JP2001050137A - 燃料供給ポンプ - Google Patents
燃料供給ポンプInfo
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- fuel supply
- supply pump
- sleeve
- fuel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/02—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type
- F02M59/10—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type characterised by the piston-drive
- F02M59/102—Mechanical drive, e.g. tappets or cams
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
- F02M59/445—Selection of particular materials
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストン部の加工工程数を低減してコストダ
ウンを実現した燃料供給ポンプを得る。 【解決手段】 低圧ポンプから供給された燃料を高圧で
インジェクタに導出する燃料供給ポンプ１Ａにおいて、
燃料の導入通路１４および導出通路１５に連通されたポ
ンプ室１３と、エンジン出力により回転駆動されるカム
５と衝合して往復駆動されるプランジャ３Ａと、プラン
ジャの側面を軸方向にガイドするスリーブ７とを備え、
プランジャは、一体構成されたセラミックにより形成さ
れており、一端面においてカムと衝合する摺動部３１を
有し、他端においてポンプ室が形成されている。
ウンを実現した燃料供給ポンプを得る。 【解決手段】 低圧ポンプから供給された燃料を高圧で
インジェクタに導出する燃料供給ポンプ１Ａにおいて、
燃料の導入通路１４および導出通路１５に連通されたポ
ンプ室１３と、エンジン出力により回転駆動されるカム
５と衝合して往復駆動されるプランジャ３Ａと、プラン
ジャの側面を軸方向にガイドするスリーブ７とを備え、
プランジャは、一体構成されたセラミックにより形成さ
れており、一端面においてカムと衝合する摺動部３１を
有し、他端においてポンプ室が形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、筒内噴射式イン
ジェクタに高圧燃料を供給するための燃料供給ポンプに
関し、特にエンジンと連動するカムにより駆動されるピ
ストン構造を改良した燃料供給ポンプに関するものであ
る。
ジェクタに高圧燃料を供給するための燃料供給ポンプに
関し、特にエンジンと連動するカムにより駆動されるピ
ストン構造を改良した燃料供給ポンプに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、筒内噴射式インジェクタに高
圧燃料を供給する燃料供給ポンプにおいては、エンジン
出力によって回転駆動するカムと衝合して軸方向に駆動
されるピストン構造が用いられている。
圧燃料を供給する燃料供給ポンプにおいては、エンジン
出力によって回転駆動するカムと衝合して軸方向に駆動
されるピストン構造が用いられている。
【０００３】この種の燃料供給ポンプにおいては、摺動
部を有するピストン構造の耐久性を確保する必要があ
り、たとえば、特開平１０−８２３５４号公報に記載さ
れた燃料供給ポンプにおいては、カムの外周面と摺動す
るピストン部の端面にプランジャとは別体のシューを取
り付けることにより耐摩耗性を確保している。
部を有するピストン構造の耐久性を確保する必要があ
り、たとえば、特開平１０−８２３５４号公報に記載さ
れた燃料供給ポンプにおいては、カムの外周面と摺動す
るピストン部の端面にプランジャとは別体のシューを取
り付けることにより耐摩耗性を確保している。
【０００４】図２は従来の燃料供給ポンプの要部を示す
側断面図であり、ピストン先端部にプランジャとは別体
の摺動部を有する構造を示している。図２において、燃
料供給ポンプ１は、上部本体となるケーシング２内にプ
ランジャ３を有しており、プランジャ２は、図中上下軸
方向に摺動可能に収納されている。
側断面図であり、ピストン先端部にプランジャとは別体
の摺動部を有する構造を示している。図２において、燃
料供給ポンプ１は、上部本体となるケーシング２内にプ
ランジャ３を有しており、プランジャ２は、図中上下軸
方向に摺動可能に収納されている。
【０００５】プランジャ３の先端部には、プランジャ３
とは別体のタペット４が一体に固定されている。タペッ
ト４は耐摩耗性に優れた高硬度の金属などの材料からな
り、タペット４の端面には、エンジン出力により回転駆
動するカム５が衝合されている。
とは別体のタペット４が一体に固定されている。タペッ
ト４は耐摩耗性に優れた高硬度の金属などの材料からな
り、タペット４の端面には、エンジン出力により回転駆
動するカム５が衝合されている。
【０００６】カム５は、エンジン（図示せず）の駆動軸
に連結されており、タペット４を介してプランジャ３を
往復駆動するために、外周面に複数の突部５ａを等間隔
に有している。
に連結されており、タペット４を介してプランジャ３を
往復駆動するために、外周面に複数の突部５ａを等間隔
に有している。
【０００７】ケーシング２内には、プランジャ３をカム
５に対して圧接方向に付勢する圧縮バネ６と、プランジ
ャ３の側面を軸方向にガイドする円筒状のスリーブ７
と、スリーブ７を収納するハウジング８が設けられてい
る。
５に対して圧接方向に付勢する圧縮バネ６と、プランジ
ャ３の側面を軸方向にガイドする円筒状のスリーブ７
と、スリーブ７を収納するハウジング８が設けられてい
る。
【０００８】また、ケーシング２には、ブラケット９が
一体に取り付けられており、ブラケット９は、ハウジン
グ８およびスリーブ７を収納保持している。タペット４
の端面は、ブラケット９の開口部９ａを貫通して突出さ
れている。
一体に取り付けられており、ブラケット９は、ハウジン
グ８およびスリーブ７を収納保持している。タペット４
の端面は、ブラケット９の開口部９ａを貫通して突出さ
れている。
【０００９】ハウジング８の先端部の外周には、フラン
ジ形状の保持部材１０が圧入されており、保持部材１０
を介してゴム製のオイルシール１１がプランジャ３と摺
動可能に接している。
ジ形状の保持部材１０が圧入されており、保持部材１０
を介してゴム製のオイルシール１１がプランジャ３と摺
動可能に接している。
【００１０】ブラケット９の外周のエンジン取付部に
は、エンジン（図示せず）側からポンプ本体（ケーシン
グ２）側への熱伝達を抑制するためのヒートインシュレ
ータ１２が設けられている。
は、エンジン（図示せず）側からポンプ本体（ケーシン
グ２）側への熱伝達を抑制するためのヒートインシュレ
ータ１２が設けられている。
【００１１】プランジャ３の上端部にはポンプ室１３が
形成されており、ポンプ室１３には、燃料（ガソリン）
の導入通路１４および導出通路１５が連通されている。
導入通路１４および導出通路１５は、ケーシング２内に
形成された導入口および導出口（図示せず）が連通され
ている。
形成されており、ポンプ室１３には、燃料（ガソリン）
の導入通路１４および導出通路１５が連通されている。
導入通路１４および導出通路１５は、ケーシング２内に
形成された導入口および導出口（図示せず）が連通され
ている。
【００１２】導入通路１４および導出通路１５には、ポ
ンプ室１３に対する弁構造が設けられており、プランジ
ャ３の往復運動により燃料を導入および導出するように
なっている。
ンプ室１３に対する弁構造が設けられており、プランジ
ャ３の往復運動により燃料を導入および導出するように
なっている。
【００１３】ケーシング２内の導入口には、低圧ポンプ
（図示せず）から供給された燃料が導入され、導出口か
らは、加圧された燃料が、高圧配管を介してインジェク
タ（ともに図示せず）に導出される。なお、各部材の接
合面には、燃料洩れを防止するためのリング状のパッキ
ンが介在されている。
（図示せず）から供給された燃料が導入され、導出口か
らは、加圧された燃料が、高圧配管を介してインジェク
タ（ともに図示せず）に導出される。なお、各部材の接
合面には、燃料洩れを防止するためのリング状のパッキ
ンが介在されている。
【００１４】図２に示した燃料供給ポンプ１において、
プランジャ３およびタペット４は、エンジンの各気筒の
制御行程に同期して回転するカム５により往復駆動し、
導入通路１４および導出通路１５を開閉して高圧燃料を
インジェクタに供給する。
プランジャ３およびタペット４は、エンジンの各気筒の
制御行程に同期して回転するカム５により往復駆動し、
導入通路１４および導出通路１５を開閉して高圧燃料を
インジェクタに供給する。
【００１５】なお、プランジャ３の表面は、スリーブ７
との間の耐焼付性（耐凝着性）および耐摩耗性を向上さ
せるために、たとえば金属材料に熱処理が施された後、
その表面にＣｒＮやＮｉＰなどによるコーティング処理
が施されている。
との間の耐焼付性（耐凝着性）および耐摩耗性を向上さ
せるために、たとえば金属材料に熱処理が施された後、
その表面にＣｒＮやＮｉＰなどによるコーティング処理
が施されている。
【００１６】これにより、プランジャ３は、スリーブ７
との摺動部の表面硬度が高く形成されるとともに、表面
粗さが小さく（滑らかに）形成される。
との摺動部の表面硬度が高く形成されるとともに、表面
粗さが小さく（滑らかに）形成される。
【００１７】また、カム５との間で摺動するタペット４
は、スリーブ７との間で摺動するプランジャ３とは別体
で加工され、カム５との摺動部が損傷されないように表
面処理が施された後で、プランジャ３と一体に組み立て
られてケーシング２内に装着される。
は、スリーブ７との間で摺動するプランジャ３とは別体
で加工され、カム５との摺動部が損傷されないように表
面処理が施された後で、プランジャ３と一体に組み立て
られてケーシング２内に装着される。
【００１８】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料供給ポンプ
１は以上のように、カム５と摺動するピストン部におい
て、プランジャ３と別体のタペット４が設けられている
ので、プランジャ３およびタペット４を別々に加工して
組み立てる必要があるうえ、プランジャ３およびタペッ
ト４の各表面に研磨処理およびコーティング処理を施す
必要があり、加工工程数が増大してコストダウンを実現
することができないという問題点があった。
１は以上のように、カム５と摺動するピストン部におい
て、プランジャ３と別体のタペット４が設けられている
ので、プランジャ３およびタペット４を別々に加工して
組み立てる必要があるうえ、プランジャ３およびタペッ
ト４の各表面に研磨処理およびコーティング処理を施す
必要があり、加工工程数が増大してコストダウンを実現
することができないという問題点があった。
【００１９】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ピストン部（プランジャ）を一
体構造とすることにより、加工工程数を低減してコスト
ダウンを実現した燃料供給ポンプを得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、ピストン部（プランジャ）を一
体構造とすることにより、加工工程数を低減してコスト
ダウンを実現した燃料供給ポンプを得ることを目的とす
る。
【００２０】また、この発明は、温度変化によるピスト
ン部とスリーブとの間のクリアランスの変化を防止して
信頼性を向上させた燃料供給ポンプを得ることを目的と
する。
ン部とスリーブとの間のクリアランスの変化を防止して
信頼性を向上させた燃料供給ポンプを得ることを目的と
する。
【００２１】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１に係
る燃料供給ポンプは、低圧ポンプから供給された燃料を
高圧でインジェクタに導出する燃料供給ポンプにおい
て、燃料の導入通路および導出通路に連通されたポンプ
室と、エンジン出力により回転駆動されるカムと衝合し
て往復駆動されるプランジャと、プランジャの側面を軸
方向にガイドするスリーブとを備え、プランジャは、一
体構成されたセラミックにより形成されており、一端面
においてカムと衝合する摺動部を有し、他端においてポ
ンプ室が形成されたものである。
る燃料供給ポンプは、低圧ポンプから供給された燃料を
高圧でインジェクタに導出する燃料供給ポンプにおい
て、燃料の導入通路および導出通路に連通されたポンプ
室と、エンジン出力により回転駆動されるカムと衝合し
て往復駆動されるプランジャと、プランジャの側面を軸
方向にガイドするスリーブとを備え、プランジャは、一
体構成されたセラミックにより形成されており、一端面
においてカムと衝合する摺動部を有し、他端においてポ
ンプ室が形成されたものである。
【００２２】また、この発明の請求項２に係る燃料供給
ポンプは、請求項１において、プランジャは、スリーブ
の熱膨張係数と近似した材料により形成されたものであ
る。
ポンプは、請求項１において、プランジャは、スリーブ
の熱膨張係数と近似した材料により形成されたものであ
る。
【００２３】また、この発明の請求項３に係る燃料供給
ポンプは、請求項２において、スリーブは、鋼により形
成され、プランジャは、ジルコニアにより形成されたも
のである。
ポンプは、請求項２において、スリーブは、鋼により形
成され、プランジャは、ジルコニアにより形成されたも
のである。
【００２４】
【発明の実施の形態】実施の形態１．以下、この発明の
実施の形態１を図について説明する。
実施の形態１を図について説明する。
【００２５】図１はこの発明の実施の形態１による燃料
供給ポンプ１Ａの要部を示す側断面図であり、前述（図
２参照）と同様のものについては、前述と同一符号を付
して詳述を省略する。
供給ポンプ１Ａの要部を示す側断面図であり、前述（図
２参照）と同様のものについては、前述と同一符号を付
して詳述を省略する。
【００２６】図１において、プランジャ３Ａは、一体構
成されたセラミックにより形成されており、一端面にお
いてカム５と衝合する摺動部３１を有し、他端において
ポンプ室が形成されている。
成されたセラミックにより形成されており、一端面にお
いてカム５と衝合する摺動部３１を有し、他端において
ポンプ室が形成されている。
【００２７】このように、耐摩耗性および耐焼付性に優
れたセラミック製のプランジャ３Ａを用いることによ
り、プランジャ３Ａとスリーブ７との間で燃料による潤
滑が不足した場合でも、プランジャ３Ａの摩耗を抑制
し、且つ、プランジャ３Ａとスリーブ７との間での焼付
（凝着）の発生を防止することができる。
れたセラミック製のプランジャ３Ａを用いることによ
り、プランジャ３Ａとスリーブ７との間で燃料による潤
滑が不足した場合でも、プランジャ３Ａの摩耗を抑制
し、且つ、プランジャ３Ａとスリーブ７との間での焼付
（凝着）の発生を防止することができる。
【００２８】また、セラミック製のプランジャ３Ａの一
端面において、カム５と衝合する摺動部３１を一体的に
形成し、タペット４（図２参照）として機能させること
により、部品点数を削減することができ、加工工程数が
削減されるので、コストダウンを実現することができ
る。
端面において、カム５と衝合する摺動部３１を一体的に
形成し、タペット４（図２参照）として機能させること
により、部品点数を削減することができ、加工工程数が
削減されるので、コストダウンを実現することができ
る。
【００２９】また、セラミックは表面の十分な硬さおよ
び滑らかさを具備しているうえ、加工性に優れているの
で、一体構成のプランジャ３Ａを形成する際に何ら支障
が生じることはない。
び滑らかさを具備しているうえ、加工性に優れているの
で、一体構成のプランジャ３Ａを形成する際に何ら支障
が生じることはない。
【００３０】実施の形態２．なお、上記実施の形態１で
は、プランジャ３Ａの具体的な素材について言及しなか
ったが、スリーブ７の熱膨張係数と近似した材料により
形成することが望ましい。
は、プランジャ３Ａの具体的な素材について言及しなか
ったが、スリーブ７の熱膨張係数と近似した材料により
形成することが望ましい。
【００３１】すなわち、スリーブ７が鋼製の場合、プラ
ンジャ３Ａの素材となるセラミックとしては、ジルコニ
アが選択される。
ンジャ３Ａの素材となるセラミックとしては、ジルコニ
アが選択される。
【００３２】プランジャ３Ａをジルコニアで形成するこ
とにより、プランジャ３Ａの熱膨張係数α３を、鋼製の
スリーブ７の熱膨張係数α７（＝１２×１０-6／℃）に
近似させることができる。
とにより、プランジャ３Ａの熱膨張係数α３を、鋼製の
スリーブ７の熱膨張係数α７（＝１２×１０-6／℃）に
近似させることができる。
【００３３】このように、プランジャ３Ａのセラミック
材料として、鋼製のスリーブ７の熱膨張係数α７に近い
熱膨張係数α３を有するジルコニアを用いることによ
り、プランジャ３Ａの周辺温度が変化しても、プランジ
ャ３Ａとスリーブ７との間の摺動クリアランス（ギャッ
プ）の変動を抑制することができ、燃料供給ポンプ１Ａ
の信頼性を向上させることができる。
材料として、鋼製のスリーブ７の熱膨張係数α７に近い
熱膨張係数α３を有するジルコニアを用いることによ
り、プランジャ３Ａの周辺温度が変化しても、プランジ
ャ３Ａとスリーブ７との間の摺動クリアランス（ギャッ
プ）の変動を抑制することができ、燃料供給ポンプ１Ａ
の信頼性を向上させることができる。
【００３４】なお、プランジャ３Ａの材質は、ジルコニ
アに限定されるものではなく、スリーブ７の材質に応じ
て、任意の材料が選択され得ることは言うまでもない。
アに限定されるものではなく、スリーブ７の材質に応じ
て、任意の材料が選択され得ることは言うまでもない。
【００３５】以上のごとく、この発明を好適な実施の形
態により開示したが、当業者であれば容易に理解できる
ように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な
変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、そ
の特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと
均等な領域を基準として定めなければならない。
態により開示したが、当業者であれば容易に理解できる
ように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な
変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、そ
の特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと
均等な領域を基準として定めなければならない。
【００３６】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項１によ
れば、低圧ポンプから供給された燃料を高圧でインジェ
クタに導出する燃料供給ポンプにおいて、燃料の導入通
路および導出通路に連通されたポンプ室と、エンジン出
力により回転駆動されるカムと衝合して往復駆動される
プランジャと、プランジャの側面を軸方向にガイドする
スリーブとを備え、プランジャは、一体構成されたセラ
ミックにより形成されており、一端面においてカムと衝
合する摺動部を有し、他端においてポンプ室が形成され
ているので、加工性を向上させるとともに、加工工程数
を低減してコストダウンを実現した燃料供給ポンプが得
られる効果がある。
れば、低圧ポンプから供給された燃料を高圧でインジェ
クタに導出する燃料供給ポンプにおいて、燃料の導入通
路および導出通路に連通されたポンプ室と、エンジン出
力により回転駆動されるカムと衝合して往復駆動される
プランジャと、プランジャの側面を軸方向にガイドする
スリーブとを備え、プランジャは、一体構成されたセラ
ミックにより形成されており、一端面においてカムと衝
合する摺動部を有し、他端においてポンプ室が形成され
ているので、加工性を向上させるとともに、加工工程数
を低減してコストダウンを実現した燃料供給ポンプが得
られる効果がある。
【００３７】また、この発明の請求項２によれば、請求
項１において、プランジャは、スリーブの熱膨張係数と
近似した材料により形成されたので、温度変化によって
プランジャとスリーブとの間のクリアランスが変動する
こともなく、コストダウンを実現するとともに、信頼性
を向上させた燃料供給ポンプが得られる効果がある。
項１において、プランジャは、スリーブの熱膨張係数と
近似した材料により形成されたので、温度変化によって
プランジャとスリーブとの間のクリアランスが変動する
こともなく、コストダウンを実現するとともに、信頼性
を向上させた燃料供給ポンプが得られる効果がある。
【００３８】また、この発明の請求項３によれば、請求
項２において、スリーブは、鋼により形成され、プラン
ジャは、ジルコニアにより形成されたので、温度変化に
よってプランジャとスリーブとの間のクリアランスが変
動することもなく、コストダウンを実現するとともに、
信頼性を向上させた燃料供給ポンプが得られる効果があ
る。
項２において、スリーブは、鋼により形成され、プラン
ジャは、ジルコニアにより形成されたので、温度変化に
よってプランジャとスリーブとの間のクリアランスが変
動することもなく、コストダウンを実現するとともに、
信頼性を向上させた燃料供給ポンプが得られる効果があ
る。
【図１】 この発明の実施の形態１の要部を示す側断面
図である。
図である。
【図２】 従来の燃料供給ポンプの要部を示す側断面図
である。
である。
１Ａ 燃料供給ポンプ、２ ケーシング、３Ａ プラン
ジャ、３１ 摺動部、５ カム、６ 圧縮バネ、７ ス
リーブ、９ ブラケット、９ａ 開口部、１０保持部
材、１１ オイルシール、１２ ヒートインシュレー
タ、１３ ポンプ室、１４ 導入通路、１５ 導出通
路。
ジャ、３１ 摺動部、５ カム、６ 圧縮バネ、７ ス
リーブ、９ ブラケット、９ａ 開口部、１０保持部
材、１１ オイルシール、１２ ヒートインシュレー
タ、１３ ポンプ室、１４ 導入通路、１５ 導出通
路。
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3G066 AA02 AB02 AD12 BA46 BA49 BA61 CA01S CA08 CA09 CC01 CD02 CD14 CD18 CD28 CE02
Claims (3)
- 【請求項１】 低圧ポンプから供給された燃料を高圧で
インジェクタに導出する燃料供給ポンプにおいて、 前記燃料の導入通路および導出通路に連通されたポンプ
室と、 エンジン出力により回転駆動されるカムと衝合して往復
駆動されるプランジャと、 前記プランジャの側面を軸方向にガイドするスリーブと
を備え、 前記プランジャは、一体構成されたセラミックにより形
成されており、一端面において前記カムと衝合する摺動
部を有し、他端において前記ポンプ室が形成されたこと
を特徴とする燃料供給ポンプ。 - 【請求項２】 前記プランジャは、前記スリーブの熱膨
張係数と近似した材料により形成されたことを特徴とす
る請求項１に記載の燃料供給ポンプ。 - 【請求項３】 前記スリーブは、鋼により形成され、 前記プランジャは、ジルコニアにより形成されたことを
特徴とする請求項２に記載の燃料供給ポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11223759A JP2001050137A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 燃料供給ポンプ |
| US09/481,706 US6260471B1 (en) | 1999-08-06 | 2000-01-12 | Fuel feed pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11223759A JP2001050137A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 燃料供給ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001050137A true JP2001050137A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16803277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11223759A Pending JP2001050137A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | 燃料供給ポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6260471B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001050137A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6648605B2 (en) * | 2001-10-10 | 2003-11-18 | Caterpillar Inc | Pump utilizing dissimilar materials to compensate for temperature change |
| US8070464B2 (en) * | 2007-06-01 | 2011-12-06 | Caterpillar Inc. | Retention system |
| CN102691602A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-09-26 | 张昌盛 | 柱塞式耐甲醇燃油泵 |
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