JP2001067973A - 押し釦スイッチ - Google Patents

押し釦スイッチ

Info

Publication number
JP2001067973A
JP2001067973A JP24293099A JP24293099A JP2001067973A JP 2001067973 A JP2001067973 A JP 2001067973A JP 24293099 A JP24293099 A JP 24293099A JP 24293099 A JP24293099 A JP 24293099A JP 2001067973 A JP2001067973 A JP 2001067973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
substrate
absorbing layer
button switch
push button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24293099A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Taniguchi
賢治 谷口
Tomoyuki Okamoto
智之 岡本
Toshiya Inubushi
俊也 犬伏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP24293099A priority Critical patent/JP2001067973A/ja
Publication of JP2001067973A publication Critical patent/JP2001067973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体表面への光の透過と照光ムラとを防止で
き、かつ簡略な工程で製造できる押し釦スイッチを提供
する。 【解決手段】 基板4の表面にテンキー3が配置されて
おり、またキー3の間にLED5が配置されている。こ
のLED5の光が筐体8の表面を透過するのを防止する
透過防止用と、LED5からの光によるテンキー3全体
の照光ムラを防止するための照光ムラ防止用とが一体と
なった遮光印刷部1がキーパッド2の表面に設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押し釦スイッチに
関し、より具体的には、キー(釦)の表示部が照光され
る押し釦スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の基板には、テンキーの表示
部(数字など)を照光するためのLED(Light Emitti
ng Diode)が、すべてのテンキーを照光可能なように実
装されている。近年、携帯電話機の軽量化に伴って装置
本体の筐体の薄肉化が進み、そのために輝度が大きいL
ED真上部分においてLEDから発せられた光が筐体を
透過するという問題が出てきた。そこで、LEDの真上
部分に遮光印刷を施し、それによってLEDからの光が
筐体を透過することを防止していた。以下、その筐体透
過を防止した携帯電話機用の従来の押し釦スイッチにつ
いて説明する。
【0003】図7は従来の押し釦スイッチの構成を概略
的に示す平面図であり、図8は図7の50−50線に沿
う概略断面図である。
【0004】図7および図8を参照して、押し釦スイッ
チは、キーパッド102とキー103とを主に有してい
る。キーパッド102は、基板104上に配置されてお
り、かつアクチュエータ部102aを有している。アク
チュエータ部102aは、スイッチシート107によっ
て基板104上の所定の位置に配置固定されたドーム状
の金属部を押圧することでスイッチング操作を行なわし
める部分である。キー103は、キーパッド102に接
着されており、筐体108から露出したキートップ部を
有している。キートップ部には、テンキーの抜き文字
(数字)部103aが設けられている。
【0005】抜き文字部103aを照光するための発光
部として、たとえば4つのLED105が基板104上
に配置されている。これら4つのLED105は、すべ
てのキー103にその光が届くように配置されている。
LED105から発せられた光を効率よく抜き文字部1
03aに送るために、反射板として表面に白印刷がなさ
れたスイッチシート107が、基板104表面に設けら
れている。
【0006】LED105から発せられた光が筐体10
8を透過することを防止するために、キーパッド102
のLED105真上領域(図7のハッチング領域)に遮
光印刷部101が設けられている。図7においては、説
明の便宜上、LED105は平面的に遮光印刷部101
の内側に示されているが、本来は遮光印刷部101がL
ED105の真上領域上にのみ位置している。
【0007】なお、LED105から発せられた光は、
キーパッド102を導光体とし、かつスイッチシート1
07を反射板としてテンキー103に達する。これによ
り、テンキー103の抜き文字部103aは暗中におい
ても明るく浮かび上がる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7および図
8に示す従来の押し釦スイッチでは、照光ムラが生じる
という問題があった。以下、そのことについて説明す
る。
【0009】図7に示すように照光されるテンキーの抜
き文字部103aは、キー103の中心より図中左側に
偏るのが常となっている。このため、LED105から
抜き文字部103aまでの距離は、LED105の図中
右側に配置されたキーよりも図中左側に配置されたキー
の方が大きくなる。このため、左列のキー(1・4・7
・*)103では、中央列のキー(2・5・8・0)1
03や右列のキー(3・6・9・♯)103よりも抜き
文字部103aがLED105から離れており、抜き文
字部103aの輝度が小さくなる。
【0010】また、中央列のキー103は左右2個のL
ED105から照光されるため、抜き文字部103aの
輝度が最も大きくなる。
【0011】以上より、左列、右列、中央列の順でキー
103の抜き文字部103aの輝度が大きくなる。この
ように全体で見たときのテンキーの光り方にムラ(照光
ムラ)が発生し、外観上の問題となっている。
【0012】一方、照光ムラを防止するために、反射板
としてのスイッチシート表面に遮光印刷を施した押し釦
スイッチがある。この押し釦スイッチでは、遮光印刷に
よりスイッチシート表面での光の反射を抑制することで
各キーに達する光量を調整でき、それにより照光ムラを
抑制することができる。
【0013】このスイッチシート表面に遮光印刷を設け
た構成を図7および図8に示す押し釦スイッチに適用す
れば、テンキー全体での照光ムラを抑制することができ
る。
【0014】しかしこの場合、キーパッド102上とス
イッチシート107上との2個所に遮光印刷をする必要
がある。このため、印刷工程が少なくとも2回必要とな
り、製造工程が煩雑になり、製造コストが高くなるとい
う問題があった。
【0015】それゆえ本発明の目的は、筐体の光の透過
と照光ムラとを防止でき、かつ簡略な工程で製造できる
押し釦スイッチを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の押し釦スイッチ
は、基板と、筐体と、複数の釦と、発光部と、光吸収層
とを備えている。基板は主表面を有している。筐体は基
板の主表面上を覆っている。複数の釦は、基板の主表面
上に配置され、かつ筐体から露出した頂面を有してい
る。発光部は、釦頂面の表示部を照光するために基板の
主表面に配置されている。光吸収層は、発光部よりも上
方に形成されている。この光吸収層は、発光部からの光
が筐体を透過することを防止し、かつ、発光部からの光
による複数の釦の照光ムラを防止するような領域に形成
されている。
【0017】本発明の押し釦スイッチでは、光吸収層の
透過防止用と照光ムラ防止用との双方が発光部上に形成
されているため、透過防止用と照光ムラ防止用とを別個
に形成する必要はなく、同一工程で形成することができ
る。このため、製造工程を簡略化でき、製造コストを低
減することができる。
【0018】また、透過防止用の光吸収層により、発光
部からの光が筐体を透過することを防止できるととも
に、照光ムラ防止用の光吸収層により、複数の釦の照光
ムラを防止することができる。
【0019】上記の押し釦スイッチにおいて好ましく
は、複数の釦を基板の主表面に支持するために基板の主
表面上に配置されたパッドがさらに備えられ、光吸収層
はそのパッドに形成されている。
【0020】これにより、容易に光吸収層をパッドに形
成することができる。上記の押し釦スイッチにおいて好
ましくは、複数の釦の各基体表面を覆い、かつ基体の側
部から外周側へ延びるフランジ部を有するフィルムが備
えられ、光吸収層はそのフィルムのフランジ部に形成さ
れている。
【0021】これにより、釦の基体表面をフィルムが覆
うフィルムキーにおいても、光吸収層を設けることがで
きる。
【0022】上記の押し釦スイッチにおいて好ましく
は、光吸収層は、光吸収層の外形範囲内であって、発光
部から発せられた光が釦に達する経路上の一部領域に切
欠部を有している。
【0023】この切欠部により、発光部から釦に達する
光量を調整でき、より効果的に照光ムラを解消すること
ができる。
【0024】上記の押し釦スイッチにおいて好ましく
は、透過防止用の光吸収層は、発光部の真上に配置され
ることで、発光部からの光が筐体を透過することを防止
している。照光ムラ防止用の光吸収層は、発光部から生
じた光が釦に達する経路上に配置されることで、釦に達
する光量を調整して複数の釦の照光ムラを防止する。
【0025】これにより、筐体の光の透過を防止でき、
かつ各釦の照光ムラを防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0027】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1における押し釦スイッチ
の構成を概略的に示す平面図であり、図2は図1の50
−50線に沿う概略断面図である。
【0028】図1および図2を参照して、本実施の形態
の押し釦スイッチは、キーパッド2と、キー3とを主に
有している。キーパッド2は、たとえばシリコンゴムよ
りなっており、アクチュエータ部2aを有している。ア
クチュエータ部2aは、スイッチシート7によって基板
4上の所定の位置に配置固定されたドーム状の金属部を
押圧してスイッチング操作を行なわしめる部分である。
キー3は、たとえば樹脂よりなっており、キーパッド2
に接着層(図示せず)を介して貼り合せられている。こ
のキー3は、装置本体の筐体8から露出したキートップ
部を有しており、キートップ部にテンキーの抜き文字
(数字)部3aを有している。
【0029】なお、説明の便宜上のため図2において抜
き文字部3aは凸状に表示されているが、本来は文字部
が抜かれた構成を有している。
【0030】抜き文字部3aを照光するための発光部と
して、たとえば4つのLED5が基板4の表面に取付け
られている。これら4つのLED5はすべてのキー3に
その光が届くように配置されている。LED5から発せ
られた光を効率よく抜き文字部3aに送るために、反射
板として白印刷がなされたスイッチシート7が、基板4
の表面に設けられている。
【0031】キーパッド2の表面には、光吸収層である
遮光印刷部1が印刷により設けられている(図1のハッ
チング領域)。遮光印刷部1は、LED5からの光が筐
体8を透過することを防止するための透過防止用と、複
数のキー3の照光ムラを防止するための照光ムラ防止用
とが一体化されたものである。透過防止用の遮光印刷部
1は、LED5の真上領域に配置されている。遮光ムラ
防止用の遮光印刷部1は、LED5から発せられた光が
各キー3に達する経路上の領域に配置されており、具体
的には左列および中央列のキー3の間の領域から右列の
キー3に接する領域にまで分布している。なお、キー3
がキーパッド2に貼り合わせられる領域には、遮光印刷
部1は設けられていない。
【0032】本実施の形態では、LED5の真上領域に
遮光印刷部1が設けられているため、LED5から発せ
られた光が筐体8を透過することが防止される。
【0033】また図1中の左側LED(左列および中央
列のキー3の間に配置されたLED)5から左列のキー
3に達する経路上には遮光印刷部1は設けられていな
い。このため、LED5から発せられた光は、左列のキ
ー3に達するまでに遮光印刷部1によって光量を減ぜら
れることはない。
【0034】一方、LED5から中央列または右列のキ
ー3に達する経路上には遮光印刷部1が分布している。
このため、LED5から発せられた光は、中央列または
右列のキー3に達するまでに遮光印刷部1によって光量
を減ぜられる。
【0035】このように左列のキー3の輝度を保ったま
ま、中央列と右列とのキー3の輝度を小さくするよう光
量を調整することにより、テンキー全体での照光ムラを
抑制することができる。
【0036】また遮光印刷部1は、透過防止用と照光ム
ラ防止用とが一体化されて形成されている。このため、
透過防止用と照光ムラ防止用との遮光印刷部1を別個に
印刷する必要はなく、同一工程で印刷することができ
る。これにより従来よりも印刷工程を省略することがで
きるため、製造工程を簡略化でき、製造コストを低減す
ることが可能となる。
【0037】実施の形態2 図3は本発明の実施の形態2における押し釦スイッチの
構成を概略的に示す平面図であり、図4は図3の50−
50線に沿う概略断面図である。
【0038】図3および図4を参照して、本実施の形態
の押し釦スイッチは、実施の形態1の構成と比較して、
いわゆるフィルムキーが用いられている点と、フィルム
15の裏面に遮光印刷が施されている点において異な
る。
【0039】フィルムキーとは、キーの基体13表面を
フィルム15が覆う構成のキーのことである。基体13
は、たとえば樹脂よりなっており、射出成形などにより
形成される。フィルム15は、基体13の表面を覆って
おり、基体13の側部から外周方向へ延びるフランジ部
15aを有している。このフィルム15の裏面には印刷
により裏面印刷部14が設けられている。裏面印刷部1
4は、テンキーの抜き文字部を形成する無印刷部14a
(以下、抜き文字部14aと示す)と、光吸収層である
遮光印刷部1とを有している。抜き文字部14aはキー
トップ部に位置し、遮光印刷部1はフランジ部15aの
裏面に位置している。この遮光印刷部1は、実施の形態
1と同様の領域(図3のハッチング領域)に分布してお
り、透過防止用および照光ムラ防止用とが一体化された
ものである。
【0040】なお、フィルム15は、裏面印刷部14の
印刷を透過する透過性(透光性)を有している。またフ
ィルム15は、樹脂などの成形可能な材料よりなってお
り、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)、
PC(ポリカーボネート)、ウレタンなどの高分子化合
物またはそれらの複合物よりなっている。
【0041】これ以外の構成については、上述した実施
の形態1とほぼ同じであるため、同一の部材については
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0042】本実施の形態においても、実施の形態1と
同様、遮光印刷部1によりLED5から発せられた光が
筐体8を透過することを防止でき、かつテンキー全体の
照光ムラを防止することができる。
【0043】また、遮光印刷部1が、透過防止用と照光
ムラ防止用とが一体となってフィルム15の裏面に印刷
されている。このため、透過防止用および照光ムラ防止
用の遮光印刷部1を別個に印刷する必要はなく、同一工
程で印刷することができる。よって、印刷工程を省略で
きることで製造工程を簡略化でき、製造コストを低減す
ることが可能となる。
【0044】実施の形態3 図5は本発明の実施の形態3における押し釦スイッチの
構成を概略的に示す平面図であり、図6は図5の50−
50線に沿う概略断面図である。
【0045】図5および図6を参照して、本実施の形態
は、実施の形態1と比較して、光吸収層である遮光印刷
部1の外形範囲内の所望部分に切欠領域(印刷不可領
域)1aが設けられている点において異なる。この切欠
領域1aは、遮光印刷が施されていない領域のことであ
り、LED5から発せられた光がキー3に達する経路上
の一部に配置されることが好ましい。
【0046】なお、これ以外の構成については、上述し
た実施の形態1とほぼ同じであるため、同一の部材につ
いては同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0047】本実施の形態では、切欠領域1aによりキ
ー3を照光する光量を調整することができるため、より
効果的に照光ムラを低減することができる。
【0048】このような切欠領域1aは、図3および図
4に示すフィルムキーを有する押し釦スイッチに適用さ
れてもよい。
【0049】なお、本実施の形態では、中央列のキー3
の図中右下に切欠領域1aを設けた場合について説明し
たが、切欠領域1aの形成位置や形状は、抜き文字部の
位置および形状、LED5の形成位置、更には輝度など
に応じて任意に選択することができる。
【0050】また切欠領域1aは、全く印刷が施されて
いない領域であってもよく、また遮光印刷部1よりも光
の吸収量の少ない色彩による印刷が施された領域であっ
てもよく、また光の吸収量の低い材質により形成された
領域であってもよい。
【0051】上述した実施の形態1〜3においては、光
吸収層としてインキによる遮光印刷部1を用いた場合に
ついて説明したが、光吸収層はこれに限定されるもので
はない。光吸収層は、たとえば塗料を用いた遮光塗料部
であってもよく、また光を吸収する材質または色彩より
なる遮光フィルムであってもよい。また、光吸収層の色
は、黒色に限られず、光吸収の程度の高い色彩であれば
よい。
【0052】また実施の形態1においては、キーパッド
2の上面に遮光印刷部1を設けた場合について説明した
が、遮光印刷部1はキーパッド2の下面に設けられてい
てもよい。ただし、キーパッド2の上面は下面に比べて
比較的平坦であるため、印刷の容易さを考えれば遮光印
刷部1は上面に設けられることが好ましい。
【0053】また、実施の形態1〜3では、抜き文字仕
様の押し釦スイッチについて説明したが、これに限られ
ず、本発明は全面照光タイプなどにも適用でき、キート
ップの仕様に依存するものではない。
【0054】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0055】
【発明の効果】本発明の押し釦スイッチでは、光吸収層
の透過防止用と照光ムラ防止用との双方が発光部上に形
成されているため、透過防止用と照光ムラ防止用とを別
個に形成する必要はなく、同一工程で形成することがで
きる。このため、製造工程を簡略化でき、製造コストを
低減することができる。
【0056】また、透過防止用の光吸収層により、発光
部からの光が筐体を透過することを防止できるととも
に、照光ムラ防止用の光吸収層により、複数の釦の照光
ムラを防止することができる。
【0057】上記の押し釦スイッチにおいて好ましく
は、複数の釦を基板の主表面に支持するために基板の主
表面上に配置されたパッドがさらに備えられ、光吸収層
はそのパッドに形成されている。これにより、容易に光
吸収層をパッドに形成することができる。
【0058】上記の押し釦スイッチにおいて好ましく
は、複数の釦の各基体表面を覆い、かつ基体の側部から
外周側へ延びるフランジ部を有するフィルムが備えら
れ、光吸収層はそのフィルムのフランジ部に形成されて
いる。これにより、釦の基体表面をフィルムが覆うフィ
ルムキーにおいても、光吸収層を設けることができる。
【0059】上記の押し釦スイッチにおいて好ましく
は、光吸収層は、光吸収層の外形範囲内であって、発光
部から発せられた光が釦に達する経路上の一部領域に切
欠部を有している。この切欠部により、発光部から釦に
達する光量を調整でき、より効果的に照光ムラを解消す
ることができる。
【0060】上記の押し釦スイッチにおいて好ましく
は、透過防止用の光吸収層は、発光部の真上に配置され
ることで、発光部からの光が筐体を透過することを防止
している。照光ムラ防止用の光吸収層は、発光部から生
じた光が釦に達する経路上に配置されることで、釦に達
する光量を調整して複数の釦の照光ムラを防止する。こ
れにより、筐体の光の透過を防止でき、かつ各釦の照光
ムラを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における押し釦スイッ
チの構成を概略的に示す平面図である。
【図2】 図1の50−50線に沿う概略断面図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態2における押し釦スイッ
チの構成を概略的に示す平面図である。
【図4】 図3の50−50線に沿う概略断面図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態3における押し釦スイッ
チの構成を概略的に示す平面図である。
【図6】 図5の50−50線に沿う概略断面図であ
る。
【図7】 従来の押し釦スイッチの構成を概略的に示す
平面図である。
【図8】 図7の50−50線に沿う概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 遮光印刷部、1a 切欠領域、2 キーパッド、2
a アクチュエータ部、3 キー、3a,14a 抜き
文字部、4 基板、5 LED、7 スイッチシート、
8 筐体、13 基体、14 裏面印刷部、15 フィ
ルム、15aフランジ部。
フロントページの続き (72)発明者 犬伏 俊也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G006 AA01 AB02 AC01 AC06 AZ02 BA01 BB03 BB07 BC04 CD05 DD14 FB04 JA01 JB03 JC02 JD02 JF27 LA09 LC02 5G435 AA01 BB04 BB15 CC05 CC13 EE26 FF03 FF13 GG26 LL07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する基板と、 前記基板の主表面上を覆う筐体と、 前記基板の主表面上に配置され、かつ前記筐体から露出
    した頂面を有する複数の釦と、 前記釦頂面の表示部を照光するために前記基板の主表面
    に配置された発光部と、 前記発光部よりも上方に形成された光吸収層とを備え、 前記光吸収層は、前記発光部からの光が前記筐体を透過
    することを防止し、かつ、前記発光部からの光による複
    数の前記釦の照光ムラを防止するような領域に形成され
    ている、押し釦スイッチ。
  2. 【請求項2】 複数の前記釦を前記基板の主表面に支持
    するために前記基板の主表面上に配置されたパッドをさ
    らに備え、 前記光吸収層は前記パッドに形成されている、請求項1
    に記載の押し釦スイッチ。
  3. 【請求項3】 複数の前記釦の各基体表面を覆い、かつ
    前記基体の側部から外周側へ延びるフランジ部を有する
    フィルムを有し、 前記光吸収層は前記フィルムのフランジ部に形成されて
    いる、請求項1に記載の押し釦スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記光吸収層は、前記光吸収層の外形範
    囲内であって、前記発光部から発せられた光が前記釦に
    達する経路上の一部領域に切欠部を有する、請求項1〜
    3のいずれかに記載の押し釦スイッチ。
  5. 【請求項5】 透過防止用の前記光吸収層は、前記発光
    部の真上に配置されることで前記発光部からの光が前記
    筐体を透過することを防止し、 照光ムラ防止用の前記光吸収層は、前記発光部から生じ
    た光が前記釦に達する経路上に配置されることで前記釦
    に達する光量を調整して複数の前記釦の照光ムラを防止
    する、請求項1〜4のいずれかに記載の押し釦スイッ
    チ。
JP24293099A 1999-08-30 1999-08-30 押し釦スイッチ Pending JP2001067973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24293099A JP2001067973A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 押し釦スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24293099A JP2001067973A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 押し釦スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001067973A true JP2001067973A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17096340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24293099A Pending JP2001067973A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 押し釦スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001067973A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100940045B1 (ko) 2008-02-29 2010-02-04 한국성전(주) 휴대전화용 자판형 입력 장치 및 이에 적합한 인쇄회로기판

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100940045B1 (ko) 2008-02-29 2010-02-04 한국성전(주) 휴대전화용 자판형 입력 장치 및 이에 적합한 인쇄회로기판

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9450631B2 (en) Case for a hand held device
JP5301118B2 (ja) キーアセンブリ及びこれを備えた携帯端末機
US7893374B2 (en) Sheet switch module
EP0977225B1 (en) Key top element, push button switch element and method for manufacturing same
US7525454B2 (en) Keypad assembly for a portable terminal
JP3103833B2 (ja) 照光式押釦スイッチ装置
JP4358204B2 (ja) キーパッド装置および携帯型端末機
JP2515444B2 (ja) 電話機
US8362928B2 (en) Keypad assembly
JP5193305B2 (ja) 導光キーパッド及び導光キーパッドアセンブリー
US20070051603A1 (en) Keyboard with key supporting structure for portable electronics devices
EP3488456A1 (en) Equipment with keys having trim and illumination
EP0899762B1 (en) Illuminated pushbutton switch
KR19990007031A (ko) 키 스위치
JP2009026729A (ja) 導光機能付き可動接点体とそれを用いた入力装置
KR200384840Y1 (ko) 무선단말기의 키패드
JP2001067973A (ja) 押し釦スイッチ
KR101231042B1 (ko) 키조명 장치 및 이를 구비한 휴대 단말기
KR100905232B1 (ko) 도광키판 및 이를 구비한 발광 키패드
KR101345664B1 (ko) 휴대 단말기
JP2007194092A (ja) メンブレンシート及びスイッチ装置
JPH0758815A (ja) 携帯電話器の操作装置
JP2836582B2 (ja) キー入力装置
JPH0638127U (ja) 照光式プッシュスイッチの照明構造
JPH0628952U (ja) 薄形パネルスイッチユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050920

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20051121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Effective date: 20060309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20060314

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060407