JP2001063442A - ダンプトレーラ - Google Patents

ダンプトレーラ

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JP2001063442A
JP2001063442A JP24595999A JP24595999A JP2001063442A JP 2001063442 A JP2001063442 A JP 2001063442A JP 24595999 A JP24595999 A JP 24595999A JP 24595999 A JP24595999 A JP 24595999A JP 2001063442 A JP2001063442 A JP 2001063442A
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Yasushi Ide
溥 井手
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KAMIJIN DIESEL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンプにより排出する荷物を低い位置から排
出し、荷物が散らばることなく、安全性の高いダンプト
レーラを提供する。 【解決手段】 メインフレーム10とサブフレーム20
とを具備し、前記サブフレーム20を傾斜回動して、荷
物を排出するように構成してあるダンプトレーラであっ
て、前記サブフレーム20の縦材21を前記メインフレ
ーム10の縦材11の外側に平行して設けてあり、前記
サブフレーム20の縦材21の上面26と前記メインフ
レーム10の縦材11の上面16とを同じ高さに位置付
けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ・トレー
ラのトレーラであって、メインフレームとサブフレーム
とを具備し、サブフレームを後方へ傾斜回動させて、荷
物を排出するダンプトレーラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダンプトレーラは、メインフレー
ムとサブフレームとを具備し、サブフレームをメインフ
レーム上に載せて設け、メインフレームの後端部のメイ
ンフレーム面より上部にサブフレームの後端部を軸支す
る軸支部を設けてある。また、メインフレームに昇降機
を設けてあり、この昇降機によりサブフレームの前方を
昇降してサブフレームを傾斜回動するようにしてあり、
このサブフレームの傾斜回動により、サブフレーム上に
積載した荷物を排出するようにしてある。サブフレーム
上にコンテナを載せる場合には、コンテナの寸法が国際
規格により定められており、トレーラの総重量も自動車
の保安基準によりトラクタとトレーラの連結装置中心か
ら最後軸中心までの距離(最遠軸距)に応じて定められ
ている。そのため必然的にトレーラの荷台の全長はコン
テナの全長より長くなり、通常状態の重量バランスを考
慮して、重量分布が良いトレーラの前後方向中央を中心
にコンテナを載せるように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のダンプトレーラ
は、メインフレーム上にサブフレームを載せて設けてあ
るため、サブフレームの重心が高くなる。また、コンテ
ナの設置の位置をメインフレームの後端に置くとトラク
タの第五輪が負担する荷重が少なくなり、滑り易い路面
に於けるトラクタの駆動力が低下し、トラクタ・トレー
ラの走行性が悪くなるという課題があった。また、メイ
ンフレーム上にサブフレームを載せてあるため、ダンプ
時におけるサブフレームの後端の高さが高く、高い位置
から荷物を排出することとなり、荷物が散らばりやすい
とともに、危険性があるという課題があった。さらに、
トレーラにコンテナを載せた場合、重量分布が良いトレ
ーラの前後方向中央を中心にコンテナを載せると、サブ
フレームを傾斜回動させ、コンテナ内の荷物を排出する
と、荷物がメインフレーム内に落ちて都合が悪いという
課題があった。特に、荷物が粉類などのバラ物の場合に
は、荷物が車両上に飛び散り、採集が困難になるという
課題があった。
【0004】上記課題を解決するために、荷物をトレー
ラの後方に載せることあるいはトレーラの後方にコンテ
ナを載せることが検討されたが、このようにするとトレ
ーラの後軸の荷重分布が増大するため、後軸の軸数を増
やす必要があるだけでなく、トレーラの前方部の荷重が
低下するため、滑り易い路面に於けるトラクタの駆動力
が低下して、トラクタ・トレーラの走行性が悪化すると
いう課題がある。
【0005】また、通常状態にはコンテナをトレーラの
前後方向中央を中心にして載せ、ダンプ時にコンテナを
後方にスライドさせることも検討されたが、複雑なメカ
ニズムを必要とし、さらに、信頼性が乏しくなるという
課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明ダンプトレーラは、メインフレームとサブ
フレームとを具備し、前記サブフレームを傾斜回動し
て、荷物を排出するように構成してあるダンプトレーラ
であって、前記サブフレームの縦材を前記メインフレー
ムの縦材の外側に平行して設けてあり、前記サブフレー
ムの縦材の上面と前記メインフレームの縦材の上面とを
同じ高さに位置付けてあることを特徴とする。
【0007】前記メインフレームの後端部でメインフレ
ーム上面より下部にサブフレームの後端部を軸支する軸
支部を設けて、前記サブフレームを傾斜回動するように
してあることを特徴とする。また、前記メインフレーム
の後端部の上面を前記メインフレームの上面より下げて
前記サブフレームを円滑に傾斜回動するようにしてある
ことを特徴とする。さらに、トレーラの重量分布が良い
位置にコンテナ載置部を設け、前記メインフレームのコ
ンテナ載置部にのみクロスメンバーを複数本設けてある
ことを特徴とする。
【0008】前記サブフレームのコンテナ載置部の後方
にシュート部材を設けてあることを特徴とする。また、
前記シュート部材の幅を前記コンテナと同じ幅にし、前
記シュート部材の両側縁に遮板を設けてあることを特徴
とする。さらに、前記シュート部材の左右方向中央を中
心に滑り部を設け、この滑り部を傾斜させ、荷物がこの
滑り部に集まり易いように構成してあることを特徴とす
る。加えて、前記シュート部材の滑り部の後端幅を前端
幅より狭めてあることを特徴とする。また、前記シュー
ト部材を着脱自在に構成してあることを特徴とする。
【0009】前記サブフレームに突出固定部材を側方に
突設し、前記コンテナをサブフレーム上に載せて、前記
コンテナの四隅を突出固定部材上に位置合わせして固定
してあることを特徴とする。また、前記サブフレームの
コンテナ載置部上に載せてある前記コンテナと前記突出
固定部材とをロック部材により固定してあることを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1乃至図7は、本発明ダ
ンプトレーラの一実施例を示してあり、図1及び図2
は、本発明ダンプトレーラをトラクタに連結した実施例
を示した側面図であり、図1は通常状態を、図2はダン
プした状態を夫々示している。図3乃至図7は本実施例
のトレーラの後方部分を拡大した図である。図3及び図
4は側面図であり、図3は通常状態を、図4はダンプし
た状態を夫々示している。図5はダンプした状態の斜視
図であり、図6は通常状態の背面図であり、図7は図1
の通常状態のA−A断面図である。本実施例のトレーラ
Tは後軸1を二本有し、メインフレーム10とサブフレ
ーム20を具備するセミトレーラである。また、サブフ
レーム20上にコンテナCを載せてある。
【0011】メインフレーム10は縦材11と横材(図
示しない)とからなり、横材を縦材11に連結固着して
メインフレーム10を構成してある。縦材11はI字型
又はコ型及びロ型の断面形状を有し二本並行に設けてあ
る。一方、横材はメインフレーム10の前方部13に設
けてある。なお、縦材11の後端にも横材を設けてあっ
てもよい。後軸1の両端に後輪2を設けてあり、後軸1
の上側左右にエアサスペンション3を介してメインフレ
ーム10の縦材11を設けてある。トレーラTの前後方
向中央を中心にしてコンテナCを載せると重量分布が良
く、この前後方向中央を中心とした領域をコンテナ載置
部14にしてある。メインフレーム10のコンテナ載置
部14内には複数本のクロスメンバー12を設けてあ
る。本実施例ではクロスメンバー12を縦材11に対し
てH形に連結してある。なお、クロスメンバー12を縦
材11に対してX形に連結してあってもよい。メインフ
レーム10の前方部13にはキングピンを設けてあり、
このキングピンとトラクタRの架台6に設けてある第五
輪7とを連結することにより、トレーラTとトラクタR
とを連結するようにしてある。
【0012】サブフレーム20は縦材21と横材22と
からなる。サブフレーム20の縦材21はコの字型の断
面形状を有し、開放部分を外側に向けてあり、メインフ
レーム10の縦材11の外側にメインフレーム10の縦
材11と平行して設けてある。一方、サブフレーム20
の横材22は縦材21の前端に設けてあり、双方の縦材
21に連結固着してある。サブフレーム20の縦材21
の全長はメインフレーム10の縦材11の全長より短
く、サブフレーム20の縦材21の前端とメインフレー
ム10の縦材11のコンテナ載置部14の前端とを揃え
てあり、コンテナCを載せる際に、コンテナCの前面を
サブフレーム20の横材22に合わせると、容易にコン
テナCを重量分布が良い位置に載せられるようにしてあ
る。また、サブフレーム20の縦材21の上面26とメ
インフレーム10の縦材11の上面16とを同じ高さに
位置付けてある。一方、サブフレーム20の縦材21の
上下幅をメインフレーム10の縦材11の上下幅より小
さくしてあり、サブフレーム20の縦材21の下面27
はメインフレーム10の縦材11の下面17より上側に
位置するようにしてある。
【0013】メインフレーム10の後端部15の上面1
8をメインフレーム10の縦材11の上面16より下げ
てあり、後述するシュート部材40をサブフレーム20
上に載せても、サブフレーム20を円滑に傾斜回動する
ようにしてある。メインフレーム10の後端部15にサ
ブフレーム20の後端部25を軸支する軸支部30を設
けてある。本実施例の軸支部30は軸部材31及び軸受
部材19,29からなり、軸受部材19はメインフレー
ム10に、軸受部材29はサブフレーム20に夫々固着
させてある。
【0014】一方、コンテナ載置部14,24の前端に
は昇降機35を設けてある。本実施例の昇降機35は油
圧シリンダ36を利用したものであり、油圧シリンダ3
6はサブフレーム20の横材21に連結してあるととも
に、メインフレーム10にも連結してある。油圧シリン
ダ36を伸長するとサブフレーム20の前側が持ち上げ
られるように構成してあり、軸支部30を中心としてサ
ブフレーム20を後方に傾斜回動するように構成してあ
る。また、昇降機35を必ずしもサブフレーム20の前
端に設ける必要はなく、昇降機35を軸支部30の直前
に設けてもよい。さらに、カムやクランクを利用してサ
ブフレーム20が後方に傾斜回動するようにしてもよ
い。
【0015】サブフレーム20に載置してあるコンテナ
Cの直後からサブフレーム20の後端にかけて、鉄板、
アルミ板、又はステンレス鋼板等からなるシュート部材
40を設けてある。シュート部材40は着脱自在に構成
してあり、コンテナCに収容する荷物の種類に応じて交
換可能にしてある。シュート部材40の幅をコンテナC
と同じ幅にしてあり、シュート部材40の両側縁には遮
板41を設けてある。遮板41は、シュート部材40を
サブフレーム20に設置した際に、コンテナCの側縁と
合わせられるようにしてあり、荷物が側方へ落ちること
を防止することができるようにしてある。また、この遮
板41の前後には傾斜42,43を設けてある。なお、
シュート部材40はサブフレーム20の後端より更に延
びるものであってもよい。
【0016】シュート部材40にその左右方向中央を中
心とした滑り部44を設けてあり、滑り部44を傾斜さ
せて、荷物がこの滑り部44に集まり易いように構成し
てある。また、本実施例の滑り部44の後端45の幅を
前端46の幅より狭めてあり、ホッパー等で荷物を採集
する際に、ホッパーの外へ荷物が溢れることなく荷物を
採集することができるようにしてある。なお、本実施例
のシュート部材40には滑り部44を設けてあるが、滑
り部44を設けなくてもよい。また、シュート部材40
はコンテナCに収容する荷物の種類に応じて交換可能で
あり、荷物の種類によっては、必ずしも滑り部44の後
端45の幅が前端46の幅より狭めた構成にする必要は
なく、滑り部44の幅が一定であってもよい。
【0017】さらに、サブフレーム20の縦材21に突
出固定部材50を溶接して、サブフレーム20の側方に
突出固定部材50を突設してある。突出固定部材50は
サブフレーム20のコンテナ載置部24上に載るコンテ
ナCを固定するための部材であり、コンテナCをサブフ
レーム20のコンテナ載置部24上に載せて、コンテナ
Cの四隅を突出固定部材50上に位置合わせして固定す
るようにしてある。また、突出固定部材50の上面54
は、サブフレーム20の縦材21の上面26と平らにな
るように構成してあり、コンテナCを載せた際にコンテ
ナCの位置がずれないようにしてある。サブフレーム2
0の縦材21との衝合部分55は、サブフレーム20の
縦材21の形状と合わせて構成してある。また、突出固
定部材50にはボルト貫通孔52を設けてあり、コンテ
ナCの四隅の底面にもこのボルト貫通孔52と位置合わ
せされるボルト貫通孔52を設けてある。このボルト貫
通孔52にボルト51を貫通し、ナット53によって、
サブフレーム20のコンテナ載置部24上に載せてある
コンテナCとサブフレーム20とを固定してある。な
お、このボルト・ナットによりロック部材を構成してあ
るが、コンテナCとサブフレーム20とを固定するロッ
ク部材は、ボルト・ナットに限らず、公知のロック部材
であってもよい。
【0018】以上のように構成されている本実施例のダ
ンプトレーラに以下のようにコンテナCを載せる。コン
テナCをトレーラT上に載せる前に、サブフレーム20
を通常状態にし、サブフレーム20の縦材21の上面2
6とメインフレーム10の縦材11の上面16とを同じ
高さにする。この状態でコンテナCをトレーラTに載せ
る。コンテナCの前面をサブフレーム20の横材22に
合わせて、コンテナCをサブフレーム20の縦材21上
に載せる。サブフレーム20の縦材21上に載せたコン
テナCを重量分布が良い位置に位置付けると、コンテナ
Cの底面四隅に突出固定部材50が当接する。この際、
コンテナCと突出固定部材50に設けてあるボルト貫通
孔52が位置合わせされ、このボルト貫通孔52にボル
ト51を貫通し、ナット53によって、サブフレーム2
0のコンテナ載置部24上に載せてあるコンテナCとサ
ブフレーム20とを固定する。
【0019】以上のようにコンテナCとサブフレーム2
0とを固定したらシュート部材40を設置する。シュー
ト部材40は着脱可能に構成してあり、コンテナC内の
荷物の種類に応じてシュート部材40を選択することが
できる。選択したシュート部材40の前縁をコンテナC
の後縁に合わせて、シュート部材40をサブフレーム2
0上に設置する。シュート部材40の幅はコンテナCと
同じ幅であり、シュート部材40の両側縁に遮板41を
設けてあるから、シュート部材40の前縁をコンテナC
の後縁に衝合することにより、遮板41の前縁はコンテ
ナCの後側縁と衝合する。以上のように設けたシュート
部材40をサブフレーム20に固定して、ダンプ時にシ
ュート部材40が外れないようにする。なお、シュート
部材40は走行する前に設置してもよく、また、ダンプ
する直前に設置してもよい。
【0020】以上のようにシュート部材40をサブフレ
ーム20上に設置し、エアシリンダ36によりサブフレ
ーム20を持ち上げて、軸支部30を中心としてサブフ
レーム20を後方に傾斜回動すると、トレーラTはダン
プした状態になる。この状態でコンテナCの後面に設け
てある開閉扉4を開けて荷物を排出する。排出した荷物
はシュート部材40上を通り、シュート部材40の後方
で荷物を採集することができる。この際、側方へ流れよ
うとする荷物は遮板41によりシュート部材40内に跳
ね返される。また、本実施例のシュート部材40の左右
方向中央を中心として滑り部44を設けてあり、この滑
り部44の後端45の幅を前端46の幅より狭く構成し
てあるから荷物が滑り部44に集まり易く、ホッパー等
で荷物を採集する際に、ホッパーの外へ荷物が溢れるこ
とを防いで荷物を採集することができる。また、通常状
態ではサブフレーム20の縦材21の上面26はメイン
フレーム10の縦材11の上面16と同じ高さであるか
ら、ダンプさせるとサブフレーム20の後端位置が下が
りより低い位置で荷物を排出することができる。さら
に、メインフレーム10の後端部15の上面18をメイ
ンフレーム10の縦材11の上面16を下げてあるか
ら、サブフレーム20を傾斜回動しても、シュート部材
40がメインフレーム10の縦材11にぶつかるおそれ
がなく、安全に且つ確実に荷物は採集される。
【0021】
【発明の効果】本発明ダンプトレーラは、サブフレーム
の縦材をメインフレームの縦材の外側に平行して設けて
あり、前記サブフレームの縦材の上面と前記メインフレ
ームの縦材の上面とを同じ高さに位置付けてあるから、
サブフレームの重心を下げることができ、その結果、ト
レーラに荷物が少ないコンテナを載せた場合であって
も、トレーラのトラクションの減少を防ぎ、滑り易い道
路であっても走行しやすいという効果を有する。また、
サブフレームの重心が下がっただけ、低い位置から荷物
を排出することができ、荷物が散らばることなく、安全
性の高いダンプトレーラを提供することができる効果が
ある。
【0022】前記メインフレームの後端部にサブフレー
ムの後端部を軸支する軸支部を設けて、前記サブフレー
ムを傾斜回動するようにしてあるから、サブフレームの
重心を下げて、サブフレームを傾斜回動することができ
る効果がある。
【0023】前記メインフレームの後端部の上面を前記
メインフレームの上面より下げて前記サブフレームを円
滑に傾斜回動するようにしてあるから、軸支部の位置を
下げることができ、サブフレームから突出するシュート
部材を用いれば、さらに低い位置から荷物を排出するこ
とができ、荷物が散らばることなく、安全性の高いダン
プトレーラを提供することができる効果を有する。ま
た、低い位置から荷物を排出することができるから、高
さに制限のある建物の内部で排出作業も容易に行うこと
ができる効果がある。
【0024】トレーラの重量分布が良い位置にコンテナ
載置部を設け、前記メインフレームのコンテナ載置部に
のみクロスメンバーを複数本設けてあるから、メインフ
レームを十分に強化できるとともに、シュート部材を容
易に設置することができる効果がある。
【0025】前記サブフレームのコンテナ載置部の後方
にシュート部材を設けてあるから、サブフレームを後方
に傾けて、コンテナ内の荷物を排出しても、荷物がメイ
ンフレーム上に落ちるおそれがなくなり、荷物が粉類な
どのバラ物である場合であっても、容易に荷物を採集す
ることができる効果を有する。また、比較的簡単なメカ
ニズムでありながら、安定した走行を得ることができ信
頼性が高いという効果を有する。さらに、シュート部材
の長さを変更すれば、車両全長を変更する必要がなく、
サブフレームの後端よりさらに延びたシュート部材を用
いれば、排出位置を下げることができ、荷物が散らばる
ことなく、安全性の高いダンプトレーラを提供すること
ができる効果がある。
【0026】前記シュート部材の幅を前記コンテナと同
じ幅にしてあり、前記シュート部材の両側縁に遮板を設
けてあるから、荷物が左右に散っても、遮板により側方
へ荷物が溢れるおそれがなく、確実にかつ容易に荷物を
採集することができる効果がある。
【0027】前記シュート部材の左右方向中央を中心に
滑り部を設け、この滑り部を傾斜させ、荷物がこの滑り
部に集まり易いように構成してあるから、コンテナから
排出される荷物を一定の場所に容易に集めることができ
る効果がある。
【0028】前記シュート部材の滑り部の後端幅を前端
幅より狭めてあるから、荷物の落下範囲を制限すること
ができる効果を有する。また、ホッパー等への排出の際
にホッパーの外へ荷物が溢れるおそれがなく、確実にか
つ容易に荷物を採集することができる効果がある。
【0029】前記シュート部材を着脱自在にしてある構
成を有するから、シュート部材に損傷がある場合に容易
にシュート部材を交換することができるとともに、コン
テナ内に収容する荷物の種類に応じて容易にシュート部
材を交換することができる効果がある。
【0030】前記サブフレームに突出固定部材を側方に
突設し、前記コンテナをサブフレーム上に載せて、前記
コンテナの四隅を突出固定部材上に位置合わせして固定
してあるから、サブフレームを傾斜回動しても、サブフ
レーム上に載せてあるコンテナ内の荷物を排出する際に
コンテナがずれるおそれがなく、安定した走行及びダン
プを行える効果がある。
【0031】前記サブフレームのコンテナ載置部上に載
せてある前記コンテナと前記突出固定部材とをロック部
材により固定してあるから、サブフレームとコンテナと
を強固に固定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ダンプトレーラの一実施例を示した通常
状態の側面図である。
【図2】図1図示実施例を示したダンプ時の側面図であ
る。
【図3】図1図示実施例の後方部分を示した通常状態の
拡大側面図である。
【図4】図1図示実施例の後方部分を示したダンプ時の
拡大側面図である。
【図5】図1図示実施例のトレーラTの後方部分を示し
たダンプ時の拡大斜視図である。
【図6】図1図示実施例のトレーラTを示した通常状態
の背面図である。
【図7】図1図示実施例のトレーラTを示した通常状態
の図1図示A−A断面図である。
【符号の説明】
1 後軸 2 後輪 3 エアサスペンション 4 開閉扉 6 架台 7 第五輪 10 メインフレーム 11 メインフレーム10の縦材 12 クロスメンバー 13 前方部 14 コンテナ載置部 15 後端部 16 縦材11の上面 17 縦材11の下面 18 後端部15の上面 19 軸受部材 20 サブフレーム 21 サブフレーム20の縦材 22 サブフレーム20の横材 24 コンテナ載置部 25 後端部 26 縦材21の上面 27 縦材21の下面 29 軸受部材 30 軸支部 31 軸部材 35 昇降機 36 油圧シリンダ 40 シュート部材 41 遮板 42,43 傾斜 44 滑り部 45 滑り部44の後端 46 滑り部44の前端 50 突出固定部材 51 ボルト 52 ボルト貫通孔 53 ナット 54 突出固定部材50の上面 55 突出固定部材50の衝合部分 C コンテナ R トラクタ T トレーラ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインフレームとサブフレームとを具備
    し、前記サブフレームを傾斜回動して、荷物を排出する
    ように構成してあるダンプトレーラであって、前記サブ
    フレームの縦材を前記メインフレームの縦材の外側に平
    行して設けてあり、前記サブフレームの縦材の上面と前
    記メインフレームの縦材の上面とを同じ高さに位置付け
    てあることを特徴とするダンプトレーラ。
  2. 【請求項2】 前記メインフレームの後端部にサブフレ
    ームの後端部を軸支する軸支部を設けて、前記サブフレ
    ームを傾斜回動するようにしてあることを特徴とする請
    求項1記載のダンプトレーラ。
  3. 【請求項3】 前記メインフレームの後端部の上面を前
    記メインフレームの上面より下げて、メインフレーム上
    面より下にサブフレームを軸支する軸支部を設けて、前
    記サブフレームを円滑に傾斜回動するようにしてあるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のダンプトレーラ。
  4. 【請求項4】 トレーラの重量分布が良い位置にコンテ
    ナ載置部を設け、前記メインフレームのコンテナ載置部
    にのみクロスメンバーを複数本設けてあることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のダンプトレー
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記サブフレームのコンテナ載置部の後
    方にシュート部材を設けてあることを特徴とする請求項
    4記載のダンプトレーラ。
  6. 【請求項6】 前記シュート部材の幅を前記コンテナと
    同じ幅にし、前記シュート部材の両側縁に遮板を設けて
    あることを特徴とする請求項5記載のダンプトレーラ。
  7. 【請求項7】 前記シュート部材の左右方向中央を中心
    に滑り部を設け、この滑り部を傾斜させ、荷物がこの滑
    り部に集まり易いように構成してあることを特徴とする
    請求項5又は6記載のダンプトレーラ。
  8. 【請求項8】 前記シュート部材の滑り部の後端幅を前
    端幅より狭めてあることを特徴とする請求項7記載のダ
    ンプトレーラ。
  9. 【請求項9】 前記シュート部材を着脱自在に構成して
    あることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載
    のダンプトレーラ。
  10. 【請求項10】 前記サブフレームに突出固定部材を側
    方に突設し、前記コンテナをサブフレーム上に載せて、
    前記コンテナの四隅を突出固定部材上に位置合わせして
    固定してあることを特徴とする請求項4乃至9のいずれ
    かに記載のダンプトレーラ。
  11. 【請求項11】 前記サブフレームのコンテナ載置部上
    に載せてある前記コンテナと前記突出固定部材とをロッ
    ク部材により固定してあることを特徴とする請求項10
    記載のダンプトレーラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109515530A (zh) * 2018-12-05 2019-03-26 长沙桑铼特农业机械设备有限公司 一种可更换拖斗底板的拖拉机

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