JP2001052876A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001052876A
JP2001052876A JP11221469A JP22146999A JP2001052876A JP 2001052876 A JP2001052876 A JP 2001052876A JP 11221469 A JP11221469 A JP 11221469A JP 22146999 A JP22146999 A JP 22146999A JP 2001052876 A JP2001052876 A JP 2001052876A
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Japan
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light
light emitting
spot
display device
screen
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JP11221469A
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Shingo Yagyu
慎悟 柳生
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視野角が広く、表示速度が速く、自ら発光で
き、消費電力も少なく、ディスプレイ部分内部を真空に
する必要もなく、各画素のマトリクス配線及び駆動も不
要で、薄型及び軽量、且つ高精細、大型化、低コスト化
を実現する。 【解決手段】 発光スクリーン10,20,30は少な
くとも光導電膜と発光層と透明電極とを有する。光源1
3は光を発生し、スポット光学系12は発光スクリーン
上に光スポットを形成する。映像信号発生部16から光
変調素子21は、発光スクリーン上に形成される光スポ
ットを映像信号に基づいて変調する。ミラー駆動制御部
9からマイクロミラー14は、発光スクリーン上で光ス
ポットを矢印S方向に走査させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タ用ディスプレイ装置やテレビジョン受像機など各種の
情報や画像等を表示する場合に好適な表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばコンピュータ用ディス
プレイ装置やテレビジョン受像機などに使用される情報
や画像等を表示する表示装置としては、例えばCRT
(陰極線管)を用いた表示装置が存在する。
【0003】このCRT表示装置は、奥行きが大きく、
設置スペースを多く必要とすることが欠点となってい
る。また、近年のCRT表示装置は、大画面化が著し
く、このため更なる奥行き及び設置スペースの増大と同
時に重量も非常に重くなってきている。このようなこと
から、CRT表示装置に代わる薄型で軽量な表示装置が
望まれている。
【0004】一方、薄型で軽量の表示装置としては、例
えば液晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置
などが存在し、これらの表示装置は、従来のCRT表示
装置に代わって台頭しつつある。
【0005】しかし、液晶ディスプレイ装置の場合、視
野角が狭いこと、表示速度が遅いこと、バックライトが
必要であることなどの課題がある。
【0006】また、プラズマディスプレイ装置では、消
費電力が大きいこと、ディスプレイ部分内部を最終的に
真空としなければならないため、コストが高くなるなど
の課題がある。
【0007】また、液晶ディスプレイ装置、プラズマデ
ィスプレイ装置ともに、各画素に対応してアクティブマ
トリクス配線若しくは単純マトリクス配線を施す必要が
あり、そのため、例えば高精細になるほど若しくは大型
化するほど、その作成が難しくなり、コストが上昇する
といった問題を有している。
【0008】これに対して、近年は、有機材料の薄膜に
一定の電流を与えることで高輝度に発光する有機タイプ
の発光ダイオード(LED)を使用した表示装置が注目
されている。
【0009】当該有機タイプのLEDを使用したこの表
示装置は、自ら発光すること、高速表示が可能であるこ
と、ディスプレイ部分内部を真空にする必要がないなど
の特徴を有し、液晶ディスプレイ装置やプラズマディス
プレイ装置の欠点を補うことが可能な新しい表示装置と
して期待されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た有機タイプのLEDを用いた表示装置においても、液
晶ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置と同様
に、各画素のマトリクス配線及びその駆動が必要であ
り、それらに関する問題についてはなんら解決されてい
ない。
【0011】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、視野角を広くでき、表示速度が速く、自ら発
光でき、消費電力も少なく、ディスプレイ部分内部を真
空にする必要もなく、さらに各画素のマトリクス配線及
びその駆動も不要で、薄型及び軽量、且つ高精細、大型
化を容易にし、低コストに製造可能な表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る表示装置は、上述の課題を解決するために、少な
くとも、光が照射された部分の電気的抵抗値が変化する
光導電膜と電流が加えられた部分が発光する発光層と透
明材料からなり且つ前記光導電膜に電圧を印加する一対
の透明電極とを有する発光スクリーンと、前記発光スク
リーン上に照射するための光を発生する光源と、前記光
源からの光を集光して前記発光スクリーン上に光スポッ
トとして形成する光学系と、前記発光スクリーン上に形
成される光スポットを映像信号に基づいて変調する変調
手段と、前記発光スクリーン上で前記光スポットを走査
させるための光スポット走査手段とを備える。
【0013】請求項2に記載の本発明に係る表示装置
は、上述の課題を解決するために、前記発光スクリーン
が電子を高効率に生成する中間電極を備え、当該中間電
極のサイズ、若しくは中間電極と光導電膜のサイズを、
前記光スポットのサイズより同等以下の面積として、前
記発光スクリーン上に複数配置している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示装置の好
ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0015】本発明の第1の実施の形態の表示装置は、
図1に示すように、ガラス等の透明材料からなる透明基
板1と、透明材料からなり且つ電圧を印加することが可
能な透明電極2及び6と、光の照射により電気的抵抗値
が変化(低下)する光導電膜3と、電子を大量且つ高効
率に生成することが可能な中間電極4と、電流が加えら
れた部分が発光する発光材料からなる発光層5とが配さ
れた発光スクリーン10を有し、この発光スクリーン1
0上に、スポット光学系12による光スポットを照射す
ることにより、当該発光スクリーン10を発光させるよ
うにたものである。なお、透明電極6は、鑑賞者から見
て発光スクリーン10の表面側に配置されるため、以下
適宜、表面透明電極6と呼ぶことにし、透明電極2は、
鑑賞者から見て発光スクリーン10の裏面側に配置され
るため、以下適宜、裏面透明電極2と呼ぶことにする。
【0016】先ず、図1のような層構造を有する発光ス
クリーン10に対して光スポットを照射することによっ
て、当該発光スクリーン10が発光する原理について説
明する。
【0017】図1において、裏面透明電極2と表面透明
電極6には、電圧源11から電圧を印加する。これら裏
面透明電極2と表面透明電極6に電圧が印加された状態
で、後述する光源からの光をスポット光学系12により
集光して形成した光スポットを、当該発光スクリーン1
0の裏面側から照射する。
【0018】当該光スポットの光は、透明基板1及び裏
面透明電極2を通り、光導電膜3に到達し、これによ
り、当該光導電膜3では、光スポットが照射されている
部分SPの抵抗値が低下することになる。
【0019】このとき、裏面透明電極2と表面透明電極
6には電圧が印加されているため、光導電膜3の当該抵
抗値が低下した部分SPには、裏面透明電極2と表面透
明電極6による電流が加えられ、これにより、当該抵抗
値が低下した部分SPに対応した発光層5の発光材料が
発光することになる。
【0020】次に、本発明実施の形態では、良好に発光
する発光スクリーン10を作製するために、当該発光ス
クリーン10を構成する透明電極2及び6、光導電膜
3、中間電極4、発光層5の各材料として、それぞれ以
下のような条件を満たす材料を使用している。
【0021】本実施の形態では、発光層5の発光材料と
して、有機材料の薄膜に一定の電流を与えることで高輝
度に発光する有機LEDを用いている。
【0022】ここで、有機LEDは半導体デバイスであ
るLEDと発光原理は異なるが、当該有機LEDを発光
させるためには、半導体デバイスのLEDの場合と同様
に、ホール(正孔)とエレクトロン(電子)を注入し、
それらを発光材料内部若しくは界面で再結合させる必要
がある。
【0023】したがって、発光層5の有機LEDを高輝
度で発光させるためには、当該有機LEDに対して正孔
輸送、電子輸送を効率良く行うことのできる電極材料を
選定しなければならない。
【0024】一方で、本実施の形態の発光スクリーン1
0は、鑑賞者から見て裏面側から光スポットを照射し、
その光スポット照射に応じて発光層5から発せられた光
を、鑑賞者から見て表面側に出射させるようにしてい
る。
【0025】このため、発光層5の有機LEDに対して
正孔輸送、電子輸送を行う電極材料としては、当該発光
スクリーン10の裏面側、表面側ともに、透明な電極材
料を用いる必要がある。なお、透明な電極として有効な
材料には、ITO(酸化インジウム錫)などがあり、当
該ITOは正孔輸送層としての機能を果たすことが可能
である。
【0026】また、本実施の形態では、発光スクリーン
10の裏面側の透明電極(裏面透明電極2)と発光層5
との間に光導電膜3と中間電極4が設けられている。
【0027】光導電膜3には、光スポットの光を受けて
電気的抵抗値が大きく変化する材料が用いられる。な
お、当該光を受けて電気的抵抗値が大きく変化する材料
としては、例えばアモルファスシリコン、CdS、Cd
Teなどが挙げられる。ただし、これらアモルファスシ
リコン、CdS、CdTeなどの材料は、発光層5の有
機LEDに対する電子輸送層としては向いていない。
【0028】中間電極4には、特開昭63−29569
5号公報などに書かれているように、電子を大量に高効
率に生成するために、仕事関数の低い金属材料を使用す
ることが望ましい。
【0029】以上のようなことから、本発明の第1の実
施の形態では、透明基板1をガラスとし、裏面透明電極
2を例えば厚さが200nmのITOとし、光導電膜3
を例えば厚さが4μmのアモルファスシリコンとし、中
間電極4を例えば厚さが1nmのリチウムとし、発光層
5を2層構造とし、例えば発光層兼電子輸送層としてア
ルミ−キノリノール錯体であるAlq3を50nm、そ
の上に正孔輸送材料としてトリフェニルジアミンを80
nm形成し、さらに、表面透明電極6を例えば厚さ20
0nmのITOとした発光スクリーン10を用いること
で、良好に発光する発光スクリーン10を実現してい
る。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図2を用いて説明する。なお、この図2において、
図1の各構成要素と対応するものにはそれぞれ図1と同
じ指示符号を付して、それらの詳細な説明は省略する。
【0031】第2の実施の形態の発光スクリーン20を
構成する透明基板1、裏面透明電極2、光導電膜3、発
光層5、表面透明電極6の各材料及び膜厚については、
それぞれ第1の実施の形態の発光スクリーン10の例と
同じである。
【0032】ここで、図1に示した第1の実施の形態の
発光スクリーン10では、中間電極4を連続したリチウ
ム薄膜により形成している。このように中間電極4を連
続薄膜にすると、光導電膜3に照射された光スポットに
よる電界が、当該連続薄膜内で光スポットの径よりも大
きく広がり、その結果、発光層5の発光径が拡散してし
まう。このように発光層5の発光径が広がると、解像度
が低下して画像がぼけることになる。
【0033】したがって、本発明の第2の実施の形態の
発光スクリーン20では、中間電極を連続薄膜とするの
ではなく、光スポット径Daよりも小さい幅Db(面
積)の島状配列の膜からなる中間電極41として形成し
ている。より具体的に説明すると、第2の実施の形態で
は、光導電膜3としてのアモルファスシリコン上に、光
スポット径Daよりも小さい例えば縦横幅Dbがそれぞ
れ5μmの四角形で、膜厚が100nmのアルミ薄膜
を、7μmピッチ間隔でスクリーン全面に配列するよう
に形成している。
【0034】これにより、本発明の第2の実施の形態に
よれば、発光層5の発光径が光スポット径より広がるこ
とはなく、解像度の低下を防ぐことが可能となる。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図3を用いて説明する。なお、この図3において、
図2の各構成要素と対応するものにはそれぞれ図2と同
じ指示符号を付して、それらの詳細な説明は省略する。
【0036】第3の実施の形態の発光スクリーン30を
構成する透明基板1、裏面透明電極2、中間電極41、
発光層5、表面透明電極6の各材料及び膜厚について
は、それぞれ第2の実施の形態の発光スクリーン20の
例と同じである。
【0037】ここで、前述した第2の実施の形態では、
中間電極41を島状配列の膜として形成することによ
り、発光層5の発光径の拡散を防ぎ、解像度の低下を抑
えているが、第2の実施の形態のように中間電極41の
みを島状配列の膜とすると、それら中間電極41の隙間
部分に、発光スクリーン20の表面側から外部光が入り
込み、光導電膜3上に到達してしまうことになる。この
ように、光導電膜3上に外部光が入り込むと、その部分
の光電動膜3の抵抗値が低下し、暗電流が増加してしま
うことになる。
【0038】そこで、本発明の第3の実施の形態では、
光導電膜31を中間電極41と同一形状とするようにし
ている。すなわち、第3の実施の形態では、光導電膜3
1を、図2の例のように連続薄膜とするのではなく、図
3に示すように、中間電極41と同じ位置で且つ同じ形
状の島状配列としている。
【0039】これにより、本発明の第3の実施の形態に
よれば、発光スクリーン30の表面からの外部光が光導
電膜31上に到達することがなくなり、したがって、外
部光による暗電流の増加も発生しない。
【0040】次に、図4を用いて、上述した第1から第
3の実施の形態の発光スクリーン10、20、30の何
れかを備えた本発明実施の形態の表示装置の一構成例及
び動作例について説明する。
【0041】図4において、光源13は、例えば波長6
40nmのレーザ光を出射するレーザ発振器からなる。
【0042】この光源13のレーザ発振器から出射され
たレーザ光は、後述する光変調素子21と、スポット光
学系12を介し、マイクロミラー14により反射され
て、発光スクリーン(10、20、30)上に光スポッ
トとして形成される。
【0043】ここで、マイクロミラー14は、例えばシ
リコンウェハーをエッチング加工してミラー形状にした
ものであり、ミラー駆動部15からの駆動信号によっ
て、スポット光学系12を介したレーザ光をロスなくそ
の反射方向を高速に移動させることが可能となされてい
る。
【0044】ミラー駆動部15は、ミラー駆動制御部1
9からの制御信号に応じてマイクロミラー14を駆動す
ることにより、当該マイクロミラー14により反射され
て発光スクリーン上に形成される光スポットを、図中矢
印Sに示すようにスキャンさせる。なお、発光スクリー
ン上での光スポットのスキャンの仕方は、飛び越しスキ
ャン方式、順次スキャン方式の何れであってもよい。
【0045】一方、映像信号発生部16は、発光スクリ
ーン(10、20、30)上に表示すべき映像に対応し
た映像信号を発生する。当該映像信号発生部16からの
映像信号は変調信号生成部17に送られる。
【0046】変調信号生成部17は、映像信号発生部1
6からの映像信号に基づいて、発光スクリーン上に形成
される光スポットを輝度若しくはパルス変調するための
光変調信号を生成し、その光変調信号を光変調素子駆動
部18に送る。
【0047】光変調素子駆動部18は、光変調素子21
を、光変調信号に応じて駆動する。これにより、発光ス
クリーン上に形成される光スポットは、映像信号に基づ
いて輝度若しくはパルス変調されることになる。
【0048】本実施の形態の表示装置においては、上述
したように、発光スクリーン上の光スポットを映像信号
に基づいて輝度若しくはパルス変調し、且つ、当該光ス
ポットを発光スクリーン上でスキャンさせることによ
り、発光スクリーン上には発光映像が表示されることに
なる。
【0049】また、発光スクリーン上にカラー映像を発
光表示させる場合には、例えば、発光層5として異なっ
た波長で発光(例えば赤、緑、青の光)する複数の材料
を配列したものを用いるか、或いは、発光層5として白
色発光する材料を使用し、当該発光層5の上面(或いは
発光スクリーンの表面側)に複数色のカラーフィルタ
(例えば赤、緑、青の原色系のカラーフィルタ)を配列
すればよい。
【0050】以上説明したように、本発明実施の形態の
表示装置によれば、少なくとも裏面透明電極2と、光導
電膜3(31)と、中間電極4(41)と、発光層5
と、表面透明電極層6からなる発光スクリーン10(2
0、30)の裏面側へ、映像信号に基づいて輝度若しく
はパルス変調された光スポットを照射して当該発光スク
リーンを発光させることにより、従来の表示装置のよう
なマトリクス配線の必要がなく、自発光と高速表示が可
能で、さらにディスプレイ部分を真空にする必要がな
く、低コストで大画面化且つ高解像度の映像を表示する
ことが可能である。すなわち、本発明実施の形態の表示
装置は、視野角を広くでき、表示速度が速く、自ら発光
でき、消費電力も少なく、ディスプレイ部分内部を真空
にする必要もなく、さらに各画素のマトリクス配線及び
その駆動も不要で、薄型及び軽量、且つ高精細、大型化
が容易で、低コストに製造可能となる。
【0051】最後に、上述した各実施の形態の説明は本
発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れることはない。このため、上述した各実施の形態以外
であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲
であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であること
はもちろんである。例えば、図4に示した構成では、光
源13からの光を光変調素子21により光変調する例を
挙げたが、例えば、光源13の発光動作を映像信号に基
づく変調信号により直接に駆動制御するようにしても良
い。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明に係る表示装置
によれば、少なくとも、光が照射された部分の電気的抵
抗値が変化する光導電膜と電流が加えられた部分が発光
する発光層と透明材料からなり且つ光導電膜に電圧を印
加する一対の透明電極とを有する発光スクリーンと、発
光スクリーン上に照射するための光を発生する光源と、
光源光を集光して発光スクリーン上に光スポットとして
形成する光学系と、発光スクリーン上に形成される光ス
ポットを映像信号に基づいて変調する変調手段と、発光
スクリーン上で光スポットを走査させるための光スポッ
ト走査手段とを備えることにより、視野角を広くでき、
表示速度が速く、自ら発光でき、消費電力も少なく、デ
ィスプレイ部分内部を真空にする必要もなく、さらに各
画素のマトリクス配線及びその駆動も不要で、薄型及び
軽量、且つ高精細、大型化が容易で、低コストに製造可
能となる。
【0053】請求項2に記載の本発明に係る表示装置に
よれば、発光スクリーンは電子を高効率に生成する中間
電極をも備え、当該中間電極のサイズと光導電膜のサイ
ズのうち少なくとも一つを、光スポットのサイズより同
等以下の面積として、発光スクリーン上に複数配置する
ことにより、高解像度(高精細度)を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の発光スクリーンの
構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の発光スクリーンの
構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の発光スクリーンの
構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第1乃至第3の実施の形態の発光スク
リーンが適用される表示装置の概略構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…透明基板、2…裏面透明電極、3…光電動膜、4,
41…中間電極、5…発光層、6…表面透明電極、10
…第1の実施の形態の発光スクリーン、11…電圧源、
12…スポット光学系、13…光源、14…マイクロミ
ラー、15…ミラー駆動部、16…映像信号発生部、1
7…変調信号生成部、18…光変調素子駆動部、19…
ミラー駆動制御部、21…光変調素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB02 AB05 AB18 BA06 CA01 CB01 DA00 DB03 EB00 FA01 5G435 AA00 AA01 AA16 AA17 BB05 BB17 CC09 DD04 DD09 DD18 GG02 GG08 GG21 GG23 GG25 GG28 GG46 LL04 LL08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、光が照射された部分の電気
    的抵抗値が変化する光導電膜と、電流が加えられた部分
    が発光する発光層と、透明材料からなり且つ前記光導電
    膜に電圧を印加する一対の透明電極とを有する発光スク
    リーンと、 前記発光スクリーン上に照射するための光を発生する光
    源と、 前記光源からの光を集光して前記発光スクリーン上に光
    スポットとして形成する光学系と、 前記発光スクリーン上に形成される光スポットを映像信
    号に基づいて変調する変調手段と、 前記発光スクリーン上で前記光スポットを走査させるた
    めの光スポット走査手段とを備えることを特徴とする表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記発光スクリーンは、電子を高効率に
    生成する中間電極を備え、 当該中間電極のサイズ、若しくは中間電極と光導電膜の
    サイズを、前記光スポットのサイズより同等以下の面積
    として、前記発光スクリーン上に複数配置したことを特
    徴とする請求項1記載の表示装置。
JP11221469A 1999-08-04 1999-08-04 表示装置 Pending JP2001052876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7514865B2 (en) 2004-04-30 2009-04-07 Seiko Epson Corporation Display panel and display device

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US7514865B2 (en) 2004-04-30 2009-04-07 Seiko Epson Corporation Display panel and display device

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