JP2001056852A - 指紋照合装置 - Google Patents

指紋照合装置

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JP2001056852A
JP2001056852A JP11231945A JP23194599A JP2001056852A JP 2001056852 A JP2001056852 A JP 2001056852A JP 11231945 A JP11231945 A JP 11231945A JP 23194599 A JP23194599 A JP 23194599A JP 2001056852 A JP2001056852 A JP 2001056852A
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Takeshi Funabashi
武 船橋
Eiichi Hirata
栄一 平田
Takehiko Nakayama
武彦 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサーチップを使って小型化、省電力化を
図った指紋照合装置において、静電気及び強度などに関
する問題を解決する。 【解決手段】 センサーチップ1に接触しようとする指
がセンサーチップ1よりも先に接触するように導電部材
4を設ける。この導電部材4が指に接触されることによ
り、指に蓄積された電荷が放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象者の指紋を検
知して、予め記憶された指紋との照合を行うことにより
該対象者の認証を行う指紋照合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばインターネットの如き情報
伝達手段の発達、普及に伴い、これらの利便性を悪用し
た犯罪の増加が懸念されている。このような犯罪は、情
報の伝達における匿名性を悪用し、他人へのなりすまし
や、架空名義による情報発信を行うことを基盤として実
行される。
【0003】したがって、このような犯罪を未然に防止
するための手段としては、個人を識別、認証することに
基づくセキュリティ手段が考えられる。そして、個人の
識別、認証を行う装置として、従来、指紋照合装置が提
案されている。
【0004】この指紋照合装置としては、光学的な画像
の取り込みにより指紋を認識するように構成されたもの
が提案されている。また、近年においては、半導体技術
の進歩に伴い、シリコンチップにより画像取り込みを行
うことによって、大幅な小型化、省電力化を実現した指
紋照合装置が提案されている。この指紋照合装置におい
ては、対象者の手指が直接にシリコンチップに接触され
ることにより、指紋が画像情報として取り込まれて認識
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にシリコンチップを用いて構成した指紋照合装置におい
ては、対象者の手指が直接にシリコンチップに接触され
ることから、該シリコンチップの静電破壊及び物理的な
破壊が招来される虞れがある。
【0006】すなわち、人体には、環境によっては多く
の電荷が蓄積されることがあり、このような状態で指が
シリコンチップに接触されると、非常に高い電圧の静電
気が該シリコンチップに放電される。このような静電気
の放電により、シリコンチップが破壊される。また、指
の先端部分の面積は小さいため、指がシリコンチップに
接触された状態においては、該指によって該シリコンチ
ップに対して単位面積あたり非常に高い圧力が加えられ
ることがある。このような圧力により、シリコンチップ
が物理的に破壊される虞れがある。シリコンチップがこ
のように破壊されてしまっては、指紋の情報を取り込む
ことができない。
【0007】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、シリコンチップにより画像取り
込みを行うことによって大幅な小型化、省電力化を実現
した指紋照合装置において、該シリコンチップに対象者
の手指が接触されることによる該シリコンチップの静電
破壊や物理的な破壊が防止された指紋照合装置を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る指紋照合装置は、対象者の指が接触さ
れることにより該指の指紋の情報を画像情報として取り
込む指紋検知素子と、この指紋検知素子に接触する指が
通過する経路の近傍に配設された導電材料からなる導電
部材とを備えており、この導電部材は、指紋検知素子に
接触しようとする指が該指紋検知素子に接触する前に該
指によって接触され、該指を介して対象者の人体に蓄積
されていた電荷を放出させることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、本発明は、上述のような指紋照合装
置において、指紋検知素子の動作電源の投入及び遮断を
制御する制御手段を設け、この制御手段により、指紋検
知素子に指が接触される直前に該指紋検知素子の動作電
源が立ち上げられ、指紋の情報の取り込みの終了直後に
該動作電源が遮断されるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0010】さらに、本発明は、上記の指紋照合装置に
おいて、制御手段は、指紋検知素子に接触しようとする
指によって導電部材が接触されたときに指紋検知素子の
動作電源を立ち上げることとしたものである。
【0011】そして、本発明に係る指紋照合装置は、対
象者の指が接触されることにより該指の指紋の情報を画
像情報として取り込む指紋検知素子と、この指紋検知素
子の少なくとも指が接触される部分を覆う状態と該指が
接触される部分を外方にの臨ませる状態との間で変位可
能となされたカバー部材とを備えていることを特徴とす
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0013】本発明に係る指紋照合装置は、図1に示す
ように、対象者の指が接触されることにより該指の指紋
の情報を画像情報として取り込む指紋検知素子となるシ
リコンチップ1を備えて構成された指紋照合装置であ
る。この指紋照合装置は、カード状の薄い筐体2を備え
て構成され、この筐体2内に、シリコンチップ1を内蔵
している。
【0014】筐体2内には、ムービングプレート3が設
けられている。このムービングプレート3は、図2に示
すように、導電材料である金属バネ材からなり4本の突
片部を有する導電部材となる板バネ部4と、この板バネ
部4の略々中央部分に取付けられたガイド板5とから構
成されている。ガイド板5は、合成樹脂材料により形成
されている。板バネ部4の4本の突片部は、両側に向け
て一対ずつが設けられており、各々の先端側が筐体2内
において固定されており、ガイド板5を筐体2の厚み方
向に移動可能に支持している。
【0015】筐体2内には、プリント基板7が内蔵され
ている。このプリント基板7上には、シリコンチップ1
が配設されている。シリコンチップ1は、プリント基板
7の上面部に取付けられることにより、対象者の指が接
触される検知面を筐体2の上面側に向けた状態で支持さ
れる。そして、このシリコンチップ1は、対象者の指が
接触される検知面を、板バネ部4の中央部に設けられた
透孔、ガイド板5の中央部に設けられた透孔、及び、筐
体2の上面部に形成された透孔6を介して、該筐体2の
外方に臨ませている。すなわち、板バネ部4は、シリコ
ンチップ1に接触する指が通過する経路の近傍に配設さ
れている。板バネ部4及びガイド板5の中央部に設けら
れた透孔は、シリコンチップ1の形状及び大きさと略々
同じ形状及び大きさを有している。また、筐体2の透孔
6は、ガイド板5の形状及び大きさと略々同じ形状及び
大きさを有している。このガイド板5は、板バネ部4が
自然状態であるときにおいては、筐体2の透孔6を介し
て、該筐体2の上面部より上方側に突出している。
【0016】そして、ムービングプレート3の板バネ部
4は、図2に示すように、プリント基板7上のグランド
パターンに半田付けにより電気的に接続されている。す
なわち、板バネ部4は、プリント基板7上の電気回路の
グランド電位部に電気的に接続されている。プリント基
板7上には、シリコンチップ1から送られる指紋画像の
情報を解析し、照合し、または、記憶(登録)するため
の電気回路が配設されている。
【0017】この指紋照合装置において、指紋の照合、
または、登録を行うために、指をシリコンチップ1上に
載せるときには、ムービングプレート3のガイド板5の
透孔に指を合わせて押し下げる。すると、この指は、板
バネ部4に接触した状態で、ガイド板5及び板バネ部4
を押し下げ、シリコンチップ1の検知面に接触する。こ
のとき、シリコンチップ1により、接触した指の指紋画
像が電気的に読み取られる。
【0018】この指紋照合装置においては、上述のよう
に、シリコンチップ1の検知面に触れようとする対象者
の指(人体)は、該検知面に触れるより前に、板バネ部
4に接触する。このとき、対象者の人体に電荷が蓄積さ
れていたとしても、この電荷は、板バネ部4を介して、
プリント基板7上のグランドパターンに放出される。す
なわち、この指紋照合装置においては、シリコンチップ
1に接触する直前に指が他の導電物質に触れることによ
り、人体に帯電されていた静電気が除去されるので、こ
のような静電気によりシリコンチップ1が静電破壊を起
こすことが防止されている。
【0019】そして、この指紋照合装置は、図1に示す
ように、シリコンチップ1の少なくとも指が接触される
検知面を覆う状態と、該検知面を外方にの臨ませる状態
との間で変位可能となされたカバー部材として、スライ
ドカバー8を備えている。このスライドカバー8は、シ
リコンチップ1を物理的な破壊から保護するためのもの
である。すなわち、このスライドカバー8は、筐体2の
上面部に位置し、両側部分を筐体2の両側面部に設けら
れたガイド溝9に支持されることにより、該筐体2に対
してスライド可能となされ、該筐体2の透孔6を閉蓋す
る前方側位置と、該透孔6を開蓋する公報側位置とに亘
って移動可能となされている。このスライドカバー8の
大きさは、ムービングプレート3を全面的に覆うことが
できる程度の大きさとなされている。
【0020】このスライドカバー8は、指紋照合装置を
使用しないときに、ガイド板5を透孔6内に押し下げた
状態で前方側にスライドされ、ムービングプレート3を
全面的に覆うことで、シリコンチップ1をメカニカルな
外圧から保護する。また、このようにスライドカバー8
が閉蓋された状態においては、輸送中(運搬中)におい
てもムービングプレート3が振動等により上下に変位す
ることが防止され、プリント基板7上の電子部品に対す
る該振動等の悪影響が防止される。このように、振動等
による電子部品に対する影響が防止されていることは、
特に、携帯用の機器として構成した場合に有用である。
【0021】そして、この指紋照合装置においては、シ
リコンチップ1の動作電源の投入及び遮断を制御する制
御手段となる制御回路が備えられている。この制御回路
は、指紋を照合する直前にシリコンチップ1の動作電源
を立ち上げ、照合の終了直後に該電源を遮断するもので
ある。このようにシリコンチップ1の動作電源を制御す
ることは、低消費電力が重視される場合、例えば、いわ
ゆるノート型パーソナルコンピュータなどに接続して使
用する用途等において有用である。
【0022】制御回路が、シリコンチップ1に指が接触
される直前に該シリコンチップ1の動作電源を立ち上げ
るようにするためには、例えば、シリコンチップ1に接
触しようとする指によって板バネ部4が接触されたとき
に、該動作電源を立ち上げるようにすればよい。
【0023】また、ホトリフレクタ10によって、ムー
ビングプレート3の位置を検出し、スライドカバー8の
状態及びシリコンチップ1上の指の有無を検出すること
によっても、駆動電源の制御を行うことができる。ホト
リフレクタ10は、発光素子(発光ダイオード)と受光
素子とを有して構成され、プリント基板7上のムービン
グプレート3の近傍に配設される。ムービングプレート
3が初期位置にあり板バネ部4が自然状態となっている
場合には、発光素子からの光は、ムービングプレート3
に反射され、受光素子に戻る。しかし、ムービングプレ
ート3が押し下げられると、発光素子からの光が受光素
子に戻らなくなることから、スライドカバー8が閉蓋状
態にあること、または、シリコンチップ1上に指が置か
れていることを検出することができる。この場合、制御
回路は、スライドカバー8が閉蓋状態にあるときにおい
ては、シリコンチップ1の動作電源を遮断し、スライド
カバー8が開蓋状態にあり、かつ、シリコンチップ1上
に指が置かれているときのみにおいて、該動作電源を投
入する。
【0024】プリント基板7上において構成されている
電気回路は、図3に示すように、CPU(中央処理回
路)11を有して構成されている。このCPU11は、
指紋照合装置全体の動作を制御する。このCPU11に
は、ホトリフレクタ10が接続され、また、パワーコン
トローラ12を介して、シリコンチップ1、デジタイザ
13、照合コントローラ14、及び、登録データ用フラ
ッシュメモリ15が接続されている。さらに、CPU1
1には、バスを介して、USBインターフェイス16、
プログラム用RAM17及びプログラム用ROM18が
接続されている。プログラム用ROM18には、プログ
ラムが記録されている。プログラム用RAM17は、C
PU11のワーキング(作業領域)用である。また、C
PU11は、USBインターフェイス16を介して、外
部のホストコンピュータ19に接続されている。
【0025】この指紋照合装置においては、対象者の指
紋の照合、または、登録時において、シリコンチップ1
の検知面上に指が置かれると、このシリコンチップ1に
おいて取り込まれた画像情報は、デジタイザ13を通し
て照合コントローラ14に送られる。
【0026】新規の指紋の登録時には、テンプレートと
呼ばれる指紋の一部のデータが登録データ用フラッシュ
メモリ15に記憶される。指紋の照合時には、同様の方
法で、照合コントローラ14に送られた画像情報と、す
でに登録されているテンプレートとが比較され、照合結
果が照合コントローラ14から出力される。この照合結
果は、USBインターフェイス16を経由して、ホスト
コンピュータ19に送られる。
【0027】このような登録、または、照合の動作が終
了すると、一定時間後に、パワーコントローラ12が働
き、シリコンチップ1、デジタイザ13、照合コントロ
ーラ14及び登録データ用フラッシュメモリ15への電
源供給が遮断される。このように電源が遮断されること
により、低消費電力の指紋照合装置が実現される。
【0028】そして、再度、シリコンチップ1上に指が
置かれると、ムービングプレート3が押し下げられるこ
とから、ホトリフレクタ10からの出力信号が変化す
る。CPU11は、この出力信号の変化を検出すると、
パワーコントローラ12を制御し、電源供給を開始させ
る。そして、パワーコントローラ12は、再び、シリコ
ンチップ1、デジタイザ13、照合コントローラ14及
び登録データ用フラッシュメモリ15への電源供給を始
める。
【0029】そして、この指紋照合装置は、図4に示す
ように、ガイド板を設けずに、上述の実施の形態におい
てガイド板が果たしている機能が筐体2の上面部の透孔
6の周囲に設けたガイド突条20によって果たされるよ
うに構成することもできる。この場合においては、ムー
ビングプレート3は、板バネ部4のみによって構成され
ることとなる。
【0030】さらに、この指紋照合装置においては、図
5に示すように、ムービングプレート3を、筐体2の前
後方向に延在された1枚の板バネ21によって構成する
こととしてもよい。この板バネ21は、図6に示すよう
に、筐体2内において後端側を固定され、前端側をシリ
コンチップ1上に位置させている。この板バネ21の前
端側には、シリコンチップ1の検知面に対応した透孔が
形成されている。また、この板バネ21の後端側は、図
7に示すように、プリント基板7のグランドパターンに
半田付けにより電気的に接続されている。この板バネ2
1の前端側は、シリコンチップ1に接触しようとする指
により、該シリコンチップ1よりも先に接触され、該シ
リコンチップ1に接近する方向に変位される。
【0031】また、この指紋照合装置は、図8に示すよ
うに、スライドカバー22とムービングプレートとを一
体として構成することもできる。
【0032】すなわち、この実施の形態においては、シ
リコンチップ1を保護するためのスライドカバー22
は、例えば、ステンレス(Sus)のようなバネ性を有
する材料で構成されている。そして、このスライドカバ
ー22は、図9に示すように、筐体2の透孔6を覆う閉
蓋板部23と、シリコンチップ1に対応した透孔が形成
されたムービングプレート部24と、これら閉蓋板部2
3及びムービングプレート部24を連結する連結部25
とを有して、一体的に構成されている。このスライドカ
バー22は、筐体2の透孔6が形成された側である前側
部に連結板部25を沿わせた状態で、該前側部に沿って
スライド可能となされている。また、このスライドカバ
ー22は、図11に示すように、閉蓋板部23を筐体2
の上面側に沿わせるとともに、ムービングプレート部2
4を筐体2の前側部に設けられたスリットを介して該筐
体2内に進入させている。
【0033】スライドカバー22は、閉蓋板部23を透
孔6上に位置させている状態においては、図8に示すよ
うに、該透孔6を閉蓋し、シリコンチップ1を保護して
いる。そして、スライドカバー22は、スライド操作さ
れることにより、図10に示すように、ムービングプレ
ート部24をシリコンチップ1上に位置させる状態とな
ると、このムービングプレート部24にある透孔の位置
を筐体2の透孔6の位置に一致させ、該シリコンチップ
1の検知面を筐体2の外方に臨ませる。この状態におい
て、ムービングプレート部24は、図12に示すよう
に、筐体2の天板部とシリコンチップ1との間に位置し
ていることとなり、透孔6よりシリコンチップ1に接触
するために指が挿入されると、該シリコンチップ1より
も先に該指に接触され、該シリコンチップ1に接近する
方向に変位される。
【0034】なお、上述のスライドカバー8,22は、
筐体2との間に配設されたバネによって、該筐体2の透
孔6を閉蓋することとなる方向に常に付勢されているこ
ととしてもよい。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る指紋照合装
置においては、導電部材は、指紋検知素子に接触しよう
とする指が該指紋検知素子に接触する前に該指によって
接触され、該指を介して対象者の人体に蓄積されていた
電荷を放出させる。
【0036】また、本発明に係る指紋照合装置において
は、制御手段により、指紋検知素子に指が接触される直
前に該指紋検知素子の動作電源が立ち上げられ、指紋の
情報の取り込みの終了直後に該動作電源が遮断される。
【0037】さらに、本発明に係る指紋照合装置におい
ては、指紋検知素子の少なくとも指が接触される部分を
覆う状態と該指が接触される部分を外方にの臨ませる状
態との間で変位可能となされたカバー部材が設けられて
いる。
【0038】すなわち、本発明は、シリコンチップによ
り画像取り込みを行うことによって大幅な小型化、省電
力化を実現した指紋照合装置であって、該シリコンチッ
プに対象者の手指が接触されることによる該シリコンチ
ップの静電破壊や物理的な破壊が防止された指紋照合装
置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る指紋照合装置の構成を示す斜視図
である。
【図2】上記指紋照合装置の要部の構成を示す平面図、
縦断面図及び側面図である。
【図3】上記指紋照合装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明に係る指紋照合装置の構成の他の形態を
示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る指紋照合装置の構成のさらに他の
形態を示す斜視図である。
【図6】上記図5に示した指紋照合装置の構成を示す平
面図である。
【図7】上記図5に示した指紋照合装置の構成を示す側
面図である。
【図8】本発明に係る指紋照合装置の構成のさらに他の
形態を示す分解斜視図である。
【図9】上記図8に示した指紋照合装置のシャッタの構
成を示す側面図である。
【図10】上記図8に示した指紋照合装置の構成を示す
斜視図である。
【図11】上記図8に示した指紋照合装置の構成を示す
縦断面図である。
【図12】上記図8に示した指紋照合装置においてシャ
ッタが開いた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 シリコンチップ、2 筐体、3 ムービングプレー
ト、4 板バネ部、5ガイド板、6 透孔、7 プリン
ト基板、8,22 スライドカバー、10ホトリフレク
タ、11 CPU、20 突条、21 板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 武彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA25 BA02 BC14 CA01 CA30 CB11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象者の指が接触されることにより、該
    指の指紋の情報を画像情報として取り込む指紋検知素子
    と、 上記指紋検知素子に接触する指が通過する経路の近傍に
    配設された導電材料からなる導電部材とを備え、 上記導電部材は、上記指紋検知素子に接触しようとする
    指が該指紋検知素子に接触する前に、該指によって接触
    され、該指を介して対象者の人体に蓄積されていた電荷
    を放出させることを特徴とする指紋照合装置。
  2. 【請求項2】 指紋検知素子の動作電源の投入及び遮断
    を制御する制御手段を備え、 上記制御手段は、指紋検知素子に接触しようとする指に
    よって導電部材が接触されたときに、指紋検知素子の動
    作電源を立ち上げることを特徴とする請求項1記載の指
    紋照合装置。
  3. 【請求項3】 対象者の指が接触されることにより、該
    指の指紋の情報を画像情報として取り込む指紋検知素子
    と、 上記指紋検知素子の動作電源の投入及び遮断を制御する
    制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記指紋検知素子に上記指が接触され
    る直前に該指紋検知素子の動作電源を立ち上げ、指紋の
    情報の取り込みの終了直後に該動作電源を遮断すること
    を特徴とする指紋照合装置。
  4. 【請求項4】 対象者の指が接触されることにより、該
    指の指紋の情報を画像情報として取り込む指紋検知素子
    と、 上記指紋検知素子の少なくとも指が接触される部分を覆
    う状態と、該指が接触される部分を外方にの臨ませる状
    態との間で変位可能となされたカバー部材とを備えたこ
    とを特徴とする指紋照合装置。
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