JPH02273128A - 樹木の支持施工方法 - Google Patents

樹木の支持施工方法

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JPH02273128A
JPH02273128A JP9367089A JP9367089A JPH02273128A JP H02273128 A JPH02273128 A JP H02273128A JP 9367089 A JP9367089 A JP 9367089A JP 9367089 A JP9367089 A JP 9367089A JP H02273128 A JPH02273128 A JP H02273128A
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JP
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pressure contact
string
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JP9367089A
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English (en)
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Yukio Kida
幸男 木田
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Toho Perlite Co Ltd
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Toho Perlite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は)射水の支持施工方法、さらに詳しくは、公園
、鋪道、その他博覧会場等で人為的に植設される樹木の
安定的な植設を確保するための樹木の支持施工方法、と
りわけ、樹幹と地面に打設された杭とをロープ等により
連結して、樹木の支持施工を行う場合に、O−プ等の張
架、すなわち、ロープ等の連結や緊張を極めて容易に行
うための樹木の支持施工方法に関する。
(従来の技術) 従来、本発明に最も近似する先行技術として、ターンバ
ックル13によりワイヤーロープ14等の紐材の緊張状
態を調節且つ維持する技術を用いた樹木の支持施工方法
がある。
すなわち、この支持施工方法は、第9図に示す様に、そ
の一端15に右ネジ用ネジ穴、他端16に左ネジ用ネジ
穴が夫々形成され、更に、該各ネジ穴には夫々ボルト1
7が螺着された構成にしてなるターンバックル13を用
いる支持施工方法であり、該ターンバックル13を、そ
の長さ方向を軸として所定方向へ回転させることにより
、前記ターンバックル13の各端に螺着された各ボルト
+7.17が相互に接近し、また、前記ターンバックル
13を前記の所定の方向の逆方向へ回転させることによ
り、前記各ボルト17.17が相互に隔離し、前記各ボ
ルト+7.17に更に連結されたワイヤーロープ+4.
14等を弛緩または緊張させ、その結果、該ワイヤーロ
ープ14.14の緊張状態を調節することが可能となる
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の従来の方法においては次のような
問題点がある。
すなわち、前記ターンバックル13を用いての作業にお
いては、先ず、必須的に、ワイヤーロープ14等の紐材
に連結された2個のボルト17.17を前記ターンバッ
クル13の各端に夫々螺着させ、且つ、該ターンバック
ル13を回転させなければならず、その作業が相当煩雑
になると言う問題点の他、ワイヤーロープ14等の紐材
の緊張状態が高まるにつれて、その作業を素手にて行う
には相当の腕力と熟練性を要し、時にはスパナやレンチ
等の工具を必要とすると言う問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決し、樹木の支持施工にお
ける紐材の張架、すなわち、紐材の連結、緊張及び緊張
状態の調節作業を極めて容易に行うことを目的とする。
c問題点を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成すべく上記問題点を解
決せんとしてなされたもので、その問題点を解決するた
めの手段は、樹幹25と地面に打設された杭24とに紐
材12を張架して樹木の支持施工を行う樹木の支持施工
方法において、紐材12を挿通するための挿通孔2が形
成され、且つ、該挿通孔内に挿通された紐材を圧接して
、該紐材12の挿通方向と逆方向への抜けを防止するた
めの圧接部材3が、その圧接面4を前記挿通孔2内に臨
出しうるように緊締具本体1内に装着された構成にして
なる紐材緊締具の、前記挿通孔2に前記樹幹25と杭2
4とに張架される紐材12を挿通し、該紐材12の張力
をil1節しながら、前記圧接部材にて、該紐材12を
前記挿通孔2内に固定して施工することにある。
(作用) すなわち、本発明の樹木の支持施工方法はこのような構
成なるため、前記紐材12の一端27を前記紐材緊締具
の挿通孔2に挿通すれば、該挿通孔2内へ臨出する圧接
部材3の圧接面4が、挿通された前記紐材12を圧接し
て前記挿通孔2内に固定することになり、又、挿通され
て固定された紐材12は挿通方向と逆方向へは抜けない
ので、該紐材12は前記紐材緊締具の前記挿通孔2内に
維持されることとなる。
この場合において、前記紐材12は前記樹幹25と杭2
4に張架されているため、該紐材12を所望の長さひい
ては緊張状態にて前記挿通孔2内に維持することによっ
て、該紐材12が、前記樹幹25と杭24との間に、所
望の張架状態にて維持されることとなる。
この結果、樹木は所望の張架状態にて支持施工されるの
である。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面に従って説明する
先ず、一実施例としての樹木の支持施工方法を説明する
に際し、その施工方法に使用される紐材緊締具の構造を
第1乃至3図により説明すれば、1は合成樹脂製の緊締
異本体、2.2は2条の挿通孔で、前記緊締具本体1の
長平方向に穿設されてなる。3.3は該2条の挿通孔2
.2の各々に挿通された紐材12.12を圧接するため
の2個の圧接部材で、略円弧凹状に形成され且つ多数の
鋸歯6.611010111.を有する圧接面4と、該
圧接面4に対しテーパ状を呈する摺動面5とを有する略
台形状に形成されてなる。また、これら圧接部材3.3
の夫々は、前記挿通孔に連通して略台形状に形成された
圧接部材摺動空間部9.9内に収納され、且つ、該圧接
部材摺動空間部に更に連通して形成されたバネ退避穴+
9.19内に装着されたバネ7.7の一端側に取りつけ
られてなる。このバネ7.7によって前記圧接部材3.
3は、前記挿通孔2.2へ、付勢されて臨出可能となる
のである。尚、前記圧接部材摺動空間部9.9は、テー
パ状の圧接部材摺接壁面10.10を有する。8.8は
、前記2個の圧接部材3.3を、緊締具の外から操作す
るための操作ツマミで、前記緊締具本体1に穿設された
2条の長孔11.11から、該緊締具本体1の外部に突
出している。
上記のような構成にしてなる緊締具は、全体としては、
上蓋部分20及び下皿部分21を合接し、4隅をボルト
ナツト22.22.22.22にて固定することにより
、略厘方体形に形成されている。
次に、上記の紐材緊締具を用いた一実施例としての謝木
の支持施工方法を、その具体的な作用効果とともに説明
する。
すなわち、先ず、第4図に示すように、前記紐材12(
当実施例においては、その表面を塩化ビニール街脂にて
被覆されたグラスファイバー製O−ブ)の一端27を、
既に地面に植設されてなる樹木の樹幹25に巻装する。
次に、第5図に示すように前記紐材の他端28を、前記
紐材緊締具の前記2本の挿通孔2.2のうちの1本に挿
通する。
この挿通作業は、第1図及び第2図に示すように、バネ
7にて付勢されて該挿通孔2内へ臨出する圧接部材3を
、緊締具本体1の長孔11から外部に突出してなる操作
ツマミ8により、挿通孔2から退避させ、該挿通孔2が
略全開した状態にてなされる。
次に、紐材を挿通した後に、前記操作ツマミ8を解放す
ることにより、圧接部材3を挿通孔2内へ前記バネ7に
て付勢して臨出させ、挿通されてなる紐材12を圧接さ
せる。
尚、この状態、すなわち、紐材12が圧接部材3により
挿通孔2内で圧接され略固定された状態においても、前
記圧接部材3を収納してなる圧接部材摺動空間部9の圧
接部材摺接壁面10が、紐材12の挿通方向に対して幅
広なテーパ状に形成されてなるため、前記紐材12を挿
通方向へ引っ張れば、挿通時における該紐材の引っ張り
力によって、前記圧接部材3は、バネ7で付勢されてい
るにもかかわらず、バネ7の付勢力に抗して、紐材12
とともに第5図(0)の矢印ハの方向へ移動可能である
従って、張架されてなる前記紐材12の挿通開始時にお
いて、上記のように、操作ツマミの操作により、挿通孔
2が一旦全開状態となれば、その後に操作ツマミを離し
ても、すなわち、圧接部材3が挿通孔2内へ臨出しても
、上記紐材12の、挿通孔2内における挿通方向への更
なる移動が上記圧接部材3によって阻止されることはな
いのである。
次に、上記のようにして紐材を挿通孔に挿通した後、第
6図に示すように、挿通された前記紐材12の他端28
を、予め地面に打設されてなる杭24のリング23に挿
入した後、反転させる。
次に、第7図に示すように、この反転された前記紐材1
2の他端28を前記2本の挿通孔2.2のうち他方の挿
通孔2に挿通する。
尚、この挿通の場合においても、紐材の挿通は、先の場
合と同様、容易に行うことができる。
一方、上記のような挿通作業を停止した状態において、
圧接部材3の操作ツマミ8を解放すれば、前記圧接部材
3.3は夫々、バネ7.7の弾発力により、前記挿通孔
2.2内へ、第7図(0)の矢印イ乃至口の方向に付勢
されて臨出する。このとき、圧接部材3.3の圧接面4
.4が、前記の張架され且つ挿通された紐材12を圧接
し且つ略固定することになり、該紐材12は挿通孔2.
2内に維持されることとなる。
更に、前記紐材12を、前記挿通孔2.2の長さ方向の
うち、上述の紐材の挿通方向と逆方向へ引っ張れば、前
記圧接部材3.3は紐材に密接状態にあるので、また、
該圧接部材3.3の摺動面5.5、及び、前記圧接部材
摺動空間部9.9の圧接部材摺接壁面10.10は相互
にテーパ状に摺接し且つ摺動するので、該圧接部材3.
3の多数の鋸歯6.62.、、、を伴った略円弧凹状の
圧接面4.4は、前記紐材12をその外周面に食い込む
ように圧接することとなり、前記圧接部材3.3はその
臨出方向へ更に臨出し、紐材12が引っ張られる方向へ
該紐材12とともに引き出されることとなる。
この際、前記紐材12を前記の方向へ引っ張れば引っ張
るほど、前記圧接部材3.3は前記紐材12とともに挿
通孔内に引き出されるため、前記の圧接の程度は高まり
、同時に、前記の挿通孔2.2の空隙は狭められ、前記
紐材12は、挿通方向の逆方向へは抜けず、緊締具本体
1内に確実に緊締されるのである。
ここに、紐材12は、挿通方向へは任意に可動な状態で
、また、挿通方向と逆方向へは、所定の範囲内において
可動な状態で、樹幹25と杭24との間に略張架されて
いることとなる。
次に、紐材12が略張架されたこの状態にて、必要に応
じて、紐材12の張架状態を最終的に調整するのである
すなわち、より緊張度の高い張架状態をうるには、第7
図(0)に示すように、前記の挿通された紐材12を挿
通方向(第7図(ロ)の矢印ハ及び二の方向)へ引っ張
り、また、張架状態を緩めるには、挿通方向と逆方向(
同図の矢印イ及び口の方向)へ引っ張るのである。尚、
この場合の暖め得る範囲は、圧接部材3を挿通孔2から
退避させない限り、紐材12の柔らかさ、挿通孔2の大
きさ、及び圧接部材3の挿通孔2への臨出の程度に応じ
て定まる所定の範囲内に限られる。
次に、上記の最終調整を終えた後、第8図(ロ)に示す
ように、前記紐材12の他端28を前記2本の挿通孔2
.2のうちの1本に既に挿通されてなる紐材12自体に
クランプ等にて固定する。
以上の紐材12を樹幹25と杭24との間に張架する工
程を、耐水の安定且つ堅固な植設の観点から、第8図(
イ)に示すように、樹幹25と、少なくとも2個所にお
いて打設された杭24.24との間において行うことに
より樹木の支持施工が完了する。
尚、上記のようにしてなされた紐材12の張架は、圧接
部材3.3を、その操作ツマミ8.8を操作することに
より、圧接部材3.3の夫々の臨出方向と逆方向へ、す
なわち、第2図に示すように、同図のハ乃至は二の方向
へ退避させ、紐材12を、圧接部材3.3による圧接か
ら解放し、該紐材12を挿通孔2.2から引き抜くこと
により、解かれる。
尚、上記実施例では、紐材12として、塩化ビニール樹
脂にて被覆されたグラスファイバー製ロープを用いてい
るが、圧接部材3が該紐材12に食い込むように圧接し
得、所定の緊締状態に至らしめられうる軟度や柔軟性を
具備し、更に、所定の強度及び作業性を有していれば、
これに限定されるものではない。
但し、上記実施例において用いた塩化ビニール樹脂にて
被覆されたグラスファイバー製ロープは、錆びることや
腐食することもないので、その耐候性はきわめて高く、
又、該紐材はワイヤーロープ等の従来のものに比し軽量
であり、更に、ハサミにて容易に切断することや、素手
にて結ぶことも可能であるなど、その作業性には極めて
優れたものがある。
また、前記紐材緊締具1を前記紐材12等に介在させる
方法につい才も、第8図 (ハ)に示すように、2本の
紐材12等の各端を夫々、緊締具の2本の挿通孔2.2
に挿通させ、該夫々の紐材12.12を夫々挿通方向と
逆方向へ引っ張る方法でもよく、上記実施例の1本の連
続した紐材による方法に限定されるものではない。
(発明の効果) 以上のように、本発明の耐水の支持施工方法は、樹幹と
杭とに張架されてなる紐材を挿通するための挿通孔及び
この挿通孔へ臨出し前記紐材を圧接する圧接部材を具備
している緊締具を使用するため、前記の張架されてなる
紐材を挿通孔内へ単に挿通すれば、挿通孔内へ臨出する
圧接部材が紐材を圧接するので、紐材は挿通孔内に固定
的に維持され、しかも、挿通方向と逆の方向へは抜ける
ことがなく、前記の張架されてなる紐材を極めて容易に
緊張状態で維持することができ、その結果、耐水の支持
施工を極めて容易且つ確実に行えることとなる。
従って、張架されてなる紐材の緊張状態を調節する作業
は、基本的には、紐材を前記緊締具の挿通孔に挿通して
該紐材を引っ張ったり緩めたりするだけで、熟練性を要
することなく、更に、工具を要することもないので、樹
木の支持施工の作業性が著しく高まるという顕著な効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧接部材が挿通孔へ臨出した状態にある紐材緊
締具を示し、 (イ)は正面図、 (ロ)は(イ)のB
−8断面図、 (ハ)は平面図、更に、(ニ)は (ハ
)のA−A断面図である。 第2図は圧接部材を挿通孔から退避させた状態の紐材緊
締具を示す断面図である。 第3図は圧接部材の斜視図である。 第4図は本発明の実施例において、樹幹に紐材を巻装し
た状態を示す説明図である。 第5因 (イ)は本発明の実施例において、緊締具の挿
通孔に紐材を挿通した状態を示す説明図で、(0)は 
(イ)の場合において、紐材が紐材緊締具の挿通孔内に
挿通且つ維持されている状態を示す要部拡大断面図であ
る。 第6図は本発明の実施例において、紐材を杭に掛止し、
反転させた状態を示す説明図である。 第7図 (イ)は本発明の実施例において、杭に掛止し
、反転させた紐材を更に緊締具の挿通孔に挿通した状態
を示す説明図で、 (0)は (イ)の場合において、
紐材が紐材緊締具の挿通孔内に挿通且つ維持されている
状態を示す要部拡大断面図である。 第8図は本発明の実施例において、樹木の支持施工が完
成した状態を示し、(イ)は実施状態の全体を示す説明
図で、 c口)はこの場合において1個の紐材緊締具に
1本の紐材を連続的に挿通し、最終的にクランプ止めし
た状態を示す要部拡大説明図、また (ハ)は、他実施
例として、1個の紐材緊締具に2本の紐材を挿通する場
合の要部拡大説明図である。 第9図は、従来の樹木の支持施工において使用されてい
るターンバックルの説明図である。 101.緊締具本体   211.挿通孔310.圧接
部材    4.6.圧接面510.摺動面     
610.鋸歯711.バネ      800.操作ツ
マミ991.圧接部材摺動空間部 10、 、、圧接部材摺接壁面 Il、 、、長孔      12. 、、紐材+3.
 、、ターンバックル 14. 、、ワイヤーロープ第
2図 出願人 東邦パーライト株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹幹25と地面に打設された杭24とに紐材12を
    張架して樹木の支持施工を行う樹木の支持施工方法にお
    いて、紐材12を挿通するための挿通孔2が形成され、
    且つ、該挿通孔内に挿通された紐材を圧接して、該紐材
    12の挿通方向と逆方向への抜けを防止するための圧接
    部材3が、その圧接面4を前記挿通孔2内に臨出しうる
    ように緊締具本体1内に装着された構成にしてなる紐材
    緊締具の、前記挿通孔2に前記樹幹25と杭24とに張
    架される紐材12を挿通し、該紐材12の張力を調節し
    ながら、前記圧接部材にて、該紐材12を前記挿通孔2
    内に固定して施工することを特徴とする樹木の支持施工
    方法。 2、前記紐材12が、その表面を合成樹脂材料にて被覆
    されたグラスファイバー製ロープ12である特許請求の
    範囲第1項記載の樹木の支持施工方法。
JP9367089A 1989-04-12 1989-04-12 樹木の支持施工方法 Pending JPH02273128A (ja)

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