JP2001063263A - 書類収納ファイルの係止構造 - Google Patents

書類収納ファイルの係止構造

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JP2001063263A
JP2001063263A JP23741299A JP23741299A JP2001063263A JP 2001063263 A JP2001063263 A JP 2001063263A JP 23741299 A JP23741299 A JP 23741299A JP 23741299 A JP23741299 A JP 23741299A JP 2001063263 A JP2001063263 A JP 2001063263A
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JP23741299A
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Fujio Yasumatsu
藤雄 安松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書類を収納するファイルにおいて、ファイル
の一部を連結するための係止が確実で且つ係止作業も簡
単に行えるようにする。 【解決手段】 上辺を開口した長方形にした袋状の軟質
ファイル1aの上辺を延長して閉カバー1bを設け、同
閉カバー1bを上辺の位置の折曲ライン1cで折曲して
軟質ファイル1aの表面と重なるようにし、閉カバー1
b及び重なる軟質ファイル1aの表面それぞれに、台形
状の舌片1d,1fを形成する主切目1e1,1g1
と、これに続く副切目1e2,1g2との切目1e,1
gを形成し、副切目1e2,1g2を互に切り結ぶよう
に舌片1d,1fを切目1e,1gに挿入して係止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類・カタログ・
資料等を収納する事務用の書類収納ファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の事務用の書類収納ファイ
ルは書類等を出入れする軟質ファイルの開口部分を閉カ
バー片で脱着自在に係止して閉鎖できるようにし、収納
した書類が離脱することがないようにしている。又閉カ
バー片と軟質ファイルとは一枚のプラスチックシートか
ら折曲・切断・接着加工により成形されることが多い。
又この閉カバーの個所の外に、書類収納ファイルには、
その一部同士を互に係止する個所が複数設けられること
が多い。これらの係止は、紐で係止する方法、ファスナ
ーで係止する方法及び舌片を軟質ファイルに設けた切目
に差し込んで係止する方法がある。舌片と切目の差し込
みによる方法の従来の形状例を図9に示している。図9
(a)に示す舌片50と切目52による係止方法では舌
片50が左右に動くようにされると簡単に係止が解かれ
るため、書類の封止が不充分となる。図7(b)に示す
舌片53と切目54による係止方法では、舌片53の切
目54への差し込みに舌片53を大きく変形しないと係
止できず係止が面倒で手間がかかり、これを回避するた
め係止を弱めると外れ易くなるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの欠点を解消し、係止が確実
で且つ係止作業も簡単に迅速に行える書類収納ファイル
の係止構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 書類又は書類を収容した袋体を収容又は綴じた書
類収納ファイルを構成する二つの重なる弾性がある軟質
ファイル部分の係止構造であって、重なる軟質ファイル
部分の対向面をそれぞれに、舌片を形成する主切目の両
終端に切目方向を逆方向に戻してU字状の副切目を形成
した切目を互に対称的に設け、舌片を対向面の主切目に
差し込み、又副切目を互に切り結ぶように差し込み、重
なる軟質ファイル部分を脱着自在に係止したことを特徴
とする書類収納ファイルの係止構造 2) 書類収納ファイルが、前後の軟質ファイル面の間
に書類を収納する袋空間を形成し、同袋空間への書類出
入の開口を一辺又は二辺に設け、前後一方の軟質ファイ
ル面の開口縁を延長して他方の前後の軟質ファイル面と
重なる位置まで折曲できる閉カバーを形成したものであ
って、同閉カバーと重なる軟質ファイル面とにそれぞれ
切目を設けた前記1)記載の書類収納ファイルの係止構
造 3) 書類収納ファイルが、一辺の開口から出入できる
薄いファイル袋を前後の軟質ファイル面間に複数綴じ、
ファイル袋の開口側の前後一方の軟質ファイル面の周縁
を延長して他方の前後の軟質ファイル面と重なる位置ま
で折曲できる閉カバーを形成したものであって、同閉カ
バーと重なる軟質ファイル面とにそれぞれ切目を設けた
前記1)記載の書類収納ファイルの係止構造 4) 袋体及び閉カバーが、可撓性の一枚のプラスチッ
クシートの折曲と接着と切断加工とにより製作された前
記1)〜3)何れか記載の書類収納ファイルの係止構造
にある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の袋状となった書類収納フ
ァイルにおける閉カバー及び開口の位置は、書類・カタ
ログ・資料に応じて上辺・左右辺のいずれかの辺又は二
辺に設ける。又本発明の書類収納ファイルの寸法は、こ
れを収納する書類等の寸法に応じて、A4,A3,B
5,B4のサイズよりやや大きい寸法にされ、収容空間
の厚みは5〜10m/m程が実用的なものであり、ファ
イルの素材は弾性があって変曲が容易な0.4mm前後
の厚みのプラスチックが実用的であり、同素材のプラス
チックシートから折曲・切断・接着・加工して本発明の
書類収納ファイルを製作することがコスト安であるので
好ましい。又、切目と舌片は、閉カバーとファイル面そ
れぞれ一対設けるが、辺の長さが長い場合は二対以上設
けることもできる。本発明の舌片(主切目)の寸法は底
辺5cm×高さ1cmの台形状に設け、U字状の副切目
は1cmの横巾で5mm程の戻しの寸法程度が実用的で
あり、又切目は3mm程度の巾を保有するのが差し込み
が容易となって好ましい。又U字状の副切目を更に延長
して所要の形状の3次的切目を設けてもよい。又、舌片
の他の形状としてU字状がある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 :実施例1(図1〜6参照) 実施例1はA4の書類等を収納して上辺を開口した横長
な軟質ファイルと閉カバーとを一枚のプラスチックシー
トから成形した書類収納ファイルにおいて、閉カバーを
係止するための係止構造の例である。図1は、実施例1
の正面図である。図2は、実施例1の側面図である。図
3は、実施例1の閉カバーを開いた状態の正面図であ
る。図4は、図1のA−A断面図である。図5は、実施
例1の要部を示す説明図である。図6は、実施例1の係
止を解く行程を示す説明図である。図中、1は実施例1
の横縦が31.5cm×23.5cmで巾が6mm程の
袋状の書類収納ファイルであって、0.4mm厚みの一
枚の弾性あるプラスチックシートを折曲と接着と切断の
加工で製作されたものであり、1aは同書類収納ファイ
ル1の袋状軟質ファイル、1bは閉カバー、1cは閉カ
バーの折曲ライン、1dは閉カバー1bの底辺55mm
高さ12mm上辺38mm程の舌片、1eは同舌片1d
を形成する3mm巾の切目、1e1は切目1eの主切
目、1e2は切目1eのU字状の副切目、1fは軟質フ
ァイル1aの表面に形成された舌片、1gは同舌片1f
を形成する3mm巾の切目、1g1は同切目の主切目、
1g2は切目1gの副切目、1hは軟質ファイル1の左
右面と底面を形成するための折曲ライン、1iは軟質フ
ァイル1の巾6mmの左右側面で軟質ファイル1の正面
と背面とから折曲された折曲片を互に接着して形成され
ている。1jは軟質ファイル1の上辺の開口、1kは書
類挿入用切欠、2は収納されるA4の書類である。この
実施例1では、閉カバー1bを起して書類2を上辺の開
口1jから挿入して収納し、その後閉カバー1bを折目
ライン1cから折曲して軟質ファイル1aの表面に重ね
る。重ねた閉カバー1bの舌片1dを軟質ファイル1の
表面側の切目1eから差し込んで閉カバー1bの副切目
1e2と軟質ファイル1の表面の副切目1g2とを互に
切り結ぶように交差させて係止する。閉カバー1bを上
方に引き上げるよう引張しても、副切目1g2,1e2
で係止して舌片1dは離脱しない。又、舌片1dの下方
を起すようにすると、舌片1dは副切目1g2、1e2
の交差部分を中心に回転し、軟質ファイル1側の舌片1
fも回転し、舌片1f及び副切目1e2,1g2のU字
状部分が舌片1dの変形を抑えるようになって舌片1f
・1gの変形を抑えて舌片1f・1gの切目1e,1g
から離脱しにくくする。又、閉カバー1bを左側又は右
側の一方から起して反対側へまくるようにしても、U字
状の副切目1e2,1g2が互に係止しているので簡単
に係止が解けないようになっている。舌片1d又は閉カ
バー1bの下端辺を大きく変形させるように引き起すと
舌片1dは切目1gから離脱して閉カバー1bを開ける
ことができるようになる。よって、閉カバー1bが軽い
力では開くことがなく、確実に収納書類2を封止する。
収納書類2を切り出すときは、上記舌片1dを強く変形
させて切目1gから引き抜くことで行える。
【0007】:実施例2(図7,8参照) 図7,8に示す実施例2は、縦A4の書類2を上方から
挿入する薄いフィルム製の袋体20を複数枚左辺で綴じ
ている。同袋体を綴じるため、横A3より大きい0.4
mm厚みのプラスチックシートを中間で折曲22して表
面と裏面のファイル面21a,21bを形成し、同表面
と裏面の二つのファイル面21a,21b間に上記袋体
20を収納し、袋体20の左周縁をファイル面の折曲2
2の内側で接合して複数の袋体20を綴じる構造の書類
収納ファイルである。この書類収納ファイルの裏面のフ
ァイル面21bの上縁から閉カバー21cを延長し、同
閉カバー21c及び表面のファイル面21aそれぞれに
実施例1の切目1e,1gと同形状の切目23a,23
bを対称的に形成している。23a1は切目23aの主
切目、23a2は切目23aの副切目、23b1は切目
23bの主切目、23b2は切目23bの副切目であ
る。本実施例の書類収納ファイルは、ファイル面21
a,21bで袋空間を形成して書類2を直接収容するも
のでなく、書類2は袋体20に収納され、同袋体20を
綴じることによって間接的に書類2を収容するものであ
り、閉カバー21cと表面のファイル面21aとの切目
23a,23bによる係止は、袋体20を封止すること
にある。同実施例2における切目23a,23b・舌片
24a,24bの働きは実施例1と同様で、軽い力で封
止が解かれることがないように確実に袋体20をファイ
ル面間に封止することにある。
【0008】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、書類収納
ファイルの重なるファイル面の対向面に対称的な舌片形
成用の主切目それぞれの終端に逆方向に戻るU字状の副
切目を設けたことによって、舌片の係止を強くして軽い
力では外れにくくして確実に収納した書類類を封止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の正面図である。
【図2】実施例1の側面図である。
【図3】実施例1の閉カバーを開いた状態の正面図であ
る。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】実施例1の要部を示す説明図である。
【図6】実施例1の係止を解く行程を示す説明図であ
る。
【図7】実施例2を示す斜視図である。
【図8】実施例2の要部を示す説明図である。
【図9】従来の書類収納袋の閉カバーの係止方法の例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 書類収納ファイル 1a 軟質ファイル 1b 閉カバー 1c 折曲ライン 1d 舌片 1e 切目 1e1 主切目 1e2 副切目 1f 舌片 1g 切目 1g1 主切目 1g2 副切目 1h 折曲ライン 1i 左右辺 1j 開口 1k 切欠 2 書類 20 袋体 21a ファイル面 21b ファイル面 21c 閉カバー 22 折目 23a 切目 23a1 主切目 23a2 副切目 23b 切目 23b1 主切目 23b2 副切目 50 舌片 51 切目 52 切目 53 舌片 54 切目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類又は書類を収容した袋体を収容又は
    綴じた書類収納ファイルを構成する二つの重なる弾性が
    ある軟質ファイル部分の係止構造であって、重なる軟質
    ファイル部分の対向面をそれぞれに、舌片を形成する主
    切目の両終端に切目方向を逆方向に戻してU字状の副切
    目を形成した切目を互に対称的に設け、舌片を対向面の
    主切目に差し込み、又副切目を互に切り結ぶように差し
    込み、重なる軟質ファイル部分を脱着自在に係止したこ
    とを特徴とする書類収納ファイルの係止構造。
  2. 【請求項2】 書類収納ファイルが、前後の軟質ファイ
    ル面の間に書類を収納する袋空間を形成し、同袋空間へ
    の書類出入の開口を一辺又は二辺に設け、前後一方の軟
    質ファイル面の開口縁を延長して他方の前後の軟質ファ
    イル面と重なる位置まで折曲できる閉カバーを形成した
    ものであって、同閉カバーと重なる軟質ファイル面とに
    それぞれ切目を設けた請求項1記載の書類収納ファイル
    の係止構造。
  3. 【請求項3】 書類収納ファイルが、一辺の開口から出
    入できる薄いファイル袋を前後の軟質ファイル面間に複
    数綴じ、ファイル袋の開口側の前後一方の軟質ファイル
    面の周縁を延長して他方の前後の軟質ファイル面と重な
    る位置まで折曲できる閉カバーを形成したものであっ
    て、同閉カバーと重なる軟質ファイル面とにそれぞれ切
    目を設けた請求項1記載の書類収納ファイルの係止構
    造。
  4. 【請求項4】 袋体及び閉カバーが、可撓性の一枚のプ
    ラスチックシートの折曲と接着と切断加工とにより製作
    された請求項1〜3何れか記載の書類収納ファイルの係
    止構造。
JP23741299A 1999-08-24 1999-08-24 書類収納ファイルの係止構造 Pending JP2001063263A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230651A (ja) * 2006-10-04 2007-09-13 Kao Corp 紙容器

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