JP2001065520A - 締付固定具 - Google Patents

締付固定具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被締付物の外周を一対のバンドで所定の締付
間隔を有して囲繞することにより、被締付物の締付固定
を簡単且つ良好に行うことができる締付固定具を提供す
る。 【解決手段】 内側杆状体2aに交差させた外側杆状体
2の外周を、所定の締付間隔Lを有して囲繞する一対の
バンド3,3aと、上記内側杆状体2aの外側で一対の
バンド3,3aの各両端部を各別に取着すると共に、該
両端部を遠近可能に調節する締付調節部5とからなる締
付固定具にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柵の縦枠と横枠等
の被締付物を交差状に連結したり、樹木を補強支持用の
支柱で所望の方向から交差状に連結する際等に用いるこ
とができる締付固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、公園や通路等に設置される柵
は、地面に所定の間隔を有して立設された縦枠に、適数
の横枠を交差させた状態で、両者の交差部を針金や紐体
で縛り付ける等の結び手段によって締付固定作業が行わ
れている。また縦枠と横枠を上記のような結び手段によ
らないで連結する従来の締付固定手段としては、締付量
調節用の調節ネジを回動可能に有した帯リング状のバン
ドを、縦枠側に嵌挿するものと横枠側に嵌挿するものと
の2体を準備し、両者を対称的に接触させて中途部をボ
ルトで角度調節自在に連結した構成の締付固定具が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来の縦枠
と横枠の交差部を針金等で縛り付ける手段は、縦枠や横
枠の形状や太さに適応させて針金を自在に巻付けて締め
付けを行うことができる等の利点はあるが、作業者の熟
練の差によって締め付けの状態にばらつきが生じ易く、
捻り結びしたのちペンチで切断した針金端部が露出し
て、景観を損なったり安全性に欠ける等の欠点がある。
一方、後者の締付固定具は、連結された2体のバンドの
リング内に、縦枠及び横枠を各別に挿入したのち、ドラ
イバ等の工具によって調節ネジを締め付けることによっ
て締付固定するものであるから、作業者毎の締め付けの
ばらつきや締め付け外観を損なうことを低減できる等の
利点はあるが、上記2体のバンドのリング内に縦枠と横
枠を各別に挿入する作業が煩雑であると共に、2ヵ所の
調節ネジを締め付け調節をしなければならないため、締
付固定作業が非能率になる等の欠点があると共に、締付
固定具の構成が複雑でコスト高になる等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するために本発明による締付固定具は、第1に、内側杆
状体2aに交差させた外側杆状体2の外周を、所定の締
付間隔Lを有して囲繞する一対のバンド3,3aと、上
記内側杆状体2aの外側で一対のバンド3,3aの各両
端部を各別に取着すると共に、該両端部を遠近可能に調
節する締付調節部5とからなることを特徴としている。
【0005】第2に、締付調節部5を、調節ネジ9を回
動可能に支持する調節バンド6aと、該調節バンド6a
にスライド可能に重接しながら調節ネジ9に螺合する調
節バンド6とで構成することを特徴としている。
【0006】第3に、調節バンド6,6aの端部に、該
調節バンド6,6aよりも広巾な締付挟持間隔Hを有す
る取付片61,61を一体的に形成し、該取付片61,
61に各バンド3,3aの両端部を各別に取着してなる
ことを特徴としている。
【0007】第4に、調節バンド6,6aに形成した取
付孔62の一方に、バンド3,3aの一端を取付固定し
た状態で他端を自由端部30となし、該自由端部30を
他方の取付孔62に挿脱可能に取着することを特徴とし
ている。
【0008】第5に、一対のバンド3,3aの中途部
を、間隔保持部材3bによって締付間隔Lを有して連結
することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1〜図3は本発明の第1実施形態に係
わる締付固定具1の構成を示し、図4〜図6はその使用
態様を示す説明図であり、図7,図8は本発明の第2実
施形態に係わる締付固定具の構成及び使用態様の一例を
示す。図9,図10は本発明の第3実施形態を示す。先
ず、図1〜図3を参照し第1実施形態の締付固定具1に
ついて説明すると、この締付固定具1は、杭或いはパイ
プ等の被締付物としての複数の杆状体を交差状に重接さ
せた状態で締付固定することにより、公園等の柵を能率
よく良好に設置することができるものであり、縦枠にな
る外側の杆状体(外側杆状体)2の外周を所定の締付間
隔Lを有してループ状に囲繞する一対のバンド3,3a
と、重接させた内側の横枠となる杆状体(内側杆状体)
2aの外周を内包し、上記一対のバンド3,3aの基部
側を遠近可能に調節する締付調節部5とからなる。また
図示例の締付固定具1は、上記締付調節部5に対向する
バンド3,3a側に後述する間隔保持部材3bを設ける
ことにより、上記一対のバンド3,3aの締付間隔Lを
保持するように構成している。
【0010】次に、上記各部の詳細な構成について説明
する。締付調節部5は、前記一対のバンドのうち一方
(上方)のバンド3を取着可能にした上方の調節バンド
6と、他方(下方)のバンド3aを取着可能にした調節
バンド6aと、両調節バンド6,6aを外側と内側にし
て重ねた状態で両者を囲繞し内側の調節バンド6aに固
着されたホルダ部7と、該ホルダ部7に頭部90を上方
にした状態でネジ部91を回転可能に挿入して抜け止め
支持した調節ネジ9とからなり、該調節ネジ9は調節バ
ンド6の外周にネジピッチ間隔を有して凹入形成した複
数のネジ溝60に螺合可能に噛合させる構成にしてい
る。
【0011】この図示例の調節バンド6,6aは、鋼材
製の平帯板を共に内向きに湾曲形成させることにより内
側杆状体2aを内包可能にしていると共に、その端部に
調節バンド6,6a巾よりも広巾な板状の取付片61
を、溶着又はプレス打ち抜き加工によって一体的に形成
している。そして該取付片30の両側には、針金材でル
ープ状に形成したバンド3,3aの両端を挿入可能な取
付孔62を、上記調節バンド6,6a巾よりも広巾で且
つ前記外側杆状体2の大きさに近似する締付挟持間隔H
に穿設している。これにより、上記調節ネジ9を締め付
け方向に回動させ、調節バンド6,6aの取付片61,
61を互いに接近させたとき、該取付片61,61を介
しバンド3,3aの両端を可及的に直線状に引っ張るこ
とができ、径大な外側杆状体2に対しても無理なく締め
付けを効率よく行うことができる等の利点を有するよう
にしている。
【0012】またこの際図3に示すように、取付孔62
はバンド3,3a端部の差し込み側に向けて係止部63
を打ち出し加工等によって膨出形成すると、バンド3,
3aの先端を取付孔62内に挿入係止し易く、且つ取付
孔62内に差し込んだバンド3,3aの折り曲げたと
き、上記膨出させた係合部63の内側空間部内に折り曲
げ端を大きく突出させることを防止することができると
共に、バンド3,3aを取付片61に的確に係止させる
ことができる等の利点がある。
【0013】次に前出の間隔保持部材3bについて説明
する。図示例の間隔保持部材3bは薄帯板を内側杆状体
2aの径と略同巾な所定長で、その両端を上下のバンド
3,3aに巻付け加工等によって固定することにより、
両バンド3,3aの互いの拡開や接近を防止し、外側杆
状体2の外周の上下方向に適正な締付間隔Lを一定に保
持しながら、締め付け固定を良好に行うことができるよ
うにしており、これによりバンド3,3aを外側杆状体
2の適正位置に接当させて、外側杆状体2と内側杆状体
2aの重接を確実にし、締め付け作業を能率よく的確に
行うと共に、締付固定具1の取扱性の向上を図ることが
できる等の特徴がある。
【0014】次に、図4〜図6を参照し締付固定具1の
使用態様の一例について説明する。図示例の外側杆状体
2及び内側杆状体2aは、いずれも木材で略一定の大き
さの円柱に形成した支柱を示し、該両支柱を締付固定具
1を介し縦横に連続的に組み合わせて締付固定すること
により、公園等に好適な一連の柵を能率よく強固に設置
作業を行うことができると共に、景観を損なうことなく
美観を呈しながら安全性も向上させて、良好に設置する
ことができるようにしたものである。
【0015】即ち、上記柵を設置する際には、先ず複数
の外側杆状体2を地面に所定の支柱間隔を有して立設し
た状態において、締付固定具1を外側杆状体2に上方か
らバンド3,3aを嵌挿させて内側杆状体2aの取付け
位置に仮保持し、次いで仮保持状態の締付固定具1の外
側杆状体2と締付調節部5との間で形成される空間部内
に、側方から内側杆状体2aを挿入し所定の接合位置に
位置決めしたのち、調節ネジ9を締め付け方向に回動さ
せる。
【0016】この調節ネジ9の締め付け回動によって、
該調節ネジ9に螺合している調節バンド6は縮動し、取
付片61,61が相対的に近接することによりバンド
3,3aが共に引っ張られて緊張し、且つ間隔保持部材
3bで外側杆状体2側の締付間隔Lを適正に維持させた
まま、バンド3,3aと締付調節部5側との間で、外側
杆状体2と内側杆状体2aを互いに引き寄せて強固に接
合することができ、両者を能率よく簡単に締付固定する
ことができる。
【0017】このとき、締付調節部5の調節ネジ9は、
その頭部90を上方に指向させているので、該頭部90
がホルダ部7内への雨水や塵埃の侵入を良好に防止し、
ネジ部91の錆等を良好に防止することができると共
に、調節ネジ9の締付けや締付け解除の作業を電動式ド
ライバ等の締付具を用い、作業勝手よく簡単に行うこと
ができるものである。また調節ネジ9の締め付け方向の
回動により、該調節ネジ9と螺合している調節バンド6
はホルダ部7内に引き込まれるように移動するので、該
調節バンド6の端部は上方に突出することなく下方に位
置し、またバンド3,3aの針金端部は取付片61の内
側に屈折できるので、これらと身体の接触を防止するこ
とができると共に景観を損なうこともない。
【0018】次に、図7,図8を参照し締付固定具1の
第2実施形態について説明する。(上記第1実施形態の
ものと同様な構成については説明を省略する。)この締
付固定具1は、調節バンド6,6aに設けた取付片61
の両側に、第1実施形態のものと同様に取付挟持間隔H
を有して取付孔62,62を穿設している。そして、バ
ンド3,3aはその片側を上記取付孔62の一方に取付
固定した状態で他端を自由端部30となし、該自由端部
30は他方の取付孔62に挿脱可能に構成している。
尚、取付孔62は図示例のものに限ることなく、取付片
61に側方から穿設した切欠孔であってもよく、また自
由端部30を巻付け取着可能な突起物にしてもよいもの
である。
【0019】また間隔保持部材3bは第1実施形態のも
のと同様であってもよいが、図示例の間隔保持部材3b
は厚肉で剛性を有する板状体にし、該板状体に締付間隔
Lを有して穿設した取付孔31,31に、各バンド3,
3aをスライド可能に挿通支持させて、外側杆状体2に
対して間隔保持部材3bの位置決め調節を可能にしてい
ると共に、間隔保持部材3bは締付間隔Lよりも長く形
成することにより、外側杆状体2との接触面積を拡大さ
せることができ、間隔保持部材3bで外側杆状体2を安
定よく支持したり姿勢矯正を行うことができるようにし
ている。
【0020】このように構成した締付固定具1は、バン
ド3,3aを適当な長さにしておくことにより、例え
ば、締付調節部5内に内側杆状体2aを内包支持した状
態で該内側杆状体2aを外側杆状体2に押し当てなが
ら、バンド3,3aの自由端部30側を外側杆状体2の
外周に所望に巻き掛けると共に、該自由端部30を他方
の取付孔62に各挿入し、図8の点線で示すように、挿
入した自由端部30をペンチ等を用いて引っ張り緊締し
たのち、該自由端部30を同図の実線で示すように屈曲
させると、バンド3,3aを外側杆状体2と内側杆状体
2aの緊締状態を維持しながら的確に締付固定すること
ができるものである。
【0021】従って、この締付固定具1によれば、外側
杆状体2並びに内側杆状体2a等多様な被締付物の大き
さや外形に係わらず、バンド3,3aを能率よく自由に
締付固定することができると共に、外側杆状体2が径大
である等の場合に、該外側杆状体2の中途に穿設した挿
通孔にバンド3,3aの自由端部30を挿通させた状態
で締付固定することができる等の特徴がある。尚、バン
ド3,3aの締付固定にあたり、屈曲させた自由端部3
0は取付片61から大きく露出しないように、適当長さ
で切断したのち同図の実線及び点線で示すように、例え
ばコ字状の止め釘32等で内側杆状体2a或いは外側杆
状体2に打ちつけ固定すると、切断した自由端部30の
外側への突出を簡単且つ良好に防止することができる。
【0022】また上記のような締付固定具1の外側杆状
体2と内側杆状体2aとの締付固定は、直交状の交差に
限ることなく斜交状に交差させるようにしてもよく、例
えば、樹木を地面から斜設した補強支柱(杭)と連結す
る締付固定具として、景観を損なうことなく好適に用い
ることができるものであると共に、間隔保持部材3bの
形状及び長さによって樹木の姿を矯正する矯正用の締付
固定具とすることもできる。尚この際、締付調節部5或
いはバンド3,3aとの間には、必要によって弾力性を
有する緩衝部材33を介装すると、樹木等の締付損傷や
生長阻害等を防止することができる。
【0023】次に図9,図10を参照し、本発明の第3
実施形態に係わる締付固定具1について説明する。この
締付固定具1は、内側杆状体2aに交差させた外側杆状
体2の外周を適当な締付間隔を有して囲繞可能で、且つ
内側杆状体2aを締付調節部5を介し内包可能にするよ
うにループ場に形成した一対のバンド3,3aと、該内
側杆状体2aの外側で一対のバンド3,3aの各両端部
を交差させた状態で各別に取着して遠近可能に調節す
る、在来の棒先ボルト方式の締付調節部5とからなる。
【0024】即ち、図示例の締付調節部5は、頭部90
を有するネジ部91の先端に小径な段部の係止部95を
形成した調節ネジ9と、該調節ネジ9のネジ部91に螺
合する取付孔62,62付の取付片61と、上記係止部
95に嵌挿された座金96とからなり、一対のバンド
3,3aの基部側を側面視で互いに交差させた状態で、
一方のバンド3の端部側を座金96の下側で係止部95
に適宜な構成を以て融通可能に係止させると共に、他方
のバンド3aの両端を取付片61の取付孔62に各取着
する構成にしている。
【0025】従って、調節ネジ9を締付方向に回動する
と、バンド3,3aは各両端部が取付片61及び座金9
6を介して遠ざかる(離間)ことにより、両者のループ
部は引っ張られて前記実施形態のものと同様に、外側杆
状体2と内側杆状体2aを的確に締付固定することがで
きるものであると共に、簡潔で廉価な構成の締付固定具
1を提供することができるものである。尚、この実施形
態においても、第2実施形態のものと同様に、バンド
3,3a端の一方を取付片61及び係止部95に各別に
係脱させるようにしてもよいものである。
【0026】また上記の締付固定具1は図示例では金属
性の部材で製作したがプラスチック材によって構成して
もよいものである。またバンド3,3aはプラスチック
製の帯体或いは繊維製ロープ等の紐体でもよいものであ
ると共に、締付調節部5の構成も図示例のものに限るこ
とはないものである。即ち、締付調節部5は在来のパッ
チン錠のようにバンドの両端を係脱可能に連結する固定
具にしてもよいものであり、この場合には例えば、パッ
チン錠のフック部側と該フック部に係脱可能に係止させ
る係止操作側を、一対のバンド3,3aの各端部に各別
に設けた構成で、且つバンド3,3aそのものを比較的
強い弾性部材で形成するとよい。
【0027】この場合の締付固定具1は、一対のバンド
3,3aの各端部側を締付調節部5の係止を解除するこ
とにより、この部を簡単に大きく開放することができる
ので、例えば横方向に枠組みされた内側杆状体2aに対
し棒状体を縦方向に装着しようとするとき、締付固定具
1を内側杆状体2aに装着した状態で締付調節部5が開
放されたバンド3,3aに対し、該開放部を介して緩め
られたバンド3,3a内に、棒状体を簡単且つ容易に挿
入することができると共に、締付調節部5の簡単な係止
操作によって棒状体を速やかに取付固定することができ
ると共に、上記と逆な動作で棒状体を簡単に取り外すこ
とができるものである。従って、上記のように構成した
締付固定具1は、一時的に仮付けされる警告灯や散光灯
或いは旗等の棒状の仮付け部材を装着する際の取付具と
して、好適に使用することができるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したことによ
り、次のような効果を奏する。締付固定具は、被締付物
の外周を一対のバンドで所定の締付間隔を有して囲繞
し、締付調節部の操作で締付固定するから、被締付物の
締付固定を能率よく良好に行うことができる。この際、
一対のバンドは間隔保持部材で締付間隔を有して連結す
ることにより、締付固定具の締付固定を簡単且つ良好に
行うことができると共に、締付固定具の取扱性の向上を
図ることができる。
【0029】また締付調節部は、調節ネジを回動可能に
支持する調節バンドと、該調節バンドにスライド可能に
重接しながら調節ネジに螺合する調節バンドとで構成す
ることにより、上記調節ネジの回動操作で一対のバンド
の締付固定調節を同時に簡単に行うことができると共
に、調節バンドの端部に広巾な締付挟持間隔を有する取
付片を一体的に形成し、これに各バンドの両端部を各別
に取着することにより、径大な被締付物に対しても無理
のない締め付けを良好に行うことができる等の利点があ
る。また締付固定具は、一対のバンドを締付調節部側に
各一端を取付固定した状態で他端を自由端部にすること
により、多様な形状の被締付物に対しても締付固定を良
好に行うことができると共に、その用途を拡大すること
ができる等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる締付固定具の斜
視図。
【図2】図1の構成を示す平面図。
【図3】図2の側断面図。
【図4】図1の使用態様を示す斜視図。
【図5】図4の平面図。
【図6】図4の側断面図。
【図7】本発明の第2実施形態に係わる締付固定具の斜
視図。
【図8】図7の使用態様を示す平面図。
【図9】本発明の第3実施形態に係わる締付固定具の斜
視図。
【図10】図9の締付調節部の構成を示す側断面図。
【符号の説明】
1 締付固定具 2 外側杆状体(被締付物) 2a 内側杆状体(被締付物) 3,3a バンド 3b 間隔保持部材 5 締付調節部 6,6a 調節バンド 7 ホルダ部 9 調節ネジ 30 自由端部 61 取付片 62 取付孔 L 締付間隔 H 締付挟持間隔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側杆状体(2a)に交差させた外側杆
    状体(2)の外周を、所定の締付間隔(L)を有して囲
    繞する一対のバンド(3),(3a)と、上記内側杆状
    体(2a)の外側で一対のバンド(3),(3a)の各
    両端部を各別に取着すると共に、該両端部を遠近可能に
    調節する締付調節部(5)とからなる締付固定具。
  2. 【請求項2】 締付調節部(5)を、調節ネジ(9)を
    回動可能に支持する調節バンド(6a)と、該調節バン
    ド(6a)にスライド可能に重接しながら調節ネジ
    (9)に螺合する調節バンド(6)とで構成する請求項
    1の締付固定具。
  3. 【請求項3】 調節バンド(6),(6a)の端部に、
    該調節バンド(6),(6a)よりも広巾な締付挟持間
    隔(H)を有する取付片(61),(61)を一体的に
    形成し、該取付片(61),(61)に各バンド
    (3),(3a)の両端部を各別に取着してなる請求項
    1又は2の締付固定具。
  4. 【請求項4】 調節バンド(6),(6a)に形成した
    取付孔(62)の一方に、バンド(3),(3a)の一
    端を取付固定した状態で他端を自由端部(30)とな
    し、該自由端部(30)を他方の取付孔(62)に挿脱
    可能に取着する請求項1又は2又は3の締付固定具。
  5. 【請求項5】 一対のバンド(3),(3a)の中途部
    を、間隔保持部材(3b)によって締付間隔(L)を有
    して連結する請求項1又は2又は3又は4の締付固定
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003097518A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Matsumoto Michiko 締付固定具

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JP2003097518A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Matsumoto Michiko 締付固定具

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