JP2001054261A - 成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及び螺旋輪板製造装置 - Google Patents

成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及び螺旋輪板製造装置

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JP2001054261A JP11223588A JP22358899A JP2001054261A JP 2001054261 A JP2001054261 A JP 2001054261A JP 11223588 A JP11223588 A JP 11223588A JP 22358899 A JP22358899 A JP 22358899A JP 2001054261 A JP2001054261 A JP 2001054261A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形ロ−ラ3の回転数変更にかかわらず良好な
品質を確保できる螺旋輪板製造装置を提供すること。 【解決手段】成形ロ−ラ対1の駆動ロ−ラ3と、巻き取
りドラム9とを別個に回転数制御(トルク制御を含む)
可能に配置し、駆動ロ−ラ3を駆動するロ−ラ駆動モ−
タ5とを回転させて、帯状体2を塑性変形させて螺旋輪
板を形成し、同時にドラム13に巻き取る。成形ロ−ラ
対1は、駆動ロ−ラ3に対して楔状隙間を挟んで近接配
置される従動ロ−4ラを有する。従動ロ−ラ4を帯状体
2を挟んで駆動ロ−ラ3に向けて押圧するロ−ラ押圧機
構8を設け、更に、このロ−ラ押圧機構8は、従動ロ−
ラ4を帯状体2を介して駆動ロ−ラ3に押し付ける押圧
力を調整可能な機構を有する。これにより、駆動ロ−ラ
3の回転数変更にもかかわらず帯状体2の塑性変形加工
精度を高精度に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形ロ−ラ対式螺旋輪
板製造方法及び螺旋輪板製造装置に関する。本発明はた
とえば電磁鋼帯をその主面を重ねて螺旋状に巻き取るこ
とにより回転電機のステ−タコアやロ−タコアを形成す
る場合に適用できる。
【0002】
【従来の技術】特公昭38ー7402号公報は、両外周
面が所定の楔状隙間を有して対面する姿勢で一対の切頭
円錐ロ−ラ(以下、単にテーパローラともいう)を設
け、電磁鋼帯を上記楔状隙間に挿通して塑性加工するこ
とにより、電磁鋼帯の一側面側に湾曲する螺旋輪板を作
成し、この螺旋輪板を主面が重なるように積み重ねてス
テ−タコアを作製することを提案している。以下、この
ように楔状隙間を挟んで配置された成形ロ−ラ対を用い
た帯状金属板の塑性加工により螺旋輪板を作製する製造
方法を、以下、成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及び螺
旋輪板製造装置というものとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た公報の成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及び螺旋輪板
製造装置では、成形ロ−ラ対で塑性変形された電磁鋼帯
は、その自重に任せて自在に積み重ねられるだけである
ので、成形ロ−ラ対による塑性変形加工後、螺旋輪板の
各タ−ンの位置合わせを行い、厚さ方向に一体化して円
筒コアとする作業が容易でなかった。
【0004】このため、本発明者らは、成形ロ−ラ対か
らでた螺旋輪板を成形ロ−ラ対と同期回転する巻き取り
ドラムで巻き取ることにより、成形ロ−ラ対による塑性
変形加工完了とほぼ同時に、円筒コア形成を完了するこ
とを考えた。
【0005】ところが、この巻き取りドラムによる螺旋
輪板巻き取りを行う成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及
び螺旋輪板製造装置では、生産性向上などのために成形
ロ−ラ対の回転数を変更する場合、電磁鋼帯の塑性変形
精度が低下するという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、成形ロ−ラ(又は巻き取りドラム)の回転数変
更にかかわらず良好な品質を確保できる成形ロ−ラ対式
螺旋輪板製造方法及び螺旋輪板製造装置を提供すること
を、その解決すべき課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及
び螺旋輪板製造装置では、塑性変形用の楔状隙間を挟ん
で対面配置された一対の成形ロ−ラの回転により帯状体
を一側面側に湾曲させた後、成形ロ−ラ対から出た湾曲
済みの帯状体を巻き取りドラムに巻き取る製造工程を採
用する。
【0008】本構成では特に、成形ロ−ラ又は巻き取り
ドラムの回転数変化に応じて成形ローラが帯状体を押圧
する押圧力を変更することを特徴とするので、成形ロ−
ラ(又は巻き取りドラム)の回転数変更にかかわらず良
好な品質を確保できる。なお、成形ロ−ラの回転数が増
加すれば当然、巻き取りドラムの回転数も増大するのは
当然である。また、成形ロ−ラ対の回転はその一方だけ
をモ−タ駆動してもよく、その両方をモ−タ駆動しても
よい。以下、モ−タ駆動される成形ロ−ラを駆動ロ−ラ
と呼び、モ−タ駆動されない成形ロ−ラを従動ロ−ラと
呼ぶこともある。本明細書でいう成形ロ−ラ対の回転数
とは駆動ロ−ラの回転数をいう。
【0009】以下、更に詳しく説明する。
【0010】本発明者らは、成形ロ−ラ対により帯状体
を塑性変形加工して螺旋輪板を製造する場合において、
生産性向上のために帯状体送り速度を向上するべく成形
ロ−ラ(および巻き取りドラム)の回転数を増大させる
と、帯状体の塑性変形精度が微妙に悪化することに気が
ついた。この原因を追求したところ次の問題が生じてい
ることを見いだした。
【0011】巻き取りドラムは、円筒コア作製のために
成形ロ−ラから出た塑性変形済みの帯状体を所定の引っ
張り力で巻き取っていく。成形ロ−ラ対からでた帯状体
は所定曲率に湾曲しており、巻き取りドラムはこの湾曲
した帯状体の略接線方向へ引っ張り、湾曲した帯状体は
その湾曲した方向に移動し、この移動は略旋回運動とな
る。
【0012】この状態で、成形ロ−ラの回転数変化に応
じて巻き取りドラムの回転数が変化すると、これは帯状
体の接線方向(螺旋輪板の)への帯状体の速度変化を招
き、この速度変化により帯状体の旋回質量に作用する遠
心力の変化を招く。この帯状体の遠心力変化は、楔状隙
間における駆動ロ−ラの略軸方向に作用するため、結
局、楔状隙間の帯状体に楔状隙間の狭い側から広い側に
向けて作用する力が変動する。
【0013】この力の変動は、楔状隙間における帯状体
の軸方向位置を変動させることになるため、成形ロ−ラ
対の帯状体加工具合(特にその曲率)が変わり、これに
より帯状体塑性変形精度の低下が生じる。
【0014】すなわち、帯状体に作用する遠心力変動に
より、楔状隙間における帯状体位置が変化し、これによ
り帯状体の塑性変形後の厚さに相当する帯状体位置にお
ける楔状隙間の幅が変動してしまう。巻き取りドラムが
成形ロ−ラ対の軸心と直角方向へ帯状体を引っ張れば上
記分力は解消するが、楔状隙間から出る帯状体は帯状体
の一側寄りに所定曲率で湾曲しているためにどうしても
その略接線方向へ引っ張らざるを得ない。
【0015】そこで、本発明の螺旋輪板製造装置では、
成形ロ−ラ又は巻き取りドラムの回転数変化に応じて、
楔状隙間の帯状体に対する成形ロ−ラの押圧力を変更す
ることにより、上記回転数変化による帯状体の遠心力変
化による影響を相殺する。このようにすれば、帯状体成
形加工速度の変更にかかわらず上記遠心力変動問題に対
する塑性変形精度の低下を防止することができる。
【0016】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
の成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及び螺旋輪板製造装
置において更に、巻き取りドラム又は駆動ロ−ラの回転
数と前記押圧力との最適な関係を記憶し、回転数を変更
する場合にこの関係に基づいて前記押圧力を自動変更す
るので、簡単な工程で塑性変形精度の向上を図ることが
できる。
【0017】請求項3記載の構成によれば請求項1又は
2記載の成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及び螺旋輪板
製造装置において更に、押圧力を、成形ロ−ラ又は巻き
取りドラムの回転数変化に正の相関を有する関係に基づ
いて変更するので一層、塑性変形精度を向上することが
できる。
【0018】上記遠心力は帯状体の送り速度すなわち巻
き取りドラムの回転数にほぼ比例するので、巻き取りド
ラムや成形ロ−ラの回転数変化に正の相関を有する関係
にしたがって成形ロ−ラの帯状体への押圧力を変化させ
ることにより帯状体を安定した形状へ塑性変形加工する
ことができる。
【0019】請求項4記載の構成によれば請求項3記載
の成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法及び螺旋輪板製造装
置において更に、前記関係は、正比例関係とされるの
で、制御に複雑なマップなどを必要とせず、簡単な工
程、構成で良好な塑性変形精度を実現することができ
る。
【0020】上記課題を解決するために、請求項5記載
の螺旋輪板製造装置では、成形ロ−ラ対の駆動ロ−ラ
(モータ駆動される成形ロ−ラ)と、巻き取りドラムと
を別個に回転数制御(トルク制御を含む)可能に配置
し、これら駆動ロ−ラを駆動するロ−ラ駆動モ−タとを
回転させて、帯状体を塑性変形させて螺旋輪板を形成
し、同時にドラムに巻き取る。成形ロ−ラ対は、上記駆
動ロ−ラに対して楔状隙間を挟んで近接配置される従動
ロ−ラを有し、従動ロ−ラはモ−タ駆動されなくてもよ
い。
【0021】本構成では特に、この従動ロ−ラを帯状体
を挟んで駆動ロ−ラに向けて所定の押圧力で押圧するロ
−ラ押圧機構を設け、更に、このロ−ラ押圧機構は、従
動ロ−ラを帯状体を介して駆動ロ−ラに押し付ける押圧
力を調整可能な機構を有している。
【0022】このようにすれば、成形ロ−ラの回転数変
更にもかかわらず帯状体の塑性変形加工精度を高精度に
保つことが可能な螺旋輪板製造装置を実現することがで
きる。
【0023】以下、更に詳しく説明する。
【0024】本発明者らは、成形ロ−ラ対により帯状体
を塑性変形加工して螺旋輪板を製造する場合において、
生産性向上のために帯状体送り速度を向上するべく成形
ロ−ラ(および巻き取りドラム)の回転数を増大させる
と、帯状体の塑性変形精度が微妙に悪化することに気が
ついた。この原因を追求したところ次の問題が生じてい
ることを見いだした。
【0025】巻き取りドラムは、円筒コア作製のために
成形ロ−ラから出た塑性変形済みの帯状体を所定の引っ
張り力で巻き取っていく。成形ロ−ラ対からでた帯状体
は所定曲率に湾曲しており、巻き取りドラムはこの湾曲
した帯状体の略接線方向へ引っ張り、湾曲した帯状体は
その湾曲した方向に移動し、この移動は略旋回運動とな
る。
【0026】この状態で、成形ロ−ラの回転数変化に応
じて巻き取りドラムの回転数が変化すると、これは帯状
体の接線方向(螺旋輪板の)への帯状体の速度変化を招
き、この速度変化により帯状体の旋回質量に作用する遠
心力の変化を招く。この帯状体の遠心力変化は、楔状隙
間における駆動ロ−ラの略軸方向に作用するため、結
局、楔状隙間の帯状体に楔状隙間の狭い側から広い側に
向けて作用する力が変動する。
【0027】この力の変動は、楔状隙間における帯状体
の軸方向位置を変動させることになるため、成形ロ−ラ
対の帯状体加工具合(特にその曲率)が変わり、これに
より帯状体塑性変形精度の低下が生じる。
【0028】すなわち、帯状体に作用する遠心力変動に
より、楔状隙間における帯状体位置が変化し、これによ
り帯状体の塑性変形後の厚さに相当する帯状体位置にお
ける楔状隙間の幅が変動してしまう。巻き取りドラムが
成形ロ−ラ対の軸心と直角方向へ帯状体を引っ張れば上
記分力は解消するが、楔状隙間から出る帯状体は帯状体
の一側寄りに所定曲率で湾曲しているためにどうしても
その略接線方向へ引っ張らざるを得ない。
【0029】しかし、本発明の螺旋輪板製造装置では、
この従動ロ−ラを帯状体を挟んで駆動ロ−ラに向けて所
定の押圧力で押圧するロ−ラ押圧機構を設け、更に、こ
のロ−ラ押圧機構は、従動ロ−ラを帯状体を介して駆動
ロ−ラに押し付ける押圧力を調整可能な機構を有してい
るので、駆動ロ−ラの回転数変更およびそれに伴う巻き
取りドラムの回転数変更に応じて、このロ−ラ押圧機構
による従動ロ−ラを駆動ロ−ラへ押圧する押圧力を調整
することができ、この調整により、上記駆動ロ−ラの回
転数変更に伴う帯状体の遠心力変動による塑性変形精度
の低下を防止することができる。
【0030】請求項6記載の構成によれば請求項5記載
の螺旋輪板製造装置において更に、巻き取りドラム又は
駆動ロ−ラの回転数と前記押圧力との最適な関係を記憶
し、回転数を変更する場合にこの関係に基づいて前記押
圧力を自動変更するので、簡単な工程で塑性変形精度の
向上を図ることができる。
【0031】請求項7記載の構成によれば請求項5又は
6記載の螺旋輪板製造装置において更に、駆動ロ−ラを
所定回転数値で駆動し、巻き取りドラムを定トルク駆動
し、駆動ロ−ラの回転数値の切り替えに応じてロ−ラ押
圧機構の押圧力を変更するので、駆動ロ−ラの回転数の
変更にかかわらず、それに応じて、ロ−ラ押圧機構が出
力する押圧力及び巻き取りドラムが出力するトルク値を
変更するので、駆動ロ−ラの回転数変更により派生する
2つの問題、すなわち、駆動ロ−ラの回転数変更により
上記帯状体に作用する遠心力が変動する問題、及び、駆
動ロ−ラの回転数変更により駆動ロ−ラと帯状体との間
の滑りの程度が変化して、巻き取りドラムが楔状隙間の
帯状体に与える引っ張り力が変動する問題を解決するこ
とができ、これらの影響による塑性変形精度の低下を防
止ないし低減することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の成形ロ−ラ対式螺旋輪板
製造方法を用いた回転電機のステ−タコアの製造例を図
面を参照して以下に説明する。
【0033】
【実施例】図1は本発明の製造方法を実現する製造装置
の模式斜視図であり、図2はその動作を示す模式正面図
であり、図3は帯状体2の部分平面図である。 (構造)図1において、1は成形ロ−ラ対、2は帯状体
であり、成形ロ−ラ対1は円柱ロ−ラ3およびテ−パロ
−ラ4からなる。帯状体2は、図3に示すように、一側
端部に長尺方向へ一定間隔で設けられた切り欠き部2a
をもち、他側端部に一定ピッチでスロット2bを有し、
電磁鋼帯をパンチングして形成されている。
【0034】成形ロ−ラ対1をなす両ロ−ラ3、4は上
下に配置され、両ロ−ラ3、4の軸心は垂直方向同位置
にてそれぞれ水平に設定されている。円柱ロ−ラ3は後
述のベ−ス17に立設された支持架構17aに回転自在
に支承され、テ−パロ−ラ4は軸受けを通じて後述のス
ライドユニット7の駆動端に固定されている。テ−パロ
−ラ4の先端部の外周面には切頭円錐面41が設けら
れ、この切頭円錐面41は円柱ロ−ラ3の外周面に楔状
隙間gを挟んで対面しており、帯状体2はこの楔状隙間
gに挟まれている。
【0035】5は、支持架構17aのテ−ブル部17b
上に固定されて円柱ロ−ラ3にトルク伝達減速機構6を
通じて結合されるロ−ラ駆動モ−タであり、7は、テ−
パロ−ラ4の軸受け部(図示せず)を上下方向(円柱ロ
−ラ3に向けて)進退可能に案内するスライドユニット
(上下案内機構)である。
【0036】8は、ローラ押圧機構であって、支持架構
17aに固定されてテ−パロ−ラ4をスライドユニット
7を介して円柱ロ−ラ3に対して進退させるとともに、
テ−パロ−ラ4に帯状体2に対する所定の押圧力(塑性
変形力)を付与するリニアアクチュエータであり、この
実施例ではエアシリンダを用いている。
【0037】9は、両ロ−ラ3、4の軸心よりも左前方
に位置して軸心が垂直に配置された巻き取りドラムであ
り、支持架構17aのテ−ブル部17bから回転自在に
垂下されている。巻き取りドラム9は、テ−ブル部17
b上に固定されたドラム駆動モ−タ18により駆動され
ている。巻き取りドラム9には湾曲成形された帯状体す
なわち螺旋輪板2が巻きつけられている。巻き取りドラ
ム9の外周面には互いに周方向所定角度離れてガイドプ
レ−ト10が軸方向へ突設されており、ガイドプレ−ト
10は帯状体すなわち螺旋輪板2の内周面にあらかじめ
形成されたスロット2bに嵌合して、螺旋輪板2の各タ
−ンのスロット2bの周方向位置合わせを行うととも
に、螺旋輪板2を所定トルクで巻き取ることにより、こ
のトルクを成形ロ−ラ対1の部位の帯状体2に与えてい
る。
【0038】12は、成形ロ−ラ対1にて塑性変形加工
される以前の帯状体2を成形ロ−ラ対1の楔状隙間gの
所定位置に送入するためのガイドである。
【0039】13は、ベ−ス17上に左右方向移動可能
に設けられた排出スライダ16上に回転自在かつ上下方
向移動自在に立設された鍔付きドラムであり、鍔付きド
ラム13は図1において、巻き取りドラム9の直下に同
軸配置され、かつ、鍔付きドラム13の上端面は巻き取
りドラム9の下端面に相対回転不能にして、ドラム駆動
モ−タ18により巻き取りドラム9とともに回転されて
いる。すなわち、両ドラム9、13の対向端面には互い
に嵌合する嵌合部(たとえばピン結合又はキ−結合)を
有している。巻き取りドラム9に巻き取られた螺旋輪板
2はそれらの自重により鍔付きドラム13の鍔上に落下
し、円筒状に積層される。鍔付きドラム13の外周面に
も、互いに周方向所定角度離れてガイドプレ−ト14が
軸方向へ突設されており、ガイドプレ−ト14は帯状体
すなわち螺旋輪板2のスロット2bに嵌合して、螺旋輪
板2の各タ−ンのスロット2bの最終的な周方向位置合
わせを行う。
【0040】15は、テ−ブル部17bに左右方向進退
自在に垂下された切断機構であり、切断機構15は巻き
取りドラム9の巻き取り完了後に、巻き取りドラム9に
向けて接近し、巻き取りドラム9に巻着された帯状体す
なわち螺旋輪板2を所定位置で切断する。 (動作)次に、上述した製造装置の動作を説明する。
【0041】最初、鍔付きドラム13は図1に示すよう
に巻き取りドラム9に一体回転可能に嵌合しているもの
とする。
【0042】円柱ロ−ラ3及び巻き取りドラム9はそれ
ぞれ所定回転数で回転され、テ−パロ−ラ4は楔状隙間
gの帯状体2を介して円柱ロ−ラ3に所定の押し付け力
で押し付けられ、これにより楔状隙間gの帯状体2は巻
き取りドラム9側へ湾曲変形されて螺旋輪板2となる。
この螺旋輪板2は、巻き取りドラム9に巻き取られ、自
重により落下して鍔付きドラム13の周囲に積層され
る。所定長の塑性変形加工及びその同時巻き取りが完了
した後、切断機構15で螺旋輪板2を切断する。
【0043】次に、鍔付きドラム13を降下させて巻き
取りドラム9との嵌合を解除し、その後、排出スライダ
16を左動させて、鍔付きドラム13から積層螺旋輪板
からなる円筒コアを取り出す。 (回転数制御)次に、制御装置100が行う円柱ロ−ラ
3を駆動するロ−ラ駆動モ−タ5と、巻き取りドラム9
を駆動するドラム駆動モ−タ18との回転制御について
説明する。
【0044】成形ロ−ラ対1の前後の帯状体2の速度
(以下、帯状体送り速度ともいう)は、巻き取りドラム
9の巻き取り部の周速vdに等しく、2π・巻き取り部
の半径rd・巻き取り部の回転数ndとなる。円柱ロ−
ラ3の周速vrは、2π・円柱ロ−ラ3の半径rr・円
柱ロ−ラ3の回転数nrとなる。
【0045】楔状隙間gにおいて、帯状体2は円柱ロ−
ラ3に対して滑りS(=(vr−vd)/vr)を生じ
ており、滑りSは、この円柱ロ−ラ3の周速vrが大き
くなるほど大きくなる。
【0046】そこで、滑りSが円柱ロ−ラ3の周速vr
に比例すると仮定すれば、S=k・vrとなる。kは比
例定数である。
【0047】上記各式から、同一の帯状体2に対して円
柱ロ−ラ3の回転数nrを変更した場合における好適な
巻き取りドラム9の回転数を算出することができる。す
なわち、巻き取りドラム9の最適周速vdは、S=(v
r−vd)/vr=k・vrから、vd=−k・vr・
vr+vrの解となる。
【0048】また、滑りSが一定であると仮定しても有
効であり、この場合には、巻き取りドラム9の最適周速
vdは、S=(vr−vd)/vr=kから、vd=−
k・vr+vr=(1−k)vrの解となる。
【0049】生産性向上などの理由により円柱ロ−ラ3
の回転数変更に際し、巻き取りドラム9の回転数を上記
式にしたがって制御すれば、巻き取りドラム9に過大な
負荷が掛かったり、あるいは巻き取りドラム9と成形ロ
−ラ対1との間で帯状体2が弛んだりすることがなく、
かつ、巻き取りドラム9が帯状体2を通じて楔状隙間g
にて帯状体2に与える引っ張り力の変動を低減して塑性
変形加工形状の変動を抑止することができる。
【0050】また、上記した円柱ロ−ラ3の回転数変更
ではなく、帯状体2の種類の変更においても、それに応
じて生じる上記滑りSの変化に応じて巻き取りドラム9
の回転数を変更することができる。帯状体2の種類の変
更としては、その断面形状の変更や組成の変更などがあ
る。
【0051】逆に、巻き取りドラム9の回転数を変更す
る場合にそれに応じて上記式に基づいて円柱ロ−ラ3の
回転数を変更してもよい。 (押圧力制御)次に、リニアアクチュエータ8の押圧力
の制御について以下に説明する。
【0052】リニアアクチュエータ8は、支持架構17
aの側壁に固定されてテ−パロ−ラ4をスライドユニッ
ト7を介して昇降させる。リニアアクチュエータ8は、
エアシリンダであって、支持架構17aの側壁に固定さ
れたケース80と、直動軸81を有する。なお、このエ
アシリンダに付属して、空気圧源と、制御装置100か
らの制御信号に応じて空気圧を調節する制御弁とを有し
ている。
【0053】スライドユニット7は、支持架構17aの
側壁に固定されたケ−ス70と、このケ−ス内に昇降自
在に保持されるガイド部材とを有している。
【0054】テ−パロ−ラ4の軸部は、スライドユニッ
ト7内に上下方向移動自在に支持される軸受け部に回転
自在に支承され、この軸受け部は上記ガイド部材を介し
てリニアアクチュエータ8の直動軸81の先端に連結さ
れている。
【0055】上記エアシリンダへの供給空気圧の調節に
よりリニアアクチュエータ8の直動軸81が上下に昇降
し、直動軸81は上記ガイド部材を通じてテ−パロ−ラ
4の上記軸受け部及びそれに回転自在に支承されるテ−
パロ−ラ4を昇降させ、上記楔状隙間gの大きさを制御
する。
【0056】この実施例では、楔状隙間gの帯状体2を
塑性変形加工する場合、テ−パロ−ラ4にはその反力が
掛かり、この反力はテ−パロ−ラ4の軸部を下降方向に
付勢するが、エアシリンダに供給される空気圧が直動軸
81の上昇スラストに変換され、この上昇スラストがガ
イド部材を通じて常にテ−パロ−ラ4の軸部を上昇方向
に付勢しているので、結局、上記反力と上昇スラストが
一致する点で、楔状隙間gの大きさが安定する。
【0057】上述したように、駆動ロ−ラ3及びそれに
伴う巻き取りドラム9の回転数変更により帯状体2の遠
心力変動に起因して、楔状隙間gにおける帯状体2の軸
方向位置はギャップ小側に変位しようとするが、この実
施例では、上記回転数変更に応じて、好ましくはそれに
正の相関を有して、更に好ましくはそれに正比例して、
上記エアシリンダによる押圧力を変更する制御を行って
いるので、楔状隙間gにおける帯状体2の軸方向位置は
変化することがなく、塑性変形加工精度が低下すること
がない。 (制御例)図4に制御装置100の制御例を示す。
【0058】なお、両モ−タ5、18はインバ−タ駆動
されるブラシレスDCモ−タであり、上記インバ−タの
出力周波数制御により回転数値を変更可能となってい
る。
【0059】まず、ロ−ラ駆動モ−タ5の回転数指令値
N1の変更が外部から入力されたかどうかを調べ(S1
00)、入力されていなければ従来の回転数値指令値N
1,N2で両モ−タ5、18を駆動する(S107)。
なお、この駆動状態にて、巻き取りドラム9の巻き取り
部の周速は円柱ロ−ラ3の周速よりも所定量小さく設定
されている。
【0060】ロ−ラ駆動モ−タ5の回転数指令値N1の
変更が外部から入力された場合には、両モ−タの回転数
値の好適な関係を記憶する内蔵のマップにこの回転数指
令値N1を代入してドラム駆動モ−タ18の回転数指令
値N2を読み出し(S102)、これら回転数指令値N
1,N2をレジスタに記憶する(S104)。
【0061】次に、巻き取りドラム18の周速またはそ
れに比例するドラム駆動モ−タ18の回転数とリニアア
クチュエータ8の押圧力との好適な関係(遠心力による
楔状隙間における帯状体位置変化がない条件)を記憶す
る内蔵のマップに、ドラム駆動モ−タ18の回転数を代
入してリニアアクチュエータ8の押圧力Pを求める(S
105)。
【0062】次に、リニアアクチュエータ8を求めた押
圧力Pで作動させ(S106)、両モ−タ5、18をこ
れら回転数指令値N1,N2で駆動制御する(S10
7)。
【0063】このようにすれば、上述した理由により良
好な成形を行うことができる。
【0064】(変形態様)上記実施例では円柱ロ−ラ3
をモ−タ駆動したがテ−パロ−ラ4をモ−タ駆動し、円
柱ロ−ラ3をリニアアクチュエータ8で駆動してもよ
い。
【0065】円柱ロ−ラ3とテ−パロ−ラ4との対の代
わりに一対のテ−パロ−ラ4を用いて成形ロ−ラ対1を
構成してもよい。
【0066】
【実施例2】他の実施例を以下に説明する。
【0067】上記実施例では、両モ−タ5、18をそれ
ぞれあらかじめ決定したが、この実施例ではその代わり
に、円柱ロ−ラ3の回転数を一定回転数値に維持し、巻
き取りドラム9を定トルクで運転する。なお、両モ−タ
5、18はインバ−タ駆動されるブラシレスDCモ−タ
であり、ロ−ラ駆動モ−タ5はインバ−タの出力周波数
制御により回転数値を変更可能となっており、ドラム駆
動モ−タ18は、ベクトル制御などによりトルク制御可
能なモ−タ制御装置となっている。
【0068】図5に制御装置100の制御例を示す。
【0069】まず、ロ−ラ駆動モ−タ5の回転数指令値
N1の変更が外部から入力されたかどうかを調べ(S2
00)、入力されていなければ、ロ−ラ駆動モ−タ5を
従来の回転数値指令値N1で駆動制御し、ドラム駆動モ
−タ18を従来のトルク指令値T2で駆動制御する(S
206)。なお、この駆動状態にて、巻き取りドラム9
の巻き取り部の周速は円柱ロ−ラ3の周速よりも所定量
小さく設定されている。
【0070】ロ−ラ駆動モ−タ5の回転数指令値N1の
変更が外部から入力された場合には、ロ−ラ駆動モ−タ
5の回転数指令値N1とドラム駆動モ−タ18のトルク
指令値T2との好適な関係を記憶する内蔵のマップにこ
の回転数指令値N1を代入してドラム駆動モ−タ18の
トルク指令値T2を読み出し(S202)、これら回転
数指令値N1及びトルク指令値T2をレジスタに記憶す
る(S204)。
【0071】次に、ドラム駆動モ−タ18の回転数を検
出して、この回転数とリニアアクチュエータ8の押圧力
との好適な関係(遠心力による楔状隙間における帯状体
位置変化がない条件)を記憶する内蔵のマップに、検出
したドラム駆動モ−タ18の回転数を代入してリニアア
クチュエータ8の押圧力Pを求める(S206)。
【0072】次に、リニアアクチュエータ8を求めた押
圧力Pで作動させ(S208)、両モ−タ5、18をこ
れら回転数指令値N1,N2で駆動制御する。(S21
0)。
【0073】このようにすれば、塑性変形により形成さ
れる湾曲確率を高精度に一定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における成形ロ−ラ対式螺
旋輪板製造装置を示す模式斜視図である。
【図2】 図1の製造装置の要部を示す模式部分正面図
である。
【図3】 帯状体の部分平面図である。
【図4】 両モ−タ及びリニアアクチュエータの制御動
作の一例を示すフロ−チャ−トである。
【図5】 両モ−タ及びリニアアクチュエータの制御動
作の他例を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1は成形ロ−ラ対、2は帯状体、3は円柱ロ−ラ(成形
ロ−ラ対の一部)1、4はテ−パロ−ラ(成形ロ−ラ対
の残部)、5はロ−ラ駆動モ−タ、8はリニアアクチュ
エータ、9は巻き取りドラム、18はドラム駆動モ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 外志彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 松本 克己 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 白石 勝義 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 鴇澤 隆 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5H615 AA01 BB14 PP01 PP02 PP06 SS05 SS11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の成形ロ−ラの外周面間に形成され
    て軸方向一方側へ次第に増大する塑性変形用の楔状隙間
    に帯状体を連続的に挿通し、前記成形ロ−ラの一方を前
    記楔状隙間を狭小化する向きに所定の押圧力で押圧する
    ことにより、前記帯状体を前記帯状体の一側面側に湾曲
    させる帯状体湾曲工程と、 前記成形ロ−ラ対の軸心と略直角に伸びる軸心を有する
    巻き取りドラムを前記成形ロ−ラ対の前記湾曲側に近接
    して回転することにより、前記成形ロ−ラ対から出た湾
    曲済みの前記帯状体を前記巻き取りドラムに巻き取る帯
    状体巻き取り工程と、 を備える成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法において、 前記成形ロ−ラ又は前記巻き取りドラムの回転数変化に
    応じて前記押圧力を変更することを特徴とする成形ロ−
    ラ対式螺旋輪板製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の成形ロ−ラ対式螺旋輪板製
    造方法において、 前記回転数と前記押圧力との最適な関係を記憶し、前記
    回転数を変更する場合に前記関係に基づいて前記押圧力
    を自動変更することを特徴とする成形ロ−ラ対式螺旋輪
    板製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の成形ロ−ラ対式螺旋
    輪板製造方法において、 前記押圧力を、前記成形ロ−ラ又は前記巻き取りドラム
    の回転数変化に正の相関を有する関係に基づいて変更す
    ることを特徴とする成形ロ−ラ対式螺旋輪板製造方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の成形ロ−ラ対式螺旋輪板製
    造方法において、 前記関係は、正比例関係であることを特徴とする成形ロ
    −ラ対式螺旋輪板製造方法。
  5. 【請求項5】軸方向一方側へ次第に増大する塑性変形用
    の楔状隙間を挟んで対面配置される駆動ロ−ラ及び従動
    ロ−ラからなる成形ロ−ラ対と、 前記駆動ロ−ラを駆動して前記成形ロ−ラ対により前記
    楔状隙間の帯状体を湾曲変形させるロ−ラ駆動モ−タ
    と、 前記成形ロ−ラ対の帯状体排出側に配設されて変形済み
    の前記帯状体を巻き取る巻き取りドラムと、 前記巻き取りドラムを駆動するドラム駆動モ−タと、 前記従動ロ−ラを前記帯状体を挟んで前記駆動ロ−ラに
    向けて所定の押圧力で押圧するロ−ラ押圧機構と、 を備え、 前記ロ−ラ押圧機構は、前記押圧力を調整する機構を有
    することを特徴とする螺旋輪板製造装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の螺旋輪板製造装置におい
    て、 前記駆動ロ−ラ又は前記巻き取りドラムの回転数と前記
    押圧力との最適な関係を記憶し、前記駆動ロ−ラ又は前
    記巻き取りドラムの回転数を変化する場合に前記関係に
    基づいて前記ロ−ラ押圧機構の前記押圧力を自動的に変
    更する制御装置を有することを特徴とする螺旋輪板製造
    装置。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載の螺旋輪板製造装置に
    おいて、 前記制御装置は、前記駆動ロ−ラを所定回転数値で駆動
    し、前記巻き取りドラムを定トルク駆動し、前記駆動ロ
    −ラの回転数値の切り替えに応じて前記ロ−ラ押圧機構
    が出力する前記押圧力及び前記巻き取りドラムが出力す
    るトルク値を変更することを特徴とする螺旋輪板製造装
    置。
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