JP2001060955A - 通信制御方法及び通信制御システム - Google Patents

通信制御方法及び通信制御システム

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JP2001060955A
JP2001060955A JP11233851A JP23385199A JP2001060955A JP 2001060955 A JP2001060955 A JP 2001060955A JP 11233851 A JP11233851 A JP 11233851A JP 23385199 A JP23385199 A JP 23385199A JP 2001060955 A JP2001060955 A JP 2001060955A
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JP
Japan
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communication
base station
data
slave station
wireless
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JP11233851A
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English (en)
Inventor
Shunji Miura
俊二 三浦
Makoto Kamisuio
眞 上醉尾
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラヒックの偏向を防止することができる通
信制御方法及び通信制御システムを提供する。 【解決手段】 多重化された無線回線を介して基地局と
一以上の子局との間で行う無線データ通信における通信
制御システムにおいて、無線基地局100は、基地局と
子局との間の送受信データ量を子局毎に観測する送受信
蓄積データ量測定回路105と、観測した一の子局との
間の送受信データ量が通信上限値記憶装置108に記憶
されている所定値を超えた場合には一定期間該子局との
間の通信を許可しない制御を行う制御回路109を備え
た。これにより、特定の子局と基地局との間のトラヒッ
クが偏向して増大することがなく効率的に無線回線を使
用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ端末装置に
より作成されるディジタル信号を多重化された無線回線
を介して伝送する無線データ通信において、特に通信制
御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線データ通信につい
て、図12を参照して説明する。図12は従来の無線デ
ータ通信における無線基地局及び無線子局の概略構成図
である。
【0003】この無線データ通信では、無線基地局10
と無線子局30及び50との間で時分割多重された無線
回線を介してデータ通信を行う。無線基地局10は、第
1の有線基幹網20と接続している。無線基地局10
は、第1の有線基幹網20とのインタフェース部である
ネットワークインタフェース回路11と、無線信号の送
受信を行う送受信回路12と、アンテナを切り替えるア
ンテナ切替回路13と、送受信回路12及びアンテナ切
替回路13と接続して回線の制御を行う回線制御回路1
4と、一つ以上のアンテナ15とを有している。
【0004】一方、無線子局30及び50も、無線基地
局10と同様の構成を有している。すなわち、無線子局
30,50は、それぞれ第2の有線基幹網40,第3の
有線基幹網60と接続している。無線子局30,50
は、有線基幹網とのインタフェース部であるネットワー
クインタフェース回路31,51と、無線信号の送受信
を行う送受信回路32,52と、アンテナを切り替える
アンテナ切替回路33,53と、送受信回路32,52
及びアンテナ切替回路33,53と接続して回線の制御
を行う回線制御回路34,54と、一つ以上のアンテナ
35,55とを有している。
【0005】このような構成における無線基地局10側
から無線子局30側へのデータ通信について説明する。
無線基地局10側では、第1の有線基幹網20から伝送
されるデータ信号は、ネットワークインタフェース回路
11介して送受信回路12に入力される。送受信回路1
2の出力信号は、アンテナ切替回路13で選択されたア
ンテナ15から出力され、所望の無線子局30に伝送さ
れる。ここで、回線制御回路14は、送受信回路12か
らの制御信号に基づき、無線子局30へ伝送可能なアン
テナ15の識別と、送信時間(タイムスロット)の認識
を行ってアンテナ切替回路13及び送受信回路12をそ
れぞれ制御する。
【0006】一方、無線子局30側では、無線基地局1
0から伝送された無線データ信号は、無線子局30のア
ンテナ35で受信され、アンテナ切替回路33を経由し
て送受信回路32に入力される。送受信回路32から出
力されるデータ信号はネットワークインタフェース回路
31を介して第2の有線基幹網40に伝送される。ここ
で、回線制御回路34は、送受信回路32からの制御信
号に基づき、無線基地局10からの受信可能なアンテナ
35の識別と、受信時間(タイムスロット)の認識を行
ってアンテナ切替回路33及び送受信回路32をそれぞ
れ制御する。
【0007】次いで、無線子局30側から無線基地局1
0側へのデータ通信について説明する。第2の有線基幹
網40から伝送されるデータ信号は、ネットワークイン
タフェース回路31を介して送受信回路32に入力され
る。送受信回路32の出力信号は、アンテナ切替回路1
3で選択されたアンテナ15から出力され、無線基地局
10へ伝送される。ここで、回線制御回路34は、送受
信回路32からの制御信号に基づき、無線基地局10へ
伝送可能なアンテナ35の識別と、送受信時間(タイム
スロット)の認識を行ってアンテナ切替回路33及び送
受信回路32をそれぞれ制御する。
【0008】一方、無線基地局10では、無線子局30
から伝送された無線データ信号は、無線基地局10のア
ンテナ15で受信され、アンテナ切替回路13を経由し
て送受信回路12に入力される。送受信回路12から出
力されるデータ信号はネットワークインタフェース回路
11を介して第1の有線基幹網20に伝送される。ここ
で、回線制御回路14は、送受信回路12からの制御信
号に基づき、無線子局30から信号を受信可能なアンテ
ナ15の識別と、受信時間(タイムスロット)の認識を
行ってアンテナ切替回路13及び送受信回路12をそれ
ぞれ制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の無線
データ通信では、無線基地局10は、データ通信の開始
に先立って入力される送受信許可の要求信号に対して、
何ら通信の制限を与えなていない。このため、送受信許
可信号を頻繁に送信する無線子局にトラヒックが偏向す
るという問題があった。また送受信許可信号の要求を頻
繁に発生する無線子局数が増大するにつれて、信号の衝
突が生じて無線信号フレームの時間使用率が低下すると
いう問題もあった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、トラヒックの偏向を
防止することができる通信制御方法及び通信制御システ
ムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、多重化された無線回線を介して基地
局と一以上の子局との間でデータ通信を行う無線データ
通信システムにおいて、基地局は、基地局と子局との間
の送受信データ量を子局毎に観測し、観測した一の子局
との間の送受信データ量が所定値を超えた場合には一定
期間該子局との間の通信を許可しない制御を行うことを
特徴とする通信制御方法を提案する。
【0012】本発明によれば、一の子局と基地局との間
の送受信データ量が所定値を超えると、当該子局と基地
局との間の通信が一定期間許可されないので、特定の子
局と基地局との間のトラヒックが偏向して増大すること
がなく効率的に無線回線を使用することができる。
【0013】また、請求項2では、請求項1記載の通信
制御方法において、前記基地局は、観測した一の子局と
の送受信データ量が所定値を超えた場合であっても無線
回線に空き回線があれば該子局との間の通信を許可する
ことを特徴とするものを提案する。
【0014】本発明によれば、一の子局との送受信デー
タ量が所定値を超えた場合であっても無線回線に空き回
線があれば該子局との間の通信を許可するので、更に効
率的に無線回線を使用することができる。
【0015】本発明の好適な態様の一例として、請求項
3では、請求項1又は2何れか1項記載の通信制御方法
において、前記送受信データ量の観測は、データを構成
するパケット数に基づき行うことを特徴とするものを提
案する。また、請求項4では、請求項1又は2何れか1
項記載の通信制御方法において、前記送受信データ量の
観測は、データを構成するパケット数及びパケット長に
基づき行うことを特徴とするものを提案する。
【0016】さらに、請求項5〜請求項8では、前記請
求項1〜4記載の通信制御方法を確実に実施することが
できる通信制御システムを提供する。
【0017】すなわち、請求項5では、多重化された無
線回線を介して基地局と一以上の子局との間で行う無線
データ通信における通信制御システムにおいて、基地局
は、基地局と子局との間の送受信データ量を子局毎に観
測する送受信データ量観測手段と、観測した一の子局と
の間の送受信データ量が所定値を超えた場合には一定期
間該子局との間の通信を許可しない制御を行う制御手段
を有することを特徴とするものを提案する。
【0018】また、請求項6では、請求項5記載の通信
制御システムにおいて、前記制御手段は、観測した一の
子局との間の送受信データ量が所定値を超えた場合であ
っても無線回線に空き回線があれば該子局との間の通信
を許可する制御を行うことを特徴とするものを提案す
る。
【0019】さらに、請求項7では、請求項5又は6何
れか1項記載の通信制御システムにおいて、前記送受信
データ量観測手段は、データを構成するパケット数に基
づき基地局と子局との間の送受信データ量を観測するこ
とを特徴とするものを提案する。
【0020】さらに、請求項8では、前記送受信データ
量観測手段は、データを構成するパケット数及びパケッ
ト長に基づき基地局と子局との間の送受信データ量を観
測することを特徴とするものを提案する。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態に係る無線データ通信システムついて図
面を参照して説明する。図1は第1の実施の形態に係る
無線データ通信システムにおける無線基地局の構成図、
図2は送受信蓄積データ量記憶装置のテーブル構造の一
例を説明する図である。
【0022】この無線データ通信システムでは、無線基
地局100と一以上の無線子局300との間において多
重化された無線回線を介してデータ通信を行う。ここ
で、無線基地局100と無線子局との間の無線回線は時
分割多重,符号化多重,周波数多重などの手段により多
重化されている。本実施の形態では時分割多重により回
線の多重化を行っている。なお、無線子局の構成につい
ては前述した従来のものと同様なのでここでは説明を省
略する。
【0023】無線基地局100は、図1に示すように、
端末201を収容する有線基幹網200と接続してい
る。無線基地局100は、有線基幹網200とのインタ
フェース部であるネットワークインタフェース回路10
1と、無線信号の送受信を行う送受信回路102と、ア
ンテナを切り替えるアンテナ切替回路103と、一つ以
上のアンテナ104と、送受信データの蓄積量を測定す
る送受信蓄積データ量測定回路105と、送受信蓄積デ
ータ量測定回路105からの測定結果を無線子局のアド
レス毎に記憶する送受信蓄積データ量記憶装置106
と、現在時刻を計時する時計107と、送受信蓄積デー
タ量の上限値及び通信停止期間を無線子局のアドレス毎
に記憶する通信上限値記憶装置108と、送受信回路1
02等を制御する回線制御回路109と、比較回路11
0とを有している。
【0024】前記送受信蓄積データ量記憶装置106
は、図2に例示するように、無線子局のアドレス毎に送
受信蓄積データ量及び前記時計107の示す時間をタイ
ムスタンプとして記憶するテーブルを有するものであ
る。前記送受信蓄積データ量としては、送受信データの
個数を記憶するものであり、具体的には送受信データを
構成するパケット数を記憶する。
【0025】前記通信上限値記憶装置108が記憶する
送受信蓄積データ量の上限値は、無線基地局100が無
線子局との送受信の許可を判定する基準値である。ま
た、前記通信上限値記憶装置108が記憶する通信停止
期間は、送受信蓄積データ量が前記上限値を超えた場合
に、当該無線子局との間の通信を停止する期間を定めた
ものである。
【0026】次に、無線子局300側の有線基幹網40
0に収容されている端末(「無線子局側端末」という)
401から、無線基地局100側の有線基幹網200に
収容されている端末(「無線基地局側端末」という)2
01への通信フローについて図3を参照して説明する。
図3は第1の実施の形態における無線子局側から無線基
地局側への通信フロー図である。
【0027】無線子局側端末401で通信が発生する
と、データ信号が無線子局300に伝送される(ステッ
プS101)。無線子局300は、伝送されたデータ信
号を無線基地局100に伝送するための要求信号を無線
基地局100に送信する(ステップS102)。
【0028】無線基地局100は、無線子局300から
の要求信号を受けると、無線子局300からのデータ信
号の送信可否を後述する判断フローに基づき判断する
(ステップS103)。無線基地局100は、この判断
フローにより無線子局300からのデータ信号を許可し
ないと判定した場合には、当該データ通信は不成立とし
て処理を終了する(ステップS104)。無線基地局1
00は、判断フローにより無線子局300からのデータ
信号を許可すると判定した場合には、無線子局300に
対して許可信号を送信する(ステップS105)。許可
信号を受信した無線子局300は、データ信号を無線基
地局100に対して送信する(ステップS106)。
【0029】データ信号を受信した無線基地局100
は、データ信号を正しく受信したことを無線子局300
に知らせる受信確認信号を送信するとともに(ステップ
S107)、後述するデータ信号の積算処理を行い(ス
テップS108)、更に無線基地局側端末201にデー
タ信号を伝送する(ステップS109)。無線基地局側
端末201がデータを受信すると、通信は成立し終了す
る。
【0030】次に、無線基地局側端末201から無線子
局側端末401への通信フローについて図4を参照して
説明する。図4は第1の実施の形態における無線基地局
側から無線子局側への通信フロー図である。
【0031】無線基地局100に有線基幹網200を介
して接続している端末201において通信が発生する
と、データ信号が無線基地局100に伝送される(ステ
ップS201)。
【0032】無線基地局100は、無線基地局側端末2
01からデータ信号が伝送されると無線子局300へデ
ータ信号送信を許可するかを後述する判断フローに基づ
いて判断する(ステップS202)。無線基地局100
は、この判断フローにより無線子局300への通信を許
可しないと判定した場合には、当該データ通信は不成立
として処理を終了する(ステップS203)。無線基地
局100は、判断フローにより無線子局300への通信
を許可すると判定した場合には、無線子局300に対し
て許可信号を送信し(ステップS204)、その後に無
線子局300に対してデータ信号を送信する(ステップ
S205)。
【0033】データ信号を受信した無線子局300は、
データ信号を正しく受信したことを無線基地局100に
知らせる受信確認信号を送信する(ステップS20
6)。無線基地局100は、受信確認信号を受信すると
後述するデータ信号の積算処理を行う(ステップS20
7)。無線子局300側では自局側端末401にデータ
信号を伝送し(ステップS208)、無線子局300側
の端末401がデータ信号を受信することで通信は成立
し終了する。
【0034】次に、前記ステップS103及びS202
における無線基地局100と無線子局300との通信の
可否判定について図5を参照して説明する。図5は第1
の実施の形態における通信可否判断のフローチャートで
ある。
【0035】無線基地局100は、通信の要求信号を送
信した無線子局又は通信の宛先となる無線子局のアドレ
スに対して、送受信蓄積データ量記憶装置106のテー
ブルから送受信蓄積データ量を取得する(ステップS3
01)。次いで、この送受信蓄積データ量が0であるか
どうかを判定する(ステップS302)。この判定の結
果、送受信蓄積データ量が0でない場合は通信許可の判
定を行う(ステップS305)。一方、送受信蓄積デー
タ量が0である場合は、当該テーブルに記憶されている
タイムスタンプと、時計107が計時している現時間と
の時間差を求める(ステップS303)。次いで、この
時間差と通信上限値記憶装置108に記述されている通
信停止時間とを比較する(ステップS304)。前記時
間差が通信上限値記憶装置108に記述されている通信
停止時間より長ければ通信を許可する判定を行い(ステ
ップS305)、通信停止時間内ならば、当該無線子局
と無線基地局との間のデータ送受信量が偏向しないよう
に、通信を許可しない判定を行う(ステップS30
6)。
【0036】次に、前記ステップS108及びS207
におけるデータ信号の積算処理について図6を参照して
説明する。図6は第1の実施の形態におけるデータ信号
の積算処理のフローチャートである。
【0037】無線基地局100の送受信回路102がデ
ータ信号を受信すると(ステップS401)、当該デー
タ信号がアンテナ側から伝送されたか否かを判定する
(ステップS402)。送受信回路102が受信したデ
ータ信号がアンテナ側から伝送されたものでない場合
は、無線基地局100側の有線基幹網200から受信し
たデータ信号であるので、宛先アドレスからデータ信号
の送信先である無線子局300のアドレスを読みとり
(ステップS403)、送受信蓄積データ量記憶装置1
06のテーブルにおける該当アドレスに記憶されている
送受信蓄積データ量に1を加算する(ステップS40
4)。加算した送受信蓄積データ量の値が通信上限値記
憶装置108に設定されている上限値を超えた場合は、
該当テーブルに時計107が計時している現在時刻をス
タンプするとともに、送受信蓄積データ量を0とし終了
する(ステップS405〜S407)。上限値を超えな
い場合は何もせず処理は終了する(ステップS40
5)。
【0038】一方、送受信回路102が受信したデータ
信号がアンテナ側から伝送されたものである場合は、無
線子局300側からの受信データ信号であるので、デー
タ信号の送信元である無線子局300のアドレスを読み
とり(ステップS408)、送受信蓄積データ量記憶装
置106のテーブルにおける該当アドレスに記憶されて
いる送受信蓄積データ量に1を加算する(ステップS4
09)。加算したテーブルの値が通信上限値記憶装置1
08に設定されている上限値を超えた場合は、該当テー
ブルに時計107が計時している現在時刻をスタンプす
るとともに、送受信蓄積データ量を0とし終了する(ス
テップS410〜S412)。上限値を超えない場合は
何もせず処理は終了する(ステップS410)。
【0039】このような無線データ通信システムによれ
ば、一の無線子局300と無線基地局100との間の送
受信データ量が通信上限値記憶装置108に記憶されて
いる所定の上限値を超えると、当該無線子局300と無
線基地局100との間の通信が通信上限値記憶装置10
8に記憶されている所定の通信停止期間許可されず、通
信が不成立となる。
【0040】一方、一の無線子局300と無線基地局1
00との間の送受信データ量が通信上限値記憶装置10
8に記憶されている所定の上限値を超えていない場合、
及び、上限値を超えても所定の通信停止期間が経過した
場合には、当該通信は許可され成立する。
【0041】したがって、特定の無線子局と無線基地局
との間のトラヒックが偏向して増大することがなく、効
率的に無線回線を使用することができる。
【0042】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係る無線データ通信システムついて図面を参照
して説明する。図7は第2の実施の形態に係る無線デー
タ通信システムにおける無線基地局の構成図である。
【0043】この無線データ通信システムでは、第1の
実施の形態と同様に、無線基地局500と一以上の無線
子局700との間において多重化された無線回線を介し
てデータ通信を行う。ここで、無線基地局500と無線
子局との間の無線回線は時分割多重,符号化多重,周波
数多重などの手段により多重化されている。本実施の形
態では時分割多重により回線の多重化を行っている。な
お、無線子局の構成については前述した従来のものと同
様なのでここでは説明を省略する。
【0044】無線基地局500は、図7に示すように、
端末601を収容する有線基幹網600と接続してい
る。無線基地局500は、有線基幹網600とのインタ
フェース部であるネットワークインタフェース回路50
1と、無線信号の送受信を行う送受信回路502と、入
出力アンテナを切り替えるアンテナ切替回路503と、
一つ以上のアンテナ504と、送受信データの蓄積量を
測定する送受信蓄積データ量測定回路505と、送受信
蓄積データ量測定回路505からの測定結果を無線子局
のアドレス毎に記憶する送受信蓄積データ量記憶装置5
06と、現在時刻を計時する時計507と、送受信蓄積
データ量の上限値及び通信停止期間を無線子局のアドレ
ス毎に記憶する通信上限値記憶装置508と、送受信回
路502等を制御する回線制御回路509と、比較回路
510と、受信した通信要求を複数個リザーブする通信
要求記憶装置511とを有している。
【0045】前記送受信蓄積データ量記憶装置506
は、第1の実施の形態と同様の構成を有している。すな
わち、図2に例示するように、無線子局のアドレス毎に
送受信蓄積データ量及び前記時計507の示す時間をタ
イムスタンプとして記憶するテーブルを有するものであ
る。前記送受信蓄積データ量としては、送受信データの
個数を記憶するものであり、具体的には送受信データを
構成するパケット数を記憶する。
【0046】前記通信上限値記憶装置508が記憶する
送受信蓄積データ量の上限値は、無線基地局500が無
線子局との送受信の許可を判定する基準値である。ま
た、前記通信上限値記憶装置508が記憶する通信停止
期間は、送受信蓄積データ量が前記上限値を超えた場合
に、当該無線子局との間の通信を停止する期間を定めた
ものである。
【0047】前記通信要求記憶装置511は、無線基地
局500に接続する有線基幹網600側からの通信要求
信号があった場合、及び、無線子局側から通信要求信号
があった場合に、この通信要求を複数リザーブする装置
である。すなわち、通信要求記憶装置511に通信要求
がある場合には、多重化された全ての回線が使用中であ
り空き回線がないことを意味する。また、通信要求に対
して通信が成立した場合には、通信要求記憶装置511
から当該通信要求は削除される。
【0048】次に、無線子局側端末801から、無線基
地局側端末601への通信フローについて図8を参照し
て説明する。図8は第2の実施の形態における無線子局
側から無線基地局側への通信フロー図である。
【0049】無線子局側端末801で通信が発生する
と、データ信号が無線子局700に伝送される(ステッ
プS501)。無線子局700は、伝送されたデータ信
号を無線基地局500に伝送するための要求信号を無線
基地局500に送信する(ステップS502)。
【0050】無線基地局500は、無線子局700から
の要求信号を受けると、無線子局700からのデータ信
号の送信可否を後述する判断フローに基づき判断する
(ステップS503)。無線基地局500は、この判断
フローにより無線子局700からのデータ信号を許可し
ないと判定した場合には、当該データ通信は不成立とし
て処理を終了する(ステップS504)。無線基地局5
00は、判断フローにより無線子局700からのデータ
信号を許可すると判定した場合には、無線子局700に
対して許可信号を送信する(ステップS505)。許可
信号を受信した無線子局700は、データ信号を無線基
地局500に対して送信する(ステップS506)。
【0051】データ信号を受信した無線基地局500
は、データ信号を正しく受信したことを無線子局700
に知らせる受信確認信号を送信するとともに(ステップ
S507)、後述するデータ信号の積算処理を行い(ス
テップS508)、更に無線基地局側端末601にデー
タ信号を伝える(ステップS509)。無線基地局側端
末601がデータを受信すると、通信は成立し終了す
る。
【0052】次に、無線基地局側端末601から無線子
局側端末801への通信フローについて図9を参照して
説明する。図9は第2の実施の形態における無線基地局
側から無線子局側への通信フロー図である。
【0053】無線基地局500に有線基幹網600を介
して接続している端末601において通信が発生する
と、データ信号が無線基地局500に伝送される(ステ
ップS601)。
【0054】無線基地局500は、無線基地局側端末6
01からデータ信号が伝送されると無線子局700へデ
ータ信号送信を許可するかを後述する判断フローに基づ
いて判断する(ステップS602)。無線基地局500
は、この判断フローにより無線子局700への通信を許
可しないと判定した場合には、当該データ通信は不成立
とし、処理を終了する(ステップS603)。無線基地
局500は、判断フローにより無線子局700への通信
を許可すると判定した場合には、無線子局700に対し
て許可信号を送信し(ステップS604)、その後に無
線子局700に対してデータ信号を送信する(ステップ
S605)。
【0055】データ信号を受信した無線子局700は、
データ信号を正しく受信したことを無線基地局500に
知らせる受信確認信号を送信する(ステップS60
6)。無線基地局500は、受信確認信号を受信すると
後述するデータ信号の積算処理を行う(ステップS60
7)。無線子局700側では自局側端末801にデータ
信号を伝送し(ステップS608)、無線子局700側
の端末801がデータ信号を受信することで通信は成立
し終了する。
【0056】次に、前記ステップS503及びS602
における無線基地局と無線子局との通信の可否判定につ
いて図10を参照して説明する。図10は第2の実施の
形態における通信可否判断のフローチャートである。
【0057】無線基地局500は、通信の要求信号を送
信した無線子局又は通信の宛先となる無線子局のアドレ
スに対して、送受信蓄積データ量記憶装置506のテー
ブルから送受信蓄積データ量を取得する(ステップS7
01)。次いで、この送受信蓄積データ量が0であるか
どうかを判定する(ステップS702)。この判定の結
果、送受信蓄積データ量が0でない場合は通信許可の判
定を行う(ステップS706)。一方、送受信蓄積デー
タ量が0である場合は、当該テーブルに記憶されている
タイムスタンプと、時計507が計時している現時間と
の時間差を求める(ステップS703)。次いで、この
時間差と通信上限値記憶装置508に記述されている通
信停止時間とを比較する(ステップS704)。前記時
間差が通信上限値記憶装置508に記述されている通信
停止時間より長ければ通信を許可する判定を行う(ステ
ップS706)。前記時間差が通信停止時間内であれ
ば、次に、通信要求記憶装置511を参照して他の通信
要求があるかどうかを判定する(ステップS705)。
この判定の結果、他の通信要求がない場合は通信許可の
判定を行い(ステップS706)、他の通信要求がある
場合は、当該無線子局と無線基地局との間のデータ送受
信量が偏向しないように、通信を許可しない判定を行う
(ステップS707)。
【0058】次に、前記ステップS508及びS607
におけるデータ信号の積算処理について図11を参照し
て説明する。図11は第2の実施の形態におけるデータ
信号の積算処理のフローチャートである。
【0059】無線基地局500の送受信回路502がデ
ータ信号を受信すると(ステップS801)、当該デー
タ信号がアンテナ側から伝送されたか否かを判定する
(ステップS802)。送受信回路502が受信したデ
ータ信号がアンテナ側から伝送されたものでない場合
は、宛先アドレスからデータ信号の送信先である無線子
局700のアドレスを読みとる(ステップS803)。
次に、送受信蓄積データ量記憶装置506のテーブルに
おける当該アドレスの送受信蓄積データ量が0であるか
を判定する(ステップS804)。この判定の結果、送
受信蓄積データ量が0である場合は、前記テーブルにお
けるタイムスタンプと、時計507が計時している現時
間との時間差を求める(ステップS805)。次いで、
この時間差と通信上限値記憶装置508に記述されてい
る通信停止時間とを比較判定し、前記時間差が通信停止
時間内である場合には何もせずに処理を終了する(ステ
ップS806)。前記ステップS804の判定において
送受信蓄積データ量が0でない場合、及び、前記ステッ
プS806の判定において時間差が通信停止時間より長
い場合には、送受信蓄積データ量記憶装置506に記憶
されているデータ信号個数に1を加える(ステップS8
07)。加算した送受信蓄積データ量が通信上限値記憶
装置508に設定されている上限値を超えた場合は、該
当テーブルに時計507が計時している現在時刻をスタ
ンプするとともに、送受信蓄積データ量を0とし終了す
る(ステップS808〜S810)。上限値を超えない
場合は何もせず処理は終了する(ステップS808)。
【0060】一方、送受信回路502が受信したデータ
信号がアンテナ側から伝送されたものである場合は、無
線子局700側から受信データ信号であるので、送り元
アドレスからデータ信号の送信元である無線子局700
のアドレスを読みとる(ステップS811)。次に、送
受信蓄積データ量記憶装置506のテーブルにおける当
該アドレスの送受信蓄積データ量が0であるかを判定す
る(ステップS812)。この判定の結果、送受信蓄積
データ量が0である場合は、前記テーブルにおけるタイ
ムスタンプと、時計507が計時している現時間との時
間差を求める(ステップS813)。次いで、この時間
差と通信上限値記憶装置508に記述されている通信停
止時間とを比較判定し、前記時間差が通信停止時間内で
ある場合には何もせずに処理を終了する(ステップS8
14)。前記ステップS812の判定において送受信蓄
積データ量が0でない場合、及び、前記ステップS81
4の判定において時間差が通信停止時間より長い場合に
は、送受信蓄積データ量記憶装置506に記憶されてい
るデータ信号個数に1を加える(ステップS815)。
加算した送受信蓄積データ量が通信上限値記憶装置50
8に設定されている上限値を超えた場合は、該当テーブ
ルに時計507が計時している現在時刻をスタンプする
とともに、送受信蓄積データ量を0とし終了する(ステ
ップS816〜S818)。上限値を超えない場合は何
もせず処理は終了する(ステップS816)。
【0061】このような無線データ通信システムによれ
ば、一の無線子局700と無線基地局500との間の送
受信データ量が通信上限値記憶装置508に記憶されて
いる所定の上限値を超えると、通信要求記憶装置511
に他の通信要求がある場合には、当該無線子局700と
無線基地局500との間の通信が通信上限値記憶装置5
08に記憶されている所定の通信停止期間許可されず、
通信が不成立となる。
【0062】一方、一の無線子局700と無線基地局5
00との間の送受信データ量が通信上限値記憶装置50
8に記憶されている所定の上限値を超えていない場合、
並びに、上限値を超えても、他の通信要求がない場合及
び所定の通信停止期間が経過した場合には、当該通信は
許可され成立する。
【0063】したがって、特定の無線子局と無線基地局
との間のトラヒックが偏向して増大することがなく、効
率的に無線回線を使用することができる。特に、第1の
実施の形態と比較して、送受信データ量が所定の上限値
を超え、且つ、所定の通信停止期間が経過していない場
合であっても、無線回線に空き回線がある場合には通信
が許可されるので、更に効率的に無線回線を使用するこ
とができる。
【0064】なお、第1及び第2の実施の形態では、送
受信データ量の測定は、当該データを構成するパケット
数をカウントすることにより行っていたが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、データを構成す
るパケット数のみならず、パケット長の双方をカウント
してもよい。この場合には、更に正確な送受信データ量
の測定が可能となる。
【0065】また、第1及び第2の実施の形態では、送
受信データ量の測定は、一の無線子局に対して、無線基
地局から無線子局方向へのデータと、無線子局から無線
基地局方向へのデータの双方を区別せずに、両方向の送
受信データ全体の量を測定したが、本発明はこれに限定
されるものではない。すなわち、無線基地局から無線子
局方向へのデータと、無線子局から無線基地局方向への
データとを区別し、それぞれデータ量を測定するように
してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び5の
発明によれば、一の子局と基地局との間の送受信データ
量が所定値を超えると、当該子局と基地局との間の通信
が一定期間許可されないので、特定の子局と基地局との
間のトラヒックが偏向して増大することがなく効率的に
無線回線を使用することができる。
【0067】また、請求項2及び6の発明によれば、一
の子局との送受信データ量が所定値を超えた場合であっ
ても無線回線に空き回線があれば該子局との間の通信を
許可するので、更に効率的に無線回線を使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る無線データ通信システ
ムにおける無線基地局の構成図
【図2】送受信蓄積データ量記憶装置のテーブル構造の
一例を説明する図
【図3】第1の実施の形態における無線子局側から無線
基地局側への通信フロー図
【図4】第1の実施の形態における無線基地局側から無
線子局側への通信フロー図
【図5】第1の実施の形態における通信可否判断のフロ
ーチャート
【図6】第1の実施の形態におけるデータ信号の積算処
理のフローチャート
【図7】第2の実施の形態に係る無線データ通信システ
ムにおける無線基地局の構成図
【図8】第2の実施の形態における無線子局側から無線
基地局側への通信フロー図
【図9】第2の実施の形態における無線基地局側から無
線子局側への通信フロー図
【図10】第2の実施の形態における通信可否判断のフ
ローチャート
【図11】第2の実施の形態におけるデータ信号の積算
処理のフローチャート
【図12】従来の無線データ通信における無線基地局及
び無線子局の概略構成図
【符号の説明】
100,500…無線基地局、101,501…ネット
ワークインタフェース回路、102,502…送受信回
路、103,503…アンテナ切替回路、104,50
4…アンテナ、105,505…送受信蓄積データ量測
定回路、106,506…送受信蓄積データ量記憶装
置、107,507…時計、108,508…通信上限
値記憶装置、109,509…回線制御回路、110,
510…比較回路、511…通信要求記憶装置、20
0,400,600,800…有線基幹網、201,6
01…無線基地局側端末、401,801…無線子局側
端末、300,700…無線子局
フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA03 CB01 CB06 DA01 DA06 DB12 DB18 DB20 EA06 EA07 5K067 AA12 BB21 CC01 DD27 DD51 EE02 EE10 EE22 HH01 HH22 HH23 LL01 LL05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化された無線回線を介して基地局と
    一以上の子局との間でデータ通信を行う無線データ通信
    システムにおいて、 基地局は、基地局と子局との間の送受信データ量を子局
    毎に観測し、観測した一の子局との間の送受信データ量
    が所定値を超えた場合には一定期間該子局との間の通信
    を許可しない制御を行うことを特徴とする通信制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記基地局は、観測した一の子局との送
    受信データ量が所定値を超えた場合であっても無線回線
    に空き回線があれば該子局との間の通信を許可すること
    を特徴とする請求項1記載の通信制御方法。
  3. 【請求項3】 前記送受信データ量の観測は、データを
    構成するパケット数に基づき行うことを特徴とする請求
    項1又は2何れか1項記載の通信制御方法。
  4. 【請求項4】 前記送受信データ量の観測は、データを
    構成するパケット数及びパケット長に基づき行うことを
    特徴とする請求項1又は2何れか1項記載の通信制御方
    法。
  5. 【請求項5】 多重化された無線回線を介して基地局と
    一以上の子局との間で行う無線データ通信における通信
    制御システムにおいて、 基地局は、基地局と子局との間の送受信データ量を子局
    毎に観測する送受信データ量観測手段と、観測した一の
    子局との間の送受信データ量が所定値を超えた場合には
    一定期間該子局との間の通信を許可しない制御を行う制
    御手段を有することを特徴とする通信制御システム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、観測した一の子局との
    間の送受信データ量が所定値を超えた場合であっても無
    線回線に空き回線があれば該子局との間の通信を許可す
    る制御を行うことを特徴とする請求項5記載の通信制御
    システム。
  7. 【請求項7】 前記送受信データ量観測手段は、データ
    を構成するパケット数に基づき基地局と子局との間の送
    受信データ量を観測することを特徴とする請求項5又は
    6何れか1項記載の通信制御システム。
  8. 【請求項8】 前記送受信データ量観測手段は、データ
    を構成するパケット数及びパケット長に基づき基地局と
    子局との間の送受信データ量を観測することを特徴とす
    る請求項5又は6何れか1項記載の通信制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001063853A1 (en) * 2000-02-22 2001-08-30 Nokia Networks Oy Method of checking amount of transmitted data
WO2010050612A1 (en) 2008-10-30 2010-05-06 Nec Corporation Communication method with user equipment and h(e) nb for minimizing access network extension impact

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