JP2001044915A - 広域無線ネットワークにおける同期システム、同期従属局、及び同期方法 - Google Patents

広域無線ネットワークにおける同期システム、同期従属局、及び同期方法

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JP2001044915A JP21137799A JP21137799A JP2001044915A JP 2001044915 A JP2001044915 A JP 2001044915A JP 21137799 A JP21137799 A JP 21137799A JP 21137799 A JP21137799 A JP 21137799A JP 2001044915 A JP2001044915 A JP 2001044915A
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synchronization signal
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Nobuo Nakajima
信生 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期が崩れにくく、正確な同期確立が可能な
広域無線ネットワークにおける同期システム、同期従属
局、及び同期方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 同期基準局21、一次従属局22、及び
二次従属局23で構成されている。同期用信号の分配
は、同期基準局21⇒一次従属局22⇒二次従属局23
⇒三次従属局に分配され、同期システムとしては、階層
構造を有する。階層構造の上位の同期基準局21及び一
次従属局22の発振器は、高安定なセシウム原子発振
器、ルビジウム原子発振器等の原子発振器で構成する。
同期基準局は一次従属局に同期用信号を間欠的に(1日
又は1時間に1回)伝送し、一次従属局は二次従属局に
対して、同期用信号を頻繁(ほぼ連続して)に伝送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広域無線ネットワ
ークにおける同期システム、同期従属局、及び同期方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】将来の高信頼・大容量・高速データ通信
として、各セルに一又は複数のタイムスロットを割り当
て、各セルの割当てタイムスロットを可変とするタイム
スロット割当て方法を採用した、移動通信システムを発
明者は、提案している。例えば、図1において、各セル
1 〜T7 に複数のタイムスロットを割り当て、各セル
1 〜T7 の割当てタイムスロット数を可変とする。タ
イムスロット数の割り当ては、各セルT1 〜T7 のトラ
フィック量及び/又はユーザのQoSに応じて、割り当
てる。または、呼が発生したとき、干渉が発生する範囲
のセルのタイムスロットの使用状況を参照して、干渉が
発生する範囲のセルで使用していないタイムスロットを
割り当てる。
【0003】移動局MSは、セル18では、タイムスロ
ットT1 で、基地局BS1 と交信を行う。移動局MSが
移動して、セル17に移動するとタイムスロットT7で
基地局BS7と交信する。基地局間は、図2に示すよう
に、信号が直接伝送される。従って、異なる基地局との
相互の同期が確立していないと、タイムスロットの重複
が生じ、通信において、混信が生じる。そのためには、
ネットワーク全体で、同期をとる必要がある。
【0004】ところで、ネットワークの同期は、従来か
ら、三つの方式が知られている。独立同期方式、従属同
期方式、相互同期方式である。独立同期方式は、ネット
ワーク内の同期を個々の装置(例えば、無線基地局)に
任せる方式である。従属同期方式は、ネットワーク内の
特定の局を同期基準局とし、他局をこの同期基準局に従
属させる方式である。
【0005】図3に示すように、同期基準局は、従属局
にクロック(同期用信号)を分配する。従属局は基準局
のクロックを受信して、同期発振器の同期引き込みを行
う。各従属局は、同期基準局に対して、階層構造を有し
ている(ツリー構造)。その結果、ネットワーク全体が
同期を確立する。相互同期方式は、図4に示すように、
ネットワーク内の他局のクロックと自局のクロックの位
相差に基づいて、自局の周波数、位相を制御する方式で
ある。各可変発振器は、全ての受信クロックと自局のク
ロックの位相を比較して、自局の可変発振器の周波数を
制御する。
【0006】このうち、ネットワークの同期確立には、
従属同期方式又は相互同期方式が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、相互同
期方式は、ネットワークが、大きくなると、制御が複雑
になり、対応できなくなる。また、階層構造を有する従
属同期方式は、同期基準局が、故障すると、全体のネッ
トワークの同期が崩れ、通信に大きな影響を与える。ま
た、途中の階層構造の一つが故障したり、又は上位局か
ら同期用信号が受信されなくなると、下位の局の全て同
期が崩れることとなる。また、基地局間同期は、一旦同
期が崩れると再確立が大変な作業と時間を要するという
問題があった。
【0008】また、上位局から同期用信号が受信されな
くなると、従属局自身の同期発振器で自走するが、一定
時間以内に、従属局先を変更する必要がある。また、従
来のように通信速度が遅い場合、マルチパスが生じて
も、同期という点では、あまり問題にならなかった。し
かし、将来の高信頼・大容量・高速データ通信において
は、基地局間のマルチパスが問題となる。
【0009】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、同期が崩れにくく、正確な同期確立が可能な同期
システム、同期従属局、及び同期方法を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、同期基準局に従属する一次従属局及び一次従属局
に更に従属する二次従属局を少なくとも有する広域無線
ネットワークにおける同期システムにおいて、前記同期
基準局及び前記一次従属局の発振器は原子発振器で構成
し、前記同期基準局は前記一次従属局に同期用信号を間
欠的に伝送する伝送手段と、前記一次従属局は二次従属
局に対して、同期用信号を送信する送信手段を有するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明によれば、同期基準局
及び一次従属局の発振器は原子発振器で構成し、同期基
準局は一次従属局に同期用信号を間欠的に伝送する伝送
手段と、一次従属局は二次従属局に対して、同期用信号
を送信する送信手段を有することにより、同期が崩れに
くく、正確な同期確立が可能な同期システムを構築する
ことができる。
【0012】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の広域無線ネットワークにおける同期システムにおい
て、前記一次従属局は二次従属局に対して、前記同期基
準局が前記一次従属局に対して同期用信号を送出する以
上の頻度で、同期用信号を送信する送信手段を有するこ
とを特徴とする。請求項2記載の発明によれば、一次従
属局は二次従属局に対して、同期基準局が一次従属局に
対して同期用信号を送出する以上の頻度で、同期用信号
を送信する送信手段を有することにより、同期の信頼性
に欠ける二次従属局に対して、同期が崩れにくく、正確
な同期確立が可能な同期システムを構築することができ
る。
【0013】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2記載の広域無線ネットワークにおける同期システム
において、前記同期基準局は衛星に搭載し、前記同期基
準局は衛星回線により、同期用信号を前記一次従属局に
分配する分配手段を有することを特徴とする。請求項3
記載の発明によれば、同期基準局は衛星に搭載し、同期
基準局は衛星回線により、同期用信号を一次従属局に分
配する分配手段を有することにより、安定で正確な同期
用信号を同時に、一次従属局に分配することができる。
【0014】請求項4に記載された発明は、請求項1な
いし3いずれか一項記載の広域無線ネットワークにおけ
る同期システムにおいて、特定の一次従属局は、他の複
数の一次従属局と共に、相互同期を行う相互同期手段を
有することを特徴とする。請求項4記載の発明によれ
ば、特定の一次従属局は、他の複数の一次従属局と共
に、相互同期を行う相互同期手段を有することにより、
同期基準局からの同期用信号用が途絶えても、正確な同
期用信号を下位局に送信することができる。
【0015】請求項5に記載された発明は、請求項1な
いし4いずれか一項記載の広域無線ネットワークにおけ
る同期システムにおいて、前記一次従属局又は二次従属
局は、同期用信号に付加されたトレーニング信号の相関
検出を行って、同期用信号におけるトレーニング信号位
置を検出する検出手段を有することを特徴とする。請求
項5記載の発明によれば、一次従属局又は二次従属局
は、同期用信号に付加されたトレーニング信号の相関検
出を行って、同期用信号におけるトレーニング信号位置
を検出する検出手段を有することにより、同期用信号の
正確な位相を知ることができる。
【0016】請求項6に記載された発明は、各セルにタ
イムスロットを割り当てた移動無線通信システムにおけ
る従属局において、同期用信号に付加されたトレーニン
グ信号の相関検出を行って、同期用信号により同期を確
立することを特徴とする。請求項7に記載された発明
は、各セルにタイムスロットを割り当てた移動無線通信
システムにおける従属局において、アダプティブアレー
アンテナを設け、該アダプティブアレーアンテナによ
り、同期用信号の直接波のみを受信して、同期を確立す
ることを特徴とする。
【0017】請求項8に記載された発明は、各セルにタ
イムスロットを割り当てた移動無線通信システムにおけ
る従属局において、干渉キャンセラ装置を有し、該干渉
キャンセラ装置により、干渉波を除いて、同期用信号を
受信することを特徴とする。請求項6乃至8に記載され
た発明は、請求項1ないし5記載の広域無線ネットワー
クにおける同期システムに適した同期従属局を提供する
ことができる。
【0018】請求項9に記載された発明は、一次従属局
は、間欠的に送信される同期基準局からの同期用信号を
受信した場合は、一次従属局の高安定発振器を同期用信
号の同期に引き込み、同期基準局からの同期用信号を受
信できない場合は、一次従属局の高安定発振器を他の一
次従属局との相互同期の同期に引き込み、同期基準局か
らの同期用信号を受信できない場合であって、他の一次
従属局との相互同期を行っていない場合は、自励状態の
一次従属局の高安定発振器に基づいた同期用信号を二次
従属局に送信して行うことを特徴とする。
【0019】請求項9に記載された発明は、請求項1な
いし5記載の広域無線ネットワークにおける同期システ
ムに適した同期方法を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図5に本発明の同期システムを
示す。同期基準局21、一次従属局22、及び二次従属
局23で構成されている。同期用信号の分配は、同期基
準局⇒同期基準局に従属する一次従属局⇒一次従属局に
更に従属する二次従属局⇒二次従属局に更に従属する三
次従属局に分配され、同期システムとしては、階層構造
を有する。
【0021】階層構造の上位の同期基準局及び一次従属
局の発振器は、高安定なセシウム原子発振器、ルビジウ
ム原子発振器等の原子発振器で構成する。原子発振器で
あるから、同期基準局から同期用信号が配信されなくて
も、長時間同期を維持することができる。同期基準局は
一次従属局に同期用信号を間欠的に(1日又は1時間に
1回)伝送し、一次従属局は二次従属局に対して、同期
用信号を頻繁(ほぼ連続して)に伝送する。
【0022】一次従属局の発振器は原子発振器で構成さ
れており、同期基準局から間欠的に同期用信号が配信さ
れればよい。しかし、二次従属局は、安定したものでな
いから、同期用信号を頻繁に伝送する必要がある。ま
た、必要に応じ、同期基準局は衛星に搭載し、衛星回線
により、同期用信号を前記一次従属局に分配してもよ
い。
【0023】同期基準局を衛星に搭載したので、広域に
一度に同期用信号を分配することができる。衛星ネット
ワークを組むことにより、各移動局に同時に、同期用信
号を分配することができる。特に、安定な同期を確保る
必要のある特定の一次従属局は、他の複数の一次従属局
と共に、相互同期を行う。
【0024】重要な一次従属局間は相互同期をとること
により、同期基準局から同期用信号が配信されなくて
も、さらに長時間同期を維持することができる。なお、
同期用信号は、ISDN、TDM、パイロット信号等の
如何なる手段でも良い。 (2)同期従属局 同期従属局は、例えば、図6のような構成を有してい
る。同期用信号をアンテナ45で受信し、その出力を送
受分離器41に送る。送受分離器41は、受信信号を受
信回路42に送る。受信回路42は、同期信号を処理し
て、発振器44の同期引き込みを行う。同期した発振器
44の出力は、送信回路43に送られる。送信回路43
では、同期用信号を生成し、送受分離回路44、アンテ
ナ45を介して、下位の同期従属局に同期用信号を送信
する。
【0025】同期従属局は、同期用信号に付加されたト
レーニング信号(既知信号)の相関検出を行って、同期
用信号の位置(位相)を検出して、位相ズレを防止す
る。例えば、図7に示すように、同期用信号は、N段の
シフトレジスタ31に印加され、Nビットの既知信号系
列33と相関が取られ、一致検出回路32において相関
が取られる。シフトレジスタ31の内容と既知信号系列
33の信号が一致すると、一致信号が、一致検出回路3
2から、同期信号処理回路34へ伝送される。同期信号
処理回路34で、既知信号の位置を知ることにより、受
信信号の正確な位相を知ることができ、正確な位相同期
を図ることができる。
【0026】また、同期従属局は、アダプティブアレー
アンテナにより、同期用信号の直接波のみを受信する。
例えば、図8に示すように、同期用信号を複数のアレイ
アンテナ50で受信し、各アレイアンテナの信号を係数
回路51を経て、加算回路53にて加算する。加算した
信号を係数設定回路52に印加し、係数を調整する。そ
の結果、直接波の方向のアンテナ感度を上げ、多重波の
アンテナの感度を下げることにより、直接波のみを受信
することができる。その結果、直接波のみの同期用信号
を同期信号処理回路54に印加し、正確な同期引き込み
を行うことが可能となる。
【0027】また、同期従属局は、干渉キャンセラ装置
により、干渉波されない同期用信号を受信して、干渉の
ない同期用信号で同期引き込みを行い、正確な同期の引
き込みを行う。例えば、図9に示すように、アンテナ6
3で受信した同期用信号を干渉キャンセラ61に印加
し、干渉をキャンセルしてから、同期信号処理回路62
で信号処理を行う。
【0028】(3)同期方法 本発明の同期方法を図10を用いて説明する。一次従属
局は、間欠的に送信される同期基準局からの同期用信号
を、一定期間内に受信した場合(S11:YES)は、
一次従属局の高安定発振器を同期用信号の同期に引き込
む(S12)。
【0029】同期基準局からの同期用信号を一定期間内
に受信できない場合は(S11:No)、相互同期を行
っている場合は(S15:YES)、一次従属局の高安
定発振器を他の一次従属局との相互同期の同期に引き込
む(S16)。同期基準局からの同期用信号を受信でき
ない場合であって(S11:No)、他の一次従属局と
の相互同期を行っていない場合は(S15:No)、自
励状態の一次従属局の高安定発振器に基づいた同期用信
号を二次従属局に送信する(S17)。
【0030】また、二次従属局は、一次従属局からの同
期用信号を一定期間内に受信した場合は(S13:YE
S)、二次従属局の発振器を一次従属局からの同期用信
号に引き込み(S14)、一次従属局からの同期用信号
を一定期間内に受信できなかった場合は(S13:N
O)、自励発振器の出力により信号処理を行う(S1
8)。
【0031】上述の如く本発明によれば、一次従属局に
原子発振器を用いているので、同期基準局から同期信号
が分配されなくなっても、安定な同期を継続することが
できる。また、重要な一次従属局は、相互同期を構成
し、更に安定な同期を継続することができる。
【0032】また、衛星回線を用いて、同期基準局が同
期用信号を分配した場合は、同時に、多くの一次従属局
に同期用信号を分配することができる。また、同期用信
号中にトレーニング信号(既知信号)を挿入した場合、
トレーニング信号により、正確な、同期用信号の位置が
把握でき、正確な同期の引き込みが可能となる。
【0033】また、アダプティブアレーアンテナを用い
て、直接波のみを受信するようにした場合、マルチパス
の影響を無くし、正確な同期の引き込みが可能となる。
また、干渉キャンセルを行った場合、干渉のない同期用
信号で同期引き込みが可能で、正確な同期の引き込みが
行える。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、同期基準
局及び一次従属局の発振器は原子発振器で構成し、同期
基準局は一次従属局に同期用信号を間欠的に伝送する伝
送手段と、一次従属局は二次従属局に対して、同期用信
号を送信する送信手段を有することにより、同期が崩れ
にくく、正確な同期確立が可能な同期システムを構築す
ることができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、一次従属局
は二次従属局に対して、同期基準局が一次従属局に対し
て同期用信号を送出する以上の頻度で、同期用信号を送
信する送信手段を有することにより、同期の信頼性に欠
ける二次従属局に対して、同期が崩れにくく、正確な同
期確立が可能な同期システムを構築することができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、同期基準局
は衛星に搭載し、同期基準局は衛星回線により、同期用
信号を一次従属局に分配する分配手段を有することによ
り、安定で正確な同期用信号を同時に、一次従属局に分
配することができる。請求項4記載の発明によれば、特
定の一次従属局は、他の複数の一次従属局と共に、相互
同期を行う相互同期手段を有することにより、同期基準
局からの同期用信号用が途絶えても、正確な同期用信号
を下位局に送信することができる。
【0037】請求項5記載の発明によれば、一次従属局
又は二次従属局は、同期用信号に付加されたトレーニン
グ信号の相関検出を行って、同期用信号におけるトレー
ニング信号位置を検出する検出手段を有することによ
り、同期用信号の正確な位相を知ることができる。請求
項6乃至8に記載された発明は、請求項1ないし5記載
の広域無線ネットワークにおける同期システムに適した
同期従属局を提供することができる。
【0038】請求項9に記載された発明は、請求項1な
いし5記載の広域無線ネットワークにおける同期システ
ムに適した同期方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる移動通信システムを説明す
るための図である。
【図2】基地局の同期用信号の様子を説明するための図
である。
【図3】従属同期を説明するための図である。
【図4】相互同期を説明するための図である。
【図5】本発明の同期システムを説明するための図であ
る。
【図6】同期従属局を説明するための図である。
【図7】トレーニング信号との相関を取る回路を説明す
るための図である。
【図8】アダプティブアレーアンテナを説明するための
図である。
【図9】干渉キャンセラを説明するための図である。
【図10】本発明の同期方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
12〜18 セル 21 同期基準局 22 一次従属局 23 二次従属局 31 シフトレジスタ 32 一致検出回路 33 既知信号系列 34、54、62 同期信号処理回路 41 送受分離器 42 受信回路 43 送信回路 44 発振器 51 係数回路 52 係数設定器 53 加算回路 61 干渉キャンセラ BS 基地局 MS 移動局

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期基準局に従属する一次従属局及び一
    次従属局に更に従属する二次従属局を少なくとも有する
    広域無線ネットワークにおける同期システムにおいて、 前記同期基準局及び前記一次従属局の発振器は原子発振
    器で構成し、前記同期基準局は前記一次従属局に同期用
    信号を間欠的に伝送する伝送手段と、前記一次従属局は
    二次従属局に対して、同期用信号を送信する送信手段を
    有することを特徴とする広域無線ネットワークにおける
    同期システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の広域無線ネットワークに
    おける同期システムにおいて、 前記一次従属局は二次従属局に対して、前記同期基準局
    が前記一次従属局に対して同期用信号を送出する以上の
    頻度で、同期用信号を送信する送信手段を有することを
    特徴とする広域無線ネットワークにおける同期システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の広域無線ネットワ
    ークにおける同期システムにおいて、前記同期基準局は
    衛星に搭載し、前記同期基準局は衛星回線により、同期
    用信号を前記一次従属局に分配する分配手段を有するこ
    とを特徴とする広域無線ネットワークにおける同期シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか一項記載の広
    域無線ネットワークにおける同期システムにおいて、 特定の一次従属局は、他の複数の一次従属局と共に、相
    互同期を行う相互同期手段を有することを特徴とする広
    域無線ネットワークにおける同期システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか一項記載の広
    域無線ネットワークにおける同期システムにおいて、 前記一次従属局又は前記二次従属局は、同期用信号に付
    加されたトレーニング信号の相関検出を行って、同期用
    信号におけるトレーニング信号位置を検出する検出手段
    を有することを特徴とする広域無線ネットワークにおけ
    る同期システム。
  6. 【請求項6】 各セルにタイムスロットを割り当てた移
    動無線通信システムにおける同期従属局において、 同期用信号に付加されたトレーニング信号の相関検出を
    行って、同期用信号により同期を確立することを特徴と
    する同期従属局。
  7. 【請求項7】 各セルにタイムスロットを割り当てた移
    動無線通信システムにおける同期従属局において、 アダプティブアレーアンテナを設け、該アダプティブア
    レーアンテナにより、同期用信号の直接波のみを受信し
    て、同期を確立することを特徴とする同期従属局。
  8. 【請求項8】 各セルにタイムスロットを割り当てた移
    動無線通信システムにおける同期従属局において、 干渉キャンセラ装置を有し、該干渉キャンセラ装置によ
    り、干渉波を除いて、同期用信号を受信することを特徴
    とする同期従属局。
  9. 【請求項9】 一次従属局は、間欠的に送信される同期
    基準局からの同期用信号を受信した場合は、一次従属局
    の高安定発振器を同期用信号の同期に引き込み、同期基
    準局からの同期用信号を受信できない場合は、一次従属
    局の高安定発振器を他の一次従属局との相互同期の同期
    に引き込み、同期基準局からの同期用信号を受信できな
    い場合であって、他の一次従属局との相互同期を行って
    いない場合は、自励状態の一次従属局の高安定発振器に
    基づいた同期用信号を二次従属局に送信して行うことを
    特徴とする広域無線ネットワークの同期方法。
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