JP2001061530A - 携帯通信端末用キャリングケース - Google Patents

携帯通信端末用キャリングケース

Info

Publication number
JP2001061530A
JP2001061530A JP23919299A JP23919299A JP2001061530A JP 2001061530 A JP2001061530 A JP 2001061530A JP 23919299 A JP23919299 A JP 23919299A JP 23919299 A JP23919299 A JP 23919299A JP 2001061530 A JP2001061530 A JP 2001061530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
carrying case
portable communication
transmitting
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23919299A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Negishi
実 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23919299A priority Critical patent/JP2001061530A/ja
Publication of JP2001061530A publication Critical patent/JP2001061530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、携帯通信端末を収納した状
態での通話が可能な携帯通信端末用キャリングケースに
おいて、通話時におけるエコーやハウリング等の発生を
可及的に防止でき、併せて携帯通信端末のスムーズな出
し入れを可能とした携帯通信端末用キャリングケースを
提供することにある。 【解決手段】 本発明に関わる携帯電話機用キャリング
ケース1は、前面板1nの内側に、携帯電話機2の正面
と密接して送話部2bと送話用開口1bとの間の内部空
間1gを周囲の前面部空間1eから遮蔽する封止リング
1f(送話側遮蔽部)と、携帯電話機2の正面と密接し
て受話部2aと受話用開口1aとの間の内部空間1dを
周囲の前面部空間1eから遮蔽する封止リング1c(受
話側遮蔽部)とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末用キ
ャリングケースに関し、詳しくは携帯通信端末を収容し
た状態での通話を可能とした携帯通信端末用キャリング
ケースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、携帯通信端末の1つである携帯
電話機を収容するための、従来の携帯電話機用キャリン
グケース( 携帯通信端末用キャリングケース) を示して
おり、この携帯電話機用キャリングケース101(以下
では、キャリングケース101と称す)は、携帯電話機
2の出し入れを行なうべく袋状を呈している。
【0003】ここで、上記キャリングケース101に収
容される携帯電話機2は、ケーシングにおける正面の上
部に受話部2aを有するとともに、ケーシングにおける
正面の下部に送話部2bを有しており、さらにケーシン
グにおける正面の中央部には表示部や各種の操作ボタン
を備えた操作部2cが設けられている。
【0004】上記受話部2aはケーシング正面に設けら
れた受話用音孔2pを中心とした周辺部を指し、上記受
話部2aに対応するケーシングの内部にはレシーバーr
が設けられている。
【0005】また、送話部2bはケーシング正面に設け
られた送話用音孔2qを中心とした周辺部を指し、上記
送話部2bに対応するケーシングの内部にはマイクmが
設置されている。
【0006】さらに、携帯電話機2におけるケーシング
の頂部には送受信用のアンテナが設けられ、ケーシング
の底部には充電等の際に用いられる接続用コネクタが設
けられている。
【0007】一方、上述した携帯電話機2を収容するキ
ャリングケース101は、携帯電話機2におけるケーシ
ングの正面と対向する前面板101n、および左右の側
面板、底面板および後面板を有しており、前面板から延
びる蓋板によって携帯電話機2の頂部を覆い、上記蓋板
を面ファスナー等の締結手段によって後面板に固定する
ことで、上記携帯電話機2が脱落することのないように
保持している。
【0008】また、キャリングケース101の前面板1
01nには、収容された携帯電話機2の受話部2aと対
向する位置に受話用開口101aが形成されており、ま
た上記携帯電話機2の送話部2bと対向する位置に送話
用開口101bが形成されている。
【0009】なお、キャリングケース101の前面板1
01nには、収容された携帯電話機2の操作部2cに対
応した位置に、表示部の視認と操作ボタンの操作を可能
とするべく、柔軟な材料から成る透明シート101oが
取り付けられている。
【0010】上述した如きキャリングケース101によ
れば、前面板101nに受話用開口101aおよび送話
用開口101bを設けたことで、携帯電話機2を収容し
た状態のままで通話することが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のキャリングケース101では、図10から明らかな
ように、携帯電話機2を収容した状態において、該携帯
電話機2におけるケーシングの正面と前面板101nと
の間に前面部空間101eを生じている。
【0012】このため、キャリングケース101に収容
された携帯電話機2の通話時、該携帯電話機2における
送話部2aへの送話音、および受話部2bからの受話音
が、前面部空間101eを介して回り込むことによっ
て、エコーの発生や、さらにはハウリングの発生を招く
不都合がある。
【0013】このような不都合を防ぐには、上述した前
面部空間23を無くすべく、キャリングケース101の
大きさ・形状を、携帯電話機2の大きさ・形状に近付け
たタイトなものとする対策がとられるが、この場合、キ
ャリングケース101と携帯電話機2との接触面積が大
きくなるため、摩擦等に起因してキャリングケース10
1に対する携帯電話機2の出し入れがスムーズに行えな
いという問題を生じていた。
【0014】本発明は上記実状に鑑みて、通話時におけ
るエコーやハウリング等の発生を可及的に防止でき、併
せて携帯通信端末のスムーズな出し入れを可能とする携
帯通信端末用キャリングケースの提供を目的とするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に関わる携帯通
信端末用キャリングケースは、正面に送話部と受話部を
備えた携帯通信端末を収納し、前記送話部および前記受
話部に対向する前面板に、送話用開口および受話用開口
を備えて成る携帯通信端末用キャリングケースであっ
て、前記前面板の内側に、携帯通信端末の正面と密接し
て前記送話部と前記送話用開口との間の内部空間を周囲
から遮蔽する送話側遮蔽部、および携帯通信端末の正面
と密接して前記受話部と前記受話用開口との間の内部空
間を周囲から遮蔽する受話側遮蔽部の、少なくとも一方
を設けて成ることを特徴とする。
【0016】請求項2に関わる携帯通信端末用キャリン
グケースは、正面に送話部と受話部を備えた携帯通信端
末を収納し、前記送話部および前記受話部に対向する前
面板に、送話用開口および受話用開口を備えて成る携帯
通信端末用キャリングケースであって、前記前面板の内
側に、前記携帯通信端末の正面に密接して該携帯通信端
末の送話部と受話部とを連通する前面部空間を分断する
中間遮蔽部を設けて成ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。図1〜図3は、本発明を
携帯電話機用キャリングケースに適用した例を示してお
り、この携帯電話機用キャリングケース1(以下では、
キャリングケース1と称する)は、携帯電話機2の出し
入れを行なうべく袋状を呈している。
【0018】ここで、上記キャリングケース1に収容さ
れる携帯電話機2は、ケーシングにおける正面の上部に
受話部2aを有するとともに、ケーシングにおける正面
の下部に送話部2bを有しており、さらにケーシングに
おける正面の中央部には表示部や各種の操作ボタンを備
えた操作部2cが設けられている。
【0019】上記受話部2aはケーシング正面に設けら
れた受話用音孔2pを中心とした周辺部を指し、上記受
話部2aに対応するケーシングの内部にはレシーバーr
が設けられている。
【0020】また、送話部2bはケーシング正面に設け
られた送話用音孔2qを中心とした周辺部を指し、上記
送話部2bに対応するケーシングの内部にはマイクmが
設置されている。
【0021】さらに、携帯電話機2におけるケーシング
の頂部には送受信用のアンテナが設けられ、ケーシング
の底部には充電等の際に用いられる接続用コネクタが設
けられている。
【0022】一方、上述した携帯電話機2を収容するキ
ャリングケース1は、携帯電話機2におけるケーシング
の正面と対向する前面板1nと、左右の側面板、底面板
および後面板とを有し、前面板から延びる蓋板によって
携帯電話機2の頂部を覆い、上記蓋板を面ファスナー等
の締結手段によって後面板に固定することで、上記携帯
電話機2が脱落することのないように保持している。
【0023】また、キャリングケース1の前面板1nに
は、収容された携帯電話機2の操作部2cに対応した位
置に、表示部の視認と操作ボタンの操作を可能とするべ
く、柔軟な材料から成る透明シート1oが取り付けられ
ている。
【0024】さらに、キャリングケース1の前面板1n
には、収容された携帯電話機2の受話部2aと対向する
位置に受話用開口1aが形成されているとともに、上記
携帯電話機2の送話部2bと対向する位置に送話用開口
1bが形成されている。
【0025】ここで、図1、図2、および図3(a)に
示す如く、キャリングケース1における前面板1nの内
側には、受話側遮蔽部を構成する封止リング1cが、受
話用開口1aを囲うように設置されている。
【0026】また、図1、図2、および図3(b)に示
す如く、キャリングケース1における前面板1nの内側
には、送話側遮蔽部を構成する封止リング1fが、送話
用開口1bを囲うように設置されている。
【0027】上述した封止リング1c、および封止リン
グ1fは、例えばブチルゴムやクロロプレンゴム等の、
弾性を備えた材料によって構成されている。また、上述
した封止リング1c、および封止リング1fは、キャリ
ングケース1における前面板1nの内側に、接着剤を用
いた接着、あるいは熱溶着や超音波溶着等の手法を用い
て固定設置されている。
【0028】上述した構成のキャリングケース1に携帯
電話機2が収納されると、図2に示す如く、携帯電話機
2の受話部2aに封止リング1cが密接し、これによっ
て受話部2aと受話用開口1aとの間に形成される内部
空間1dが、封止リング1cの周囲、すなわち携帯電話
機2と前面板1nとの間に形成される前面部空間1eか
ら分離・遮蔽されることとなる。
【0029】また、キャリングケース1に携帯電話機2
が収納されると、図2に示す如く、携帯電話機2の送話
部2bに封止リング1fが密接し、これによって送話部
2bと送話用開口1bとの間に形成される内部空間1g
が、封止リング1fの周囲、すなわち携帯電話機2と前
面板1nとの間に形成される前面部空間1eから分離・
遮蔽されることとなる。
【0030】したがって、上述した構成のキャリングケ
ース1によれば、該キャリングケース1に収容された携
帯電話機2の通話時、送話部2aへの送話音、および受
話部2bからの受話音が、前面部空間1eに漏洩するこ
とを未然に防止でき、上記前面部空間1eを介して送話
音および受話音が回り込むことによる、エコーやハウリ
ングの発生を可及的に防止することが可能となる。
【0031】また、封止リング1cおよび封止リング1
fは、上述した如くブチルゴム等の弾性材料から構成さ
れているため、携帯電話機2の受話部2aおよび送話部
2bの表面形状が湾曲している場合でも、受話部2aお
よび送話部2bの表面形状に倣って変形して密接するの
で、上述した内部空間1dおよび内部空間1gを、前面
部空間1eから確実に分離・遮蔽することができる。
【0032】なお、携帯電話機2の受話部2aおよび送
話部2bの表面形状が平坦な場合、封止リング1cおよ
び封止リング1fを弾性材料から構成する必要はないの
で、各リング1c,1fを例えばABS樹脂等の樹脂材
料から形成することも可能であり、このような場合にお
いても各リング1c,1fは、キャリングケース1の前
面板1nに、接着剤あるいは熱溶着や超音波溶着等によ
って固設される。
【0033】一方、図3に示す如く、キャリングケース
1に携帯電話機2を収容した状態においては、携帯電話
機2の正面には封止リング1cおよび封止リング1fが
密接するのみで、携帯電話機2の正面に対するキャリン
グケース1の接触面積は極く僅かなものとなっている。
【0034】このため、キャリングケース1に対して携
帯電話機2を出し入れする際、キャリングケース1と携
帯電話機2との摩擦が可及的に抑えられることによっ
て、キャリングケース1に対する携帯電話機2の出し入
れをスムーズに行うことが可能となる。
【0035】ところで、上述した実施例では、封止リン
グ1cおよび封止リング1fによって、受話側遮蔽部お
よび送話側遮蔽部を構成しているが、これら遮蔽部は、
以下に示す如き態様で構成することも可能である。
【0036】図4に示す送話側遮蔽部1Hは、封止リン
グ1fを矩形の当て布1hによって覆い、周囲をキャリ
ングケース1の前面板1nに縫製することによって構成
されている。
【0037】図5に示す送話側遮蔽部1Iは、キャリン
グケース1における前面板1nの内面全体に貼り付けら
れる内張り布1iで封止リング1fを覆い、周囲を前面
板1nに縫製することによって構成されている。
【0038】図6に示す送話側遮蔽部1Jは、封止リン
グ1fを内張り布1jで覆うとともに、この内張り布1
jを封止リング1fの内側まで巻き込んで前面板1nに
縫製することにより構成されている。
【0039】なお、図4から図6においては、送話側遮
蔽部(1H,1I,1J)の構成について説明したが、
受話側遮蔽部に関しても全く同様に構成し得ることは言
うまでもない。
【0040】ところで、図1から図3に示したキャリン
グケース1においては、前面板1nの内側に、受話側遮
蔽部を構成する封止リング1cと、送話側遮蔽部を構成
する封止リング1fとを設けているが、通話時における
エコーやハウリングの発生を可及的に防止するべく、前
面部空間1eを介して送話音および受話音が回り込むこ
とを防止するには、受話側遮蔽部としての封止リング1
c、および送話側遮蔽部としての封止リング1fのどち
らか一方のみを設ければ良い。
【0041】このように、封止リング1cあるいは封止
リング1fの一方のみを設けたキャリングケースにおい
ても、上述したキャリングケース1と同様に、通話時に
おけるエコーやハウリングの発生を可及的に防止するこ
とができる。
【0042】図7および図8は、請求項2に関わる本発
明を携帯電話機用キャリングケースに適用した例を示し
ており、この携帯電話機用キャリングケース1′(以下
ではキャリングケース1′と称する)は、その前面板1
n′の内側に、中間遮蔽部を構成する遮蔽リブ1R′が
設置されている。
【0043】すなわち、キャリングケース1′は、図1
から図3に示したキャリングケース1の封止リング1c
および封止リング1fに換えて、前面板1n′の内側に
直線状の遮蔽リブ1R′を設置したものである。
【0044】また、上記遮蔽リブ1R′は、例えばブチ
ルゴムやクロロプレンゴム等の、弾性を備えた材料によ
って構成され、接着剤あるいは熱溶着や超音波溶着等に
よって前面板1n′の内側に固定設置されている。
【0045】なお、上記キャリングケース1′におい
て、上述の如く封止リング1c,1fに換えて遮蔽リブ
1R′を設置した以外の構成は、上述したキャリングケ
ース1と変わるところはないので、キャリングケース1
の構成要素と同一の作用を成すものには、図7および図
8において、図1から図3と同一の符号に′( ダッシ
ュ) を附すことで詳細な説明は省略する。
【0046】また、上記キャリングケース1′に収容さ
れる携帯電話機2は、図1および図2に示した携帯電話
機2と全く同一のものなので、構成についての詳細な説
明は省略する。
【0047】上述した構成のキャリングケース1′に携
帯電話機2が収納されると、図8に示す如く、携帯電話
機2における正面の中央部に遮蔽リブ1R′が密接し、
携帯電話機2の正面と前面板1n′との間に形成される
前面部空間1e′が、受話側の空間と送話側の空間とに
分断されることとなる。
【0048】したがって、上述した構成のキャリングケ
ース1′によれば、該キャリングケース1′に収容され
た携帯電話機2の通話時、送話部2aへの送話音、およ
び受話部2bからの受話音が、上記前面部空間1e′を
介して回り込むことを抑えることができ、エコーやハウ
リングの発生を可及的に防止することができる。
【0049】また、遮蔽リブ1R′は、上述した如くブ
チルゴム等の弾性材料から構成されているため、携帯電
話機2における正面の表面形状が湾曲している場合で
も、上記表面形状に倣って変形して密接するので、前面
部空間1e′を受話側の空間と送話側の空間とに確実に
分断することができる。
【0050】なお、携帯電話機2における正面の表面形
状が平坦な場合、遮蔽リブ1R′を例えばABS樹脂等
の樹脂材料から形成することも可能であり、このような
場合においても、遮蔽リブ1R′は前面板1n′に対し
て接着剤あるいは熱溶着や超音波溶着等によって固設さ
れる。
【0051】また、図8に示す如く、キャリングケース
1′に携帯電話機2を収容した状態においては、携帯電
話機2の正面には遮蔽リブ1R′が密接するのみで、携
帯電話機2の正面に対するキャリングケース1の接触面
積は極く僅かである。
【0052】このため、キャリングケース1′に対して
携帯電話機2を出し入れする際、キャリングケース1′
と携帯電話機2との摩擦が可及的に抑えられ、もって携
帯電話機2をスムーズに出し入れすることが可能とな
る。
【0053】一方、上述した実施例では、遮蔽リブ1
R′によって中間遮蔽部を構成しているが、図4から図
6に示した送話側遮蔽部(1H,1I,1J)と同様
に、当て布や内張り布を用いて遮蔽リブ1R′を前面板
1n′に縫製することで、中間遮蔽部を構成することも
可能である。
【0054】なお、以上の説明においては、請求項1お
よび請求項2に関わる本発明を、携帯電話機用キャリン
グケースに適用した実施例を示したが、本発明は携帯電
話機のみならず、正面に送話部と受話部を備えた各種の
携帯通信端末を収納するキャリングケースとしても有効
に適用し得ることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上、詳述した如く、請求項1の発明に
関わる携帯通信端末用キャリングケースは、前面板の内
側に、携帯通信端末の正面と密接して送話部と送話用開
口との間の内部空間を周囲から遮蔽する送話側遮蔽部、
および携帯通信端末の正面と密接して受話部と受話用開
口との間の内部空間を周囲から遮蔽する受話側遮蔽部
の、少なくとも一方を設けて成ることを特徴としてい
る。
【0056】上記構成によれば、携帯通信端末用キャリ
ングケースに携帯通信端末が収納された際、携帯通信端
末における受話部と送話部とが、携帯通信端末用キャリ
ングケースの前面部空間を介して連通することがなく、
もって送話音および受話音の回り込みに起因する、エコ
ーやハウリングの発生を可及的に防止することが可能と
なる。
【0057】また、上述した構成の携帯通信端末用キャ
リングケースによれば、前面板の内側に送話側遮蔽部お
よび受話側遮蔽部の少なくとも一方を設けたことで、携
帯通信端末が収納された状態において、携帯通信端末の
正面に対する接触面積が極く僅かなものとなり、携帯通
信端末を出し入れする際の摩擦が可及的に抑えられ、も
って携帯通信端末のスムーズな出し入れが可能となる。
【0058】一方、請求項2の発明に関わる携帯通信端
末用キャリングケースは、前面板の内側に、携帯通信端
末の正面に密接して該携帯通信端末の送話部と受話部と
を連通する前面部空間を分断する中間遮蔽部を設けて成
ることを特徴としている。
【0059】上記構成によれば、携帯通信端末用キャリ
ングケースに携帯通信端末が収納された際、携帯通信端
末における受話部と送話部とが、携帯通信端末用キャリ
ングケースの前面部空間を介して連通することがなく、
もって送話音および受話音の回り込みに起因する、エコ
ーやハウリングの発生を可及的に防止することが可能と
なる。
【0060】また、上述した構成の携帯通信端末用キャ
リングケースによれば、前面板の内側に中間遮蔽部を設
けたことで、携帯通信端末が収納された状態において、
携帯通信端末の正面に対する接触面積が極く僅かなもの
となり、携帯通信端末を出し入れする際の摩擦が可及的
に抑えられ、もって携帯通信端末のスムーズな出し入れ
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に関わる携帯通信端末用キャリ
ングケースに携帯通信端末を収納した状態を示す斜視
図。
【図2】図1中のII−II線断面図。
【図3】( a) および( b) は、本発明に関わる携帯通
信端末用キャリングケースの前面板を内部から見た図。
【図4】( a) および( b) は、本発明に関わる携帯通
信端末用キャリングケースにおける送話側遮蔽部を内部
から見た図、および要部( b−b線) 断面図。
【図5】( a) および( b) は、本発明に関わる携帯通
信端末用キャリングケースにおける送話側遮蔽部を内部
から見た図、および要部( b−b線) 断面図。
【図6】( a) および( b) は、本発明に関わる携帯通
信端末用キャリングケースにおける送話側遮蔽部を内部
から見た図、および要部( b−b線) 断面図。
【図7】請求項2の発明に関わる携帯通信端末用キャリ
ングケースに携帯通信端末を収納した状態を示す斜視
図。
【図8】図7中のVIII−VIII線断面図。
【図9】従来の携帯通信端末用キャリングケースに携帯
通信端末を収納した状態を示す斜視図。
【図10】図9中のX―X線断面図。
【符号の説明】
1…携帯電話機用キャリングケース( 携帯通信端末用キ
ャリングケース) 、 1a…受話用開口、 1b…送話用開口、 1c…封止リング( 受話側遮蔽部) 、 1d…内部空間、 1e…前面部空間、 1f…封止リング( 送話側遮蔽部) 、 1g…内部空間、 1n…前面板、 1H,1I,1J…送話側遮蔽部、 1′…携帯電話機用キャリングケース( 携帯通信端末用
キャリングケース)、 1a′…受話用開口、 1b′…送話用開口、 1e′…前面部空間、 1n′…前面板、 1R′…遮蔽リブ( 中間遮蔽部) 、 2…携帯電話機( 携帯通信端末) 、 2a…受話部、 2b…送話部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面に送話部と受話部を備えた携帯
    通信端末を収納し、前記送話部および前記受話部に対向
    する前面板に、送話用開口および受話用開口を備えて成
    る携帯通信端末用キャリングケースにおいて、 前記前面板の内側に、携帯通信端末の正面と密接して前
    記送話部と前記送話用開口との間の内部空間を周囲から
    遮蔽する送話側遮蔽部、および携帯通信端末の正面と密
    接して前記受話部と前記受話用開口との間の内部空間を
    周囲から遮蔽する受話話側遮蔽部の、少なくとも一方を
    設けて成ることを特徴とする携帯通信端末用キャリング
    ケース。
  2. 【請求項2】 正面に送話部と受話部を備えた携帯
    通信端末を収納し、前記送話部および前記受話部に対向
    する前面板に、送話用開口および受話用開口を備えて成
    る携帯通信端末用キャリングケースにおいて、 前面板の内側に、前記携帯通信端末の正面に密接して該
    携帯通信端末の送話部と受話部とを連通する前面部空間
    を分断する中間遮蔽部を設けて成ることを特徴とする携
    帯通信端末用キャリングケース。
JP23919299A 1999-08-26 1999-08-26 携帯通信端末用キャリングケース Pending JP2001061530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23919299A JP2001061530A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 携帯通信端末用キャリングケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23919299A JP2001061530A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 携帯通信端末用キャリングケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001061530A true JP2001061530A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17041098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23919299A Pending JP2001061530A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 携帯通信端末用キャリングケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001061530A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110226545A1 (en) * 2009-11-19 2011-09-22 Otter Products, Llc Acoustic isolation mechanism
WO2012124348A1 (ja) * 2011-03-17 2012-09-20 パナソニック株式会社 携帯端末装置
US9165550B2 (en) 2009-11-19 2015-10-20 Otter Products, Llc Acoustic isolation mechanism with membrane
US9173314B2 (en) 2007-06-06 2015-10-27 Otter Products, Llc Protective enclosure for an electronic device
US9380723B2 (en) 2010-10-12 2016-06-28 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing an electronic device
US9549598B2 (en) 2010-10-12 2017-01-24 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing an electronic device
US9577697B2 (en) 2015-05-27 2017-02-21 Otter Products, Llc Protective case with stylus access feature
US9660684B2 (en) 2011-06-13 2017-05-23 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing a mobile computing device
JP2017130876A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 京セラ株式会社 電子機器
US10005611B2 (en) 2012-06-01 2018-06-26 Treefrog Developments, Inc. Protective case for electronic device
US10159320B2 (en) 2016-09-07 2018-12-25 Otter Products, Llc Protective enclosure for encasing an electronic device
US10420406B2 (en) 2017-02-16 2019-09-24 Otter Products, Llc Protective cover for electronic device
US10827809B2 (en) 2018-04-05 2020-11-10 Otter Products, Llc Protective case for electronic device

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9173314B2 (en) 2007-06-06 2015-10-27 Otter Products, Llc Protective enclosure for an electronic device
US9888753B2 (en) 2007-06-06 2018-02-13 Otter Products, Llc Protective enclosure for a portable electronic device
US9609930B2 (en) 2007-06-06 2017-04-04 Otter Products, Llc Protective enclosure for an electronic device
US9498033B2 (en) 2007-06-06 2016-11-22 Otter Products, Llc Protective enclosure for an electronic device
US10165839B2 (en) 2007-06-06 2019-01-01 Otter Products, Llc Protective cover for a portable electronic device
US9433271B2 (en) 2009-11-19 2016-09-06 Otter Products, Llc Protective cover with an acoustic isolation mechanism
US8479875B2 (en) * 2009-11-19 2013-07-09 Otter Products, Llc Acoustic isolation mechanism
US9167063B2 (en) 2009-11-19 2015-10-20 Otter Products, Llc Acoustic isolation mechanism
US20110226545A1 (en) * 2009-11-19 2011-09-22 Otter Products, Llc Acoustic isolation mechanism
US9165550B2 (en) 2009-11-19 2015-10-20 Otter Products, Llc Acoustic isolation mechanism with membrane
US8714299B2 (en) * 2009-11-19 2014-05-06 Otter Products, Llc Acoustic isolation mechanism
US9380723B2 (en) 2010-10-12 2016-06-28 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing an electronic device
US9439314B2 (en) 2010-10-12 2016-09-06 Treefog Developments, Inc. Housing for encasing an electronic device
US9549598B2 (en) 2010-10-12 2017-01-24 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing an electronic device
US10716377B2 (en) 2010-10-12 2020-07-21 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing an object
US10299554B2 (en) 2010-10-12 2019-05-28 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing an electronic device
US9955762B2 (en) 2010-10-12 2018-05-01 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing an electronic device
JP2012195835A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Panasonic Corp 携帯端末装置
US9124348B2 (en) 2011-03-17 2015-09-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Mobile terminal having a microphone sound hole and speaker sound hole disposed on the same plane
WO2012124348A1 (ja) * 2011-03-17 2012-09-20 パナソニック株式会社 携帯端末装置
US9660684B2 (en) 2011-06-13 2017-05-23 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing a mobile computing device
US10090877B2 (en) 2011-06-13 2018-10-02 Treefrog Developments, Inc. Housing for encasing a mobile computing device
US10396843B2 (en) 2011-06-13 2019-08-27 Treefrog Developments, Inc. Protective encasement for a mobile computing device
US10005611B2 (en) 2012-06-01 2018-06-26 Treefrog Developments, Inc. Protective case for electronic device
US10294016B2 (en) 2012-06-01 2019-05-21 Treefrog Developments, Inc. Protective case for electronic device
US9577697B2 (en) 2015-05-27 2017-02-21 Otter Products, Llc Protective case with stylus access feature
JP2017130876A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 京セラ株式会社 電子機器
US10671129B2 (en) 2016-01-22 2020-06-02 Kyocera Corporation Electronic device
US10159320B2 (en) 2016-09-07 2018-12-25 Otter Products, Llc Protective enclosure for encasing an electronic device
US10178902B2 (en) 2016-09-07 2019-01-15 Otter Products, Llc Protective enclosure for encasing an electronic device
US10835006B2 (en) 2016-09-07 2020-11-17 Otter Products, Llc Protective enclosure for encasing an electronic device
US10420406B2 (en) 2017-02-16 2019-09-24 Otter Products, Llc Protective cover for electronic device
US10827809B2 (en) 2018-04-05 2020-11-10 Otter Products, Llc Protective case for electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001061530A (ja) 携帯通信端末用キャリングケース
US7400910B2 (en) Speaker sound enhancement for a mobile terminal
AU687439B2 (en) Telephone handset
EP1703764A2 (en) Mounting structure for an electroacoustic transducer
US5216711A (en) Telephone handset including directional microphone module
US20040081325A1 (en) Waterproof acoustic structure applicable in conjunction with speaker
CN110365827B (zh) 电子设备
US20050130716A1 (en) Apparatus and method for providing sound in a mobile communication terminal
US20240089358A1 (en) Electronic device
JP4304008B2 (ja) 携帯型無線端末機
JP2834039B2 (ja) 携帯無線電話
JP4112848B2 (ja) 携帯電話機におけるスピーカ部の取付構造
JPH10210121A (ja) 移動体通信装置
JP2000139537A (ja) キャリングケース
CN110995900B (zh) 电子设备
JPH1023121A (ja) 電話機
EP2375704B1 (en) Audio diaphragm mounting arrangements in radio telephone handsets
JP4108646B2 (ja) 携帯型電子機器における小型スピーカ実装構造及び該構造を備えた携帯型電子機器
JP2004180073A (ja) 携帯型電子機器のスピーカ取り付け構造
CN220292066U (zh) 保护壳及终端系统
EP0740878B1 (en) Telephone handset
JP2968747B2 (ja) 携帯型電話機におけるイヤーピース支持構造
JP2004266688A (ja) 携帯型通信端末機
JP3815985B2 (ja) 携帯電話機
JPH1117791A (ja) 携帯無線情報端末

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606