピストン
84を収容している。シリンダ82はカバー85によっ
て閉鎖されており、このカバー85には剣形管またはプ
ランジャピストン86が支持されている。この剣形管ま
たはプランジャピストン86は孔87内に密に進入す
る。シリンダ82内では、剣形管もしくはプランジャピ
ストン86に分離ピストン88が配置されており、この
分離ピストン88は内側および外側に対してシールされ
ている。分離ピストン88は接続部89を介してガス圧
をかけられた状態で押出しピストン84に間隔を置いて
従動する。この間隔はオイル容積に相当しており、この
オイル容積は、押出しピストン84の復路行程時、つま
り戻り行程時もしくは押出しピストン84の急速な往路
行程時に、シリンダ部分室82Hとシリンダ部分室82
Rとの間で、押出しピストン84内に設けられた切換可
能な遮断弁91を備えた複数の貫通孔90を介して入れ
替わる。この場合、分離ピストン88は、押出しピスト
ン84の行程に対して主側の押出しピストン環状面と、
背側もしくは後側の押出しピストン環状面との面積比
(主側=シリンダ部分室82H内の環状面、後側=シリ
ンダ部分室82R内の環状面)で逆比例する行程を実施
する。押出し行程時にシリンダ部分室82Rから押しの
けられたオイル量は、剣形管92と、圧力制限弁を備え
た管路93とを介してオイルタンクへ導出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による金属押出しプレスを
主軸線x―xに対して直角な方向から見て、部分的に断
面した図である。
【図2】図1のII―II線に沿った断面図である。
【図3】図1のIII―III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図1のIV―IV線に沿った断面図である。
【図5】図1のV―V線に沿った断面図である。
【図6】図1のVI―VI線に沿った断面図である。
【図7】第1実施例に対する変化実施例を示す、図1の
範囲Aに相当する範囲の断面図である。
【図8】第1実施例に対する別の変化実施例を示す、図
1の範囲Aに相当する範囲の断面図である。
【図9】第1実施例に対する特に有利な変化実施例を示
す、図1の範囲Aに相当する範囲の断面図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す、図1の範囲Aに
相当する範囲の断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダプラテン、 2 ベースフレーム、 3
ガイド隆起部、 4ビレットコンテナ、 5 カウンタ
プラテン、 6 作動装置、 7,8 スライドプレー
ト、 9 可動シュー、 10 工具ガイド、 11
工具、 12工具支持プレート、 13 貫通孔、 1
4 通過開口、 15 軸、 16レバー、 17 ピ
ストンシリンダユニット、 18 剪断ナイフ、 19
ピストンシリンダユニット、 20 ピストンロッド、
21 ビレットローダ、 22 ピストンシリンダユ
ニット、 23 軸線、 24 ピストンシリンダユニ
ット、 25 軸線、 26 支持アーム、 27
孔、 28 ピストンロッド、 29 ピストンシリン
ダユニット、 30 押出しステム、 31押出しピス
トン、 32 シリンダ、 32H,32R シリンダ
部分室、33 ピストンロッド、 34 シリンダ孔、
35 プランジャピストン、36 カバー、 37
孔、 38 ブリッジ部材、 39 ピストンシリンダ
ユニット、 40 テレスコープ管、 40/1,40
/2,40/3,40/4 テレスコープ管部材、 4
1 貫通孔、 42 遮断弁、 43a,43b圧力媒
体供給管路、 44 導出管路、 45 圧力媒体捕集
管路、 46シリンダ、 47 押出しピストン、 4
8 ピストンロッド、 49 充填体、 50 ボール
ジョイント、 51 シールリング、 52 カバー、
53シリンダ、 54 押出しピストン、 55 ピ
ストンロッド、 56 ねじ山付ピン、 57 充填
体、 58 カバー、 59 シールリング、 60フ
ランジ、 61 キャップリング、 62 シリンダ、
62H,62R シリンダ部分室、 63 ピストン
ロッド、 64 押出しピストン、 65 カバー、
66 フード、 67 テレスコープ管、 67/1,
67/2,67/3 テレスコープ管部材、 68 ピ
ン、 69 貫通孔、 70 遮断弁、71 パイロッ
ト弁、 72 制御管路、 72a 管路、 73 剣
形管、74 孔、 75 分岐管路、 76 弁リフ
タ、 77 制御ブロック、77a 補償容器、 78
通気部、 79 閉鎖部、 80 ポンプ、 81分
岐管路、 82 シリンダ、 82H,82R シリン
ダ部分室、 83ピストンロッド、 84 押出しピス
トン、 85 カバー、 86 プランジャピストン、
87 孔、 88 分離ピストン、 89 接続部、
90 貫通孔、 91 遮断弁、 92 剣形管、
93 管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール ヘルマン クラーセン ドイツ連邦共和国 メルス ブルーフシュ トラーセ 69アー Fターム(参考) 4E090 AA01 AB01 CA01 HA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多シリンダ式の金属押出しプレスであっ
    て、該金属押出しプレスのシリンダプラテン(1)に設
    けられた複数のシリンダ(32;46;53;62)内
    に案内された押出しピストン(31;47;54;6
    4)が、該押出しピストンのピストンロッド(33;4
    8;55;63)を介してカウンタプラテン(5)に結
    合されており、押出しピストン(31;47;54;6
    4)の負荷によって、シリンダプラテン(1)とカウン
    タプラテン(5)とが、ひいてはシリンダプラテン
    (1)とカウンタプラテン(5)とにそれぞれ支持され
    た工具(11,30)、つまり直接押出しの場合にはビ
    レットコンテナを備えたダイと押出しステムとが、間接
    押出しの場合にはダイステムと、閉鎖部材を備えたビレ
    ットコンテナとが、押出し過程のために互いに相対的に
    接近する方向に運動可能であり、押出しピストン(3
    1;47;54;64)によって互いに分離されたシリ
    ンダ部分室(32H,32R;62H,62R)が、プ
    レスの戻り行程時に開く弁(42;70)によって互い
    に接続可能であり、戻り行程および急速前進のために特
    別なピストンシリンダユニットが設けられている形式の
    ものにおいて、シリンダプラテン(1)が位置固定に配
    置されていて、定置の押出し工具(11)、つまり直接
    押出しの場合にはダイ、間接押出しの場合にはダイステ
    ムの支持体として形成されており、シリンダプラテン
    (1)の各シリンダ(32;46;53;62)内に配
    置された押出しピストン(31;47;54;64)
    が、その作用面とは反対の側で、各1つの充填体(4
    0;49;57;67)に結合されており、該充填体
    (40;49;57;67)が、自由なシリンダ部分室
    (32R,62R)を押出しピストン(31;47;5
    4;64)の作用面の大きさに相当する所定の作用面に
    まで制限していて、該押出しピストン(31;47;5
    4;64)とシリンダ閉鎖部(36;52;58;6
    5)、つまりカバーもしくは環状カバーとの間の間隔に
    わたって延びており、さらに前記充填体(40;49;
    57;67)が、押出しピストン(31;47;54;
    64)とシリンダ閉鎖部(36;52;58;65)と
    の間で、シリンダ軸線と押出しピストン軸線との間の角
    度偏差を補償する半径方向の自由度を形成するための少
    なくとも1つの手段に結合されていることを特徴とす
    る、多シリンダ式の金属押出しプレス。
  2. 【請求項2】 多シリンダ式の金属押出しプレスであっ
    て、該金属押出しプレスのシリンダプラテン(1)に設
    けられた複数のシリンダ(82)内に案内された押出し
    ピストン(84)が、該押出しピストンのピストンロッ
    ド(83)を介してカウンタプラテン(5)に結合され
    ており、押出しピストン(84)の負荷によって、シリ
    ンダプラテン(1)とカウンタプラテン(5)とが、ひ
    いてはシリンダプラテン(1)とカウンタプラテン
    (5)とにそれぞれ支持された工具(11,30)、つ
    まり直接押出しの場合にはビレットコンテナを備えたダ
    イと押出しステムとが、間接押出しの場合にはダイステ
    ムと、閉鎖部材を備えたビレットコンテナとが、押出し
    過程のために互いに相対的に接近する方向に運動可能で
    あり、押出しピストン(84)によって互いに分離され
    たシリンダ部分室(84H,84R)が、プレスの戻り
    行程時に開く弁(91)によって互いに接続可能であ
    り、戻り行程および急速前進のために特別なピストンシ
    リンダユニットが設けられている形式のものにおいて、
    シリンダプラテン(1)が位置固定に配置されていて、
    定置の押出し工具(11)、つまり直接押出しの場合に
    はダイ、間接押出しの場合にはダイステムの支持体とし
    て形成されており、各シリンダ(82)内に押出しピス
    トン(84)の作用面とは反対の側で、分離ピストン
    (88)が配置されており、該分離ピストン(88)
    が、ガス/ばね圧をかけられていて、押出しピストン
    (84)の戻り行程時に該押出しピストン(84)に追
    従するようになっており、さらに分離ピストン(88)
    が、該分離ピストン(88)と押出しピストン(84)
    との間に、押出しピストン(84)により押しのけられ
    たオイル容量を収容するための貯え器(82R)を形成
    していることを特徴とする、多シリンダ式の金属押出し
    プレス。
  3. 【請求項3】 充填体が、押出しピストン(31;6
    4)と、シリンダを閉鎖するカバー(36;65)との
    間に配置されかつ該カバー(36;65)に端側で結合
    されたテレスコープ管(40;67)によって形成され
    ており、該テレスコープ管(40;67)の平均外径
    が、押出しピストン(31;64)のピストンロッド
    (33;63)の直径に相当している、請求項1記載の
    金属押出しプレス。
  4. 【請求項4】 第1の内側のテレスコープ管部材が、押
    出しピストン(64)とピストンロッド(63)とを延
    長したピン(68)として形成されている、請求項3記
    載の金属押出しプレス。
  5. 【請求項5】 最後の外側のテレスコープ管部材(67
    /1)が、シリンダを閉鎖するカバー(65)内に挿入
    された管片として形成されており、シリンダを閉鎖する
    カバー(65)がフード(66)として形成されてお
    り、管片として形成された最後の外側のテレスコープ管
    部材(67/1)と、フード(66)に設けられた空洞
    とが一緒になって、最後から2番目のテレスコープ管部
    材(67/2)の押込み深さに相当する深さを有してい
    る、請求項3または4記載の金属押出しプレス。
  6. 【請求項6】 テレスコープ管(40;67)の内室
    が、オイル捕集容器に通じた流出部(44;79)を備
    えている、請求項3から5までのいずれか1項記載の金
    属押出しプレス。
  7. 【請求項7】 シリンダ(31)を閉鎖するカバー(3
    6)が、中心に配置された各1つのプランジャピストン
    (35)を支持しており、押出しピストン(31)とそ
    のピストンロッド(33)とが、シリンダ孔(34)を
    備えており、該シリンダ孔(34)内にプランジャピス
    トン(35)が進入していて、プレスの戻り行程のため
    に負荷されるようになっている、請求項3から6までの
    いずれか1項記載の金属押出しプレス。
  8. 【請求項8】 前記プランジャピストン(35)を負荷
    するための圧力媒体供給が、該プランジャピストン(3
    5)を長手方向で貫通する孔(37)を通じて行われる
    ようになっている、請求項7記載の金属押出しプレス。
  9. 【請求項9】 シリンダ(62)を閉鎖するカバーが、
    中心に配置された各1つの剣形管(73)を支持してお
    り、押出しピストン(64)とそのピストンロッド(6
    3)とが、シリンダ孔(74)を備えており、該シリン
    ダ孔(74)内に、切換可能な遮断弁(70)を制御す
    るための制御管路として働く剣形管(73)が密に進入
    するようになっている、請求項3から6までのいずれか
    1項記載の金属押出しプレス。
  10. 【請求項10】 充填体(49)が、シリンダ(46)
    を閉鎖するカバー(52)を貫通しており、該カバー
    (52)と充填体(49)との間にシール部材(51)
    が設けられており、充填体(49)が、ボールジョイン
    ト(50)を介して押出しピストン(47)に結合され
    ている、請求項1記載の金属押出しプレス。
  11. 【請求項11】 充填体(57)が、シリンダ(53)
    を閉鎖するカバー(58)を貫通しており、該カバー
    (58)と充填体(57)との間にシール部材(59)
    が設けられており、該シール部材(59)が、カバー
    (58)内に、制限された量だけ半径方向に運動可能に
    保持されている、請求項1記載の金属押出しプレス。
  12. 【請求項12】 充填体(40;67)を取り囲む外側
    の環状室(32R;62R)が、補償管路(45;7
    7)を介してオイル捕集容器に接続されている、請求項
    1から11までのいずれか1項記載の金属押出しプレ
    ス。
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