JP2001052429A - 情報記録媒体および情報処理装置 - Google Patents

情報記録媒体および情報処理装置

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JP2001052429A
JP2001052429A JP11220898A JP22089899A JP2001052429A JP 2001052429 A JP2001052429 A JP 2001052429A JP 11220898 A JP11220898 A JP 11220898A JP 22089899 A JP22089899 A JP 22089899A JP 2001052429 A JP2001052429 A JP 2001052429A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体識別ID情報を書き換えることがで
きないように構成した情報記録媒体、情報処理装置を提
供する。 【解決手段】 データの記録再生可能なデータゾーン領
域ではないサーボゾーンに記録媒体固有のID情報を記
録する構成とした。ディスクドライブ装置に組み込んだ
後は、ユーザがサーボゾーンに記録したID情報を書き
換えることは不可能であり、読み取ることだけが可能と
なる。ネットワークを介して配信した情報を記録媒体に
記憶する際、サーボゾーンのIDを確認して、正規ライ
センスを受けた記憶装置である場合にのみ情報を記憶装
置に記憶するようにすることで不正なデータ記憶を防止
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクや光
ディスクなどデータを記録再生可能な、ディスク状の情
報記録媒体および情報処理装置に係り、特に、データを
デジタル的に記録・再生可能なデジタルデータ記録再生
装置において、音楽や映像などの情報をネットワーク、
放送、あるいは他の記録媒体を通じて受信または受領
し、これをパーソナルコンピュータ等に接続された磁気
ディスク装置などに記録する際、不正コピーを防止し、
制作者の著作権を保護することを可能とした情報記録媒
体および情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽や映像などの情報をネットワ
ークや放送を通じて配信し、配信情報をインターネット
等を介して受信し、受信した情報を個人のパーソナルコ
ンピュータ等のディスプレイに表示、あるいはパーソナ
ルコンピュータに接続された磁気ディスク、光磁気ディ
スク装置などに記録するネットワーク型データ配信シス
テムが普及してきている。
【0003】例えばインターネット等に接続したパーソ
ナルコンピュータを有するユーザが、受信したデジタル
情報をディスプレイに出力して表示させる行為は、一般
的に情報の提示側の著作権者から許容されているものと
理解される。しかしながら、これらの情報を、磁気ディ
スク、光磁気ディスク、その他の記録媒体に記録する行
為は、著作権者からの特別な許諾が必要となることがあ
る。配信情報を個人の磁気ディスク、光磁気ディスク、
その他の記録媒体に記録する行為を制限するために、例
えば、ディスク装置に情報を記録することが許可されて
いるか否かを表すキーを記憶しておき、このキーを利用
して、そのディスク装置が正当な装置、すなわち情報提
供側からのライセンスを受けた装置であるか否かを認証
するように構成し、正当な装置として認証された場合に
は、そのディスク装置に情報記録を許容するようにする
ことが考えられる。
【0004】情報を伝送する情報提供側と、情報の伝送
を受け、伝送情報を記録しようとする情報受信装置との
間で、受信者の装置が適正な記録を許容した装置である
か否か、すなわち受信者の装置がライセンスされた装置
であるか否かを認証する方法として、情報受信側のシス
テム中に情報記憶装置または記録媒体を識別するための
固有の情報(ID情報)を埋め込んでおく構成がある。
【0005】情報提供側は情報の配信を行なう際に、そ
の固有の情報(ID情報)をもとに、情報提供側と情報
受信装置間において正規にライセンスされた装置である
か否かについてチェックを行い、それが正規にライセン
スされた装置であることが確認されれば、通常どおり記
録を行い、それが正規にライセンスされた装置でなけれ
ば記録を行わないというものである。
【0006】あるいは、どのような装置でも情報の記録
は可能とし、再生時にライセンスのチェックを行うこと
によって不正なコピーであれば再生しないようにする手
法もある。媒体または装置を識別するための固有情報
は、媒体のデータ記録部分の所定の位置に出荷時点であ
らかじめ重複のないように記録される。
【0007】上述の、不正コピー防止構成として、例え
ばインターネットを介したデータ通信例を図8に示す。
【0008】図8に示す構成において、情報プロバイダ
800は、複数の情報受信ユーザ801、802、80
3とインターネットを介して接続され、相互に情報の転
送が可能な構成となっている。
【0009】情報プロバイダ800から情報を受信し、
ユーザのパーソナルコンピュータに付属のハードディス
ク等の記憶装置に受信データを記憶しようとするユーザ
は、ネットワークを介して情報プロバイダ800にデー
タ配信要求を行なうとともに、自身のIDを情報プロバ
イダ800に送信する。
【0010】情報プロバイダ800は、ユーザからのI
Dを受信すると、登録IDデータベース820に登録さ
れたIDとの照合を実行し、一致するIDが登録IDデ
ータベース820に登録されていれば、正規なライセン
スを付与したユーザからのデータ配信要求であるとし
て、データ(P)を配信データ・データベース810か
ら取り出してユーザに提供する。この際、データは例え
ば暗号化されてf(P)として送信することができる。
【0011】ユーザからのIDが登録IDデータベース
820に登録されたIDと照合の結果、一致するものが
無い場合は、正規なライセンスを受けたユーザからのデ
ータ要求ではないと判定して、データの転送は行なわな
い。
【0012】このようなシステムにおいて、情報受信ユ
ーザ801、802、803は一般に個人のパーソナル
コンピュータ等であり、データ通信手段を有するととも
に、データ記録可能な磁気ディスク等の装置を備えた装
置である。ユーザの使用するIDは、ユーザが自ら作成
したIDであるか、あるいは、予めシステム固有の情報
(ID情報)として媒体のデータ記録部分の所定位置に
出荷時点で記録されたIDである。
【0013】情報プロバイダ800は、予めユーザとラ
イセンスを結び、その際、ライセンスされた情報受信ユ
ーザ801、802、803の固有の情報(ID情報)
を登録IDデータベース820に登録する。情報プロバ
イダ800は、情報受信ユーザ801、802、803
側から転送されてきたID情報と登録IDとを比較し、
両者が一致するか否かを判定し、一致すれば、ユーザを
正当なユーザであると認証し、例えば、配信情報を所定
のキー:kで暗号化して、情報受信ユーザ801、80
2、803側に伝送する。
【0014】このキー:kとしては、例えば情報受信ユ
ーザ801、802、803が伝送してきた装置IDを
所定の関数fに適用して生成した値:k(=f(I
D))を用いることができる。情報受信装置702側に
おいても、同様にして、IDに関数fを適用して、キ
ー:k(=f(ID))を生成する。そして、このキー
kを用いて、情報提供側から伝送されてきた、暗号化さ
れている音声または画像データを復号するような構成が
可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記構成においては、ユーザの有する情報受信装置の固
有の情報(ID情報)はユーザが設定したIDであった
り、媒体のデータ記録部分の所定位置に出荷時点で記録
されたIDであったりする。このような任意設定のID
や、データ記録媒体のデータ記録領域に出荷時点で記録
されたIDは、容易に書き変えることが可能である。ハ
ードディスク等の記録媒体のデータ部分に記録されたI
Dは、ユーザの操作によって、ホストコンピュータから
書き換えが可能であるため、改竄される可能性がある。
【0016】不正なIDの改竄を防止するため、例えば
ディスクドライブを制御するプログラムによって、ID
情報を記録した部分を書き換え不可能とする処理を行う
ようにする構成も可能であるが、不正コピーを企てる者
がこの制御プログラムを書き換えるなどの手法によって
その領域のデータを書き換える可能性は残される。
【0017】その結果、例えば、不正なユーザによっ
て、1つの電子機器に保持されているIDを書き換え、
正当なライセンスを受けたユーザのIDに変更すること
により、受信データの不正な記録を可能としてしまうこ
ともできる。さらに、正当なIDを複数の装置にコピー
することにより、多数の機器において受信データの不正
記録を可能にしてしまうことも起こり得る。
【0018】従って、従来システムにおけるID情報を
媒体のデータ部分に記録するという手法では、不正コピ
ーを防止しきれないという問題点があった。
【0019】本発明は、上述のような従来技術の問題点
を解決するものであり、ID情報を書き換えることがで
きないように構成した情報記録媒体、あるいはこのよう
な情報記録媒体を有する情報処理装置を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するためになされたものであり、その第1の側面
は、データの記録再生可能なディスク状の情報記録媒体
において、前記ディスク状の情報記録媒体は、データを
記録または再生可能なデータゾーンと、データの記録ま
たは再生を実行するヘッドを前記情報記録媒体に対して
位置決めするためのサーボ情報を記録したサーボゾーン
を有し、前記サーボゾーンには、情報記録媒体を識別す
るID情報が記録された構成を有することを特徴とする
情報記録媒体にある。
【0021】さらに、本発明の情報記録媒体の一態様に
おいて、前記ディスク状の情報記録媒体は、複数のデー
タゾーンと複数のサーボゾーンとが交互に形成された構
成を有し、前記ID情報は、前記複数のサーボゾーンの
少なくとも1つのサーボゾーン内に記録された構成を有
することを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の情報記録媒体の一態様に
おいて、前記ID情報は複数のサーボゾーンに記録され
た情報を連結することにより1つのID情報を形成する
構成としたことを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の情報記録媒体の一態様に
おいて、前記サーボゾーンは、ディスクのデータトラッ
クを識別するトラックアドレスを記録したトラックアド
レス記録領域を有し、前記ID情報は前記トラックアド
レス記録領域に記録された構成を有することを特徴とす
る。
【0024】さらに、本発明の情報記録媒体の一態様に
おいて、前記複数のサーボゾーンの異なるサーボゾーン
に、同じID情報が複数個記録された構成を有すること
を特徴とする。
【0025】さらに、本発明の情報記録媒体の一態様に
おいて、前記ディスク状の情報記録媒体の異なる面のサ
ーボゾーンに、同じID情報が複数個記録された構成を
有することを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の情報記録媒体の一態様に
おいて、前記ディスク状の情報記録媒体の同一面のサー
ボゾーンの異なる半径位置の領域に、同じID情報が複
数個記録された構成を有することを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の第2の側面は、データの
記録再生可能なディスク状の情報記録媒体を有する情報
処理装置において、前記ディスク状の情報記録媒体は、
データを記録または再生可能なデータゾーンと、情報記
録媒体に対してデータの記録または再生を実行するヘッ
ドを位置決めするためのサーボ情報を記録したサーボゾ
ーンを有し、前記サーボゾーンには、情報記録媒体を識
別するID情報が記録された構成を有することを特徴と
する情報記録媒体を有する情報処理装置にある。
【0028】さらに、本発明の情報処理装置の一態様に
おいて、前記情報処理装置は、前記情報記録媒体に対す
るデータの記録再生処理を実行する手段を有し、前記I
D情報を、前記サーボゾーンから読み取るID情報読み
取り手段を有することを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の情報処理装置の一態様に
おいて、前記ID情報読み取り手段は、ID情報を記録
した前記情報記録媒体のID情報記録サーボゾーン領域
情報に基づいて、該ID情報記録サーボゾーンのデータ
をID情報として読み取る構成を有することを特徴とす
る。
【0030】さらに、本発明の情報処理装置の一態様に
おいて、前記ID情報読み取り手段は、前記ID情報記
録サーボゾーン領域情報に対応して生成されたID情報
読み取りプログラムを実行する手段によって構成される
ことを特徴とする。
【0031】さらに、本発明の情報処理装置の一態様に
おいて、前記情報処理装置は、外部の情報提供手段から
の配信情報を情報記録媒体に記録する際に、前記ID情
報に基づいて生成されたライセンス情報と、前記ID情
報の比較処理を実行するID比較手段と、前記ID比較
手段における比較処理の結果、該ライセンス情報が、前
記ID情報に基づいて作成された情報であることの確認
がなされた場合にのみ、外部の情報提供手段からの情報
を前記情報記録媒体に記憶可能とする記憶可能化手段と
を有することを特徴とする。
【0032】さらに、本発明の情報処理装置の一態様に
おいて、前記記憶可能化手段は、情報提供手段からの暗
号化情報の復号処理を実行する復号処理手段であり、前
記ID比較手段における比較処理の結果、該ライセンス
情報が、前記ID情報に基づいて作成された情報である
ことの確認がなされた場合にのみ、外部の情報提供手段
からの暗号化情報を復号する構成であることを特徴とす
る。
【0033】さらに、本発明の情報処理装置の一態様に
おいて、前記情報処理装置は、外部の情報提供手段から
の配信情報を前記情報記録媒体に記録し、該記録情報を
再生する際に、前記ID情報に基づいて生成されたライ
センス情報と、前記ID情報の比較処理を実行するID
比較手段と、前記ID比較手段における比較処理の結
果、該ライセンス情報が、前記ID情報に基づいて作成
された情報であることの確認がなされた場合にのみ、前
記情報記録媒体に記録した記録情報を再生可能とする再
生可能化手段とを有することを特徴とする。
【0034】さらに、本発明の情報処理装置の一態様に
おいて、前記再生可能化手段は、情報提供手段からの暗
号化情報の復号処理を実行する復号処理手段であり、前
記ID比較手段における比較処理の結果、該ライセンス
情報が、前記ID情報に基づいて作成された情報である
ことの確認がなされた場合にのみ、前記情報記録媒体に
記録した暗号化情報を復号する構成であることを特徴と
する。
【0035】
【作用】本発明の情報記録媒体、および情報処理装置に
よれば、音声情報や画像情報などの著作権がある情報を
記憶装置に記憶したり再生したりする場合、正規にライ
センスされたもの以外の装置、あるいは媒体に記憶再生
することを非常に困難にすることが可能となり、正規に
ライセンスされたユーザの装置をより確実に識別して、
正規システムを使用するユーザにのみ情報提供者の情報
を記録可能とした情報記録媒体、および情報処理装置を
提供することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報記録媒体、お
よび情報処理装置の構成についてその詳細を説明する。
なお、以下の実施例では、情報記録媒体として磁気ディ
スクを例として説明するが、本発明は磁気ディスク装置
に限らず、光磁気ディスク、光ディスク等、データの記
録再生が可能な情報記録媒体全般に適用可能な発明であ
る。
【0037】
【実施例】図1に本発明にかかる情報処理装置において
使用可能な磁気ディスクを示す。図1に示す磁気ディス
クは、サーボゾーン101とデータゾーン102が交互
に配置された構成を持つ。図1には、複雑化を避けるた
め、サーボゾーン101の数を実際より少なく示してあ
るが、実際のディスクにおいては、ディスク1周当た
り、数十から数百のサーボゾーンが形成される。これら
のサーボゾーンのうち、ある一つ(または複数個)のサ
ーボゾーンにおいては、トラックアドレスを記録する領
域に、ディスクの周方向の基準点、すなわちホームイン
デックスを示す特殊なパターンが記録されている。
【0038】図2にサーボゾーンの詳細を示す。図2に
示すようにサーボゾーンには、ヘッドをディスクの所定
位置に位置決めして、データの書き込みおよび再生が可
能なように様々なマーク、パターンが記録または形成さ
れている。
【0039】サーボゾーンには所謂シーク動作時等にお
ける粗い位置決めのためのサーボ用信号生成に使用され
るトラックアドレス201と、オントラック状態を保持
する等、細かい位置決めのサーボ用信号生成のためのフ
ァインシグナル203とが記録されている。さらにクロ
ックマーク202が設けられ、クロック生成のために用
いられる。高精度のクロックを生成し、且つ、充分なサ
ーボ信号を得るために、サーボ領域は、トラック1周当
たり数百箇所設けられ、等間隔で配置されている。
【0040】上述したサーボゾーン101内の各種信号
について、簡単に説明する。クロックマーク202から
は、再生孤立波形が再生される。再生孤立波形におい
て、例えばピークの存在時刻からディスク回転に同期し
たクロック情報が得られる。
【0041】トラックアドレス201は、磁気ヘッドの
位置決めサーボのうち、目標トラックにヘッドを移動さ
せるトラックシーク・モードにおいて必要とされるもの
である。トラックアドレス201は、例えばトラックア
ドレスをグレイコードなどにより符号化して、各トラッ
ク毎に異なるように長さと配置を変えたパターンとして
形成される。
【0042】また、ファインシグナル203は、磁気ヘ
ッドの位置決めサーボのうち、目標トラックの中心にヘ
ッドを正確に位置決めするトラッキングモードにおいて
必要であり、トラックに対するヘッドの相対位置を示す
パターンである。4つの磁気パターン、A、B、X、Y
からなる。
【0043】なお、初期同期確立動作、すなわちクロッ
クマーク202への同期を確立するための動作のため
に、上述したディスクの周方向の基準点、すなわち特殊
なユニークパターンを検出する。ユニークパターンは、
クロックマークのおおよその存在位置を検出するために
用いられる同期補助パターンであり、ディスクのトラッ
クアドレス領域にデイスク1周当たり数10個所記録さ
れる。このユニークパターン検出には、例えば以下のよ
うな方法が用いられる。
【0044】まず、ディスク媒体から再生される再生信
号からバイナリデータを検出する。このために、再生信
号は、A/D変換器によりディジタル信号に変換された
後に、しきい値検出器またはビタビデコーダによってバ
イナリデータに変換される。ビタビデコーダは、得られ
たサンプル列をデコードデータとしてビタビ復号する。
しきい値検出器またはビタビデコーダは、例えばユニー
クパターン検出回路内等に設けられる。
【0045】このようにして生成されたバイナリデータ
から、例えば以下のような方法によってユニークパター
ンが認識される。すなわち、ユニークパターン検出回路
は、ユニークパターンから再生されるバイナリデータパ
ターンを予め記憶している。そして、初期同期確立動作
においてビタビ復号等の方法によって検出されたバイナ
リデータパターンと、上述したように予め記憶していた
バイナリデータパターンが一致した場合に、ユニークパ
ターンを検出したと判断する等の方法である。
【0046】そして、ユニークパターン検出回路は、ユ
ニークパターンを検出した時点から所定の時間が経過し
た後にウィンドウを生成して、クロックマーク202か
ら再生される再生孤立波形を検出する。このようにして
検出される再生孤立波形に基づいて、上述したようにク
ロック情報を生成することが可能となる。
【0047】磁気ディスク装置においては、上述したよ
うなディスク媒体上のサーボゾーンに形成された種々の
パターンから再生される再生信号に基づいて、所定のト
ラックに磁気ヘッド等の記録または再生手段を移動さ
せ、さらに、トラック中心へのトラッキングを行いなが
ら、クロックに同期して、データの記録/再生を行うよ
うに構成されている。
【0048】磁気ディスクの回転基準点を示すのがホー
ムインデックスパターンと呼ばれ、デイスク1周につ
き、通常1個、上記のユニークパターンに替わって、ト
ラックアドレス領域に記録されている。ホームインデッ
クスを検知し、さらに、ここからのサーボゾーン数をカ
ウントすることで、周方向の位置を特定できるように構
成されている。
【0049】これら、サーボゾーン内のサーボ情報は、
磁気ディスク等の記録媒体を記憶装置、すなわち磁気デ
ィスクドライブ装置に組み込む前に、サーボライタとよ
ばれる装置によってあらかじめ記録される。サーボライ
タでは、ヘッドを精密に位置決めする手段、正確なタイ
ミングをとるための手段などが用意され、これらの微細
な制御によって記録媒体上に高精度なサーボ情報が記録
される。
【0050】これらサーボ情報の書き込まれたディスク
を組み込んだディスクドライブ装置においては、ヘッド
がサーボ情報を読み取ることによって、ディスクの半径
方向の位置と、周方向の位置を知ることができ、これに
よりディスクに対するヘッドの相対位置を特定し、所望
の位置へのデータ書き込み、およびデータ読み取りが可
能となる。
【0051】本発明の情報記録媒体、例えば磁気ディス
クにおいては、サーボゾーン101内にさらに媒体を特
定するための固有の情報(ID情報)が記録される。一
般データの記録可能なデータゾーンではないサーボゾー
ン101領域、すなわちトラックアドレス等を記録する
領域の一部に、媒体を特定するための固有の情報(ID
情報)を記録する。このID情報は、サーボライタによ
る一連のサーボ情報記録手順の中で、あらかじめ決めら
れた箇所に記録される。
【0052】媒体を特定するための固有の情報(ID情
報)は、例えば、個々の媒体にユニークなシリアル番号
とする。このシリアル番号付与構成によって、すべての
情報記録媒体、またはその情報記録媒体を組み込んだパ
ーソナルコンピュータを、個別に識別することが可能と
なる。
【0053】図3に本発明の情報記録媒体の一例として
の磁気ディスクのフォーマット例を示す。図3は、デー
タゾーンとサーボゾーンが交互に並んだ磁気ディスクの
一部を模式的に示した図であり、左端のサーボゾーンは
[サーボ#0]301、すなわちホームインデックスを
有するサーボゾーンである。[サーボ#0]301の右
隣にはデータゾーン302が設けられ、さらにサーボゾ
ーン[サーボ#1]303、データゾーン304と、以
下、データゾーンとサーボゾーンが交互に並んだ構成を
有する。
【0054】各サーボゾーンには、上述したように、図
2で示すサーボゾーンと同様、トラックアドレス30
5、クロックマーク306、ファインシグナル307が
形成されている。なお、サーボゾーン[サーボ#0]3
01には、ホームインデックス308が形成されてい
る。
【0055】図3に示すように、トラックアドレス0の
ホームインデックスのあるサーボ領域の次のサーボ領域
である、サーボゾーン[サーボ#1]303には本発明
の情報記録媒体の特徴である媒体を特定するための固有
の情報(ID情報)として固有ID情報309が記録さ
れている。
【0056】図3に示すように、サーボゾーン[サーボ
#1]303のトラックアドレス位置の本来トラック0
のアドレスデータが記録される領域に固有ID情報30
9が記録される。
【0057】上述したように、トラックアドレスは、磁
気ヘッドの位置決めサーボのうち、目標トラックにヘッ
ドを移動させるトラックシーク・モードにおいて必要と
されるものである。トラックアドレスは、ディスク一周
当たり数十から数百、記録されており、これらのアドレ
ス中、数箇所にトラックアドレスの記録がなくても、他
のトラックアドレスによってトラックシークは十分に可
能であり、何ら支障は生じない。
【0058】この媒体を特定するための固有ID情報3
09が記録されたID記録領域は、あらかじめその記録
場所を固定して設定される。従って、このID情報を埋
め込んだディスクを駆動する磁気ディスクドライブ装置
は、そのID記録領域を有するサーボ領域を再生すると
きはそれがID情報であるという識別が可能な構成とす
る。例えば、特定のディスク領域、すなわち固有ID情
報309が埋め込まれたサーボ領域、この図3に示す例
では、サーボ#0のサーボ領域のトラック0のトラック
アドレスデータ位置の記録データを読み取る読み取りプ
ログラムによって、固有ID情報309を読み取る。こ
のID情報読み取りプログラムは、ID情報を記録した
領域に対応したサーボ領域のデータを読み取る構成とす
ることが必要である。
【0059】なお、固有ID情報を書き込んだ位置は、
本来トラックアドレスが書き込まれているべき領域であ
り、データゾーンに対するデータの記録再生時のサーボ
情報読み取り時にも読み取られることになるが、前述し
たように、トラックアドレスは、ディスク一周当たり数
十から数百、記録されており、これらのアドレス中、数
箇所にトラックアドレスの記録がなく、シーク動作中に
ID情報のようなサーボ情報と異なる情報が読み取られ
ても、他のサーボゾーンに書き込まれた正確なトラック
アドレスデータによってトラックシークは可能であり、
何ら支障は生じない。
【0060】磁気ディスクドライブは、上述のID情報
読み取りプログラム等により、固有ID情報309をそ
の媒体を特定する情報を必要な場合に読み込む構成とす
る。
【0061】固有ID情報309は、サーボゾーンにお
けるサーボ信号と同様、サーボライタによってサーボゾ
ーン内に記録される。すなわち、上述のサーボゾーン内
の各データと同様の手順で記録される。
【0062】この固有ID情報が記録された磁気記録媒
体を、例えば磁気ディスクドライブ装置、またはパーソ
ナルコンピュータ装置等に組み込んだ後は、新たなID
を記録することは不可能であり、また、再書き込み、消
去等も不可能である。従って、磁気ディスク装置を購入
した一般ユーザがこのID情報を、不正に書き換えるこ
とはできない。
【0063】従って、音楽、あるいは映像等の情報提供
者がインターネット等のネットワークを介して不特定多
数の受信者に情報を配信するシステムにおいても、その
情報の記憶装置への記録に際して、個々のID情報を確
認することにより、不正なコピーが発生することを防止
することができる。
【0064】なお、固有ID情報は媒体を識別するため
多くのビット数を必要とするので、ディスク上に存在す
るいくつかのサーボ領域を連続に、あるいは数箇所飛び
飛びに使用して一つのID情報を構成するようにしても
よい。
【0065】例えば、トラックアドレス記録領域として
各サーボゾーンに12bitの領域が割り当てられてい
るとすると、これをID情報記録領域として使用すると
12bitすなわち4096までの識別番号しか使用す
ることができず、媒体固有の情報として、例えばシリア
ル番号を付与する場合には、付与可能なシリアル番号が
不足する場合がある。
【0066】そこで、例えば図4に示すように、ホーム
インデックスの次のサーボゾーンと、n番目のサーボゾ
ーンの2つのサーボゾーンによって1つのID情報を記
録した構成とすることができる。あるいは、ホームイン
デックスの次のサーボゾーンと、ホームインデックスか
ら数えてl番目のサーボゾーン、ホームインデックスか
ら数えてm番目のサーボゾーン、ホームインデックスか
ら数えてn番目のサーボゾーンと3つ以上の複数のサー
ボゾーンをID情報記録領域として使う構成としてもよ
い。
【0067】このように、複数のサーボゾーンを使用し
て固有ID情報を記録する場合は、ID情報読み取りプ
ログラムは、ID情報を記録した領域に対応したサーボ
領域のデータを読み取る構成とする。すなわち、ホーム
インデックスから数えて何番目のトラックアドレス領域
にID情報が記録されているかに応じて、そのID情報
記録位置のトラックアドレスデータ、すなわちID情報
を読み取るようにプログラムすることが必要である。
【0068】図4に本発明の情報記録媒体の一例とし
て、2つのサーボゾーンをID情報記録領域とした磁気
ディスクのフォーマット例を示す。図4は図3と同様、
データゾーンとサーボゾーンが交互に並んだ磁気ディス
クの一部を模式的に示した図であり、左端のサーボゾー
ンは[サーボ#0]401、すなわちホームインデック
ス408を有するサーボゾーンである。[サーボ#0]
401の右隣にはデータゾーン402が設けられ、さら
にサーボゾーン[サーボ#1]403、データゾーン4
04と、以下、データゾーンとサーボゾーンが交互に並
んだ構成を有する。
【0069】各サーボゾーンには、トラックアドレス4
05、クロックマーク406、ファインシグナル407
が形成されている。なお、サーボゾーン[サーボ#0]
401には、ホームインデックス408が形成されてい
る。
【0070】図4に示すように、トラックアドレス0の
ホームインデックスのあるサーボ領域の次のサーボ領域
であるサーボゾーン[サーボ#1]403のには本発明
の情報記録媒体の特徴とである媒体を特定するための固
有の情報(ID情報)として固有ID情報410が記録
されている。さらに、n番目のサーボゾーン[サーボ#
n]409にも固有ID情報411が記録されている。
この図4に示す例では、サーボゾーン[サーボ#1]4
03とサーボゾーン[サーボ#n]409に記録された
固有ID情報410と固有ID情報411によって1つ
の固有ID情報を形成する。
【0071】この媒体を特定するための固有ID情報4
10,411が記録されたID記録領域は、あらかじめ
その場所を固定して設定する。従って、磁気ディスクド
ライブがそのID記録領域を有するサーボ領域を、例え
ば上述のID情報読み取りプログラムに従って、再生す
るときはそれがID情報であるという識別がなされる。
【0072】磁気ディスクドライブは、固有ID情報4
10,411をその媒体を特定する情報を必要な場合
に、上述のID情報読み取りプログラムに従って読み込
む構成とし、固有ID情報をサーボ情報として使用する
ことはしない。
【0073】固有ID情報410,411は、サーボゾ
ーンにおけるサーボ信号と同様、サーボライタによって
サーボゾーン内に記録される。
【0074】この固有ID情報が記録された磁気記録媒
体を、例えば磁気ディスクドライブ装置、またはパーソ
ナルコンピュータ装置等に組み込んだ後は、一般のデー
タ記録再生機能によって新たなIDを記録することは不
可能であり、また、再書き込み、消去等も不可能であ
る。従って、磁気ディスク装置を購入した一般ユーザが
このID情報を、不正に書き換えることはできない。
【0075】図4で示したように2つのサーボゾーンの
トラックアドレス領域をID情報記録領域として使うこ
とにすれば、1つのサーボゾーンのトラックアドレスが
12bitであるとすると、合計24bitの異なるI
D情報を書き込むことが可能となる。また、4つのサー
ボゾーンをID情報記録領域として使うことにすれば、
合計48bitの情報を記録することができ、248≒2
×1014通りの情報を記録することができるようにな
る。
【0076】なお、ホームインデックスパターンはこれ
らのID情報パターンとは異なるパターンである必要が
あるため、ID情報として使用できるパターンはホーム
インデックスパターン以外のものとする。
【0077】また、ID情報がディスク上の傷などによ
って再生できなくなることを防ぐため、領域の異なる複
数箇所に同じID情報を重複して記録しておく構成とし
てもよい。このような構成にすれば、ID情報の読み取
りをより確実に実行することが保証され、効果的であ
る。
【0078】例えばディスクの異なる面であるとか、情
報記録媒体の異なる面のサーボゾーンに、同じID情報
を複数個記録した構成としたり、ディスクの内周エリア
とと外周エリア、すなわちディスクのサーボゾーンの異
なる半径位置の領域に、同じID情報を複数個記録した
構成とすることにより、ID情報の読み取りをより確実
に実行することが保証される。
【0079】図5に、本発明にかかる磁気ディスク装置
の一実施例の構成を示すブロック図を示す。図5のブロ
ック図を用いて本発明にかかる磁気ディスク装置の動作
について説明する。
【0080】まず、サーホゾーンのアドレス情報を通常
のヘッド位置制御として使用する場合の信号の流れにつ
いて説明する。
【0081】磁気ディスク510から再生ヘッド512
によって再生された信号は再生アンプ515によって増
幅された後、A/D変換器(ADC)526によってデ
ジタル信号に変換される。
【0082】このA/D変換器(ADC)526によっ
て変換された信号はトラッキングサーボ信号検出及びそ
れによって位置制御を行う位置制御回路522に入力さ
れ、VCM(ボイスコイルモータ)523を駆動するこ
とでヘッド512の位置決め制御が行われる。
【0083】また、A/D変換器(ADC)526によ
って変換されたデジタル信号は、トラック番号及びホー
ムインデックス検出器517によって半径方向の位置と
周方向の位置が特定される。
【0084】このようにサーボゾーンのサーボ情報に基
づいてヘッド512はディスク510に対して所望の位
置に位置決めされ、データの記録再生を実行する。
【0085】次に、本発明にかかるディスク装置の固有
ID情報を読み取る場合の信号の流れについて説明す
る。
【0086】ホストコンピュータからのコマンドをホス
トインタフェースを介して受領し、固有ID情報の読み
出し命令をハードディスクコントローラ(HDC)51
3が受信した場合には、位置制御回路522によって、
あらかじめ規定されたトラックにヘッド512を移動さ
せ、固有ID情報が記録されたサーボゾーンから信号を
再生する。固有ID情報が記録されたサーボゾーンは、
上述のように、ID情報読み取りプログラムに規定され
ているものであり、1つのサーボゾーンのトラックアド
レスデータ領域をID情報記録領域として読み取った
り、あるいは複数のサーボゾーンのトラックアドレスデ
ータ領域をID情報記録領域として読み取る。
【0087】この読み取り信号から、固有ID検出回路
520によって固有ID情報が再生され、ハードディス
クコントローラ(HDC)513、ホストインタフェー
スを介してホストコンピュータに転送される。
【0088】次に、図6を用いて、このような固有ID
情報を記録したドライブを用いて音楽情報、画像情報な
どの配信を受ける場合の処理について説明する。
【0089】上述の、図6に示す情報受信装置602
は、個人のパーソナルコンピュータ等であり、データ通
信手段およびデータ記録可能な磁気ディスク等の装置を
備えた装置である。情報受信装置602は、予め所定の
固有の情報(ID情報)を、媒体のサーボゾーン部分の
所定位置に出荷時点で記録された構成を有する。
【0090】情報受信装置602は、磁気ディスク等の
記録媒体を使用して一般のデータ記録再生を行なうとと
もに、例えば、ID情報読み取りプログラムを実行する
ことによって媒体のサーボゾーン部分の所定位置に出荷
時点で記録された固有の情報(ID情報)を読み取るこ
とができる。
【0091】情報提供者601は、予め情報受信側とラ
イセンスを結び、その際、ライセンスされた情報受信装
置602の固有の情報(ID情報)を登録する。情報提
供者601は、情報受信装置602側が、ID情報読み
取りプログラムを実行することによって読み取った固有
の情報(ID情報)をインターネット等の通信手段を介
して受領し、受領したID情報と登録IDとを比較し、
両者が一致するか否かを判定する。両者が一致していれ
ば、情報提供者601は、情報受信装置602側を正当
な装置であると認証し、配信情報を情報受信装置602
に送信する。
【0092】この際に使用されるID情報は、上述のよ
うに情報記録媒体のサーボゾーンに記録されたID情報
であり、サーボライタ等によってサーボ情報とともに記
録媒体の製造時に記録された固有情報であり、ユーザに
よって書き換えができない固有ID情報である。従っ
て、情報提供者601は、正規なライセンスを受けたシ
ステムを特定することが可能となり、正規ユーザに対し
てのみ情報の配信、あるいは記憶装置への記憶を許可す
ることが可能となる。
【0093】情報提供者601は、例えば所定のキー:
kで暗号化して配信データを情報受信装置602側に転
送するようにしてもよい。この場合、暗号化データを受
信した情報受信装置602側において復号処理を行な
う。
【0094】この暗号化処理に用いるキー:kとして
は、例えば情報受信装置602が伝送してきた装置ID
を所定の関数fに適用して生成した値:k(=f(I
D))を用いることができる。情報受信装置702側に
おいても、同様にして、IDに関数fを適用して、キ
ー:k(=f(ID))を生成する。そして、このキー
kを用いて、情報提供側から伝送されてきた、暗号化さ
れている音声または画像データを復号するような構成が
可能である。
【0095】次に、図7を用いて、本発明の情報記録媒
体、すなわち固有ID情報をサーボゾーンに記録したデ
ィスクドライブ装置を用い、さらに、ホストシステムに
特有の構成を備えた構成により音楽情報、画像情報など
の配信を受ける場合の処理について説明する。
【0096】図7において、731は、固有ID情報を
サーボゾーンに記録したハードディスク等の記憶装置、
すなわち固有IDつき記憶装置731である。732
は、固有IDつき記憶装置731を接続したホストシス
テムである。ホストシステム732はインターネット等
の通信手段を介して外部からの情報、例えば音楽や画像
等のデジタル情報を受信することが可能な構成を持つ。
【0097】本発明にかかる固有ID情報をサーボゾー
ンに記録した固有IDつき記憶装置731は、ホストシ
ステム732に接続され、データゾーンにおけるデータ
の記録再生、およびID情報の読み取りをホストシステ
ム732からのコマンドを受領して、各コマンドに従っ
て各処理を実行する。
【0098】ホストシステム732が情報配信サーバか
ら音楽、映像等の情報配信を受けようとする際の処理に
ついて説明する。
【0099】まず、ホストシステム732からのコマン
ドに従って、記憶装置731から固有ID情報の読み出
しを行う。これは、例えば、ID情報読み取りプログラ
ムを実行することによって媒体のサーボゾーン部分の所
定位置に出荷時点で記録された固有の情報(ID情報)
を読み取る処理である。ホストシステム732は読み取
った固有IDを情報配信サーバーへ送信する。
【0100】ホストシステム732からの固有ID情報
を受領した情報配信サーバでは、受信した記憶装置の固
有IDに基づいて、配信する情報たとえば音楽曲目を、
ユーザの記憶装置(例えばハードディスク)に記憶する
ためのライセンス情報を作成する。この情報は何らかの
手法で暗号化されていてもよい。
【0101】情報配信サーバにおいて作成されたライセ
ンス情報は情報配信サーバーから配信され、ホストシス
テム732が受信して、ホストシステム732内のライ
センス情報保持部734に曲目別に保持される。情報配
信サーバーからは、ライセンス情報と共に配信情報、例
えば音楽曲目の情報も配信される。
【0102】ホストシステム732内のライセンスサー
バ733は、固有IDつき記憶装置731のサーボゾー
ンに記録された固有IDと、情報配信サーバにおいて作
成されて配信されライセンス情報保持部734に曲目別
に保持されたライセンス情報との比較を行い、該ライセ
ンス情報が、記憶装置731から読み出された固有ID
に基づいて作成された情報であることの確認処理を実行
し、固有IDに基づいて作成された情報であることの確
認がなされた場合にはスイッチ735を閉じ、音楽など
の配信情報を固有IDつき記憶装置731のデータゾー
ンに記憶可能とする。ライセンス情報が固有IDに基づ
いて作成された情報であることの確認がなされなかった
場合には、スイッチ735を開いて記憶装置731に記
憶できないようにする。
【0103】ライセンスサーバ733の実行する固有I
Dつき記憶装置731のサーボゾーンに記録された固有
IDと、情報配信サーバにおいて作成されて配信されラ
イセンス情報保持部734に曲目別に保持されたライセ
ンス情報との比較処理は、例えば、予め情報配信サーバ
からライセンスを受けたユーザに付与されたキーを用い
て、暗号化ライセンス情報を復号し、その復号データの
一部に固有IDつき記憶装置731のサーボゾーンに記
録された固有IDが含まれるか否かを判定する処理等に
よって実行することができる。
【0104】上述したように図7に示す構成により、正
規なライセンスを受けたユーザを記憶装置731のサー
ボゾーンに記録された固有IDによって確実に確認する
ことができるので、不正なユーザによる配信データの記
憶装置への記憶を防止することができる。
【0105】なお、図7に示すブロック構成においてラ
イセンス情報保持部734はRAM等のメモリによって
実現可能であり、また、ライセンスサーバ733は、す
なわちID比較手段であり、例えば上述の暗号化ライセ
ンス情報を復号し、その復号データの一部に固有IDつ
き記憶装置731のサーボゾーンに記録された固有ID
が含まれるか否かを判定する処理をプログラムを実行す
る手段によって実現可能である。
【0106】また、図7に示すスイッチ735は、情報
配信サーバから転送される配信データを記憶装置731
に記録可能とする記録可能化手段であり、例えば情報配
信サーバから転送される暗号化配信データを復号するプ
ログラムを実行する手段によって実現することができ
る。例えば、ライセンスサーバ733によって復号され
たライセンス情報に、暗号化された配信データを復号す
る復号キーを含ませ、この復号キーを用いて暗号化配信
データを復号することで、復号された配信データを記憶
装置731に記憶する、すなわちスイッチ735を閉じ
た状態とし、正規なIDを持たない場合は、前述の復号
キーが得られないので、暗号化配信データの復号ができ
ず、この状態をスイッチ735が開いた状態とすること
ができる。従って、図7における構成は、特別なハード
ウェア構成を持たなくても所定の処理プログラムを導入
することにより、一般的なパーソナルコンピュータにお
いて実現することが可能である。
【0107】また、ライセンスサーバ733の実行する
固有IDつき記憶装置731のサーボゾーンに記録され
た固有IDと、情報配信サーバにおいて作成されて配信
されライセンス情報保持部734に曲目別に保持された
ライセンス情報との比較処理は、配信データの再生時に
行うようにしてもよい。
【0108】この場合には、ライセンスサーバー733
は、記憶装置731の固有IDとライセンス情報の比較
を行い、該ライセンス情報が、記憶装置731から読み
出された固有IDに基づいて作成された情報であること
の確認処理を実行し、固有IDに基づいて作成された情
報であることの確認がなされた場合にはスイッチ736
を閉じ、音楽などの配信情報を固有IDつき記憶装置7
31のデータゾーンから読み出して、スピーカ、モニタ
などへ転送する。ライセンス情報が固有IDに基づいて
作成された情報であることの確認がなされなかった場合
には、スイッチ736を開いて再生できないようにす
る。
【0109】上記のスイッチ736は、再生可能化手段
であり、上述のスイッチ735と同様に、情報配信サー
バから転送される暗号化配信データを復号するプログラ
ムを実行する手段によって実現することができる。例え
ば、ライセンスサーバ733によって復号されたライセ
ンス情報に、暗号化された配信データを復号する復号キ
ーを含ませる。記憶装置731に記憶する配信データは
暗号化された画像、音楽等の配信データとし、これを再
生時に、前述の復号キーを用いて復号することで、復号
された配信データをスピーカ、モニタなどへ転送する。
すなわちこの復号可能な状態をスイッチ736を閉じた
状態とし、正規なIDを持たない場合は、前述の復号キ
ーが得られないので、記憶装置731に記憶された暗号
化配信データの復号ができず、この状態をスイッチ73
6が開いた状態とすることができる。従って、図7にお
けるスイッチ736の構成は、特別なハードウェア構成
を持たなくても所定の処理プログラムを導入することに
より、一般的なパーソナルコンピュータにおいて実現す
ることが可能である。
【0110】さらに、上述のライセンス情報に、例えば
ライセンス有効期限を設けたり、有効回数をチェックし
たりするデータを含ませることもも可能であり、このよ
うな各種制限を加えた構成に対応する処理プログラムを
実行する態様により、情報プロバイダからの配信データ
のユーザの記憶装置に対する記憶、または再生処理につ
いて、さらに細かく制御することが可能となる。
【0111】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報記録
媒体および情報処理装置によれば、データの記録再生領
域とは異なるサーボゾーンに媒体固有のID情報を記録
するため、記憶装置にこれを組み込んだ状態では書き換
えることが不可能であり、再生することだけが可能とな
るので、IDを確認して情報を記憶装置に記憶するよう
にすることで、不正なデータ記憶を防止することが可能
となる。
【0113】さらに、本発明の情報記録媒体および情報
処理装置によれば、サーボライタという特殊で高価な装
置を使用してサーボゾーンに媒体固有のID情報を記録
する構成としたので、一般ユーザによるID書き換え、
すなわち改竄の防止可能な構成が実現される。
【0114】さらに、本発明の情報記録媒体および情報
処理装置によれば、配信データを暗号化処理して、これ
を記憶装置のサーボゾーンに記録した固有IDに基づく
復号キーによって復号する処理構成とすることにより、
正規ライセンスを受けたユーザ、すなわち記録媒体を確
実に識別してその記録媒体を有するユーザに対してのみ
復号データの記憶または再生処理を可能とする構成を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体および情報記録媒体を有
する情報処理装置において適用可能な磁気ディスクにお
けるディスクフォーマットを示す図である。
【図2】本発明の情報記録媒体および情報記録媒体を有
する情報処理装置において適用可能な磁気ディスクにお
けるサーボゾーンの構成を示す図である。
【図3】本発明の情報記録媒体および情報記録媒体を有
する情報処理装置におけるディスクにおけるID情報の
配置例(その1)を示す図である。
【図4】本発明の情報記録媒体および情報記録媒体を有
する情報処理装置におけるディスクにおけるID情報の
配置例(その2)を示す図である。
【図5】本発明の情報処理装置の構成例を示すブロック
図である。
【図6】本発明の情報処理装置の構成を用いて情報の配
信、記憶装置に対する記録処理構成(その1)を説明す
る図である。
【図7】本発明の情報処理装置の構成を用いて情報の配
信、記憶装置に対する記録処理構成(その2)を説明す
るブロック図である。
【図8】従来の情報の配信、記憶装置に対する記録構成
を説明する図である。
【符号の説明】
101 サーボゾーン 102 データゾーン 201 トラックアドレス 202 クロックマーク 203 ファインシグナル 301,303 サーボゾーン 302,304 データゾーン 305 トラックアドレス 306 クロックマーク 307 ファインシグナル 308 ホームインデックス 309 固有ID情報 401,403,409 サーボゾーン 402,404 データゾーン 405 トラックアドレス 406 クロックマーク 407 ファインシグナル 408 ホームインデックス 410,411 固有ID情報 510 磁気ディスク 512 ヘッド 513 ハードディスクコントローラ(HDC) 515 再生アンプ 516 データ復調回路 517 トラック番号/ホームインデックス検出回路 518 記録データ発生回路 519 タイミング発生回路 520 固有ID検出回路 521 記録アンプ 523 ボイスコイルモータ(VCM) 524 CPU 525 バッファ(RAM) 526 A/D変換器(ADC) 601 情報提供者 602 情報受信装置 731 記憶装置 732 ホストシステム 733 ライセンスサーバ 734 ライセンス情報保持部 735 スイッチ 736 スイッチ 800 情報プロバイダ 801,802,803 情報受信ユーザ 810 配信データ・データベース 820 登録IDデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福山 宗克 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC01 BC04 CC04 DE29 DE46 DE47 DE49 DE50 EF05 GK17 HL08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データの記録再生可能なディスク状の情報
    記録媒体において、 前記ディスク状の情報記録媒体は、データを記録または
    再生可能なデータゾーンと、 データの記録または再生を実行するヘッドを前記情報記
    録媒体に対して位置決めするためのサーボ情報を記録し
    たサーボゾーンを有し、 前記サーボゾーンには、情報記録媒体を識別するID情
    報が記録された構成を有することを特徴とする情報記録
    媒体。
  2. 【請求項2】前記ディスク状の情報記録媒体は複数のデ
    ータゾーンと複数のサーボゾーンとが交互に形成された
    構成を有し、 前記ID情報は、前記複数のサーボゾーンの少なくとも
    1つのサーボゾーン内に記録された構成を有することを
    特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】前記ID情報は複数のサーボゾーンに記録
    された情報を連結することにより1つのID情報を形成
    する構成としたことを特徴とする請求項2に記載の情報
    記録媒体。
  4. 【請求項4】前記サーボゾーンは、ディスクのデータト
    ラックを識別するトラックアドレスを記録したトラック
    アドレス記録領域を有し、前記ID情報は前記トラック
    アドレス記録領域に記録された構成を有することを特徴
    とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】前記複数のサーボゾーンの異なるサーボゾ
    ーンに、同じID情報が複数個記録された構成を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】前記ディスク状の情報記録媒体の異なる面
    のサーボゾーンに、同じID情報が複数個記録された構
    成を有することを特徴とする請求項5に記載の情報記録
    媒体。
  7. 【請求項7】前記ディスク状の情報記録媒体の同一面の
    サーボゾーンの異なる半径位置の領域に、同じID情報
    が複数個記録された構成を有することを特徴とする請求
    項5に記載の情報記録媒体。
  8. 【請求項8】データの記録再生可能なディスク状の情報
    記録媒体を有する情報処理装置において、 前記ディスク状の情報記録媒体は、データを記録または
    再生可能なデータゾーンと、 情報記録媒体に対してデータの記録または再生を実行す
    るヘッドを位置決めするためのサーボ情報を記録したサ
    ーボゾーンを有し、 前記サーボゾーンには、情報記録媒体を識別するID情
    報が記録された構成を有することを特徴とする情報記録
    媒体を有する情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記情報処理装置は、 前記情報記録媒体に対するデータの記録再生処理を実行
    する手段を有し、 前記ID情報を、前記サーボゾーンから読み取るID情
    報読み取り手段を有することを特徴とする請求項8に記
    載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】前記ID情報読み取り手段は、ID情報
    を記録した前記情報記録媒体のID情報記録サーボゾー
    ン領域情報に基づいて、該ID情報記録サーボゾーンの
    データをID情報として読み取る構成を有することを特
    徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】前記ID情報読み取り手段は、前記ID
    情報記録サーボゾーン領域情報に対応して生成されたI
    D情報読み取りプログラムを実行する手段によって構成
    されることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】前記情報処理装置は、外部の情報提供手
    段からの配信情報を情報記録媒体に記録する際に、前記
    ID情報に基づいて生成されたライセンス情報と、前記
    ID情報の比較処理を実行するID比較手段と、 前記ID比較手段における比較処理の結果、該ライセン
    ス情報が、前記ID情報に基づいて作成された情報であ
    ることの確認がなされた場合にのみ、外部の情報提供手
    段からの情報を前記情報記録媒体に記憶可能とする記憶
    可能化手段と、 を有することを特徴とする請求項11に記載の情報処理
    装置。
  13. 【請求項13】前記記憶可能化手段は、情報提供手段か
    らの暗号化情報の復号処理を実行する復号処理手段であ
    り、前記ID比較手段における比較処理の結果、該ライ
    センス情報が、前記ID情報に基づいて作成された情報
    であることの確認がなされた場合にのみ、外部の情報提
    供手段からの暗号化情報を復号する構成であることを特
    徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】前記情報処理装置は、外部の情報提供手
    段からの配信情報を前記情報記録媒体に記録し、該記録
    情報を再生する際に、前記ID情報に基づいて生成され
    たライセンス情報と、前記ID情報の比較処理を実行す
    るID比較手段と、 前記ID比較手段における比較処理の結果、該ライセン
    ス情報が、前記ID情報に基づいて作成された情報であ
    ることの確認がなされた場合にのみ、前記情報記録媒体
    に記録した記録情報を再生可能とする再生可能化手段
    と、 を有することを特徴とする請求項11に記載の情報処理
    装置。
  15. 【請求項15】前記再生可能化手段は、情報提供手段か
    らの暗号化情報の復号処理を実行する復号処理手段であ
    り、前記ID比較手段における比較処理の結果、該ライ
    センス情報が、前記ID情報に基づいて作成された情報
    であることの確認がなされた場合にのみ、前記情報記録
    媒体に記録した暗号化情報を復号する構成であることを
    特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
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