JP2001060016A - カプセルトナー及び該カプセルトナーを使用する画像形成装置 - Google Patents

カプセルトナー及び該カプセルトナーを使用する画像形成装置

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JP2001060016A
JP2001060016A JP11235483A JP23548399A JP2001060016A JP 2001060016 A JP2001060016 A JP 2001060016A JP 11235483 A JP11235483 A JP 11235483A JP 23548399 A JP23548399 A JP 23548399A JP 2001060016 A JP2001060016 A JP 2001060016A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用の複写再生用用紙を用いることなく、安
全、安価、容易に複写済み用紙の再利用を可能とするト
ナー、及び複写済み用紙の再利用を可能とする画像形成
装置の定着装置。 【構成】 電子写真プロセスで用いるカプセルトナー
は、現像剤と剥離剤とが透明ないし半透明の表面被覆樹
脂層に内包される。定着装置2は、定着ローラ3と熱源
12を有する加圧ローラ4とからなる。表面側の未定着
トナー13と裏面側に既に存在する定着済みトナー14
を有する転写材11が定着装置2に送り込まれると、未
定着トナー13は加圧ローラ4により加熱され定着され
る。定着済みトナー14は、カプセルトナー14の表面
被覆樹脂層が溶けて流出した剥離材によって剥離され、
剥離トナー19となって加圧ローラ4に吸着されて回収
され、転写材11上には透明樹脂30のみが残留する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カプセルトナー及
び該カプセルトナーを使用する画像形成装置に関し、さ
らに詳しくは、熱可撓性インキ(トナー)よりなる画像
を形成している転写材料(使用済複写用紙)を再利用す
る際に、転写材料から既に存在する熱可撓性インキ(ト
ナー)を除去することが容易なカプセルトナー及びこの
カプセルトナーを転写材に転写し、また既に存在する不
必要なトナーを剥離するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及や
著しいOA化により、プリンター用紙や複写用紙が大量
に使用されているため森林の伐採量も増加し続け、地球
環境の悪化問題まで引き起こすようになってしまった。
従来、この問題に対しては、一度使用した用紙上のイン
キ等をとり、潰して、すいて、古紙といわれる紙に再生
する方法しかなかった。しかし最近、一度使用した紙の
上の文字画像を除去し、複写あるいはプリンティングに
再利用する方法が試みられてきている。例えば、このよ
うな方法として、以下のような技術が知られている。
【0003】まず、特開平4−64472号公報や特開
平4−67043号公報に記載のものでは、未使用の複
写紙の表面にシリコンシール剤などの離型剤を塗布、乾
燥させ、複写再生用用紙を作製した後に該離型剤塗布面
上に画像形成複写を行う。複写再生用用紙上の画像形成
体を除去するには、この複写再生用用紙上の前記画像形
成体を熱溶融性樹脂(画像形成成分のトナー樹脂)と接
着させて画像を除去し、複写再生用用紙を作成してい
る。
【0004】次に特開平1−101576号公報や特開
平1−101577号公報に記載のものでは、画像形成
支持体上の画像形成トナー樹脂を溶解させる有機溶剤
に、画像を形成した画像形成支持体を浸漬し、超音波処
理することにより画像形成した画像形成支持体から画像
の除去を行っている。
【0005】そして、特開平1−297294号公報に
記載のものでは、画像形成支持体として、プラスチッ
ク、金属、液浸透性の悪い紙あるいはセラミック等で形
成されたものを使用し、該支持体上に形成された画像を
熱溶融性剥離体を介在させて加熱した後に、画像を支持
体から剥ぎ取ることによる、一度使用した紙の再利用法
が考えられている。
【0006】また、特開平7−175254号公報に記
載の画像保持支持体の再生方法について、図6に基づい
て説明すると、転写済みトナー14が転写されている
(A)の状態の転写材11を、(B)のような剥離液2
7が満たされた剥離液容器28内に浸して、転写済みト
ナー14に剥離液27を染み込ませた後、(C)のよう
に別途設けた剥離専用機の加圧ローラ4と剥離ローラ2
3の間を通し、圧接すると同時に加熱して、転写済みト
ナー14がローラ剥離ローラ23に転写された剥離トナ
ー19を、ブレード25により掻きとり、容器24内に
剥離トナー19が剥離され、最後に(D)のように剥離
液が染み込んだ転写剤11を熱ローラ26により乾燥さ
せることにより、画像のない複写紙を再生している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】まず、特開平4−64
472号公報や特開平4−67043号公報に記載の方
法によると、以下の問題点が発生する。 離型剤上の画像であるため、当然定着性が悪くなる。 画像形成成分のトナー樹脂と接着させ、加熱状態で機
械的に画像を剥ぎ取ることにより、紙繊維の目の中に浸
透している画像成分のトナー樹脂は、完全に除去するこ
とは不可能であり、再生用紙の品質がよくない。 資源再利用という観点からは、両面コピー、即ち一枚
の複写用紙の表・裏両面コピーが重要であり、今後主流
となるものと考えられる。このような状況下では、片面
に離型剤を塗布する方法は非常に効率が悪くなる。 たとえ、両面に離型剤を塗布、乾燥したとしても、シ
リコーンシール剤では複写紙内に浸透し、結果的に半透
明な複写紙となるであろう。したがって、両面コピー
は、不可能(見づらい)となる。 イレーザブルペーパーと普通紙とを区別して複写しな
ければならず非能率的である。イレーザブルペーパーと
普通紙とを混合し、実情に合った状態では複写すること
は困難である。
【0008】次に、特開平1−101576号公報や特
開平1−101577号公報に記載の方法では、有機溶
剤に画像形成材料を溶解し除去するために、有機溶剤を
大量に必要とし、処理装置も大型になり、溶剤の再生処
理、可燃性、毒性及び公害等の問題があり、一般のオフ
ィス、家庭などでの使用には難点がある。
【0009】そして、特開平1−297294号公報に
記載の方法では、表面に離型処理を施した特別な用紙
(イレーザブルペーパー)を用いなければならず、現在
大量に使用されている一般的な複写用紙、プリンティン
グ紙等に適用できない難点がある。
【0010】また、特開平7−175254号公報に記
載の方法は、トナーが画像の剥離を行う前段階の処理と
して、一旦、複写画像紙を剥離液(界面活性剤の水溶
液)に浸漬した後に、本格的な剥離作業に移行しなけれ
ばならず、効率的ではない。また、画像形成を行う電子
写真複写機等の装置とは別に、専らトナー画像の剥離作
業のみを行う剥離処理装置を設ける必要がある。
【0011】前記の剥離処理装置を電子写真複写機等に
組込むとしても、複写装置全体の大型化は避けられず、
また剥離液の劣化・廃棄処理等の問題も新たに発生して
くる。更に、この剥離体に転写したトナーを剥離体から
剥がして、剥離体を何回も再生使用すると、剥離体の機
能が低下してくるので、定期的に剥離体の交換を行う
か、または、定期的に剥離体の表面付着物を除去・清掃
する等の維持補修を必要とする。
【0012】本発明は、前記したような従来の技術が有
する課題を解決するためになされたものであり、複写紙
上に定着されたトナー画像を消去する際に、複写剤用紙
に対して、剥離液等による特殊な前処理を行わずに、ま
た専用のトナー画像剥離処理装置等を増設することな
く、従来の電子写真複写機の操作と略同等のイメージ
で、簡便にトナー画像を剥離して複写済用紙の再生処理
を行うことができるトナー及びこのトナーを使用する画
像形成装置を提供することにある。
【0013】請求項1の発明は、複写済み用紙に対し専
用の複写再生用用紙を用いることなく、安全で安価、そ
して容易に再利用を可能とするトナーを実現することを
目的としている。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明を実施
する際に、画像の定着性を悪化させることなく、また再
生品質の良い複写済み用紙を、再利用可能であることを
目的としている。
【0015】請求項3の発明は、請求項1の発明を実施
する際に、剥離液の散布等の前処理や特殊な装置を用い
ることなく、簡便にトナー画像の剥離を行えることを目
的としている。
【0016】請求項4,5の発明は、請求項1の発明を
実施をする際に、適用される現像方式の種類に拘わら
ず、現像剤に対して前処理を行うことなく、画像転写を
実現可能であることを目的としている。
【0017】請求項6の発明は、複写済み用紙の再利用
を可能とする画像形成装置の定着装置が、印字済み用紙
の再利用に係わる特殊な機構等を用いることなく、実現
可能であることを目的としている。
【0018】請求項7の発明は、請求項6の発明を実施
する際に、トナーの性質に対応した調整が可能であるこ
とを目的としている。
【0019】請求項8,9の発明は、請求項6の発明を
実施する際に、従来の印字画像より品質を落とすことな
く、実現可能であることを目的としている。
【0020】請求項10,11の発明は、請求項6の発
明を実施する際に、再利用用紙上への新たな印字を行う
ために、特殊な装置を必要とすることなく、実現可能で
あることを目的としている。
【0021】請求項12の発明は、請求項6の発明を実
施する際に、再利用用紙上への新たな印字による廃棄物
等が、印字品位の低下に導かないことを目的としてい
る。
【0022】請求項13の発明は、請求項6乃至12に
記載の定着装置に搭載した画像形成装置において、印字
用紙を一旦再利用可能な用紙の状態へ加工する際に、特
別な装置を設けることなく、簡単な機構により実現可能
であることを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するためのものであって、請求項1の発明は、電子写
真プロセスを適用して画像情報の顕像化を行う画像形成
装置の現像工程に供給されるカプセルトナーであって、
前記画像情報を顕像化するための現像剤と、定着済みト
ナーを剥離するための剥離剤と、前記現像剤と剥離剤を
内包する表面被覆樹脂層とによって構成されることを特
徴とする。
【0024】請求項2の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記表面被覆樹脂層を形成する樹脂は、帯電特
性が前記画像形成装置の静電潜像担持体が示す帯電特性
と逆極性を示すとともに、透明ないし半透明であること
を特徴としたものである。
【0025】請求項3の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記現像剤の外周部にはアルコール類で組成さ
れる剥離剤を有することを特徴としたものである。
【0026】請求項4の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、磁性一成分現像方式に適用されるとともに前記
表面被覆樹脂層を形成する樹脂の帯電極性と前記表面被
覆樹脂層に含有される現像剤の帯電極性とが同一極性で
あることを特徴としたものである。
【0027】請求項5の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、非磁性一成分現像方式に適用されるとともに前
記表面被覆樹脂層を形成する樹脂の帯電極性と前記表面
被覆樹脂層に含有される現像剤の帯電極性とが同一極性
であることを特徴としたものである。
【0028】請求項6の発明は、電子写真プロセスを適
用して画像情報の顕像化を行う画像形成装置の定着装置
であって、転写材上の未定着カプセルトナーを定着する
定着ローラに対向する加圧ローラに定着温度制御用熱源
を設けることを特徴としたものである。
【0029】請求項7の発明は、請求項6記載の発明に
おいて、前記定着温度制御用熱源は前記定着ローラの温
度を、前記未定着カプセルトナーを軟化させ、溶融させ
ることなく、前記未定着カプセルトナーの表面被覆樹脂
によって前記転写材上に定着させるため、前記定着ロー
ラの温度を概ね軟化点温度から溶融点温度の範囲に温度
制御することを特徴としたものである。
【0030】請求項8の発明は、請求項6記載の発明に
おいて、前記定着ローラの円筒部分の肉厚を前記定着ロ
ーラと対向する加圧ローラの肉厚よりも厚肉とすること
を特徴としたものである。
【0031】請求項9の発明は、請求項6記載の発明に
おいて、前記定着ローラの熱容量が、前記定着ローラと
対向する加圧ローラの熱容量よりも大きいことを特徴と
したものである。
【0032】請求項10の発明は、請求項6記載の発明
において、前記定着ローラによって前記転写材が保持す
る未定着カプセルトナーの定着処理を行うと同時に、前
記定着ローラと対向する加圧ローラによって前記転写材
が転写前から保持する定着済みカプセルトナーの剥離処
理を行うことを特徴としたものである。
【0033】請求項11の発明は、請求項6記載の発明
において、前記定着ローラと対向して、前記転写材が保
持する定着済みカプセルトナーの剥離処理を行う前記加
圧ローラの温度をホットオフセット領域に保持すること
を特徴としたものである。
【0034】請求項12の発明は、請求項6記載の発明
において、前記定着ローラと対向する加圧ローラ側に、
剥離カプセルトナーを回収するための回収部材を配設す
ることを特徴としたものである。
【0035】請求項13の発明は、請求項6乃至12の
いずれかに記載の定着装置を搭載した画像形成装置であ
って、前記カプセルトナーを使用して前記転写材上に形
成した画像の剥離処理のみを行う転写材経路を併設する
ことを特徴としたものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明の説明を行うが、これによって本発明は限定さ
れるものではない。また本実施例の画像形成装置におけ
る、印字用紙の再利用に関する装置・部材・材料等の説
明をし、主にトナーの定着装置に関する説明をするた
め、定着の前段階の処理工程である感光体上に形成した
トナー像を記録用紙へ転写するまでの処理工程や、定着
装置通過後の排紙処理に関する説明は省略する。
【0037】図1は、本発明の実施例として異なる構成
のカプセルトナーを拡大して示す断面図である。カプセ
ルトナーは、図1(A)に示すように、エタノール等の
アルコール類で組成される剥離剤16とトナー17とを
混ぜ合わせた状態で表面被覆樹脂層15によりカプセル
状に閉じ込めた構成のものや、図1(B)に示すよう
に、トナー17を剥離剤16により覆い、その剥離剤1
6の外側に樹脂18を充填し、さらに外側を表面被覆樹
脂層15によりカプセル状に閉じ込めた構成のもの等が
考えられる。トナー17と剥離剤16が混ざった状態で
表面被覆樹脂層15と接触しているか、或いはトナー1
7が剥離剤16により覆われているため、カプセルトナ
ーの溶解時には、表面被覆樹脂層15にトナーが残留す
ることがない。
【0038】なお、カプセルトナーに関し、表面被覆樹
脂15、トナー17、樹脂18については、従来知られ
た材質及び製法によって実現可能なものであり、前記表
面被覆樹脂15についても、当業界において知られてい
る材質及び製法によって形成することができる。例え
ば、米国特許第2800457号明細書、米国特許第2
800458号明細書に示されるような水溶液からの相
分離法、特公昭42−446号公報、特公昭42−77
1号公報に示されるような界面重合法、特公昭36−9
168号公報、特開昭51−9079号公報に示される
ようなモノマーの重合によるin−situ法、英国特
許第952807号明細書、英国特許第965074号
明細書に示される融解分散冷却法等があるがこれに限定
されるものではない。
【0039】また、カプセルトナーに内包される剥離剤
16は、エタノール等のアルコール類で組成されるもの
であるが、さらに詳細に説明すると、剥離剤の成分とし
ては、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール)、グリコール類(エチレグリコールン、グ
リセリン)等があげられる。溶解性が高い溶剤をテスト
した結果、エーテル類、窒素化合物、ハロゲン化炭化水
素等の剥離溶剤が適していることが判明した。剥離溶剤
としてはそれぞれ次の材質があげられる。 炭化水素:トルエン、キシレン、ヘキサン、灯油。 ハロゲン化炭化水素:四塩化炭素、塩化メチレン、臭化
プロピル。 アルコール:エタノール、2−プロパノール。 エーテル:ジエチレングリコール、モノメチルエーテ
ル。 ケトン:アセトン、メチルエチルケトン。 窒素酸化物:nメチルピリジリノンアミン類。
【0040】これらの溶剤を、引火性、作業毒性、環境
毒性、コスト等の面から絞り込むと、作業毒性、環境毒
性の低い溶剤は、すべて引火性の有機溶剤となる。引火
性を抑えるため、溶剤に水を加える方法は広く行われる
が、溶解力が低下するので好ましくない。
【0041】また、剥離剤の剥離力を高めるため、窒素
化合物にアルカリ性溶剤を添加した次の溶剤を調合し
た。nメチルピリジリノンとジエチレントリアミン、ま
たはnメチルピリジリノンと3−アミノ−1−プロパノ
ール
【0042】このカプセルトナーが図示しない現像装置
を介して感光体へ静電吸着するためには、表面被覆樹脂
層15の帯電特性が感光体の帯電特性と逆極性を示し、
また転写材上に転写・定着された際に内部のトナー17
が外部より画像情報として認識されるためには、この表
面被覆樹脂層15は透明ないし半透明の素材で構成され
ねばならない。
【0043】また、トナー17は表面被覆樹脂層15に
覆われているため、帯電極性の制限を受けず、磁性一成
分現像方式あるいは非磁性一成分現像方式の何れの場合
においても、表面被覆樹脂層15とトナー17との帯電
極性を同一極性とすることができ、また摩擦帯電特性を
充分保有することができるため、良質の画像を形成する
ことができる。
【0044】図2は、本発明の実施例における定着装置
の熱源の位置や各ローラの熱容量について示す図で、図
2(A)は定着装置の概略図、図2(B)は、定着装置
を構成するローラ部材の肉厚、温度勾配に関する概念図
である。定着装置の動作を図2に基づいて説明する。
【0045】図1(A)(B)に示すカプセルトナーを
使用した画像形成は、転写材上に従来の電子写真プロセ
スを適用して従来技術に基づいて行われる。図2に示す
ように、転写材11上の未定着トナー13が、定着ロー
ラ3と加圧ローラ4により定着される機構は従来例と同
様であるが、従来の定着装置を示す図7の場合では、熱
源12は、定着ローラ3側に配置されているのに対し
て、本実施例では熱源12を加圧ローラ4側に配置して
いる。これは、主に加圧ローラ4が定着済みトナー14
の剥離を行うようにするためであるが、詳細については
後述する。
【0046】また、熱源12を有するローラは通過する
転写用紙へ熱を速やかに伝達することが要求されるた
め、対向する定着ローラ3の肉厚より薄肉としたり、伝
熱特性の良好な材料を適宜選定すること等により、熱容
量を小さく抑える必要がある。逆に、対向する定着ロー
ラ3は、熱源からの熱を安定的に蓄熱することが要求さ
れるため、熱源を有しない側の定着ローラ3は熱源側の
加圧ローラ4の肉厚よりも厚肉としたり、熱を逃がし難
い材料を選定し、熱の出入に対して安定的にする必要が
ある。従来例である図7の場合では熱源12が定着ロー
ラ3側にあることより、以下の関係が成立する。 ローラ肉厚の大小関係 :加圧ローラ > 定着ローラ ローラ熱容量の大小関係:加圧ローラ > 定着ローラ
【0047】一方、本発明の実施例である図2の場合で
は熱源12が加圧ローラ4側にあることより、従来例の
場合のローラ肉厚、熱容量と全く大小関係が逆転し、以
下の関係が成立する。 ローラ肉厚の大小関係 :定着ローラ > 加圧ローラ ローラ熱容量の大小関係:定着ローラ > 加圧ローラ
【0048】図3は、前記したように構成されたカプセ
ルトナーを従来の電子写真プロセスに適用し、カプセル
トナーが感光体に静電吸着した後、裏面に不要な消去す
べきトナー画像が形成されている転写材の表面へ新たに
カプセルトナー像を定着するとともに、裏面の不要画像
を消去する様子を示す図である。裏面(図3においては
転写材11の下面)に不要画像が形成されている転写材
11の表面へ新たにトナー像を転写された状態が図3の
右側に示す状態であり、この状態ではカプセルトナーは
未定着トナー13であるが、定着装置2を通過すること
により、定着済みトナー14となる。しかし、本実施例
では、前述したように熱源12が加圧ローラ4側にある
ことにより、未定着トナー13を定着済みトナー14に
する際には、従来例と異なり熱源12の出力と定着ロー
ラ3の熱容量のみならず、転写材11や加圧ローラ4の
熱容量によりカプセルトナーが転写材11に定着される
か否かが決定される。以上の問題は、熱源12がカプセ
ルトナーを定着する温度を調整可能な定着温度制御用熱
源であることにより解決することができる。
【0049】また、カプセルトナーが転写材11に定着
されるためには、定着ローラ3はカプセルトナーを軟化
させる温度以上で、カプセルトナーを溶解しない温度以
下の範囲内に保持される必要があるが、連続した定着処
理を行った場合には熱源12による熱が定着ローラ3中
に残留するため、定着処理を行う度に定着ローラ3の温
度制御を行う必要がある。そこで本実施例では定着ロー
ラ3の温度を測定する定着ローラ温度センサ31を設
け、この定着ローラ温度センサ31の出力により、熱源
12からの出力を制御して、定着ローラ3の定着温度を
制御することができる。
【0050】一般に、トナーが転写材11上に各ローラ
で定着される形態には図4に示すような形態があり、各
定着の形態について以下に説明する。図4において、
(A)はトナーが転写されたのみで未定着、(B)はコ
ールドオフセット定着、(C)は溶融定着、(D)はグ
ロスド定着、(E)はホットオフセット定着の各状態を
示している。(B)に示すコールドオフセット定着は、
加熱ローラの温度が低い領域で、トナーが十分に溶融し
ていない状態で、加熱ローラ側にのみトナーが付着した
状態である。(C)に示す溶融定着は、トナーが溶融し
たコピー紙にぎりぎりで付着した状態である。(D)に
示すグロスド定着は、溶融圧着されたトナーの溶融粘度
が十分低くなり、付着表面が滑らかになっている状態
で、このグロスド定着が付着形態では最も望ましく、乱
反射も起こさない。(E)に示すホットオフセット定着
は、加熱ローラの温度が高い領域で溶融トナーの弾性が
低下、コピー用紙と加熱ローラ側にも一部別れて付着し
ている状態であり、コピー紙面を汚す原因となる。本発
明では、通常の定着処理では好ましくない形態であるホ
ットオフセット定着を敢えて利用することにより、定着
済みトナーの剥離処理を行う。
【0051】図3の説明において、定着装置2により未
定着トナー13を定着済みトナー14とする定着処理に
ついて説明を行っているが、この図3は前記転写材11
の表面側に新規転写されたトナー13の定着処理を行う
と同時に、転写材11の転写材裏面側に既に存在する定
着済みトナー14の剥離処理をも行う装置構成であり、
その剥離処理について説明する。
【0052】剥離処理は、定着済みトナー14が熱源1
2を有する加圧ローラ4によって、図4(E)に示すよ
うなホットオフセット領域に加熱され、図1のカプセル
トナーの表面被覆樹脂層15が溶けて内部のトナー17
と剥離剤16とが、加圧ローラ4に吸着し、転写材11
上には透明樹脂30のみが残留することで実現される。
【0053】加圧ローラ4をホットオフセット領域の温
度範囲に保つには、定着ローラ3の場合同様に加圧ロー
ラ4の温度を測定する加圧ローラ温度センサ32を設
け、この加圧ローラ温度センサ32の検出結果により熱
源12の出力を制御することにより、容易に実現するこ
とができる。
【0054】また加圧ローラ4に吸着した剥離トナー1
9は、剥離トナー除去部材21を設け、この剥離トナー
除去部材21により加圧ローラ4上の剥離トナー19の
除去を行い、加圧ローラ4下部に設けた剥離トナー回収
装置20に除去後のトナーを回収すれば、前回のローラ
回転で付着した剥離トナー19が次回のローラ回転で行
う剥離処理に影響を与えることなく、継続して剥離処理
を行うことができる。
【0055】図3では定着処理と剥離処理を同時に実施
する場合を説明したが、事情によっては剥離処理のみを
実施するケースも考えられる。そこで本実施例では図5
に示すように、転写材11を搬送する搬送路を、通常パ
ス9に加えて剥離専用パス10を設け、この剥離専用パ
ス10より搬送される転写材11に関しては、剥離処理
のみを行うように構成することもできる。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成であるため
次のような効果を奏する。請求項1の発明によれば、カ
プセルトナーを所定の画像形成工程に供することによ
り、表面被覆樹脂層に内包される現像剤で所望の複写物
を得ることができるとともに、複写済み用紙に対して機
械的処理、熱的処理を行ない、カプセルを破壊すると、
表面被覆樹脂層に内包される剥離剤が流出して定着済ト
ナーが用紙面上から剥離除去され、用紙の再利用が可能
となり、環境保全及び資源の有効利用に寄与することが
できる。
【0057】請求項2の発明によれば、表面被覆樹脂を
形成する樹脂の帯電特性が、静電潜像担持体が示す帯電
特性の逆極性を示す樹脂とすることで、現像するに充分
な摩擦帯電特性を保有するので、良好な複写物を得るこ
とができ、かつこの樹脂を透明ないし半透明樹脂とする
ことで、定着済の画像を剥離しての複写済用紙の再利用
ができる。
【0058】請求項3の発明によれば、複写紙上に定着
されたトナー画像を消去する際に、複写済用紙に対し
て、剥離液等による特殊な前処理を行なわずに、また専
用のトナー画像剥離処理装置等を増設することなく、簡
便にトナー画像を剥離して複写済用紙の再生処理を行う
ことができる。また複写済用紙の再生処理が化学的処理
を伴う事なく、機械的処理、熱的処理のみで行われるた
め、再生コストを抑制でき、環境保全及び資源の有効利
用に寄与することができる。
【0059】請求項4,5の発明によれば、適用される
現像方式の種類に拘わらず、現像するに充分な摩擦帯電
特性を保有するので、良好な複写物を得ることができ
る。
【0060】請求項6,7の発明によれば、加圧ローラ
内部の内部の定着温度制御熱源からの伝熱作用により、
定着ローラが所定の温度範囲に保持され得るので、良好
なトナーの定着が行われ、高画質な複写物を得ることが
できる。
【0061】請求項8の発明によれば、内部に熱源を保
有しない定着ローラの形状を、加圧ローラを形成するコ
アの肉厚よりも厚肉の中空円筒とするか、中実円柱状に
形成することにより、記録材が通過する度に熱を奪われ
ても、定着ローラが熱的変動に対して安定するため、従
来の定着装置と同様に定着装置と同様にトナー像の定着
を行うことができる。
【0062】請求項9の発明によれば、内部に熱源を保
有しない定着ローラの形状を、加圧ローラを形成するコ
アの肉厚よりも厚肉の中空円筒とするか、忠実円柱状に
形成することにより、記録材が通過する度に熱を奪われ
ても、定着ローラの熱容量が加圧ローラより大きくな
り、熱的変動に対して安定するため、従来の定着装置と
同様にトナー像の定着を行うことができる。
【0063】請求項10の発明によれば、定着装置の定
着ローラにより未定着トナーの定着処理を行うと同時
に、同装置の加圧ローラにより定着済トナーの剥離処理
をも行うことにより、画像形成を行う電子写真複写機等
の装置とは別に、専らトナー画像の剥離作業のみを行う
剥離処理装置を設ける必要がないため、剥離処理機能を
既存の電子写真複写機等に流用する場合でも、同装置内
の設計を容易に行うことができ、大型にすることなく実
現することができる。また複写済用紙に対して、剥離液
等による特殊な前処理を行わずに、また専用のトナー画
像剥離処理装置等を増設することなく、従来の電子写真
複写機の操作と略同等のイメージで、簡便にトナー画像
を剥離して、複写済用紙の再生処理を行うことができ、
複写済用紙の再生処理が化学的処理を伴うことなく、機
械的処理、熱的処理のみで行われるため、再生コストを
抑制でき、環境保全及び資源の有効利用に寄与すること
ができる。
【0064】請求項11の発明によれば、定着装置の加
圧ローラがホットオフセット領域の温度の際に、定着済
カプセルトナーの剥離処理を行うことにより、転写用紙
に歪みを与えることなく、定着済カプセルトナー内を除
去でき、複写済用紙の再生処理が化学的処理を伴うこと
なく、機械的熱処理、熱的処理のみで行われるため、装
置の小型化が可能となる。
【0065】請求項12の定着装置の加圧ローラ側に、
剥離カプセルトナーの回収する回収部材を設けているこ
とにより、加圧ローラの表面に付着した剥離カプセルト
ナーを即座に除去でき、よって加圧ローラの表面が常に
清浄な状態に維持されるので、複写済用紙の再生処理を
行う場合に、定着済トナーの剥離が良好に行われ、定着
済トナー画像を剥離する際に得られる不要物や廃棄物
が、定着装置内で飛散或いは堆積することがなくなり、
定着装置前後の装置等に不要物や廃棄物が付着しないた
め、健全な画像形成作業を行うことができ、また、剥離
カプセルトナーの複写済用紙に対する再付着を防止する
ことにより、複写物の品位が低下するのを抑制すること
ができる。
【0066】請求項13の発明によれば、転写済紙の再
生処理を行う転写材経路を別途設けたことにより、画像
形成を行う電子写真複写機等の装置とは別に、専らトナ
ー画像の剥離作業のみを行う剥離処理装置を設ける必要
がなく、剥離処理装置を電子写真複写機等に組込むとし
ても、複写装置の小型化が可能であり、複写済用紙に対
して、剥離液等による特殊な前処理を行わずに、従来の
電子写真複写機の操作と略同等のイメージで、簡便にト
ナー画像を剥離して複写済用紙の再処理を行うことがで
き、用紙の再生処理に伴う利便性が向上する。また複写
済用紙の再生処理が化学的処理を伴うことなく、機械的
処理、熱的処理のみで行われるため、再生コストを抑制
でき、環境保全及び資源の有効利用に寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカプセルトナーの拡大
断面図である。
【図2】本発明の実施例における定着装置の熱源の位置
や各ローラの熱容量を示す図である。
【図3】本発明の実施例における定着処理と剥離処理と
を同時に行う定着装置を示す図である。
【図4】トナーの定着方法の類型を示す図である。
【図5】本発明の実施例における剥離専用搬送路を設け
た画像形成装置を示す図である。
【図6】従来技術における定着済みトナーの剥離方法を
示す図である。
【図7】従来技術における定着装置の熱源の位置や各ロ
ーラの熱容量を示す図である。
【符号の説明】
1…感光体、2…定着装置、3…定着ローラ、4…加圧
ローラ、5…現像装置、6…主帯電器、7…剥離電極、
8…転写電極、9…通常パス、10…剥離専用パス、1
1…転写材、12…熱源、13…未定着トナー、14…
定着済みトナー、15…表面被覆樹脂層、16…剥離
剤、17…トナー、18…樹脂、19…剥離トナー、2
0…剥離トナー回収装置、21…剥離トナー除去部材、
22…ゴム層、23…剥離ローラ、24…容器、25…
ブレード、26…熱ローラ、27…剥離液、28…剥離
液容器、29…再生面、30…透明樹脂、31…定着ロ
ーラ温度センサ、32…加圧ローラ温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AA06 AA11 AA29 CA30 DA01 DA06 EA03 FA06 FA07 FB01 2H033 BA31 BA58 BA59 BB15 BB21 BB30 2H078 CC10 DD57 DD79 FF01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスを適用して画像情報の
    顕像化を行う画像形成装置の現像工程に供給されるカプ
    セルトナーであって、 前記画像情報を顕像化するための現像剤と、定着済みト
    ナーを剥離するための剥離剤と、前記現像剤と剥離剤を
    内包する表面被覆樹脂層とによって構成されることを特
    徴とするカプセルトナー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカプセルトナーにおい
    て、 前記表面被覆樹脂層を形成する樹脂は、帯電特性が前記
    画像形成装置の静電潜像担持体が示す帯電特性と逆極性
    を示すとともに、透明ないし半透明であることを特徴と
    するカプセルトナー。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカプセルトナーにおい
    て、 前記現像剤の外周部にはアルコール類で組成される剥離
    剤を有することを特徴とするカプセルトナー。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカプセルトナーにおい
    て、 磁性一成分現像方式に適用されるとともに前記表面被覆
    樹脂層を形成する樹脂の帯電極性と前記表面被覆樹脂層
    に含有される現像剤の帯電極性とが同一極性であること
    を特徴とするカプセルトナー。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカプセルトナーにおい
    て、 非磁性一成分現像方式に適用されるとともに前記表面被
    覆樹脂層を形成する樹脂の帯電極性と前記表面被覆樹脂
    層に含有される現像剤の帯電極性とが同一極性であるこ
    とを特徴とするカプセルトナー。
  6. 【請求項6】 電子写真プロセスを適用して画像情報の
    顕像化を行う画像形成装置の定着装置であって、 転写材上の未定着カプセルトナーを定着する定着ローラ
    に対向する加圧ローラに定着温度制御用熱源を設けるこ
    とを特徴とする定着装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の定着装置において、 前記定着温度制御用熱源は前記定着ローラの温度を、前
    記未定着カプセルトナーを軟化させ、溶融させることな
    く、前記未定着カプセルトナーの表面被覆樹脂によって
    前記転写材上に定着させるため、前記定着ローラの温度
    を概ね軟化点温度から溶融点温度の範囲に温度制御する
    ことを特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の定着装置において、 前記定着ローラの円筒部分の肉厚を前記定着ローラと対
    向する加圧ローラの肉厚よりも厚肉とすることを特徴と
    する定着装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の定着装置において、 前記定着ローラの熱容量が、前記定着ローラと対向する
    加圧ローラの熱容量よりも大きいことを特徴とする定着
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の定着装置において、 前記定着ローラによって前記転写材が保持する未定着カ
    プセルトナーの定着処理を行うと同時に、前記定着ロー
    ラと対向する加圧ローラによって前記転写材が転写前か
    ら保持する定着済みカプセルトナーの剥離処理を行うこ
    とを特徴とする定着装置。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の定着装置において、 前記定着ローラと対向して、前記転写材が保持する定着
    済みカプセルトナーの剥離処理を行う前記加圧ローラの
    温度をホットオフセット領域に保持することを特徴とす
    る定着装置。
  12. 【請求項12】 請求項6記載の定着装置において、 前記定着ローラと対向する加圧ローラ側に、剥離カプセ
    ルトナーを回収するための回収部材を配設することを特
    徴とする定着装置。
  13. 【請求項13】 請求項6乃至12のいずれかに記載の
    定着装置を搭載した画像形成装置であって、 前記カプセルトナーを使用して前記転写材上に形成した
    画像の剥離処理のみを行う転写材経路を併設することを
    特徴とする画像形成装置。
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