JP2001070035A - 除毛用具 - Google Patents

除毛用具

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JP2001070035A
JP2001070035A JP25272599A JP25272599A JP2001070035A JP 2001070035 A JP2001070035 A JP 2001070035A JP 25272599 A JP25272599 A JP 25272599A JP 25272599 A JP25272599 A JP 25272599A JP 2001070035 A JP2001070035 A JP 2001070035A
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JP
Japan
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blade
dimensional
hair
sheet plate
removal tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP25272599A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sato
篤 佐藤
Tetsuro Kamiya
哲朗 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B21/00Razors of the open or knife type; Safety razors or other shaving implements of the planing type; Hair-trimming devices involving a razor-blade; Equipment therefor
    • B26B21/40Details or accessories
    • B26B21/4006Blades or blade units with discontinuous cutting edges, e.g. wire-wrapped, notches

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽く肌を拭き取る感覚で、且つ少ない動作で
体毛を容易に処理することのできる除毛用具を提供す
る。 【解決手段】 本発明の除毛用具10は、シート板11
の表面に、体毛を剃ることが可能な刃面12を先端に備
える複数の立体刃13を、刃面12を剃毛方向Xに向け
た状態で形成することによって構成される。立体刃13
は、プレス加工や刃面加工を施してシート板11自体を
加工することにより形成される。すなわち、立体刃13
は、直線状の切り込み線14に沿った一方の側方部分を
押し出すことにより形成されて、横断面が三角形状で且
つ剃毛方向Xに向かって矩形状に開口する開口部15を
備える中空立体形状を有し、開口部15の上辺部分16
に刃面12が形成される。刃面12は、上辺部分16の
両端部17を残して当該両端部17の内側に形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は除毛用具に関し、特
にむだ毛等の体毛の処理に使用する除毛用具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、顔の毛、わき毛、男性の髭等の体毛を処理する際に
用いる用具としては、1枚〜3枚の直線刃を備える安全
カミソリや、電動式回転刃、往復動刃等を備える電気カ
ミソリが使用される。
【0003】しかしながら、安全カミソリや電気カミソ
リでは、少ない動作で体毛をきれいに処理するには、刃
先を肌に強く押し当てる必要があるため肌を損傷し易
く、また軽いタッチで体毛を処理する場合には、剃り上
げる動作を何度も繰り返さないと剃り残しを生じやす
い。
【0004】本発明は、軽く肌を拭き取る感覚で、且つ
少ない動作で体毛を容易に処理することのできる除毛用
具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート板の表
面に、体毛を剃ることが可能な刃面を先端に備える複数
の立体刃を、刃面を剃毛方向に向けた状態で形成してな
る除毛用具を提供することにより、上記目的を達成した
ものである。
【0006】上記記載におけるシート板は、例えば0.
005〜0.2mmの厚さを有する薄いシート状の板部
材であって、通常の取り扱い時においては塑性変形する
ことなくその平坦な形状を容易に保持することができる
程度の保形成を備えると共に、肌面を拭き取るようにし
て移動させる際には、当該肌面に沿った形状に容易に変
形しうる程度の弾性を備えるものである。かかるシート
板としては、炭素鋼材、ステンレス板等の金属板等を用
いることができる。
【0007】上記記載における立体刃は、シート板の表
面に立体形状に突出形成される剃毛刃であって、例えば
シート板を所定形状に打ち抜いて切り込みを形成し、こ
の切り込みを介してシート板を折り曲げたり押し出した
りすることにより、シート板自体を加工して形成するこ
とができる他、シート板とは別途に形成した立体刃をシ
ート板に接合固定することによって、当該シート板の表
面に設けることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明をその好ましい実施形
態について説明する。本実施形態の除毛用具10は、図
1(a)に示すように、シート板11の表面に、体毛を
剃ることが可能な刃面12を先端に備える複数の立体刃
13を、刃面12を剃毛方向Xに向けた状態で形成した
ものである。そして、本実施形態の除毛用具10によれ
ば、手に持って肌の表面を軽く拭き取るようにしながら
スライド移動することにより、体毛であるむだ毛を剃毛
処理する。
【0009】シート板11は、0.1mm程度の厚さの
薄いステンレスバネ板からなり、手の平に納まる幅7c
m,長さ10cm程度の大きさの矩形形状を有する。ま
たこのステンレスバネ板は、容易に塑性変形して折れ曲
がることのない相当の保形成を備えると共に、肌面を拭
き取るようにして移動させる際には、当該肌面に沿った
形状に容易に変形しうる程度の弾性を備える。
【0010】シート板11の表面に突出形成される複数
の立体刃13は、剃毛方向Xと垂直な方向に4〜7mm
の間隔をおいて4個又は3個配設された各列の立体刃1
3を、隣接する一方の列における立体刃13の間隔部分
に他方の列の立体刃13がくるように千鳥状に配置しな
がら、3〜6mmの間隔をおいて互いに平行に5列配設
することによって設けられる。これによって、立体刃1
3は、シート板11の表面の略全域に亘って、縦横に満
遍なく設けられる。
【0011】また、シート板11には、立体刃13の間
隔部分に所望の形状(例えば円形や十字形)の抜き穴1
8が複数形成されていて、シート板11をしなやかに変
形させることができるようになっている。
【0012】本実施形態によれば、各立体刃13は、プ
レス加工や刃面加工等の加工手段を施してシート板11
自体を加工することにより形成される。すなわち、シー
ト板11には、シート板11の略全域に千鳥状に配置さ
れるように、剃毛方向Xと垂直な方向に延長する長さ7
〜10mmの直線状の切り込み線14を、複数打ち抜い
て形成する。そして、各切り込み線14に沿った一方の
側方部分(図1(a)における右側部分)を、横断面
(剃毛方向Xで切断した横断面)が三角形状となるよう
に、シート板11の裏面側から表面側に向けてプレス加
工で押し出すことによって、図1(b)に示すように、
剃毛方向Xに向かって開口する矩形状の開口部15を有
する中空立体形状の立体刃13が形成される。
【0013】また、各立体刃13の先端である開口部1
5の上辺部分16には、その上面を研磨することにより
刃面加工が施されて、剃毛方向Xに向いた状態の刃面1
2が形成される。ここで、図2(c)にも示すように、
かかる刃面加工は、上辺部分16の両端部17を残して
当該両端部17の内側のみに施され、これによって当該
両端部17は、刃面12より高いポイントとなる。
【0014】そして、本実施形態によれば、除毛用具1
0は、図2に示すように、布状部材である布製フロス1
9の内部に組み込まれ、各立体刃13の刃面12を表面
の布製フロス19から突出させつつ、シート板11の表
裏面を当該布製フロス19で覆った状態で使用される。
なお、除毛用具10の裏面には、手の指を係止して除毛
用具10を掌に容易に装着保持することが可能なよう
に、ベルトや指挿入片等からなる係止手段が設けられて
いる。
【0015】本実施形態の除毛用具10によれば、これ
を手に保持して、その表面をむだ毛を処理しようとする
肌に当て、例えば裏面に明示された剃毛方向を示す案内
矢印に従って、軽く肌を拭き取るような感覚で肌の表面
に沿ってスライドさることにより、肌を損傷することな
く容易かつ少ない動作できれいにむだ毛を処理すること
ができる。すなわち、除毛用具10の表面には複数の立
体刃13の刃面12が突出し、剃毛時における刃面12
と肌面との接触圧が低減されるので、肌を痛めるのこと
なくスライドさせることが可能である。また、立体刃1
3は、剃毛方向Xに複数重複して設けられているので、
一回の拭き取りで複数の立体刃13による剃毛が行われ
て、剃り残しを生じることなくむだ毛をきれいに処理す
ることが可能である。さらに、シート板11は、除毛用
具10を肌面を拭き取るようにしてスライド移動させた
際に、当該肌面に沿った形状に容易かつしなやかに変形
するので、平坦ではない肌面の形状に合わせて容易にむ
だ毛を処理することが可能である。
【0016】また、本実施形態の除毛用具10によれ
ば、各立体刃13の刃面12は、上辺部分16の両端部
17を残して形成されるので、当該上辺部分16に接触
する接触物は、刃面12より高い両端部17に最初に接
触することになるので、刃面17への接触による損傷を
回避して、安全性をさらに向上することが可能である。
【0017】さらに、本実施形態の除毛用具10によれ
ば、その表裏面が布製フロス19で覆われているので、
肌触りが良く、またハンドリング性を向上すると共に、
この布製フロス19に水やカミソリ用の助剤を含ませて
おくことにより、剃毛時における肌の滑りを良くするこ
とができ、また剃り取ったむだ毛を布製フロス19に付
着させて散らかさないようにすることもできる。
【0018】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、立体刃は横
断面が三角形状の中空立体刃である必要は必ずしもな
く、斜めに突出する帯板の先端に刃面を形成した立体刃
や、円弧状、半球状、球状等の突起の先端に刃面加工を
施した立体刃等であっても良い。特に、図3に示すよう
に、コの字状に形成した切り込み線20を介して、これ
の内側を所定の迎え角度で逆L字形状に抜き曲げ、これ
の先端に刃面加工を施して立体刃21とすれば、除毛用
具10に柔らかい印象を与えることができる。
【0019】また、複数の立体刃は、千鳥状に配置する
する必要は必ずしもなく、斜め配列等を採用することも
でき、立体刃が相当の長さを有する場合には、これらを
単に平行に配置することもできる。
【0020】さらに、立体刃か形成されたシート板は布
状材料によって覆う必要は必ずしもなく、シート板が金
属製のものである場合には、インサート成形によりその
表面を樹脂によって覆うこともでき、これによって、使
用時における滑らかな感触を得ることができる。
【0021】さらにまた、図4に示すように、プレス加
工によって、立体刃23とは別途に当該立体刃23より
も高さが僅かに高い突起24をシート板11に設け、接
触物を立体刃23の刃面25よりも先に突起24に接触
させて安全性を向上させることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明の除毛用具によれば、軽く肌を拭
き取る感覚で、且つ少ない動作で体毛を容易に処理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施形態に係る除毛用具
の構成を説明する平面図、(b)は立体刃の構成を説明
する斜視図、(b)は立体刃の構成を説明する正面図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態に係る除毛用具を布状部材
で覆った状態を示す一部破断斜視図である。
【図3】立体刃の他の形状を示す斜視図である。
【図4】立体刃よりも高さの高い突起を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10,21,23 除毛用具 11 シート板 12 刃面 13 立体刃 14,20 切り込み線 15 開口部 16 上辺部分(立体刃の先端) 17 両端部 18 抜き穴 19 布製フロス(布状部材) 24 突起 X 剃毛方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート板の表面に、体毛を剃ることが可
    能な刃面を先端に備える複数の立体刃を、刃面を剃毛方
    向に向けた状態で形成してなる除毛用具。
  2. 【請求項2】 前記立体刃は、プレス加工や刃面加工等
    の加工手段を施して前記シート板自体を加工することに
    より形成される請求項1記載の除毛用具。
  3. 【請求項3】 前記立体刃は、直線状の切り込み線に沿
    った一方の側方部分を押し出すことにより形成されて、
    横断面が三角形状で且つ剃毛方向に向かって矩形状又は
    台形状に開口する開口部を備える中空立体形状を有し、
    前記立体刃の先端である前記開口部の上辺部分に刃面が
    形成される請求項2記載の除毛用具。
  4. 【請求項4】 前記刃面は、前記上辺部分の両端部を残
    して当該両端部の内側に形成される請求項3記載の除毛
    用具。
  5. 【請求項5】 前記シート板は金属板からなり、その表
    面が布状材料によって覆われている請求項1〜4のいず
    れかに記載の除毛用具。
  6. 【請求項6】 前記シート板は金属板からなり、インサ
    ート成形によりその表面が樹脂によって覆われている請
    求項1〜4のいずれかに記載の除毛用具。
JP25272599A 1999-09-07 1999-09-07 除毛用具 Pending JP2001070035A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015533339A (ja) * 2012-11-06 2015-11-24 ザ ジレット カンパニー かみそりの刃ユニット
US9247798B2 (en) 2007-10-24 2016-02-02 Braun Gmbh Epilating device

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