JP2001069509A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JP2001069509A
JP2001069509A JP24349699A JP24349699A JP2001069509A JP 2001069509 A JP2001069509 A JP 2001069509A JP 24349699 A JP24349699 A JP 24349699A JP 24349699 A JP24349699 A JP 24349699A JP 2001069509 A JP2001069509 A JP 2001069509A
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Tsutomu Ando
勉 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG4符号化方式において、シェイプデ
ータの符号化に用いられる算術符号化はエラーに対する
耐性に乏しいため、シェイプ符号の伝送過程において何
らかのエラーが発生してしまうと、正確な形状情報を再
生することが困難となり、正常なビデオオブジェクトの
再生ができなくなってしまう。 【解決手段】 セレクタ106,109においては、注
目マクロブロックが矩形領域内部であり、かつ該矩形領
域内部の任意形状領域外にある特定マクロブロックであ
るか否かが、形状情報に基づいて判別され、注目マクロ
ブロックが前記特定マクロブロックであると判別された
場合に、復号されたテクスチャデータに代えてマーカ発
生器107,108で生成された特定のマーカコードを
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば動画像の符号化及び復号を行なう
画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ISO/IEC14496(MPEG
phase4)では、次世代動画像符号化方式(以下、単にM
PEG4と称する)の検討が行われている。MPEG4
においては、ビデオオブジェクトという概念を導入し
て、動画像を構成するに際し、複数のオブジェクトを重
ねあわせて合成することにより符号化効率を向上し、ま
た、各オブジェクトの再利用をも可能にしている。
【0003】MPEG4による符号化及び復号の概要
を、図4および図5を参照して説明する。
【0004】図4は、MPEG4による符号化器の概要
構成を示す図である。401は、動画像のディジタルビ
デオソースである。402はビデオオブジェクト弁別器
であり、動画像中に含まれる各種オブジェクト(たとえ
ば、人物、車、背景など)を弁別する。403〜405
はビデオオブジェクトエンコーダであり、弁別された各
々のビデオオブジェクト(VO)を個別に符号化する。
尚、このVOエンコーダの総数は特定されない。406
は多重化器であり、各VOエンコーダの出力を多重化
し、1本のビットストリーム407に統合する。
【0005】図5に、MPEG4による復号器の概要構
成を示す。伝送されてきたビットストリーム501は、
逆多重化器502により、それぞれのVOに対応する符
号に分離される。各符号は、まず、503〜505のV
Oデコーダにより復号処理される。その後、506の合
成器により合成(重ねあわせ処理)が行われ、ビデオシ
ーケンスが完成する。
【0006】ここでMPEG4の特徴について、図6を
参照して説明する。ここではビデオオブジェクトと、テ
クスチャおよび形状符号化との関係について説明する。
【0007】着目されるビデオオブジェクトは、任意の
手法によって領域が抽出される。その中で、対象部分と
その他に分離されるが、ここでは具体的な分離方法につ
いては特に言及しない。図6において、601は元の動
画像の1フレーム、602は分離されたビデオオブジェ
クト、603は背景画像、のそれぞれの概念を示す。
【0008】604及び605に、ビデオオブジェクト
の構成例を示す。ビデオオブジェクトは必ずしも矩形領
域全体とは限らないため、MPEG4ではビデオオブジ
ェクトに外接する矩形を最低の単位として符号化が行わ
れる。604における黒枠が外接矩形を示す。尚、この
矩形は必ずしもビデオオブジェクトに外接している必要
はなく、より大きな矩形であっても問題ない。この矩形
内の着目領域は、テクスチャ(模様)データと形状(シ
ェイプ)データ(605)とに分けて符号化される。従
って、任意形状の着目領域の外で、かつ矩形領域内にあ
る領域に対しては、テクスチャデータは伝送されず(実
際には全画素が白または黒い画像として符号化され
る)、シェイプデータとして着目領域外として伝送され
る。一般にシェイプデータは2値データとして扱われ、
例えば、1は着目領域、0は領域外を示す。
【0009】以下、MPEG4におけるテクスチャデー
タの符号化方法について説明する。
【0010】一般に、テクスチャの符号化としてはDC
T(離散コサイン変換)が用いられるが、MPEG4に
おいても同様の変換符号化が用いられる。矩形領域内で
の処理単位はマクロブロックを呼ばれ、図7に示すよう
に、輝度(Y),色差(Cr,Cb)信号に対しておの
おの16×16画素(ブロック701),8×8画素
(ブロック702,703)を基本として処理される。
そしてDCT係数を算出した後、量子化及びエントロピ
ー符号化が行われる。エントロピー符号化としては、ハ
フマン符号化が主に用いられる。
【0011】図8に、MPEG4におけるテクスチャ符
号化を行なう詳細構成例を示す。
【0012】動画像の符号化においては、連続するフレ
ームの冗長性を省くために、動き補償技術が広く使用さ
れている。図8において、802は動き検出を行うため
に着目フレームより以前(あるいは以後)のフレームを
ストアするフレームバッファ、801は動きベクトル算
出部、803はDCT演算部、804は量子化部であ
る。また、805はDPCM符号化部、806は2次元
→1次元のスキャンを行なうスキャン部、807はラン
レングス算出部、808はハフマン符号化部である。
【0013】ここで図9に、DCT演算部803におけ
る出力例を示す。尚、通常、DCT演算部803におい
ては8×8画素単位で処理が行なわれる。図9に示すよ
うに、DCT演算による出力は、DC成分901および
残りのAC成分902に分離される。DCT演算部80
3から出力されるDC成分はDPCM(DifferentialPul
se Code Modulation)の後にハフマン符号化され、AC
成分は2次元(ジグザグ)スキャン,ゼロレングス算
出,ハフマン符号化されることにより、テクスチャ符号
が生成される。
【0014】次に、MPEG4におけるシェイプデータ
の符号化方法について説明する。
【0015】図10に、MPEG4におけるシェイプデ
ータの符号化を行なう詳細構成例を示す。図10におい
て、1002は動き検出を行うために着目フレームより
以前(あるいは以後)のフレームをストアするフレーム
バッファ、1001は動きベクトル算出部、1003は
算術符号化部である。シェイプデータはテクスチャ符号
化と同様に、マクロブロック単位により動き検出が行わ
れた後、算術符号化が行われる。ことにより、シェイプ
符号が生成される。尚、動きベクトル算出部1001に
おいては、テクスチャと同じ動きベクトルを採用するこ
とができるため、シェイプデータとして独立した動き検
出を行う必要はない。
【0016】以上説明したように、MPEG4の符号化
においては、テクスチャデータの符号化とシェイプデー
タの符号化とがそれぞれ行われる。従って、ビデオオブ
ジェクト全体としての符号化は、図11に示す構成によ
って実現される。即ち、1つのビデオオブジェクトは、
そのテクスチャ情報とシェイプ情報とがそれぞれテクス
チャエンコーダ1101及びシェイプエンコーダ110
2において別々に符号化された後、多重化部1103に
おいて多重化されることにより、ビットストリームが形
成される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシェイプデータの符号化及び復号の際に用いられる算
術符号化においては、一般にエラーに対する耐性に乏し
い。従って、シェイプ符号の伝送過程において何らかの
伝送エラーが発生してしまうと、正確な形状情報を再生
することが困難となってしまう。従って、正常なビデオ
オブジェクトの再生ができなくなってしまうという問題
があった。
【0018】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、シェイプ符号の伝送時にエラーが発生し
た場合でも、正確なビデオオブジェクトの再生を可能と
する画像処理装置及びその方法を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を
備える。
【0020】即ち、ビデオ画像の任意の矩形領域内部に
おいて抽出された任意形状領域のテクスチャデータ及び
形状情報をそれぞれ符号化するテクスチャ符号化手段及
び形状符号化手段を備える画像処理装置であって、特定
のマーカコードを発生するマーカ発生手段と、注目マク
ロブロックが前記矩形領域内部であり、かつ、前記任意
形状領域外の領域内にある特定マクロブロックであるか
否かを判別する判別手段と、前記判別手段において注目
マクロブロックが前記特定マクロブロックであると判別
された場合に、前記テクスチャデータとして前記マーカ
コードを出力するマーカ付与手段と、を有することを特
徴とする。
【0021】また、ビデオ画像の任意の矩形領域内部に
おいて抽出された任意形状領域のテクスチャ符号データ
及び形状符号データをそれぞれ復号するテクスチャ復号
手段及び形状復号手段を備える画像処理装置であって、
テクスチャ符号データからマーカコードを検出するマー
カ検出手段と、形状符号データにおいて発生したエラー
を検出するエラー検出手段と、前記エラーが検出され、
かつ、前記マーカコードが検出された場合に、前記形状
復号手段において復号された形状データを変更する変更
手段と、を有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】<第1実施形態>図1に、本実施形態にお
けるビデオオブジェクト符号化装置のブロック構成を示
す。同図においては、ビデオオブジェクトから分離され
たテクスチャデータとシェイプデータをそれぞれ入力し
て符号化し、テクスチャ符号及びシェイプ符号を出力す
る。
【0024】図1に示す構成において、102は動き検
出を行うために着目フレームより以前(あるいは以後)
のフレームをストアするフレームバッファ、101は動
きベクトル算出部、103はDCT演算部、104は量
子化部であり、これらは上述した図8に示す801〜8
04と同様に、テクスチャ符号化を行なうために動作す
る。
【0025】また、114は動き検出を行うために着目
フレームより以前(あるいは以後)のフレームをストア
するフレームバッファ、113は動きベクトル算出部で
あり、これらは上述した図10に示す1002,100
1と同様に、シェイプ符号化を行なうために動作する。
【0026】以下、本実施形態における特徴的な構成に
ついて説明する。
【0027】107はDCマーカ発生器であり、特定の
DC係数のパターンを発生させる。108はACマーカ
発生器であり、DCマーカ発生器107と同様に、特定
のAC係数のパターンを発生させる。本実施形態におい
ては、この特定パターンをマーカコードとして定義し、
オブジェクト外部についてはテクスチャデータに代えて
このマーカコードを符号化することを特徴とする。
【0028】106及び109はセレクタであり、テク
スチャデータを符号化する際に、対応するシェイプデー
タに基づき、実際のテクスチャデータを符号化するの
か、あるいはマーカを符号化するのかを切り替える。即
ち、符号化対象のテクスチャデータが、シェイプデータ
によって形状外であると判断された場合には、セレクタ
106及び109をマーカ側に切り替えることにより、
マーカコードが挿入される。尚、本実施形態において
は、注目マクロロブロックのブロックタイプがIntra、
即ちフレーム内符号化を行なうIフレームである場合
に、形状外テクスチャデータに代えてマーカコードを挿
入する。
【0029】挿入されたマーカコードは通常のテクスチ
ャデータと同様に、DCマーカはDPCMの後にハフマ
ン符号化され、また、ACマーカは1次スキャン、ラン
レングス演算の後にハフマン符号化される。
【0030】セレクタ106及び109の出力は、シェ
イプデータに基づいて制御される。即ち、矩形内である
オブジェクト内部については通常のテクスチャデータを
選択し、反対にオブジェクト外部についてはマーカコー
ドを選択して出力する。
【0031】図2は、本実施形態においてマーカコード
が埋め込まれたマクロブロック例を示す図である。
【0032】ここで、一般に動画像を符号化する際に、
フレーム間の動き補償を行なわないマクロブロック、即
ちフレーム内符号化を行なうIフレームのマクロブロッ
クについては、AC成分が存在する画像はDC係数が0
にはならない。しかしながら本実施形態においては図2
に示されるように、DC係数が0となっており、これが
即ちDCマーカである。
【0033】また、図2に示されるように2つ以上のA
C成分を同じ値とし、また、マクロブロック内の各ブロ
ックのAC成分を同じ値とすることにより、このマクロ
ブロックはACマーカを埋め込んだマクロブロックであ
ると判別することができる。
【0034】尚、図2に示す例はあくまでもマーカコー
ドの一例に過ぎず、本発明のマーカコードはこの例に限
定されるものではない。
【0035】尚、本実施形態において、マーカコードが
挿入されたマクロブロックはビデオオブジェクト外のみ
に配置されるものであるため、該マクロブロックを復号
して得られる実際のビデオオブジェクトに対して、何ら
影響を与えるものではない。
【0036】また、本実施形態のマーカは擬似的なテク
スチャデータとして符号化されるため、特に該マーカコ
ードを送信するためにビットストリームのフォーマット
を変更する必要もない。
【0037】以上説明したように本実施形態によれば、
矩形領域内であり、かつ任意形状のオブジェクト外領域
であるテクスチャデータとして、特定のマーカコードを
挿入することができる。
【0038】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0039】図3に、第2実施形態におけるビデオオブ
ジェクト復号装置のブロック構成を示す。第2実施形態
の復号装置は、上述した第1実施形態で示したビデオオ
ブジェクト符号化装置による符号化データを復号するも
のである。
【0040】同図において、301はテクスチャ符号用
ハフマンデコーダ、302は1次元→2次元への逆スキ
ャン部、303は逆量子化部、304は逆DCT部、3
05は動き補償部であり、入力されたテクスチャ符号は
これら301〜305の各部を経ることにより、テクス
チャデータとして復号される。尚、306はテクスチャ
の動き補償の際に必要となるバッファメモリである。以
上の構成によるテクスチャ復号過程は、通常の復号処理
と同様である。
【0041】以下、第2実施形態における特徴的な構成
について説明する。
【0042】307はマーカ判別器であり、図1に示し
た符号化装置によって埋め込まれたマーカコードを検出
する。尚、第2実施形態においては、注目マクロロブロ
ックがIフレーム、即ちフレーム内符号化されていた場
合に、該マクロブロックに対してマーカコードの検出を
実行する。ここで、マーカコードが検出されたマクロブ
ロックについては、テクスチャが存在しないものと判断
される。従って、該マクロブロックのテクスチャデータ
を任意の係数(たとえば0)で埋めてしまっても構わな
いが、該マクロブロックは最終的にシェイプデータによ
ってマスクされてしまうため、そのまま以降のデコード
プロセスを実行し、ノイズ画像を生成したとしても、実
用上問題ない。
【0043】一方、シェイプ符号については、算術復号
部308において算術復号処理が施された後、動き補償
部309にて動き補償が行われる。尚、310はシェイ
プデータの動き補償の際に必要となるバッファメモリで
ある。セレクタ312においては、通常は該動き補償後
のシェイプデータがそのまま選択されて、シェイプデー
タとして復号される。
【0044】311は、伝送されてきたシェイプ符号に
エラーがあるか否か検出するエラー検出部である。第2
実施形態においては、ここで何らかのエラーが検出され
た場合に、そのマクロブロックのシェイプデータは失わ
れるものの、これをマーカブロックによって補間可能と
することを特徴とする。以下、第2実施形態におけるシ
ェイプデータの補間処理について詳細に説明する。
【0045】シェイプエラー検出部311において、シ
ェイプ符号に何らかのエラーが検出された場合、マーカ
判別器307においてマーカコードが検出されていれ
ば、該マクロブロックはオブジェクト外であり、即ちビ
デオ合成した際に例えば表示されないと判断できる。従
ってこの場合、領域外マクロブロックであることを示す
ように、シェイプ変更器312においてシェイプデータ
の値を置き換える。
【0046】一方、シェイプ符号に何らかのエラーが検
出されたものの、マーカ判別器307においてマーカコ
ードが検出されていなければ、該マクロブロックは実質
的なテクスチャ情報を示すものであるため、オブジェク
ト内であると判断される。従ってこの場合、エラーが発
生した以降のマクロブロック内の画像データが全て表示
されるように、シェイプ変更器312においてシェイプ
データの値を置き換える。
【0047】このように、シェイプ変更器312におい
ては、シェイプエラー発生時のみにシェイプデータを変
更する。もちろん、シェイプ符号にエラーが存在しない
場合にはシェイプデータを変更することなく、動き補償
部309から出力されたシェイプデータがそのまま出力
されることは言うまでもない。
【0048】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、シェイプ符号にエラーが生じた場合にテクスチャ内
に埋め込まれたマーカコードを判定することにより、シ
ェイプデータを確実に復号することが可能となる。
【0049】尚、上述した各実施形態においては、シェ
イプデータにおけるエラー発生時の補間を行なうため
に、マーカコードを使用する例について説明した。しか
しながら本発明はマーカコードの使用目的をこの例に限
定するものではなく、例えば、画像付帯情報や日時情報
等の他の情報を、マーカコードとして挿入するこも可能
である。
【0050】また、マーカコード挿入のオン/オフを、
符号化対象ビデオオブジェクトの各マクロブロック単位
でのシェイプデータの重要性に応じて、あるいは、伝送
路のエラー発生頻度に応じて切り替えることも可能であ
る。
【0051】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0052】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0053】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ェイプ符号の伝送時にエラーが発生した場合でも、正確
なシェイプ情報を復元することによって、正確なビデオ
オブジェクトの再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態であるビデオオブジェ
クト符号化装置の構成を示すブロック図、
【図2】本実施形態においてマーカコードが付与された
マクロブロックを示す図、
【図3】第2実施形態であるビデオオブジェクト復号装
置の構成を示すブロック図、
【図4】従来の動画像符号化装置の構成を示すブロック
図、
【図5】従来の動画像復号装置の構成を示すブロック
図、
【図6】ビデオオブジェクトの抽出例を示す図、
【図7】マクロブロックの構成を示す図、
【図8】従来のテクスチャ符号化を行なう構成を示すブ
ロック図、
【図9】DCT係数を示す図、
【図10】従来のシェイプ符号化を行なう構成を示すブ
ロック図、
【図11】従来のビデオオブジェクト符号化器の構成を
示す図、である。
【符号の説明】
101 動き検出部 102 VOテクスチャバッファ 103 DCT演算器 104 量子化器 105 DPCM演算器 106 セレクタ 107 DCマーカ発生器 108 ACマーカ発生器 109 セレクタ 110 2次元スキャン器 111 ランレングス演算器 112 ハフマン符号器 113 動き検出器 114 VOシェイプバッファ 115 算術演算器 301 ハフマンデコーダ 302 逆スキャン器 303 逆量子化器 304 逆DCT演算器 305 テクスチャ用動き補償器 306 VOテクスチャバッファ 307 マーカ判別器 308 算術復号器 309 動き補償器 310 VOシェイプバッファ 311 シェイプエラー検出部 312 シェイプ変更器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA12 CA16 CB12 CB16 CB18 CC01 CG02 CG05 CG06 CG07 CH18 DA08 DA17 5C059 KK01 LA00 LB18 MA23 MB14 MB16 MC33 ME02 ME05 ME11 NN01 PP05 RC00 RF00 RF01 UA02 UA05 UA31 5J064 AA02 BA08 BA09 BA10 BA13 BA16 BC02 BC16 BC25 BD03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ画像の任意の矩形領域内部におい
    て抽出された任意形状領域のテクスチャデータ及び形状
    情報をそれぞれ符号化するテクスチャ符号化手段及び形
    状符号化手段を備える画像処理装置であって、 特定のマーカコードを発生するマーカ発生手段と、 注目マクロブロックが前記矩形領域内部であり、かつ、
    前記任意形状領域外の領域内にある特定マクロブロック
    であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段において注目マクロブロックが前記特定マ
    クロブロックであると判別された場合に、前記テクスチ
    ャデータとして前記マーカコードを出力するマーカ付与
    手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記マーカ発生手段は、前記任意形状領
    域のテクスチャデータの符号化によって生成されない値
    を、前記マーカコードとして発生することを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記判別手段は、前記注目マクロブロック
    の形状情報に基づいて、前記注目マクロブロックが特定
    マクロブロックであるか否かを判別することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記形状符号化手段は、前記任意形状領
    域の形状情報を算術符号化することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記テクスチャ符号化手段は、 前記テクスチャデータに対して離散コサイン変換を施す
    DCT手段と、 前記離散コサイン変換後のテクスチャデータに対して量
    子化を施す量子化手段と、 前記量子化後のテクスチャデータに対してエントロピ符
    号化を施す符号化手段と、を備え、 前記マーカ付与手段は、前記量子化後のテクスチャデー
    タに対して前記マーカコードを出力することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記マーカ付与手段は、フレーム内符号
    化を行なうマクロブロックに対して、DCT係数のDC
    成分を0として出力することを特徴とする請求項5記載
    の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記マーカ付与手段は、マクロブロック
    内の各ブロックのAC成分の値を同一として出力するこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記テクスチャ符号化手段及び前記形状
    符号化手段は、動き補償を行なうことを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記テクスチャ符号化手段及び形
    状符号化手段において符号化された符号データを多重化
    する多重化手段と、 該多重化されたデータを他装置へ伝送する伝送手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記マーカ付与手段は、前記マーカコ
    ードの出力頻度を前記伝送手段におけるエラー発生頻度
    に応じて決定することを特徴とする請求項9記載の画像
    処理装置。
  11. 【請求項11】 ビデオ画像の任意の矩形領域内部にお
    いて抽出された任意形状領域のテクスチャ符号データ及
    び形状符号データをそれぞれ復号するテクスチャ復号手
    段及び形状復号手段を備える画像処理装置であって、 テクスチャ符号データからマーカコードを検出するマー
    カ検出手段と、 形状符号データにおいて発生したエラーを検出するエラ
    ー検出手段と、 前記エラーが検出され、かつ、前記マーカコードが検出
    された場合に、前記形状復号手段において復号された形
    状データを変更する変更手段と、を有することを特徴と
    する画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記変更手段は、前記エラーが検出さ
    れ、かつ、前記マーカコードが検出された場合に、前記
    形状データが前記任意形状領域外となるように変更する
    ことを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記変更手段は、前記エラーが検出さ
    れ、しかしながら前記マーカコードが検出されなかった
    場合に、該エラー以降の形状データが全て出力されるよ
    うに変更することを特徴とする請求項11記載の画像処
    理装置。
  14. 【請求項14】 前記テクスチャ復号手段は、 前記テクスチャ符号データに対してエントロピ復号処理
    を施す復号手段と、 前記エントロピ復号されたテクスチャデータに対して逆
    量子化を施す逆量子化手段と、 前記逆量子化後のテクスチャデータに対して逆離散コサ
    イン変換を施すIDCT手段と、を備え、 前記マーカ検出手段は、前記エントロピ復号後のテクス
    チャデータから前記マーカコードを検出することを特徴
    とする請求項11記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記マーカ検出手段は、前記テクスチ
    ャデータのマクロブロックがフレーム内符号化されてい
    た場合に、該マクロブロックからマーカコードを検出す
    ることを特徴とする請求項14記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 更に、前記テクスチャ復号手段及び形
    状復号手段において復号されたデータを合成して前記任
    意形状領域のビデオ画像を再生する再生手段を有するこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 更に、前記テクスチャ符号データと形
    状符号データの多重化データを他装置から受信する受信
    手段と、 前記多重化データからテクスチャ符号データ及び形状符
    号データを分離する分離手段と、を備えることを特徴と
    する請求項11乃至16のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  18. 【請求項18】 ビデオ画像の任意の矩形領域内部にお
    いて抽出された任意形状領域のテクスチャデータ及び形
    状情報をそれぞれ符号化する画像処理方法であって、 特定のマーカコードを発生するマーカ発生工程と、 注目マクロブロックが前記矩形領域内部であり、かつ、
    前記任意形状領域外の領域内にある特定マクロブロック
    であるか否かを判別する判別工程と、 前記判別手段において注目マクロブロックが前記特定マ
    クロブロックであると判別された場合に、前記テクスチ
    ャデータとして前記マーカコードを出力するマーカ付与
    工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  19. 【請求項19】 ビデオ画像の任意の矩形領域内部にお
    いて抽出された任意形状領域のテクスチャ符号データ及
    び形状符号データをそれぞれ復号する画像処理方法であ
    って、 テクスチャ符号データからマーカコードを検出するマー
    カ検出工程と、 形状符号データにおいて発生したエラーを検出するエラ
    ー検出工程と、 前記エラーが検出され、かつ、前記マーカコードが検出
    された場合に、前記形状復号手段において復号された形
    状データを変更する変更工程と、を有することを特徴と
    する画像処理方法。
  20. 【請求項20】 ビデオ画像の任意の矩形領域内部にお
    いて抽出された任意形状領域のテクスチャデータ及び形
    状情報をそれぞれ符号化する画像処理のプログラムコー
    ドが記録された記録媒体であって、該プログラムコード
    は少なくとも、 特定のマーカコードを発生するマーカ発生工程のコード
    と、 注目マクロブロックが前記矩形領域内部であり、かつ、
    前記任意形状領域外の領域内にある特定マクロブロック
    であるか否かを判別する判別工程のコードと、 前記判別手段において注目マクロブロックが前記特定マ
    クロブロックであると判別された場合に、前記テクスチ
    ャデータとして前記マーカコードを出力するマーカ付与
    工程のコードと、を有することを特徴とする記録媒体。
  21. 【請求項21】 ビデオ画像の任意の矩形領域内部にお
    いて抽出された任意形状領域のテクスチャ符号データ及
    び形状符号データをそれぞれ復号する画像処理のプログ
    ラムコードが記録された記録媒体であって、該プログラ
    ムコードは少なくとも、 テクスチャ符号データからマーカコードを検出するマー
    カ検出工程のコードと、 形状符号データにおいて発生したエラーを検出するエラ
    ー検出工程のコードと、 前記エラーが検出され、かつ、前記マーカコードが検出
    された場合に、前記形状復号手段において復号された形
    状データを変更する変更工程のコードと、を有すること
    を特徴とする記録媒体。
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