JP2001052275A - 警備状態設定装置 - Google Patents

警備状態設定装置

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JP2001052275A
JP2001052275A JP11225737A JP22573799A JP2001052275A JP 2001052275 A JP2001052275 A JP 2001052275A JP 11225737 A JP11225737 A JP 11225737A JP 22573799 A JP22573799 A JP 22573799A JP 2001052275 A JP2001052275 A JP 2001052275A
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JP
Japan
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card
security
connector
power supply
setting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11225737A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenari Hase
重成 長谷
Kazuya Kubo
和哉 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Atsumi Electric Co Ltd filed Critical Atsumi Electric Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ICカードを用いる警備状態設定装置におい
て、ICカードホルダのコネクタ11の端子が短絡され
た場合に、それを検知して装置が故障してしまうことを
防止する。 【解決手段】電源電圧が電源回路からコネクタ11の電
源端子Aに供給される経路中に直列にスイッチ20が接
続されている。制御装置13は、制御装置13は、コネ
クタ11の電源端子Aに供給される電圧を常時監視し、
予め定められている閾値VTHと比較して、コネクタ11
の電源端子Aに供給される電圧が閾値VTH以下である場
合には、制御装置13はコネクタ11の電源端子Aとグ
ランド端子Bは短絡していると判断して、スイッチ20
をオープンして、電源端子Aへの電源電圧の供給を停止
する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警戒エリアに警戒
状態、解除状態を設定するための警備状態設定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】テナントビルや、何等かの事業所等にお
いて警備システムを構築する場合、適宜な範囲毎に警戒
エリアが定められ、各警戒エリア毎に警戒状態あるいは
解除状態を設定するために警備状態設定装置が配置され
る。警備状態設定装置は警戒エリアの内側または外側に
配置される。そして、警備状態設定装置は、警備の処理
を行う警備装置本体に接続される。
【0003】警備状態設定装置によって警戒状態、解除
状態を設定するための方式としては、シリンダ錠と鍵を
用いて鍵によってシリンダ錠を回すことによって警戒状
態から解除状態へ、あるいはその逆に設定する方式、I
Dコードが磁気カードを用いて、磁気カードリーダによ
り磁気カードに書き込まれたIDコードを読み取り、そ
のIDコードが予め登録されたものである場合に警戒ボ
タン、解除ボタンの操作を有効にする方式、テンキーで
IDコードを入力して警戒ボタン、解除ボタンを有効に
する方式等種々の方式が知られているが、近年ではIC
カードを用いる警備状態設定装置が開発されている。
【0004】ICカードを用いる警備状態設定装置で
は、ICカードのICにはIDコードが書き込まれてお
り、ICカードリーダによってICカードからIDコー
ドを読み出し、そのIDコードが予め登録されたもので
ある場合に警戒ボタン、解除ボタンの操作を有効になさ
れる。従って、警戒状態が設定されている場合におい
て、予め登録されているIDコードが書き込まれたIC
カード(以下、このようなICカードを正規なICカー
ドと称する)をICカードリーダに差し込み、解除ボタ
ンを押せば、当該警戒エリアを警戒状態から解除状態に
設定することができ、同様に、解除状態が設定されてい
る場合において、正規なICカードをICカードリーダ
に差し込み、警戒ボタンを押せば、当該警戒エリアを解
除状態から警戒状態に設定することができる。
【0005】なお、ICカード、及びICカードリーダ
は、ISOで規格化されている標準仕様のものを用いる
ものとする。
【0006】上述したような、ICカードを用いる警備
状態設定装置の概略の構成例を図2〜図4に示す。図2
は警備状態設定装置の外観を示す図であり、図2(a)
は正面図、同図(b)は側面図である。図2において、
1は警備状態設定装置、2は液晶表示装置からなり、適
応的にメッセージが表示される表示部、3は警戒ボタ
ン、4は解除ボタン、5はICカードの挿入口を示す。
従って、図2の構成においてはICカードを挿入口5か
ら図の上に向けて挿入するようになされている。
【0007】警備状態設定装置1の内部には、図3に示
すようなカードホルダ10が設けられている。このカー
ドホルダ10は、挿入されたICカードを保持するため
のものである。そして、カードホルダ10のICカード
の電極と対向する側には、ICカードの電極と接触する
コネクタ11が設けられている。図ではコネクタ11は
8つの端子を備えているものとしている。これらの各端
子の役割はISOで規格化されているものであるので、
詳細な説明は省略する。
【0008】また、カードホルダ10の上端部近傍に
は、起動スイッチ12が設けられている。この起動スイ
ッチ12はマイクロスイッチで構成され、ノーマルオー
プンで使用される。即ち、起動スイッチ12は、ICカ
ードが挿入されていない場合は開き、ICカードが正し
く完全に挿入されたときに閉じるような位置に設けられ
ている。
【0009】図4は電気的な構成例を示す図であり、コ
ネクタ11のグランド端子Bは常時接地され、電源端子
Aには、図示しない電源回路から常時所定の電源電圧V
CCが印加されている。この電源電圧VCCは通常5Vであ
る。グランド端子Bと電源端子A以外の端子は、CPU
からなる制御装置13の所定の端子に接続されている。
制御装置13には、警戒ボタン3、解除ボタン4、表示
部2も接続されている。また、制御装置13は起動スイ
ッチ12の開閉の状態を監視している。更に、制御装置
13はIDコードが登録されたIDコードファイル(図
示せず)を備えている。
【0010】このような構成において、ICカードが挿
入口5から挿入され、起動スイッチ12が閉じるまで挿
入されると、ICカードの各電極はそれぞれコネクタ1
1の対応する端子に接触し、ICカードのICには電源
電圧VCC及び接地電位が供給され、当該ICは動作状態
となる。また、このとき、制御装置13は起動スイッチ
12が閉じたことを検知すると、クロック信号及びその
他の所定の信号を出力して、ICカードのICに書き込
まれているIDコードを読み取るシーケンスを開始す
る。このようなシーケンスはISOによって規格化され
ており、周知でもあるので詳細な説明は省略する。
【0011】そして、制御装置13はICカードのIC
からIDコードを読み取ると、読み取ったIDコードが
IDコードファイルに登録されているか否かを検索し、
当該IDコードがIDコードファイルに登録されている
ものである場合には、警戒ボタン3、解除ボタン4の操
作を有効とする。従って、警戒エリアが解除状態にある
ときに上記のようにして正規のICカードが挿入され、
警戒ボタン3が押されれば制御装置13は警戒状態を設
定して、図示しない警備装置本体に警戒状態が設定され
た旨を通知する。同様に、警戒エリアが警戒状態にある
ときに上記のようにして正規のICカードが挿入され、
解除ボタン4が押されれば制御装置13は解除状態を設
定して、図示しない警備装置本体に解除状態が設定され
た旨を通知する。
【0012】しかし、ICカードのICから読み取った
IDコードがIDコードファイルに登録されていないも
のである場合には、警戒ボタン3、解除ボタン4の操作
を無効とすると共に、「正規なICカードではありませ
ん」等のエラーメッセージを表示部2に表示する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICカ
ードのサイズは、キャッシュカードやプリペイドカード
等の種々のカードと同じサイズであるので、操作者は誤
ってICカード以外のものを挿入する可能性があり、そ
れがカード状の導電体である場合も考えられる。そし
て、挿入口5から挿入されたものがカード状の導電体で
ある場合には、制御装置13が壊れてしまうという事態
も生じる可能性がある。即ち、いまカード状の導電体が
挿入口5から正しく完全に挿入され、起動スイッチ12
が閉じたとすると、制御装置13はICカードのICに
書き込まれているIDコードを読み取るシーケンスを開
始するが、このときにはカード状の導電体によりコネク
タ11の全ての端子が短絡状態となる。従って、このよ
うな短絡状態がある時間継続すれば、制御装置13自体
が故障してしまう可能性が生じるのである。
【0014】そこで、本発明は、コネクタ11の端子が
短絡された場合に、それを検知して電源端子Aへの電源
電圧の供給を停止することにより制御装置が故障してし
まうことを防止することができる警備状態設定装置を提
供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の警備状態設定装置は、ICカードを用い
る警備状態設定装置において、ICカードホルダの電源
端子に供給される電圧が所定の閾値以下になったときに
電源端子への電源電圧の供給を停止することを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係る警備状
態設定装置の一実施形態の電気的な構成を示す図であ
り、図中、20はスイッチを示す。なお、図1におい
て、図2〜図4に示すものと同等なものについては同一
の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0017】スイッチ20はノーマルクローズで使用さ
れるスイッチであり、電源電圧VCCが電源回路(図1に
は図示せず)からコネクタ11の電源端子Aに供給され
る経路中に直列に接続されている。図1ではスイッチ2
0は機械的スイッチの記号で示されているが、制御装置
13からの制御信号により開閉を制御できるものであれ
ばどのような構成のものであってもよく、このようなス
イッチとしてスイッチングトランジスタ等の半導体スイ
ッチを用いることができることは当然である。
【0018】制御装置13は、コネクタ11の電源端子
Aに供給される電圧を常時監視し、予め定められている
閾値VTHと比較する。この閾値VTHは、原理的には電源
端子に供給する電源電圧VCC未満であればよいが、実用
的にはVCC/2 とすればよい。そして、コネクタ11の
電源端子Aに供給される電圧が閾値VTHより大きい場合
には、制御装置13はコネクタ11の電源端子Aとグラ
ンド端子Bは短絡していないと判断して、スイッチ20
に対しては何の処理も行わない。従って、この場合には
スイッチ20はクローズ状態を保ち、電源端子Aには電
源電圧VCCが供給される。
【0019】しかし、コネクタ11の電源端子Aに供給
される電圧が閾値VTH以下である場合には、制御装置1
3はコネクタ11の電源端子Aとグランド端子Bは短絡
していると判断して、スイッチ20をオープンして、電
源端子Aへの電源電圧の供給を停止する処理を行う。従
って、この場合にはスイッチ20はオープン状態とな
り、電源端子Aには電源電圧VCCが供給されなくなるの
で、短絡状態は回避される。
【0020】また、このときには制御装置13は、警備
装置本体(図1には図示せず)に対して、コネクタ11
の端子が短絡した旨のデータを通知する。この後、警備
装置本体は、警備状態設定装置1のコネクタ11の端子
が短絡した旨のデータを電話回線を介して警備会社の警
備センタに通報する。このことによって、警備会社では
警備状態設定装置1に異常が発生したことを知ることが
できる。
【0021】以上のようであるので、この警備状態設定
装置によれば、コネクタ11の端子が短絡したとして
も、その短絡状態は即座に回避されるので、制御装置1
3等が故障してしまう可能性は非常に小さいものであ
る。
【0022】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、種々の変形が可能であることは当業者に明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る警備状態設定装置の一実施形態
の電気的な構成を示す図である。
【図2】 ICカードを用いる警備状態設定装置の外観
を示す図であり、図2(a)は正面図、同図(b)は側
面図である。
【図3】 カードホルダ10近傍の構成例を示す図であ
る。
【図4】 ICカードを用いる従来の警備状態設定装置
の電気的な構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…警備状態設定装置、2…表示部、3…警戒ボタン、
4…解除ボタン、5…挿入口、10…カードホルダ、1
1…コネクタ、12…起動スイッチ、13…制御装置、
20…スイッチ、A…電源端子、B…グランド端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G014 AA03 AB26 AB28 AB60 AC15 5C087 BB12 BB74 CC48 DD05 DD23 EE07 FF01 FF02 FF23 GG23 GG31 GG46 GG55 GG56 GG69 GG73

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードを用いる警備状態設定装置にお
    いて、ICカードホルダの電源端子に供給される電圧が
    所定の閾値以下になったときに電源端子への電源電圧の
    供給を停止することを特徴とする警備状態設定装置。
JP11225737A 1999-08-09 1999-08-09 警備状態設定装置 Pending JP2001052275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11225737A JP2001052275A (ja) 1999-08-09 1999-08-09 警備状態設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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ID=16834053

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