JP2001047387A - ロボットハンド用開閉チャック - Google Patents
ロボットハンド用開閉チャックInfo
- Publication number
- JP2001047387A JP2001047387A JP11256128A JP25612899A JP2001047387A JP 2001047387 A JP2001047387 A JP 2001047387A JP 11256128 A JP11256128 A JP 11256128A JP 25612899 A JP25612899 A JP 25612899A JP 2001047387 A JP2001047387 A JP 2001047387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rails
- casing
- fingers
- robot hand
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、フィンガー部のクリアランスの調整
を容易に行える機構を持つロボットハンド用開閉チャッ
クを提供する事を目的とする。 【構成】45゜の斜面を持つレール5a、5bを使用
し、1方向からのネジによる締付力を2方向に2分する
事によりフィンガー3の上下、左右の2方向のクリアラ
ンスの調整が可能となる様な構成にした。
を容易に行える機構を持つロボットハンド用開閉チャッ
クを提供する事を目的とする。 【構成】45゜の斜面を持つレール5a、5bを使用
し、1方向からのネジによる締付力を2方向に2分する
事によりフィンガー3の上下、左右の2方向のクリアラ
ンスの調整が可能となる様な構成にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィンガー部の開閉に
よって、物品の把持、移動等の操作を行なうロボットハ
ンドに使用する開閉チャックに関する。
よって、物品の把持、移動等の操作を行なうロボットハ
ンドに使用する開閉チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のロボットハンド用開閉チャック
は、フィンガーの上下、左右方向へのクリアランスの調
整が必要であり、従来の、ロボットハンド用開閉チャッ
クは、例えば図3に示す開閉チャック51の様に、レー
ル55を上下、左右の2方向からネジ53、54等にて
調整する必要があり、組立性、外形寸法等に無駄があっ
た。
は、フィンガーの上下、左右方向へのクリアランスの調
整が必要であり、従来の、ロボットハンド用開閉チャッ
クは、例えば図3に示す開閉チャック51の様に、レー
ル55を上下、左右の2方向からネジ53、54等にて
調整する必要があり、組立性、外形寸法等に無駄があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、1方向の
調整のみでフィンガーの上下、左右のクリアランスを調
整する事を可能とする機構を持つロボットハンド用開閉
チャックを提供する事を目的とする。
調整のみでフィンガーの上下、左右のクリアランスを調
整する事を可能とする機構を持つロボットハンド用開閉
チャックを提供する事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明は従来90゜のV型の溝を設けていたレール
を、45゜の斜面を持つ2個のレールに分割し、その隙
間をネジで調整する事によりフィンガーの上下、左右方
向のクリアランスの調整が可能である。
に、本発明は従来90゜のV型の溝を設けていたレール
を、45゜の斜面を持つ2個のレールに分割し、その隙
間をネジで調整する事によりフィンガーの上下、左右方
向のクリアランスの調整が可能である。
【0005】
【実施例】本発明に称する、ロボットハンド用開閉チャ
ックの実施例について以下に図面を参照しつつ説明す
る。
ックの実施例について以下に図面を参照しつつ説明す
る。
【0006】ロボットハンド用開閉チャック1は、図1
及び図2に示すようにケーシング2の前部に一対のフィ
ンガー3が設けられ一対のフィンガー3はL型レバー4
を介して図に於いて左右方向に開閉動するように配置さ
れている。
及び図2に示すようにケーシング2の前部に一対のフィ
ンガー3が設けられ一対のフィンガー3はL型レバー4
を介して図に於いて左右方向に開閉動するように配置さ
れている。
【0007】この一対のフィンガー3は、ケーシング2
の前部に配置されたレール5a、5bにボール6を介し
て、ケーシング2の図1に於いて左右方向に案内されて
いる。ボール6の脱落防止の為フィンガー3には蓋板7
が取付けられている。
の前部に配置されたレール5a、5bにボール6を介し
て、ケーシング2の図1に於いて左右方向に案内されて
いる。ボール6の脱落防止の為フィンガー3には蓋板7
が取付けられている。
【0008】レール5a,5bは自身に設けられた穴
を、ケーシング2に立てられたピン9に案内させること
により、ピンの軸方向以外への位置決めを行っている。
これらのレールは、カバー8及びレール自身に設けられ
た穴に挿通されたネジ10によりケーシング2に固定さ
れる。
を、ケーシング2に立てられたピン9に案内させること
により、ピンの軸方向以外への位置決めを行っている。
これらのレールは、カバー8及びレール自身に設けられ
た穴に挿通されたネジ10によりケーシング2に固定さ
れる。
【0009】L型レバー はケーシング2に固定されて
いるピン11を軸として回転自在に取付けられている。
このL型レバー がピストン12と連結している。
いるピン11を軸として回転自在に取付けられている。
このL型レバー がピストン12と連結している。
【0010】ケーシング2には供給口13、13‘から
供給された流体を各々のシリンダ室14、14‘へ導入
する導管15、15’を備えている。
供給された流体を各々のシリンダ室14、14‘へ導入
する導管15、15’を備えている。
【0011】上記構成を備えるロボットハンド用開閉チ
ャックは、供給口13から導管15、を通り、シリンダ
室14へ供給圧が導かれピストン12が動作する。ピス
トン12の動作は、一対のフィンガー3同士が当たるま
で動作する。
ャックは、供給口13から導管15、を通り、シリンダ
室14へ供給圧が導かれピストン12が動作する。ピス
トン12の動作は、一対のフィンガー3同士が当たるま
で動作する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るロボ
ットハンド用開閉チャックに於いては、ネジ10のねじ
込み量により、レール5a、5bの間の隙間を調節し、
この調整を行う事によりフィンガー3の上下、左右方向
のクリアランスを自由に調整できる。
ットハンド用開閉チャックに於いては、ネジ10のねじ
込み量により、レール5a、5bの間の隙間を調節し、
この調整を行う事によりフィンガー3の上下、左右方向
のクリアランスを自由に調整できる。
【0013】本発明によって従来のロボットハンド用開
閉チャックでは2方向からの調整が必要であったものが
1方向の調整のみで済み、組立性が向上する。横方向に
設けていたネジ等を省略でき、ピン9とネジ10を並べ
て配置する事により、小型化を図ることができる。
閉チャックでは2方向からの調整が必要であったものが
1方向の調整のみで済み、組立性が向上する。横方向に
設けていたネジ等を省略でき、ピン9とネジ10を並べ
て配置する事により、小型化を図ることができる。
【図1】は、開閉チャックのフィンガーが左右に開閉す
るように配置して正面から見た時の断面を表す。
るように配置して正面から見た時の断面を表す。
【図2】は、図1の側面から見た時のフィンガー部断面
を表す。
を表す。
【図3】は、従来のロボットハンド用開閉チャックのフ
ィンガー部断面を示す縦断側面図である。
ィンガー部断面を示す縦断側面図である。
1 ロボットハンド用開閉チャック 2 ケーシング 3 フィンガー 4 L型レバー 5a、5b レール 6 ボール 7 蓋板 8 カバー 9 ピン 10 ネジ 11 ピン 12 ピストン 13、13’ 供給口 14、14’ シリンダ室 15、15’ 導管 51 従来形チャック 52 ケーシング 53 ネジ 54 ネジ 55 レール 56 カバー
Claims (1)
- 【請求項1】ロボットハンド開閉チャックに於いて、フ
ィンガー部分を (イ)レール5aとレール5bで構成されるV溝部と、
フィンガー3のV溝部で複数個のボール6を挟む様にケ
ース2に取付ける。 (ロ)レール5bの上にカバー8を取付け、ネジ10に
て締付ける。 以上の如く構成された、フィンガーのクリアランスを調
整する機構を持つロボットハンド開閉チャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11256128A JP2001047387A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | ロボットハンド用開閉チャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11256128A JP2001047387A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | ロボットハンド用開閉チャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001047387A true JP2001047387A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=17288300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11256128A Pending JP2001047387A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | ロボットハンド用開閉チャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001047387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107901069A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-04-13 | 王心成 | 一种活塞式多爪机器人末端执行器 |
-
1999
- 1999-08-05 JP JP11256128A patent/JP2001047387A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107901069A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-04-13 | 王心成 | 一种活塞式多爪机器人末端执行器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080731 |