JP2001070119A - 切り花陳列装置 - Google Patents
切り花陳列装置Info
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- JP2001070119A JP2001070119A JP25016599A JP25016599A JP2001070119A JP 2001070119 A JP2001070119 A JP 2001070119A JP 25016599 A JP25016599 A JP 25016599A JP 25016599 A JP25016599 A JP 25016599A JP 2001070119 A JP2001070119 A JP 2001070119A
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- Japan
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- water
- water tank
- cabinet
- water tanks
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水槽中の水全体が隈なく循環して浮遊物や沈
殿物が水槽内に溜まらず、水質を長く維持できるように
した切り花陳列装置を提供する。 【解決手段】 水槽１４（１４a ，１４b ，１４c を代
表して表現）に冷水を循環供給する切り花の陳列装置１
０において、水槽１４の底面を流入口１９から流出口２
０に向けて勾配を付けたことを特徴とし、上記の如く構
成する複数個の水槽１４を、上部を開放した迂回管路２
２を介してシリーズに接続したものであり、上記接続さ
れる水槽１４群の少なくとも最終段階の流入口１９c と
流出口２０c を側壁に設けた水槽１４を介在させ、その
水槽の底に沈降物を排出するバルブを付加してなる。
殿物が水槽内に溜まらず、水質を長く維持できるように
した切り花陳列装置を提供する。 【解決手段】 水槽１４（１４a ，１４b ，１４c を代
表して表現）に冷水を循環供給する切り花の陳列装置１
０において、水槽１４の底面を流入口１９から流出口２
０に向けて勾配を付けたことを特徴とし、上記の如く構
成する複数個の水槽１４を、上部を開放した迂回管路２
２を介してシリーズに接続したものであり、上記接続さ
れる水槽１４群の少なくとも最終段階の流入口１９c と
流出口２０c を側壁に設けた水槽１４を介在させ、その
水槽の底に沈降物を排出するバルブを付加してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は切り花を活ける水
槽に冷水を循環供給する方式の切り花陳列装置に関す
る。
槽に冷水を循環供給する方式の切り花陳列装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】切り花の販売店では、寸胴形の水槽に切
り花を活けて陳列するようにしているが、時間が経過す
ると切り口にコロイド状の物体が発生し、水揚げが急速
に悪くなるので、たびたび切り戻して新鮮な切り口に
し、また切り花を活けている水は時間の経過とともに水
質が低下して切り花の寿命を短くする。
り花を活けて陳列するようにしているが、時間が経過す
ると切り口にコロイド状の物体が発生し、水揚げが急速
に悪くなるので、たびたび切り戻して新鮮な切り口に
し、また切り花を活けている水は時間の経過とともに水
質が低下して切り花の寿命を短くする。
【０００３】上記の問題の対策として、図４に示すよう
に水槽１４に冷水を循環供給することにより切り花の切
り口でのコロイド状物体の発生と、水質の低下を抑える
ようにした切り花陳列装置が広く使われ始めている。な
お、同図において２３は還流管路、２４は排水口、２５
は亘り管路、２６は排水バルブ、Ｐは冷水循環用ポンプ
である。
に水槽１４に冷水を循環供給することにより切り花の切
り口でのコロイド状物体の発生と、水質の低下を抑える
ようにした切り花陳列装置が広く使われ始めている。な
お、同図において２３は還流管路、２４は排水口、２５
は亘り管路、２６は排水バルブ、Ｐは冷水循環用ポンプ
である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記冷水を循
環供給する方式の切り花陳列装置でも、各水槽の上水部
分だけが循環して、水槽の底部に浮遊物、沈殿物や入れ
替わらない水が滞留しており、それがために水槽全体の
水質を低下させる原因になっている。
環供給する方式の切り花陳列装置でも、各水槽の上水部
分だけが循環して、水槽の底部に浮遊物、沈殿物や入れ
替わらない水が滞留しており、それがために水槽全体の
水質を低下させる原因になっている。
【０００５】上記問題に鑑みこの発明は、水槽中の水全
体が隈なく循環して浮遊物や沈殿物が水槽内に溜まら
ず、水質を長く維持できるようにした切り花陳列装置を
提供することを課題とする。
体が隈なく循環して浮遊物や沈殿物が水槽内に溜まら
ず、水質を長く維持できるようにした切り花陳列装置を
提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、水槽に冷水を循環供給する切り花の陳列
装置において、水槽の底面を流入口から流出口に向けて
勾配を付けたことを特徴とし、上記の如く構成する複数
個の水槽を、管路を介してシリーズに接続したものであ
り、上記接続される水槽群の少なくとも最終段階に冷水
の流入口と流出口を側壁に設けた水槽を介在させ、その
水槽の底に沈降物を排出するバルブを付加してなる構成
としたものである。
にこの発明は、水槽に冷水を循環供給する切り花の陳列
装置において、水槽の底面を流入口から流出口に向けて
勾配を付けたことを特徴とし、上記の如く構成する複数
個の水槽を、管路を介してシリーズに接続したものであ
り、上記接続される水槽群の少なくとも最終段階に冷水
の流入口と流出口を側壁に設けた水槽を介在させ、その
水槽の底に沈降物を排出するバルブを付加してなる構成
としたものである。
【０００７】上記の如く構成してなるこの発明によれ
ば、各水槽内で沈降した浮遊物や沈殿物が循環水ととも
に排出され別途設けられたフィルタでこれらが完全に捕
捉される。また、側壁に流入口と流出口を設け、底にバ
ルブを設けた水槽により浮遊物、沈殿物が捕捉され排出
される。
ば、各水槽内で沈降した浮遊物や沈殿物が循環水ととも
に排出され別途設けられたフィルタでこれらが完全に捕
捉される。また、側壁に流入口と流出口を設け、底にバ
ルブを設けた水槽により浮遊物、沈殿物が捕捉され排出
される。
【０００８】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図１（ａ）は、第一実施例の斜
視図で、上段、中段および下段のキャビネット１１，１
２，１３のそれぞれに水槽１４（１４a 〜１４c を代表
する、以下同じ）が取り付けられ、これらの水槽１４に
パンチングプレートで作られた花籠１５がそれぞれ四個
宛て装填され、その花籠１５には切り花がばらけないよ
うに透明プラスチックを材料とする枠体１６が嵌めら
れ、花籠１５と枠体１６のそれぞれに仕切り板１７が嵌
められている。
参照しながら説明する。図１（ａ）は、第一実施例の斜
視図で、上段、中段および下段のキャビネット１１，１
２，１３のそれぞれに水槽１４（１４a 〜１４c を代表
する、以下同じ）が取り付けられ、これらの水槽１４に
パンチングプレートで作られた花籠１５がそれぞれ四個
宛て装填され、その花籠１５には切り花がばらけないよ
うに透明プラスチックを材料とする枠体１６が嵌めら
れ、花籠１５と枠体１６のそれぞれに仕切り板１７が嵌
められている。
【０００９】各段の水槽１４の底面は、図１（ｂ）に示
すように左から右へ、あるいは右から左へ勾配がついて
いて、上段と中段の水槽１４a ，１４b は、その底板１
８の上位側に冷水の流入口１９a ，１９b 、下位側に流
出口２０a ，２０b が設けられ、下段の水槽１４c の両
端側板２１には流入口１９c と流出口２０c が設けら
れ、各水槽１４は上部を開放した水位維持用迂回管路２
２を介して互いに接続され、下段の水槽１４c の流出口
２０c と上段の水槽１４a の流入口１９a とは循環用ポ
ンプＰを介して還流管路２３で繋がれ、さらに下段の水
槽１４c の底板１８の下位部分には排水口２４とバルブ
２６とが設けられている。
すように左から右へ、あるいは右から左へ勾配がついて
いて、上段と中段の水槽１４a ，１４b は、その底板１
８の上位側に冷水の流入口１９a ，１９b 、下位側に流
出口２０a ，２０b が設けられ、下段の水槽１４c の両
端側板２１には流入口１９c と流出口２０c が設けら
れ、各水槽１４は上部を開放した水位維持用迂回管路２
２を介して互いに接続され、下段の水槽１４c の流出口
２０c と上段の水槽１４a の流入口１９a とは循環用ポ
ンプＰを介して還流管路２３で繋がれ、さらに下段の水
槽１４c の底板１８の下位部分には排水口２４とバルブ
２６とが設けられている。
【００１０】図２は第二実施例の斜視図、図３は冷水循
環系統図である。この実施例では上段の第一キャビネッ
ト３１の手前に同幅の中段の第二キャビネット３２と、
上記第一キャビネット３１と前記第二キャビネット３２
の横に中段中幅の第三キャビネット３３と、さらに、上
記第三キャビネット３３の前面に同キャビネットと同幅
の下段中幅の第四キャビネット３４と、上記第三キャビ
ネット３３と第四キャビネット３４の右横に下段小幅の
第五キャビネット３５と、第二キャビネット３２の手前
に同幅下段の第六キャビネット３６とを配置し、各キャ
ビネットに水槽５１乃至５６を取り付けたものである。
なお、この図では花籠と枠体を省略している。
環系統図である。この実施例では上段の第一キャビネッ
ト３１の手前に同幅の中段の第二キャビネット３２と、
上記第一キャビネット３１と前記第二キャビネット３２
の横に中段中幅の第三キャビネット３３と、さらに、上
記第三キャビネット３３の前面に同キャビネットと同幅
の下段中幅の第四キャビネット３４と、上記第三キャビ
ネット３３と第四キャビネット３４の右横に下段小幅の
第五キャビネット３５と、第二キャビネット３２の手前
に同幅下段の第六キャビネット３６とを配置し、各キャ
ビネットに水槽５１乃至５６を取り付けたものである。
なお、この図では花籠と枠体を省略している。
【００１１】この実施例の場合、冷水の循環系は図３の
ようになり、各水槽５０（５１〜５６を代表して表現、
以下同じ）の底面は冷水の流入口３９（３９a 〜３９f
を代表して表現）から流出口４０（４０a 〜４０f を代
表して表現）に向けて勾配を付けてある。上段から中段
に移るときと中段から下段に移るときは上部を開放した
水位維持用迂回管路４２を介して繋がれ、同一段の水槽
５０間は亘り管路４５で繋がれ、第六水槽５６は両端側
板４１に流入・流出口３９f ，４０f が設けられ、第六
水槽５６の流出口４０f と第一水槽５１の流入口３９a
とは還流管路４３で繋がれ、途中循環ポンプＰが設けら
れ、さらに第六水槽５６の底には排水口４４とバルブ４
６とが設けられている。
ようになり、各水槽５０（５１〜５６を代表して表現、
以下同じ）の底面は冷水の流入口３９（３９a 〜３９f
を代表して表現）から流出口４０（４０a 〜４０f を代
表して表現）に向けて勾配を付けてある。上段から中段
に移るときと中段から下段に移るときは上部を開放した
水位維持用迂回管路４２を介して繋がれ、同一段の水槽
５０間は亘り管路４５で繋がれ、第六水槽５６は両端側
板４１に流入・流出口３９f ，４０f が設けられ、第六
水槽５６の流出口４０f と第一水槽５１の流入口３９a
とは還流管路４３で繋がれ、途中循環ポンプＰが設けら
れ、さらに第六水槽５６の底には排水口４４とバルブ４
６とが設けられている。
【００１２】なお、上記各実施例において排水口２４，
４４のバルブ２６，４６は、時間制御により一定時間毎
に開閉するか、下段の水槽１４c および第六水槽５６の
底部に図示しない沈殿物検知センサを設置し、このセン
サの発信により開閉させて沈殿物を排出するようにでき
る。
４４のバルブ２６，４６は、時間制御により一定時間毎
に開閉するか、下段の水槽１４c および第六水槽５６の
底部に図示しない沈殿物検知センサを設置し、このセン
サの発信により開閉させて沈殿物を排出するようにでき
る。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
各水槽の底面が冷水の流入口から流出口に向けて勾配が
設けられているので、沈殿物は順次つぎの水槽に移り、
最終の水槽で捕捉され、上澄みだけが還流管路をへて循
環するので長時間冷水を清浄に保つことができる。ま
た、最終の水槽に捕捉された沈殿物は排出バルブを開く
ことにより循環系から除去することができる。
各水槽の底面が冷水の流入口から流出口に向けて勾配が
設けられているので、沈殿物は順次つぎの水槽に移り、
最終の水槽で捕捉され、上澄みだけが還流管路をへて循
環するので長時間冷水を清浄に保つことができる。ま
た、最終の水槽に捕捉された沈殿物は排出バルブを開く
ことにより循環系から除去することができる。
【図１】（ａ）第一実施例の斜視図 （ｂ）第一実施例の循環水路系統図
【図２】第二実施例の斜視図
【図３】第二実施例の循環水路系統図
【図４】従来例の循環水路系統図
１１ 上段キャビネット １２ 中段キャビネット １３ 下段キャビネット １４a 〜c 水槽 １５ 花籠 １６ 枠体 １７ 仕切り板 １８，３８ 底板 １９a 〜c ，３９a 〜ｆ 流入口 ２０a 〜c ，４０a 〜ｆ 流出口 ２１，４１ 側板 ２２，４２ 迂回管路 ２３，４３ 還流管路 ２４，４４ 排水口 ３１ 第一キャビネット ３２ 第二キャビネット ３３ 第三キャビネット ３４ 第四キャビネット ３５ 第五キャビネット ３６ 第六キャビネット ４５ 亘り管 ４６ バルブ ５０ 水槽 ５１ 第一水槽 ５２ 第二水槽 ５３ 第三水槽 ５４ 第四水槽 ５５ 第五水槽 ５６ 第六水槽
Claims (2)
- 【請求項１】 水槽に冷水を循環供給する切り花の陳列
装置において、水槽の底面を流入口から流出口に向けて
勾配を付けたことを特徴とする切り花の陳列装置。 - 【請求項２】 上記の如く構成する複数個の水槽を管路
を介してシリーズに接続したものであり、上記接続され
る水槽群の少なくとも最終段階に冷水の流入口と流出口
を側壁に設けた水槽を介在させ、該水槽の底に沈降物を
排出するバルブを付設してなる請求項１に記載の切り花
陳列装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25016599A JP2001070119A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 切り花陳列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25016599A JP2001070119A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 切り花陳列装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001070119A true JP2001070119A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17203798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25016599A Pending JP2001070119A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 切り花陳列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001070119A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL126472U1 (pl) * | 2017-07-07 | 2019-01-14 | Cortina Poland Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością Spółka Komandytowa | Stojak ekspozycyjny do kwiatów |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP25016599A patent/JP2001070119A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL126472U1 (pl) * | 2017-07-07 | 2019-01-14 | Cortina Poland Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością Spółka Komandytowa | Stojak ekspozycyjny do kwiatów |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060825 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090219 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100302 |