JP2001053298A - 太陽電池用調色接着フィルム及び太陽電池 - Google Patents
太陽電池用調色接着フィルム及び太陽電池Info
- Publication number
- JP2001053298A JP2001053298A JP11225480A JP22548099A JP2001053298A JP 2001053298 A JP2001053298 A JP 2001053298A JP 11225480 A JP11225480 A JP 11225480A JP 22548099 A JP22548099 A JP 22548099A JP 2001053298 A JP2001053298 A JP 2001053298A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- resin layer
- toning
- adhesive film
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/10009—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets
- B32B17/10018—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets comprising only one glass sheet
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
- B32B17/10788—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing ethylene vinylacetate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/10807—Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor
- B32B17/10816—Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor by pressing
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 太陽電池に着色を付与して意匠性を高め、周
囲との調和を図る。 【解決手段】 明度調整用接着樹脂層１と色度調整用接
着樹脂層２とが積層された太陽電池用調色接着フィルム
１０。この太陽電池用調色接着フィルム１０を接着フィ
ルムとして用いた太陽電池。
囲との調和を図る。 【解決手段】 明度調整用接着樹脂層１と色度調整用接
着樹脂層２とが積層された太陽電池用調色接着フィルム
１０。この太陽電池用調色接着フィルム１０を接着フィ
ルムとして用いた太陽電池。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池用調色接着
フィルム及びこの太陽電池用調色接着フィルムを用いた
太陽電池に係り、特に、太陽電池に着色を付与して意匠
性を高めるために有効な太陽電池用調色接着フィルム
と、太陽電池用調色接着フィルムを用いた太陽電池に関
する。
フィルム及びこの太陽電池用調色接着フィルムを用いた
太陽電池に係り、特に、太陽電池に着色を付与して意匠
性を高めるために有効な太陽電池用調色接着フィルム
と、太陽電池用調色接着フィルムを用いた太陽電池に関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、資源の有効利用や環境汚染の防止
等の面から、太陽光を直接電気エネルギーに変換する太
陽電池が注目され、開発が進められている。
等の面から、太陽光を直接電気エネルギーに変換する太
陽電池が注目され、開発が進められている。
【０００３】太陽電池は、一般に、図６に示す如く、ガ
ラス基板等の表面側透明保護部材１１と裏面側保護部材
（バックカバー）１２との間にＥＶＡ（エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂）フィルムの封止膜１３Ａ，１３Ｂ
により、シリコン発電素子１４等の太陽電池用セルを封
止した構成とされている。
ラス基板等の表面側透明保護部材１１と裏面側保護部材
（バックカバー）１２との間にＥＶＡ（エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂）フィルムの封止膜１３Ａ，１３Ｂ
により、シリコン発電素子１４等の太陽電池用セルを封
止した構成とされている。
【０００４】このような太陽電池は、表面側透明保護部
材１１、封止膜（「表面側封止膜」と称す場合があ
る。）１３Ａ、シリコン発電素子１４、封止膜（「裏面
側封止膜」と称す場合がある。）１３Ｂ及び裏面側保護
部材１２をこの順で積層し、加熱加圧して、ＥＶＡを架
橋硬化させて接着一体化することにより製造される。
材１１、封止膜（「表面側封止膜」と称す場合があ
る。）１３Ａ、シリコン発電素子１４、封止膜（「裏面
側封止膜」と称す場合がある。）１３Ｂ及び裏面側保護
部材１２をこの順で積層し、加熱加圧して、ＥＶＡを架
橋硬化させて接着一体化することにより製造される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の太陽電池にあっ
ては、表面側透明保護部材がガラス基板等の無色透明な
部材で構成されることから、発電素子のメタリック調の
色がそのまま太陽電池の色となる。このため、例えば、
この太陽電池を住宅の屋根に取り付けた場合には屋根材
との調和が図れず、外観を著しく損なうものとなる。ま
た、ソーラーカー等に設置する場合にあっても、太陽電
池が違和感を醸し出す原因となる。
ては、表面側透明保護部材がガラス基板等の無色透明な
部材で構成されることから、発電素子のメタリック調の
色がそのまま太陽電池の色となる。このため、例えば、
この太陽電池を住宅の屋根に取り付けた場合には屋根材
との調和が図れず、外観を著しく損なうものとなる。ま
た、ソーラーカー等に設置する場合にあっても、太陽電
池が違和感を醸し出す原因となる。
【０００６】このため、太陽電池は、省エネルギーや環
境保全の面で大きな注目を集めているにもかかわらず、
設置場所等に制約を受け、普及が遅れているのが現状で
ある。
境保全の面で大きな注目を集めているにもかかわらず、
設置場所等に制約を受け、普及が遅れているのが現状で
ある。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決し、太陽
電池に着色を付与して意匠性を高め、周囲との調和を図
るために有効な太陽電池用調色接着フィルムと、この太
陽電池用調色接着フィルムを用いた太陽電池を提供する
ことを目的とする。
電池に着色を付与して意匠性を高め、周囲との調和を図
るために有効な太陽電池用調色接着フィルムと、この太
陽電池用調色接着フィルムを用いた太陽電池を提供する
ことを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池用調色
接着フィルムは、明度の調整を目的とした明度調整用接
着樹脂層と、色度の調整を目的とした色度調整用接着樹
脂層とが積層されてなることを特徴とするものである。
接着フィルムは、明度の調整を目的とした明度調整用接
着樹脂層と、色度の調整を目的とした色度調整用接着樹
脂層とが積層されてなることを特徴とするものである。
【０００９】この太陽電池用調色接着フィルムであれ
ば、明度調整用接着樹脂層と色度調整用接着樹脂層とに
より、太陽電池を所望の色調に調色することができる。
即ち、この太陽電池用調色接着フィルムを太陽電池の表
面側に適用した場合、太陽電池の色調は、発電素子の発
色と明度調整用接着樹脂層及び色度調整用接着樹脂層の
発色との混色となり、結果として太陽電池の調色を図る
ことができる。
ば、明度調整用接着樹脂層と色度調整用接着樹脂層とに
より、太陽電池を所望の色調に調色することができる。
即ち、この太陽電池用調色接着フィルムを太陽電池の表
面側に適用した場合、太陽電池の色調は、発電素子の発
色と明度調整用接着樹脂層及び色度調整用接着樹脂層の
発色との混色となり、結果として太陽電池の調色を図る
ことができる。
【００１０】この調色において、本発明では、明度調整
用接着樹脂層と色度調整用接着樹脂層とを用い、明度と
色度とを独立に調整することができることから、光の反
射率や透過率を維持して太陽電池の発電効率を損なうこ
となく、効果的な調色を行える。
用接着樹脂層と色度調整用接着樹脂層とを用い、明度と
色度とを独立に調整することができることから、光の反
射率や透過率を維持して太陽電池の発電効率を損なうこ
となく、効果的な調色を行える。
【００１１】即ち、「色」は色度（色の種類（色相）と
濃淡（彩度））と明度（色の明暗）とに大別され、調色
は、一般に色度を調整することによって行なわれる。調
色効果を高めるために隠蔽力の高い、即ち、彩度におい
て白み帯びた色を選択すると、このような色は反射率が
高いために太陽電池用セルへの光の透過率が著しく低下
し、発電効率が低下してしまう。本発明では、色度調整
用接着樹脂層において、隠蔽力の高い、即ち、彩度の低
い白っぽい色を採用すると共に明度調整用接着樹脂層に
おいて、明度の低い暗い色を採用し、両者を組み合わせ
て用いることで、太陽電池の発電効率を損なうことな
く、太陽電池用セルの発色を効果的に調色して、周囲と
の調和を良好なものとすると共に、美感を高めることが
できる。
濃淡（彩度））と明度（色の明暗）とに大別され、調色
は、一般に色度を調整することによって行なわれる。調
色効果を高めるために隠蔽力の高い、即ち、彩度におい
て白み帯びた色を選択すると、このような色は反射率が
高いために太陽電池用セルへの光の透過率が著しく低下
し、発電効率が低下してしまう。本発明では、色度調整
用接着樹脂層において、隠蔽力の高い、即ち、彩度の低
い白っぽい色を採用すると共に明度調整用接着樹脂層に
おいて、明度の低い暗い色を採用し、両者を組み合わせ
て用いることで、太陽電池の発電効率を損なうことな
く、太陽電池用セルの発色を効果的に調色して、周囲と
の調和を良好なものとすると共に、美感を高めることが
できる。
【００１２】本発明において、接着樹脂はＥＶＡ又はポ
リビニルブチラール樹脂（ＰＢＶ）が好ましく、明度調
整用接着樹脂層及び色度調整用接着樹脂層の厚さはそれ
ぞれ５〜６００μｍであることが好ましい。
リビニルブチラール樹脂（ＰＢＶ）が好ましく、明度調
整用接着樹脂層及び色度調整用接着樹脂層の厚さはそれ
ぞれ５〜６００μｍであることが好ましい。
【００１３】本発明の太陽電池用調色接着フィルムは、
特に、耐候性透明樹脂層と明度調整用接着樹脂層と色度
調整用接着樹脂層とを、好ましくはこの順で積層した構
成とすることにより、明度調整用接着樹脂層及び色度調
整用接着樹脂層による調色と耐候性で、周囲との調和に
優れた良好な外観を長期に亘り維持することが可能とな
る。
特に、耐候性透明樹脂層と明度調整用接着樹脂層と色度
調整用接着樹脂層とを、好ましくはこの順で積層した構
成とすることにより、明度調整用接着樹脂層及び色度調
整用接着樹脂層による調色と耐候性で、周囲との調和に
優れた良好な外観を長期に亘り維持することが可能とな
る。
【００１４】この場合において、耐候性透明樹脂層とし
ては、エチレン−四フッ化エチレン共重合体樹脂（ＥＴ
ＦＥ）、ポリビニルホルマール樹脂（ＰＶＦ）、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂（ＰＥＴ）又はアクリル樹脂
よりなるものが好ましく、この耐候性透明樹脂層の厚さ
は５０〜６００μｍであることが好ましい。
ては、エチレン−四フッ化エチレン共重合体樹脂（ＥＴ
ＦＥ）、ポリビニルホルマール樹脂（ＰＶＦ）、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂（ＰＥＴ）又はアクリル樹脂
よりなるものが好ましく、この耐候性透明樹脂層の厚さ
は５０〜６００μｍであることが好ましい。
【００１５】本発明の太陽電池は、次のような構成とさ
れる。 表面側透明保護部材と裏面側保護部材との間に接着
フィルムを介して太陽電池用セルを封止してなる太陽電
池において、該表面側透明保護部材と太陽電池用セルと
の間に介在させる接着フィルムとして、請求項１ないし
３のいずれか１項の太陽電池用調色接着フィルムを用い
た太陽電池。この場合において、太陽電池用調色接着フ
ィルムの明度調整用接着樹脂層が表面側となるように太
陽電池用調色接着フィルムを設けることが好ましい。 表面側透明保護部材と裏面側保護部材との間に太陽
電池用セルを封止してなる太陽電池において、該表面側
透明保護部材として請求項４ないし７のいずれか１項の
太陽電池用調色接着フィルムを用いた太陽電池。 表面側透明保護部材と裏面側保護部材との間に太陽
電池用セルを封止してなる太陽電池において、該表面側
透明保護部材の表面に請求項４ないし７のいずれか１項
の太陽電池用調色接着フィルムを貼着した太陽電池。
れる。 表面側透明保護部材と裏面側保護部材との間に接着
フィルムを介して太陽電池用セルを封止してなる太陽電
池において、該表面側透明保護部材と太陽電池用セルと
の間に介在させる接着フィルムとして、請求項１ないし
３のいずれか１項の太陽電池用調色接着フィルムを用い
た太陽電池。この場合において、太陽電池用調色接着フ
ィルムの明度調整用接着樹脂層が表面側となるように太
陽電池用調色接着フィルムを設けることが好ましい。 表面側透明保護部材と裏面側保護部材との間に太陽
電池用セルを封止してなる太陽電池において、該表面側
透明保護部材として請求項４ないし７のいずれか１項の
太陽電池用調色接着フィルムを用いた太陽電池。 表面側透明保護部材と裏面側保護部材との間に太陽
電池用セルを封止してなる太陽電池において、該表面側
透明保護部材の表面に請求項４ないし７のいずれか１項
の太陽電池用調色接着フィルムを貼着した太陽電池。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【００１７】図１，２は本発明の太陽電池用調色接着フ
ィルムの実施の形態を示す断面図であり、図３〜５は本
発明の太陽電池の実施の形態を示す断面図である。な
お、図３〜５において、図６に示す部材と同一機能を奏
する部材には同一符号を付してあり、その説明を省略す
る。
ィルムの実施の形態を示す断面図であり、図３〜５は本
発明の太陽電池の実施の形態を示す断面図である。な
お、図３〜５において、図６に示す部材と同一機能を奏
する部材には同一符号を付してあり、その説明を省略す
る。
【００１８】図１の太陽電池用調色接着フィルム１０
は、明度調整用接着樹脂層１と色度調整用接着樹脂層２
とを積層一体化してなるものである。
は、明度調整用接着樹脂層１と色度調整用接着樹脂層２
とを積層一体化してなるものである。
【００１９】明度調整用接着樹脂層１としては、明度を
調整するために、パール顔料、酸化チタン、カーボンブ
ラック等の染料や顔料等の着色成分を後述の接続樹脂に
添加、混合して成膜したものを用いることができ、ま
た、色度調整用接着樹脂層２としては、色度を調整する
ために、色彩を有する染料や顔料等の着色成分を後述の
接続樹脂に添加して成膜したものを用いることができ
る。
調整するために、パール顔料、酸化チタン、カーボンブ
ラック等の染料や顔料等の着色成分を後述の接続樹脂に
添加、混合して成膜したものを用いることができ、ま
た、色度調整用接着樹脂層２としては、色度を調整する
ために、色彩を有する染料や顔料等の着色成分を後述の
接続樹脂に添加して成膜したものを用いることができ
る。
【００２０】用いる染料ないし顔料の種類や配合量は、
太陽電池用調色接着フィルムを適用する太陽電池の発電
素子等の色や、この太陽電池を設置する場所の色調に応
じて、発電素子等の発色と太陽電池用調色接着フィルム
の発色とが混色されたときに、設置場所の周囲環境と十
分に調和する色調に調色されるように、かつ、光の反射
率や透過率において、太陽電池の発電効率を損なうこと
がないように、適宜選択使用される。
太陽電池用調色接着フィルムを適用する太陽電池の発電
素子等の色や、この太陽電池を設置する場所の色調に応
じて、発電素子等の発色と太陽電池用調色接着フィルム
の発色とが混色されたときに、設置場所の周囲環境と十
分に調和する色調に調色されるように、かつ、光の反射
率や透過率において、太陽電池の発電効率を損なうこと
がないように、適宜選択使用される。
【００２１】なお、染料ないし顔料の配合量が過度に少
ないと十分に調色を行うことができず、逆に過度に多い
と太陽電池用調色接着フィルムに光が吸収され、太陽電
池の発電素子に到達する光量が少なくなることにより発
電効率が低下するため、染料ないし顔料の配合量は、調
色、即ち、明度調整用接着樹脂層１による明度調整及び
色度調整用接着樹脂層２による色度調整と発電効率の兼
ね合いから、最適な配合量となるように調整することが
望まれる。
ないと十分に調色を行うことができず、逆に過度に多い
と太陽電池用調色接着フィルムに光が吸収され、太陽電
池の発電素子に到達する光量が少なくなることにより発
電効率が低下するため、染料ないし顔料の配合量は、調
色、即ち、明度調整用接着樹脂層１による明度調整及び
色度調整用接着樹脂層２による色度調整と発電効率の兼
ね合いから、最適な配合量となるように調整することが
望まれる。
【００２２】また、明度調整用接着樹脂層１及び色度調
整用接着樹脂層２の厚さが薄すぎると十分な調色が得ら
れず、厚すぎると吸光量が多くなって発電効率が低下す
る場合があるため、各層１，２の厚さはそれぞれ５〜６
００μｍで、合計５０〜６００μｍとするのが好まし
い。
整用接着樹脂層２の厚さが薄すぎると十分な調色が得ら
れず、厚すぎると吸光量が多くなって発電効率が低下す
る場合があるため、各層１，２の厚さはそれぞれ５〜６
００μｍで、合計５０〜６００μｍとするのが好まし
い。
【００２３】図２の太陽電池用調色接着フィルム１０Ａ
は、耐候性透明樹脂層３と明度調整用接着樹脂層１と色
度調整用接着樹脂層２とをこの順で積層一体化してなる
ものである。この太陽電池用調色接着フィルム１０Ａに
おいて、明度調整用接着樹脂層１及び色度調整用接着樹
脂層２は上述の太陽電池用調色接着フィルム１０のもの
と同様の構成とされる。
は、耐候性透明樹脂層３と明度調整用接着樹脂層１と色
度調整用接着樹脂層２とをこの順で積層一体化してなる
ものである。この太陽電池用調色接着フィルム１０Ａに
おいて、明度調整用接着樹脂層１及び色度調整用接着樹
脂層２は上述の太陽電池用調色接着フィルム１０のもの
と同様の構成とされる。
【００２４】耐候性透明樹脂層３は、耐候性に優れ、か
つ無色で透明度の高いＥＴＦＥ，ＰＶＦ，ＰＥＴ，アク
リル樹脂等により形成することができ、その厚さは５０
〜６００μｍであることが好ましい。この耐候性透明樹
脂層３の厚さが５０μｍ未満では十分な耐候性が得られ
ず、６００μｍを超えると太陽電池用調色接着フィルム
１０Ａ自体の厚さが厚くなり過ぎ、好ましくない。
つ無色で透明度の高いＥＴＦＥ，ＰＶＦ，ＰＥＴ，アク
リル樹脂等により形成することができ、その厚さは５０
〜６００μｍであることが好ましい。この耐候性透明樹
脂層３の厚さが５０μｍ未満では十分な耐候性が得られ
ず、６００μｍを超えると太陽電池用調色接着フィルム
１０Ａ自体の厚さが厚くなり過ぎ、好ましくない。
【００２５】このような本発明の太陽電池用調色接着フ
ィルム１０，１０Ａは、一般的な積層フィルムの製法に
従って、各構成層を積層化することによって製造するこ
とができる。また、特に太陽電池用調色接着フィルム１
０Ａの場合には耐候性透明樹脂フィルムにコーティング
により明度調整用接着樹脂層と色度調整用接着樹脂層と
を成膜することによっても製造できる。
ィルム１０，１０Ａは、一般的な積層フィルムの製法に
従って、各構成層を積層化することによって製造するこ
とができる。また、特に太陽電池用調色接着フィルム１
０Ａの場合には耐候性透明樹脂フィルムにコーティング
により明度調整用接着樹脂層と色度調整用接着樹脂層と
を成膜することによっても製造できる。
【００２６】本発明の太陽電池用調色接着フィルムの明
度調整用接着樹脂層１及び色度調整用接着樹脂層２の接
着樹脂としてはＥＶＡ又はＰＶＢが好ましい。
度調整用接着樹脂層１及び色度調整用接着樹脂層２の接
着樹脂としてはＥＶＡ又はＰＶＢが好ましい。
【００２７】接着樹脂としてのＥＶＡは、酢酸ビニル含
有量が１０〜５０重量％、特に１５〜４０重量％で、メ
ルトフローレートが０．７〜２０、特に１．５〜１０で
あることが好ましい。
有量が１０〜５０重量％、特に１５〜４０重量％で、メ
ルトフローレートが０．７〜２０、特に１．５〜１０で
あることが好ましい。
【００２８】本発明で用いるＥＶＡには、耐候性の向上
のために架橋剤を配合して架橋構造を持たせることが好
ましく、この架橋剤としては、一般に、１００℃以上で
ラジカルを発生する有機過酸化物が用いられ、特に、配
合時の安定性を考慮に入れれば、半減期１０時間の分解
温度が７０℃以上であるものが好ましい。このような有
機過酸化物としては、例えば２，５−ジメチルヘキサ
ン；２，５−ジハイドロパーオキサイド；２，５−ジメ
チル−２，５−ジ（ｔ−ブチルパーオキシ）ヘキサン；
３−ジ−ｔ−ブチルパーオキサイド；ｔ−ジクミルパー
オキサイド；２，５−ジメチル−２，５−ジ（ｔ−ブチ
ルパーオキシ）ヘキシン；ジクミルパーオキサイド；
α，α’−ビス（ｔ−ブチルパーオキシイソプロピル）
ベンゼン；ｎ−ブチル−４，４−ビス（ｔ−ブチルパー
オキシ）ブタン；２，２−ビス（ｔ−ブチルパーオキ
シ）ブタン；１，１−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ）シ
クロヘキサン；１，１−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ）
３，３，５−トリメチルシクロヘキサン；ｔ−ブチルパ
ーオキシベンゾエート；ベンゾイルパーオキサイド等を
用いることができる。これらの有機過酸化物の配合量
は、一般にＥＶＡ１００重量部に対して５重量部以下、
好ましくは１〜３重量部である。
のために架橋剤を配合して架橋構造を持たせることが好
ましく、この架橋剤としては、一般に、１００℃以上で
ラジカルを発生する有機過酸化物が用いられ、特に、配
合時の安定性を考慮に入れれば、半減期１０時間の分解
温度が７０℃以上であるものが好ましい。このような有
機過酸化物としては、例えば２，５−ジメチルヘキサ
ン；２，５−ジハイドロパーオキサイド；２，５−ジメ
チル−２，５−ジ（ｔ−ブチルパーオキシ）ヘキサン；
３−ジ−ｔ−ブチルパーオキサイド；ｔ−ジクミルパー
オキサイド；２，５−ジメチル−２，５−ジ（ｔ−ブチ
ルパーオキシ）ヘキシン；ジクミルパーオキサイド；
α，α’−ビス（ｔ−ブチルパーオキシイソプロピル）
ベンゼン；ｎ−ブチル−４，４−ビス（ｔ−ブチルパー
オキシ）ブタン；２，２−ビス（ｔ−ブチルパーオキ
シ）ブタン；１，１−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ）シ
クロヘキサン；１，１−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ）
３，３，５−トリメチルシクロヘキサン；ｔ−ブチルパ
ーオキシベンゾエート；ベンゾイルパーオキサイド等を
用いることができる。これらの有機過酸化物の配合量
は、一般にＥＶＡ１００重量部に対して５重量部以下、
好ましくは１〜３重量部である。
【００２９】また、発電素子やガラス基板等との接着力
向上の目的で、ＥＶＡにシランカップリング剤を添加す
ることができる。この目的に供されるシランカップリン
グ剤としては公知のもの、例えばγ−クロロプロピルト
リメトキシシラン；ビニルトリクロロシラン；ビニルト
リエトキシシラン；ビニル−トリス−（β−メトキシエ
トキシ）シラン；γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン；β−（３，４−エトキシシクロヘキシル）
エチルトリメトキシシラン；γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン；ビニルトリアセトキシシラン；γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン；γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン；Ｎ−β−（アミノエチ
ル）−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等を挙げ
ることができる。これらのシランカップリング剤の配合
量は、一般にＥＶＡ１００重量部に対して５重量部以
下、好ましくは０．１〜２重量部である。
向上の目的で、ＥＶＡにシランカップリング剤を添加す
ることができる。この目的に供されるシランカップリン
グ剤としては公知のもの、例えばγ−クロロプロピルト
リメトキシシラン；ビニルトリクロロシラン；ビニルト
リエトキシシラン；ビニル−トリス−（β−メトキシエ
トキシ）シラン；γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン；β−（３，４−エトキシシクロヘキシル）
エチルトリメトキシシラン；γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン；ビニルトリアセトキシシラン；γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン；γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン；Ｎ−β−（アミノエチ
ル）−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等を挙げ
ることができる。これらのシランカップリング剤の配合
量は、一般にＥＶＡ１００重量部に対して５重量部以
下、好ましくは０．１〜２重量部である。
【００３０】更に、ＥＶＡのゲル分率を向上させ、耐久
性を向上するためにＥＶＡに架橋助剤を添加することが
できる。この目的に供される架橋助剤としては、公知の
ものとしてトリアリルイソシアヌレート；トリアリルイ
ソシアネート等の３官能の架橋助剤の他、ＮＫエステル
等の単官能の架橋助剤等も挙げることができる。これら
の架橋助剤の配合量は、一般にＥＶＡ１００重量部に対
して１０重量部以下、好ましくは１〜５重量部である。
性を向上するためにＥＶＡに架橋助剤を添加することが
できる。この目的に供される架橋助剤としては、公知の
ものとしてトリアリルイソシアヌレート；トリアリルイ
ソシアネート等の３官能の架橋助剤の他、ＮＫエステル
等の単官能の架橋助剤等も挙げることができる。これら
の架橋助剤の配合量は、一般にＥＶＡ１００重量部に対
して１０重量部以下、好ましくは１〜５重量部である。
【００３１】更に、ＥＶＡの安定性を向上する目的でハ
イドロキノン；ハイドロキノンモノメチルエーテル；ｐ
−ベンゾキノン；メチルハイドロキノンなどを添加する
ことができ、これらの配合量は、一般にＥＶＡ１００重
量部に対して５重量部以下である。
イドロキノン；ハイドロキノンモノメチルエーテル；ｐ
−ベンゾキノン；メチルハイドロキノンなどを添加する
ことができ、これらの配合量は、一般にＥＶＡ１００重
量部に対して５重量部以下である。
【００３２】更に、必要に応じ、上記以外に紫外線吸収
剤、老化防止剤、変色防止剤等を添加することができ
る。紫外線吸収剤には、２−ヒドロキシ−４−オクトキ
シベンゾフェノン；２−ヒドロキシ−４−メトキシ−５
−スルフォベンゾフェノン等のベンゾフェノン系；２−
（２’−ヒドロキシ−５−メチルフェニル）ベンゾトリ
アゾール等のベンゾトリアゾール系；フェニルサルシレ
ート；ｐ−ｔ−ブチルフェニルサルシレート等のヒンダ
ートアミン系がある。老化防止剤としては、アミン系；
フェノール系；ビスフェニル系；ヒンダートアミン系が
あり、例えばジ−ｔ−ブチル−ｐ−クレゾール；ビス
（２，２，６，６−テトラメチル−４−ピペラジル）セ
バケート等がある。
剤、老化防止剤、変色防止剤等を添加することができ
る。紫外線吸収剤には、２−ヒドロキシ−４−オクトキ
シベンゾフェノン；２−ヒドロキシ−４−メトキシ−５
−スルフォベンゾフェノン等のベンゾフェノン系；２−
（２’−ヒドロキシ−５−メチルフェニル）ベンゾトリ
アゾール等のベンゾトリアゾール系；フェニルサルシレ
ート；ｐ−ｔ−ブチルフェニルサルシレート等のヒンダ
ートアミン系がある。老化防止剤としては、アミン系；
フェノール系；ビスフェニル系；ヒンダートアミン系が
あり、例えばジ−ｔ−ブチル−ｐ−クレゾール；ビス
（２，２，６，６−テトラメチル−４−ピペラジル）セ
バケート等がある。
【００３３】ＰＶＢとしては、ポリビニルアセタール単
位が７０〜９５重量％、ポリ酢酸ビニル単位が１〜１５
重量％で、平均重合度が２００〜３０００、好ましくは
３００〜２５００であるものが好ましく、ＰＶＢは可塑
剤を含む樹脂組成物として使用される。
位が７０〜９５重量％、ポリ酢酸ビニル単位が１〜１５
重量％で、平均重合度が２００〜３０００、好ましくは
３００〜２５００であるものが好ましく、ＰＶＢは可塑
剤を含む樹脂組成物として使用される。
【００３４】ＰＶＢ樹脂組成物の可塑剤としては、一塩
基酸エステル、多塩基酸エステル等の有機系可塑剤や燐
酸系可塑剤が挙げられる。
基酸エステル、多塩基酸エステル等の有機系可塑剤や燐
酸系可塑剤が挙げられる。
【００３５】一塩基酸エステルとしては、酪酸、イソ酪
酸、カプロン酸、２−エチル酪酸、ヘプタン酸、ｎ−オ
クチル酸、２−エチルヘキシル酸、ペラルゴン酸（ｎ−
ノニル酸）、デシル酸等の有機酸とトリエチレングリコ
ールとの反応によって得られるエステルが好ましく、よ
り好ましくは、トリエチレン−ジ−２−エチルブチレー
ト、トリエチレングリコール−ジ−２−エチルヘキソエ
ート、トリエチレングリコール−ジ−カプロネート、ト
リエチレングリコール−ジ−ｎ−オクトエート等であ
る。なお、上記有機酸とテトラエチレングリコール又は
トリプロピレングリコールとのエステルも使用可能であ
る。
酸、カプロン酸、２−エチル酪酸、ヘプタン酸、ｎ−オ
クチル酸、２−エチルヘキシル酸、ペラルゴン酸（ｎ−
ノニル酸）、デシル酸等の有機酸とトリエチレングリコ
ールとの反応によって得られるエステルが好ましく、よ
り好ましくは、トリエチレン−ジ−２−エチルブチレー
ト、トリエチレングリコール−ジ−２−エチルヘキソエ
ート、トリエチレングリコール−ジ−カプロネート、ト
リエチレングリコール−ジ−ｎ−オクトエート等であ
る。なお、上記有機酸とテトラエチレングリコール又は
トリプロピレングリコールとのエステルも使用可能であ
る。
【００３６】多塩基酸エステル系可塑剤としては、例え
ば、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸等の有機酸
と炭素数４〜８の直鎖状又は分岐状アルコールとのエス
テルが好ましく、より好ましくは、ジブチルセバケー
ト、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビトールアジ
ペート等が挙げられる。
ば、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸等の有機酸
と炭素数４〜８の直鎖状又は分岐状アルコールとのエス
テルが好ましく、より好ましくは、ジブチルセバケー
ト、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビトールアジ
ペート等が挙げられる。
【００３７】燐酸系可塑剤としては、トリブトキシエチ
ルフォスフェート、イソデシルフェニルフォスフェー
ト、トリイソプロピルフォスフェート等が挙げられる。
ルフォスフェート、イソデシルフェニルフォスフェー
ト、トリイソプロピルフォスフェート等が挙げられる。
【００３８】ＰＶＢ樹脂組成物において、可塑剤の量が
少ないと製膜性が低下し、多いと耐熱時の耐久性等が損
なわれるため、ポリビニルブチラール樹脂１００重量部
に対して可塑剤を５〜５０重量部、好ましくは１０〜４
０重量部とする。
少ないと製膜性が低下し、多いと耐熱時の耐久性等が損
なわれるため、ポリビニルブチラール樹脂１００重量部
に対して可塑剤を５〜５０重量部、好ましくは１０〜４
０重量部とする。
【００３９】ＰＶＢ樹脂組成物には、更に劣化防止のた
めに、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤が
添加されていても良い。
めに、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤が
添加されていても良い。
【００４０】このような本発明の太陽電池用調色接着フ
ィルム１０，１０Ａを太陽電池に適用するには、具体的
には次のような方法がある。
ィルム１０，１０Ａを太陽電池に適用するには、具体的
には次のような方法がある。
【００４１】太陽電池用調色接着フィルム１０であれ
ば、例えば、図３に示す如く、従来の太陽電池の表面側
封止膜に代えてこの太陽電池用調色接着フィルム１０を
用いて太陽電池を構成することができる。この太陽電池
を製造するには、図３に示す如く、ガラス基板、ＰＥＴ
板、アクリル板又はこれらのフィルム等の表面側透明保
護部材１１、太陽電池用調色接着フィルム１０、シリコ
ン発電素子１４、ＥＶＡフィルム等の裏面側封止膜１３
Ｂ及び裏面側保護部材１２を順次積層し、積層体を常法
に従って、真空ラミネーターで温度１２０〜１５０℃、
脱気時間２〜１５分、プレス圧力０．５〜１ｋｇ／ｃｍ
2、プレス時間８〜４５分で加熱加圧圧着すれば良く、
この加熱加圧時に、封止膜１３Ｂと太陽電池用調色接着
フィルム１０の明度調整用接着樹脂層１及び色度調整用
接着樹脂層２のＥＶＡ等の接着樹脂が架橋して良好な接
着性のもとに封止を行うことができ、太陽電池用調色接
着フィルム１０の明度調整用接着樹脂層１及び色度調整
用接着樹脂層２による調色効果で周囲との調和に優れた
良好な外観を得ることができる。
ば、例えば、図３に示す如く、従来の太陽電池の表面側
封止膜に代えてこの太陽電池用調色接着フィルム１０を
用いて太陽電池を構成することができる。この太陽電池
を製造するには、図３に示す如く、ガラス基板、ＰＥＴ
板、アクリル板又はこれらのフィルム等の表面側透明保
護部材１１、太陽電池用調色接着フィルム１０、シリコ
ン発電素子１４、ＥＶＡフィルム等の裏面側封止膜１３
Ｂ及び裏面側保護部材１２を順次積層し、積層体を常法
に従って、真空ラミネーターで温度１２０〜１５０℃、
脱気時間２〜１５分、プレス圧力０．５〜１ｋｇ／ｃｍ
2、プレス時間８〜４５分で加熱加圧圧着すれば良く、
この加熱加圧時に、封止膜１３Ｂと太陽電池用調色接着
フィルム１０の明度調整用接着樹脂層１及び色度調整用
接着樹脂層２のＥＶＡ等の接着樹脂が架橋して良好な接
着性のもとに封止を行うことができ、太陽電池用調色接
着フィルム１０の明度調整用接着樹脂層１及び色度調整
用接着樹脂層２による調色効果で周囲との調和に優れた
良好な外観を得ることができる。
【００４２】また、太陽電池用調色接着フィルム１０Ａ
であれば、耐候性透明樹脂層３を備えるため、図４に示
す如く、従来の太陽電池の表面側透明保護部材に代えて
この太陽電池用調色接着フィルム１０Ａを用いて太陽電
池を構成することができる。
であれば、耐候性透明樹脂層３を備えるため、図４に示
す如く、従来の太陽電池の表面側透明保護部材に代えて
この太陽電池用調色接着フィルム１０Ａを用いて太陽電
池を構成することができる。
【００４３】この太陽電池を製造するためには、図４に
示す如く、太陽電池用調色接着フィルム１０Ａ、シリコ
ン発電素子１４、ＥＶＡフィルム等の裏面側封止膜１３
Ｂ及び裏面側保護部材１２を順次積層し、上述の如く、
加熱加圧して一体化すれば良い。
示す如く、太陽電池用調色接着フィルム１０Ａ、シリコ
ン発電素子１４、ＥＶＡフィルム等の裏面側封止膜１３
Ｂ及び裏面側保護部材１２を順次積層し、上述の如く、
加熱加圧して一体化すれば良い。
【００４４】また、太陽電池用調色接着フィルム１０Ａ
は、図５に示す如く、既存の太陽電池のガラス基板等の
表面側透明保護部材１１の表面に貼着して用いてもよ
い。
は、図５に示す如く、既存の太陽電池のガラス基板等の
表面側透明保護部材１１の表面に貼着して用いてもよ
い。
【００４５】この太陽電池を製造するには、予め作製さ
れた太陽電池に太陽電池用調色接着フィルム１０Ａを常
法に従って加熱加圧して貼着しても良く、太陽電池用調
色接着フィルム１０Ａ、表面側透明保護部材１１、表面
側封止膜（ＥＶＡフィルム）１３Ａ、シリコン発電素子
１４、裏面側封止膜（ＥＶＡフィルム）１３Ｂ及び裏面
側保護部材１２を積層して上述の如く、加熱加圧して一
体化しても良い。
れた太陽電池に太陽電池用調色接着フィルム１０Ａを常
法に従って加熱加圧して貼着しても良く、太陽電池用調
色接着フィルム１０Ａ、表面側透明保護部材１１、表面
側封止膜（ＥＶＡフィルム）１３Ａ、シリコン発電素子
１４、裏面側封止膜（ＥＶＡフィルム）１３Ｂ及び裏面
側保護部材１２を積層して上述の如く、加熱加圧して一
体化しても良い。
【００４６】いずれの太陽電池であっても、太陽電池用
調色接着フィルム１０Ａの耐候性と調色効果により、周
囲の調和に優れた良好な外観を長期に亘り維持すること
ができる。
調色接着フィルム１０Ａの耐候性と調色効果により、周
囲の調和に優れた良好な外観を長期に亘り維持すること
ができる。
【００４７】なお、図３〜５の太陽電池では、太陽電池
用調色接着フィルム１０，１０Ａの明度調整用接着樹脂
層１が色度調整用接着樹脂層２よりも表面側（視覚側）
となるように配置しているが、このように、明度調整用
接着樹脂層１を表面側に配置することにより、色度調整
用接着樹脂層２の色度を明度調整用接着樹脂層１の光の
反射率の調整作用で効果的に補正することができ、良好
な調色効果が得られる点で好ましい。
用調色接着フィルム１０，１０Ａの明度調整用接着樹脂
層１が色度調整用接着樹脂層２よりも表面側（視覚側）
となるように配置しているが、このように、明度調整用
接着樹脂層１を表面側に配置することにより、色度調整
用接着樹脂層２の色度を明度調整用接着樹脂層１の光の
反射率の調整作用で効果的に補正することができ、良好
な調色効果が得られる点で好ましい。
【００４８】このような太陽電池は住宅用又は自動車用
太陽電池として好適であり、建物や自動車の美感を損な
うことなく太陽電池を設置することができる。
太陽電池として好適であり、建物や自動車の美感を損な
うことなく太陽電池を設置することができる。
【００４９】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の太陽電池用
調色接着フィルム及び太陽電池によれば、太陽電池の発
電効率を損なうことなく太陽電池に着色を付与して意匠
性を高め、周囲との調和を図ることができる。このた
め、建物や自動車、その他の太陽電池設置場所の美観を
損なうことなく、太陽電池を設置することができるた
め、太陽電池の適用分野を大幅に拡大することができ
る。
調色接着フィルム及び太陽電池によれば、太陽電池の発
電効率を損なうことなく太陽電池に着色を付与して意匠
性を高め、周囲との調和を図ることができる。このた
め、建物や自動車、その他の太陽電池設置場所の美観を
損なうことなく、太陽電池を設置することができるた
め、太陽電池の適用分野を大幅に拡大することができ
る。
【図１】本発明の太陽電池用調色接着フィルムの実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図２】本発明の太陽電池用調色接着フィルムの別の実
施の形態を示す断面図である。
施の形態を示す断面図である。
【図３】本発明の太陽電池の実施の形態を示す断面図で
ある。
ある。
【図４】本発明の太陽電池の別の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図５】本発明の太陽電池の異なる実施の形態を示す断
面図である。
面図である。
【図６】一般的な太陽電池の構成を示す断面図である。
１ 明度調整用接着樹脂層 ２ 色度調整用接着樹脂層 ３ 耐候性透明樹脂層 １０，１０Ａ 太陽電池用調色接着フィルム １１ 表面側透明保護部材 １２ 裏面側保護部材 １３Ａ，１３Ｂ 封止膜 １４ シリコン発電素子
Claims (11)
- 【請求項１】 明度の調整を目的とした明度調整用接着
樹脂層と、色度の調整を目的とした色度調整用接着樹脂
層とが積層されてなる太陽電池用調色接着フィルム。 - 【請求項２】 請求項１において、接着樹脂がエチレン
−酢酸ビニル共重合体樹脂又はポリビニルブチラール樹
脂である太陽電池用調色接着フィルム。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、明度調整用接
着樹脂層の厚さが５〜６００μｍであり、色度調整用接
着樹脂層の厚さが５〜６００μｍである太陽電池用調色
接着フィルム。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか１項におい
て、耐候性透明樹脂層と明度調整用接着樹脂層と色度調
整用接着樹脂層とが積層されてなる太陽電池用調色接着
フィルム。 - 【請求項５】 請求項４において、耐候性透明樹脂層と
色度調整用接着樹脂層とが明度調整用接着樹脂層とを介
して積層されてなる太陽電池用調色接着フィルム。 - 【請求項６】 請求項４又は５において、耐候性透明樹
脂層がエチレン−四フッ化エチレン共重合体樹脂、ポリ
ビニルホルマール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂又はアクリル樹脂よりなる太陽電池用調色接着フィル
ム。 - 【請求項７】 請求項４ないし６のいずれか１項におい
て、耐候性透明樹脂層の厚さが５０〜６００μｍである
太陽電池用調色接着フィルム。 - 【請求項８】 表面側透明保護部材と裏面側保護部材と
の間に接着フィルムを介して太陽電池用セルを封止して
なり、該表面側透明保護部材と太陽電池用セルとの間に
介在させる接着フィルムとして、請求項１ないし３のい
ずれか１項の太陽電池用調色接着フィルムを用いた太陽
電池。 - 【請求項９】 請求項８において、太陽電池用調色接着
フィルムの明度調整用接着樹脂層が表面側となるように
太陽電池用調色接着フィルムを設けた太陽電池。 - 【請求項１０】 表面側透明保護部材と裏面側保護部材
との間に太陽電池用セルを封止してなり、該表面側透明
保護部材として請求項４ないし７のいずれか１項の太陽
電池用調色接着フィルムを耐候性樹脂層が表面側となる
ように用いた太陽電池。 - 【請求項１１】 表面側透明保護部材と裏面側保護部材
との間に太陽電池用セルを封止してなり、該表面側透明
保護部材の表面に請求項４ないし７のいずれか１項の太
陽電池用調色接着フィルムを耐候性樹脂層が表面側とな
るように貼着した太陽電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11225480A JP2001053298A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 太陽電池用調色接着フィルム及び太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11225480A JP2001053298A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 太陽電池用調色接着フィルム及び太陽電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001053298A true JP2001053298A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16829993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11225480A Pending JP2001053298A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 太陽電池用調色接着フィルム及び太陽電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001053298A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7202410B2 (en) * | 2001-04-20 | 2007-04-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photovoltaic module having light receptive, glass laminate structure and photovoltaic module having light receptive, multi-layer structure |
| WO2009054450A1 (ja) * | 2007-10-25 | 2009-04-30 | Techno Polymer Co., Ltd. | 赤外線反射性積層体 |
| JP2009119864A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-06-04 | Techno Polymer Co Ltd | 赤外線反射性積層体 |
| JP2009178851A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Techno Polymer Co Ltd | 赤外線反射性積層体 |
| KR100989285B1 (ko) * | 2010-05-24 | 2010-10-22 | (주) 비제이파워 | 칼라 태양 전지를 이용한 형상화된 태양 전지 모듈 |
| CN101982886A (zh) * | 2010-09-13 | 2011-03-02 | 东莞市华源光电科技有限公司 | 一种pet层压太阳能电池板的制作工艺 |
| JP2011507223A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | クラレイ ユーロップ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 反射性接着フィルムを備えた光起電性モジュール |
| CN102268901A (zh) * | 2010-06-06 | 2011-12-07 | 江苏新大陆太阳能电力有限公司 | 一种双面玻璃幕墙组件的层压层叠工艺方法 |
| US8197928B2 (en) | 2006-12-29 | 2012-06-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Intrusion resistant safety glazings and solar cell modules |
| KR101172560B1 (ko) | 2007-07-03 | 2012-08-08 | (주)엘지하우시스 | 건축외장용 태양전지 모듈 |
| CN103042806A (zh) * | 2011-10-17 | 2013-04-17 | 阿特斯(中国)投资有限公司 | 双玻璃光伏组件的制造方法 |
| JP2014216545A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | トヨタ自動車株式会社 | 太陽電池モジュール |
| CN105023965A (zh) * | 2014-04-18 | 2015-11-04 | 东莞南玻光伏科技有限公司 | 太阳能光伏组件 |
| KR20170079468A (ko) * | 2015-12-30 | 2017-07-10 | 주성엔지니어링(주) | 태양 전지를 이용한 구조물 |
| JP2019197878A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | ベイジン・ハナジー・ソーラー・パワー・インベストメント・カンパニー・リミテッド | 発電機構及び製造方法、発電装置 |
| CN112005385A (zh) * | 2018-04-16 | 2020-11-27 | 瑞士电子显微技术研究与开发中心股份有限公司 | 光伏模组及其制造方法 |
| JP2021501479A (ja) * | 2017-10-30 | 2021-01-14 | バルダー エネルギー エス．エル．ユーＢａｌｄｅｒ Ｅｎｅｒｇｙ Ｓ．Ｌ．Ｕ | ソーラーモジュール |
| KR20230155874A (ko) | 2022-05-04 | 2023-11-13 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 태양광 컬러 모듈 및 컬러가변 태양광모듈 |
-
1999
- 1999-08-09 JP JP11225480A patent/JP2001053298A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7202410B2 (en) * | 2001-04-20 | 2007-04-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photovoltaic module having light receptive, glass laminate structure and photovoltaic module having light receptive, multi-layer structure |
| US8197928B2 (en) | 2006-12-29 | 2012-06-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Intrusion resistant safety glazings and solar cell modules |
| KR101172560B1 (ko) | 2007-07-03 | 2012-08-08 | (주)엘지하우시스 | 건축외장용 태양전지 모듈 |
| JP2013063659A (ja) * | 2007-10-25 | 2013-04-11 | Techno Polymer Co Ltd | 赤外線反射性積層体 |
| WO2009054450A1 (ja) * | 2007-10-25 | 2009-04-30 | Techno Polymer Co., Ltd. | 赤外線反射性積層体 |
| JP2009119864A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-06-04 | Techno Polymer Co Ltd | 赤外線反射性積層体 |
| US8339700B2 (en) | 2007-10-25 | 2012-12-25 | Techno Polymer Co., Ltd | Infrared reflective laminate |
| JP2011507223A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | クラレイ ユーロップ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 反射性接着フィルムを備えた光起電性モジュール |
| JP2009178851A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Techno Polymer Co Ltd | 赤外線反射性積層体 |
| KR100989285B1 (ko) * | 2010-05-24 | 2010-10-22 | (주) 비제이파워 | 칼라 태양 전지를 이용한 형상화된 태양 전지 모듈 |
| CN102268901A (zh) * | 2010-06-06 | 2011-12-07 | 江苏新大陆太阳能电力有限公司 | 一种双面玻璃幕墙组件的层压层叠工艺方法 |
| CN101982886A (zh) * | 2010-09-13 | 2011-03-02 | 东莞市华源光电科技有限公司 | 一种pet层压太阳能电池板的制作工艺 |
| CN103042806A (zh) * | 2011-10-17 | 2013-04-17 | 阿特斯(中国)投资有限公司 | 双玻璃光伏组件的制造方法 |
| JP2014216545A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | トヨタ自動車株式会社 | 太陽電池モジュール |
| CN105023965A (zh) * | 2014-04-18 | 2015-11-04 | 东莞南玻光伏科技有限公司 | 太阳能光伏组件 |
| KR20170079468A (ko) * | 2015-12-30 | 2017-07-10 | 주성엔지니어링(주) | 태양 전지를 이용한 구조물 |
| KR102535561B1 (ko) * | 2015-12-30 | 2023-05-23 | 주성엔지니어링(주) | 태양 전지를 이용한 구조물 |
| JP2021501479A (ja) * | 2017-10-30 | 2021-01-14 | バルダー エネルギー エス．エル．ユーＢａｌｄｅｒ Ｅｎｅｒｇｙ Ｓ．Ｌ．Ｕ | ソーラーモジュール |
| JP7269248B2 (ja) | 2017-10-30 | 2023-05-08 | バルダー エネルギー エス．エル．ユー | ソーラーモジュール |
| CN112005385A (zh) * | 2018-04-16 | 2020-11-27 | 瑞士电子显微技术研究与开发中心股份有限公司 | 光伏模组及其制造方法 |
| JP2021521647A (ja) * | 2018-04-16 | 2021-08-26 | セ エス エ エム サントル スイス デレクトロニク エ ド ミクロテクニク ソシエテ アノニム ルシェルシェ エ ディベロップメント | 光電池モジュール及び当該光電池モジュールの製造方法 |
| JP2019197878A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | ベイジン・ハナジー・ソーラー・パワー・インベストメント・カンパニー・リミテッド | 発電機構及び製造方法、発電装置 |
| KR20230155874A (ko) | 2022-05-04 | 2023-11-13 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 태양광 컬러 모듈 및 컬러가변 태양광모듈 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001053298A (ja) | 太陽電池用調色接着フィルム及び太陽電池 | |
| JP3323560B2 (ja) | 太陽電池封止材膜 | |
| JP4207456B2 (ja) | 太陽電池モジュール及びそのための仮止め用テープ | |
| US6407329B1 (en) | Backside covering member for solar battery, sealing film and solar battery | |
| EP1783159B1 (en) | Resin film | |
| CN101878112B (zh) | 多层酸性三元共聚物包封层和夹层以及由此制得的层压板 | |
| US20010045229A1 (en) | Sealing composition and sealing method | |
| EP2505595B1 (en) | Sealing film for solar cells, and solar cells | |
| WO2000035025A1 (fr) | Revetement pour cellule solaire film d'etancheite et cellule solaire | |
| WO2005086557A1 (ja) | 電磁波シールド性光透過窓材、表示パネル及び太陽電池モジュールの製造方法 | |
| WO2003107438A1 (en) | Solar cell modules with improved backskin | |
| JP2000174296A (ja) | 太陽電池用カバー材、封止膜及び太陽電池 | |
| JP3978912B2 (ja) | 太陽電池用カバー材、封止膜及び太陽電池 | |
| JP2001047568A (ja) | 耐候性調色フィルム及び太陽電池 | |
| JP2003204073A (ja) | Ｆｒｐ基板を用いた太陽電池モジュール及びその製造方法 | |
| JP4887551B2 (ja) | 太陽電池用バックカバー材兼用封止膜及び太陽電池 | |
| JP2000174297A (ja) | 太陽電池用カバー材、封止膜及び太陽電池 | |
| JP2002170971A (ja) | 太陽電池封止材膜 | |
| JP2000174299A (ja) | 太陽電池用カバー材、封止膜及び太陽電池 | |
| JP2000183381A (ja) | 太陽電池用封止膜及び太陽電池 | |
| JP2001036116A (ja) | 太陽電池 | |
| JPH09153635A (ja) | 太陽電池用封止材膜及び太陽電池モジュール | |
| JPH0635575B2 (ja) | 封止用組成物及び該組成物による封止方法 | |
| JP2002185026A (ja) | 太陽電池モジュールの製造方法 | |
| JP2001036108A (ja) | 太陽電池 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060616 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090414 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090421 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090821 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090915 |