JP2001054172A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP2001054172A
JP2001054172A JP22977199A JP22977199A JP2001054172A JP 2001054172 A JP2001054172 A JP 2001054172A JP 22977199 A JP22977199 A JP 22977199A JP 22977199 A JP22977199 A JP 22977199A JP 2001054172 A JP2001054172 A JP 2001054172A
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JP22977199A
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Masakazu Oyamada
応一 小山田
Masakazu Kobayakawa
雅一 小早川
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話端末等の無線電話装置において、多
重化データ通信を行う場合におけるユーザにとっての利
便性を向上させる。 【解決手段】 例えば図示した携帯電話端末による多重
化データ送信では、入力手段F1〜FN、5が複数の外
部機器のそれぞれから出力されるデータを入力し、多重
化手段6がこれら複数の外部機器から入力した複数のデ
ータを多重化し、送信手段1〜3が多重化したデータを
無線信号として送信する。一方、多重化データ受信で
は、受信手段1〜3が複数のデータを多重化した無線信
号を受信し、分離手段6が受信した多重化データをそれ
ぞれのデータに分離し、出力手段5、F1〜FNがこれ
ら分離した複数のデータをそれぞれのデータに対応する
外部機器へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線信号を通信す
る無線電話装置に関し、特に、複数の外部機器から入力
した複数のデータを多重化して無線送信する無線電話装
置や、無線受信した多重化データをそれぞれのデータに
分離して、これら分離した複数のデータをそれぞれのデ
ータに対応する外部機器へ出力する無線電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話端末は音声を無線信号と
して通信する機能を有しており、当該携帯電話端末を携
帯するユーザが移動中であっても通話が可能であるとい
う特長を有している。また、携帯電話端末は一般に、こ
のような音声通話機能ばかりでなく、例えばパーソナル
コンピュータ(PC)と接続されてデータ通信を行う機
能も有しており、これによりモバイル通信が実現されて
いる。
【0003】図19には、PCを直接接続することがで
きるように一般公衆回線用のモデム機能を内蔵した携帯
電話端末の構成例を示してあり、この携帯電話端末によ
り行われる音声通信処理やデータ通信処理の手順の一例
を示す。例えば音声送信処理では、まず、音声処理部4
4のマイク51から入力された音声がアンプ52により
増幅された後にA/D変換器53によりデジタル化さ
れ、デジタル化された音声が音声コーデック54により
情報源符号化される。そして、情報源符号化された音声
が制御部49を介してベースバンド部43へ入力され、
当該音声がベースバンド部43により通信路符号化及び
変調された後に高周波部42を介してアンテナ41から
無線送信される。
【0004】一方、例えば音声受信処理では、まず、ア
ンテナ41により受信された無線信号が高周波部42を
介してベースバンド部43へ入力され、当該信号がベー
スバンド部43によりデジタル音声信号へ復調及び通信
路復号化された後に制御部49を介して音声処理部44
の音声コーデック54へ入力される。そして、入力され
た音声が音声コーデック54により情報源復号化された
後にD/A変換器55によりアナログ化され、アナログ
化された音声がアンプ56により増幅されてスピーカ5
7から出力される。
【0005】また、例えば外部のPCによるデータ送信
処理では、まず、PC接続用のインタフェース46を介
して接続された外部のPCから出力されるデータが当該
インタフェース46を介して通信制御部45へ入力さ
れ、入力されたデータが制御部49を介してベースバン
ド部43へ入力される。そして、ベースバンド部43に
入力されたデータが当該ベースバンド部43により通信
路符号化及び変調された後に高周波部42を介してアン
テナ41から無線送信される。
【0006】ここで、通信制御部45は、例えば呼の接
続相手に応じてV.42/V.42bisやMNP等の
エラー制御や圧縮制御を行う機能や、例えばPC側との
間の通信回線速度の違いを吸収するフロー制御を行う機
能を有している。また、通信制御部45は、FAXデー
タが入力された場合には当該データにFAX符号化を施
す機能を有している。また、インタフェース46として
は、例えばUSB(Universal Serial Bus)やPCカー
ドインタフェースやIrDAやRS−232C等が用い
られる。
【0007】一方、例えば外部のPCによるデータ受信
処理では、まず、アンテナ41により受信された無線信
号が高周波部42を介してベースバンド部43へ入力さ
れ、当該信号がベースバンド部43によりデジタル信号
へ復調及び通信路復号化されてデータが取り出される。
そして、取り出されたデータが制御部49を介して通信
制御部45へ入力され、入力されたデータがインタフェ
ース46を介して外部のPCへ出力される。ここで、通
信制御部45は、上記したようにエラー制御や圧縮制御
やフロー制御を行う機能を有しており、また、FAXデ
ータが入力された場合には当該データにFAX復号化を
施す機能を有している。
【0008】なお、上記した制御部49には、ユーザか
らの指示等を受け付ける操作部47や、ユーザに対して
情報を表示出力する表示部48が接続されている。ま
た、制御部49は、例えば当該携帯電話端末の各処理部
41〜48により行われる処理を制御等する機能を有し
ており、具体例として、着信時及び発信時の呼制御や、
サービス内容の判別処理や、音声通信とデータ通信との
切替処理や、操作部47により受け付けた情報に従って
着信音の設定や電話帳の編集等を行う処理を実行する。
【0009】ところで、近年では、携帯電話端末の普及
や大容量化や高速CPU搭載による多機能化に伴って、
携帯電話端末自体が多くのデータを蓄積することができ
るようになってきており、また、種々な周辺機器との接
続が可能な構成が採用されている。更に、例えば携帯電
話端末とPCとの間でインタフェースの共通化が図られ
ることにより、CCDカメラやICカードシステムのリ
ーダライタに代表される外部接続機器の中には、PCと
の接続及び携帯電話端末との接続の両方が可能なものも
現れている。
【0010】しかしながら、現在のところ、携帯電話端
末はデータ通信を行うに際してPC用の通信データアダ
プタとしての役割を担うのみであり、PC接続用のイン
タフェースを介して入力されるデータをそのまま無線信
号として送信することや、無線信号として受信したデー
タをそのままPC接続用のインタフェースを介して出力
することしかできない。
【0011】このため、例えば携帯電話端末自体がCC
Dカメラとの間で画像データを入出力することやFAX
装置との間でFAXデータを入出力することが可能であ
る場合であっても、従来の携帯電話端末では、当該携帯
電話端末に接続されたこれらの外部機器との入出力デー
タをPCによって接続された呼(通信相手)との間で送
受信することはできなかった。
【0012】従って、従来の多重化データ通信は、携帯
電話端末にPCを接続するとともに当該PCに上記した
CCDカメラ等の外部機器を接続し、当該PCやそれ以
外の外部機器により通信される複数のデータを当該PC
によって多重化或いは分離することにより行われてい
た。なお、この場合には、PCには画像データ入出力機
能やFAXデータ入出力機能やこれらの符復号化機能が
備えられることからPCには処理能力上の負荷がかか
り、また、PCには外部機器との接続配線が集中してい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例で示したよ
うに、従来の携帯電話端末では、1つのインタフェース
を介して外部のPC等から入力されるデータをそのまま
送信することしかできなかったため、例えば多重化デー
タ通信を行う場合には外部のPCにより複数のデータを
多重化させてから携帯電話端末へ入力する必要があり、
このようにデータ多重化機能と無線通信機能とが別体と
なっていることがユーザにとって非常に不便であるとい
った不具合があった。
【0014】同様に、従来の携帯電話端末では、無線信
号として受信したデータをそのまま1つのインタフェー
スを介して外部のPC等へ出力することしかできなかっ
たため、例えば多重化データ通信を行う場合には携帯電
話端末から出力される多重化データを外部のPCにより
分離する必要があり、このようにデータ分離機能と無線
通信機能とが別体となっていることがユーザにとって非
常に不便であるといった不具合があった。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、複数の外部機器から入力した
複数のデータを多重化して無線送信することができ、こ
れにより、ユーザにとっての利便性を向上させることが
できる無線電話装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、無線受信した多重化データをそれぞれの
データに分離して、これら分離した複数のデータをそれ
ぞれのデータに対応する外部機器へ出力することがで
き、これにより、ユーザにとっての利便性を向上させる
ことができる無線電話装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る無線電話装置では、無線信号を通信す
るに際して、次のようにして多重化データ通信を行う。
すなわち、入力手段が複数の外部機器のそれぞれから出
力されるデータを入力し、多重化手段がこれら複数の外
部機器から入力した複数のデータを多重化し、送信手段
が多重化したデータを無線信号として送信する。
【0017】従って、データ多重化機能と無線通信機能
とが無線電話装置に備えられているため、従来のように
外部のPCによりデータ多重化処理を行うことが必ずし
も必要ではなくなることから、多重化データ通信を行う
場合におけるユーザにとっての利便性を向上させること
ができる。また、このようにデータ多重化機能と無線通
信機能とを無線電話装置に備えることで、無線電話装置
のモバイル性をより有効に活用することができるように
なり、時代のニーズに合致したモバイルツールを提供す
ることができる。
【0018】また、本発明に係る無線電話装置では、無
線信号を通信するに際して、次のようにして多重化デー
タ通信を行う。すなわち、受信手段が複数のデータを多
重化した無線信号を受信し、分離手段が受信した多重化
データをそれぞれのデータに分離し、出力手段がこれら
分離した複数のデータをそれぞれのデータに対応する外
部機器へ出力する。
【0019】従って、データ分離機能と無線通信機能と
が無線電話装置に備えられているため、従来のように外
部のPCによりデータ分離処理を行うことが必ずしも必
要ではなくなることから、多重化データ通信を行う場合
におけるユーザにとっての利便性を向上させることがで
きる。また、このようにデータ分離機能と無線通信機能
とを無線電話装置に備えることで、無線電話装置のモバ
イル性をより有効に活用することができるようになり、
時代のニーズに合致したモバイルツールを提供すること
ができる。
【0020】なお、本発明に係る無線電話装置としては
種々なものであってもよく、例えば携帯電話端末や自動
車電話端末やPHS(パーソナルハンディホンシステ
ム)端末等に本発明を適用することができる。また、本
発明に言う外部機器としては種々なものが用いられても
よく、例えばPCやCCDカメラやFAX装置やICカ
ードシステムのリーダライタ等を外部機器として用いる
ことができる。
【0021】また、例えば2以上の同種の装置(例え
ば、2以上のPCや2以上のCCDカメラ等)を本発明
に言う複数の外部機器に含めることも可能であり、この
ような場合であっても、例えばこれら同種の装置のそれ
ぞれを識別することができるような構成としておけば、
これら同種の装置から出力されるデータやこれら同種の
装置に宛てられたデータを区別することが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係る無線電話装置
の一例として、本発明を適用した携帯電話端末の構成例
を示してあり、この携帯電話端末にはPCを直接接続す
ることができるように一般公衆回線用のモデム機能が内
蔵されている。
【0023】同図に示した本例の携帯電話端末には、無
線信号を送受信するアンテナ1と、無線周波数の信号を
処理する高周波部2と、ベースバンド信号を処理するベ
ースバンド部3と、音声の入出力処理等を行う音声処理
部4と、データの入出力処理等を行う通信制御部5と、
データの多重化処理や分離処理を行う多重化・分離部6
と、通信制御部5と複数(本例では、N個)の外部機器
とを接続する複数(本例では、N個)のインタフェース
F1〜FNと、ユーザからの指示等を受け付ける操作部
7と、ユーザに対して情報を表示出力する表示部8と、
これら各処理部1〜8を制御等する制御部9とが備えら
れている。
【0024】ここで、上記した音声処理部4には例えば
上記図19に示したものと同様なマイク11やアンプ1
2やA/D変換器13や音声コーデック14やD/A変
換器15やアンプ16やスピーカ17が備えられてお
り、これらの機能により行われる音声通信処理の手順と
しては例えば上記図19に示した携帯電話端末に関して
述べたのと同様であるためその説明は省略する。
【0025】以下では、主として、本発明の要部である
データ多重化処理及びデータ分離処理に係る構成につい
て詳しく説明する。各インタフェースF1〜FNは通信
制御部5と外部機器とを接続する機能を有している。な
お、上記図1では、インタフェースF1により外部のP
Cが接続され、インタフェースF2により外部のCCD
カメラが接続され、・・・、インタフェースFNにより
外部のFAX装置が接続されるといったように、各イン
タフェースF1〜FNによりそれぞれ異なる種類(PC
やCCDカメラやFAX装置といった種類)の外部機器
が接続されている例を示してある。
【0026】ここで、本例では上記のように各外部機器
毎にインタフェースを備えたが、例えばUSBのような
バス接続を用いることも可能である。一例として、PC
と携帯電話端末とをPC接続用のインタフェースにより
接続するとともに、PC以外の1又は複数の外部機器と
当該携帯電話端末とをUSBにより接続して、当該携帯
電話端末にUSBホストの機能を備えることにより、外
部機器と携帯電話端末との間で行われるデータ入出力処
理を容易にすることもできる。なお、PC接続用のイン
タフェースとしては特に限定はなく、どのようなものが
用いられてもよい。
【0027】また、本例では上記のようにPC接続用の
インタフェースF1とPC以外の外部機器接続用のイン
タフェースF2〜FNとを備え、データ通信に際しては
インタフェースF1により接続されたPCが呼を保持す
るものとしているが、例えばPC以外の外部機器に呼を
保持する機能が備えられてもよい。
【0028】通信制御部5は各インタフェースF1〜F
Nを介して接続された外部機器との間で各インタフェー
スF1〜FNを介してデータを入出力する機能や、制御
部9との間でデータを入出力する機能や、必要に応じて
多重化・分離部6によりデータの多重化処理や多重化デ
ータの分離処理を実行させる機能を有している。
【0029】ここで、多重化・分離部6は、例えば通信
制御部5により制御されて、通信制御部5から入力され
る複数のデータを多重化して当該多重化データを通信制
御部5へ出力する機能や、通信制御部5から入力される
多重化データをそれぞれのデータに分離して、これら分
離した複数のデータを通信制御部5へ出力する機能を有
している。
【0030】具体的には、通信制御部5は、2以上の外
部機器から出力されるデータがそれぞれのインタフェー
スF1〜FNを介して入力される場合には、これら入力
される2以上のデータを多重化・分離部6により多重化
し、当該多重化データを制御部9へ出力する。一方、通
信制御部5は、2以上のデータが多重化されたデータが
制御部9から入力される場合には、当該多重化データを
多重化・分離部6によりそれぞれのデータに分離し、こ
れら分離した複数のデータをそれぞれのデータに対応す
る外部機器へ出力する。
【0031】なお、単一の外部機器から出力されるデー
タが通信制御部5へ入力される場合には、通信制御部5
は当該データを多重化することなく制御部9へ出力し、
また、単一の外部機器に宛てたデータ(多重化されてい
ないデータ)が制御部9から通信制御部5へ入力される
場合には、通信制御部5は当該データを分離することな
く当該データに対応する外部機器へ出力する。
【0032】また、通信制御部5は、例えば呼の接続相
手に応じてV.42/V.42bisやMNP等のエラ
ー制御や圧縮制御を行う機能や、例えばPC等の外部機
器側との間の通信回線速度の違いを吸収するフロー制御
を行う機能や、FAXデータの符号化や復号化を行う機
能を有している。
【0033】制御部9は例えば各処理部1〜8により行
われる処理を制御等する機能を有している。具体的に
は、制御部9は、データ通信が行われる場合の機能とし
て、通信制御部5から入力されるデータをベースバンド
部3や高周波部2を介してアンテナ1から無線信号とし
て送信する機能や、アンテナ1により無線信号として受
信されるデータを高周波部2やベースバンド部3を介し
て入力し、当該データを通信制御部5へ出力する機能を
有している。また、音声通信が行われる場合には、制御
部9は、音声処理部4からの音声をアンテナ1から送信
し、アンテナ1により受信される音声を音声処理部4へ
出力する。なお、このようなデータ通信と音声通信との
切替処理は、例えば上記図1に示したように信号経路の
切替を用いて行われる。
【0034】また、制御部9は、上記の機能と共に、着
信時及び発信時の呼制御や、サービス内容の判別処理
や、操作部7により受け付けた情報に従って着信音の設
定や電話帳の編集等を行う処理を実行する機能を有して
いる。操作部7は例えば数字や文字等の情報を入力する
ためのボタン等から構成されており、ユーザからの指示
等を受け付ける機能を有している。表示部8は例えば液
晶ディスプレイから構成されており、ユーザに対して各
種の情報を表示出力する機能を有している。
【0035】ここで、本例では、上記した通信制御部5
が複数のインタフェースF1〜FNを介して複数の外部
機器のそれぞれから出力されるデータを入力することに
より、本発明に言う入力手段が構成されている。また、
本例では、上記した多重化・分離部6が複数の外部機器
から入力した複数のデータを多重化することにより、本
発明に言う多重化手段が構成されている。また、本例で
は、上記した制御部9が多重化・分離部6により多重化
したデータをベースバンド部3や高周波部2を介してア
ンテナ1から無線信号として送信することにより、本発
明に言う送信手段が構成されている。
【0036】また、本例では、上記した制御部9により
制御されて高周波部2やベースバンド部3が複数のデー
タを多重化した無線信号(すなわち、多重化データを含
んだ無線信号)を受信することにより、本発明に言う受
信手段が構成されている。また、本例では、上記した多
重化・分離部6がこのようにして受信した多重化データ
をそれぞれのデータに分離することにより、本発明に言
う分離手段が構成されている。また、本例では、通信制
御部5が多重化・分離部6により分離した複数のデータ
をそれぞれのデータに対応する外部機器へ出力すること
により、本発明に言う出力手段が構成されている。
【0037】なお、本例の多重化・分離部6では、複数
のデータを多重化するに際して、例えば当該多重化デー
タを受信側で分離することができるような情報(ここで
は、多重化情報と言う)を当該多重化データに付加する
ことが行われる。一方、本例の携帯電話端末により他の
携帯電話端末等から受信される多重化データには例えば
上記と同様な多重化情報が付加されているとし、本例の
多重化・分離部6では、当該多重化情報に基づいて多重
化データを分離することが行われる。
【0038】また、本例の携帯電話端末から送信される
多重化データには、当該多重化データの送信先となる携
帯電話端末等を特定する識別情報や、当該多重化データ
に含まれるそれぞれのデータの送信先となる外部機器を
特定する識別情報が付加される。一方、本例の携帯電話
端末により他の携帯電話端末等から受信される多重化デ
ータには例えば上記と同様な識別情報が付加されている
とし、本例の通信制御部5では、多重化・分離部6によ
り分離したそれぞれのデータの送信先となる外部機器を
上記した識別情報に基づいて決定することが行われる。
【0039】なお、携帯電話端末等を特定する識別情報
としては例えば電話番号情報等を用いることができ、ま
た、外部機器を特定する識別情報としては例えば当該外
部機器に割り当てた固有の番号や当該外部機器が接続さ
れているインタフェースに割り当てた固有の番号等を用
いることができる。また、例えば各外部機器により入出
力されるデータのメディア(例えば、テキストファイル
や画像やFAX等)がそれぞれ異なるようなマルチメデ
ィア通信が行われる場合には、多重化データに含まれる
それぞれのデータのメディアの種類を識別情報とみなす
ことにより、当該メディアの種類によってそれぞれのデ
ータの送信先となる外部機器を特定することが可能であ
る。
【0040】次に、本例の携帯電話端末により行われる
多重化データ通信処理の手順の一例を示す。なお、図2
には、本例の携帯電話端末により行われる多重化データ
送信処理や多重化データ受信処理の手順の一例を示して
ある。また、本例の多重化データ通信では、上記したよ
うにインタフェースF1を介して接続されたPCが呼を
保持するものとする。例えば多重化データ送信処理で
は、まず、各インタフェースF1〜FNを介して接続さ
れたPC等の外部機器から出力されるフレーム1〜フレ
ームNが各インタフェースF1〜FNを介して通信制御
部5へ入力される。
【0041】ここで、図3には、各インタフェースF1
〜FNを介して通信制御部5へ入力されるフレーム1〜
フレームNの一例を示してあり、各フレームには、デー
タ(例えば、可変長ビット)I1〜INや、当該データ
I1〜INの制御情報(例えば、8ビット)や、誤り制
御情報(例えば、16ビット)E1〜ENが含まれてい
る。なお、各フレームに含まれるデータI1〜INは例
えば各外部機器において送信対象となる(例えば大量
の)データが適当な長さ毎に分割されたものである。ま
た、各フレームには当該フレームの送信元となる外部機
器を特定する固有の情報が付加されている。
【0042】次に、通信制御部5では例えば外部機器か
らのフレーム入力状況に基づいて多重化処理を実行する
か否かを判定することが行われる。ここで、上記のよう
に複数の外部機器からのフレームが入力される場合に
は、これら複数のフレームを多重化・分離部6により多
重化することが実行され、当該多重化フレームが通信制
御部5や制御部9を介してベースバンド部3へ出力され
る。なお、通信制御部5にFAXデータが入力される場
合には、当該データにFAX符号化が施される。
【0043】ここで、図4には、多重化・分離部6によ
り生成される多重化フレームの一例を示してあり、この
多重化フレームには、上記した各フレームに含まれるデ
ータI1〜IN及び制御情報C1〜CNが直列に並べら
れて(本例では、時分割多重化により)含まれている。
なお、上記図3に示した各フレームに含まれる誤り制御
情報E1〜ENは1つの誤り制御情報(例えば、16ビ
ット)にまとめられて多重化フレームに含まれている。
また、多重化フレームには、どのようなデータが多重化
されて当該多重化フレームに含まれているかを示すシス
テム情報(例えば、16ビット)が付加される。
【0044】次いで、ベースバンド部3では入力された
多重化データを通信路符号化するとともに通信回線に適
号した信号に変調することが行われ、当該変調信号が高
周波部2を介してアンテナ1から無線信号として送信さ
れる。そして、このようにして送信された信号が例えば
一般公衆網を介して送信相手となる他の携帯電話端末等
へ伝送される。
【0045】一方、例えば多重化データ受信処理では、
まず、アンテナ1により受信された無線信号が高周波部
2を介してベースバンド部3へ入力され、当該信号がベ
ースバンド部3によりデジタル信号へ復調及び通信路復
号化されて多重化フレームが取り出される。次に、取り
出された多重化フレームが制御部9を介して通信制御部
5へ入力される。
【0046】次いで、通信制御部5では受信されたデー
タ(例えば、当該データ中のシステム情報等)に基づい
て分離処理を実行するか否かを判定することが行われ
る。ここで、上記のように受信されたデータが多重化フ
レーム(多重化データ)である場合には、当該多重化フ
レームを多重化・分離部6によりそれぞれのフレーム
(フレーム1〜フレームN)に分離することが実行さ
れ、通信制御部5では、これら分離された複数のフレー
ムをインタフェースF1〜FNを介してそれぞれのフレ
ームに対応する外部機器へ出力することが行われる。な
お、通信制御部5にFAXデータが入力される場合に
は、当該データにFAX復号化が施される。
【0047】ここで、図5には、多重化・分離部6によ
り分離される複数のフレーム(フレーム1〜フレーム
N)の一例を示してあり、これら各フレームの構成は例
えば上記図3に示した各フレームの構成と同様である。
すなわち、送信側で多重化された複数のフレームが受信
側で受信されてそれぞれのフレームに分離されている。
【0048】ここで、以上では、本発明に係る無線電話
装置の一例として、データ多重化機能及びデータ分離機
能の両方を備えた携帯電話端末の構成例を示したが、本
発明では、例えばデータ多重化機能のみが携帯電話端末
等に備えられてもよく、また、例えばデータ分離機能の
みが携帯電話端末等に備えられてもよい。
【0049】また、上記図2〜上記図5では、例えば上
記図1に示したようにN個の外部機器と接続されてデー
タ多重化処理及びデータ分離処理を行うことが可能な2
つの携帯電話端末等の間で多重化データ通信が行われる
場合を示したが、多重化データ通信を行う送信元や送信
先となる装置としては、それぞれ種々なものを用いるこ
とが可能である。例えば、必ずしもこれら送信元及び送
信先の装置の両方が本発明に係る無線電話装置でなくと
もよく、いずれか一方の装置がデータ多重化機能やデー
タ分離機能を有するPC等であってもよい。
【0050】また、例えば2つの装置の間で多重化デー
タ通信を開始するときにそれぞれの装置により送信する
ことが可能なデータのメディア(例えば、テキストや画
像やFAX等)の種類や受信することが可能なデータの
メディアの種類を予め互いの装置に通知(情報交換)す
ること等により、これら2つの装置のデータ通信能力
(例えば、画像データの受信は可能であるが送信はでき
ない等といった能力)が異なるものであっても、種々な
データ通信能力を有する装置を組合せて多重化データ通
信を行うことが可能である。
【0051】なお、このような通信開始時における2つ
の装置間での情報交換は、例えばこれら2つの装置に備
えられた機能により自動的に実行される構成であっても
よく、また、例えばこれら2つの装置を操作する(例え
ば2人の)ユーザ間で当該情報交換を行って、これらの
ユーザがそれぞれの装置により行われるデータ通信を通
信相手となる装置のデータ通信能力に適合させるように
制御する構成であってもよい。
【0052】以下では、上記のように本発明を携帯電話
端末に適用した場合を例として、当該携帯電話端末によ
り行われる多重化データ通信における送信元或いは送信
先のいずれか一方がPCであるときに、当該携帯電話端
末や当該PCにより行われる処理の手順の一例を示す。
【0053】例えば図6には、本発明に係るデータ多重
化機能を備えた携帯電話端末21とモデム25を備えた
PC24との間で多重化データ通信が行われるデータ通
信システムの一例を示してあり、携帯電話端末21とP
C24のモデム25とは例えば一般公衆網26を介して
接続されている。
【0054】ここで、この例では、携帯電話端末21に
はインタフェースG1を介してPC22が接続されてい
るとともに、インタフェースG2を介してCCDカメラ
23が接続されている。また、このPC22にはファイ
ル転送を行う機能が備えられている。一方、この例で
は、携帯電話端末21の通信相手となるPC24にはフ
ァイル転送を行う機能とともにデータ分離機能が備えら
れている。
【0055】図7には、上記した携帯電話端末21やP
C24により行われる多重化データ送信処理や多重化デ
ータ受信処理の手順の一例を示してある。なお、この例
では、携帯電話端末21とPC24との間でファイルデ
ータを双方向通信することが行われるとともに、携帯電
話端末21からPC24へ画像データを一方向通信する
ことが行われる。
【0056】例えば携帯電話端末21による多重化デー
タ送信処理では、まず、外部のPC22及びCCDカメ
ラ23から出力されるフレーム1、フレーム2が各イン
タフェースG1、G2を介して通信制御部へ入力され
る。ここで、図8には、各インタフェースG1、G2を
介して通信制御部へ入力されるフレーム1、フレーム2
の一例を示してあり、各フレームの構成は例えば上記図
3に示したものと同様である。なお、この例では、PC
22から出力されるフレーム1に含まれるデータI1は
ファイルデータであり、CCDカメラ23から出力され
るフレーム2に含まれるデータI2は画像データであ
る。
【0057】次に、通信制御部では入力された2つのフ
レームを多重化部により多重化することが行われ、当該
多重化フレームが通信制御部や制御部やベースバンド部
や高周波部を介してアンテナから無線送信される。ここ
で、図9には、多重化部により生成される多重化フレー
ムの一例を示してあり、この多重化フレームの構成は例
えば上記図4に示したものと同様である。そして、上記
のようにして送信された信号が例えば一般公衆網26を
介して送信相手となるPC24のモデム25へ伝送され
る。
【0058】一方、PC24による多重化データ受信処
理では、まず、モデム25を介してPC24の通信制御
部へ入力された多重化フレームがPC24の分離部によ
り2つのフレームに分離される。ここで、図10には、
分離部により分離される2つのフレーム(フレーム1、
フレーム2)の一例を示してあり、これら各フレームの
構成は例えば上記図8に示した各フレームの構成と同様
である。
【0059】そして、上記のようにして分離された一方
のフレーム1に含まれるファイルデータが例えばPC2
4の通信制御部により当該PC24のハードディスクメ
モリに書き込まれるとともに、分離された他方のフレー
ム2に含まれる画像データが例えばPC24の通信制御
部により当該PC24のディスプレイ画面に表示出力さ
れる。なお、PC24から携帯電話端末21へのファイ
ルデータの通信は、単一のデータ(ファイルデータの
み)を通信するものであって、多重化処理や分離処理は
行われないため、その説明は省略する。
【0060】また、例えば図11には、本発明に係るデ
ータ多重化機能及びデータ分離機能を備えた携帯電話端
末31とモデム35を備えたPC34との間で多重化デ
ータ通信が行われるデータ通信システムの一例を示して
あり、携帯電話端末31とPC34のモデム35とは例
えば一般公衆網36を介して接続されている。
【0061】ここで、この例では、携帯電話端末31に
はインタフェースH1を介してアプリケーションクライ
アントであるPC32が接続されているとともに、イン
タフェースH2を介してFAX装置33が接続されてい
る。一方、この例では、携帯電話端末31の通信相手と
なるPC34はアプリケーションサーバであり、データ
多重化機能及びデータ分離機能を備えている。
【0062】図12には、上記した携帯電話端末31や
PC34により行われる多重化データ送信処理や多重化
データ受信処理の手順の一例を示してある。なお、この
例では、携帯電話端末31の通信相手となるPC34で
はアプリケーションデータと共にFAXデータを送受信
することも行われるが、携帯電話端末31に接続された
PC32ではFAXデータの送受信は行われず、携帯電
話端末31側では専用機であるFAX装置33によりF
AXデータの送受信が行われる。
【0063】例えば携帯電話端末31による多重化デー
タ送信処理、すなわちクライアントPC32側からサー
バPC34側へのデータ通信では、まず、クライアント
PC32及びFAX装置33から出力されるフレーム
1、フレーム2が各インタフェースH1、H2を介して
通信制御部へ入力される。
【0064】ここで、図13には、各インタフェースH
1、H2を介して通信制御部へ入力されるフレーム1、
フレーム2の一例を示してあり、各フレームの構成は例
えば上記図3に示したものと同様である。なお、この例
では、クライアントPC32から出力されるフレーム1
に含まれるデータI1はアプリケーションデータであ
り、FAX装置33から出力されるフレーム2に含まれ
るデータI2はFAXデータである。
【0065】次に、通信制御部では入力された2つのフ
レームを多重化・分離部により多重化することが行わ
れ、当該多重化フレームが通信制御部や制御部やベース
バンド部や高周波部を介してアンテナから無線送信され
る。ここで、図14には、多重化・分離部により生成さ
れる多重化フレームの一例を示してあり、この多重化フ
レームの構成は例えば上記図4に示したものと同様であ
る。そして、上記のようにして送信された信号が例えば
一般公衆網36を介して送信相手となるサーバPC34
のモデム35へ伝送される。
【0066】一方、サーバPC34による多重化データ
受信処理では、まず、モデム35を介してサーバPC3
4の通信制御部へ入力された多重化フレームがサーバP
C34の多重化・分離部により2つのフレームに分離さ
れる。ここで、図15には、多重化・分離部により分離
される2つのフレーム(フレーム1、フレーム2)の一
例を示してあり、これら各フレームの構成は例えば上記
図13に示した各フレームの構成と同様である。
【0067】そして、上記のようにして分離された一方
のフレーム1に含まれるアプリケーションデータが例え
ばサーバPC34の通信制御部により当該サーバPC3
4のハードディスク等のメモリに書き込まれるととも
に、分離された他方のフレーム2に含まれるFAXデー
タが例えばサーバPC34の通信制御部により当該サー
バPC34のディスプレイ画面に表示出力されたり、プ
リンタ装置を用いて印刷出力されたり、ハードディスク
メモリに蓄積されたりする。
【0068】また、例えばサーバPC34による多重化
データ送信処理、すなわちサーバPC34側からクライ
アントPC32側へのデータ通信では、まず、送信対象
となるアプリケーションデータを含んだフレーム1と送
信対象となるFAXデータを含んだフレーム2とがサー
バPC34の多重化・分離部により多重化される。な
お、FAXデータとしては、例えばスキャナを用いて読
み込まれたデータや、ハードディスクメモリに蓄積され
たデータが用いられる。
【0069】ここで、図16には、上記したフレーム
1、フレーム2の一例を示してあり、各フレームの構成
は例えば上記図3に示したものと同様である。また、図
17には、多重化・分離部により生成される多重化フレ
ームの一例を示してあり、この多重化フレームの構成は
例えば上記図4に示したものと同様である。
【0070】次に、上記のようにして生成された多重化
フレームがサーバPC34の通信制御部によりモデム3
5を介して送信される。そして、このようにして送信さ
れた多重化フレームが例えば一般公衆網36を介して送
信相手となる携帯電話端末31へ伝送される。
【0071】一方、携帯電話端末31による多重化デー
タ受信処理では、まず、アンテナにより受信された多重
化フレームが高周波部やベースバンド部や制御部を介し
て通信制御部へ入力され、当該多重化フレームが多重化
・分離部により2つのフレームに分離される。ここで、
図18には、多重化・分離部により分離される2つのフ
レーム(フレーム1、フレーム2)の一例を示してあ
り、これら各フレームの構成は例えば上記図16に示し
た各フレームの構成と同様である。
【0072】そして、上記のようにして分離された一方
のフレーム1が通信制御部によりインタフェースH1を
介してクライアントPC32へ出力されるとともに、分
離された他方のフレーム2が通信制御部によりインタフ
ェースH2を介してFAX装置33へ出力される。
【0073】以上のように、本発明に係る無線電話装置
では、データ多重化機能と無線通信機能との両方が備え
られているため、例えば従来のように外部のPCにより
データ多重化処理を行うことが必ずしも必要ではなくな
ることから、多重化データ通信を行う場合におけるユー
ザにとっての利便性を向上させることができる。同様
に、本発明に係る無線電話装置では、データ分離機能と
無線通信機能との両方が備えられているため、例えば従
来のように外部のPCによりデータ分離処理を行うこと
が必ずしも必要ではなくなることから、多重化データ通
信を行う場合におけるユーザにとっての利便性を向上さ
せることができる。具体的には、以上に示したように種
々な態様での多重化データ通信が可能となり、時代のニ
ーズに合致したモバイルツールを提供することができ
る。
【0074】なお、本発明に係る無線電話装置の構成と
しては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な
構成が用いられてもよい。一例として、本発明に係る無
線電話装置により多重化や分離するデータの数として
は、複数であれば、任意であってもよく、また、外部機
器の数としても、複数であれば、任意であってもよい。
【0075】また、本発明に係る無線電話装置では、本
発明に言う入力手段や多重化手段や送信手段や受信手段
や分離手段や出力手段は、例えばプロセッサやメモリ等
を備えたハードウエア資源においてプロセッサが制御プ
ログラムを実行することにより構成されてもよく、ま
た、例えばこれら各機能手段が独立したハードウエア回
路として構成されてもよい。また、本発明は上記の制御
プログラムを格納したフロッピーディスクやCD−RO
M等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体とし
て把握することもでき、当該制御プログラムを記録媒体
からコンピュータに入力してプロセッサに実行させるこ
とにより、本発明に係る処理を遂行させることができ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る無線
電話装置によると、複数の外部機器のそれぞれから出力
されるデータを入力し、これら複数の外部機器から入力
した複数のデータを多重化し、多重化したデータを無線
信号として送信するようにしたため、従来においてデー
タ多重化機能と無線通信機能とが別体の装置に備えられ
ていたという不便さを解消することができ、これによ
り、多重化データ通信を行う場合におけるユーザにとっ
ての利便性を向上させることができる。
【0077】また、本発明に係る無線電話装置による
と、複数のデータを多重化した無線信号を受信し、受信
した多重化データをそれぞれのデータに分離し、これら
分離した複数のデータをそれぞれのデータに対応する外
部機器へ出力するようにしたため、従来においてデータ
分離機能と無線通信機能とが別体の装置に備えられてい
たという不便さを解消することができ、これにより、多
重化データ通信を行う場合におけるユーザにとっての利
便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る携帯電話端末の構成例
を示す図である。
【図2】多重化データ通信処理の手順の一例を示す図で
ある。
【図3】多重化される複数のフレームの一例を示す図で
ある。
【図4】多重化フレームの一例を示す図である。
【図5】分離された複数のフレームの一例を示す図であ
る。
【図6】データ通信システムの一例を示す図である。
【図7】多重化データ通信処理の手順の一例を示す図で
ある。
【図8】多重化される複数のフレームの一例を示す図で
ある。
【図9】多重化フレームの一例を示す図である。
【図10】分離された複数のフレームの一例を示す図で
ある。
【図11】データ通信システムの一例を示す図である。
【図12】多重化データ通信処理の手順の一例を示す図
である。
【図13】多重化される複数のフレームの一例を示す図
である。
【図14】多重化フレームの一例を示す図である。
【図15】分離された複数のフレームの一例を示す図で
ある。
【図16】多重化される複数のフレームの一例を示す図
である。
【図17】多重化フレームの一例を示す図である。
【図18】分離された複数のフレームの一例を示す図で
ある。
【図19】従来例に係る携帯電話端末の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1・・アンテナ、 2・・高周波部、 3・・ベースバ
ンド部、4・・音声処理部、 5・・通信制御部、 6
・・多重化・分離部、7・・操作部、 8・・表示部、
9・・制御部、F1〜FN、G1、G2、H1、H2
・・インタフェース、21、31・・携帯電話端末、
22、24、32、34・・PC、23・・CCDカメ
ラ、 25、35・・モデム、26、36・・一般公衆
網、 33・・FAX装置、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 CC08 HH26 KK02 5K028 BB04 CC02 CC05 DD02 DD07 EE01 EE03 EE04 EE05 EE07 KK03 5K067 AA34 BB04 DD51 EE02 5K101 KK20 LL12 MM01 MM06 QQ01 TT05 UU19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を通信する無線電話装置におい
    て、 複数の外部機器のそれぞれから出力されるデータを入力
    する入力手段と、 これら複数の外部機器から入力した複数のデータを多重
    化する多重化手段と、 多重化したデータを無線信号として送信する送信手段
    と、 を備えたことを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】 無線信号を通信する無線電話装置におい
    て、 複数のデータを多重化した無線信号を受信する受信手段
    と、 受信した多重化データをそれぞれのデータに分離する分
    離手段と、 これら分離した複数のデータをそれぞれのデータに対応
    する外部機器へ出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする無線電話装置。
JP22977199A 1999-08-16 1999-08-16 無線電話装置 Pending JP2001054172A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1236870A2 (en) 2001-02-28 2002-09-04 Unisia Jecs Corporation Variable-valve-actuation apparatus for internal combustion engine

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