JP2001051512A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2001051512A
JP2001051512A JP22241599A JP22241599A JP2001051512A JP 2001051512 A JP2001051512 A JP 2001051512A JP 22241599 A JP22241599 A JP 22241599A JP 22241599 A JP22241599 A JP 22241599A JP 2001051512 A JP2001051512 A JP 2001051512A
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Japan
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liquid
coloring medium
liquid coloring
carrier
medium
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JP22241599A
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English (en)
Inventor
Takuma Takasu
卓磨 鷹巣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置において、液状着色媒体担持体へ供
給される液状着色媒体を均一膜厚に形成する。 【解決手段】 液状着色媒体を静電潜像担持体上に付着
させ、静電潜像担持体上に形成された静電潜像を顕像化
する液状着色媒体担持体7と、液状着色媒体担持体7に
圧接状態で回転し、吸収した液状着色媒体を液状着色媒
体担持体7の表面に供給する液状着色媒体供給用フォー
ムローラと、液状着色媒体担持体7に対して液状着色媒
体規制部材コロ27を介して近接配置され、液状着色媒
体担持体7の表面に供給された液状着色媒体の膜厚を規
制する液状着色媒体規制部材21とを有する現像装置と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置など
の画像形成装置に利用される現像装置に係り、特に液状
着色媒体により静電潜像を顕像化する湿式の現像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真を利用した複写機等の画像形成
装置に採用されている現像装置を大別すると、乾式の現
像装置と湿式の現像装置とがある。この中で、湿式の現
像装置において用いられる液状着色媒体は帯電した粒状
のトナーをキャリア液中に分散させたものであり、たと
えば感光体ドラム等の静電潜像担持体の表面にこのよう
な液状着色媒体を供給すると、トナーが電気泳動して静
電潜像に付着してこれが可視化されるようになってい
る。
【0003】例えば「IsoparG」(商品名:エク
ソン社製)等の脂肪族炭化水素からなるキャリア液中
に、例えば樹脂で被覆したカーボンブラックからなるト
ナーを分散した液状着色媒体を、静電潜像が形成された
静電潜像担持体の表面とこの表面に均一間隔をおいて配
置された対向電極との間に供給して液状着色媒体を静電
潜像担持体表面に接触させ、キャリア液中における帯電
したトナーの電気泳動現象を利用して静電潜像を現像す
るものである。
【0004】液状着色媒体を用いた湿式現像装置では、
乾式現像装置に比べてトナー粒子が細かいことなどから
高解像度が得られる等の利点がある。
【0005】なお、この液状着色媒体は、トナー帯電お
よびトナー移動にキャリア液を用いることから、二成分
液状着色媒体と呼ばれている。
【0006】このような二成分液状着色媒体が用いられ
た湿式現像装置では、液状着色媒体は静電潜像のみなら
ず非潜像部にも接触するので、静電潜像担持体に付着し
て持ち出される液状着色媒体の量が多くなる。このた
め、静電潜像担持体の表面にある余剰の液状着色媒体を
除去するための手段を設けることが必要となる。
【0007】また、非潜像部にも液状着色媒体が接触す
ることから、非潜像部の残留電荷の作用によって非潜像
部にトナーが付着するため、画像に地汚れが生じるとい
う欠点がある。
【0008】さらに、静電潜像担持体上のトナーを転写
材に転写して最終画像を得る場合には、潜像部および非
潜像部を問わず静電潜像担持体に付着した液状着色媒体
が転写材に転移されるので、トナー像転写直後の転写材
は液状着色媒体で濡れた状態にある。したがって、転写
材を機外に排出するまでに、例えば定着時に溶剤を蒸発
させる必要がある。そして、この溶剤を蒸発させるため
の熱量は画像形成装置で使われる熱量の大部分を占める
ばかりでなく、画像形成装置の周囲では乾燥により蒸発
した有機液体の蒸気濃度が高くなり、使用者に不快感を
与えることもある。
【0009】上記のような問題を解決する湿式現像装置
として、特開昭55−143565号公報に記載のもの
がある。これは、液体中に色材が分散または溶解された
液状着色媒体を用い、液状着色媒体担持体上の液状着色
媒体と静電潜像担持体との間隔、すなわち現像ギャップ
で非接触の隆起現像またはジャンピング現像を行わせる
というものである。このような現像方式を、以下「非接
触湿式現像方式」と呼ぶ。
【0010】この非接触湿式現像方式に利用される液状
着色媒体は、液体中を色材が移動することなく液体全体
がトナーの挙動をし、二成分液状着色媒体におけるキャ
リア液に相当するものがないことから、一成分液状着色
媒体と呼ばれている。
【0011】ここで、以下に非接触湿式現像方式が用い
られた画像形成装置について説明する。
【0012】非接触湿式現像方式の画像形成装置では、
静電潜像が形成される静電潜像担持体が装置本体に回転
自在に軸支されている。静電潜像担持体の外周には、静
電潜像担持体を一様に帯電させる帯電器、静電潜像担持
体上に静電潜像を形成する露光光学系、静電潜像を可視
像に現像する湿式の現像装置、静電潜像担持体の外表面
に残留している着色媒体を除去するクリーニング装置、
静電潜像担持体に残留する静電潜像電荷を取り除く除電
器が静電潜像担持体の回転方向に沿って順次配列されて
いる。
【0013】現像装置の内部には、液状着色媒体が貯留
された液槽、液状着色媒体を静電潜像担持体の外表面へ
供給して静電潜像を顕像化させる液状着色媒体担持体、
液槽の液状着色媒体を吸収してこれを液状着色媒体担持
体に供給するスポンジ状の液状着色媒体供給用フォーム
ローラが配置されている。そして、液槽には、トナーを
分散させるキャリア液を補給するキャリア液カートリッ
ジと濃縮液状着色媒体を補給する濃縮液状着色媒体カー
トリッジとが接続されている。
【0014】クリーニング装置は、静電潜像担持体に圧
接するクリーニング用フォームローラ、同じく静電潜像
担持体に圧接する弾性を有する静電潜像担持体用クリー
ニングブレードを備えている。そして、クリーニング装
置にはクリーニング液カートリッジおよび廃液処理タン
クが接続されている。
【0015】画像形成装置の側方には、用紙が収納され
た用紙カセットが配設されている。また、静電潜像担持
体の現像面に対向する位置には、静電潜像担持体上のト
ナー像を用紙に転写するための転写ローラが配置されて
いる。そして、転写ローラの搬送方向後方には、用紙を
静電潜像担持体から分離させる被転写材分離装置、およ
びトナー像を用紙に定着させる定着装置が順次配置され
ている。
【0016】次に、このように構成された画像形成装置
の動作について説明する。
【0017】画像形成を開始すると、静電潜像担持体の
表面が一様に帯電され、このような静電潜像担持体に対
して露光光学系により静電潜像が形成される。そして、
液槽に部分的に浸漬された液状着色媒体供給用フォーム
ローラが回転することにより、液状着色媒体担持体の表
面に液状着色媒体が供給される。
【0018】液状着色媒体担持体に供給された液状着色
媒体は、液状着色媒体規制部材の回転により所定の膜厚
に調整される。液状着色媒体担持体の表面に形成された
液状着色媒体膜と静電潜像担持体の表面との間には現像
ギャップが形成されているので、静電潜像を構成する電
荷が現像部に到達すると、この電荷による電界の作用に
より液状着色媒体膜がこの電荷に向かって隆起またはジ
ャンピングして静電潜像担持体に付着し、静電潜像の現
像が行われる。
【0019】これにより、静電潜像担持体に形成された
静電潜像が顕像化され、転写ローラにより用紙に転写さ
れる。その後、用紙は被転写材分離装置により静電潜像
担持体から分離されて定着装置へ搬送され、ここでトナ
ー像が定着される。
【0020】なお、静電潜像担持体に残った残留着色媒
体はクリーニング装置により、静電潜像担持体の残留静
電潜像は除電器によりそれぞれ除去される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液状着
色媒体担持体に供給された液状着色媒体が所定の均一膜
厚でなければ、静電潜像担持体に非接触現像される液状
着色媒体量が予定値と異なるために白抜け等の現像むら
のある画像や低解像度の画像が形成されることになる。
【0022】そこで、本発明は、液状着色媒体担持体へ
供給される液状着色媒体を均一膜厚に形成することので
きる現像装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の現像装置は、トナーおよびキャリア液から
なる液状着色媒体が貯留される液槽が形成されたハウジ
ングと、液状着色媒体を静電潜像担持体上に付着させ、
静電潜像担持体上に形成された静電潜像を顕像化する液
状着色媒体担持体と、液状着色媒体担持体に圧接状態で
回転し、吸収した液状着色媒体を液状着色媒体担持体の
表面に供給する液状着色媒体供給用フォームローラと、
液状着色媒体担持体に対してギャップ形成部材を介して
近接配置され、液状着色媒体担持体の表面に供給された
液状着色媒体の膜厚を規制する液状着色媒体規制部材と
を有する構成としたものである。
【0024】これにより、液状着色媒体規制部材と液状
着色媒体担持体とのギャップが均一間隔に保持されるの
で、液状着色媒体担持体から静電潜像担持体へと供給さ
れる液状着色媒体を均一な膜厚に形成することが可能に
なる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トナーおよびキャリア液からなる液状着色媒体が貯
留される液槽が形成されたハウジングと、液状着色媒体
を静電潜像担持体上に付着させ、静電潜像担持体上に形
成された静電潜像を顕像化する液状着色媒体担持体と、
液状着色媒体担持体に圧接状態で回転し、吸収した液状
着色媒体を液状着色媒体担持体の表面に供給する液状着
色媒体供給用フォームローラと、液状着色媒体担持体に
対してギャップ形成部材を介して近接配置され、液状着
色媒体担持体の表面に供給された液状着色媒体の膜厚を
規制する液状着色媒体規制部材とを有する現像装置であ
り、液状着色媒体規制部材と液状着色媒体担持体とのギ
ャップが均一間隔に保持されるので、液状着色媒体担持
体から静電潜像担持体へと供給される液状着色媒体を均
一な膜厚に形成することが可能になるという作用を有す
る。
【0026】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、ギャップ形成部材は、液状着色
媒体規制部材の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けら
れ、液状着色媒体担持体と接触して回転するとともに液
状着色媒体規制部材と液状着色媒体担持体との間に所定
の均一なギャップを形成する液状着色媒体規制部材コロ
である現像装置であり、液状着色媒体規制部材と液状着
色媒体担持体とのギャップが均一間隔に保持されるの
で、液状着色媒体担持体から静電潜像担持体へと供給さ
れる液状着色媒体を均一な膜厚に形成することが可能に
なるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、ギャップ形成部材は、液状着色
媒体担持体の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、
液状着色媒体規制部材と接触して回転するとともに液状
着色媒体規制部材と液状着色媒体担持体との間に所定の
均一なギャップを形成する液状着色媒体担持体コロであ
る現像装置であり、液状着色媒体規制部材と液状着色媒
体担持体とのギャップが均一間隔に保持されるので、液
状着色媒体担持体から静電潜像担持体へと供給される液
状着色媒体を均一な膜厚に形成することが可能になると
いう作用を有する。
【0028】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、ギャップ形成部材は、液状着色
媒体規制部材の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けられ
た液状着色媒体規制部材コロ、および液状着色媒体担持
体の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、液状着色
媒体規制部材コロと接触して回転するとともに液状着色
媒体規制部材と液状着色媒体担持体との間に所定の均一
なギャップを形成する液状着色媒体担持体コロである現
像装置であり、液状着色媒体規制部材と液状着色媒体担
持体とのギャップが均一間隔に保持されるので、液状着
色媒体担持体から静電潜像担持体へと供給される液状着
色媒体を均一な膜厚に形成することが可能になるという
作用を有する。
【0029】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、液状着色媒体規制部材コロと液
状着色媒体担持体コロとの間にはギャップ調整用薄板部
材が挿入されている現像装置であり、ギャップの微調整
ができ、液状着色媒体の膜厚をより細かく規制すること
が可能になるという作用を有する。
【0030】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、ギャップ形成部材は、液状着色
媒体規制部材の両端にそれぞれ取り付けられ、液状着色
媒体担持体に対して2点で接触して回転するとともに液
状着色媒体規制部材と液状着色媒体担持体との間に所定
の均一なギャップを形成する一対の液状着色媒体規制部
材コロである現像装置であり、液状着色媒体規制部材と
液状着色媒体担持体とのギャップが均一間隔に保持され
るので、液状着色媒体担持体から静電潜像担持体へと供
給される液状着色媒体を均一な膜厚に形成することが可
能になるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、ギャップ形成部材は、液状着色
媒体担持体の両端にそれぞれ取り付けられ、液状着色媒
体規制部材に対して2点で接触して回転するとともに液
状着色媒体規制部材と液状着色媒体担持体との間に所定
の均一なギャップを形成する一対の液状着色媒体担持体
コロである現像装置であり、液状着色媒体規制部材と液
状着色媒体担持体とのギャップが均一間隔に保持される
ので、液状着色媒体担持体から静電潜像担持体へと供給
される液状着色媒体を均一な膜厚に形成することが可能
になるという作用を有する。
【0032】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
2、4、5または6記載の発明において、液状着色媒体
規制部材コロはベアリングである現像装置であり、液状
着色媒体規制部材と液状着色媒体担持体との相互の摩擦
が抑制され、双方の回転を滑らかにすることが可能にな
るという作用を有する。
【0033】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
3、4、5または7記載の発明において、液状着色媒体
担持体コロはベアリングである現像装置であり、液状着
色媒体規制部材と液状着色媒体担持体との相互の摩擦が
抑制され、双方の回転を滑らかにすることが可能になる
という作用を有する。
【0034】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1〜9の何れか一項に記載の発明において、液状着色
媒体担持体と液状着色媒体規制部材とは相互に圧接され
ている現像装置であり、液状着色媒体の膜厚をより厳密
に規制することが可能になるという作用を有する。
【0035】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1〜10の何れか一項に記載の発明において、液状着
色媒体担持体と液状着色媒体規制部材との相対速度を制
御して液状着色媒体の膜厚を調整する現像装置であり、
白抜け等の現像むらを防止することが可能になるという
作用を有する。
【0036】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1〜11の何れか一項に記載の発明において、液状着
色媒体担持体は液状着色媒体規制部材と同方向に回転し
て液状着色媒体担持体の上澄み液が上澄み液回収手段に
より液状着色媒体担持体から回収される現像装置であ
り、液状着色媒体規制部材での余剰液状着色媒体の回収
が可能になるという作用を有する。
【0037】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項12記載の発明において、上澄み液回収手段は、金属
ブレードまたは弾性ブレードである現像装置であり、上
澄み液の回収効率を高めることが可能になるという作用
を有する。
【0038】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項1〜13の何れか一項に記載の発明において、液状着
色媒体担持体から回収された上澄み液が除去される現像
装置であり、液状着色媒体規制部材が回転して液状着色
媒体担持体表面の液状着色媒体と接触する前における液
状着色媒体規制部材の表面を清浄に保つことが可能にな
るという作用を有する。
【0039】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項14記載の発明において、上澄み液がハウジング内に
回収される現像装置であり、液状着色媒体を貯蔵してこ
れを再利用することが可能になるという作用を有する。
【0040】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0041】図1は本発明の一実施の形態である現像装
置が用いられた画像形成装置を示す断面図、図2は図1
の画像形成装置における現像装置を示す断面図、図3は
図2の現像装置において液状着色媒体規制部材と液状着
色媒体担持体との保持構造の一例を示す説明図、図4は
図2の現像装置において液状着色媒体規制部材と液状着
色媒体担持体との保持構造の他の一例を示す説明図、図
5は図2の現像装置において液状着色媒体規制部材と液
状着色媒体担持体との保持構造のさらに他の一例を示す
説明図、図6は図2の現像装置において液状着色媒体規
制部材と液状着色媒体担持体との保持構造のさらに他の
一例を示す説明図、図7は図2の現像装置において液状
着色媒体規制部材と液状着色媒体担持体との保持構造の
さらに他の一例を示す説明図である。
【0042】図1において、静電潜像が形成される静電
潜像担持体2は画像形成装置1に回転自在に軸支されて
いる。静電潜像担持体2の表面には有機光導電体(OP
C)、アモルファスシリコン(a−Si)系あるいはセ
レン(Se)系の感光性受容層が塗布されている。な
お、本実施の形態において、静電潜像担持体2はドラム
状となっているが、ベルト状であってもよい。
【0043】静電潜像担持体2の外周には、コロナ放電
を用いて静電潜像担持体2を一様に帯電させる帯電器
3、ホストコンピュータからの情報によりレーザをオン
・オフして静電潜像担持体2上に静電潜像を形成する露
光光学系4、現像に寄与する液状着色媒体L中のトナー
を静電潜像の部分に転移させて静電潜像を可視像に現像
する湿式の現像装置5、発光ダイオード等を備え、静電
潜像担持体2の外周面に残留しているトナーを除去する
クリーニング装置13、残留トナー除去後の静電潜像担
持体2に残留する静電潜像電荷を光照射で取り除く除電
器11が静電潜像担持体2の回転方向に沿って順次配列
されている。
【0044】図2に示すように、現像装置5のハウジン
グ5aの内部には液槽12が形成され、ここに液状着色
媒体Lが貯留されている。
【0045】また、液状着色媒体Lを静電潜像担持体2
の外周面へ供給し、静電潜像担持体2に形成された静電
潜像をトナー像として顕在化させる液状着色媒体担持体
7が、外周面の一部を突出して設けられている。
【0046】さらに、液槽12の液状着色媒体Lを吸収
してこれを液状着色媒体担持体7に供給するスポンジ状
の液状着色媒体供給用フォームローラ6が液状着色媒体
担持体7に圧接して配置されている。
【0047】そして、液状着色媒体担持体7の表面に供
給された液状着色媒体Lの膜厚を規制する液状着色媒体
規制部材21が、ハウジング5aの上部において液状着
色媒体担持体7に対して均一なギャップを保持して近接
配置されている。
【0048】液状着色媒体規制部材21の表面に圧接し
て、液状着色媒体規制部材用クリーニングブレード22
が設けられている。これにより、液状着色媒体規制部材
21に付着した液状着色媒体Lが除去されて液槽12へ
と落下・回収されるとともに、液状着色媒体担持体7お
よび液状着色媒体規制部材21と協働してハウジング5
a内に収容された液状着色媒体Lが外気から遮断され
る。したがって、トナーを分散させているキャリア液が
蒸発して液状着色媒体濃度が高くなる現象が防止され
る。
【0049】このような現像装置5には、液状着色媒体
担持体7と静電潜像担持体2との間にバイアス電圧を印
加するための電圧印加手段26が設けられている。
【0050】ここで、液状着色媒体規制部材21と液状
着色媒体担持体7との保持構造について、図3〜図7を
用いて説明する。
【0051】図3に示す場合においては、液状着色媒体
規制部材21両端の回転軸上に、液状着色媒体担持体7
と接触して回転するとともに液状着色媒体規制部材21
と液状着色媒体担持体7との間に所定の均一なギャップ
を形成する液状着色媒体規制部材コロ(ギャップ形成部
材)27がそれぞれ取り付けられている。
【0052】また、図4に示す場合においては、液状着
色媒体担持体7両端の回転軸上に、液状着色媒体規制部
材21と接触して回転するとともに液状着色媒体規制部
材21と液状着色媒体担持体7との間に所定の均一なギ
ャップを形成する液状着色媒体担持体コロ(ギャップ形
成部材)28がそれぞれ取り付けられている。
【0053】さらに、図5に示す場合においては、液状
着色媒体規制部材21両端の回転軸上に液状着色媒体規
制部材コロ(ギャップ形成部材)27がそれぞれ取り付
けられ、液状着色媒体担持体7両端の回転軸上に、この
液状着色媒体規制部材コロ27と接触して回転するとと
もに液状着色媒体規制部材21と液状着色媒体担持体7
との間に所定の均一なギャップを形成する液状着色媒体
担持体コロ(ギャップ形成部材)28がそれぞれ取り付
けられている。そして、ギャップを調整して液状着色媒
体Lの膜厚を規制するために、液状着色媒体規制部材コ
ロ27と液状着色媒体担持体コロ28との間には、必要
量のギャップを形成するギャップ調整用薄板部材29が
挿入されている。
【0054】図6に示す場合においては、液状着色媒体
規制部材21の両端に、液状着色媒体担持体7に対して
2点で接触して回転するとともに液状着色媒体規制部材
21と液状着色媒体担持体7との間に所定の均一なギャ
ップを形成する一対の液状着色媒体規制部材コロ(ギャ
ップ形成部材)27がそれぞれ取り付けられている。
【0055】そして、図7に示す場合においては、液状
着色媒体担持体7の両端に、液状着色媒体規制部材21
に対して2点で接触して回転するとともに液状着色媒体
規制部材21と液状着色媒体担持体7との間に所定の均
一なギャップを形成する一対の液状着色媒体担持体コロ
(ギャップ形成部材)28がそれぞれ取り付けられてい
る。
【0056】このような図3〜図7に示す構造により、
液状着色媒体規制部材21と液状着色媒体担持体7との
ギャップが均一間隔に保持されるので、液状着色媒体担
持体7から静電潜像担持体2へと供給される液状着色媒
体Lを均一な膜厚に形成することが可能になる。
【0057】ここで、液状着色媒体規制部材コロ27と
液状着色媒体担持体コロ28にベアリングを用いること
ができる。このようにすれば、液状着色媒体規制部材2
1と液状着色媒体担持体7との相互の摩擦が抑制され、
双方の回転を滑らかにすることが可能になる。
【0058】なお、液状着色媒体Lの膜厚を均一に保持
するため、液状着色媒体担持体7と液状着色媒体規制部
材21とを例えばバネ等を用いて圧接することができ
る。
【0059】また、液状着色媒体担持体7と液状着色媒
体規制部材21の相対速度を制御することで液状着色媒
体Lの膜厚を調整することもできる。
【0060】さらに、液状着色媒体規制部材21での余
剰の液状着色媒体Lの回収を促進するため、液状着色媒
体担持体7を液状着色媒体規制部材21と同方向に回転
させ、液状着色媒体担持体7の上澄みの液状着色媒体L
を液状着色媒体担持体7から回収するようにしてもよ
い。
【0061】このとき、上澄み液をハウジング5a内に
回収するようにすれば、液状着色媒体Lを貯蔵してこれ
を再利用することが可能になる。
【0062】そして、液状着色媒体規制部材21が回転
して液状着色媒体担持体7表面の液状着色媒体Lと接触
する前に液状着色媒体規制部材21の表面をクリーニン
グしてこれを清浄に保つため、液状着色媒体担持体7か
ら回収した上澄み液を除去することもできる。このと
き、具体的には、上澄み液の回収効率を高めるため、液
状着色媒体規制部材用クリーニングブレード22を金属
ブレードあるいは弾性ブレード(上澄み液回収手段)と
する。
【0063】液状着色媒体担持体7と液状着色媒体規制
部材21との最接近位置は、20μm〜200μmと極
めて微小な間隔になっている。これは、この間隔が20
μm未満では、液状着色媒体Lの膜厚が薄くなりすぎて
白抜け等の現像むらが現れ、良好な画像を得ることがで
きないからである。また、間隔が200μmを超える
と、液状着色媒体Lの液滴量をコントロールすることが
困難となり、やはり良好な画像を得ることができないか
らである。
【0064】液状着色媒体規制部材21の近傍には、こ
の液状着色媒体規制部材21の表面に接触する液状着色
媒体規制部材用クリーニングブレード22が設けられて
いる。これにより、液状着色媒体規制部材21に付着し
た液状着色媒体Lが除去されて液槽12へと落下・回収
されるとともに、液状着色媒体担持体7および液状着色
媒体規制部材21と協働してハウジング5a内に収容さ
れた液状着色媒体Lが外気から遮断される。
【0065】なお、液状着色媒体Lは、例えばIsop
arG等の脂肪族炭化水素からなる例えば1E+12Ω
・cm以上の高比抵抗のキャリア液25と、例えば樹脂
で被覆されたカーボンブラックからなり正に帯電されて
キャリア液25中に分散されたトナー24とからなる。
【0066】図1に示すように、現像装置5には、液槽
12へ液状着色媒体Lを補給する液状着色媒体カートリ
ッジ23が接続されている。この液状着色媒体カートリ
ッジ23からの液状着色媒体Lの補給量は、液状着色媒
体Lの液面の高さが液状着色媒体担持体7より低くなる
ように液状着色媒体補給ポンプ(図示せず)により調節
されている。
【0067】また、クリーニング装置13は、静電潜像
担持体2に圧接するスポンジ状のクリーニング用フォー
ムローラ9、ゴム等の弾性体からなり、同じく静電潜像
担持体2に圧接する静電潜像担持体用クリーニングブレ
ード10を備えている。クリーニング装置13には、静
電潜像担持体2のクリーニング用のキャリア液を用いた
クリーニング液を補充するクリーニング液カートリッジ
19、および廃液を回収する廃液処理タンク20が接続
されている。
【0068】また、画像形成装置本体1の側方には、被
転写材である用紙16aが収納された用紙カセット16
が配設されている。また、用紙16aを挟んで静電潜像
担持体2の現像面に対向する位置には、静電潜像担持体
2上に形成されたトナー像を用紙16aに転写するため
の転写ローラ8が配置されている。
【0069】さらに、転写ローラ8の搬送方向後方に
は、コロナ放電により用紙16aを除電してこれを静電
潜像担持体2から分離させる被転写材分離装置17、お
よび被転写材分離装置17により静電潜像担持体2から
分離された用紙16aに転写されたトナー像を定着させ
る定着装置18が順次配置されている。そして、用紙1
6aには定着装置18内を通過するときの圧力と熱とに
よってトナー像が定着される。
【0070】このように構成された画像形成装置の動作
について、以下に説明する。
【0071】画像形成を開始すると、先ず、帯電工程と
して、高圧電源に接続された帯電器3でコロナ放電が行
われて静電潜像担持体2の表面が一様に帯電される。次
に、露光工程として、ホストコンピュータから送られて
くる情報により露光光学系4のレーザがオン・オフさ
れ、周方向に回転される静電潜像担持体2の表面の電荷
が部分的に消滅して静電潜像が形成される。
【0072】そして、その後の現像工程では、液槽12
に部分的に浸漬された液状着色媒体供給用フォームロー
ラ6が回転することにより液状着色媒体担持体7の表面
に液状着色媒体Lが供給される。
【0073】液状着色媒体担持体7に供給された液状着
色媒体Lは、液状着色媒体規制部材21の回転により所
定の膜厚に調整された後、液状着色媒体担持体7の回転
により静電潜像担持体2の表面へ供給される。なお、現
像装置5による液状着色媒体Lの供給については、後に
おいてさらに詳しく説明する。
【0074】用紙16aは用紙カセット16内から転写
ローラ8へと搬送される。そして、静電潜像担持体2で
のトナー像の現像が終わり、用紙16aが転写ローラ8
に搬送されるのと略同時に、この転写ローラ8は静電潜
像担持体2に当接される。そして、所定レベルの転写バ
イアスが印加されることにより、静電潜像担持体上のト
ナー像は用紙16aに転写される。
【0075】ここで、用紙16aは誘電体なので、高圧
が印加されることで帯電して静電潜像担持体2に静電吸
着される。そこで、用紙16aが転写ローラ8に搬送さ
れるのと略同時に被転写材分離装置17により交流バイ
アスによるコロナ放電が行われ、用紙16aが除電され
る。そして、用紙16aが完全に除電されることで用紙
16aと静電潜像担持体2との静電吸着力が減少し、用
紙16aはコシと自重とによって静電潜像担持体2から
分離する。
【0076】分離された用紙16aは定着装置18に搬
送されてここでトナー像が定着され、画像形成が終了す
る。
【0077】一方、用紙16aに転写されることなく静
電潜像担持体2に残ったトナーはクリーニング装置13
により取り除かれる。つまり、クリーニング液カートリ
ッジ19から供給されたクリーニング液がクリーニング
用フォームローラ9に拡散され、クリーニング用フォー
ムローラ9と静電潜像担持体用クリーニングブレード1
0によりクリーニングされる。また、静電潜像担持体2
の残留静電潜像が除電器11により除電される。これに
よって、静電潜像担持体2は新たな画像形成の待機状態
となる。
【0078】次に、現像装置5による静電潜像担持体2
への液状着色媒体Lの供給について説明する。
【0079】液槽12に部分的に浸漬されて液状着色媒
体Lが吸収された液状着色媒体供給用フォームローラ6
を周方向へ回転させると、この液状着色媒体供給用フォ
ームローラ6が圧接された液状着色媒体担持体7の表面
に液状着色媒体Lが供給される。
【0080】このようにして液状着色媒体担持体7に供
給された液状着色媒体Lは、液状着色媒体担持体7の周
方向への回転により液状着色媒体担持体7と液状着色媒
体規制部材21との近接位置に到達する。ここで、液状
着色媒体担持体7と液状着色媒体規制部材21とはたと
えば20μm〜200μmの微小間隔で近接配置されて
いる。したがって、液状着色媒体Lは、液状着色媒体担
持体7および液状着色媒体規制部材21により所定の膜
厚に調整される。
【0081】液状着色媒体担持体7に供給された液状着
色媒体Lは、液状着色媒体規制部材21の回転により所
定の膜厚に調整される。液状着色媒体担持体7の表面に
形成された液状着色媒体膜と静電潜像担持体2の表面と
の間には現像ギャップが形成されているので、静電潜像
を構成する電荷が現像部に到達すると、この電荷による
電界の作用により液状着色媒体膜がこの電荷に向かって
隆起またはジャンピングして静電潜像担持体2に付着
し、静電潜像の現像が行われる。
【0082】このとき、液状着色媒体規制部材21は液
状着色媒体供給用フォームローラ6で液状着色媒体Lを
供給した後で静電潜像担持体2への液状着色媒体Lの供
給前となる位置に設けられ、且つ、液状着色媒体補給用
の液槽12に接触しないようにハウジング5aの上部に
設けられているので、液状着色媒体担持体7表面の液状
着色媒体Lが液状着色媒体規制部材21に接触する工程
の前で液状着色媒体Lが均一膜厚に保たれる。なお、液
状着色媒体担持体7表面での液状着色媒体Lは、液状着
色媒体規制部材21と液状着色媒体担持体7との間の微
小間隔以上の均一膜厚となるように液状着色媒体供給用
フォームローラ6により供給される。
【0083】また、液状着色媒体規制部材21表面に接
触した液状着色媒体規制部材用クリーニングブレード2
2が設けられているので、前述のように、液状着色媒体
規制部材21に付着した液状着色媒体Lが除去されて液
槽12へと落下・回収されるとともに、液状着色媒体担
持体7と液状着色媒体規制部材21とが協働してハウジ
ング5a内に収容された液状着色媒体Lが外気から遮断
される。これにより、トナー24を分散させているキャ
リア液25が蒸発して減少して、液状着色媒体濃度が高
くなる現象が防止される。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、液状着
色媒体規制部材と液状着色媒体担持体とのギャップが均
一間隔に保持されるので、液状着色媒体担持体から静電
潜像担持体へと供給される液状着色媒体を均一な膜厚に
形成することが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である現像装置が用いら
れた画像形成装置を示す断面図
【図2】図1の画像形成装置における現像装置を示す断
面図
【図3】図2の現像装置において液状着色媒体規制部材
と液状着色媒体担持体との保持構造の一例を示す説明図
【図4】図2の現像装置において液状着色媒体規制部材
と液状着色媒体担持体との保持構造の他の一例を示す説
明図
【図5】図2の現像装置において液状着色媒体規制部材
と液状着色媒体担持体との保持構造のさらに他の一例を
示す説明図
【図6】図2の現像装置において液状着色媒体規制部材
と液状着色媒体担持体との保持構造のさらに他の一例を
示す説明図
【図7】図2の現像装置において液状着色媒体規制部材
と液状着色媒体担持体との保持構造のさらに他の一例を
示す説明図
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 静電潜像担持体 3 帯電器 4 露光光学系 5 現像装置 5a ハウジング 6 液状着色媒体供給用フォームローラ 7 液状着色媒体担持体 8 転写ローラ 9 クリーニング用フォームローラ 10 静電潜像担持体用クリーニングブレード 11 除電器 12 液槽 13 クリーニング装置 16 用紙カセット 16a 用紙 17 被転写材分離装置 18 定着装置 19 クリーニング液カートリッジ 20 廃液処理タンク 21 液状着色媒体規制部材 22 液状着色媒体規制部材用クリーニングブレード 23 液状着色媒体カートリッジ 24 トナー 25 キャリア液 26 電圧印加手段 27 液状着色媒体規制部材コロ(ギャップ形成部材) 28 液状着色媒体担持体コロ(ギャップ形成部材) 29 ギャップ調整用薄板部材 L 液状着色媒体

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーおよびキャリア液からなる液状着色
    媒体が貯留される液槽が形成されたハウジングと、 前記液状着色媒体を静電潜像担持体上に付着させ、前記
    静電潜像担持体上に形成された静電潜像を顕像化する液
    状着色媒体担持体と、 前記液状着色媒体担持体に圧接状態で回転し、吸収した
    前記液状着色媒体を前記液状着色媒体担持体の表面に供
    給する液状着色媒体供給用フォームローラと、 前記液状着色媒体担持体に対してギャップ形成部材を介
    して近接配置され、前記液状着色媒体担持体の表面に供
    給された前記液状着色媒体の膜厚を規制する液状着色媒
    体規制部材とを有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】前記ギャップ形成部材は、前記液状着色媒
    体規制部材の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、
    前記液状着色媒体担持体と接触して回転するとともに前
    記液状着色媒体規制部材と前記液状着色媒体担持体との
    間に所定の均一なギャップを形成する液状着色媒体規制
    部材コロであることを特徴とする請求項1記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】前記ギャップ形成部材は、前記液状着色媒
    体担持体の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、前
    記液状着色媒体規制部材と接触して回転するとともに前
    記液状着色媒体規制部材と前記液状着色媒体担持体との
    間に所定の均一なギャップを形成する液状着色媒体担持
    体コロであることを特徴とする請求項1記載の現像装
    置。
  4. 【請求項4】前記ギャップ形成部材は、前記液状着色媒
    体規制部材の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けられた
    液状着色媒体規制部材コロ、および前記液状着色媒体担
    持体の両端の回転軸上にそれぞれ取り付けられ、前記液
    状着色媒体規制部材コロと接触して回転するとともに前
    記液状着色媒体規制部材と前記液状着色媒体担持体との
    間に所定の均一なギャップを形成する液状着色媒体担持
    体コロであることを特徴とする請求項1記載の現像装
    置。
  5. 【請求項5】前記液状着色媒体規制部材コロと前記液状
    着色媒体担持体コロとの間にはギャップ調整用薄板部材
    が挿入されていることを特徴とする請求項4記載の現像
    装置。
  6. 【請求項6】前記ギャップ形成部材は、前記液状着色媒
    体規制部材の両端にそれぞれ取り付けられ、前記液状着
    色媒体担持体に対して2点で接触して回転するとともに
    前記液状着色媒体規制部材と前記液状着色媒体担持体と
    の間に所定の均一なギャップを形成する一対の液状着色
    媒体規制部材コロであることを特徴とする請求項1記載
    の現像装置。
  7. 【請求項7】前記ギャップ形成部材は、前記液状着色媒
    体担持体の両端にそれぞれ取り付けられ、前記液状着色
    媒体規制部材に対して2点で接触して回転するとともに
    前記液状着色媒体規制部材と前記液状着色媒体担持体と
    の間に所定の均一なギャップを形成する一対の液状着色
    媒体担持体コロであることを特徴とする請求項1記載の
    現像装置。
  8. 【請求項8】前記液状着色媒体規制部材コロはベアリン
    グであることを特徴とする請求項2、4、5または6記
    載の現像装置。
  9. 【請求項9】前記液状着色媒体担持体コロはベアリング
    であることを特徴とする請求項3、4、5または7記載
    の現像装置。
  10. 【請求項10】前記液状着色媒体担持体と前記液状着色
    媒体規制部材とは相互に圧接されていることを特徴とす
    る請求項1〜9の何れか一項に記載の現像装置。
  11. 【請求項11】前記液状着色媒体担持体と前記液状着色
    媒体規制部材との相対速度を制御して前記液状着色媒体
    の膜厚を調整することを特徴とする請求項1〜10の何
    れか一項に記載の現像装置。
  12. 【請求項12】前記液状着色媒体担持体は前記液状着色
    媒体規制部材と同方向に回転して前記液状着色媒体担持
    体の上澄み液が上澄み液回収手段により前記液状着色媒
    体担持体から回収されることを特徴とする請求項1〜1
    1の何れか一項に記載の現像装置。
  13. 【請求項13】前記上澄み液回収手段は、金属ブレード
    または弾性ブレードであることを特徴とする請求項12
    記載の現像装置。
  14. 【請求項14】前記液状着色媒体担持体から回収された
    前記上澄み液が除去されることを特徴とする請求項1〜
    13の何れか一項に記載の現像装置。
  15. 【請求項15】前記上澄み液は、前記ハウジング内に回
    収されることを特徴とする請求項14記載の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433540B1 (ko) * 2002-02-06 2004-05-31 삼성전자주식회사 습식 화상현상시스템의 메터링 로울러 및 이를 채용한습식 화상현상시스템
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