JP2001056835A - 電子権利情報処理システム、その処理方法、装置及びその方法を実施するプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

電子権利情報処理システム、その処理方法、装置及びその方法を実施するプログラムが記録された記録媒体

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JP2001056835A
JP2001056835A JP2000168657A JP2000168657A JP2001056835A JP 2001056835 A JP2001056835 A JP 2001056835A JP 2000168657 A JP2000168657 A JP 2000168657A JP 2000168657 A JP2000168657 A JP 2000168657A JP 2001056835 A JP2001056835 A JP 2001056835A
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ticket
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Kazuo Matsuyama
一雄 松山
Takashi Fujimura
考 藤村
Yoshito Oshima
嘉人 大嶋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多種多様な電子権利情報の発行、譲渡、消費
を容易にする。 【解決手段】 譲渡者は利用者端末装置300Aから譲渡側
口座装置210Aをアクセスし、電子チケット一覧を受取
り、譲るものを選択する。その電子チケット、譲渡先口
座アドレス、譲渡要求を口座装置に送る。譲渡側口座装
置は譲受側口座装置210Bにアクセスし、口座アドレス証
明書を受け取り、利用者端末装置で検証する。譲渡側口
座装置へ検証結果を送り、譲渡側口座装置から電子チケ
ットを譲受側口座装置へ送る。譲受側口座は受信した電
子チケットを検証し、結果を譲渡側口座装置へ送る。譲
渡側口座装置は署名付譲渡証明書を譲渡者の利用者端末
装置に求める。譲渡側端末は携帯型処理装置400Aに譲渡
証明書に対する署名を要求し、得られた署名付譲渡証明
書を譲渡側口座装置に送る。署名付譲渡証明書は譲受側
口座に転送されて電子チケットと共に保管される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商取引の権利情
報に対応する情報であり、多様な権利を表象する電子情
報(以後、電子権利情報または電子チケットと呼ぶ)の
流通などの処理に関するもので、特に電子権利情報を複
製や改竄(かいざん)から守りつつ安全に格納および流
通させる電子権利情報処理システム、その処理方法、そ
の装置およびその方法を実施するプログラムが記録され
た記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、現金やチケットなどの権利情報を
電子化する試みが行なわれている。現在、これらの権利
情報は、ICカードや磁気カードなどの携帯型媒体に格
納するか、もしくは権利情報の発行者がセンタデータベ
ースで管理する口座に集中的に管理するのが一般的であ
る。発行者が管理する口座に権利情報を格納するシステ
ムの一例として、digitiminimi社のe-Ticketが挙げられ
る。このシステムでは、利用者の加入時に本人性を証明
するためのICカードを配布する。チケットはWebペ
ージにて予約でき、この予約情報は、e-Ticketが管理す
るデータベースに記録される。会場入場時に利用者はI
Cカードを提示し、その利用者が予め予約をとっている
かどうかを確認している。ICカード側には予約データ
を蓄積しないことから、データ容量の制限が無いことを
特徴とする。
【0003】一方、携帯型媒体に権利情報を格納するシ
ステムの例としては、MONDEX社による電子現金システム
がある。このシステムでは、現金に相当する電子データ
をカードに蓄積し、これを携帯する。商店にて、このカ
ードに蓄積されている現金データを商店のカードに移送
することにより支払いを行うことができる。ネットワー
クを利用しない、オフラインでの現金データ移送が行え
ることを特徴とする。また、日本特許公告広報8-27815
では、携帯可能なデータ担体を用いて、電子的な金銭の
データやサービス利用権などの度数のデータを口座等か
ら移転して取引を行うための電子資産データ移転方法を
提案している。この方法では、電子資産データは普段は
口座に格納しておき、必要に応じて軽便でセキュリティ
の高い携帯端末装置に移転し、利用することを特徴とし
ている。
【0004】e-Ticket等のように、権利情報の発行者が
管理する口座に権利を格納するシステムの場合の問題点
としては、第一に発行者により口座に管理されている権
利情報が改竄、もしくは、削除される可能性があること
である。航空会社が発行する航空券のように発行者が信
用できる場合には大きな問題とはならないが、個人が発
行する債券などのように発行者が信用できない場合に
は、誰が権利情報を管理するかが重要な問題となる。
【0005】第二に、権利情報をアクセスする際には、
発行者が管理する口座にネットワーク接続できることが
必須であり、ネットワークに接続できない環境からは、
発行、譲渡、改札などの処理を行うことができないとい
う問題がある。第三に、発行者の発行した権利情報しか
管理できず、他の権利情報を格納することは一般的には
できないという問題がある。他には、発行したい権利情
報をある特定の発行機関が代行して発行管理することも
技術的には容易であるが、権利情報の発行依頼主と代行
発行機関との間で契約行為や手数料の支払いなどが必要
となるなど、運用が複雑になる。
【0006】一方、Mondexなどのように、携帯型媒体に
権利情報を格納するシステムの場合の問題点としては、
第一に、ネットワークを介して権利情報を発行あるいは
譲渡する場合、必ず両者の携帯型媒体をネットワークに
接続しなければならないという問題がある。口座に権利
を格納する場合には、口座には常時アクセス可能である
のに対し、携帯型媒体は、個々人が携帯するタイプであ
るから相手の携帯型媒体がネットワークに接続されてい
る時間は非常に限られている。従って、権利情報を発行
や譲渡する場合には、両者が互いに連絡を取って同時に
カードを端末に挿入し、使用可能状態にしなければなら
なくなり、クーポン券やギフト券の場合のように、譲渡
者が譲渡先の都合や意志に無関係に一方的に供与する利
用形態に適用することができないという問題がある。
【0007】第二に、携帯型媒体、特にICカードは、
現状では記憶容量が非常に小さく、格納できる権利情報
の量に制限があるという問題がある。日本国特許公告広
報8-27815 に記載された方法では、電子資産データを必
要に応じて口座から携帯可能な媒体に移転して取引を行
うことを可能とするため、上記で述べた問題点の幾つか
を解決できるものの、電子資産データの発行者は、あく
までも口座を管理している銀行を前提としており、発行
者が多数存在するような多種多様な権利情報の管理を行
う口座を提供しようとするものではない。また、権利の
種別毎に流通範囲や改札者の資格を検証するなどを制御
することは困難であるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、譲
渡、消費可能な権利情報としての多種多様な電子チケッ
トを大量に管理でき、かつ譲渡、消費処理が可能な電子
権利情報処理システム、それを実施する処理方法と装
置、及びその方法を実施するプログラムが記録された記
録媒体を提供することである。この発明の他の目的は、
譲受人との相互通信なしに一方的に電子権利情報の譲渡
を可能にする電子権利情報処理システム、それを実施す
る処理方法と装置、及びその方法を実施するプログラム
が記録された記録媒体を提供することである。
【0009】この発明の更に他の目的は、不正入手され
た電子権利情報を使用した場合、不正使用が露見する電
子権利情報処理システム、それを実施する処理方法と装
置、及びその方法を実施するプログラムが記録された記
録媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の方法によれ
ば、発行者ではなく、利用者或いは利用者が指定した第
3者機関が管理する口座装置を導入し、発行装置が電子
権利情報を発行する際に、利用者端末装置から口座アド
レスと発行要求とを発行装置へ送り、発行装置は口座ア
ドレスに対応した口座装置と接続し、その口座装置から
上記利用者端末装置の利用者識別子を入手し、その利用
者識別子を含む電子権利情報を作成し、その電子権利情
報を上記口座装置へ送り、口座装置はその電子権利情報
を蓄積手段に記憶する。
【0011】発行装置は上記発行要求を受け取ると、上
記利用者の口座アドレスをアクセスし、アクセスされた
上記口座装置はその利用者に割り当てられたその口座ア
ドレスとその口座装置の利用者の識別子との対応関係を
保証した口座アドレス証明書を発行装置へ送り、発行装
置は口座アドレス証明書を検証し、その検証に合格する
と、そのアドレス証明書中の利用者識別子を上記利用者
識別子として用い、口座装置は上記受け取った電子権利
情報を上記蓄積手段へ保存する。
【0012】電子権利情報の消費方法においては携帯型
処理装置から口座アドレスを取り出して改札装置へ送
り、改札装置は口座アドレスの口座装置と接続し、必要
な電子権利情報を要求し、口座装置は要求された電子権
利情報を取出して改札装置へ送り、改札装置はその電子
権利情報を検証して改札の許可、不許可の判断をする。
改札装置は更に消費証明書への署名を携帯型処理装置に
要求し、得られた署名付消費証明書を検証する。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面により説
明する。ブロック構成 図1は、この発明の一実施例による口座装置を用いた電
子チケットシステムのブロック構成図である。図1に示
すように、このシステムは、例えばインターネットのよ
うな通信網10に接続された複数の発行装置100 、複数
の口座装置管理センタ200 、利用者端末装置300A, 300
B, …(任意の1つを300 で表す)、複数の改札装置500
と、システム管理センタ700 と、利用者端末装置300
及び端末としての改札装置500 に着脱可能なICカード
等の携帯型処理装置400A, 400B, …(任意の1つを400
で表す)、から構成される。口座管理センタ200 には口
座毎に口座番号としてグローバルユニークな口座アドレ
スが与えられた1つの口座装置210 が設けられている。
この発明の電子チケットシステムでは、口座管理センタ
200 は電子チケットを発行する発行する機関とは独立し
て設けられている。 ・発行装置100 各発行装置100 は様々な機関がそれぞれ権利情報を電子
チケットとして発行するための装置であり、図2Aに示
すように、発行情報生成制御部101 、電子チケット処理
部(発行部)102 、署名装置103 から構成される。 ・口座管理センタ200 口座管理センタ200 は通信網上で常時オープンされてお
り、利用者は電子チケットシステム利用契約により与え
られた口座アドレスに、入手した様々な電子チケットを
振り込んで保管し、あるいはその口座に保管されている
電子チケットから目的のものを取り出して使用(消費)
する。あるいは発行装置に対する電子チケット発行要求
に応答して電子チケットが、あるいは他人(個人、機
関、組織)からその口座アドレスにギフト券、クーポン
券などの電子チケットがその口座の利用者の意志と無関
係に振り込まれる。即ち、各口座への振り込みには受取
人の鍵を必要とせず、口座アドレスを知っている人であ
れば誰でもそこに電子チケットを振り込むことができ
る。しかしながら、その口座アドレスに格納されている
電子チケットを他人へ譲渡・消費することができるの
は、その口座の利用者が、自分の携帯型処理装置400 を
利用者端末装置300 又は改札装置500 に装着したときだ
けである。
【0014】口座装置管理センタ200 は電子チケット発
行機関とは独立した機関であり、図2Bに示すように、
複数の口座装置210A, 210B, …(任意の1つを210 で表
す)により構成される。電子チケットシステムのサービ
スを受ける利用者は口座アドレスが与えられ、対応する
口座装置210 が利用者の電子チケットを保管管理する。
各口座装置210 は1つの口座を管理し、口座制御部202
、電子チケット処理部203 、蓄積装置204 から構成さ
れる。更に具体的に示すと、例えば口座装置210は図3
Aに示すように、口座制御部202 、蓄積部204 の他に電
子チケット処理部203 として送受信処理部211 、消費処
理部212 、譲渡処理部213 、譲受処理部214 、利用者端
末装置との接続部215 を備えている。各蓄積部204 とし
ては、大容量のハードディスクのようなメモリ装置を使
用することができるので、利用者が電子チケットの保管
に利用できる容量は十分大きいものである。 ・利用者端末装置300 利用者端末装置300 は利用者がネット上で電子チケット
の検索、購入、譲渡するための装置であり、利用者の自
宅のPC、PDA、携帯電話など、様々な電子チケット
を販売しているチケットビューロー、デパートのギフト
券・商品券売場、等に設置されるKIOSK端末の中に
実現される。図3Bに示すように、表示装置301 、利用
者端末制御部(口座装置との接続部)302 、ICカード
リーダライタ等の携帯型処理装置との接続装置303 、及
び入力装置304 から構成される。 ・携帯型処理装置400 ICカード等の携帯型処理装置400 は、利用者が電子チ
ケットを使用(譲渡又は消費)する際に、利用者端末装
置300 又は改札装置500 に挿入して使用するものであ
り、図4Aに示すように、電子チケットの譲渡時又は消
費時に譲渡証明書又は消費証明書に付ける署名を生成す
るための署名部401 と、利用者の識別情報(所有者I
D)と口座アドレスなどを記憶する蓄積部402 と、利用
者端末装置との接続部403 から構成される。注目すべき
点は、携帯型処理装置400 自体には電子チケット本体を
保持せず、口座アドレスで指定される電子チケットが保
管された口座装置へのアクセス機能を有していることで
ある。なお、以下の説明では、単に「譲渡証明書」、あ
るいは「消費証明書」と記述されている場合は、未署名
の譲渡証明書あるいは未署名の消費証明書を意味し、こ
れらに署名を付けたものを「署名付譲渡証明書」あるい
は「署名付消費証明書」と呼ぶことにする。
【0015】この発明においては譲渡証明書及び消費証
明書は必ずしも必要なものでないが、後述するこれらの
証明書を使用する場合の実施例においては、電子チケッ
トの譲渡及び消費のいずれの場合においても、 (a) 利用者はこの携帯型処理装置400 により譲渡証明書
又は消費署名書に署名部401 により署名を付けて電子チ
ケットと共に譲り受け側又は改札者に渡すことが要求さ
れる。署名は、例えばペアで生成された公開鍵と秘密鍵
の、秘密鍵で行い、公開鍵でその署名の正当性を検証す
ることができる。
【0016】(b) 電子チケットを譲渡又は消費する場合
は、その電子チケットに添付されていた過去の全ての署
名付譲渡証明書及び/又は署名付消費証明書を電子チケ
ットに添付して渡すことで、不正使用のあった場合に不
正者を追跡できるようにする。この実施例では、利用者
の口座に鍵を設けてないので、他人の口座装置から口座
アドレス証明書を提示し、他人の口座になりすまして電
子チケットの横取りが可能となる。しかしながら、不正
に横取りした電子チケットを使用(譲渡又は消費)する
場合、正規の利用者の秘密鍵を知らないので正規の所有
者IDに対応した署名を付けることができない、即ち、
電子チケットを使用することができない。
【0017】譲渡人が作成する署名付譲渡証明書60B の
所有者ID605 は正しい譲受人の所有者IDとなってい
るはずであるから、不正者が不正入手した電子チケット
を使用する際に作成する譲渡証明書又は消費証明書に対
し、正規の譲受人の署名を付けることができない。もし
不正者自身の署名を付けると、その署名は正規の譲受人
の公開鍵で検証できないので不正が発覚する。電子チケ
ットの不正取得者が添付されていた署名付譲渡証明書又
は署名付消費証明書を添付しないで、自分の口座アドレ
ス及び所有者IDに基づいて自分の携帯型処理装置によ
り譲渡証明書又は消費証明書に署名を付けた場合、電子
チケットに添付された一連の署名付譲渡証明書及び/又
は署名付消費証明書に記載されている利用者変遷の連続
性が無くなり、事後に不正が露見する。従って、この発
明による電子チケット処理システムでは、口座アドレス
証明書が不正に取得されても大きな問題とはならない特
徴がある。 ・改札装置500 各改札装置500 は例えばホテル、コンサートホール、空
港カウンタ、等の電子チケットの使用を受け付ける様々
なところに設置され、それぞれ単一種類又は複数種類の
電子チケットの改札(消費)を行うためのものである。
改札装置500 は利用者の携帯型処理装置400 が挿入され
ると利用者の口座装置との接続を行って必要な処理を行
う点では利用者端末装置と同様であり、改札装置500 は
端末装置の一種と考えることができる。各改札装置500
は、図4Bに示すように、電子チケット処理部501 と、
改札制御部502 と、ICカードリーダライタ等の携帯型
処理装置との接続装置503 と、蓄積部504 とから構成さ
れる。改札装置500 において消費された電子チケット
は、もしあれば、それに添付された署名付譲渡証明書
と、消費処理により作成された署名付消費証明書と共に
改札装置500 内の蓄積部504 に一時保管され、又は直ち
にシステム管理センタ700 に送られる。 ・システム管理センタ700 システム管理センタ700 は、各改札装置500 から回収さ
れた電子チケットを、それに添付されている署名付消費
証明書及び、もしあれば、署名付譲渡証明書により所有
者の連続性を検証し、不正使用があればその不正使用者
を追跡する。
【0018】以下で説明するこの実施例による電子チケ
ット処理システムにおいて必ず使用される、又は必要に
応じて使用される電子チケット、譲渡証明書、消費証明
書、利用者登録証、改札者登録証、口座アドレス証明書
などのあらゆる電子権利情報は基本的には全て同様の書
式で表現されているので、同様の説明は省略するが、こ
れらの権利情報はそれぞれ独自の形式で表現してもよい
ことは勿論である。電子チケット 電子チケットとはサービスやものを請求する権利をディ
ジタル情報として表現したものであり、この発明におけ
る電子チケットは、クーポン券、ビール券、商品券、ギ
フト券、ポイントカード、応募券、景品引換券、試供品
引換券、購入品引換券、入場券、コンサートチケット、
航空券、宿泊券、食事券、回数券、船荷証券、株券、オ
プション証券、等あらゆる権利情報を表象する。
【0019】図5は、電子チケット60A の一実施例とし
てコンサートチケットを示す。図5に示すように、一つ
の電子チケット60A は、チケットスキーマID601 、チ
ケットID602 、発行装置ID603 、権利種別604 、権
利情報610 、発行条件620 、譲渡条件630 、消費条件64
0 、所有者ID605 、発行装置署名606 から構成され
る。チケットスキーマID601 は、チケットの種別を表
すグローバルユニークな識別子である。チケットID60
2 は、チケット毎に割り振られるグローバルユニークな
識別子である。発行装置ID603 は発行装置毎に割り当
てられたグローバルユニークな識別子である。権利種別
604 はその電子チケットが表象する権利の名称を表すも
のである。権利情報610 はその電子チケットが保証する
権利の内容を表すもので、チケットスキーマ毎に構造が
異なる。例えば、図5に示すコンサートチケットの場合
には、アーティスト名と、開催日により構成される。
【0020】発行条件620 は、送信装置要求チケットス
キーマID621 、受信装置要求チケットスキーマID62
2 から構成され、発行処理に要求される条件が示され
る。譲渡条件630 は、譲渡可否631 、送信装置要求チケ
ットスキーマID632 、受信装置要求チケットスキーマ
ID633 から構成され、譲渡の可否および譲渡処理に要
求される条件が示される。消費条件640 は、有効期限64
1 、有効回数642 、送信装置要求チケットスキーマID
643 、受信装置要求チケットスキーマID644 から構成
され、消費処理に要求される条件が示される。 発行条
件620 、譲渡条件630 、消費条件640 のそれぞれに記載
されている送信装置要求チケットスキーマIDはそのチ
ケットを流通する際の送信側装置、即ち発行の場合には
発行装置、譲渡の場合には譲渡者の口座、消費の場合に
は、消費者の口座が保有していなければならない電子チ
ケット(以後、登録証と呼ぶ)を指している。
【0021】また、発行条件620 、譲渡条件630 、消費
条件640 のそれぞれに記載されている受信装置要求チケ
ットスキーマIDは、そのチケットを流通する際の受信
側装置、即ち発行の場合には被発行者の口座、譲渡の場
合には譲受者の口座、消費の場合には改札装置が保有し
ていなければならない登録証を指している。この実施例
では、発行条件、譲渡条件、消費条件などの流通条件の
指定に、上記のように、送信装置あるいは受信装置が保
持すべき登録証のスキーマIDによって指定している
が、これ以外にも、登録証を発行するCA(certificate
authority) 局の公開鍵あるいは公開鍵証明書の識別子
などを指定し、そのCA局で発行した公開鍵証明書を保
持していることを流通条件としてもよい。また、発行条
件、流通条件、消費条件の指定は、いずれも実施例によ
っては省略可能である。
【0022】所有者ID605 には、そのチケットの所有
者の所有者IDが指定される。発行装置署名606 は、発
行装置により電子チケット全体に対してなされる署名で
ある。発行者の署名606 は、上記601〜644の内容を保証
するための署名である。署名は、上記601〜644の結合に
対してなされる。署名方法としては、日本電信電話株式
会社のESIGN 等が利用できる。譲渡証明書・消費証明書 図6は、譲渡証明書の一実施例を示す。譲渡証明書60B
は、前記電子チケット60A を譲渡したことを証明するも
のであり、具体的には、譲渡対象の電子チケット60A に
記載されている所有者ID605 を譲渡先の所有者IDに
変更することを示している。以後、電子チケットの譲渡
の際には、署名された譲渡証明書が添付されて流通す
る。図6に示すように、譲渡証明書60B の書式は電子チ
ケット60Aの書式と同じであり、発行装置ID603 は譲
渡者ID即ち譲渡対象のチケットの所有者IDである。
譲渡証明書60B における権利情報610 としては、譲渡チ
ケットスキーマID、譲渡チケットID、発行日時によ
り構成される。また、所有者ID605 には譲受者の所有
者IDが記載される。発行装置署名は、譲渡者によりな
される。電子チケットは譲渡される毎に現所有者ID60
3 と新所有者ID605が記録された署名付譲渡証明書が
添付される。
【0023】消費証明書60C は図7に示すように図6の
譲渡証明書と同じ書式であり、説明を省略するが、譲渡
証明書60B が電子チケット60A を譲渡したことを証明す
るのに対し、署名が付けられた消費証明書60C は電子チ
ケット60A を消費したことを証明するものとなる。消費
した結果、元の電子チケット60A の所有者ID605 は消
費証明書60C の発行装置ID603 として書き込まれ、所
有者ID605 はブランクとなる。
【0024】また、消費証明書は、新しい所有者がNULL
の譲渡証明書として実現することも可能である。また、
別の実施例としては、譲渡証明書を電子チケットとして
実現するのではなく、図8Aに示すように、譲渡する対
象のチケット情報60B1、新しい所有者ID60B2の組に対
する現所有者による署名60B3の3つ組で構成することも
できる。消費証明書についても同様に電子チケットとし
て実現するのではなく、図8Bに示すように、消費する
対象のチケット情報60C1、新しい所有者ID(NULL)60
C2の組に対する現所有者による署名60C3の3つ組で構成
することもできる。チケット情報としては、その電子チ
ケットのスキーマID+チケットID、あるいはその電
子チケット全体のハッシュ値、あるいはその電子チケッ
トの発行者装置署名、等の方法で指定する方法などがあ
る。
【0025】消費された電子チケットはその電子チケッ
トに対し作成された署名付消費証明書ともしあれば添付
されている全ての署名付譲渡証明書と共にシステム管理
センタ700 に送られ、例えば添付されている一連の署名
付譲渡証明書及び署名付消費証明書の所有者IDの引継
(所有者移転の連続性)を検証することにより二重使用
などの不正使用があったかを検出し、あった場合に不正
使用者を追跡する。ただし、二重使用された場合の不正
者の事後検出を行う必要性がない場合や、オンラインで
使用済みの電子チケットを公開されている場合などで
は、これら署名付譲渡証明書及び署名付消費証明書を添
付しなくてもよい。利用者登録証 図9は、利用者登録証の一実施例を示す。利用者登録証
60D は、前記電子チケット60A を流通するに必要となる
一種の会員証である。CA等の登録機関が、利用者の身
元を保証し、電子チケットの流通を許可する形態を取っ
ている。この利用者登録証60Dの書式も電子チケット60A
と同様である。図9において、発行装置ID603 は登録
機関IDである。発行装置署名606 は、登録機関の署名
である。改札者登録証 図10は、改札者登録証の一実施例を示す。改札者登録
証60E は、電子チケットの各流通過程において、その電
子チケットの消費時(使用時)の改札処理を行うための
権利を表し、権利種別604 は改札者登録証である。
【0026】改札者登録証は、例えばある電子チケット
60A を流通させようとするサービス事業者により、その
電子チケットを実際に改札する改札者に対して改札する
許可を発行する。この改札者登録証の所有者は所有者I
D605 に指定されており、この改札者登録証に対する発
行者の署名が発行者装置署名606に与えられている。例
えば、図5に示した電子チケット60A の消費条件の送信
装置要求チケットスキーマ643 には、送信側つまり、消
費しようとしている利用者が保持していなければならな
い利用者登録証が記されている。万一、消費者がこの利
用者登録証を所有していなければ、この電子チケットを
消費することはできない。同様に、消費条件の受信装置
要求チケットスキーマ644 には、受信側つまり改札者が
保持していなければならない改札者登録証が記されてい
る。万一、改札者が、ここに記されている改札者登録証
を所有していなければ消費者は、そのチケットをこの改
札者に改札させてはならない。口座アドレス証明書 図11は、アドレス証明書の一実施例である口座アドレ
ス証明書60F を示す。口座アドレスとは、ある利用者に
割り当てられた口座装置のアドレスであり、本実施例で
は、IETFで標準化されているURI(Universal Resource I
dentifier)等を用いて指定するが、口座管理者ID+シ
リアル番号など、ユニークな値であれば他の表現を用い
ることも可能である。
【0027】所有者IDとは、電子チケットの所有者の
識別子であり、本実施例では、各利用者はユニークな携
帯型処理装置を保有しているので、この携帯型処理装置
の識別子を所有者IDとして用いており、これが口座ア
ドレス証明書の所有者IDとして使用される。携帯型処
理装置の識別子としては、ユニークな値であればとのよ
うな方法で決めた値を用いてもよいが、例えば携帯型処
理装置発行者ID+シリアル番号、携帯型処理装置内の
署名装置の公開鍵、公開鍵のハッシュ値、公開鍵証明書
の識別子、公開鍵証明書のハッシュ値などの値を用いる
方法等がある。
【0028】口座アドレス証明書60F は、この口座アド
レスと所有者IDとの対応関係を保証するものであり、
信頼できる口座管理センタ、CA局、あるいは利用者自
身等によって署名される。所有者IDとして口座アドレ
スそのままを用いることも可能であるが、この場合、利
用者が携帯型処理装置を紛失するなどの理由により、所
有者IDを変更しなければならなくなった場合、口座ア
ドレスも変更しなければならなくなる。しかし、口座ア
ドレスは通常、銀行の口座番号や電子メールアドレスと
同じように取引のある企業や個人に広く通知される内容
であり、頻繁に変更作業を行うことは容易ではない。一
方、上記のように、利用者と口座アドレスを分離し、そ
の対応関係を口座アドレス証明書によって保証する方式
では、所有者IDを変更しても、新しい口座アドレス証
明書を発行してもらうことにより、口座アドレスは代え
なくてすむという利点がある。
【0029】一人の利用者は、複数の口座装置を保有す
ることもでき、それぞれの口座装置に対して、同一口座
アドレスを割り当て、格納する電子チケットの種類や利
用者の居場所などにより、利用する口座装置を振り分け
ることを可能にする実装も可能である。例えば、自宅の
PCをネットワークに接続している場合には、そのPC
上の口座装置を利用し、そうでない場合は、契約してい
るインターネットプロバイダのホスト上の口座装置に切
り換える場合などである。この様に複数の口座装置を代
表する口座アドレスは特に代表アドレスとも呼ぶ。
【0030】図11において、権利種別604 は、口座ア
ドレス証明書であり、権利情報610は、口座アドレスか
ら構成される。一般に所有者IDは、携帯処理装置400
の変更や鍵の変更などと共に変更されるものであり、口
座アドレス証明書を使用することにより、電子チケット
の実施において、前述のように口座変更や鍵の変更に容
易に対応できる利点がある。フローチャート 以下、図1に示したシステムにおけるこの発明の構成要
素である発行装置100、口座装置210 、利用者端末装置3
00 、改札装置500 の実施例を図面により説明する。利用者端末装置から口座装置へのアクセス 図12は、携帯型処理装置(ICカード等)400 受付時
の利用者端末装置300のフローである。 ステップ1001:利用者端末装置300 の接続装置303 (図
3B)に携帯型処理装置400 が接続される。 ステップ1002:携帯型処理装置400 を検証し、このシス
テム対応の携帯型処理装置であるかどうかを判断する。
もし、携帯型処理装置400 から見て、利用者端末装置30
0 が信用できない場合は、携帯型処理装置400 が利用者
端末装置を検証してもよい。 ステップ1003:検証結果を判定する。 ステップ1004:正しくない、即ち、対応しない携帯型処
理装置の場合には、例外イベントを投げ、処理を終了す
る。 ステップ1005:対応する携帯型処理装置であれば携帯型
処理装置400 の蓄積部402 から口座装置の口座アドレス
を読み込む。 ステップ1006:口座アドレスにより指し示される口座装
置210 の電子チケット処理部203 への接続を要求する。
【0031】もし、口座装置210 から見て、携帯型処理
装置400 が信用できない場合には、口座装置210 が携帯
型処理装置400 を検証することもできる。検証方法とし
ては、携帯型処理装置400 が口座装置210 に対応する秘
密鍵を有しているかどうかの確認を行うなどが考えられ
る。逆に、携帯型処理装置400 から見て口座装置210 が
信用できない場合には、携帯型処理装置が口座装置を検
証することもできる。この場合、口座装置210 自身が秘
密鍵を持たない場合は、口座装置210 を管理する管理セ
ンタ200 は認証用鍵を設け、利用者はその鍵で管理セン
タ200 を検証してもよい。接続要求を受けた口座装置21
0 の電子チケット処理部203 は、利用者端末装置300 と
の接続処理を実行する。 ステップ1007:口座装置210 の電子チケット処理部203
との接続が成功すると、口座装置210 より接続通知が届
き、接続が完了する。
【0032】ここでは、携帯型処理装置400 と利用者端
末装置300 を分けた形態を例に挙げたが、利用者端末装
置300 そのものに認証機能をもつ、一体化した形態もと
りうる。譲渡 (図29参照) 図13は、電子チケットの譲渡における譲渡側の利用者
端末装置300Aの端末制御部302 が実行するメインフロー
である。 ステップ2000:利用者Aは例えば入力装置304 により手
入力あるいは図12で示した接続方法により自分の口座
装置210Aの口座アドレスを利用者端末装置300 に入力し
てその口座装置210Aと接続する。 ステップ2001:端末制御部302 は、口座装置210Aの口座
制御部202 に対し、蓄積部212 内に格納されている電子
チケット一覧情報を要求する。 ステップ2002:口座装置210Aから受信した電子チケット
一覧を表示装置301 に表示する。 ステップ2003:一覧に表示されたチケットのうち、譲渡
するチケットを入力装置304 により選択するとともに、
譲渡先利用者Bの口座アドレスを入力する。 ステップ2004:指定した電子チケット及び譲渡先利用者
Bの口座アドレスを口座装置210Aに通知する。 ステップ2005:口座装置210Aから譲渡先の口座アドレス
証明書を受信し、検証する。 ステップ2006:口座装置210Aの口座制御部202 に口座ア
ドレス証明書の検証結果と譲渡処理の実行要求を送る。 ステップ2007:口座制御部202 から譲渡証明書を受信
し、それを携帯型処理装置400Aに送り、署名を要求す
る。 ステップ2008:携帯型処理装置400Aから署名付譲渡証明
書を受信し、それを口座装置210Aに送信する。 ステップ2009:口座装置210Aより譲渡処理の実行結果を
受信する。 ステップ2010:実行結果を表示装置301 に表示する。
【0033】図14は、図13のステップ2001で要求さ
れた電子チケット一覧を口座制御部202 が生成するフロ
ーである。 ステップ2101:口座制御部202 は、電子チケット処理部
203 にチケットインデックスを要求する。 電子チケット処理部203 は、蓄積部204 に保持している
チケットインデックスを取り出し、口座制御部202 に送
信する。 ステップ2102:口座制御部202 は送られてきたチケット
インデックスを受信する。 ステップ2103:取得したインデックス情報を元にチケッ
ト一覧情報の画面生成情報(例えばhtml画像情報)を生
成する。 ステップ2104:生成したチケット一覧情報の画面を要求
元の利用者端末装置300に送信する。
【0034】図15は、図13のステップ2004で送信さ
れてきた譲渡先口座アドレスに応答して譲渡側口座装置
210 の口座制御部202 の制御に従って電子チケット処理
部203 が実行するメインフローである。 ステップ2301:処理を開始すると、まず、譲渡先口座装
置210Bに利用者端末装置210Aから受信した譲渡先の口座
アドレスにアクセスする。 ステップ2302:アクセスの結果、譲渡先の口座装置210B
から口座アドレス証明書が送信されて来る。 ステップ2303:送られてきた口座アドレス証明書を要求
元の利用者端末装置300Aに送信する(図13のステップ
2005へ)。 ステップ2304:利用者端末装置からステップ2006で送ら
れてくる検証結果と譲渡要求を受信する。 ステップ2305:検証結果を判断する。 ステップ2306:正しくなければ例外イベントを上げ処理
を終了する。 ステップ2307:チケットに記載されている譲渡先の流通
条件を検証する。 ステップ2308:検証結果を判断する。 ステップ2309:正しくなければ、例外イベントを上げ、
処理を終了する。 ステップ2310:条件に合致していれば、チケット本体を
譲渡先の口座装置210Bに送信する。 ステップ2311:譲渡先での検証結果が送られてくるので
これを受信する。 ステップ2312:検証結果を判断する。 ステップ2313:正しくなければ処理を終了する。 ステップ2314:正しければ譲渡証明書を作成する。 ステップ2315:譲渡証明書を譲渡側利用者端末装置300A
に送り、署名を要求する(図13のステップ2007へ) ステップ2316:利用者端末装置300Aから署名付譲渡証明
書を受信し、譲受側の口座装置に送信しする。 ステップ2317:譲渡が完了した報告を利用者端末装置30
0 に送る(図13のステップ2009へ)。
【0035】図16は、利用者端末装置300Aにおけるス
テップ2005の口座アドレス証明書の検証フローを示す。 ステップ2401:図15のステップ2303で自分の口座装置
210Aから送られてきた譲受人の口座アドレス証明書を受
信する。 ステップ2402:口座アドレス証明書の正当性の検証を行
う。 ステップ2403:検証結果を判定する。 ステップ2404:検証の結果、正当な証明書でなかった場
合には、例外イベントを上げ、処理を終了する。 ステップ2405:証明書が正当なものであった場合には、
ステップ2003で譲渡側利用者が入力した譲受側の口座ア
ドレスと、ステップ2401で受信した譲受側の口座アドレ
ス証明書に記載されている口座アドレスが一致している
か検証を行う。 ステップ2406:検証の結果を判定する。 ステップ2407:一致していない場合には、例外イベント
を上げ処理を終了する。 ステップ2408:一致していた場合には、そのまま処理を
終了し、図13のステップ2006に移る。
【0036】図17は、譲渡における譲受側の口座装置
210Bの電子チケット処理部のメインフローである。 ステップ2501:譲渡側口座装置210Aから譲渡処理が要求
されると、まず、口座アドレス証明書を譲渡側口座装置
210Aに送信する。 ステップ2502:譲渡側口座装置からの電子チケット本体
を受信する。 ステップ2503:受信したチケットの正当性を検証する。 ステップ2504:受信したチケットに記載されている譲渡
側流通条件を検証する。 ステップ2505:検証結果を判定する。 ステップ2506:流通条件に合致していなければ、例外イ
ベントを発生し処理を終了する。 ステップ2507:条件に合致していれば検証結果を譲渡側
口座装置210Aに通知し、電子チケット本体を保持する。 ステップ2508:譲渡側口座装置210Aから署名付譲渡証明
書を受信し、先に受信したチケット本体に署名付譲渡証
明書を添付して蓄積部に格納して処理を終了する。発行 (図30参照) インターネット上の、例えばチケットビューローとして
の発行装置100 で演劇、スポーツ、コンサート、等から
所望のチケットを選択し、電子チケットの発行を受ける
(購入する)場合の処理を説明する。
【0037】図18は、電子チケット発行における利用
者端末装置のメインフローである。 ステップ3001:利用者端末装置300 は、発行装置100
(図2A)の発行情報生成制御部101 に、発行装置で発
行している電子チケットの一覧を要求する。発行情報生
成制御部101 は、発行できる電子チケットの一覧情報を
利用者端末装置に送信する。 ステップ3002:端末制御部302 は、電子チケット一覧を
受信する。 ステップ3003:受信した電子チケット一覧を表示装置30
1 に表示する。 ステップ3004:利用者(購入者、即ち譲受者)は、一覧
に表示された電子チケットのうち、発行を依頼する電子
チケットを選択し、譲受者の口座装置の口座アドレスを
入力する。この際の口座アドレスは、発行を受け付ける
際に、利用者端末装置300 の入力装置304 から入力させ
るか、もしくは、利用者端末装置300 に挿入される携帯
型処理装置400 から取得する。 ステップ3005:発行情報生成制御部101 に選択した電子
チケットを表す電子チケット選択情報と共に発行処理の
実行要求を送信する。 ステップ3006:発行情報生成制御部101 より発行処理の
実行結果(電子チケット)が送られてくるので、これを
受信する。 ステップ3007:処理の実行結果を表示装置301 に表示す
る。
【0038】図19は、電子チケット発行における発行
装置100 の発行情報生成制御部101のフローである。 ステップ3101:発行制御部101 は利用者端末装置からの
電子チケット一覧要求を受信し、電子チケット処理部10
2 に電子チケット一覧の生成を要求する。 ステップ3102:電子チケット処理部102 は発行できる電
子チケット一覧の画像データを生成し、発行制御部101
に渡す。 ステップ3103:発行制御部101 は電子チケット一覧画像
データを要求もとの利用者端末装置300 に送信する。 ステップ3104:発行制御部101 は利用者端末装置300 か
ら電子チケット発行要求と電子チケット選択情報を受け
る。 ステップ3105:電子チケット処理部102 は、要求された
電子チケットの発行処理(図20)を実行する。 ステップ3106:電子チケット処理部102 は、発行した処
理結果を表示する表示画像情報を生成する。 ステップ3107:発行情報生成制御部は、生成した表示画
像情報を利用者端末装置300Aに送信する。
【0039】図20は、図19の電子チケット発行にお
けるステップ3105の電子チケット発行処理フローであ
る。 ステップ3201:処理を開始すると、図15の処理と同様
にまず、譲受者(発行要求者)の口座装置に口座アドレ
スでアクセスする。 ステップ3202:アクセスの結果、口座アドレス証明書が
送信されて来る。 ステップ3203:送られてきた口座アドレス証明書の正当
性を検証する。 ステップ3204:検証結果を判定する。 ステップ3205:口座アドレス証明書が正しくなければ、
例外イベントを発生し、処理を終了する。 ステップ3206:正しければ、口座アドレス証明書に記載
の利用者識別子を元に電子チケットを作成し(そのチケ
ットに利用者識別子を埋込む)、発行する。 ステップ3207:作成したチケットに記載されている受信
側流通条件を検証する。 ステップ3208:検証結果を判定する。 ステップ3209:記載されている条件に合致しなければ、
例外イベントを発生し処理を終了する。 ステップ3210:条件に合致していれば、電子チケット本
体を譲受側(発行要求利用者)の口座装置に送信する。 ステップ3211:譲受側口座装置で行われた電子チケット
の各種検証結果を受信する。 ステップ3212:受信した結果を検証する。 ステップ3213:問題があった場合には例外イベントを上
げ処理を終了する。
【0040】図21は、電子チケット発行における譲受
側の口座装置210 の電子チケット処理部のメインフロー
である。 ステップ3301:発行装置100 からのアクセスがあり(図
20のステップ3201)発行処理が要求されると、まず、
口座アドレス証明書を送信する。 ステップ3302:発行側より電子チケット本体が送信され
て来るのでこれを受信する。 ステップ3303:受信した電子チケットの正当性を検証す
る。 ステップ3304:受信したチケットに記載されている送信
側流通条件を検証する。 ステップ3305:検証結果を判定する。 ステップ3306:流通条件に合致していなければ、例外イ
ベントを発生し、処理を終了する。 ステップ3307:条件に合致していれば検証結果を発行側
に通知する。 ステップ3308:その電子チケットを蓄積部204 に格納し
て処理を終了する。
【0041】発行処理におけるこの譲受側口座装置の処
理フローでは、電子チケットに記載された送信側流通条
件の検証を行っているだけで、発行の可否は制御してい
ない。これにより、クーポンやギフト券などを自由に送
ることが可能になる。ただし、ダイレクトメールのよう
な電子チケットを大量に送りつけてくるような発行業者
等に対処するために、予め利用者端末装置から受信許可
が出なければ、電子チケットを受け取らないようなフロ
ーにしてもよい。消費 (図31参照) 図22は、電子チケットの消費における改札装置500 の
改札制御部501 が実行するメインフローである。この電
子チケットの消費処理の例では、利用者が例えばコンサ
ート会場に入場する場合に、予め購入し自分の口座に保
管してある電子チケットを使用する際の電子チケットの
改札を想定して説明する。従って、この例では改札装置
は特定の種類、即ち、ここではコンサート入場券として
の電子チケットに対する改札を行う。 ステップ4001:改札制御部502 (図4B)は接続装置503
に携帯型処理装置(ICカード)の挿入を待っている。 ステップ4002:携帯型処理装置が挿入されると先に図1
2で述べた端末と口座装置接続処理により改札装置と利
用者の口座装置の接続を行う。 ステップ4003:改札装置内の電子チケット処理部501 に
改札処理を要求する。 ステップ4004:利用者の口座装置210 から消費証明書を
受け取る。 ステップ4005:その消費証明書を携帯型処理装置400 に
送信して消費証明書に対する署名を要求する。 ステップ4006:携帯型処理装置400 から署名付消費証明
書を受信し、改札装置500 内の電子チケット処理部501
に送る。 ステップ4007:改札制御部502 は電子チケット処理部50
1 が改札処理を実行した処理結果を受信する。 ステップ4008:改札制御部は、接続装置503 に携帯型処
理装置の排出を要求する。
【0042】図23は、消費における改札装置500 の電
子チケット処理部501 が実行するフローである。 ステップ4100:改札制御部502 から改札要求(図22の
ステップ4003)を受信し、処理を開始する。 ステップ4101:改札者の本人性を利用者の口座装置210
に確認してもらうために改札者の改札者登録証を先に接
続された利用者の口座装置210 に送信する。 ステップ4102:利用者の口座装置210 から検証結果を受
信する。 ステップ4103:検証結果を判定し、検証の結果、正しく
ないという判断が返ってきた場合には、処理を終了す
る。 ステップ4104:正しければ口座装置210 に対し、改札条
件の提示を行う。 ステップ4105:口座装置210 から条件に合致した改札対
象のチケット本体が送信されるので、これを受信する。 ステップ4106:受け取ったチケットの正当性を検証す
る。 ステップ4107:電子チケット本体に記載されている消費
側の流通条件(この利用者がその電子チケットを使って
よいかなど)を検証する。 ステップ4108:検証結果を口座装置210 に通知する。 ステップ4109:検証結果を判定する。 ステップ4110:流通条件に合致していなければ、例外イ
ベントを発生し、処理を終了する。 ステップ4111:口座装置210 から消費証明書を受信す
る。 ステップ4112:改札制御部502 に消費証明書を送り、署
名を要求する。 ステップ4113:署名付消費証明書を改札制御部502 から
受信し、その正当性を検証する。 ステップ4114:検証結果を判定する。 ステップ4115:検証結果が正しくなければ例外イベント
を投げ、終了する。 ステップ4116:検証結果が正しければ改札結果をサービ
ス提供する装置、例えば、入場ゲート装置や店頭POS
端末などに改札結果を送信する。 ステップ4117:電子チケットと署名付消費証明書を保管
する。
【0043】なお、上記改札判断においては、使用済み
の電子チケットのチケットIDをデータベースなどに登
録し、二重使用した電子チケットを検出し、これらの二
重使用を防止することも可能である。また、Distribute
d Digital Ticket Management for Rights Trading Sys
tem (ACM Conference on Electronic Commerce, 1999,
pp.110-118に記載されたトークンマネージャと呼ぶ原本
性管理装置を併用して、二重使用を防止することも可能
である。また、これらを行わなくても、使用された電子
チケットの譲渡証明の連鎖を分析することにより、多重
譲渡や多重使用などの不正者を特定し罰則を与えるなど
の事後防止を行うことができる。
【0044】図24は、消費における消費側(利用者)
の口座装置の電子チケット処理部のメインフローであ
る。 ステップ4201:処理開始後、改札者側の登録証が送られ
てくるので、これを受信する。 ステップ4202:登録証の検証および本人性の検証を行
う。 ステップ4203:検証結果を送信する。 ステップ4204:検証の結果を判定する。 ステップ4205:正しくなければ、例外イベントを上げ、
処理を終了する。 ステップ4206:改札側より改札条件が送信されてくるの
でこれを受信する。 ステップ4207:改札条件に合致するチケットを検索す
る。 ステップ4208:チケットに記載されている改札側の流通
条件(改札者にそのチケットを受け取る権利があるかな
ど)を検証する。 ステップ4209:検証結果を判定する。 ステップ4210:流通条件に合致していなければ、例外イ
ベントを発生し処理を終了する。 ステップ4211:条件に合致していればチケット本体を改
札側に送信する。 ステップ4212:改札側の流通条件検証の結果を受信す
る。 ステップ4213:消費証明書を作成する。 ステップ4214:これを改札側に送信する。ルーチンフロー 以下に上記各フロー中のルーチンフローを示す。
【0045】図25は、電子チケットの正当性検証フロ
ーを示す。 ステップ5101:まず、チケットの構造を検証する。 ステップ5102:検証結果を判定する。 ステップ5103:検証の結果、正しいチケットでなかった
場合には、例外イベントを発生し、処理を終了する。 ステップ5104:正しいチケットであった場合には、後で
述べる図26のフローで得た公開鍵を用いて署名を検証
し、処理を終了する。ただし、登録証の署名検証に必要
な鍵を既に所有しているものとする。
【0046】図26は、例えば図9に示した利用者登録
証及び図10に示した改札者登録証などの登録証の検証
フローを示す。 ステップ5201:登録証の電子チケットとしての正当性の
検証を図25のフローに従って行う。 ステップ5202:検証結果の判定を行う。 ステップ5203:検証の結果、正しくなければ例外イベン
トを発生し、処理を終了する。 ステップ5204:正しければ登録証に記述されている公開
鍵をその所有者IDに対する公開鍵として保存する。
【0047】図27Aは、流通条件検証フローを示す。
この処理は、例えば図15のステップ2307、図17のス
テップ2504、図20のステップ3207、図21のステップ3
304、図23のステップ4107、図24のステップ4208な
どで実行される処理であり、電子チケットの移転先又は
移転元に要求される資格を検証する。 ステップ5501:電子チケットに記載されている流通条件
の読み出しを行う。 ステップ5502:条件として記載されている登録証の検札
を図27Bに示す処理フローに従って行う。 ステップ5503:取得した登録証の、電子チケットとして
の正当性の検証を図25のフローに従って行う。 ステップ5504:取得した登録証の所有者IDとその電子
チケットの所有者IDが一致しているか検証する。
【0048】図27Bは、図27Aにおけるステップ55
02の登録証検札における検札側のフローを示す。 ステップ5601:検札すべき電子チケットとしての登録証
のスキーマIDを被検札側に提示し、その登録証を要求
する。 ステップ5602:検札側は、送信されてきた検索結果を受
信する。 ステップ5603:登録証が受信されていれば、検札すべき
電子チケットとしての登録証のスキーマIDが受信した
登録証のスキーマIDと一致しているかを検証する。 ステップ5604:検証結果を判定し、正しければそのまま
処理を終了する。 ステップ5605:検証結果が正しくなければ、例外イベン
トを上げ、処理を終了する。
【0049】図28は、図27Bの検札側処理における
登録証の要求に応答する被検札側の処理フローを示す。 ステップ5701:被検札側は、検札側より受信したスキー
マIDに合致する電子チケットとしての登録証を検索す
る。 ステップ5702:検索の結果、スキーマIDと合致する登
録証を所有していた場合には、その登録証を検札側に送
信し、所有していない場合には、その旨を送信する。 変形例 前述の実施例では、ネットワーク上の口座装置に電子チ
ケットを格納したが、これと同等な口座装置に格納され
た電子チケットをこれらの携帯可能な口座装置にダウン
ロードし、電子チケットが格納された口座装置を携帯型
処理装置と共に利用者が携帯することにより、ネットワ
ーク上の口座装置に接続するための設備を有していない
オフラインの改札装置に対しても、これらの携帯された
口座装置と改札時に接続することにより、本実施例と全
く同様の方法で改札を行うこともできる。また、この場
合、口座装置と携帯型処理装置は、1つの物理的な装置
内に共存させるようにしてもよい。
【0050】前述の実施例では、口座アドレス証明書
と、利用者登録証を別個の証明書として実現した例を示
したが、口座アドレス証明書に利用者登録証の機能を持
たせ、署名付譲渡証明書や署名付消費証明書の署名検証
に必要な公開鍵を記述しておき、利用者登録証の検札の
処理を省略することも可能である。また、逆に、利用者
登録証に口座アドレス証明書の機能を持たせ、ある特定
の口座アドレス証明書を保有することを流通対象の電子
チケットの流通条件として記載し、流通条件検証処理と
して、口座アドレス証明書の検証を行ってもよい。
【0051】前述の実施例では改札処理の場合、携帯型
処理装置400 は改札装置500 に挿入され、機械的、電気
的に接続される場合を説明したが、携帯型処理装置400
に通信網(インターネット10)との接続機能を持た
せ、通信網を介して改札装置500 と接続して電子チケッ
トの消費処理を行うようにしてもよい。あるいは、携帯
型処理装置400 を利用者端末装置300 に挿入し、利用者
端末装置300 により通信網を介して改札装置500 との接
続を行い、電子チケットの改札処理(消費処理)を行っ
てもよい。
【0052】前述の実施例では、消費処理における電子
チケットの消費証明書の作成(図24のステップ4213)
は利用者の口座装置210 が行う場合を説明したが、消費
証明書は改札装置500 が作成してもよいし、上述した携
帯型処理送値400 を利用者端末装置300 に挿入し、通信
網を介して改札装置に接続して消費処理を行う場合は利
用者端末装置が作成してもよい。上述した口座装置210
及び改札装置500 が実行する処理は、予めプログラムと
してそれぞれ記録媒体としての蓄積部204 及び504 に格
納しておき、そのプログラムをそれぞれ口座制御部202
及び改札制御部502 により読み出して実行するようにし
てもよい。勿論、図示してない記録媒体駆動装置を口座
装置210 及び改札装置500 に設けておき、その駆動装置
に前述のプログラムが記録された記録媒体を装着してそ
れぞれの制御部によりプログラムを読み出し、実行して
もよい。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、電子チケット発行機
関(発行装置)とは独立して口座管理センタの口座装置
に設けられた蓄積部に各利用者が電子チケットを保管
し、電子チケットを使用する(譲渡又は消費する)時
に、その口座装置にアクセスして必要な電子チケットを
取り出すようにしているため、利用者が使用する携帯型
処理装置には電子チケットを保持する必要が無く、異な
る発行機関の多種多様の電子チケットを大量に保管し、
使用することができる。
【0054】各口座アドレスは原則的にどの利用者もア
クセス可能であり、任意の譲受人の口座アドレスに任意
の時に電子チケットを一方的に振り込むことができる。
各改札装置は通信網上の口座装置にアクセスできるの
で、利用者は携帯型処理装置に電子チケット本体を格納
しておく必要が無く、移動先の改札装置から口座装置に
アクセスして電子チケットの消費を行うことができる。
口座装置に鍵を設けず、携帯型処理装置に署名機能を持
たせ、譲渡及び消費を行う場合に、譲渡証明書及び消費
証明書に携帯型処理装置により署名を付けるようにして
いるため、譲受者になりすまして不正に電子チケットを
入手しても正しい署名を譲渡証明書又は消費証明書に付
けることができないので不正入手した電子チケットを使
用することができない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子チケットシステムの構成例を示すブロック
図。
【図2】Aは、発行装置の機能構成例を示すブロック
図、Bは、口座装置の機能構成例を示すブロック図。
【図3】Aは口座装置のより詳細な機能構成を示す図、
Bは利用者端末装置の機能構成例を示すブロック図。
【図4】Aは携帯型処理装置の機能構成例を示すブロッ
ク図、Bは、改札装置の機能構成例を示すブロック図。
【図5】電子チケットの例を示す図。
【図6】譲渡証明書の例を示す図。
【図7】消費証明書の例を示す図。
【図8】Aは簡略化された譲渡証明書の例を示す図、B
は簡略化された消費証明書の例を示す図。
【図9】利用者登録証の例を示す図。
【図10】改札者登録証の例を示す図。
【図11】口座アドレス証明書の例を示す図。
【図12】携帯型処理装置受付時の利用者認証装置のメ
インフローを示す図。
【図13】譲渡における譲渡側利用者の表示装置のメイ
ンフローを示す図。
【図14】チケット一覧表示における口座制御部のフロ
ーを示す図。
【図15】譲渡における譲渡側口座装置の電子チケット
処理部のメインフローを示す図。
【図16】利用者端末装置における口座アドレス検証の
フローを示す図。
【図17】譲渡における譲受側口座装置の電子チケット
処理部のメインフローを示す図。
【図18】発行における譲受側利用者端末装置の表示装
置のメインフローを示す図。
【図19】発行における発行情報生成制御部のフローを
示す図。
【図20】発行における発行装置側の電子チケット処理
部のメインフローを示す図。
【図21】発行における譲受側口座装置の電子チケット
処理部のメインフローを示す図。
【図22】消費における利用者端末装置の処理フローを
示す図。
【図23】消費における改札装置の電子チケット処理部
のフローを示す図。
【図24】消費における消費側口座装置の電子チケット
処理部のメインフローを示す図。
【図25】チケットの正当性検証をフローを示す図。
【図26】登録証の検証フローを示す図。
【図27】Aは流通条件検証フローを示す図、Bは流通
条件の検証における検証側のフローを示す図。
【図28】流通条件の検証における被検証側のフローを
示す図。
【図29】譲渡処理における全体のシーケンスを示す
図。
【図30】発行処理における全体のシーケンスを示す
図。
【図31】消費処理における全体のシーケンスを示す
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 506 506

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者端末装置と発行装置と口座装置が
    通信網に接続されて構成された権利情報処理システムに
    おける電子権利情報の発行処理方法であり、 (a) 利用者端末装置から口座アドレスと発行要求とを発
    行装置へ送るステップと、 (b) 上記発行装置は口座アドレスに対応した口座装置に
    発行要求を送信するステップと、 (c) その口座装置から利用者識別子を入手するステップ
    と、 (d) その利用者識別子を含む電子権利情報を作成するス
    テップと、 (e) 上記電子権利情報を上記口座装置へ送るステップ
    と、 (f) 上記口座装置は上記電子権利情報を蓄積部に記憶す
    るステップ、とを含むことを特徴とする電子権利情報の
    発行処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、上記ステッ
    プ(d) は、 (d-1) 上記発行装置は上記発行要求を受け取ると、上記
    利用者の口座アドレスをアクセスするステップと、 (d-2) アクセスされた上記口座装置はその利用者に割り
    当てられたその口座アドレスとその口座装置の利用者の
    識別子との対応関係を保証した口座アドレス証明書を発
    行装置へ送るステップと、 (d-3) 発行装置は口座アドレス証明書を検証し、その検
    証に合格すると、その口座アドレス証明書中の利用者識
    別子を上記利用者識別子として用いるステップ、とを含
    むことを特徴とする電子権利情報の発行処理方法。
  3. 【請求項3】 利用者端末装置と口座装置と改札装置と
    が通信網に接続されて構成された権利情報処理システム
    における電子権利情報の消費処理方法であり、 (a) 携帯型処理装置から口座アドレスを取り出して改札
    装置へ送るステップと、 (b) 上記改札装置は口座アドレスの口座装置と接続し、
    必要な電子権利情報を要求するステップと、 (c) 上記口座装置は要求された電子権利情報を取出して
    上記改札装置へ送るステップと、 (d) 上記改札装置はその電子権利情報を検証して改札の
    許可、不許可の判断をするステップ、とを含むことを特
    徴とする電子権利情報の消費処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、上記ス
    テップ(d) は、 (d-1) 消費証明書への署名を上記携帯型処理装置に要求
    するステップと、 (d-2) 上記携帯型処理装置は署名付消費証明書を生成し
    て上記改札装置に送るステップと、 (d-3) 上記改札装置は上記署名付消費証明書を検証する
    ステップ、とを含むことを特徴とする電子権利情報の消
    費処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の方法において、上記ス
    テップ(c) は取出した上記電子権利情報について改札側
    の流通条件を検証し、それに合格すると上記改札装置へ
    送るステップを含むことを特徴とする電子権利情報の消
    費処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項3、4又は5に記載の方法におい
    て、上記ステップ(d) は受取った上記電子チケットにつ
    いて利用者側の流通条件を検証し、その検証結果も上記
    許可、不許可の判断に用いることを特徴とする電子権利
    情報の消費処理方法。
  7. 【請求項7】 利用者端末装置と口座装置が通信網に接
    続されて構成された権利情報処理システムにおける電子
    権利情報の譲渡処理方法であり、 (a) 利用者端末装置は、電子権利情報の識別子と、譲渡
    先アドレスを含む譲渡要求をその譲渡者の口座装置へ送
    るステップと、 (b) 上記譲渡者の口座装置は上記譲渡先アドレスの口座
    装置へ上記電子権利情報を送るステップと、 (c) 上記譲渡先の口座装置は上記電子権利情報を譲渡先
    の口座装置に格納するステップ、とを含むことを特徴と
    する電子権利情報の譲渡処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、上記ス
    テップ(b) は、 (b-1) 上記譲渡者の口座装置が上記譲渡先の口座装置を
    アクセスすると、上記譲渡先の口座装置は、口座アドレ
    スとその口座装置の利用者の識別子との対応関係を保証
    した口座アドレス証明書を上記譲渡者の口座装置を介し
    て上記利用者端末装置へ送るステップと、 (b-2) 上記利用者端末装置は上記口座アドレス証明書を
    検証し、その検証結果を上記譲渡者の口座装置へ送るス
    テップと、 (b-3) 上記譲渡者の口座装置は受信した検証結果が合格
    であれば上記電子権利情報の送信を行うステップ、とを
    含むことを特徴とする電子権利情報の譲渡処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の方法において、
    上記ステップ(a) は、 (a-1) 上記利用者端末装置に携帯型処理装置が提示され
    るとその携帯型処理装置に内蔵されている上記譲渡者の
    口座アドレスを使って上記譲渡者の口座装置に接続し、
    電子権利情報一覧を要求するステップと、 (a-2) 上記譲渡者の口座装置は要求された電子権利情報
    の一覧を作成して上記利用者端末装置に送信するステッ
    プと、 (a-3) 上記利用者端末は上記譲渡者により上記電子権利
    情報一覧から選択された電子権利情報の識別子と共に上
    記譲渡先アドレスと上記譲渡要求を上記譲渡者の口座装
    置に送信するステップ、とを含むことを特徴とする電子
    権利情報の譲渡処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8に記載の方法におい
    て、更に、 (d-1) 上記譲渡者の口座装置は譲渡証明書を要求するス
    テップと、 (d-2) 上記利用者端末装置は署名付譲渡証明書を生成
    し、上記譲渡者の口座装置を介して上記譲渡先の口座装
    置に送信するステップと、 (d-3) 上記譲渡先の口座装置は受信した上記署名付譲渡
    証明書を格納するステップ、とを含むことを特徴とする
    電子権利情報の譲渡処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法において、上
    記ステップ(d-2) は、 (d-2-1) 上記利用者端末装置は上記携帯型処理装置に上
    記譲渡証明書対する署名を要求するステップと、 (d-2-2) 上記携帯型処理装置は上記署名付譲渡証明書の
    署名を生成し、上記利用者端末装置に送るステップと、 (d-2-3) 上記利用者端末装置は上記署名付譲渡証明書を
    上記譲渡者の口座装置を介して上記譲渡先の口座装置に
    送信するステップ、とを含むとこと特徴とする電子権利
    情報の譲渡処理方法。
  12. 【請求項12】 利用者端末装置と発行装置と口座装置
    と改札装置が通信網に接続されて構成された権利情報処
    理システムにおける口座装置であり: 固有の口座アドレスでアクセスされる通信手段と、 電子権利情報を蓄積する蓄積手段と、 電子権利情報を譲受ける処理を行う譲受処理手段と、 電子権利情報を消費する処理を行う消費処理手段、とを
    含むことを特徴とする口座装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の口座装置におい
    て、上記譲受処理手段は譲受要求を受けると、口座装置
    の口座アドレスとその口座装置の利用者の識別子との対
    応関係を保証した口座アドレス証明書を、アクセス元に
    送る手段と、発行装置から電子権利情報を受け取る手段
    と、その電子権利情報を上記蓄積手段に格納する手段と
    を含むことを特徴とする口座装置。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に記載の口座装置
    において、上記消費処理手段は、改札条件の提示を受け
    て、その改札条件と合致した電子権利情報を上記蓄積手
    段から検索して取出す手段と、その取出した電子権利情
    報について流通条件を検証する手段と、その検証に合格
    すると、その電子権利情報を改札装置へ送信する手段と
    を含むことを特徴とする口座装置。
  15. 【請求項15】 請求項12又は13に記載の口座装置
    において、利用者端末装置から電子権利情報の識別子
    と、譲渡先アドレスと、譲渡要求を受信すると、その譲
    渡先アドレスの口座装置に対してアクセスする手段と、
    利用者端末装置から譲渡先の口座アドレスの正当性の検
    証結果を受信すると上記電子権利情報を上記譲渡先の口
    座装置へ送る手段と、上記電子権利情報を上記譲渡先に
    譲渡する署名付譲渡証明書を上記譲渡先の口座装置へ送
    る手段とよりなる譲渡手段を備えることを特徴とする口
    座装置。
  16. 【請求項16】 利用者端末装置と発行装置と口座装置
    が通信網に接続されて構成された権利情報処理システム
    における利用者端末装置であり:利用者の口座アドレス
    が入力され、上記口座アドレスにより指定される口座装
    置に接続する手段と、 電子権利情報の譲渡処理において上記電子権利情報の識
    別子と譲渡先口座アドレスを上記口座装置に送信して譲
    渡を要求する手段と、 上記譲渡者の口座装置から送られてきた口座アドレス証
    明書を検証すると共に、上記口座アドレス証明書の口座
    アドレスと送信した上記譲渡先口座アドレスの一致を比
    較するする検証手段、とを含むことを特徴とする利用者
    端末装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の利用者端末装置は
    更に、譲渡証明書に対する署名を、装着された携帯型処
    理装置に要求し、得られた署名付譲渡証明書を検証して
    上記譲渡者の口座装置を介して譲渡先の口座装置に送信
    する手段を含むことを特徴とする利用者端末装置。
  18. 【請求項18】 改札装置と口座装置が通信網に接続さ
    れて構成された権利情報処理システムにおける改札装置
    であり:挿入された携帯型処理装置から利用者の識別情
    報と口座アドレスを受信し、上記口座アドレスにより指
    定される口座装置に接続する手段と、 上記口座装置に改札する電子権利情報を要求し、受信し
    た上記電子権利情報を検証し、検証結果を上記口座装置
    に送信する手段と、 消費証明書に対する署名を上記携帯型処理装置に要求
    し、得られた署名を検証する手段、とを含むことを特徴
    とする改札装置。
  19. 【請求項19】 利用者端末装置と発行装置と口座装置
    が通信網に接続されて構成された電子権利情報処理シス
    テムであり:上記通信網に接続され、それぞれの利用者
    に与えられた口座アドレスによりアクセスされ、利用者
    の電子権利情報を管理するための複数の口座装置と、各
    上記口座装置は、利用者の電子権利情報を保管するため
    の蓄積部を含んでおり、 上記通信網に接続され、利用者の口座アドレスにより上
    記口座装置をアクセスし、電子権利情報の譲渡、消費の
    いずれかの処理を要求する端末手段、とを含むことを特
    徴とする電子権利情報処理システム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の電子権利情報処理
    システムは更に、上記 各利用者が保持し、上記端末手
    段に着脱可能に装着され、上記利用者の上記口座アドレ
    スと識別情報とを保持し、利用者の署名を作成する手段
    を有している携帯型処理装置を含むことを特徴とする電
    子権利情報システム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の電子権利情報処理
    システムにおいて、上記端末手段は複数の利用者端末装
    置を含み、各上記利用者端末装置は譲渡処理において利
    用者の識別子と、譲渡すべき電子権利情報を表す識別子
    と、譲渡先口座アドレスを入力して譲渡側の上記口座装
    置に送信して譲渡処理を要求する手段を含み、 譲渡者の上記口座装置は上記譲渡先口座アドレスの口座
    装置へ口座アドレス証明書を要求し、上記譲渡先口座装
    置から受信した口座アドレス証明書を上記利用者端末装
    置に送り、上記利用者端末から正しい検証結果を受信す
    ると上記電子権利情報を上記譲渡先の口座装置に送信す
    る手段を含み、 上記譲渡先の口座装置は、その電子権利情報を格納する
    手段を含む、ことを特徴とする電子権利情報処理システ
    ム。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の電子権利情報処理
    システムにおいて、上記譲渡者の口座装置は署名付譲渡
    証明書を上記利用者端末装置に要求する手段と、上記利
    用者端末装置から受信した署名付譲渡証明書を上記譲渡
    先の口座装置に送信する手段とを含み、 上記利用者端末装置は署名付譲渡証明書を生成して上記
    譲渡者の口座装置を介して譲渡先の口座装置に送信する
    手段を含み、 上記譲渡先の口座装置は上記譲渡者の口座装置から受信
    した上記署名付譲渡証明書を保存する手段を含む、 ことを特徴とする電子権利情報処理システム。
  23. 【請求項23】 請求項20に記載の電子権利情報処理
    システムにおいて、上記端末手段は複数の改札装置を含
    み、各上記改札装置は消費処理において、改札すべき電
    子権利情報を表す識別子を上記利用者の口座装置に送信
    して電子権利情報を要求する手段と、上記利用者の口座
    装置から受信した電子権利情報を検証し、合格であれば
    消費証明書に対する署名を上記携帯型処理装置に要求
    し、上記携帯型処理装置から受信した署名付消費証明書
    の署名を検証し、改札の合否を判定する手段を含むこと
    を特徴とする電子権利情報処理システム。
  24. 【請求項24】 利用者端末装置と発行装置と改札装置
    と口座装置が通信網に接続されて構成された権利情報処
    理システムにおける口座装置の電子権利情報処理方法を
    実行するプログラムが記録された記録媒体であり、上記
    プログラムは、 (a) 口座アドレスのアクセスを受けるステップと、 (b) その口座アドレスとその口座装置の利用者の識別子
    との対応関係を保証した口座アドレス証明書をアクセス
    元に送るステップと、 (c) アクセス元から電子権利情報を受け取るステップ
    と、 (d) その電子権利情報を蓄積手段に格納するステップ、
    とを含むことを特徴とする記録媒体。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の記録媒体におい
    て、上記プログラムは、 (f) 上記改札装置から改札条件の提示を受けるステップ
    と、 (g) その改札条件の電子権利情報を蓄積手段から検索し
    て取出るステップと、 (h) その電子権利情報を上記改札装置に送るステップ、
    とを含むことを特徴とする記録媒体。
  26. 【請求項26】 利用者端末装置と改札装置と口座装置
    が通信網に接続されて構成された権利情報処理システム
    における改札装置の電子権利情報処理方法を実行するプ
    ログラムが記録された記録媒体であり、上記プログラム
    は、 (a) 挿入された携帯型処理装置から利用者の識別情報と
    口座アドレスを受信するステップと、 (b) 上記口座アドレスにより指定される口座装置に接続
    するステップと、 (c) 上記口座装置に改札する電子権利情報を要求するス
    テップと、 (d) 受信した上記電子権利情報を検証し、検証結果を上
    記口座装置に送信するステップと、 (e) 消費証明書に対する署名を上記携帯型処理装置に要
    求し、得られた署名を検証するステップ、とを含むこと
    を特徴とする記録媒体。
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