JP2001050939A - 超音波検査装置 - Google Patents

超音波検査装置

Info

Publication number
JP2001050939A
JP2001050939A JP11230081A JP23008199A JP2001050939A JP 2001050939 A JP2001050939 A JP 2001050939A JP 11230081 A JP11230081 A JP 11230081A JP 23008199 A JP23008199 A JP 23008199A JP 2001050939 A JP2001050939 A JP 2001050939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
vibrator
signal
switching
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11230081A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatsugu Komai
正嗣 駒井
Toshiyuki Matsumoto
松本  俊行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP11230081A priority Critical patent/JP2001050939A/ja
Publication of JP2001050939A publication Critical patent/JP2001050939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置コストが低く、また検査誤差を低減して
高精度に検査を行うことができる超音波検査装置を提供
する。 【解決手段】 スイッチング素子SWがオンしたタイミ
ングで、各スイッチング素子SW0 〜SW15のソースに
送信パルスが送信され、当該スイッチング素子SWのド
レインから送信パルスが与えられた振動子Sは、超音波
を被検査物に送信する。マルチプレクサ6は、所定のタ
イミングで与えられた切り換え信号で特定される内部ス
イッチを所定時間だけオンして、対応する振動子Sの受
信信号を送受信回路8に与える。増幅装置9の出力回路
は制御装置1からトリガ信号が与えられる都度、第3ア
ナログメモリから予め定めたアドレス順に増幅率を読み
出し、増幅率変換回路は、与えられた増幅率になるよう
にアンプによる増幅率を調整し、アンプは調整された増
幅率で、送受信回路8から与えられた受信パルスを増幅
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波探傷装置及
び超音波診察装置等、超音波を被検査物に送信し、その
エコーを受信して被検査物を検査する超音波検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】超音波探傷装置によって管材又は板材等
の被探傷材を探傷するには、例えば複数の振動子がアレ
イ状に配置してある、所謂アレイ型探触子を被探傷材に
対向配置し、探触子と被探傷材との間に、水といった接
触媒質を介在させつつ探触子から被探傷材へ超音波を送
信し、被探傷材によるエコーを探触子で受信し、受信し
たエコー中に欠陥に係るエコーが存在するか否かを判定
している。また、超音波診察装置によって生体内を診察
するには、前述した探触子と生体との間にゼリー状の接
触媒質を介在させ、探触子を移動させつつ探触子から生
体内へ所定の周期で超音波を送信し、生体内からのエコ
ーを探触子でそれぞれ受信し、それらを探触子の移動方
向へ配列することによって診察用の画像を形成してい
る。
【0003】図6は、特開昭59−157562号公報に開示さ
れたアレイ型探触子を備える超音波検査装置の要部構成
を示すブロック図であり、図中、45は第1〜第4フリッ
プフロップFF1 ,FF2 ,FF4 ,FF8 を設けてな
るカウンタである。カウンタ45には所要周波数のクロッ
クパルスが与えられるようになっており、カウンタ45は
クロックパルスが与えられる都度、対応する第1〜第4
フリップフロップFF 1 ,FF2 ,FF4 ,FF8 によ
って減算処理を行い、その結果を、それぞれ1,2,
4,8の重みが定めてある出力端子T1 ,T2 ,T4
8 から、2進化10進数を表すパルスで出力する。
【0004】カウンタ45から出力されたパルスは、該パ
ルスに基づいて、探触子40に設けてある複数(図6にあ
っては17個)の振動子S1 〜S17から所要のものを選
択するデコーダ43に与えられる。探触子40の各振動子S
1 〜S17は、基板41上に一列に設けてある。中央の振動
子S9 はデコーダ43の第9出力端子に接続してあり、そ
の他の振動子S1 〜S8 ,S10〜S17は、中央の振動子
9 から両端側へ順に一対の各振動子S8 ・S10,…,
1 ・S17がデコーダ43の第8〜第1出力端子にそれぞ
れ接続してある。
【0005】第1〜第4フリップフロップFF1 ,FF
2 ,FF4 ,FF8 の出力端子T1,T2 ,T4 ,T8
から出力された各パルスは、該パルスが示す2進化10
進数と予め設定した最小数とが一致するか否かを判断す
る一致回路47にも与えられるようになっており、一致回
路47は、両者が一致する場合、カウンタ45のリセット端
子RTに、予め設定された最大値を与えて、カウンタ45を
リセットする。一致回路47には、該一致回路47の判断基
準である最大・最小値を設定する最大・最小値設定回路
48が接続してあり、最大・最小値設定回路48によって適
宜の値を設定し得るようになっている。
【0006】次に動作について説明する。カウンタ45
は、クロックパルスが与えられる都度減算処理を行い、
その結果を出力端子T1 ,T2 ,T4 ,T8 から順にデ
コーダ43へ出力する。デコーダ43は、カウンタ45の出力
をデコードし、指定された番号の出力端子を順に選択
し、選択した出力端子から起動信号を出力することによ
って、それに接続した振動子S9 、振動子S8 ・S10
…、S1 ・S17を順番に励振する。この間、一致回路47
は、カウンタ45の出力端子T1 ,T2 ,T4 ,T8から
与えられた信号が示す値と予め設定された最小値とを比
較し、最小値に達した場合、カウンタ45のリセット端子
RTに、予め設定された最大値を与えて、カウンタ45をリ
セットする。このような装置にあっては、カウンタ45に
与えるクロックパルスの周波数を調整することによっ
て、各振動子S1 〜S17を適宜の時間間隔で励振するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭59−15
7562号公報に開示された超音波検査装置にあっては、デ
コーダ43の各出力端子からパルスが出力されるタイミン
グで、対応する振動子S 1 〜S17に励振パルスを与えて
それを励振するために、デコーダ43の各出力端子の数に
応じた数の励振パルス発生回路をそれぞれ配設しなけれ
ばならない。そのため、回路構成が複雑であり、装置コ
ストが高いという問題があった。
【0008】一方、超音波による被検査物の分解能を向
上させるために、各振動子及び各振動子の間隔がより小
さい探触子を備える超音波検査装置が開発されている。
しかし、振動子の寸法が小さくなるにつれて、相隣る各
振動子に不要な振動が発生し易くなるという問題があっ
た。そのため、振動子の厚さ・幅・長さについて、不要
な振動の発生を抑制する比率を試験によって定め、定め
た比率になるように、例えば半切断サブダイシングとい
う手法にて加工してなる複数の振動子を設けると共に、
各振動子にダンパを設けた探触子が提案されている。
【0009】これによって、振動子に発生する不要な振
動を抑制することはできるものの、複数の振動子の感度
を均一にするためには、加工寸法誤差を十数μm以下に
しなければならないため加工コストが高く、従って装置
コストが高騰する。一方、このような高精度の加工を施
した場合であっても各振動子には、±1.5dB 以上の感度
のバラツキが存在するという問題があった。更に、前述
した加工を施した振動子を用いた場合であっても、探触
子に配設した各探触子と超音波の反射位置との間の距離
がそれぞれ異なるため、各振動子が受信した受信信号の
レベルがそれぞれ異なり、それによって検査に誤差が発
生する。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、複数の振動子を用
いた場合であっても、装置コストが低く、また検査誤差
を低減して高精度に検査を行うことができる超音波検査
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る超音波検
査装置は、複数の振動子と、振動子を励振するパルスを
出力端子から振動子へ出力し、振動子から入力端子に入
力された受信信号を処理する送受信回路と、該送受信回
路が処理した受信信号を増幅する増幅回路と、前記パル
スを出力させるトリガを所定周期で前記送受信回路に与
えるトリガ発振回路と、振動子を各別に励振すべく、そ
の振動子を特定するアドレス信号を出力するアドレス信
号出力回路と、出力されたアドレス信号で特定される振
動子を選択する選択回路とを備え、選択した振動子に前
記パルスを与えて励振した振動子から被検査物へ超音波
を送信することによって被検査物を検査する装置におい
て、各振動子と送受信回路の出力端子との間にそれぞれ
介装させた複数のスイッチング素子と、前記トリガが出
力される周期によって定まる周期で2つの信号レベルが
交番する制御信号を前記選択回路へ出力する制御信号出
力回路と、前記振動子と送受信回路の入力端子との接続
を切り換える切り換え回路と、前記トリガに基づいて、
前記切り換え回路による切り換えを制御する切り換え制
御手段と、前記増幅回路の増幅率を変換する増幅率変換
回路と、複数の増幅率が各振動子に応じて記憶してある
メモリと、該メモリから前記切り換え回路によって前記
送受信回路に接続される振動子に係る増幅率を読み出
し、それを前記増幅率変換回路に与える増幅率出力手段
とを備え、前記選択回路は、入力した制御信号が一方の
信号レベルのとき、全てのスイッチング素子をオフし、
入力した制御信号が他方の信号レベルのとき、選択した
振動子と送受信回路との間に介装させたスイッチング素
子をオンするようになしてあることを特徴とする。
【0012】超音波を送信する複数の振動子と送受信回
路の出力端子との間にそれぞれスイッチング素子を介装
させておく。アドレス信号で特定される振動子を選択す
る選択回路に、トリガが出力される周期によって定まる
周期で2つの信号レベルが交番する制御信号を与える。
【0013】選択回路には、アドレス信号出力回路から
異なるアドレスのアドレス信号が所定の順番で与えられ
ており、選択回路は、与えられたアドレス信号で特定さ
れる振動子を、制御信号出力回路から与えられた制御信
号が一方の信号レベルの間に選択する。その間、即ち、
与えられた制御信号が一方の信号レベルの間、選択回路
は、全てのスイッチング素子をオフする。これによっ
て、選択回路の選択に要する時間が保証される。
【0014】そして、選択回路は、制御信号出力回路か
ら与えられた制御信号が他方の信号レベルの間、選択し
た振動子と送受信回路との間に介装させたスイッチング
素子をオンし、このスイッチング素子を介して前記振動
子にパルスが与えられ、振動子から被検査物へ超音波が
送信される。これによって、1つの送受信回路で複数の
振動子を所定の順番に励振することができる。また、各
振動子を励振する間隔は、トリガの周波数によって調整
することができるため、遅延回路が不要である。
【0015】被検査物からのエコーは、各振動子によっ
て受信信号に変換される。振動子の内の複数の振動子と
送受信回路の入力端子との間には、切り換え回路が介装
してあり、切り換え制御手段は、トリガが出力される都
度、相異なる振動子と送受信回路の入力端子との間を接
続させ、その振動子が受信した受信信号を送受信回路に
与える。送受信回路の受信側出力端子には増幅回路が接
続してあり、該増幅回路によって受信信号が増幅され
る。
【0016】この増幅回路の増幅率は増幅率変換回路に
よって変換可能になしてあり、各振動子に係る受信信号
のレベルを略均一にすべく定めた複数の増幅率が各振動
子に応じてメモリに記憶してある。切り換え制御手段
が、相異なる振動子と送受信回路との間を接続させ、そ
の振動子が受信した受信信号を送受信回路に与えるのに
応じて、増幅率出力手段は、前記メモリから前記開閉手
段によって前記送受信回路に接続される振動子に係る増
幅率を読み出し、それを前記増幅率変換回路に与える。
増幅率変換回路は与えられた増幅率を変換し、増幅回路
は変換された増幅率で、送受信回路から与えられた受信
信号を増幅する。これによって、振動子の配置位置に起
因する検査誤差が低減され、被検査物を高精度に検査す
ることができる。
【0017】第2発明に係る超音波検査装置は、第1発
明において、励振した振動子に係る受信信号に基づい
て、前記切り換え回路によって前記送受信回路の入力端
子に接続された振動子の増幅率を算出する手段と、算出
された増幅率を各振動子に応じて前記メモリに記憶させ
る手段とを備えることを特徴とする。
【0018】被検査物の検査に先立って、各振動子に係
る増幅率を算出すべく基準物を予め準備する。例えば、
振動子を励振させる順番及び振動子から受信信号を得る
順番を被検査物を検査する場合と同じ順番に設定する。
増幅率を算出する手段は、励振した振動子に係る受信信
号を予め定めた2つの記憶領域に記憶し、それらを除算
することによって、当該振動子の増幅率を算出し、増幅
率をメモリに記憶させる手段は、算出された増幅率をメ
モリの所定アドレスに記憶させる。
【0019】前記振動子を再び励振させる。増幅率を算
出する手段は、他の振動子に係る受信信号を一方の記憶
領域に記憶し、他方の記憶領域に記憶した受信信号によ
って一方の記憶領域に記憶した受信信号を除算して当該
振動子の増幅率を算出し、増幅率をメモリに記憶させる
手段は、算出された増幅率をメモリの次のアドレスに記
憶させる。このような操作を全ての振動子に付いて順に
行うことによって、各振動子に係る増幅率を、各振動子
に応じて前記メモリに記憶させる。従って、種々の被検
査物を検査する場合であっても、当該被検査物に対応す
る基準物を用いて、各振動子の増幅率を設定することが
でき、それぞれの被検査物を高精度に検査することがで
きる。
【0020】第3発明に係る超音波検査装置は、第1又
は第2発明において、前記メモリには、励振する振動子
別に、各振動子の増幅率がそれぞれ記憶させてあり、前
記増幅率出力手段は、励振した振動子であって、前記切
り換え回路によって前記送受信回路の入力端子に接続さ
れる振動子に係る増幅率を、前記メモリから読み出すよ
うになしてあることを特徴とする。
【0021】同じアドレスのアドレス信号を、切り換え
回路が切り換える振動子の数だけ出力することによっ
て、1つの振動子から送信された超音波のエコーを複数
の振動子で受信することができ、これによって、被検査
物を超音波によって高精度に検査することができる。こ
のとき、励振する振動子別に、各振動子の増幅率をそれ
ぞれメモリに記憶させておき、増幅率出力手段は、励振
した振動子であって、開閉手段によって送受信回路に接
続される振動子に係る増幅率をメモリから読み出し、そ
れを増幅率変換回路に与える。これによって、被検査物
を更に高精度に検査することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る超音
波検査装置の要部構成を示すブロック図であり、図3は
図1に示した制御装置1の構成を示すブロック図であ
る。また、図4は図1に示した振動子S0 〜S15の配列
を説明する説明図である。振動子S0 〜S15は、図4に
示した如く、マトリクス状に配置してあり、各振動子S
0 〜S15にはそれらを識別するナンバ(第0〜第15)が
予め設定してある。
【0023】各振動子S0 〜S15に対応して、トランジ
スタといったスイッチング素子SW 100 〜SW115 がそ
れぞれ設けてあり、各スイッチング素子SW100 〜SW
115のドレインは、対応する振動子S0 〜S15の入力端
子にそれぞれ接続してある。また、スイッチング素子S
100 〜SW115 のソースには、送受信回路8から振動
子S0 〜S15を励振するための送信パルスが印加される
ようになっている。振動子S0 〜S15は、送信パルスが
印加された場合、励振して超音波を被検査物に送信し、
被検査物からのエコーを受信して受信パルスを、複数の
内部スイッチを備えるマルチプレクサ6を介して送受信
回路8に与える。
【0024】振動子S0 〜S15は、4つの振動子を1つ
のグループとする4グループに区分してあり、各グルー
プに対応して、そのグループに属する各振動子から、後
述するアドレス信号で指定された振動子を選択する第1
デコーダ(第1選択回路)D 10〜D13が設けてあり、第
1デコーダD10〜D13の出力端子は、対応するグループ
に属する各振動子S0 〜S3 ,S4 〜S7 ,S8
11,S12〜S15のスイッチング素子SW100 〜SW
103 ,SW104 〜SW107 ,SW108 〜SW111 ,SW
112 〜SW115 のゲートに接続してある。スイッチング
素子SW100 〜SW10 3 ,SW104 〜SW107 ,SW
108 〜SW111 ,SW112 〜SW115 は、対応する第1
デコーダD10〜D13からバイアスが印加されたときオン
し、バイアスの印加が停止されたときオフする。
【0025】第1デコーダD10〜D13は、それらの内か
らアドレス信号で指定された第1デコーダD1n(nは0
〜3の整数)を選択し、選択した第1デコーダD1nにア
ドレス信号を与える第2デコーダ(第2選択回路)D2
にそれぞれ接続してあり、第2デコーダD2 には、超音
波の送受信を制御する制御装置1に設けてあるアドレス
発生器5から、例えば次表で示すように、各振動子S0
〜S15に応じて定めてあり、4つの要素A0 〜A3 を有
する複数組のアドレス信号が所定の順番で与えられる。
【0026】
【表1】
【0027】第2デコーダD2 は、アドレス発生器5か
らアドレス信号(A0 〜A3 )が与えられる都度、その
アドレス信号の要素A2 ,A3 で特定されるナンバの第
1デコーダD1nを選択し、選択した第1デコーダD
1nに、アドレス発生器5から与えられたアドレス信号
(A0 〜A3 )を与える。
【0028】前述した制御装置1には、トリガ信号を出
力するトリガ信号出力器2、前述した第1デコーダD10
〜D13にそれぞれディスエイブル信号(制御信号)を与
えるディスエイブル信号出力器4、及びマルチプレクサ
6へその内部スイッチを切り換えさせる切り換え信号を
出力する切り換え信号出力器3が設けてある。トリガ信
号出力器2は、ディスエイブル信号出力器4、アドレス
発生器5、切り換え信号出力器3、送受信回路8及びマ
ルチプレクサ6に、予め設定された周波数のトリガ信号
を与えるようになっており、送受信回路8は、トリガ信
号が与えられる都度、各スイッチング素子SW100 〜S
115 のソースへ送信パルスを出力する。
【0029】また、ディスエイブル信号出力器4は、ア
ドレス発生器5によって適宜の振動子Sを選択する周期
と同じ周期で、Lレベル及びHレベルが交番するディス
エイブル信号を、各第1デコーダD10〜D13に与える。
前述した如く、第2デコーダD2 からアドレス信号が与
えられた第1デコーダD1nは、そのアドレス信号の要素
0 ,A1 で特定されるナンバの振動子Sを選択し、デ
ィスエイブル信号がLレベルの間、選択した振動子Sに
対応するスイッチング素子SWのゲートに電圧を印加
し、ディスエイブル信号がHレベルになると、電圧の印
加を停止する。
【0030】スイッチング素子SWのゲートに電圧が印
加されて、当該スイッチング素子SWがオンしたタイミ
ングで、各スイッチング素子SW100 〜SW115 のソー
スに、送受信回路8から送信パルスが送信されるように
なっており、該送信パルスはオンしているスイッチング
素子SWのドレインから振動子Sに与えられる。また、
前記スイッチング素子SWは、ディスエイブル信号によ
って、被検査物からのエコーが受信されるより前に当該
スイッチング素子SWがオフするようになっている。送
信パルスが与えられた振動子Sは、それによって励振し
て超音波を図示しない被検査物へ送信する。被検査物か
らのエコーは全ての振動子S0 〜S15によって受信さ
れ、各振動子S0 〜S15は、エコーを電気信号に変換し
て得られた受信パルスをマルチプレクサ6にそれぞれ与
える。
【0031】切り換え信号出力器3は、マルチプレクサ
6に設けてある複数の内部スイッチの内、切り換え対象
のアドレスを示す切り換え信号をマルチプレクサ6に、
各振動子S0 〜S15からマルチプレクサ6に受信信号が
与えられる少し前のタイミングで与える。マルチプレク
サ6の内部スイッチは全てオフになしてあり、マルチプ
レクサ6は、切り換え信号が与えられた場合、その切り
換え信号で特定される内部スイッチを所定時間だけオン
した後、当該内部スイッチをオフする。これによって、
オンされた内部スイッチに対応する1つの振動子Sが出
力した受信パルスが送受信回路8に与えられる一方、送
信パルスがマルチプレクサ6を介して送受信回路8に与
えられることが回避される。
【0032】またアドレス発生器5は、トリガ信号の周
期と同じ周期であって、位相が異なる周期で、予め定め
た順番にアドレス信号を発生し、発生したアドレス信号
を第2デコーダD2 に与える。アドレス信号は、振動子
0 〜S15の数だけ同じアドレスのアドレス信号が発生
された後、異なるアドレスが発生されるようになってい
る。従って、1つの振動子Sから振動子S0 〜S15の数
だけ超音波が送信され、該振動子S及びそれとは異なる
振動子Sから送受信回路8に、マルチプレクサ6を介し
て受信パルスが与えられる。このように、1つの振動子
Sから超音波を送信し、被検査物からのエコーを全ての
振動子によって受信するため、被検査物に係る詳細な情
報を得ることができ、被検査物の検査精度が高い。
【0033】送受信回路8は受信パルスを増幅装置9に
与える。増幅装置9は、与えられた受信パルスを後述す
る如く増幅し、それをアナログ/ディジタル(A/D)
変換器10に与える。A/D変換器10は、与えられた受信
パルスをディジタル信号に変換し、それをバッファメモ
リ11に与えてそこに一時記憶させる。バッファメモリ11
には振動子S0 〜S15の数だけ受信パルスが与えられる
ようになっており、各受信パルスはそこで互いに重畳さ
れた後、フレームメモリ12の所定アドレスに記憶され
る。このような動作が超音波を送信させる振動子Sを異
ならせて繰り返すことによって1ラインの画像データを
フレームメモリ12に記憶させ、振動子S0〜S15を内蔵
する探触子又は被検査物を相対的に移動させることによ
って複数ラインの画像データをフレームメモリ12に記憶
させる。フレームメモリ12に記憶された画像データは表
示装置13に与えられ、そこに表示される。
【0034】図5は、図1及び図3に示した装置の動作
タイミングを示すタイミングチャートである。トリガ信
号出力器2からトリガ信号が、図5(7)に示したよう
に所定の周期で出力される。このトリガ信号の周期は適
宜に設定することができるようになっている。このトリ
ガ信号に基づいて、送受信回路8は、図5(8)に示し
た如く、トリガ信号が立ち下がるタイミングで送信パル
スを各スイッチング素子SW100 〜SW115 に与え、ま
た、ディスエイブル信号出力器4は、図5(4)に示し
た如く、トリガ信号が立ち上がるより少し前のタイミン
グでLレベルに立ち下がり、送信パルスが立ち下がって
から所定時間経過後にHレベルに立ち上がるディスエイ
ブル信号を出力する。
【0035】また、図5(1)及び(2)で示したよう
に、振動子S0 〜S15の順番に振動させる場合、トリガ
信号が16回出力される間、アドレス発生器5から第2デ
コーダD2 に、例えば(A0 ,A1 ,A2 ,A3 )=
(0,0,0,0)のアドレス信号が与えられるように
なっており、第2デコーダD2 は、図5(3)に示した
ように、該アドレス信号によって特定される振動子Sの
スイッチング素子SWが接続してある第1デコーダD1n
を選択し、それにアドレス信号を与える。
【0036】アドレス信号が与えられる都度、第1デコ
ーダD1nは、図5(6)に示したように、与えられたア
ドレス信号で特定される振動子Sを選択し、ディスエイ
ブル信号がLレベルの間だけ、選択した振動子Sのスイ
ッチング素子SWに電圧を印加して、該スイッチング素
子SWをオンする。前述した如く、各スイッチング素子
SW100 〜SW115 には送受信回路8から、ディスエイ
ブル信号がLレベルの間に送信パルスが与えられてお
り、スイッチング素子SWがオンしている振動子Sに送
信パルスが印加され、それによって励振された振動子S
から超音波が被検査物に送信される。
【0037】図5(9)に示した如く、受信パルスは送
信パルスが立ち下がってから所定時間経過した後に立ち
上がっており、この受信パルスが立ち上がるタイミング
より前に、ディスエイブル信号がHレベルに立ち上がる
ため、各スイッチング素子SW100 〜SW115 は振動子
0 〜S15から受信パルスが送信される前にオフされる
ので、受信パルスは各振動子S0 〜S15からマルチプレ
クサ6に与えられる。
【0038】図5(10)に示した如く、マルチプレクサ
6は各振動子S0 〜S15から受信パルスが与えられるタ
イミングで、振動子S0 〜S15の内の所定順番のものと
送受信回路8との間を接続するようになしてあり、接続
された振動子Sから送受信回路8に受信パルスが与えら
れる。
【0039】前述した如く、送受信回路8は各受信パル
スを増幅装置9にそれぞれ与える。
【0040】ところで、超音波検査装置は、被検査物の
検査に先立って、各振動子S0 〜S 15から出力された受
信パルスのレベルを均一化すべく、所定の基準物を用い
て、増幅装置9による受信パルスの増幅率を各振動子S
0 〜S15に応じて定めるようになしてあり、増幅装置9
は送受信回路8から与えられた各受信パルスを対応する
各増幅率で増幅し、増幅した信号をA/D変換器10にそ
れぞれ与える。
【0041】図2は、図1に示した増幅装置9の構成を
示すブロック図である。図2に示した如く、増幅装置9
は、基準物を用いた場合の受信パルスを記憶する第1ア
ナログメモリ91及び第2アナログメモリ92を備えてい
る。第1アナログメモリ91にはスイッチング素子SWA1
を介して送受信回路8から、後述する参照受信パルスが
与えられ、第2アナログメモリ92にはスイッチング素子
SWA2を介して送受信回路8から受信パルスが順に与え
られるようになっている。両スイッチング素子SWA1
SWA2の開閉動作は開閉制御回路90によって制御されて
おり、該開閉制御回路90には前述した制御装置1(図1
参照)からオン・オフ信号が与えられる。
【0042】制御装置1は基準物へ超音波を出射する場
合、振動子S0 〜S15の内の所定の振動子を参照振動子
に定め、該参照振動子に超音波を送受信させると共に、
開閉制御回路90にスイッチング素子SWA1,SWA2のオ
ン信号を与える。これによって、参照振動子が送受信し
た参照受信パルスが第1アナログメモリ91及び第2アナ
ログメモリ92に記憶される。
【0043】第1アナログメモリ91及び第2アナログメ
モリ92に記憶された受信パルスはそれぞれ除算回路95に
与えられるようになっており、除算回路95は第1アナロ
グメモリ91から与えられた受信パルスの電圧値によって
第2アナログメモリ92から与えられた受信パルスの電圧
値を除算し、その結果を増幅率として、第3アナログメ
モリ93へのデータの入力を制御する入力回路96に与え
る。入力回路96は、除算回路95から与えられた増幅率
を、第3アナログメモリ93の所定アドレスに与えてそこ
に記憶させる。これによって、参照振動子の増幅率とし
て1が第3アナログメモリ93の所定アドレスに記憶され
る。
【0044】制御装置1は、第1アナログメモリ91に係
るスイッチング素子SWA1のオフ信号を開閉制御回路90
に与えた後、前記参照振動子から超音波を送信させ、予
め定めた他の振動子が受信した受信パルスを第2アナロ
グメモリ92に記憶させる。除算回路95は第1アナログメ
モリ91に記憶されている参照受信パルスの電圧値によっ
て第2アナログメモリ92に記憶された当該他の振動子の
受信パルスの電圧値を除算し、入力回路96は、除算回路
95から与えられた増幅率を第3アナログメモリ93の他の
アドレスに与えてそこに記憶させる。
【0045】同様の操作を全ての他の振動子に付いて行
うことによって、所定の参照振動子から送信された超音
波に対する各振動子S0 〜S15の増幅率が第3アナログ
メモリ93の所定アドレスにそれぞれ記憶される。更に、
参照振動子を予め定めた順番で変更しつつ、前同様の操
作を行うことによって、全振動子S0 〜S15からそれぞ
れ送信された超音波に対する各振動子S0 〜S15の増幅
率が第3アナログメモリ93に記憶される。つまり、前述
した如く、振動子S0 〜S15を励振させる順番及び、マ
ルチプレクサ6が何れかの振動子S0 〜S15と送受信回
路8との間を接続する順番は予め定めてあり、この順番
に従って、複数の増幅率が第3アナログメモリ93の所定
アドレスにそれぞれ設定される。
【0046】被検査物を検査する場合、開閉制御回路90
には制御装置1から、両スイッチング素子SWA1,SW
A2のオフ信号が与えられるようになっており、開閉制御
回路90は両スイッチング素子SWA1,SWA2をオフし
て、送受信回路8から出力される受信パルスをアンプ99
のみに与えさせる。
【0047】また、第3アナログメモリ93に設定された
増幅率の出力を制御する出力回路97には制御装置1か
ら、例えばトリガ信号が与えられるようになっており、
出力回路97はトリガ信号が与えられる都度、第3アナロ
グメモリ93から予め定めたアドレス順に増幅率を読み出
し、それを増幅率変換回路98に与える。増幅率変換回路
98は、(1/増幅率)を乗算すること、又は増幅率で除
算することによって、変換された増幅率でアンプ99によ
る増幅率を調整し、アンプ99は調整された増幅率で、送
受信回路8から与えられた受信パルスを増幅し、それを
A/D変換器10に与える。
【0048】これによって、複数の振動子を用いた場合
であっても、各振動子が受信した受信信号のレベルを均
一化して、高精度に検査を行うことができる。また、各
振動子に高精度の加工を施す必要がないため、装置コス
トが低い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係る超音
波検査装置にあっては、回路構成を簡素化することがで
きるため、装置コストが低減される。また、振動子の配
置位置に起因する検査誤差が低減され、被検査物を高精
度に検査することができる。
【0050】第2発明に係る超音波検査装置にあって
は、種々の被検査物を検査する場合であっても、当該被
検査物に対応する基準物を用いて、各振動子の増幅率を
設定することができ、それぞれの被検査物を高精度に検
査することができる。
【0051】第3発明に係る超音波検査装置にあって
は、1つの振動子から送信した超音波のエコーを複数の
振動子で受信する場合に対応して、各受信信号の増幅率
を調整するため、被検査物を更に高精度に検査すること
ができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波検査装置の要部構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した増幅装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】図1に示した制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】図1に示した振動子の配列を説明する説明図で
ある。
【図5】図1及び図3に示した装置の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図6】アレイ型探触子を備える従来の超音波検査装置
の要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 トリガ信号出力器 3 切り換え信号出力器 4 ディスエイブル信号出力器 5 アドレス発生器 6 マルチプレクサ 8 送受信回路 9 増幅装置 91 第1アナログメモリ 92 第2アナログメモリ 93 第3アナログメモリ 95 除算回路 96 入力回路 97 出力回路 98 増幅率変換回路 99 アンプ D10〜D13 第1デコーダ D2 第2デコーダ SW スイッチング素子 S 振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G047 AB01 AB04 AC13 BC07 EA10 EA16 GB02 GF06 GF15 GF16 GG16 GG19 GH06 4C301 AA02 AA03 EE11 EE17 GB09 JB03 JB11 JB50 LL02 LL08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の振動子と、振動子を励振するパル
    スを出力端子から振動子へ出力し、振動子から入力端子
    に入力された受信信号を処理する送受信回路と、該送受
    信回路が処理した受信信号を増幅する増幅回路と、前記
    パルスを出力させるトリガを所定周期で前記送受信回路
    に与えるトリガ発振回路と、振動子を各別に励振すべ
    く、その振動子を特定するアドレス信号を出力するアド
    レス信号出力回路と、出力されたアドレス信号で特定さ
    れる振動子を選択する選択回路とを備え、選択した振動
    子に前記パルスを与えて励振した振動子から被検査物へ
    超音波を送信することによって被検査物を検査する装置
    において、 各振動子と送受信回路の出力端子との間にそれぞれ介装
    させた複数のスイッチング素子と、前記トリガが出力さ
    れる周期によって定まる周期で2つの信号レベルが交番
    する制御信号を前記選択回路へ出力する制御信号出力回
    路と、前記振動子と送受信回路の入力端子との接続を切
    り換える切り換え回路と、前記トリガに基づいて、前記
    切り換え回路による切り換えを制御する切り換え制御手
    段と、前記増幅回路の増幅率を変換する増幅率変換回路
    と、複数の増幅率が各振動子に応じて記憶してあるメモ
    リと、該メモリから前記切り換え回路によって前記送受
    信回路に接続される振動子に係る増幅率を読み出し、そ
    れを前記増幅率変換回路に与える増幅率出力手段とを備
    え、前記選択回路は、入力した制御信号が一方の信号レ
    ベルのとき、全てのスイッチング素子をオフし、入力し
    た制御信号が他方の信号レベルのとき、選択した振動子
    と送受信回路との間に介装させたスイッチング素子をオ
    ンするようになしてあることを特徴とする超音波検査装
    置。
  2. 【請求項2】 励振した振動子に係る受信信号に基づい
    て、前記切り換え回路によって前記送受信回路の入力端
    子に接続された振動子の増幅率を算出する手段と、算出
    された増幅率を各振動子に応じて前記メモリに記憶させ
    る手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の超音
    波検査装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリには、励振する振動子別に、
    各振動子の増幅率がそれぞれ記憶させてあり、前記増幅
    率出力手段は、励振した振動子であって、前記切り換え
    回路によって前記送受信回路の入力端子に接続される振
    動子に係る増幅率を、前記メモリから読み出すようにな
    してあることを特徴とする請求項1又は2記載の超音波
    検査装置。
JP11230081A 1999-08-16 1999-08-16 超音波検査装置 Pending JP2001050939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11230081A JP2001050939A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 超音波検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11230081A JP2001050939A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 超音波検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001050939A true JP2001050939A (ja) 2001-02-23

Family

ID=16902261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11230081A Pending JP2001050939A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 超音波検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001050939A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008514921A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 ザ・ボーイング・カンパニー 多チャネル多重化検査システムおよび方法
KR101037819B1 (ko) 2003-03-06 2011-05-30 제너럴 일렉트릭 캄파니 모자이크식 어레이, 초음파 변환기 어레이 및 초음파 변환기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101037819B1 (ko) 2003-03-06 2011-05-30 제너럴 일렉트릭 캄파니 모자이크식 어레이, 초음파 변환기 어레이 및 초음파 변환기
JP2008514921A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 ザ・ボーイング・カンパニー 多チャネル多重化検査システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2599609B2 (ja) 超音波ビームの調節方法
US4862892A (en) Ultrasonic reflex transmission imaging method and apparatus with artifact removal
US20040102704A1 (en) Ultrasonic imaging method and ultrasonic imaging apparatus
US6716173B2 (en) Ultrasonic imaging method and ultrasonic imaging apparatus
US4099416A (en) Resolution real-time ultrasonic imaging apparatus
JP2004261229A (ja) 超音波診断装置
JP2001050939A (ja) 超音波検査装置
US20020117004A1 (en) Ultrasonic imaging method and ultrasonic imaging apparatus
JPH0254096B2 (ja)
JPH11326295A (ja) 超音波検査装置
JPS622813B2 (ja)
CN100431497C (zh) 医用超声诊断设备
JP2004275265A (ja) 超音波診断装置
USRE30443E (en) Real-time ultrasonic imaging apparatus
JPH06327670A (ja) 超音波診断装置
JP2006000287A (ja) 超音波送受信装置
JPH11271290A (ja) 超音波検査方法及びその装置
JPH0380841A (ja) 超音波診断装置
JP2000316854A (ja) 超音波装置
JPH07116163A (ja) 超音波診断装置
JPH04265856A (ja) セクタ走査型超音波探傷装置
JP2003325506A (ja) 超音波診断装置及び送信信号設計方法
JPH0550705B2 (ja)
JP2005237503A (ja) 超音波診断装置
JPS6114510A (ja) 超音波厚さ計